JP4980090B2 - 受光デバイス、光空間伝送装置、および受信装置 - Google Patents

受光デバイス、光空間伝送装置、および受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、光空間伝送で使用される受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置に関する。例えば、フォトニック結晶を利用して集光する受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置に関する。
光空間伝送において送信部と受信部の光軸が合っているのが理想的であるが、現実的には、固定送信部と固定受信部のアライメント不良による静的軸ズレや、送信部と受信部の少なくとも一方が移動体である場合の動的軸ズレが存在する。
軸ズレが発生すると受光レベルの低下によりSN劣化、誤り率の増加による伝送レート低下、送信パワーの増加などの問題が生じる。
さらに、高速応答する受光素子になるほど受光面積が小さくなるので、軸ズレの影響が顕著となる。なお、ここで記載した軸ズレは、位置ズレと角度ズレの両者を含んでいる。
光空間伝送の場合、自由空間伝搬中にビーム径はある程度広がっているので位置ズレよりも角度ズレが特に問題である。しかし、面積の小さな受光素子に集光するための従来のレンズなどは、分散面が制御不可能な曲面であるために入射角の変動により集光位置が敏感に変化するので利得の劣化をもたらす。
ところで、最近、フォトニック結晶の結晶格子の設計によって分散面を自由に制御するフォトニックバンドエンジニアリングの研究が盛んであり、結合光学系への応用もある。
例えば、入射光を集光する集光部と、所定の波長領域において入射状態(角度・位置)に依らず一定方向に伝搬させる平坦な分散面を有するフォトニック結晶と、受光素子とで構成される結合光学系もある(例えば、特許文献1参照)。
図10は、結合光学系として特許文献1で開示されている固体撮像素子の単位画素の断面図を示している。図10(a)は、入射光が垂直に入射する場合の様子を、図10(b)は、入射光が斜めに入射する場合の様子をそれぞれ示している。
固体撮像素子200の上方から入射光が入る。シリコン基板101上に受光素子102(シリコンp−i−n構造)が形成されており、その上方の開口部以外には、スミア防止のためAl遮光層103が設けられている。フォトニック結晶107が遮光層103を埋め込むように形成されており、その上には、アクリル層104、カラーフィルタ層105、マイクロレンズ106が形成されている。マイクロレンズ106の焦点距離は、受光素子102の受光面になるように調整されている。
図11に、青色フォトニック結晶107の具体的な構造を示す。図11において、光は左から様々な角度で入射され、右側が出射側(受光面側)となっている。フォトニック結晶107は、X方向およびZ方向に屈折率周期構造をもった二次元フォトニック結晶であり、Y方向には屈折率は一様である。屈折率1.45のSiOの中に、半径0.113μmの球状のSi(屈折率2.0)が、0.25μmの間隔で正方格子状に三次元配置されており、光の進行方向にはSiが9層形成されている。
このような構造を有する青色フォトニック結晶107の分散面は、図12のようになる。つまり、ほぼ青色である波長500nmの光に対しては、ほぼ正方の分散面を有する。このような分散面をもつフォトニック結晶107に対して、青色光が入射すると、入射角に無関係に分散面に垂直な方向に、光は進行する。固体撮像素子200においては、青色に対する分散面に垂直な方向に受光素子102が形成されているので、フォトニック結晶107に入射された青色光はフォトニック結晶107内で平行な導波光となり、すべて受光素子102に向かうようになる。
図10(a)において、入射光109はマイクロレンズ106で集光され、カラーフィルタ層105およびアクリル層104を通過するにしたがい、スポット径が小さくなる。ところがフォトニック結晶107に入ると全ての光の進行が受光素子102の受光面の垂直方向に曲げられるため、全ての入射光は遮光層103の開口部を通過して、受光素子102に到達する。
一方、図10(b)において、斜め入射光110は、上記同様、マイクロレンズ106で集光されスポット径が小さくなり、フォトニック結晶107の界面に達すると、光の進行方向を受光素子102の受光面の垂直方向に向けられる。このため、斜めから入射する入射光110についても、その大部分を受光素子102に集光させることができる。
