JP2006343901A - リストア支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 リストア時に発生する作業において、ユーザとシステム管理者との対応を自動化することで、ユーザの都合に合わせたリストアを提供するものである。
【解決手段】 リストア支援システムは、ユーザによってリストア対象が指定されると、その当該領域のバックアップ状況について、バックアップシステムのログファイルから確認し、リストアが可能かどうかの判定情報をユーザに提供する。ユーザの依頼に応じてバックアップシステムにリストア実行のスケジュールを組み、リストアを自動実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】 リストア支援システムは、ユーザによってリストア対象が指定されると、その当該領域のバックアップ状況について、バックアップシステムのログファイルから確認し、リストアが可能かどうかの判定情報をユーザに提供する。ユーザの依頼に応じてバックアップシステムにリストア実行のスケジュールを組み、リストアを自動実行する。
【選択図】 図1
Description
本発明はコンピュータ上のファイルを管理するファイル管理システムに関し、特にコンピュータ上に構築されたデータ共有環境においてハードディスクやサーバに格納されたディレクトリやファイルを管理する際のバックアップ管理システムに適用して有効な技術に関するものである。
従来のディレクトリやファイル等のハードディスク上に格納されているデータの管理では、専用のバックアッププログラムを用いてデータのバックアップを取得する方法がある。これはデータを格納するユーザとは別に、格納先システムを管理するシステム管理者が操作を実施するものであり、同様にバックアップしたデータを回復するリストアの操作もシステム管理者が実施する。ユーザはデータのリストアを依頼するとき、システム管理者に問い合わせる必要があり、システム管理者はその依頼を受けて、ユーザからの情報や要求に基づいてリストアを実施する。
従来は特開2003-337754号公報に記載のように、バックアップの実行可否を自動認識するシステムを使用して、バックアップの自動実行を実現するものであり、特開2002-215334号公報に記載のように、システム管理者が発行するコマンドを自動生成することで、バックアップの自動化を図るようになっていた。
従来のファイル共用システムでは、ファイルサーバの中を一括してバックアップすることで、ユーザ側の負担を軽減してきた。反面、ユーザはバックアップとリストアの操作が自身で実行できないため、ファイルを復元したい際のリストアの操作は、サーバを管理しているシステム管理者に依頼せざるを得ない。ユーザからリストア依頼があった場合、システム管理者には次の作業および手続きが発生する。すなわち
・サーバ内のバックアップ履歴を参照しリストア対象を特定する
・リストアを実行し、その結果をユーザに伝える
といった内容である。
・サーバ内のバックアップ履歴を参照しリストア対象を特定する
・リストアを実行し、その結果をユーザに伝える
といった内容である。
従来技術によるファイル共有システムは、バックアップ作業を支援する機能は備えているが、バックアップした内容をリストアする際に発生する諸作業を軽減するものではない。サーバの稼動状況を認識してリストアに応じるシステムを提供するには、実用上不十分であった。また、バックアップデータおよびシステムの扱いが複雑なため、システム管理者がリストアを実施することについても安易な操作ではない。
本発明の目的は、リストア時に発生する作業において、ユーザとシステム管理者との対応を自動化することで、ユーザの都合に合わせたリストアを提供するものである。また、バックアップ状況の情報配信において、ユーザからの依頼に自動応答することで、システム管理者を経由することなく、スムーズな情報提供環境を実現するものである。
本発明は、ファイル共有サーバのバックアップ運用において、ユーザの依頼にしたがってバックアップ対象をリストアする場合に、必要な情報をユーザとシステム管理者双方に提供し、問い合わせ作業およびリストアの実行を管理するものである。また、バックアップの実行状況をユーザに公開することで、従来ユーザにとって不可視であったサーバ運用の情報がユーザ自身で把握でき、リストア依頼時のシステム管理者への問い合わせ作業が軽減される。
本発明のリストア支援システムでは、ユーザによってリストア対象が指定されると、その当該領域についてのバックアップ状況を確認し、リストアが可能かどうかの判定やリストア実行のスケジュールを組み、ユーザが指定したディレクトリについてリストアを自動実行する。
当該領域について、そのバックアップ状況の情報をユーザに提供し、ユーザはリストア依頼するための対象をバックアップ履歴の中から選択できる。
リストアを依頼する依頼者について、リストア依頼が可能な権限が付与されているかどうかを確認し、権限が与えられている場合のみ、リストア案件をシステムに投入できる。このため、権限のないユーザからのリストア依頼は、受け付けられずに回避される。
ユーザの指示によってリストア先がバックアップ元の場所と異なる場合は、ユーザが指定した領域へリストアを実行する。
リストアの案件は、本発明のリストア支援システムがバックアップシステムの稼動状態を参照し、リストアを実行するジョブをバックアップシステムに順次投入する。投入されたジョブは自動的に順次実行され、その結果はユーザとシステム管理者の双方に対して自動的に通知される。
以上のように、本発明のリストアシステムによれば、リストア依頼時、リストアに必要な情報の応答や判断を支援し、その結果をユーザとシステム管理者に通知する。
本発明において、ユーザはシステム管理者に直接問い合わせすることなく、ユーザ自身がシステムと対話的に操作することでリストアを依頼することが可能である。
