JP4980413B2 - 頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置 - Google Patents

頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置 Download PDF

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Description

本発明は、ビスやボルト等の頭部付き雄ねじを自動組立機、プレス機械その他の使用機器に1個ずつ分離して給送する頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置に関するものである。
ビスやボルト等の頭部付き雄ねじの自動供給装置には種々のタイプのものがあるが、一般的には、ホッパーに入れた頭部付き雄ねじを一列に整列して送り出すシュートを備えた整列装置と、前記シュートから送り出される前記雄ねじを1個ずつ分離する分離装置と、該分離装置で分離された前記雄ねじをエア圧で自動組立機等の使用機器まで給送する給送ホースとで構成され、整列装置と分離装置とは一体化されている(例えば、特許文献1参照)。
このような自動供給装置は、使用機器からの自動信号やオペレーターの要求によって、前記雄ねじの分離・給送を繰り返すが、設置場所の関係などで整列装置から使用機器までの距離が長い場合、給送ホースが長くなって分離給送に時間を要し、待機状態が発生して使用機器の生産スピードに対応できないという問題があった。また、分離した雄ねじを1個ずつエア圧で長い給送ホース内を給送すると、エア消費量が増大し、工場内に設置されている他の空圧機器の圧力低下を招くおそれがあった。
一方、ナットの自動供給装置では、複数個のナットをエア圧等で使用機器へまとめて給送し、使用機器側で1個ずつ分離する装置は存在しているが、雄ねじの場合、頭部とねじ軸部の径が異なり、しかもねじ軸部の長さが種々異なっているので、複数個の頭部付き雄ねじを纏めて給送し、使用機器側で1個ずつ分離することは困難であるとされていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、頭部付き雄ねじを複数個まとめて使用機器の近傍まで給送し、使用機器の近傍で1個ずつ分離することで、整列装置から使用機器までの距離が長くて離れている場合においても、供給時間のロスが無く、供給速度が格段に向上し、また、複数個の雄ねじを纏めて給送することでエア消費量を削減でき、省エネルギーにも貢献できる頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有している。
請求項1に係る発明は、ビスやボルト等の頭部付き雄ねじを一列に整列して送り出す整列装置と、該整列装置から送り出される前記雄ねじを、ねじ軸部が前方で頭部が後方に位置する姿勢で軸線方向に並べて第1の給送ホースに送り出す整送装置と、前記第1の給送ホースの前端に接続して、使用機器の近傍に設置され、前記第1の給送ホースを通じて纏めて給送された複数個の前記雄ねじを1個ずつ分離し、第2の給送ホースを通じて前記使用機器の組み立て部に供給する分離給送装置とを備え、前記整送装置は、前記整列装置から送り出される前記雄ねじを1個ずつ分離して、ねじ軸部が前方で頭部が後方に位置する姿勢で順次前記第1の給送ホースに送り出す分離機構と、前記第1の給送ホースに送り込まれた前記雄ねじを複数個ずつ纏めて前記分離給送装置まで給送する圧送エアの第1のエア供給口とが設けられており、前記分離給送装置は、前記雄ねじの頭部外径よりやや大径の内径を有する分離通路と、該分離通路の送り方向に前記雄ねじの頭部の高さより大きい間隔を隔てて配設され、かつ、前記分離通路に対して横方向から進入自在に組み付けられ、交互に前記分離通路に前進後退を繰り返す一対のシャッター部材と、前記分離通路で分離された前記雄ねじを1個ずつ前記第2の給送ホースを通じて前記使用機器の組み立て部まで給送する圧送エアの第2のエア供給口とが設けられ、前記分離通路の入口は、前記第1の給送ホースに接続され、出口は前記第2の給送ホースに接続されており、前記