JP2005142429A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 固体撮像装置内での光の反射・散乱ロスの増加を抑制し、入射角に起因する集光効率の低下を防止する高解像度で高感度な固体撮像装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 入射光4の赤、緑および青色の成分に対して、それぞれ平坦な分散面を有することにより平行な出射光201〜203にする赤、緑および青色光用フォトニック結晶61〜63と、各フォトニック結晶61〜63の平坦な分散面で決定される出射光201〜203の進行方向上に設置される各マイクロレンズ7と、各カラーフィルタ141〜143と、各マイクロレンズ7と各カラーフィルタ141〜143とを透過した各光をそれぞれ受光し、電荷に変換する各受光部151〜153とを備える。各フォトニック結晶61〜63は正方晶構造を有し、各光の周波数をω、格子長をaとするとき、0.2<ω×a/2πc<1.0を満たす。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ディジタルカメラ等に搭載される固体撮像装置およびその製造方法に関するものである。
近年、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルスチルカメラ(DSC)、そしてカメラ付携帯電話の普及に伴い、固体撮像装置の市場は大きく拡大している。このような動きの中、固体撮像装置の高解像度化や高感度化が強く望まれている。
現在、固体撮像装置として広く使用されているCCDやMOSイメージセンサでは、複数の受光部を有する半導体集積回路を2次元状に配列して、被写体からの光信号を電気信号に変換している。
図15は、従来の一般的なディジタルカメラのシステム構成図である。撮影する動撮像または停止撮像21の入力光は、光学レンズ22および23を用いて集光され、平行光として固体撮像装置24へと導入され、最終的に画像25となる。
一般に、固体撮像装置の感度は、入射光量に対する受光素子の出力電流の大きさによって定義されている。よって、この種の固体撮像装置では、入射した光を確実に受光素子に導入することが感度向上のため重要な要素となっている。
現在では、受光部での集光効率の向上のため、固体撮像装置の上部にマイクロレンズ、さらに素子内部に層内レンズを形成している。その一例を図16に示す。
図16に示すG用固体撮像装置110では、マイクロレンズ7に垂直に入射した光19は、緑色(G)のカラーフィルタ8によって色分離された後、層内レンズ11によってさらに集光され、受光素子(フォトダイオード)13において電気信号への変換がなされ、電気信号はCCD10に送られる。このようなマイクロレンズを用いた固体撮像装置の構造は、比較的高い集光効率が得られることから、現在のほとんど全てのイメージセンサで採用されている。
また、フォトニック結晶または屈折率周期構造体を利用した固体撮像装置として、様々な技術が開示されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
特許文献1に開示された技術では、屈折率の高低差を利用して光を閉じ込めることによって、入射光を効率よく受光部に到達させている。また、特許文献2に開示された技術では、フォトニック結晶は、光を透過させない反射ミラーとして利用されている。
特開2001−44401号公報 特開2003−133536号公報
しかしながら、マイクロレンズは、集光効率が信号光の入射角度に依存して低下するという問題がある。すなわち、図16においてマイクロレンズに垂直に入射してくる光19については高効率に集光することができるが、斜め入射光20に対しては集光効率が減少する。つまり、斜め入射光20は、マイクロレンズ7および層内レンズ11によっても十分に集光されず、受光素子(フォトダイオード)13に入射せず、遮光部9へと進行してしまう。
巨視的な空間であれば、レンズの構造を変化させて、斜め入射光を受光素子へと集光することができる。しかしながら、マイクロレンズはマイクロメートルオーダーの非常に微細な構造であり、リフローで形成するため、入射角度に応じて形状を制御することは非常に困難である。
そこで、この対策として層内レンズを配置する等の解決手段がとられているが、受光素子までの光路上に層構造が増加することによって、反射・散乱ロスの増加が顕著になるという問題がある。
また先に述べたように、イメージセンサは複数の固体撮像装置の2次元配列で構成されているため、広がり角を持つ入射光の場合、イメージセンサの中央と周辺では入射角が異なる。その結果、周辺の固体撮像装置の集光効率が中央より低下するという問題がある。
