JP4651562B2 - 電子カルテ管理装置及び電子カルテ管理方法 - Google Patents
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特に比較的規模の大きい医療施設に用いられている電子カルテシステムでは、電子カルテをシステムに共通のデータベースとして管理する電子カルテ管理装置と、診察室などに配置され、電子カルテの読み出しや書き込みを行う複数台の端末装置とが、ネットワークなどを介して接続する構成をとる。このようなシステムでは、複数台の端末装置から同時に電子カルテに対する操作(データ更新や、新たな指示入力など)が行われるとデータの整合性がとれなくなる恐れがある。そこで、データの整合性をとるため、排他制御が行われている。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
以上の記憶手段に格納される各情報の詳細は、後述する。
たとえば、端末A(3a)から、他の端末が使用していない電子カルテ(以下、電子カルテAとする)に対する操作要求を受信したとする。排他確認手段14は、受信した操作要求に含まれる電子カルテAのカルテ識別情報(A)と、排他管理情報(記憶手段)12に格納される排他がかけられた電子カルテのカルテ識別情報を照合し、操作対象の電子カルテAに排他がかけられているかどうかを判定する。ここでは、電子カルテAは使用されていないので、一致するものは検出されない。排他確認手段14が、更新処理手段18に利用可を伝えると、更新処理手段18による対象の電子カルテAに対するアクセス処理が開始される。
図2は、本発明の実施の形態の電子カルテシステムのシステム構成を示した図である。
本発明の実施の形態の電子カルテシステムは、電子カルテ情報を格納する電子カルテデータベース200を接続し、電子カルテデータベース200へのアクセス管理を行う電子カルテ管理サーバ100と、クライアントである端末A(300a)、端末B(300b)、及び端末C(300c)とが、ネットワーク400を介して接続する。以下、特に端末を指定する必要がない場合は、端末300と表記する。
このような電子カルテシステムでは、各ユーザが、端末300から電子カルテシステムを起動させると、端末300は、クライアントプログラムを起動し、電子カルテ管理サーバ100との間のデータ通信を開始する。そして、端末300は、電子カルテ管理サーバ100から受信した情報に基づく表示を表示画面に表示するとともに、ユーザの指示入力を電子カルテ管理サーバ100に伝える。
端末300は、CPU(Central Processing Unit)301によって装置全体が制御されている。CPU301には、バス307を介してRAM(Random Access Memory)302、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)303、グラフィック処理装置304、入力インタフェース305、及び通信インタフェース306が接続されている。
図5は、本実施の形態における操作ログの一例を示した図である。
操作ログ500は、端末300からの操作要求の内容を操作履歴として記録した情報であり、操作履歴は、システム起動からシステム終了までの間、操作ログ(記憶部)101に格納される。操作ログ500は、「端末名」501、「患者ID」502、「利用者ID」503、及び「強制終了フラグ」504を有する。
記載内容情報510は、患者カルテ起動後、利用者の指示に従って更新されたカルテ記載内容を表す情報で、患者カルテ起動で生成されて記載内容情報(記憶部)102に格納される。また、患者カルテ終了で記載内容情報(記憶部)102から削除される。記載内容情報510は、「端末名」511、「患者ID」512、「利用者ID」513、「入力伝票」514、「入力区分」515、「操作画面」516、及び「入力内容」517を有する。
図7は、本実施の形態における排他管理情報の一例を示した図である。
解除制限情報530には、患者カルテにかけられた排他を強制解除できるかどうかの判断基準となる解除制限条件であって、解除制限情報(記憶部)103に格納される。解除制限情報530は、「伝票コード」531と、「区分」532とを有し、予めユーザによって定義された値が設定されている。
端末マスタ540には、電子カルテ管理サーバ100のクライアントに相当する端末300に関する装置情報が設定され、「端末名」541、「IPアドレス」542、「設置場所」543などの情報項目を有する。「端末名」541は、図5、図6及び図7の同じ名称のデータと同じ情報である。「IPアドレス」542は、「端末名」541の端末のIPアドレス情報である。「設置場所」543は、この端末が設置されている場所である。さらに、接続されるプリンタなど、端末に関する情報が設定される。
通信処理部111は、端末300から送られてきた操作要求を受信し、電子カルテ管理サーバ100の各部へ伝達するとともに、電子カルテ管理サーバ100から端末300に向けて送信された応答を送信先に送る。