特開2005−203676号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の結合光学系は、マイクロレンズ106といった光学レンズを用いて集光させるために、光学レンズが有する収差の影響を受けてしまう。例えば、そのために光の入射角によって感度が変わってしまう。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、光学レンズを用いることなく、できるだけ入射角度に関係なく入射光を精度よく受光できる受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
受光素子と、
出力面が前記受光素子の受光面に近接するか接し、入力面上の任意点と前記任意点に入力された光が前記受光素子の前記受光面上で受光される受光点とを結ぶ第1の線分上の任意点の分散面が平坦であり、かつ前記分散面の垂線が前記第1の線分に平行である集光体と、を備え
前記集光体は、それぞれが前記入力面の一部および前記出力面の一部を含んでいるブロックに分割されており、
前記各ブロックの前記入力面上の任意点とその任意点に入力された光が前記受光素子の前記受光面上で受光される受光点とを結ぶ第2の線分が、そのブロックの外形と交差する交点は、前記入力面上の点と前記出力面上の点の2点であり、
前記各ブロックは、前記各ブロックの前記一部の入力面の中点と前記一部の出力面の中点とを結ぶ前記各ブロックの第3の線分が、互いに非平行で、前記集光体の前記入力面から前記受光素子方向に集中するように配置されている、受光デバイスである。
また、第2の本発明は、
各前記分散面の垂線は、前記受光素子の光軸に対して対称になっている、第1の本発明の受光デバイスである。
また、第3の本発明は、
前記集光体は、前記第1の線分の方向の変化に伴って結晶格子が変化するフォトニック結晶で構成されている、第1の本発明の受光デバイスである。
また、第4の本発明は、
前記フォトニック結晶は、正n角格子(nは3以上の自然数)で構成されており、前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、前記第1の線分の前記受光点に向かう側の方向を向いている、第3の本発明の受光デバイスである。
また、第5の本発明は、
前記フォトニック結晶が構成する前記正n角格子は、前記第1の線分の方向で決まる正n角格子であり、ブリルアンゾーンの特定の方向の最大波数と最小波数の比がsin(π/n)である、第4の本発明の受光デバイスである。
また、第6の本発明は、
前記フォトニック結晶は、3よりも低い対称性を有する結晶格子で構成されており、
前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、いずれも前記受光素子の光軸と平行で、前記受光素子に向いており、
前記結晶格子の他の格子ベクトルは、前記第1の線分の方向によって変化する格子ベクトルであり、前記第1の格子ベクトルとでなす内角が90°以上である、第3の本発明の受光デバイスである。
また、第7の本発明は、
前記フォトニック結晶は、所定波長の0.4〜0.6倍の格子定数と、格子点上の所定波長の0.08〜0.3倍の半径の円とで構成されている、第6の本発明の受光デバイスである。
また、第8の本発明は、
前記フォトニック結晶の結晶格子の各格子ベクトルは、前記受光素子の光軸に対して対称である、第3乃至第7のいずれかの本発明の受光デバイスである。
また、第9の本発明は、
前記分散面の各垂線は、所定波長において前記第1の線分の方向に平行であり、
前記分散面は、波長によって変化する、第1の本発明の受光デバイスである。
また、第10の本発明は、
前記集光体は、前記所定波長のみを前記受光素子に集光させる、第9の本発明の受光デバイスである。
また、第11の本発明は、
第1の本発明の受光デバイスを有する受光ユニットを備えた光空間伝送装置である。
また、第12の本発明は、
第1の本発明の受光デバイスと、
光伝送路と
前記光伝送路と前記受光デバイスの前記受光部との相対位置を変化させる機構部と、を備えた受信装置である。
また、第13の本発明は、
前記機構部は、前記受光部を中心に前記光伝送路の出力方向が相対的に回転する機構を有する、第12の本発明の受信装置である。
また、第14の本発明は、
前記機構部は、前記受光部の光軸を中心に前記光伝送路の出力方向が相対的に回転する機構を有する、第12の本発明の受信装置である。