一対のシャッター部材には、先端部分に前記雄ねじのねじ軸部に沿う弧状凹部を有する案内係止部が設けられていて、該案内係止部は、その前進時に、前記雄ねじの頭部の通過を阻止するが、ねじ軸部は案内通過させる構成であり、前記一対のシャッター部材が前記分離通路に交互に前進後退することによって、前記分離通路に送り込まれた前記雄ねじを1個ずつ分離することを特徴とする頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置において、前記一対のシャッター部材は、前記分離通路を設けた本体に該分離通路に対して横方向から進入自在に組み付けられると共に、押しばねによって前進方向へ常時付勢されており、前記一対のシャッター部材を作動する揺動レバーは、その中心部位に固着した支持軸が、前記一対のシャツター部材の中間に位置して前記本体に軸支され、前記揺動レバーの両端部側面に突設したピンが、前記一対のシャッター部材の側面に設けた長孔に遊動状態に係合されていて、前記揺動レバーを前記支持軸に連動連結した駆動装置により前記支持軸を支点に揺動させることにより、前記一対のシャッター部材が前記分離通路に交互に前進後退すると共に、前記揺動レバーが中立位置にあるとき、前記押しばねにより付勢された前記一対のシャッター部材が同時に前記分離通路に前進した状態になることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項記載の頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置において、前記一対のシャッター部材は、前記分離通路を設けた本体に該分離通路に対して横方向から進入自在に組み付けられると共に、押しばねによって前進方向へ常時付勢されており、前記一対のシャッター部材を作動する揺動レバーは、その中心部位に固着した支持軸が、前記一対のシャッター部材の中間に位置して前記本体に軸支され、前記揺動レバーの両端部側面に設けた長孔に、前記一対のシャッター部材の側面に突設したピンが遊動状態に係合されていて、前記揺動レバーを前記支持軸に連動連結した駆動装置により前記支持軸を支点に揺動させることにより、前記一対のシャッター部材が前記分離通路に交互に前進後退すると共に、前記揺動レバーが中立位置にあるとき、前記押しばねにより付勢された前記一対のシャッター部材が同時に前記分離通路に前進した状態になることを特徴とする。
本発明によれば、整列装置から送り出される頭部付き雄ねじを、ねじ軸部が前方で頭部が後方に位置する姿勢で軸方向に並べて第1の給送ホースに送り出し、該第1の給送ホースを経て前記雄ねじを複数個ずつ纏めて使用機器の近傍に設置した分離給送装置に圧送エアにより給送し、該分離給送装置で1個ずつ分離した前記雄ねじを第2の給送ホースを通じて短い距離だけ圧送エアにより給送して使用機器に供給するようにしたので、供給速度を格段に向上させることができる。また、長い第1の給送ホースを通じて複数個の雄ねじを纏めて給送するので、1個ずつ分離して長い距離をエア圧で給送する場合に比べて、エア消費量を大幅に削減できる。
また、請求項2又は3に係る発明によれば、前記分離給送装置の前記揺動レバーが中立位置にあるとき、前記一対のシャッター部材が前記分離通路に同時に進入した姿勢で分離した1個の雄ねじを前記一対のシャッター部材の両案内係止部で案内しながら通過させるので、不測に複数個の雄ねじが分離給送されるおそれが無く、前記雄ねじを確実に1個ずつ分離して前記使用機器に供給することができる。
さらに、本発明によれば、使用機器側の要求を待たずに、前記第1の給送ホース内に複数個の前記雄ねじを留めた状態において前記整列装置の送り出し能力を発揮させることができるので、該整列装置の送り出し口を2列又は4列などに分離する装置を付加すれば、1台の整列装置で複数の使用機器に対応させることも可能である。