なお、上記の説明では、正常な排他制御により排他が設定されているのか、排他がかけられたままになっているのかを、排他管理情報に設定された排他をかけた日時に基づいて判断するとしたが、一定周期で動作する監視モジュールによって監視を行うとすることもできる。監視モジュールは、記載内容情報が設定された端末に対し、問合せを行って、一定時間経過しても応答が得られない場合に、操作ログの強制終了フラグをセットする。また、端末から強制終了を実施した旨の通知を受けた場合にも、同様の処理を行う。この場合、排他解除可否判定部114は、対応する操作ログの強制終了フラグをチェックし、0であるものは、解除可否の判定を行わず、解除不可と判定する。
[ステップS11] 端末A(300a)の電子カルテシステムが起動され、電子カルテ管理サーバ100は、端末A(300a)から、端末名「AAA」とともにシステムの起動通知を受信する。そして、通知に基づいて、端末A(300a)に関する操作ログを生成し、操作ログ(記憶部)101に格納する。ここでは、操作ログの「端末名」に、起動された端末名「AAA」を設定し、「強制終了フラグ」に「初期値(=0)」を設定する。これを操作ログ情報500aとする。そして、端末A(300a)に正常応答を送る。
図11は、本実施の形態の患者カルテ更新処理の手順を示したフローチャートである。
患者カルテ起動により、端末名、利用者ID、及び患者IDが指定され、処理が開始される。
[ステップS165] 端末A(300a)から受信した操作入力が更新入力でない場合、電子カルテデータベース200への登録指示であるので、記載内容情報510bに格納されている、更新されたカルテ記載内容に基づき、この患者カルテに対応する電子カルテデータベース200の電子カルテ情報の内容を更新し、カルテ記載内容をデータベースに反映する。また、対象患者カルテに関する記載内容情報から端末名を除く設定情報を削除する。これを記載内容情報510cとする。
更新処理実行中は、ステップS161で排他が設定されてから、ステップS166で排他が解除されるまで、対象の患者カルテ(ここでは、A123)には排他がかけられている。この間に障害が発生し、端末A(300a)との通信が不通になり、処理を途中終了する場合の対象患者カルテに関する記載内容情報は、記載内容情報510a、又は記載内容情報510bのように、少なくとも端末名、患者ID、利用者IDが設定されている。また、排他管理情報には、排他管理情報520aに示したように、端末名、患者ID、及び利用者IDが設定されている。
[ステップS21] 記載内容情報(記憶部)102に格納される記載内容情報を読み出す。
[ステップS23] 応答を受信した場合、応答に端末が強制終了を実施したことを示す強制終了実施情報が含まれているかどうかを判定する。含まれていた場合、処理をステップS26に進める。
[ステップS25] 記載内容情報(記憶部)102の全ての情報の読み出しが行われたかどうかをチェックする。終了していない場合は、ステップS21に戻って、次の記載内容情報の読み出しからの処理を行う。すべて読み出した場合は、処理を終了する。
患者カルテが起動され、操作要求した端末名、患者ID、及び利用者IDが設定された状態で処理が開始される。
[ステップS303] 端末名に対応する操作ログを操作ログ(記憶部)101から読み出し、強制終了フラグがセットされている(強制終了フラグ=1)かどうかを判定する。セットされていない場合は、処理をステップS310へ進める。
[ステップS306] ステップS305で読み出した記載内容情報と、解除制限情報(記憶部)103に格納される解除制限条件とを照合し、一致するかどうか判定する。一致しない場合は、処理をステップS308へ進める。
[ステップS309] ステップS308の排他の強制解除に合わせて、対応する操作ログ及び排他管理情報を更新し、処理を終了する。
図14は、本実施の形態の利用不可メッセージ1(他装置利用中)の表示画面の一例である。
ユーザが、端末から患者カルテを起動したとき、要求した患者カルテが他の端末で排他がかけられたまま解除できないため、復旧が必要な場合に表示される利用不可メッセージ2(700b)は、患者カルテの表示701bと、患者名702bとともに、カルテの復旧が必要であるとともに、利用できないことを伝えるメッセージ703bが表示される。さらに、排他を設定した端末に関する情報が表示される。
図16は、本実施の形態のデータ復旧処理手順を示したフローチャートである。
データ復旧処理は、ログイン時に、電子カルテ管理サーバ100のログイン処理部112が、操作ログ(記憶部)101を検索して、データ復旧が必要なものがあるかどうかを判断することもできるし、強制終了実施を保持する端末側が、データ復旧を電子カルテ管理サーバ100に要求するとしてもよい。
[ステップS35] 対応する操作ログの「強制終了フラグ」をリセットし、「初期値(=0)」に戻す。これを操作ログ情報500gとする。そして、処理を終了する。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、電子カルテ管理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