本発明により、光学レンズを用いることなく、できるだけ入射角度に関係なく入射光を精度よく受光できる受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の受光デバイスの構成概要図を示している。
図2は、本実施の形態1の受光デバイスの集光器の、分散面と伝搬方向を説明する概要図を示している。図2(a)は逆格子空間を、図2(b)は実空間をそれぞれ示している。
図3は、本実施の形態1の受光デバイスの光軸上の分散面の概要図を示している。図3(a)は、フォトニック結晶のブリルアンゾーン内の分散曲線を、図3(b)は、逆格子空間でのブリルアンゾーンの形状をそれぞれ示している。
また、図4は、本実施の形態1の受光デバイスの軸ズレ位置での分散面の概要図を示している。図4(a)は、フォトニック結晶のブリルアンゾーン内の分散曲線を、図4(b)は、逆格子空間でのブリルアンゾーンの形状をそれぞれ示している。
なお、各図において、同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
まず、図1〜図4を用いて、本実施の形態1の受光デバイスの構成について説明する。
本実施の形態1の受光デバイスは、図1に示すように、光源(図示せず)から自由空間1で隔てられて配置されており、受光素子3と、受光素子3の入射面の近傍に配置された集光器8で構成されている。
集光器8には、平行な入射光16が境界面15から入射する。そして、集光器8は、第1基本格子ベクトル4が、入射位置で変化する入射位置5を起点とする受光素子3方向に平行で、異なる屈折率が周期的に正方格子6状に配置されたフォトニック結晶7の集合体を具備している。
なお、受光素子3の入射面が、本発明の受光面の一例にあたり、集光器8が、本発明の集光体の一例にあたる。また、集光器8の境界面15が、本発明の入力面の一例にあたり、入射位置5が、本発明の入力面上の任意点の一例にあたる。また、第1基本格子ベクトル4が、本発明の第1の格子ベクトルの一例にあたる。また、正方格子6状に配置されたフォトニック結晶7が、本発明の正n角格子で構成されているフォトニック結晶の一例にあたる。
また、集光器8は、集光器8の出力面から出射される光が受光素子3の入射面に入射するように配置されていればよく、集光器8の出力面と受光素子3の入射面が接していてもよいし、近接して配置されていてもよい。
そして、入射位置5を起点とする受光素子3方向に平行に第1基本格子ベクトル4方向が変化する正方格子のフォトニック結晶7の、所定の波長領域における分散面のブリルアンゾーン(BZ)9のX方向10の波数AとM方向11の波数Bの比がほぼsin(π/4)であり、第1基本格子ベクトル4が、受光素子3の光軸に対して対称になるように配置されている。ただし、本実施の形態1の受光デバイスは光軸対称なので、図1は受光デバイスの光軸2を含む断面図である。
なお、平坦な分散面の垂線がその入射位置5を起点とした受光素子3方向に平行となっている、各入射位置5ごとに分割された図1の点線で区切った各ブロックが、本発明の、それぞれが入力面の一部および出力面の一部を含んでいるブロックの一例にあたる。
これらのブロックは、各ブロックの境界面15上のある点、例えば中点と受光素子3の入射面近傍に配置されている出力面上の中点とを結ぶ各ブロックの線分が、互いに非平行で、集光器8の境界面15から受光素子3方向に集中するように配置する。したがって、各ブロックの入力面上の任意の点と、その点に入射した光が集光器8の出力面から出力され受光素子3に入射する受光点とを結ぶ線分は、集光器8の入力面上の点と出力面上の点の2点でのみ、そのブロックの外形と交差することになる。
なお、図1では、作図のし易さから集光器8を、分散面の垂線が同一方向に向いた平坦な分散面ごとのブロックに分割した例を示したが、これらのブロックの分割間隔を0にして、連続的に平坦な分散面の垂線方向が変化するようにフォトニック結晶7の構造が変化する構成にするとなお良い。
また、入射方向の分散面が平坦で垂線が入射位置5を起点とした受光素子3方向に平行であれば、入射光16が入射する境界面15は、図1のように曲面であっても平面であっても良く、任意形状でよい。
次に、図2〜図4を使用して、正方格子のフォトニック結晶7の第1基本格子ベクトル4が、入射位置5を起点とした受光素子3方向に平行に変化する、集光器8内での光伝搬のメカニズムについて、2次元モデルで説明する。
まず、受光素子3の光軸2上に入射する光線について説明する。