以上のように、画素数向上のための固体撮像装置の小型化や高画質化を実現するためには、マイクロレンズへ垂直に光を入射する技術の開発が望まれている。
そこで、本発明は、固体撮像装置内での光の反射・散乱ロスの増加を抑制し、入射角に起因する集光効率の低下を防止する、高解像度で高感度な固体撮像装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、入射光の赤、緑および青色の成分に対して、それぞれ平坦な分散面を有することにより平行な出射光にする赤、緑および青色光用フォトニック結晶と、各前記フォトニック結晶のそれぞれの前記平坦な分散面で決定される出射光の進行方向上に設置され、各前記出射光をそれぞれ集光する各マイクロレンズと、各前記フォトニック結晶のそれぞれの前記平坦な分散面で決定される出射光の進行方向上に設置され、前記赤、緑および青色光のみをそれぞれ透過させる赤、緑および青色光用カラーフィルタと、各前記マイクロレンズと各前記カラーフィルタとを透過した各前記光を、それぞれ受光し、電荷に変換する赤、緑および青色光用受光素子とを備えることを特徴とする。
これにより、様々な角度で入射する光に対して、フォトニック結晶の平坦な分散面で決定される方向に平行度の高い平行光線束を得ることができ、かつその光軸方向に各受光素子を有する半導体集積回路を設定した光路を形成することによって、マイクロレンズを有する固体撮像装置の集光効率を向上させることができる。また、この手段を用いれば、容易かつ低コストで固体撮像装置の組み立てができるので、高解像度、高感度な固体撮像装置を実現できる。
さらに、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶は、それぞれ正方晶構造を有し、入射される前記赤、緑および青色光の周波数を、それぞれωr、ωgおよびωbとし、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶の等しい二辺の格子長を、それぞれar、agおよびab、またcを光速とするとき、すべてのi(=r、g、b)について、
0.2<ωi×ai/2πc<1.0
の関係を満たすことを特徴とする。
赤、緑および青色光用フォトニック結晶の等しい二辺の格子長をそれぞれ最適な長さにすることにより、各波長領域において各フォトニック結晶の最適化が可能となり、より平行度の高い光を取り出すことができるようになる。結果として、各受光部に平行光を導入している各種光学レンズの設計が安易かつ低コストで可能となる。
さらに、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶は、前記格子長がすべて同一(すなわち、ar=ag=ab)であり、前記赤、緑および青色光のすべてに対し平坦な分散面を有することを特徴とする。
これにより、可視領域において光の波長に関わらず、入射光を特定の方向に伝播させることができ、その結果として、色による集光効率の違いを無くすことができる。また、各画素でフォトニック結晶を作り変える必要がなく、フォトニック結晶自体の製造が容易になるだけでなく、フォトニック結晶と受光素子・マイクロレンズとのアライメントが不要になり、実装工程が極めて容易になる。
さらに、前記赤、緑および青色光用カラーフィルタは、屈折率がN1である第1の層と、前記第1の層の出射面に接触して設置され、屈折率がN2である第2の層とを備え、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶の各前記分散面が平坦でない出射光の前記第2の層への界面入射角の最小値をαとするとき、前記N1、N2およびαは、
1sin(α)>N2
の関係を満たすことを特徴とする。
これにより、各フォトニック結晶に対応した色ではない光は、スネルの法則より上記二層の界面で全反射され、受光素子に入ることがないため、さらに解像度を向上させることができる。また、従来型のカラーフィルタを取り除くことができる。
また、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶は、前記固体撮像装置を納めるパッケージの窓に形成されていることを特徴とする。
これにより、ユーザにとって、高感度で高解像度な固体撮像装置の使い方が容易になる。
また、前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶は、前記赤、緑および青色光用受光素子が形成されている半導体集積回路の表面にモノリシックに形成されていることを特徴とする。
