JP4983241B2 - 装置管理支援方法及び装置管理支援プログラム - Google Patents

装置管理支援方法及び装置管理支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は装置管支援方法及び装置管支援プログラムに関する。
従来、事業所などに配備される各種装置は、予め決められた保守管理者によってその保守管理業務が行われている。保守管理者は、保守管理業務を行うため、管理対象の装置を構成する構成要素の種類やバージョンなどを登録した保守管理情報を保有している。そして、故障発生時の保守作業や、新たな装置の導入作業などを行うときには、保有する保守管理情報を用いる。この保守管理情報を作成した時点では、保守管理情報に登録した装置構成と実際の装置構成とは一致しているが、一般的に、時間の経過とともに、様々な要因によって登録上の装置構成と実際の装置構成とが一致しなくなってしまう。このため、保守作業の前に、保守管理者の保有する保守管理情報を実際の装置に合わせるという作業が必要となっていた。
そこで、保守管理情報を管理対象の情報処理装置内に資源構成情報として設定しておき、必要に応じてこれを利用する資源構成情報管理方式が提案されている(たとえば、特許文献1)。
また、各構成ユニットの少なくとも1つに取り付けられる非接触ICタグに各構成ユニットのID情報を登録しておき、必要に応じてこの情報を読み出すことによって装置内の構成を把握する機器が提案されている(たとえば、特許文献2)。
特許第3183398号 特開2004−201481号公報(図1)
しかし、従来の装置の保守管理では、保守管理情報に設定される登録上の装置構成と、実際の装置構成との照合が容易ではないという問題点があった。
上記のように、保守管理情報の設定時には、保守管理情報と実際の装置構成とは一致している。しかしながら、運用が開始されると、保守管理者以外の第三者によって保守管理者が意図していない装置構成に勝手に変更されることがある。特に、管理対象の装置がパーソナルコンピュータなどの情報処理装置であれば、保守管理者でなくても構成要素の追加や削除、あるいは諸機能の設定の変更などを容易に行うことができるため、保守管理情報と実際の装置構成との不一致が生じやすい。
このため、保守作業の開始前に、保守管理者によって実際の装置構成を取得し、登録されている保守管理情報と照合して相違点を検出する作業が行われていた。このような作業の大部分は、人手によって行われており、保守管理者にとって多大な負担となっていた。上記の特許文献2では、保守管理情報であるID情報は格納されているが、実際の構成を確認し、照合する作業は保守管理者に任されていた。
また、保守管理情報に登録された装置構成と実際の装置構成とが違ってしまうケースとしては、保守作業における設定ミスによるものもある。保守作業時、保守管理者が意図的に装置構成を変更するとき、保守管理情報も装置構成に合わせて変更する必要がある。このとき設定ミスが発生すると、保守管理情報における装置構成と実際の装置構成とが一致しなくなる。また、設定ミスの内容によっては、新たな装置構成では、起動しなくなってしまうことも考えられる。しかしながら、従来の保守管理では、変更設定時のミスにより生じた登録上の装置構成と実際の装置構成との不一致検出も人手にまかされており、作業者の負担となっていた。上記の特許文献1では、装置自身に保守管理情報を保持させているが、登録された装置構成情報は、装置内の記憶手段に格納されており、装置を起動してからでなければ、登録された情報を確認することができず、作業負担を軽減することは難しかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、登録上の装置構成と実際の装置構成との照合を容易にすることによって、保守管理作業の軽減を図ることが可能な装置管支援方法及び装置管支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、複数の構成要素を備えた情報処理装置の保守管理を支援する装置管理支援方法が提供される。この装置管理支援方法は、情報処理装置および端末装置による次のような処理を含む。なお、情報処理装置は、構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、情報処理装置を構成する構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、を有する非接触ICタグと接続される。
情報処理装置の構成情報取得手段は、情報処理装置を構成する構成要素に関する情報を収集して構成情報を生成し、情報処理装置の構成情報書込手段は、構成情報取得手段が生成した構成情報を構成情報記憶部に格納する。また、保守作業の開始指示入力に応じて、非接触ICタグと接続可能な端末装置の第1の照合手段は、非接触ICタグの登録構成情報記憶部に格納される登録構成情報と、構成情報記憶部に格納される構成情報とを照合し、照合結果を通知する情報を出力する。第1の照合手段による照合処理が実行されたとき、または、端末装置が、端末装置に入力された登録構成情報を登録構成情報記憶部に書き込んだとき、第1の照合手段は、非接触ICタグの保守情報格納部に保守作業が行われたことを示す保守情報を設定する。情報処理装置が初期化されたとき、非接触ICタグの保守情報格納部に保守情報が設定されている場合には、情報処理装置の構成情報取得手段は、構成要素に関する情報を収集して構成情報を生成し、情報処理装置の第2の照合手段は、構成情報取得手段が生成した構成情報と、登録構成情報記憶部に格納された登録構成情報とを照合し、構成情報と登録構成情報とが一致していないときは、装置構成の不一致を通知する情報を出力する。