本発明に係る整送・分離給送装置をクリンチボルトの自動組立プレス機に適用した実施例を示す全体の概略説明図である。 整列装置及び整送装置の拡大正面図である。 整列装置及び整送装置の要部拡大正面図である。 図3の側面図である。 分離給送装置の一部縦断拡大正面図である。 分離給送装置の作動状態を示す一部縦断拡大正面図である。 図6と同様の分離給送装置の作動状態を示す一部縦断拡大正面図である。 分離給送装置の要部拡大断面図である。 分離給送装置の主要構成部品である一対のシャッター部材を示す斜視図である。 分離給送装置の作動によって頭部付き雄ねじ(クリンチボルト)を1個ずつ分離給送する工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置をクリンチボルトの自動組立プレス機に適用した実施例を示している。
自動組立プレス機(使用機器)1は、後述するように、上型2に組み付けたパンチブロック3に供給されるクリンチボルト10(図3参照)を打込みパンチ4によって下型5のダイス6に載置した金属パネル13にかしめ結合して固着するものである。
クリンチボルト10は、図3に示すように、通常のボルトと同様にねじ軸部11の上端に頭部12を有する頭部付き雄ねじであって、頭部12の座面に図示を省略したかしめ用突起が設けられている。
クリンチボルト10の整列装置20と整送装置30は、台車15に塔載したホッパーフィーダー16に付設され、台車15を移動して自動組立プレス機(使用機器)1から離れた場所に設置できるようになっている。
整列装置20自体は公知のものと同じであって、図2ないし図4に示すように、ホッパーフィーダー16から送り出されるクリンチボルト10を下向きに傾斜して配設した2本のレール22,22から成るシュート21に送り、いわゆる首吊り状態で一列に整列して連続的に送り出すようになっている。
整送装置30は、シュート21の前端近傍に配設され、シュート21に沿って一列に整列に送り出されるクリンチボルト10を1個ずつ分離する分離機構31と、シュート21の前端に取付け固定された本体ブロック40とを備えている。
分離機構31は、図3及び図4に示すように、シュート21の前端部分において、レール22,22を貫通して送り出し通路内に横方向から交互に進入後退する一対の分離ピン32,32を有している。該分離ピン32,32はそれぞれ、支持アーム33,33を介して連結体34の両端に取付け固定されている。該連結体34はシュート21の上側に配置され、エアシリンダ35のピストンロッド36に連動連結してシュート21の送り出し方向と直交する方向へ往復移動することにより、両分離ピン32,32をシュート21の送り出し通路内に横方向から交互に進入後退させるようになっている。エアシリンダ35は、一方のレール22にブラケッ37を介して取付け固定されている。そして、両分離ピン32,32がシュート21の前端近傍において送り出し通路内に横方向から交互に進入後退を繰り返すことによって、一列に整列して送り出されてくるクリンチボルト10を1個ずつ分離して、本体ブロック40に設けた案内通路41にねじ軸部11が前方で頭部12が後方に位置する姿勢で軸線方向に並べて整送される。本体ブロック40には、案内通路41に接続した第1の給送ホース42と、圧送エアの第1のエア供給口43が設けられている。そして、案内通路41を通じてねじ軸11が前方で頭部12が後方に位置する姿勢で第1の給送ホース42に送り込まれたクリンチボルト10を複数個ずつ纏めて、第1のエア供給口43から供給される圧送エアにより後述する分離給送装置50まで給送するように構成されている。
分離給送装置50は、図1、図5ないし図7に示すように、自動組立プレス機(使用機器)1の近傍に設置される。該分離給送装置50の主要部を構成する本体ブロック51には、クリンチボルト10の頭部12よりやや大径の内径寸法を有する分離通路52が上下方向に貫通して設けられていて、該分離通路52の入口52aに第1の給送ホース42の前端部分が接続具53を介して接続されると共に、出口52bに短い第2の給送ホース54が接続具53を介して接続されている。第2の給送ホース54の前端部分は自動組立プレス機(使用機器)1のパンチブロック3に設けた雄ねじ受容部7に接続されている(図5参照)。