システム管理者にとって、ユーザから口頭やメールなどで直接依頼を受理することがないため、ユーザとの応答にかかっていた作業工数が削減できる。また、リストアに必要なアクセス権限を自動的に確認し、適切な案件のみを受け付けるため、リストア実行時および実行後、作業が途中で中断されてしまうようなアクセス権限に関するトラブルが軽減される。
サーバが管理していくうえで、各種管理業務のスケジュール調整は、バックアップシステムの稼動状況を元にそれが決定されており、ユーザ自身が稼動状況を判断することは、情報が参照できないため困難である。本システムではバックアップシステムにリストア案件を追加できるため、バックアップシステムの稼動状況を確認しなくてもリストア依頼の受付が実行できる。
当該領域のバックアップ状況についての情報がユーザ側で自動取得できるため、バックアップやリストアの実行状況やそれらの履歴が把握できる。従来の運用ではユーザに対して不可視であったシステムの稼動状況が、明示する形でユーザに提供できるため、ユーザはその情報をもとにリストアが依頼できるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明における一実施例であるリストア処理システムの構成を示すものである。本実施例では、ネットワークで接続されたサーバ002とユーザ端末001で実現されており、サーバ002はリストア支援システム003、ファイル共用システム008、およびバックアップシステム009が割り当てられている。リストア支援システム003は、判断部005、情報収集部007、バックアップ情報部004、および引当表006が割り当てられている。情報収集部007は、バックアップシステム009が生成するログ010を参照して情報を受け取り、その情報をバックアップ情報部004に蓄積していく。また判断部005はバックアップシステム009のログ010からバックアップシステム009の稼動状況に関する情報を参照し、引当表006を参照することでバックアップシステムの稼動状況を判定する。
データ011はファイル共有システム008が管理するデータであり、大容量のハードディスクやディスクアレイに格納されている。ユーザはユーザ端末001から操作することで、これらのデータ011の内容について更新や参照ができる。バックアップテープ012はバックアップシステム009が管理するデバイスであり、ファイル管理システム008が管理するデータのバックアップ先になる。
本実施例では、サーバ002にデータ格納装置011とバックアップテープ装置012を割り当ているが、これらのデバイスの数や種類は問わない。
図2はユーザ端末001に表示するリストア属性画面であり、ディレクトリの属性(プロパティ)の一部として表示される。ユーザはこの画面を使ってデータのリストアを依頼する。また、当該ディレクトリの過去のバックアップ履歴014やリストアの受付可否状況015が参照できる。バックアップの実行ごとにバックアップ履歴014とリストアの受付可否015が表示されており、ユーザはこの情報を元にどのバックアップ履歴014をリストア依頼するかどうかをリストア依頼016で選択する。
バックアップ履歴014は、バックアップ情報部004内に記録された内容から、当該ディレクトリに関するものが抽出されて表示される。
リストア可否015において、「○」はバックアップが成功していることから、バックアップされた情報がすべてリストア可能であることを示す。「×」はバックアップの実行に失敗したことで、リストア依頼が受け付けられないことを示す。「×」が表示された項目はリストア依頼016の入力欄に入力する欄が表示されないため、リストアできない履歴について、ユーザからリストア依頼を受け付けることはない。画面上にある「最新の状態に更新」018のボタンを押すことで、常に最新の情報を参照できる。リストア依頼したいディレクトリは各バックアップの履歴について、リストア依頼を設定できる。実施例ではリストア依頼016の入力欄のトグルスイッチをオンの状態することで設定できる。当該ディレクトリのリストア先を変更する場合は、「リストア先の指定」項目の入力スペース017にリストア先のディレクトリ名が入力できる。リストア先を変更しない場合は、特に設定する必要はない。リストア依頼に必要な情報を入力し、最後に画面上に表示される「リストア依頼」019のボタンを押すと、リストア支援システムに情報が伝達される。
図3は、情報収集部007の動作を表すフローチャートである。情報収集部007はバックアップシステム009が生成するログ010を参照し(021)、バックアップ情報部4へデータベース(図7)として格納する(022)。この格納された情報は、当該ディレクトリに関するものが抽出され、バックアップ履歴014として、ユーザが操作する端末001上にディレクトリのプロパティ(図2)として表示される。
図4は、リストア支援システムの動作を表すフローチャートである。ユーザがデータのリストアを依頼する場合、ユーザ端末001で表示されたリストア属性画面(図2)に従って、当該画面のディレクトリ名をそのままファイル共用システム008から受け取り、リストア依頼の対象ディレクトリとして認識する(025)。リストア支援システムでは、当該ディレクトリの所有者に設定されたユーザ名と、ファイルシステムの情報からログオンしたユーザ名を認識し、ディレクトリの所有者とリストアを依頼したユーザ名が一致するかどうかを判断する(026)。一致しない場合は、当該ディレクトリの所有者でないと判断して、終了メッセージ(図9)を表示し(027)、処理を終了する(028)。一致した場合は、ディレクトリの所有者であると判断し、次の処理に移る。
ユーザはリストア属性画面(図2)に従い、リストア依頼の対象として、バックアップを実行した履歴014を指定する。その情報を受け取り、リストア依頼があったバックアップ履歴の情報をリストア属性画面から取得し(030)、次の処理に移る(031)。