上記の装置管理支援方法によれば、保守管理作業の軽減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
本発明に係る保守管理方法を実現する情報処理システムは、保守管理対象の情報処理装置10、保守管理作業を支援する端末装置20、及び情報処理装置10と端末装置20とからアクセス可能な記憶部を有する非接触ICタグ30を有する。
情報処理装置10は、構成情報取得手段11、構成情報書込手段12、照合手段13、及び通知手段14を有する。これらの各処理手段は、情報処理装置10の初期化時、あるいは端末装置20の操作入力部24を介して入力する保守管理者から指示に応じて起動される。
構成情報取得手段11は、情報処理装置10を構成する構成要素、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、メモリなどの内部構成要素、及び外部接続するドライブ装置やプリンタなどの外部構成要素に関する情報を取得する。これらの情報は、たとえば、アクティベーション技術などで用いられているハードウェア構成のチェック機能などを利用して取得する。
構成情報書込手段12は、構成情報取得手段11が取得した実際の装置構成を表した構成情報を非接触ICタグ30の構成情報記憶部32に書き込む。また、端末装置20を介して保守管理者による登録指示が入力されれば、構成情報を登録構成情報として登録構成情報記憶部31に書き込むこともできる。
照合手段13は、必要であれば、登録構成情報と構成情報とを照合する。たとえば、端末装置20から照合指示があったとき、あるいは、保守作業が終了し、登録構成情報と実際の装置構成を一致させる必要があるときなどに照合処理が必要となる。保守作業が終了したかどうかは、共有の非接触ICタグ30の記憶領域に保守情報格納領域を設け、この保守情報格納領域を介して情報処理装置10に通知することができる。照合が必要であれば、登録構成情報記憶部31から登録構成情報を読み出し、構成情報取得手段11が生成した構成情報と照合する。なお、構成情報は、最新の構成情報が格納されていれば、構成情報記憶部32から読み出してもよい。照合の結果、登録構成情報と、構成情報とが不一致であれば、その結果を通知手段14経由で出力し、保守管理者に注意を促す。登録構成情報と、構成情報とが一致していれば、保守作業が正常に終了したと判断し、保守情報格納領域の照合要求をリセットする。
通知手段14は、照合手段13における照合によって、登録上の装置構成と、実際の装置構成とが異なっていることが検出されたとき、これを外部に通知するための手段として用いられる。たとえば、警告音の発生や、表示ランプの点滅などを具備し、これらを操作することによって通知を行う。また、ディスプレイが接続されているときには、ディスプレイ上に表示を行うとしてもよい。
端末装置20は、登録構成情報書込手段21、照合手段22、表示部23、及び操作入力部24を有し、保守管理を行う権限を有する保守管理者による保守作業を支援する。
登録構成情報書込手段21は、操作入力部24を介して端末装置20を操作する保守管理者のダウンロード指示を受付けると、非接触ICタグ30の登録構成情報記憶部31に、登録構成情報を書き込む。登録構成情報には、装置構成を決定する権限を有する保守管理者が認めた装置構成が設定されている。また、保守作業では、この登録構成情報と一致するように装置構成を設定する。
照合手段22は、保守作業の開始前などに、情報処理装置10の装置構成が、前回の保守作業などによって設定された登録構成情報から変化していないかどうかを確認するため、前回の保守作業時に設定された登録構成情報と、リアルタイムに更新される構成情報とを照合する。具体的には、登録構成情報記憶部31から登録構成情報、構成情報記憶部32から構成情報を読み出す。そして、登録上の装置構成を表した登録構成情報と、実際の装置構成を現した構成情報とを照合し、その結果を表示部23経由で出力する。
表示部23は、照合手段22の照合結果の他、保守管理の支援のための各種情報を表示する。
操作入力部24は、保守作業を行う作業者が行った操作を受付け、その操作に応じた指示入力を他の処理手段へ通知する。
非接触ICタグ30は、登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部31、及び構成情報を記憶する構成情報記憶部32の記憶手段を有する。また、非接触ICタグ30は、情報処理装置10に貼付される。
登録構成情報記憶部31には、登録権限を有する保守管理者による指示によってのみ書き込みが許可される記憶部であり、予め情報処理装置10の装置構成として保守管理者が設定した登録装置構成情報が格納される。なお、必要に応じて、格納する登録構成情報を暗号化しておいてもよい。構成情報記憶部32には、情報処理装置10が初期化時などに取得した構成情報が格納される。読み出しは、登録構成情報記憶部31及び構成情報記憶部32ともに、情報処理装置10及び端末装置20のどちらからも実行できる。
このように、登録構成情報記憶部31への書き込みを制限することで、登録構成情報を第三者による書き換えなどから保護することができる。また、登録構成情報及び構成情報を非接触ICタグ30に格納しておくことにより、端末装置20は、情報処理装置10が電源オフしていてもその登録上の装置構成と、実際の装置構成とを照合することができる。さらに、必要に応じて、情報処理装置10に対し、所定の処理を実行することを要求する保守情報などを設定する領域も確保される。なお、この領域は、登録構成情報記憶部31内に用意されてもよい。
このような構成の情報処理装置10の装置構成管理方法について説明する。