一般に、正方格子のフォトニック結晶のBZ内の分散曲線は図3(a)に示すとおりになり、所定波長(周波数)ω1でのX方向とM方向の波数はそれぞれAとBとなる。逆格子空間でのBZの形状は図3(b)のように正方形となり、前記X方向とM方向はそれぞれその正方形のBZの線分の中点と対角点となる。したがって、AとBの比をsin(π/4)となるようにフォトニック結晶7を設計すると、正方格子のフォトニック結晶7の分散面12は、近接する逆格子点を中心とした波数を半径とした球を漸近面とする曲面であるので、近似的に太実線で示すM方向が丸くX方向が平坦な正方形となる。
光軸2上に軸ズレ入射した光線の境界面15の接線方向(光軸2に垂直な方向)は、運動量が保存されるため集光器8内の光軸2に垂直な波数成分は変化しない。したがって、集光器8内の伝搬光13の方向は、円形の空気の分散面14上の入射光16の点を通る光軸2に平行な線と、正方格子のフォトニック結晶7の正方形の分散面12との交点での分散面12の傾き(分散面12の垂線)方向となる。すなわち、入射角度が変化して空気の分散面14上で位置が変化しても、集光器8内の分散面12の垂線方向は光軸2方向で一定なので、光軸2上に入射する任意角度の入射光は必ず光軸2方向に伝搬し、受光素子3に結合される。
次に、光軸2から離れた位置に入射する光線について説明する。
図2(a)、(b)において、rは光軸2に対するr方向の位置を示しており、光軸2の右側はr>0の場合を、光軸2の左側はr<0の場合をそれぞれ示している。
光軸2からr=r離れた入射位置の、正方格子のフォトニック結晶7の第1基本格子ベクトル4(a(r))の方向は、図2(b)のようにr=rの入射位置を起点とした受光素子3方向となる。この場合の正方格子のフォトニック結晶7のBZ内の分散曲線は図4(a)に示すとおり、入射位置が光軸2上の場合の図3(a)と同じであるが、正方形のBZが図4(b)のように境界面15の接線方向に対して傾斜するので、正方形の分散面12も同様に境界面15の接線方向に対して傾く。
空気の分散面14と傾いた正方格子の分散面12の関係から、光軸2から離れた位置に入射する光線は、入射角に依らず、傾いた正方格子の平坦な分散面12の垂直方向、すなわち、入射位置5を起点とした受光素子3方向へ伝搬する。
なお、受光デバイスは光軸対称の構成であるので、3次元の場合のメカニズムも上記2次元モデルの場合と同様である。
このように、フォトニック結晶7に特有な平坦な分散面12の垂線方向を、入射位置を起点とした受光素子3方向に配向するように分布させた集光器8を使用することで、集光器8への入射角に依らず、入射光を全て受光素子3方向に伝搬し、結合させることができる。
なお、以上は正方格子の場合であるが、三角格子のような3以上の高対称性を有する場合も同様にバンド端近傍の分散特性を利用することで平坦な分散面の垂線が第1基本格子ベクトル方向に配向するので、その集光器内の3以上の高対称性を有するフォトニック結晶の第1基本格子ベクトルが入射位置を起点とした受光素子方向になるように分布させることで、入射位置に依らず入射光を受光素子に結合させることができる。つまり、正n角格子(nは3以上の自然数、代表例としてn=3、4、6)で構成されたフォトニック結晶を、その第1基本格子ベクトルが入射位置を起点とした受光素子方向になるように分布させることで、入射位置に依らず入射光を受光素子に結合させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の受光デバイスの構成概要図を示している。
図6は、本実施の形態2の受光デバイスの集光器の、分散面と伝搬方向を説明する概要図を示している。図6(a)は逆格子空間を、図6(b)は実空間をそれぞれ示している。
また、図7は、本実施の形態2の受光デバイスの軸ズレ位置での分散面の概要図を示している。
なお、各図において、同じ構成部分には、同じ符号を用いている。
まず、図5〜図7を用いて、本実施の形態2の受光デバイスの構成について説明する。
本実施の形態2の受光デバイスは、実施の形態1の受光デバイスとは、集光器内のフォトニック結晶の配置が異なっている。
本実施の形態2の受光デバイスは、図5に示すように、光源(図示せず)から自由空間1で隔てられて配置されており、受光素子3と、受光素子3の入射面の近傍に配置された集光器28で構成されている。
集光器28は、第1基本格子ベクトル24が、受光素子3の光軸2に平行であり、第2基本格子ベクトル17と第1基本格子ベクトル24との受光素子3方向の内角18が、入射位置が光軸2上の場合には90°で、入射位置が光軸2から離れる場合には90°よりも大きく120°よりも小さく、入射位置5で変化する異なる屈折率が周期的に配置されている、3よりも低い対称性を有するフォトニック結晶27の集合体を具備している。