前記端末装置から受信した操作要求に応じて実行した電子カルテ操作の動作履歴を前記端末装置の端末識別情報に関連付けて記憶する動作履歴記憶手段と、
排他がかかる電子カルテのカルテ識別情報と、前記電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報とを対応付けて排他管理情報として記憶する排他管理情報記憶手段と、
前記電子カルテに設定される排他の強制解除を制限する前記電子カルテ操作が定義される解除制限条件を記憶する解除制限記憶手段と、
操作対象の対象電子カルテのカルテ識別情報を含む操作要求を前記端末装置から受信すると、受信した前記対象電子カルテのカルテ識別情報と、前記排他管理情報記憶手段の前記排他管理情報に設定される排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報とを照合して、前記対象電子カルテに排他が設定されているかどうかを確認する排他確認手段と、
前記排他確認手段によって前記対象電子カルテに排他が設定されていることが確認された場合は、前記排他管理情報から前記対象電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報を取得し、取得した前記端末識別情報に基づいて、前記端末装置に関する前記動作履歴を前記動作履歴記憶手段から抽出し、抽出された前記動作履歴と前記解除制限記憶手段に格納される前記解除制限条件とを照合し、前記対象電子カルテにかかる排他を解除できるかどうかを判定する排他解除可否判定手段と、
前記排他解除可否判定手段によって排他を解除できるという判定がされた場合に、前記対象電子カルテに設定される排他を解除する排他解除手段と、
排他がかかっていない前記電子カルテに排他を設定し、前記排他管理情報を生成して前記排他管理情報記憶手段に格納するとともに、前記端末装置からの操作要求に応じて実行した前記電子カルテ操作の動作履歴を生成して前記動作履歴記憶手段に格納する更新処理手段と、
を具備することを特徴とする電子カルテ管理装置。
前記排他解除可否判定手段は、前記端末装置との間に発生した異常により、前記記載内容情報に残された前記電子カルテの記載内容と、前記解除制限条件として定義される前記電子カルテの記載内容とを照合する、
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記2記載の電子カルテ管理装置。
前記排他解除可否判定手段は、前記動作履歴記憶手段に格納される前記記載内容情報を抽出し、抽出された前記記載内容情報に基づいて特定される前記異常終了時に前記端末装置で表示されている前記操作画面と、前記操作画面を特定する操作画面情報が設定された前記解除制限条件とを照合する、
ことを特徴とする付記2記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記2記載の電子カルテ管理装置。
を具備することを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記6記載の電子カルテ管理装置。
前記排他解除可否判定手段は、前記排他管理情報に登録された前記対象電子カルテに排他を設定した日時と、現在の日時を比較し、所定の時間が経過している場合に排他解除可否判定を行い、前記所定の時間が経過していない場合は排他の解除を不可と判定する、
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記12記載の電子カルテ管理装置。
前記データ復旧判定手段によって前記動作履歴が検索された場合は、前記更新処理手段が前記端末装置の操作画面に基づいて更新された前記電子カルテの記載内容を前記対象電子カルテ及び前記端末装置に関連付けて記憶した記載内容情報を読み出し、読み出した前記記載内容情報に基づき、障害発生前に設定されたデータを復旧させるデータ復旧手段、
を具備することを特徴とする付記1記載の電子カルテ管理装置。
前記データ復旧手段は、前記動作履歴記憶手段に残っていた前記動作履歴に前記強制解除実施が設定されているかどうかを判定し、設定されている場合のみ復旧を行う、
ことを特徴とする付記14記載の電子カルテ管理装置。
前記データ復旧手段は、前記動作履歴記憶手段に残っていた前記動作履歴に登録されている前記利用者識別情報と、前記端末装置から取得した今回の利用者の利用者識別情報とを照合し、一致している場合のみ復旧を行う、
ことを特徴とする付記14記載の電子カルテ管理装置。
ことを特徴とする付記14記載の電子カルテ管理装置。