これにより、フォトニック結晶まで、一貫して半導体プロセスで行うことができ、高精度組み立ておよび低価格が実現できる。
また、前記赤、緑および青色光用受光素子が形成されている半導体集積回路は、異なるダイ(チップ)上に形成され、ハイブリッドに並べられていることを特徴とする。
これにより、R用、B用およびG用受光部は、別品になるので、仮に歩留が悪くても、良品を集めることができ、生産性が向上する。
あるいは、前記赤、緑および青色光用受光素子が形成されている半導体集積回路は、同一のダイ(チップ)上に形成され、モノリシックに並べられていることを特徴とする。
これにより、各チップ間の相対位置のズレがなくなるので、調整作業が減り、低価格が実現できる。
また、本発明に係る固体撮像装置の第1の製造方法は、SiO層とSi34層とからなる多層膜を形成する工程と、前記多層膜上に円形のレジストを形成する工程と、前記SiO層と前記Si34層とからなる複数の円柱状の多層膜を形成する工程と、前記レジストを剥離する工程と、前記複数の円柱状の多層膜にSiOコート材料を塗布し過熱する工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る固体撮像装置の第2の製造方法は、SiO層を堆積する工程と、前記SiO層上に円形のレジストを形成する工程と、前記SiO層にエアホールを形成する工程と、前記レジストを剥離する工程と、前記SiO層上にSi34層を堆積する工程と、前記Si34層を前記SiO層の表面の深さまで平坦にする工程と、マスクを合わせる工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る固体撮像装置の第3の製造方法は、SiO層を堆積する工程と、前記SiO層上に円形のレジストを形成する工程と、前記SiO層にエアホールを形成する工程と、前記SiO層上にSi34微粒子を含む水溶液を滴下する工程と、加熱によって前記水溶液中の水を蒸発させる工程と、前記SiO層上の余分な前記Si34微粒子を取り除く工程と、マスクを合わせる工程とを含むことを特徴とする。
これらの製造方法により、従来の半導体プロセスのみによって簡便に屈折率周期構造体を構築できる。また、微粒子が個別に存在している屈折率周期構造体を形成することができるため、フォトニック結晶の効果が従来よりも強くなる。
本発明の固体撮像装置により、入射角に起因する集光効率の低下を防止することができる。また、色による集光効率の違いをなくすことができる。また、固体撮像装置内での光の反射・散乱ロスの増加が抑制される。さらに、各色ごとにフォトニック結晶を作り変える必要がなく、フォトニック結晶自体の製造が容易になるだけでなく、フォトニック結晶と受光素子・マイクロレンズとのアライメントが不要になり、実装工程が極めて容易になる。また、より平行度の高い光を取り出すことができるようになるため、各受光部に平行光を導入している各種光学レンズの設計が安易かつ低コストで可能となる。また、ユーザにとって、高感度で高解像度な固体撮像装置の使い方が容易になる。また、従来型のカラーフィルタを取り除いた構成を実現することもできる。
さらに、その製造方法は一貫して半導体プロセスで行うことができ、容易かつ低コストで組み立てができるので、固体撮像装置の高解像度化、高感度化を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながらさらに具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1に係るG用固体撮像装置の基本構造を示す。G用固体撮像装置100(画素サイズ2mm×2mm)は、G用フォトニック結晶6、マイクロレンズ7、G用カラーフィルタ8、層内レンズ11、平坦化層12、遮光部9、CCD10、およびフォトダイオード13を備える。CCD10はSi製であり、VGA仕様(約31万画素)である。G用固体撮像装置100には、入射面に対して45°以内の角度で、B成分1、G成分2およびR成分3で構成される信号光4が入射する。
図2に、G用フォトニック結晶6の一部分の外観を示す。なお、製造方法は後述する。G用フォトニック結晶6は、正方晶構造を有し、SiOマトリックス900中に直径220nmの球状のSi34微粒子901が規則正しく並んでいる。なお、等しい二辺の格子長agは250nmである。なお、Si34とSiOの屈折率はそれぞれ1.45と2.0である。このように、SiOマトリックス900中にSi34微粒子901が規則的に並ぶことにより周期的屈折率が三次元的に変化し、全体としてフォトニック結晶を形成している。また、このフォトニック結晶は薄膜形状であり、膜厚は2mmである。すなわち、厚さ方向に微粒子901が9個配列している。このように形成されたG用フォトニック結晶6は、0.42<ωg×ag/2πc<0.50の領域で平坦な分散面(波数空間におけるバンドの等エネルギー面)を有する。