図5は、リストア支援システムの動作を表すフローチャートであり、図4で示した処理の続きを示す。ユーザがリストア属性画面(図2)で、リストア先のディレクトリ017を指定したかを判断し(033)、指定している場合は、ユーザがリストア属性画面で指定し(034)、リストア属性画面のディレクトリ名017をりストア先のディレクトリとして取得する(035)。リストア先のディレクトリを指定していない場合は、リストア先はバックアップ対象ディレクトリと同じディレクトリであるとする。次に、リストア支援システムはバックアップシステム009に対して、バックアップシステム009が随時生成する稼動ログ011を参照(036)することで、バックアップシステム009の稼動状況を判断する(037)。
バックアップシステム009が、バックアップまたはリストアの実行中である場合、そのジョブの終了後に実行されるジョブとして、リストアのジョブを投入する(038)。ユーザ端末001にはメッセージ(図10)を表示して(039)、次の処理(図6)に移る。
バックアップシステム009が、バックアップまたはリストアの実行中でない場合、直ちにリストアのジョブを投入して(040)、次の処理(図6)に移る(041)。
図6は、リストア支援システムの動作を表すフローチャートであり、図5に示した処理の続きを示す。リストア支援システムはバックアップシステムの稼動ログ011を参照し、バックアップシステム009の稼動状況を確認する(043)。バックアップシステム009に投入したリストアが終了したかどうかを判定し(044)、終了していない場合は、再度稼動状況の取得を実行する。終了した場合は、ユーザに完了メッセージ(図11)を表示し(045)、処理を終了する(046)。
図7はリストア支援システム(図1)のバックアップ情報部004に格納されるデータベースのテーブル構造を示す。バックアップ情報は、ジョブを識別するためにユニークに付けられたバックアップID(047)、バックアップを開始したバックアップ開始日(048)、バックアップデータが格納されていたディレクトリとしてバックアップ元格納場所(049)、バックアップデータがバックアップシステムによってどのデバイスに格納されたかについてのバックアップ先格納場所(050)、およびバックアップが正常に終了したのか異常終了したのかを示すバックアップ終了時の正常・異常(051)からなる。
図8はリストア支援システム(図1)の引当表006に格納される内容を示す。リストア支援システムから参照できる稼動ログに記載されているイベントID(052)と、それに対応する状態(053)を引き当てることで稼動状況が判定できる。
001…ユーザ端末、002…サーバ、003…リストア支援システム、004…バックアップ情報部、005…判断部、006…引当表、007…情報収集部、008…ファイル共有システム、009…バックアップシステム、010…ユーザ情報、011…ログ、012…データ、013…バックアップテープ。
Claims (2)
- ファイル共用システムにおいて、バックアップシステムの稼動状況を認識し履歴を蓄積する手段、前記バックアップシステムの稼動状況を踏まえ、リストア作業の実行可否を判断する手段を備えたことを特徴とするリストア支援システム。
- 請求項1のリストア支援システムにおいて、ファイルサーバのバックアップ実行状況についての履歴情報を表示する手段、前記バックアップ履歴別にリストア依頼を受け付ける手段を備えたことを特徴とするリストア支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005167666A JP2006343901A (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | リストア支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005167666A JP2006343901A (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | リストア支援システム |
Publications (1)
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JP2006343901A true JP2006343901A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37640843
Family Applications (1)
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JP2005167666A Pending JP2006343901A (ja) | 2005-06-08 | 2005-06-08 | リストア支援システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008293317A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Hitachi Ltd | 情報処理装置及び方法 |
JP2010231394A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Nec Corp | 情報処理システム、情報復旧制御方法、情報復旧プログラム、履歴保存プログラム及び情報保存プログラム |
JP2016040654A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 株式会社Nttドコモ | データ復元装置及びデータ復元方法 |
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2005
- 2005-06-08 JP JP2005167666A patent/JP2006343901A/ja active Pending
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