排他確認手段が、前記対象電子カルテのカルテ識別情報を含む操作要求を前記端末装置から受信すると、排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と前記電子カルテに排他をかけた前記端末装置の端末識別情報とを対応付けた排他管理情報を記憶する排他管理情報記憶手段から前記排他管理情報を読み出し、前記排他管理情報に設定される排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と、受信した前記対象電子カルテのカルテ識別情報とを照合して、前記対象電子カルテに排他が設定されているかどうかを確認する手順と、
排他解除可否判定手段が、前記排他確認手段によって前記対象電子カルテに排他が設定されていることが確認された場合は、前記排他管理情報から前記対象電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報を取得し、取得した前記端末識別情報に基づいて、前記端末装置から受信した操作要求に応じて実行した電子カルテ操作の動作履歴を前記端末装置の前記端末識別情報に関連付けて記憶する動作履歴記憶手段から前記端末装置に関する前記動作履歴を抽出するとともに、前記電子カルテに設定される排他の強制解除を制限する前記電子カルテ操作が定義される解除制限条件を記憶する解除制限記憶手段から読み出し、抽出された前記動作履歴と前記解除制限条件とを照合して前記対象電子カルテにかかる排他を解除できるかどうかを判定する手順と、
排他解除手段が、前記排他解除可否判定手段によって排他を解除できるという判定がされた場合に、前記対象電子カルテに設定される排他を解除する手順と、
更新処理手段が、排他がかかっていない前記電子カルテに排他を設定し、前記排他管理情報を生成して前記排他管理情報記憶手段に格納するとともに、前記端末装置からの操作要求に応じて実行した前記電子カルテ操作の動作履歴を生成して前記動作履歴記憶手段に格納する手順と、
を有することを特徴とする電子カルテ管理方法。
コンピュータを、
対象電子カルテのカルテ識別情報を含む操作要求を前記端末装置から受信すると、排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と前記電子カルテに排他をかけた前記端末装置の端末識別情報とを対応付けた排他管理情報を記憶する排他管理情報記憶手段から前記排他管理情報を読み出し、前記排他管理情報に設定される排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と、受信した前記対象電子カルテのカルテ識別情報とを照合して、前記対象電子カルテに排他が設定されているかどうかを確認する排他確認手段、
前記排他確認手段によって前記対象電子カルテに排他が設定されていることが確認された場合は、前記排他管理情報から前記対象電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報を取得し、取得した前記端末識別情報に基づいて、前記端末装置から受信した操作要求に応じて実行した電子カルテ操作の動作履歴を前記端末装置の前記端末識別情報に関連付けて記憶する動作履歴記憶手段から前記端末装置に関する前記動作履歴を抽出するとともに、前記電子カルテに設定される排他の強制解除を制限する前記電子カルテ操作が定義される解除制限条件を記憶する解除制限記憶手段から読み出し、抽出された前記動作履歴と前記解除制限条件とを照合して前記対象電子カルテにかかる排他を解除できるかどうかを判定する排他解除可否判定手段、
前記排他解除可否判定手段によって排他を解除できるという判定がされた場合に、前記対象電子カルテに設定される排他を解除する排他解除手段、
排他がかかっていない前記電子カルテに排他を設定し、前記排他管理情報を生成して前記排他管理情報記憶手段に格納するとともに、前記端末装置からの操作要求に応じて実行した前記電子カルテ操作の動作履歴を生成して前記動作履歴記憶手段に格納する更新処理手段、
として機能させることを特徴とする電子カルテ管理プログラム。
2 電子カルテデータベース(DB)
3a 端末(装置)A
3b 端末(装置)B
11 動作履歴(記憶手段)
12 排他管理情報(記憶手段)
13 解除制限(記憶手段)
14 排他確認手段
15 排他解除可否判定手段
16 排他解除手段
17 利用不可提示手段
18 更新処理手段
Claims (5)
- 複数の端末装置が共有する電子カルテの排他制御を行う電子カルテ管理装置において、
前記端末装置から受信した操作要求に応じて実行した電子カルテ操作の動作履歴を前記端末装置の端末識別情報に関連付けて記憶する動作履歴記憶手段と、
排他がかかる電子カルテのカルテ識別情報と、前記電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報とを対応付けて排他管理情報として記憶する排他管理情報記憶手段と、
前記電子カルテに設定される排他の強制解除を制限する前記電子カルテ操作が定義される解除制限条件を記憶する解除制限記憶手段と、
操作対象の対象電子カルテのカルテ識別情報を含む操作要求を前記端末装置から受信すると、受信した前記対象電子カルテのカルテ識別情報と、前記排他管理情報記憶手段の前記排他管理情報に設定される排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報とを照合して、前記対象電子カルテに排他が設定されているかどうかを確認する排他確認手段と、