なお、第1基本格子ベクトル24が、本発明の第1の格子ベクトルの一例にあたり、第2基本格子ベクトルが、本発明の他の格子ベクトルの一例にあたる。
そして、所定波長の0.4〜0.6倍の格子定数と格子点上の所定波長の0.08〜0.3倍の半径の円で、入射位置5を起点とした受光素子3方向で方向が決まる第2基本格子ベクトル17が、光軸2に対して対称配置されている。ただし、本実施の形態2の受光デバイスは光軸対称なので、図5は受光デバイスの光軸2を含む断面図である。
次に、本実施の形態2の受光デバイスの集光器28内の光線の伝搬方向について、図6および図7の2次元モデルを使用して説明する。
まず、受光素子3の光軸2上に入射する光線について説明する。
集光器28内の光軸2上のフォトニック結晶27の第1基本格子ベクトル24が光軸2に平行な正方格子となるため、この場合の伝搬方向とメカニズムは実施の形態1と同じである。
次に、光線の入射位置が、光軸からr=r離れている場合について説明する。
図6(a)、(b)において、rは光軸2に対するr方向の位置を示しており、光軸2の右側はr>0の場合を、光軸2の左側はr<0の場合をそれぞれ示している。
フォトニック結晶27の、第1基本格子ベクトル24と第2基本格子ベクトル17の受光素子3方向の内角が90°よりも大きく120°よりも小さい場合、BZ9の特定の方向は3個(H1、H2、H3)となり、所定波長の0.4〜0.6倍の格子定数と格子点上の所定波長の0.08〜0.3倍の半径の円であれば、1.0から3.0程度の一般的な固体で作製したフォトニック結晶の分散曲線は所定波長においてバンド端近傍にある。そして、所定波長における分散面22は、図7に示すように近接する逆格子点を中心とした波数を半径とした球を漸近面とする曲面であるので、近似的にH2とH3方向が双曲あるいは湾曲で、H1方向がほぼ平坦な太実線のようになる。
このように、第1基本格子ベクトル24と第2基本格子ベクトル17の内角が90°や60°などの3よりも小さい対称性を有する場合は、バンド端近傍では、平坦な分散面22の垂線方向は、90°よりも大きな内角方向、すなわち受光素子3方向に向く。このバンド端近傍に特有の平坦な分散面22の垂線方向は、第1基本格子ベクトル24と第2基本格子ベクトル17の内角で決まるため、入射位置5を起点とした受光素子3方向で内角18を変化させることで入射位置に依らず常に平坦な分散面22の垂線方向を受光素子3方向に向けることができる。ただし、以上は、円形状の材料を使用してフォトニック結晶27を構成したが、大きさが近ければ若干の修正で同様の効果を出せるので、屈折率周期を形成する材料の形状は任意でよい。
このように、フォトニック結晶27に特有な平坦な分散面22の垂線方向を入射位置5を起点とした受光素子3方向に配向するように分布させた集光器28を使用することで、集光器28への入射角に依らず、入射光を全て受光素子3方向に伝搬し、結合させることができる。
なお、本実施の形態2の受光デバイスは光軸対称の構成であるので、3次元の場合のメカニズムも上記2次元モデルの場合と同様である。
なお、所定波長において、その垂線が入射位置を起点とした受光素子方向に平行な、平坦な分散面を、所定以外の波長においては、入射方向の波数におけるその分散面の接線の垂線方向がその入射位置を起点とした受光素子方向以外に向くようにフォトニック結晶を設計することによって、その集光器にフィルタ機能を付加することができる。また、波長毎に集光位置を変え、それらの各集光位置に各波長の受光素子を配置することで、分波機能を付加することができる。
以上に説明したように、本発明の受光デバイスは、その垂線が入射点を起点とした受光素子方向に平行に配置される平坦な分散面を有する集光体を使用しているので、入射光を入射角度に関係なく受光素子方向に伝搬・集光させることができる。
したがって、本発明の受光デバイスは、空間光伝送において軸ズレ光に対して光軸調整を不要とする高速伝送において有用である。
例えば、本発明の受光デバイスを光空間伝送装置の受光ユニットに用いることにより、デジタルデータを高速に安定して伝送させることができる。
(実施の形態3)
図8および図9は、本発明の実施の形態3の受信装置の構成概要図を示している。