運用開始前、保守管理者もしくは、保守管理者の許可を受けた保守作業者は、予め設定し、端末装置20に格納しておいた登録構成情報を、情報処理装置10に貼付される非接触ICタグ30の登録構成情報記憶部31に格納する。また、端末装置20を介して情報処理装置10を起動し、初期化時に情報処理装置10が取得した構成情報を登録構成情報として登録構成情報記憶部31に格納できるようにしてもよい。いずれかの処理を用いて、運用開始までに、非接触ICタグ30の登録構成情報記憶部31に、登録構成情報を設定しておく。
運用が開始されると、情報処理装置10では、初期化されるごとに、構成情報取得手段11が、情報処理装置10の装置構成を取得し、構成情報書込手段12が、取得した構成情報を非接触ICタグ30の構成情報記憶部32に格納する。構成情報書込手段12は、取得された現時点の装置の構成情報を、非接触ICタグ30の構成情報記憶部32に格納する。これにより、構成情報記憶部32には、最新の装置の構成に関する構成情報が格納されている。たとえば、第三者によって装置構成が変更をされたときは、変更された装置の構成情報が構成情報記憶部32に格納される。
保守作業では、保守管理者は、端末装置20を操作して、端末装置20及び情報処理装置10に対して指示を行う。端末装置20では、保守作業の開始が指示されると、まず、装置構成に変更がないかどうかを確認する。照合手段22を起動し、非接触ICタグ30から登録構成情報と構成情報とを読み出して照合する。照合の結果は、表示部23を介して端末装置20を操作する保守管理者に伝えられる。登録構成情報の設定から保守作業を開始した時点までに第三者が無断で装置構成や設定の変更を行っていれば、照合の結果が不一致となる。また、装置構成の不一致箇所についても、必要であれば表示部23に表示される。この作業は、非接触ICタグ30に格納される情報を読み出して行うので、保守のために情報処理装置10の電源がオフされていても実行することができる。
保守管理者は、装置構成の変更を希望するときは、新たな登録構成情報を用意し、登録構成情報書込手段21によって登録構成情報記憶部31へ書き込む。このとき、登録構成情報と実際の装置構成とを照合する保守処理を情報処理装置10に実行させるため、登録構成情報とともに保守作業が行われたことを示す「保守作業有」を保守情報を設定しておく。保守情報の設定は、保守作業の開始と同時に設定するとしてもよい。
登録構成情報の書き込みと、装置構成の変更が終了し、情報処理装置10の電源が投入されると、構成情報取得手段11は、情報処理装置10の装置構成を取得する。構成情報書込手段12は、取得された現時点の装置の構成情報を非接触ICタグ30の構成情報記憶部32に格納する。続いて、非接触ICタグ30の所定の記憶領域に格納される保守情報を読み出すと、「保守作業有」が設定されているので、照合手段13は、登録構成情報記憶部31に格納される登録構成情報を読み出し、構成情報と照合する。このとき、登録構成情報と構成情報とが不一致であれば、通知手段14を介して不一致を外部に通知する。保守情報は、「保守作業有」をそのまま残す。一方、一致していれば、保守情報の「保守作業有」をリセットする。保守管理者は、通知手段14を確認し、不一致通知がされていれば、保守作業を再開し、登録構成情報と構成情報とが同じになるようにいずれかを修正する。その保守作業後、情報処理装置10の電源の再投入または指示に応じて、照合手段13は、再び登録構成情報と構成情報とを照合し、不一致であれば、通知手段14を介して通知する。このように、登録構成情報と構成情報とが一致するまで、処理は繰り返し行われる。これにより、保守時の登録ミスや、装置の変更のミスを防止することができる。
以下、実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態の情報処理装置の装置構成管理システムの構成図である。
本発明に係る装置構成管理システムは、複数の構成要素から成る情報処理装置100と、情報処理装置100の構成情報及び登録構成情報を格納するRFID(Radio Frequency Identification System)タグA301とRFIDタグB302と、保守管理作業時に用いられるPDA(Personal Digital Assistant)200と、保守管理の権限が与えられた保守管理者の保守管理者端末400とを有する。
情報処理装置100は、複数の構成要素を備えたコンピュータであり、構成要素の追加や削除、あるいは諸機能の設定を容易に行うことができる。また、RFIDタグA301、及びRFIDタグB302へのデータ書き込みとデータ読み出しとを行うRFIDリーダ/ライタ機能を備えている。
PDA200は、保守作業を支援する端末装置であり、情報処理装置100と同様に、RFIDタグA301、及びRFIDタグB302へのデータ書き込みとデータ読み出しとを行うRFIDリーダ/ライタ機能を備えている。
RFIDタグA301は、保守作業を許可された保守管理者が操作するPDA200からのデータ書き込みが可能な登録構成情報記憶部を有し、登録構成情報と、保守情報とを格納する。RFIDタグB302は、情報処理装置100がデータ書き込み可能な構成情報記憶部を有し、構成情報を格納する。RFIDタグA301及びRFIDタグB302からのデータの読み出しは、PDA200及び情報処理装置100のいずれからも可能である。情報処理装置100の運用時には、RFIDタグA301及びRFIDタグB302は、情報処理装置100に貼付される。なお、実施の形態では、RFIDタグを2つとしたが、1つのRFIDタグの領域を分ける構成とすることもできる。