図8に良く示されているように、分離給送装置50の本体ブロック51には、一対のシャッター部材55,56が分離通路52に対して横方向から進入自在に組み付けられている。両シャッター部材55,56は、分離通路52の送り方向にクリンチボルト10の頭部12の高さより大きい間隔を隔てて本体ブロック51に取り付けられ、それぞれ押しばね57,57によって前進方向へ常時付勢されていると共に、後述する揺動レバー61によって横方向から交互に分離通路52に前進後退を繰り返すようになっている。両シャッター部材55,56は同一の形状を有し、図9に示すように、先端部分にクリンチボルト10のねじ軸部11の外周面に沿う円弧状凹部58を有する案内係止部59が設けられており、側面に後述する揺動レバー61と係合する長孔60が横方向に貫通して設けられている。両シャッター部材55,56は上下逆向きの姿勢で本体ブロック51に取り付けられ、それぞれの案内係止部59,59が分離通路52に横方向から進入し、前進後退するように構成されている。
両シャッター部材55,56を作動する揺動レバー61は、その中心部位に固着した支持軸62が両シヤッター部材55,56の中間に位置して本体ブロック51に軸支され、該揺動レバー61の両端部側面に突設したピン63,63が両シャッター部材55,56の長孔60,60に遊動状態に係合される。支持軸62は本体ブロック51に付設した回転モータ、ロータリアクチュエータ、エアシリンダ等の駆動装置64に連動連結されていて、該駆動装置64により支持軸62を一定角度で正逆転させて、揺動レバー61が支持軸62を支点に揺動するように構成されている。また、本体ブロック51には第2の給送ホース54に向けて開口する圧送エアの第2のエア供給口65が設けられている。
図10は、上述した分離給送装置50によるクリンチボルト10の分離給送工程を示している。
図10(a)は、第1の給送ホース42に纏めて給送された複数個のクリンチボルト10が分離給送装置50の分離通路52に送り込まれ、一番前方のクリンチボルト10Aが、前進位置にある上側のシャッター部材55の案内係止部59に係止され、通過が防止されている初期状態を示している。このとき、揺動レバー61は支持軸62を支点に反時計方向へ一定角度揺動した位置にあり、下側のシャッター部材56は押しばね57に抗して後退位置にあって、その案内係止部59はクリンチボルト10Aに干渉していない。次に、図10(b)に示すように、揺動レバー61が時計方向へ揺動して中立位置に変位すると、下側のシャッター部材56が押しばね57により付勢されて前進位置に進入すると共に、上側のシャッター部材55も押しばね57の付勢作用で前進位置を維持している。この状態においては、上側のシャッター部材55の案内係止部59がクリンチボルト10Aの頭部12を係止すると共に、下側のシャッター部材56の案内係止部59の先端に形成されている円弧状凹部58がクリンチボルト10Aのねじ軸部11の外周面に沿うように案内している。続いて、図10(c)に示すように、揺動レバー61が時計方向へ一定角度揺動すると、上側のシャッター部材55が押しばね57に抗して後退位置に戻されるが、下側のシャッター部材56は、押しばね57の付勢作用で前進位置に維持されている。この状態では、上側のシャッター部材55の案内係止部59によるクリンチボルト10Aの頭部12に対する係止状態が解除され、クリンチボルト10Aは分離通路52内を落下移動するが、該クリンチボルト10Aのねじ軸部11が下側のシャッター部材56の案内係止部59の先端の円弧状凹部58に案内されて移動するので、クリンチボルト10Aの頭部12は下側のシャッター部56の案内係止部59に確実に係止される。したがって、クリンチボルト10Aは下側のシャッター部材56により通過が阻止され、不測に落下することはない。この状態から図10(d)に示すように、揺動レバー61が反時計方向へ揺動して中立位置に戻ると、上側のシャッター部材55が押しばね57により付勢されて前進位置に進入すると共に、下側のシャッター部材56も押しばね57の付勢作用で前進位置を維持している。したがって、一番目のクリンチボルト10Aはその頭部12が下側のシャッター部材56の案内係止部59に係止された状態を維持しており、続く二番目のクリンチボルト10Bがそのねじ軸部11を上側のシャッター部材55の案内係止部59に干渉することなく落下移動し、ねじ軸部11の先端が一番目のクリンチボルト10Aの頭部12に当接して停止する。