いずれの受信装置も、図1に示した実施の形態1の受光デバイス、または、図5に示した実施の形態2の受光デバイスを利用している。すなわち、図8および図9に示す受光素子53は、図1および図5に示す受光素子3であり、集光器52は、集光器8または集光器28である。また、図8および図9に示す入力面54は、図1に示す境界面15のことである。なお、図8および図9において、同じ構成部分には同じ符号を用いている。
集光器52には、入力面54に入射した光が、受光素子53に集光されるように、3次元状のフォトニック結晶の集合体で構成されている。したがって、集光器52は、入力面54を底面とする円錐に近似した形状をしている。
図8に示す受信装置の受光デバイスは、例えば、受光素子53の部分が回転する車軸の先端に取り付けられている。つまり、受光素子53の光軸55が車軸に一致するように取り付けられている。
そして、集光器52の入力面54から間隙56を介した位置に、その出力端面がくるように入力用光伝送路50が配置されている。
図8に示す受信装置は、受光素子53を中心にして光の入力用光伝送路50の出力方向が回転するように、受光素子53に対して相対的に入力用光伝送路50を回転移動させる機構部(図示せず)を備えている。すなわち、縦回転60で示すように、入力用光伝送路(回転前)50は、その機構部によって入力用光伝送路(回転後)51の位置に移動し、入力面54に入射していた入射光(回転前)57は、別の位置から入射する入射光(回転後)58となる。
受光デバイスも光軸55を中心に自転59に示すように回転するため、車軸の振動などにより、入力用光伝送路50から出力された光は、受光デバイスの入力面54において動的な軸ずれ状態が発生する。図8に示す本実施の形態3の受信装置は、図1または図5に示した本発明の受光デバイスを利用しているので、入力光の角度に依らず受光素子53へ集光させることができ、このような軸ずれ状態が発生しても光損失が変化することなく安定した受光を実現できる。
図9は、入力用光伝送路50の出力方向が、受光素子53の光軸55を中心に回転する、本実施の形態3の他の構成の受信装置を示している。
図9は、受光デバイスの入力面54側から見た図を示している。つまり、図1に示した受光デバイスを紙面に向かって上から見た図であり、図9は、受光デバイスの上面側に投影した図を示している。この場合、入力用光伝送路50からの出力光は、図9の紙面の斜め手前側から、または真横から受光デバイスの入力面54に入射する。
図9に示す受信装置では、受光素子53の光軸55を中心にして光軸55とのなす角度を一定に保ちながら光の入力用光伝送路50の出力方向が回転するように、受光素子53に対して相対的に入力用光伝送路50を回転移動させる機構部(図示せず)を備えている。すなわち、横回転61で示すように、入力用光伝送路(回転前)50は、その機構部によって、入力用光伝送路(回転後)51の位置に移動する。
一方、受光デバイスは、図9に示す回転中心62、すなわち受光素子53を中心にして移動する機構部を備えている。図9の場合、紙面向こう側の回転中心62を中心にして、紙面手前側の入力面54が上下方向、左右方向などに振れるように移動する。
入力用光伝送路50の回転移動、および受光デバイスの移動により、入力用光伝送路50から出力された光は、受光デバイスの入力面54において動的な軸ずれ状態が発生する。図9に示す本実施の形態3の受信装置の場合も、図1または図5に示した本発明の受光デバイスを利用しているので、入力光の角度に依らず受光素子53へ集光させることができ、このような軸ずれ状態が発生しても光損失が変化することなく安定した受光を実現できる。
このように、本実施の形態3の受信装置は、入力光の角度に依らず受光素子53へ集光させることができるので、本実施の形態3の受信装置を用いることにより、入力用光伝送路と受光デバイスの相対位置が動的に変化する場合、例えば、機械の回転部やロボットの関節部などに光伝送を応用した場合でも光損失が変化することなく安定した受光を実現できる。
なお、図8および図9の受信装置において、受光素子53として示した受光部分は光伝送路であっても良い。また、入力用光伝送路50の出力面と集光器52の入力面54の間隙56は、真空としたり、気体や液体などを充填して使用する。
なお、本発明を別角度から見れば、以下のとおりである。
別の第1の本発明は、
受光素子と、
分散面が平坦であるブロックに分割されており、各前記分散面の垂線が前記受光素子に向かっていることにより、異なる角度をもって入射する各光を前記受光素子に集光させる集光体とを備えた受光デバイスである。
また、別の第2の本発明は、
各前記分散面の垂線は、前記受光素子の光軸に対して対称になっている、別の第1の本発明の受光デバイスである。
また、別の第3の本発明は、