フォトニック結晶の一般的な特徴の一つに、スーパーコリメート効果(例えば、「O plus E」,新技術コミュニケーションズ社,1999年12月号,p.1560参照)がある。この効果は、入射光の波長ならびに入射角に依存せず、特定方向への光伝搬を許容する性質をもつため、これを利用すると平行度の高い平行光線束を得ることが可能となる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るG用フォトニック結晶の分散面を示す図である。図中左側の円26は空気中の入射光の分散面を表している。右側の各図は本実施の形態で用いるG用フォトニック結晶6の分散面を示しており、それぞれ、円31はB成分、正方形30はG成分、星型29はR成分の波長に対応する分散面である。
G用フォトニック結晶6に角度θで入射した光27において、Z軸方向(出射面の法線方向)の波数ベクトルの運動量は保存されるため、G用フォトニック結晶6内での光の伝搬は、波数ベクトルの接線成分を表す作図線28と分散面30との交点で定義される。G光のみをコリメートするG用フォトニック結晶6では、作図線と分散面とが、ほぼ垂直(±5°以内)に交わるようにしている。実空間での光の伝搬は、分散面30の交点における法線方向であることから、伝搬光は広がり角5°以内の平行光線33となる。ここでフォトニック結晶6は、4回対称性以上を有する構造であり、図1に示しているように、最大入射角45°以内の信号光が、平行光としてコリメートされる。また、R光とB光に対応する分散面29と分散面31は、作図線と角度をもって交わるため、入射光はコリメートされず、伝播光32および34は各分散面29および31の法線方向に進行する。
図1ではG光を例にとって説明を行ったが、実際にはフォトニック結晶の分散面を制御することによって、特定の波長領域の光だけを、任意の方向に伝搬することが可能である。このようなフォトニック結晶によるコリメート機能を用いることによって、受光部に入る色の混色が極めて小さくなり、高い色再現性が得られる。また、効率よく信号光をマイクロレンズに入射することができるため、受光部での集光効率も向上する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。固体撮像装置101は、R用受光部151、G用受光部152およびB用受光部153を一枚の基板16上に集積したものである。各受光部151、152および153には、R用カラーフィルタ141、G用カラーフィルタ142およびB用カラーフィルタ143が取り付けられている。また、各受光部151、152および153に対向して、それぞれ、R用フォトニック結晶61(0.43<ωr×ar/2πc<0.50;ar=300nm)、G用フォトニック結晶62(0.42<ωg×ag/2πc<0.50;ag=250nm)、B用フォトニック結晶63(0.40<ωb×ab/2πc<0.50;ab=200nm)が形成されている。なお、基板16はSi基板を用いている。
これらのフォトニック結晶61、62および63は、異なる結晶構造を有しており(ar≠ag≠ab)、同一のガラス板に集積されている(なお、このガラス板は図示していない)。
入射光4は、R光、G光およびB光用フォトニック結晶61、62および63により各フォトニック結晶に対応したR光201、B光202およびG光203としてそれぞれ平行光となり、それぞれの色に対応した受光部151、152および153に入射される。なお、各受光部151、152および153にカラーフィルタ141、142および143を設けている理由は、隣接する固体撮像装置からの迷光を取り除くためである。
また、各CCDの位置精度は、半導体フォトリソグラフィーのマスク工程で決定されるため、このような固体撮像装置の集積構造をとることにより実質的に相対位置は不変となり、実装が容易になる。
図5は、B用フォトニック結晶の分散面を、また、図6はR用フォトニック結晶の分散面を示す。図5に示された分散面ではB光に対して四角に、また、図6に示された分散面ではR光に対して四角になっており、各々B光およびR光の出射光が平行になる。
ところで、本フォトニック結晶の製造には主に次に示す3手法を用いる。