保守管理者端末400は、情報処理装置100の装置構成の決定など、保守管理の権限を有する保守管理者の端末装置であり、記憶部には、情報処理装置100を含む管理対象の装置に関する保守管理情報を記憶する。PDA200と有線または無線で接続し、データ交換を行う機能も備えており、情報処理装置100が配備される場所へ行って装置構成の変更などの保守作業を行うときに、情報処理装置100に新たに登録される装置構成に関する登録構成情報をPDA200にダウンロードすることができる。
ここで、情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置100は、CPU101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、通信インタフェース106、及びRFIDリーダ/ライタ107が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。グラフィック処理装置104には、モニタ501が接続されており、CPU101からの命令に従って画像をモニタ501の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード502やマウス503が接続されており、キーボード502やマウス503から送られてくる信号を、バス108を介してCPU101に送信する。通信インタフェース106は、ネットワーク504に接続されており、ネットワーク504を介してネットワーク504に接続する他の装置との間でデータの送受信を行う。RFIDリーダ/ライタ107は、情報処理装置100に貼付されるRFIDタグA301及びRFIDタグB302と有線または無線で接続し、RFIDタグA301及びRFIDタグB302との間のデータの読み出しと書き込みを制御する。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、情報処理装置100のハードウェア構成を示したが、PDA200及び保守管理者端末400のハードウェア構成も同様である。
次に、各装置の処理機能について説明する。図4は、本発明の実施の形態の情報処理装置、RFIDタグ、及びPDAの機能ブロック図である。図2と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
RFIDタグA301は、権限を有する保守管理者の指示が行われたときのみデータの書き込みが可能となる記憶領域A310を有し、保守管理者によって設定された登録構成情報と、保守情報とを格納する。実施の形態では、保守情報は、保守作業の実行有無を1/0のフラグであるとし、以下の説明では、保守情報を保守フラグと表記する。RFIDタグB302は、情報処理装置100が書き込みを行う記憶領域B320を有し、情報処理装置100で認識された装置の構成情報を格納する。
情報処理装置100は、制御部110が全体を制御し、通信インタフェース(図ではI/F、以下、I/Fとする)106経由でPDA200、あるいは他の装置と接続し、所定の処理を実行する。電源投入時、あるいは、通信I/F106を介してPDA200から初期化指示があったときは、初期化部120を起動する。初期化部120は、構成情報収集部121、構成情報書込部122、及び照合部123を具備し、起動されると、構成情報収集部121が、情報処理装置100の装置構成要素に関する情報を収集する。収集された構成情報は、構成情報書込部122が、RFIDリーダ/ライタ107を介してRFIDタグB302の記憶領域B320に書き込む。また、照合部123は、RFIDリーダ/ライタ107を介してRFIDタグA301の記憶領域A310から保守情報を読み出す。そして、保守フラグがオン、すなわち、「保守作業有」が設定されていれば、実際の装置構成と登録上の装置構成とが一致するかどうかを調べる。このため、記憶領域A310から登録構成情報を読み出し、構成情報収集部121が生成した構成情報と照合する。構成情報は、記憶領域B320から読み出してもよい。照合の結果、登録構成情報と構成情報とが一致していなければ、「不一致」を、表示部130を介して伝える。一致している場合は、保守フラグをリセットし、保守作業を正常完了させる。また、必要であれば、表示部130を介して正常完了の結果を伝える。
PDA200は、制御部220が装置全体を制御し、通信I/F206経由で保守管理者端末400、情報処理装置100、あるいは他の装置と接続し、所定の処理を実行する。ダウンロードデータ記憶部210は、保守管理者端末400から取得し、記憶領域A310にダウンロードする登録構成情報を格納する。制御部220は、操作入力部250を介して入力された作業者の指示に応じて、要求された各処理を実行させる。ダウンロード処理部230は、制御部220に従って、ダウンロードデータ記憶部210に格納される登録構成情報を、RFIDリーダ/ライタ207を介してRFIDタグA301の記憶領域A310に書き込む。照合部240は、制御部220に従って、RFIDリーダ/ライタ207を介して記憶領域A310に格納される登録構成情報と記憶領域B320に格納される構成情報とを読み出して照合し、制御部220を介して結果を表示部260に表示する。
ここで、RFIDタグA301の記憶領域A310、及びRFIDタグB302の記憶領域B320に格納される情報ついて説明する。図5は、本発明の実施の形態のRFIDタグA及びRFIDタブBに格納される情報の一例を示した図である。