前記集光体は、前記各光が入射する各入射点を起点として前記受光素子に向かって結晶格子が変化するフォトニック結晶で構成されている、別の第1の本発明の受光デバイスである。
また、別の第4の本発明は、
前記フォトニック結晶は、正n角格子(nは3以上の自然数)で構成されており、
各前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、それぞれ、各前記入射点を起点として前記受光素子に向かう方向を向いている、別の第3の本発明の受光デバイスである。
また、別の第5の本発明は、
前記フォトニック結晶が構成する前記正n角格子は、各前記入射点を起点として前記受光素子に向かう方向で決まる正n角格子であり、ブリルアンゾーンの特定の方向の最大波数と最小波数の比がsin(π/n)である、別の第4の本発明の受光デバイスである。
また、別の第6の本発明は、
前記フォトニック結晶は、3よりも低い対称性を有する結晶格子で構成されており、
前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、いずれも前記光軸と平行で前記受光素子に向いており、
前記結晶格子の他の格子ベクトルは、各前記入射点を起点として前記受光素子に向かう方向によって変化する格子ベクトルであり、前記第1の格子ベクトルとでなす内角が90°以上である、別の第3の本発明の受光デバイスである。
また、別の第7の本発明は、
前記フォトニック結晶は、所定波長の0.4〜0.6倍の格子定数と、格子点上の所定波長の0.08〜0.3倍の半径の円とで構成されている、別の第6の本発明の受光デバイスである。
また、別の第8の本発明は、
前記フォトニック結晶の結晶格子の各格子ベクトルは、前記光軸に対して対称である、別の第3乃至第7の本発明の受光デバイスである。
また、別の第9の本発明は、
前記分散面の各垂線は、所定波長において前記受光素子に向かっており、
前記分散面は、波長によって変化する、別の第1の本発明の受光デバイスである。
また、別の第10の本発明は、
前記集光体は、前記所定波長のみを前記受光素子に集光させる、別の第9の本発明の受光デバイスである。
また、別の第11の本発明は、
別の第1の本発明の受光デバイスを有する受光ユニットを備えた光空間伝送装置である。
本発明に係る受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置は、光学レンズを用いることなく、できるだけ入射角度に関係なく入射光を精度よく受光できる効果を有し、光空間伝送で使用される受光デバイス、光空間伝送装置および受信装置等に有用である。
本発明の実施の形態1の受光デバイスの構成概要図 (a)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、逆格子空間における分散面と伝搬方向の関係を説明する概要図、(b)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、実空間における分散面と伝搬方向の関係を説明する概要図 (a)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、光軸上の分散面の、フォトニック結晶のブリルアンゾーン内の分散曲線を示す図、(b)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、逆格子空間における光軸上の分散面のブリルアンゾーンの形状を示す図 (a)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、軸ズレ位置での分散面の、フォトニック結晶のブリルアンゾーン内の分散曲線を示す図、(b)本発明の実施の形態1の受光デバイスの集光器の、逆格子空間における軸ズレ位置での分散面のブリルアンゾーンの形状を示す図 本発明の実施の形態2の受光デバイスの構成概要図 (a)本発明の実施の形態2の受光デバイスの集光器の、逆格子空間における分散面と伝搬方向の関係を説明する概要図、(b)本発明の実施の形態2の受光デバイスの集光器の、実空間における分散面と伝搬方向の関係を説明する概要図 本発明の実施の形態2の受光デバイスの集光器の、軸ズレ位置における分散面の構成概要図 本発明の実施の形態3の受信装置の構成概要図 本発明の実施の形態3の、他の構成の受信装置の構成概要図 (a)従来の固体撮像素子に入射光が垂直に入射する場合の様子を示す断面図、(b)従来の固体撮像素子に入射光が斜めに入射する場合の様子を示す断面図 従来の固体撮像素子に使用されるフォトニック結晶の構造図 従来の固体撮像素子に使用されるフォトニック結晶の光学機能を示す図