前記排他確認手段によって前記対象電子カルテに排他が設定されていることが確認された場合は、前記排他管理情報から前記対象電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報を取得し、取得した前記端末識別情報に基づいて、前記端末装置に関する前記動作履歴を前記動作履歴記憶手段から抽出し、抽出された前記動作履歴と前記解除制限記憶手段に格納される前記解除制限条件とを照合し、前記対象電子カルテにかかる排他を解除できるかどうかを判定する排他解除可否判定手段と、
前記排他解除可否判定手段によって排他を解除できるという判定がされた場合に、前記対象電子カルテに設定される排他を解除する排他解除手段と、
排他がかかっていない前記電子カルテに排他を設定し、前記排他管理情報を生成して前記排他管理情報記憶手段に格納するとともに、前記端末装置からの操作要求に応じて実行した前記電子カルテ操作の動作履歴を生成して前記動作履歴記憶手段に格納する更新処理手段と、
を具備することを特徴とする電子カルテ管理装置。 - 前記更新処理手段は、さらに、前記端末装置の操作画面に基づいて更新された前記電子カルテの記載内容を前記対象電子カルテ及び前記端末装置に関連付けて記載内容情報として前記動作履歴記憶手段に格納し、
前記排他解除可否判定手段は、前記端末装置との間に発生した異常により、前記記載内容情報に残された前記電子カルテの記載内容と、前記解除制限条件として定義される前記電子カルテの記載内容とを照合する、
ことを特徴とする請求項1記載の電子カルテ管理装置。 - さらに、前記排他解除可否判定手段が、排他の強制解除を不可と判定した場合に、アクセス要求先の前記電子カルテに対して排他をかけたまま動作を途中終了した端末装置を前記排他確認手段によって抽出された前記端末識別情報に基づいて特定し、特定された前記途中終了した端末装置の特定情報を、アクセス要求をしてきた前記端末装置に通知する利用不可提示手段、
を具備することを特徴とする請求項1記載の電子カルテ管理装置。 - 前記端末装置から前記対象電子カルテの操作要求を受信した場合に、前記動作履歴記憶手段を検索して前記端末装置及び前記対象電子カルテに対応する前記動作履歴が残っているかどうかを判定するデータ復旧判定手段と、
前記データ復旧判定手段によって前記動作履歴が検索された場合は、前記更新処理手段が前記端末装置の操作画面に基づいて更新された前記電子カルテの記載内容を前記対象電子カルテ及び前記端末装置に関連付けて記憶した記載内容情報を読み出し、読み出した前記記載内容情報に基づき、障害発生前に設定されたデータを復旧させるデータ復旧手段、
を具備することを特徴とする請求項1記載の電子カルテ管理装置。 - 複数の端末装置が共有する電子カルテの排他制御を行う電子カルテ管理方法において、
排他確認手段が、前記対象電子カルテのカルテ識別情報を含む操作要求を前記端末装置から受信すると、排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と前記電子カルテに排他をかけた前記端末装置の端末識別情報とを対応付けた排他管理情報を記憶する排他管理情報記憶手段から前記排他管理情報を読み出し、前記排他管理情報に設定される排他がかかる前記電子カルテのカルテ識別情報と、受信した前記対象電子カルテのカルテ識別情報とを照合して、前記対象電子カルテに排他が設定されているかどうかを確認する手順と、
排他解除可否判定手段が、前記排他確認手段によって前記対象電子カルテに排他が設定されていることが確認された場合は、前記排他管理情報から前記対象電子カルテに排他をかけた前記端末装置の前記端末識別情報を取得し、取得した前記端末識別情報に基づいて、前記端末装置から受信した操作要求に応じて実行した電子カルテ操作の動作履歴を前記端末装置の前記端末識別情報に関連付けて記憶する動作履歴記憶手段から前記端末装置に関する前記動作履歴を抽出するとともに、前記電子カルテに設定される排他の強制解除を制限する前記電子カルテ操作が定義される解除制限条件を記憶する解除制限記憶手段から読み出し、抽出された前記動作履歴と前記解除制限条件とを照合して前記対象電子カルテにかかる排他を解除できるかどうかを判定する手順と、
排他解除手段が、前記排他解除可否判定手段によって排他を解除できるという判定がされた場合に、前記対象電子カルテに設定される排他を解除する手順と、
更新処理手段が、排他がかかっていない前記電子カルテに排他を設定し、前記排他管理情報を生成して前記排他管理情報記憶手段に格納するとともに、前記端末装置からの操作要求に応じて実行した前記電子カルテ操作の動作履歴を生成して前記動作履歴記憶手段に格納する手順と、
を有することを特徴とする電子カルテ管理方法。
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