RFIDタグA301の記憶領域A310には、登録構成情報311と、保守フラグ312が格納される。登録構成情報311は、構成要素のその識別情報が登録されている。たとえば、図の例では、構成要素「CPU」の識別情報は、動作周波数の「800MHz」であることが登録されている。識別情報は、その他、部品の製造番号や、種別などであってもよい。保守フラグ312は、保守作業が行われたかどうかを、オン/オフの2値で表す。すなわち、保守作業有(保守作業が正常に完了していない)状態を保守作業有(=1)、保守作業が正常完了した状態を保守作業完了(=0)で表す。ここでは、「保守作業有」は、保守作業がされた後、登録構成情報と構成情報との照合が行われていないか、あるいは、照合を行ったが、登録構成情報と構成情報とが不一致であった状態を表す。また、「保守作業完了」は、保守作業終了後に照合が行われ、登録構成情報と構成情報とが一致したことにより保守作業が正常完了したと判定された状態を表す。
RFIDタグB302の記憶領域B320には、構成情報321が格納される。構成情報321に設定される情報項目は、登録構成情報311と同様である。
以下、上記の構成の情報処理装置100の装置構成の管理システムの動作について、(1)運用開始前、(2)運用、及び(3)保守作業の3つの段階に分けて説明する。
(1)運用開始前
所定の処理を実行させて情報処理装置100の運用を開始させる前に、運用開始時の情報処理装置100の装置構成を表した登録構成情報を、RFIDタグA301の記憶領域A310に設定する処理を行う。このため、まず、RFIDタグA301、及びRFIDタグB302を情報処理装置100に貼付し、PDA200より情報処理装置100に登録構成情報を設定する指示を行う。指示を受けた情報処理装置100の動作を説明する。
図6は、本発明の実施の形態の運用開始前の情報処理装置の処理手順を示したフローチャートである。
情報処理装置100は、PDA200経由で、登録構成情報の設定指示を入力し、処理を開始する。
[ステップS11] 構成情報収集部121は、情報処理装置100の装置構成を収集し、構成情報を生成する。そして、出力先を記憶領域A310に指定、または、登録構成情報にすることを指定して処理を次ステップへ進める。
[ステップS12] 構成情報収集部121が収集した構成情報を登録構成情報とすることが指定されたので、構成情報を暗号化し、登録構成情報とする。そして、構成情報書込部122が、RFIDリーダ/ライタ107を介して、RFIDタグA301の記憶領域A310に、暗号化された登録構成情報を書き込み、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、運用開始前の情報処理装置100の装置構成が、登録構成情報としてRFIDタグA301に格納される。
こうして初期設定が終了すると、運用が開始される。
(2)運用
運用が開始されると、情報処理装置100は、制御部110に従って所定の処理を実行する。そして、電源投入後の初期化時や、PDA200からの指示を入力したときには、その時点における情報処理装置100の装置構成を把握し、その構成情報をRFIDタグB302に格納する。
すなわち、構成情報収集部121は、情報処理装置100の装置構成を収集し、構成情報を生成する。構成情報書込部122は、RFIDリーダ/ライタ107を介して、RFIDタグB302の記憶領域B320に、構成情報を書き込み、処理を終了する。
このように、電源オフの間に装置構成が変更された可能性がある電源投入からの立ち上がり時、PDA200を介した保守管理者の指示に応じて、その時点での情報処理装置100の構成情報がRFIDタグB302の記憶領域B320に格納される。したがって、記憶領域A310には、保守管理者が設定した登録上の装置構成、そして記憶領域B320には、情報処理装置100の最新の装置構成が格納されている。
(3)保守作業
情報処理装置100の運用が開始された後、必要に応じて保守作業が行われる。図7は、本発明の保守作業の処理手順の概略を示したフローチャートである。
保守管理者、または保守管理者の依頼を受けた作業者が、PDA200を用いて、保守作業の開始を設定して、PDA200による処理が開始される。
[ステップS21] PDA200は、保守管理者による操作入力を受けて、装置構成の照合処理を行う。PDA200による装置構成照合処理では、情報処理装置100について、記憶領域A310に格納される登録構成情報と、記憶領域B320に格納される現時点の構成情報とを照合し、前回作業時から現時点までに装置構成が変化しているかどうかを検出するとともに、保守フラグをオンする。処理の詳細は後述する。
[ステップS22] 今回の保守作業が、情報処理装置100の装置構成の変更を伴う作業であるかどうかを判定する。たとえば、PDA200に装置構成の変更有無を問い合わせる画面を表示し、保守管理者の操作入力を待って判断する。装置構成の変更を伴わないときは、処理を終了し、装置構成を変更するときは、次ステップへ処理を進める。
[ステップS23] 装置構成の変更を行うときは、変更後の装置構成状態を表した登録構成情報をダウンロードする処理を行う。処理の詳細は後述する。
以上の処理手順をPDA200で実行した後、保守作業600が実行される。なお、PDA200による処理手順は、情報処理装置100の電源はオンしなくても実行することができる。保守作業600では、装置の交換や、追加などの作業が行われる。
保守作業600が終了したら、情報処理装置100の電源がオフされていれば、オンし、オンしていれば初期化要求を行う。電源投入または初期化要求により、保守作業完了後の情報処理装置の処理手順が開始される。
[ステップS31] 保守フラグがオンであるかどうかを判定する。保守フラグは、保守作業開始時、PDA200のステップS21によってオンに設定されているので、保守作業直後であれば、保守フラグは、オンになっている。オンでなければ処理を終了し、オンであれば、次ステップへ処理を進める。