さらに、図10(e)に示すように、揺動レバー61が反時計方向へ一定角度揺動して初期状態に戻ると、下側のシャッター部材56が押しばね57に抗して後退位置に戻され、その係止案内部59によるクリンチボルト10Aの頭部12に対する係止状態が解除されるので、クリンチボルト10Aは分離通路52内を落下移動して第2の給送ホース54に送り出される。一方、上側のシャッター部材55は前進位置に維持されているので、その案内係止部59に二番目のクリンチボルト10Bの頭部12が係止され、該クリンチボルト10Bが不測に落下して第2の給送ホース54に送り出されることはない。
上記同様の動作を繰り返して、分離通路52に送り込まれた複数のクリンチボルト10が1個ずつ分離して第2の給送ホース54に給送される。そして、第2の給送ホース54に給送されたクリンチボルト10は、図5に示すように、第2の供給口65から供給される圧送エアにより自動組立プレス機(使用機器)1の雄ねじ受容部7に供給される。
自動組立プレス機(使用機器)1の雄ねじ受容部7に供給されたクリンチボルト10が、プッシャー8により打込みパンチ4直下の打込み位置まで移送されると、次のクリンチボルト10が上記同様にして分離され、第2の給送ホース54に第2のエア供給口65から供給される圧送エアにより給送される(図6参照)。一方、ダイス6に載置した金属パネル13にはクリンチボルト10のねじ軸部11が挿通する取付孔(図示せず)が設けられている。
この状態で上型2が下降すると、図7に示すように、パンチブロック3で金属パネル13を押圧支持すると共に、打込みパンチ4により押圧されたクリンチボルト10のねじ軸部11が金属パネル13の取付孔に挿通し、続いて頭部12が金属パネル13に押圧され、クリンチボルト10がかしめ結合により金属パネル13に固着される。このとき、第2の給送ホース54を通じて給送された次のクリンチボルト10が雄ねじ受容部7に供給される。以下、上記同様の作業を繰り返してクリンチボルト10が金属パネル13に固着される。
上記した実施例の分離供給装置50において、上下一対のシャッター部材55,56にピン63,63を設け、揺動レバー61に長孔60,60を設けるようにしてもよい。
1 自動組立プレス機(使用機器)
2 上型
3 パンチブロック
4 打込みパンチ
5 下型
6 ダイス
7 雄ねじ受容部
8 プッシャー
10 クリンチボルト
11 ねじ軸部
12 頭部
13 金属パネル
20 整列装置
21 シュート
22 レール
30 整送装置
31 分離機構
32 分離ピン
40 本体ブロック
41 案内通路
42 第1の給送ホース
43 第1のエア供給口
50 分離給送装置
51 本体ブロック
52 分離通路
54 第2の給送ホース
55,56 一対のシャッター部材
57 押しばね
58 円弧状凹部
59 案内係止部
60 長孔
61 揺動レバー
62 支持軸
63 ピン
64 駆動装置
65 第2のエア供給口
特許第3045271号公報

Claims (3)

  1. ビスやボルト等の頭部付き雄ねじ(10)を一列に整列して送り出す整列装置(20)と、
    該整列装置(20)から送り出される前記雄ねじ(10)を、ねじ軸部(11)が前方で頭部(12)が後方に位置する姿勢で軸線方向に並べて第1の給送ホース(42)に送り出す整送装置(30)と、
    前記第1の給送ホース(42)の前端に接続して、使用機器(1)の近傍に設置され、前記第1の給送ホース(42)を通じて纏めて給送された複数個の前記雄ねじ(10)を1個ずつ分離し、第2の給送ホース(54)を通じて前記使用機器(1)の組み立て部に供給する分離給送装置(50)とを備え、
    前記整送装置(30)は、前記整列装置から送り出される前記雄ねじを1個ずつ分離して、ねじ軸部が前方で頭部が後方に位置する姿勢で順次前記第1の給送ホースに送り出す分離機構(31)と、前記第1の給送ホースに送り込まれた前記雄ねじを複数個ずつ纏めて前記分離給送装置(50)まで給送する圧送エアの第1のエア供給口(43)とが設けられており、