符号の説明
1 自由空間
2 受光素子の光軸
3 受光素子
4、24 第1基本格子ベクトル
5 入射位置
6 正方格子
7、27 フォトニック結晶
8、28 集光器
9 ブリルアンゾーン(BZ)
10 正方格子のBZの特定の方向X
11 正方格子のBZの特定の方向M
12 集光器の分散面
13、23 集光器内の伝搬光
14 空気の分散面
15 境界面
16 入射光
17 第2基本格子ベクトル
18 内角
22 集光器の分散面(斜方格子)
50 入力用光伝送路(回転前)
51 入力用光伝送路(回転後)
52 集光器
53 受光素子
54 入力面
55 光軸
56 間隙
57 入射光(回転前)
58 入射光(回転後)
59 自転
60 縦回転
61 横回転
62 回転中心

Claims (14)

  1. 受光素子と、
    出力面が前記受光素子の受光面に近接するか接し、入力面上の任意点と前記任意点に入力された光が前記受光素子の前記受光面上で受光される受光点とを結ぶ第1の線分上の任意点の分散面が平坦であり、かつ前記分散面の垂線が前記第1の線分に平行である集光体と、を備え
    前記集光体は、それぞれが前記入力面の一部および前記出力面の一部を含んでいるブロックに分割されており、
    前記各ブロックの前記入力面上の任意点とその任意点に入力された光が前記受光素子の前記受光面上で受光される受光点とを結ぶ第2の線分が、そのブロックの外形と交差する交点は、前記入力面上の点と前記出力面上の点の2点であり、
    前記各ブロックは、前記各ブロックの前記一部の入力面の中点と前記一部の出力面の中点とを結ぶ前記各ブロックの第3の線分が、互いに非平行で、前記集光体の前記入力面から前記受光素子方向に集中するように配置されている、受光デバイス。
  2. 各前記分散面の垂線は、前記受光素子の光軸に対して対称になっている、請求項1に記載の受光デバイス。
  3. 前記集光体は、前記第1の線分の方向の変化に伴って結晶格子が変化するフォトニック結晶で構成されている、請求項1に記載の受光デバイス。
  4. 前記フォトニック結晶は、正n角格子(nは3以上の自然数)で構成されており、前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、前記第1の線分の前記受光点に向かう側の方向を向いている、請求項に記載の受光デバイス。
  5. 前記フォトニック結晶が構成する前記正n角格子は、前記第1の線分の方向で決まる正n角格子であり、ブリルアンゾーンの特定の方向の最大波数と最小波数の比がsin(π/n)である、請求項に記載の受光デバイス。
  6. 前記フォトニック結晶は、3よりも低い対称性を有する結晶格子で構成されており、
    前記結晶格子の第1の格子ベクトルは、いずれも前記受光素子の光軸と平行で、前記受光素子に向いており、
    前記結晶格子の他の格子ベクトルは、前記第1の線分の方向によって変化する格子ベクトルであり、前記第1の格子ベクトルとでなす内角が90°以上である、請求項に記載の受光デバイス。
  7. 前記フォトニック結晶は、所定波長の0.4〜0.6倍の格子定数と、格子点上の所定波長の0.08〜0.3倍の半径の円とで構成されている、請求項に記載の受光デバイス。
  8. 前記フォトニック結晶の結晶格子の各格子ベクトルは、前記受光素子の光軸に対して対称である、請求項乃至のいずれかに記載の受光デバイス。
  9. 前記分散面の各垂線は、所定波長において前記第1の線分の方向に平行であり、
    前記分散面は、波長によって変化する、請求項1に記載の受光デバイス。
  10. 前記集光体は、前記所定波長のみを前記受光素子に集光させる、請求項に記載の受光デバイス。
  11. 請求項1に記載の受光デバイスを有する受光ユニットを備えた光空間伝送装置。
  12. 請求項1に記載の受光デバイスと、
    光伝送路と
    前記光伝送路と前記受光デバイスの前記受光部との相対位置を変化させる機構部と、を備えた受信装置。
  13. 前記機構部は、前記受光部を中心に前記光伝送路の出力方向が相対的に回転する機構を有する、請求項12に記載の受信装置。
  14. 前記機構部は、前記受光部の光軸を中心に前記光伝送路の出力方向が相対的に回転する機構を有する、請求項12に記載の受信装置。
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