[ステップS32] 保守フラグがオンであるので、装置構成の照合処理を行う。情報処理装置100の照合処理では、その時点における実際の装置構成を取得し、登録構成情報と照合して行う。これにより、設定ミス、または、交換ミスなどを検出する。処理の詳細は後述する。
以上の処理手順が実行されることにより、保守作業の開始前と、保守作業の終了時点で、自動的に登録上の装置構成と、実際の装置構成との照合が行われる。そして、不一致が検出されれば、保守管理者に通知される。これにより、保守管理者の負担を軽減することが可能となる。
以下、PDAによる装置構成照合処理(ステップS21)、及び登録構成情報ダウンロード処理(ステップS23)と、情報処理装置100による装置構成照合処理(ステップS32)の処理手順を説明する。
図8は、本発明の実施の形態のPDAによる装置構成照合処理の手順を示したフローチャートである。
[ステップS211] RFIDタグA301の記憶領域A310に格納される登録構成情報を読み込む。
[ステップS212] RFIDタグB302の記憶領域B320に格納される構成情報を読み込む。
[ステップS213] ステップS211で読み込んだ登録上の装置構成を表した登録構成情報と、ステップS212で読み込んだ実際の装置構成を表した構成情報とを照合する。
[ステップS214] 照合結果が、不一致であるか、一致であるかを判定する。不一致でなければ、処理をステップS216へ進め、不一致であれば処理を次ステップへ進める。
[ステップS215] 登録構成情報と構成情報とが不一致であることを通知する。たとえば、PDA200の画面に不一致を表示する。必要であれば、不一致となった構成要素を表示するようにしてもよい。
[ステップS216] 保守フラグをオンし、保守作業終了後に、情報処理装置において装置構成の照合を行うように指示し、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、前回保守作業時から現時点までの装置構成の変更が検出される。
図9は、本発明の実施の形態のPDAによる登録構成情報ダウンロード処理の手順を示したフローチャートである。
装置構成が変更されるときに、処理が起動される。
[ステップS231] 変更後の装置構成を示した登録構成情報を、保守管理者端末400よりダウンロードする。なお、ダウンロードは、保守作業開始前に行われていてもよい。また、PDA200を操作して、変更後の装置構成を登録するようにしてもよい。
[ステップS232] ステップS231により取得した登録構成情報を、RFIDタグA301の記憶領域A310に書き込み、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、変更後の登録構成情報が、記憶領域A310に格納される。
図10は、本発明の実施の形態の情報処理装置による装置構成照合処理の手順を示したフローチャートである。
保守作業終了後に情報処理装置100が初期化され、処理が開始される。
[ステップS321] 構成情報収集部121が、情報処理装置100の装置構成を収集し、構成情報を生成する。
[ステップS322] 構成情報書込部122が、ステップS321で生成された構成情報を、RFIDタグB302の記憶領域B320に書き込む。
[ステップS323] 記憶領域A310に格納される保守フラグを読み出し、保守フラグがオンであるかどうかを判定する。オンでなければ、処理を終了する。オンであれば、次ステップへ処理を進める。
[ステップS324] 保守フラグがオンであるので、記憶領域A310に格納される登録構成情報を読み出し、登録構成情報と、ステップS321で取得された構成情報とを照合する。
[ステップS325] 照合結果が、一致であるか、不一致であるかを判定する。不一致であれば、処理をステップS328へ進め、一致であれば処理を次ステップへ進める。
[ステップS326] 登録構成情報と構成情報とが一致しているので、保守作業が正常終了と判断し、記憶領域A310に構成情報を書き込む。
[ステップS327] ステップS326に続けて、保守フラグをオフし、処理を終了する。これにより保守作業が完了する。
[ステップS328] 登録構成情報と構成情報とが不一致であるので、不一致を通知し、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、保守作業時の設定ミスなどによる登録上の装置構成と、実際の装置構成との不一致が検出され、一致するまで警告が出される。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 複数の構成要素を備えた情報処理装置の装置構成を保守管理する装置構成管理方法において、
前記情報処理装置の装置構成を設定する権限を有する管理者によって登録された前記構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、前記情報処理装置を実際に構成する前記構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、を有する非接触ICタグと接続する前記情報処理装置の運用時に、前記情報処理装置の構成情報取得手段が、初期化実行時または要求がされたとき、前記情報処理装置を構成する前記構成要素に関する情報を収集して構成情報を生成し、前記情報処理装置の構成情報書込手段が、前記構成情報取得手段が生成した前記構成情報を前記構成情報記憶部に格納し、
前記情報処理装置の保守が開始されると、前記非接触ICタグと接続可能な端末装置の照合手段が、前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に格納される前記登録構成情報と、前記構成情報記憶部に格納される前記構成情報とを読み出して照合し、照合結果を通知する、