第1の手法として、図7に多層膜層のエッチングによってフォトニック結晶構造を製造する方法を示す。図7(a)に示すように、まずSiO基板906上に、CVD法を用いて、Si34層904とSiO層905のペアを1セットとして、9セット堆積した多層膜構造を形成する。例えば、G用フォトニック結晶62の形成時には、Si34層904とSiO層905とをそれぞれ220nm、および30nm堆積する。次に、電子線リソグラフィを用いて、直径220nmの円形のレジスト903を形成した後、図7(b)に示すように、通常のエッチングプロセスを用いて、円柱状の多層膜が残るようにエッチングを行う。次に、図7(c)に示すように、アセトンを用いて、レジストを剥離した後、スピンコートによってSiOコート材料を塗布・加熱して、SiOマトリックス907中にSi34微粒子904が規則的に並んでいるフォトニック結晶を形成する。同様のプロセスを用いて、R用フォトニック結晶61、B用フォトニック結晶63を順次製造する。
しかし、上記製造方法では、従来の半導体プロセスによって簡便に屈折率周期構造体を構築できるが、周期構造が多くなるとテーパー角が大きくなり、基板上に垂直な円柱構造を形成することができなくなるという問題が生じる。そこで、より多周期構造のフォトニック結晶を実現するための手法として、単周期ずつ形成する第2の製造方法を図8に示す。
図8(a)に示すように、まずSiO基板906上に、CVD法を用いて、SiO層905を堆積し、電子線リソグラフィを用いて、円形のレジスト903を形成する。次に、図8(b)に示すように、エッチングでエアホールを形成した後、図8(c)に示すように、埋め込み層であるSi34層904を堆積し、図8(d)に示すように、CMPプロセスによって平坦化を行う。次に、図8(e)に示すように、SiO層905を堆積し、マスク合わせの後、図8(f)に示すように、次周期のためのレジスト形成を行う。これらの作業を順次行うことによって、最終的に図8(g)に示すような多周期のフォトニック結晶を製造する。
図9は、本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶の第3の製造方法を示す図である。図9(a)に示すように、SiO基板906上のSiO層905に上記プロセスと同様の手法を用いて、エアホールを形成し、粒径が220nmのSi34微粒子904を含む水溶液908を滴下する。この後、加熱を行い水溶液908中の水を蒸発させる。このとき、水の蒸発速度を十分遅く制御することによって、図9(b)に示すように、微粒子904はエアホール中に埋め込まれる。次にエアブローによって、試料表面の余分な微粒子を取り除き、図9(c)に示すように、再びSiO層905を堆積する。最後に、図9(d)に示すように、マスク合わせの後、次周期のためのエアホール形成を行う。上記作業の繰り返しによって、最終的に図9(e)に示すようなフォトニック結晶を製造する。
このように、本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶の第1〜3の製造方法によれば、従来の3次元フォトニック結晶の代表的な製造方法である高周波バイアス・スパッタ法を用いることなく、従来の半導体プロセスによって容易に製造できる。
また、従来では高/低屈折率材料が連続して堆積された構造になっており、近隣の材料同士は繋がっているため、フォトニック結晶の効果は弱くなっているが、本発明に係るフォトニック結晶では、微粒子が個別に存在している正方晶構造を形成することができるため、フォトニック結晶の効果が従来よりも強くなる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る固体撮像装置では、色による集光効率の違いをなくすことができる。また、より平行度の高い光を取り出すことができるようになるため、各受光部に平行光を導入している各種光学レンズの設計が安易かつ低コストで可能となる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。本固体撮像装置102では、各受光部151、152、153およびCCDを集積した基板16を一つのパッケージ17に入れ、そのパッケージ17の入射光を取り込むための窓に、各受光部151、152、153に対応するようにフォトニック結晶61、62および63を設置している。このような構成にすることで、R光201、G光202およびB光203を、それぞれ各受光部151、152および153に垂直に入射させることができる。