    前記分離給送装置(50)は、前記雄ねじの頭部外径よりやや大径の内径を有する分離通路(52)と、該分離通路の送り方向に前記雄ねじの頭部の高さより大きい間隔を隔てて配設され、かつ、前記分離通路に対して横方向から進入自在に組み付けられ、交互に前記分離通路(52)に前進後退を繰り返す一対のシャッター部材(55,56)と、前記分離通路(52)で分離された前記雄ねじを1個ずつ前記第2の給送ホース(54)を通じて前記使用機器の組み立て部まで給送する圧送エアの第2のエア供給口(65)とが設けられ、
    前記分離通路(52)の入口(52a)は、前記第1の給送ホース(42)に接続され、出口(52b)は前記第2の給送ホース(54)に接続されており、
    前記一対のシャッター部材(55,56)には、先端部分に前記雄ねじ(10)のねじ軸部(11)に沿う弧状凹部(58)を有する案内係止部(59)が設けられていて、該案内係止部は、その前進時に、前記雄ねじの頭部(12)の通過を阻止するが、ねじ軸部(11)は案内通過させる構成であり、前記一対のシャッター部材が前記分離通路に交互に前進後退することによって、前記分離通路(52)に送り込まれた前記雄ねじ(10)を1個ずつ分離することを特徴とする頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置。
  2. 請求項1記載の頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置において、
    前記一対のシャッター部材(55,56)は、前記分離通路(52)を設けた本体(51)に該分離通路(52)に対して横方向から進入自在に組み付けられると共に、押しばね(57,57)によって前進方向へ常時付勢されており、
    前記一対のシャッター部材(55,56)を作動する揺動レバー(61)は、その中心部位に固着した支持軸(62)が、前記一対のシャッター部材(55,56)の中間に位置して前記本体(51)に軸支され、前記揺動レバー(61)の両端部側面に突設したピン(63,63)が、前記一対のシャッター部材(55,56)の側面に設けた長孔(60,60)に遊動状態に係合されていて、前記揺動レバー(61)を前記支持軸(62)に連動連結した駆動装置(64)により前記支持軸(62)を支点に揺動させることにより、前記一対のシャッター部材(55,56)が前記分離通路(52)に交互に前進後退すると共に、前記揺動レバー(61)が中立位置にあるとき、前記押しばね(57,57)により付勢された前記一対のシャッター部材(55,56)が同時に前記分離通路(52)に前進した状態になることを特徴とする頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置。
  3. 請求項記載の頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置において、
    前記一対のシャッター部材(55,56)は、前記分離通路(52)を設けた本体(51)に該分離通路(52)に対して横方向から進入自在に組み付けられると共に、押しばね(57,57)によって前進方向へ常時付勢されており、
    前記一対のシャッター部材(55,56)を作動する揺動レバー(61)は、その中心部位に固着した支持軸(62)が、前記一対のシャッター部材(55,56)の中間に位置して前記本体(51)に軸支され、前記揺動レバー(61)の両端部側面に設けた長孔(60,60)に、前記一対のシャッター部材(55,56)の側面に突設したピン(63,63)が遊動状態に係合されていて、前記揺動レバー(61)を前記支持軸(62)に連動連結した駆動装置(64)により前記支持軸(62)を支点に揺動させることにより、前記一対のシャッター部材(55,56)が前記分離通路(52)に交互に前進後退すると共に、前記揺動レバー(61)が中立位置にあるとき、前記押しばね(57,57)により付勢された前記一対のシャッター部材(55,56)が同時に前記分離通路(52)に前進した状態になることを特徴とする頭部付き雄ねじの整送・分離給送装置。
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