手順を実行することを特徴とする装置構成管理方法。
(付記2) 前記装置構成管理方法は、さらに、
前記端末装置の前記照合手段が、前記非接触ICタグの保守情報格納領域に保守作業有を設定しておき、
前記情報処理装置の照合手段が、前記情報処理装置が初期化されたとき、前記非接触ICタグの前記保守情報格納領域を読み出し、保守作業有が設定されていれば、前記構成情報取得手段が取得した前記構成情報と、前記登録構成情報記憶部に格納される前記登録構成情報とを照合し、前記構成情報が前記登録構成情報と一致しているか否かを判定し、前記情報処理装置の通知手段が、前記構成情報と前記登録構成情報とが一致していないときは、装置構成の不一致を外部に通知する、
手順を有することを特徴とする付記1記載の装置構成管理方法。
(付記3) 前記照合手段が前記構成情報と前記登録構成情報を照合する手順は、前記構成情報と前記登録構成情報とが一致していれば、保守作業は正常に完了したと判定し、前記保守情報格納領域に保守作業完了を設定する、
ことを特徴とする付記2記載の装置構成管理方法。
(付記4) 前記装置構成管理方法は、さらに、
前記情報処理装置と前記端末装置とを所定のネットワークで接続し、前記端末装置の操作入力部を介して入力する指示を前記所定のネットワークを介して前記情報処理装置に伝達し、前記情報処理装置の構成情報書込手段は、前記端末装置を介して前記管理者からの登録指示が入力されると、前記構成情報を前記登録構成情報とし、必要に応じて暗号化を施した後、前記登録構成情報記憶部に格納する、
ことを特徴とする付記1記載の装置構成管理方法。
(付記5) 前記装置構成管理方法は、さらに、
前記端末装置の登録構成情報書込手段が、操作入力部を介して前記登録構成情報のダウンロード要求を受付けると、前記管理者によって登録された前記登録構成情報を前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に書き込む手順を有することを特徴とする付記1記載の装置構成管理方法。
(付記6) 前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部への書き込み操作は、前記端末装置の前記操作入力部を介して前記管理者の指示が入力されたときのみ行われる、
ことを特徴とする付記5記載の装置構成管理方法。
(付記7) 前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に前記登録構成情報を格納する手順は、前記登録構成情報を暗号化してから行う、
ことを特徴とする付記6記載の装置構成管理方法。
(付記8) 複数の構成要素を備えた情報処理装置の装置構成を保守管理するための装置構成管理プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記情報処理装置の装置構成を設定する権限を有する管理者によって登録された前記構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、前記情報処理装置を実際に構成する前記構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、前記情報処理装置に対する保守作業の有無を示す保守情報を記憶する保守情報格納部と、を有する非接触ICタグと接続し、初期化実行時または要求がされたとき、前記情報処理装置を構成する前記構成要素に関する情報を収集して構成情報を生成する構成情報取得手段、
前記構成情報取得手段が生成した前記構成情報を前記非接触ICタグの前記構成情報記憶部に格納する構成情報書込手段、
前記非接触ICタグの前記保守情報格納部から前記保守情報を読み出し、前記保守情報に保守作業有が設定されていれば、前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部から前記登録構成情報を読み出して、前記構成情報と照合する照合手段、
前記照合手段により、前記登録構成情報と前記構成情報との不一致が検出された場合に、不一致検出を外部に通知する通知手段、
として機能させることを特徴とする装置構成管理プログラム。
(付記9) 複数の構成要素を備えた情報処理装置の装置構成を保守管理するための装置構成管理システムにおいて、
前記情報処理装置の装置構成を設定する権限を有する管理者によって登録された前記構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、前記情報処理装置を実際に構成する前記構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、前記情報処理装置に対する保守作業の有無を示す保守情報を記憶する保守情報格納部と、を有する非接触ICタグと、
前記情報処理装置を構成する前記構成要素に関する情報を収集し、前記構成情報を生成する構成情報取得手段と、前記構成情報を前記非接触ICタグの前記構成情報記憶部に書き込む構成情報書込手段と、前記非接触ICタグの前記保守情報格納部から前記保守情報を読み出し、前記保守情報に保守作業有が設定されていれば、前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部から前記登録構成情報を読み出して、前記構成情報と照合する照合手段と、前記照合手段により、前記登録構成情報と前記構成情報との不一致が検出された場合に、不一致検出を外部に通知する通知手段と、を有する前記情報処理装置と、
操作入力部を介して前記管理者からの前記登録構成情報のダウンロード要求を受付けると、前記管理者によって登録された前記登録構成情報を前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に書き込む登録構成情報書込手段と、前記情報処理装置の保守が開始されると、前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に格納される前記登録構成情報と、前記構成情報記憶部に格納される前記構成情報とを読み出して照合し、照合結果を通知する照合手段と、を有する端末装置と、
を有することを特徴とする装置構成管理システム。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置の装置構成管理システムの構成図である。 本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の情報処理装置、RFIDタグ、及びPDAの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態のRFIDタグA及びRFIDタブBに格納される情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態の運用開始前の情報処理装置の処理手順を示したフローチャートである。 本発明の保守作業の処理手順の概略を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態のPDAによる装置構成照合処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態のPDAによる登録構成情報ダウンロード処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の情報処理装置による装置構成照合処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
11 構成情報取得手段
12 構成情報書込手段
13 照合手段
14 通知手段
20 端末装置
21 登録構成情報書込手段
22 照合手段
23 表示部
24 操作入力部
30 非接触ICタグ
31 登録構成情報記憶部
32 構成情報記憶部

Claims (2)

  1. 複数の構成要素を備えた情報処理装置の保守管理を支援する置管支援方法において、
    記構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、前記情報処理装置を構成する前記構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、を有する非接触ICタグと接続した前記情報処理装置の構成情報取得手段が、前記情報処理装置を構成する前記構成要素に関する情報を収集して前記構成情報を生成し、前記情報処理装置の構成情報書込手段が、前記構成情報取得手段が生成した前記構成情報を前記構成情報記憶部に格納し、
    保守作業の開始指示入力に応じて、前記非接触ICタグと接続可能な端末装置の第1の照合手段が、前記非接触ICタグの前記登録構成情報記憶部に格納される前記登録構成情報と、前記構成情報記憶部に格納される前記構成情報とを照合し、照合結果を通知する情報を出力し
    前記第1の照合手段による照合処理が実行されたとき、または、前記端末装置が、前記端末装置に入力された前記登録構成情報を前記登録構成情報記憶部に書き込んだとき、前記第1の照合手段が、前記非接触ICタグの保守情報格納部に保守作業が行われたことを示す保守情報を設定し、
    前記情報処理装置が初期化されたとき、前記非接触ICタグの前記保守情報格納部に前記保守情報が設定されている場合には、前記情報処理装置の前記構成情報取得手段が、前記構成要素に関する情報を収集して前記構成情報を生成し、前記情報処理装置の第2の照合手段が、前記構成情報取得手段が生成した前記構成情報と、前記登録構成情報記憶部に格納された前記登録構成情報とを照合し、前記構成情報と前記登録構成情報とが一致していないときは、装置構成の不一致を通知する情報を出力する、
    とを特徴とする装置管支援方法。
  2. 複数の構成要素を備えたコンピュータの前記構成要素に関する登録構成情報を記憶する登録構成情報記憶部と、前記コンピュータを構成する前記構成要素に関する構成情報を記憶する構成情報記憶部と、保守情報格納部とを有する非接触ICタグと接続した前記コンピュータに、
    前記コンピュータを構成する前記構成要素に関する情報を収集して前記構成情報を生成し、生成した前記構成情報を、前記非接触ICタグと接続可能な端末装置に前記登録構成情報記憶部に記憶された前記登録構成情報と照合させる情報として、前記構成情報記憶部に格納し、
    前記端末装置において前記登録構成情報記憶部内の前記登録構成情報と前記構成情報記憶部内の前記構成情報との照合が行われたとき、または、前記端末装置において前記登録構成情報が前記登録構成情報記憶部に書き込まれたときに、前記端末装置によって前記非接触ICタグの前記保守情報格納部に、保守作業が行われたことを示す保守情報が設定されている場合であって、かつ、前記コンピュータが初期化された場合に、前記コンピュータを構成する前記構成要素に関する情報を収集して構成情報を生成し、生成した前記構成情報と、前記登録構成情報記憶部に格納された前記登録構成情報とを照合し、前記構成情報と前記登録構成情報とが一致していないときは、装置構成の不一致を通知する情報を出力する、
    処理を実行させることを特徴とする装置管理支援プログラム。
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