この構成により、ユーザにとって、フォトニック結晶と各受光部の位置調整が不要になり、取り扱いが容易になる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。固体撮像装置103では、フォトニック結晶61、62および63と、各受光部151、152、153およびCCDを集積した基板16との間に、高透過率な樹脂18を形成している。フォトニック結晶61、62および63は、ガラス板に形成されることなく、樹脂18にモノリシックに形成されている。
この構成により、フォトニック結晶まで、一貫して半導体プロセスで行うことができ、高精度組立および低価格が実現できる。
(実施の形態4)
図12は、本発明の実施の形態4に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。固体撮像装置104では、R用受光部151、G用受光部152およびB用受光部153に対して、全く同一の構造を持つフォトニック結晶604が設置されている。この構造ではLiF微粒子(n=1.3)がCaF2マトリックス(n=1.24)中に規則正しく配列している。なお、格子長は300nm、微粒子の直径は180nmである。
本フォトニック結晶604の製造には、図9に示した第3手法を用いる。広波長帯域で光をコリメートさせるために、本実施の形態ではフォトニック結晶全体の平均屈折率を減少させている。具体的には、微粒子とマトリックス材料に低屈折材料を用いたり、微粒子の粒径を小さくしたりなどしている。
図13に、このフォトニック結晶604の分散面を示す。R光632、G光633およびB光634に対しすべて四角い分散面をもっている(0.36<ω×a/2πc<0.63;a=250nm)。従って、図12に示すように、フォトニック結晶604に入射した可視光4は、すべてフォトニック結晶604の入射面と垂直方向の平行光250として出射される。各受光部151、152および153に設置されている各マイクロレンズ7には平行度の高い光250がそれぞれ入射するため、従来技術では必要となる層内レンズが不要となる。すなわち、マイクロレンズ7は、受光部151、152および153それぞれに1個ですむことになり、構成が簡単になるとともに、層内レンズで生じている反射や吸収などの光の損失が低減する。
なお、各色は、各受光部151、152および153に対応したカラーフィルタ141、142および143で分離される。
以上のように、本発明の実施の形態4に係る固体撮像装置では、RGB用のフォトニック結晶を3種類用意して対応する受光部ごとに設置することなく、1つのフォトニック結晶604のみの構成で集光効率を上げることができるため、フォトニック結晶の生産性が向上するだけでなく、フォトニック結晶、マイクロレンズおよび受光部のアライメントが不要になり、実装が容易になる。
(実施の形態5)
図14は、本発明の実施の形態5に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。固体撮像装置105は、フォトニック結晶61、62および63と各受光部151、152および153の間が二層90および91から構成されている。フォトニック結晶61、62および63および二層90および91の屈折率、厚さなどを適切に選ぶことにより、平行にならない光92および93(すなわち、受光部の方向に垂直に進行しない光)は層90および層91との界面で全反射され、受光部151、152および153には達しない。従って、各受光部151、152および153用のカラーフィルタが不要になり、製造工程を極めて容易にすることができる。
一例として、層91にはTiO(屈折率N1=2.3)、層90には樹脂(屈折率N2=1.3)を用いる。またフォトニック結晶61、62および63の不要光は、層91内をα=40゜以上で導波されるようにする。この場合、
1sin(α)=1.47>N2=1.3
の関係が満たされ、スネルの法則より、層91および層90との界面で不要光は全反射され、各受光部151、152および153には到達しない。
以上のように、本発明の実施の形態5に係る固体撮像装置を用いることにより、解像度が向上し、また、従来型のカラーフィルタを取り除いた構成が実現できる。
なお、層90および層91は、空気、多層構造、またはフォトニック結晶等で構成されてあってももちろんよい。
なお、実施の形態1〜5では、CCDを用いているが、MOSセンサを用いてももちろんよい。また、説明を行ったフォトニック結晶と同じ特性をもつ、他の構造のフォトニック結晶を用いてももちろんよい。また、説明を行った以外の製造方法を用いてフォトニック結晶を製造してももちろんよい。
本発明に係る固体撮像装置およびその製造方法は、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、カメラ付携帯電話等に適用できる。
本発明の実施の形態1に係るG用固体撮像装置の基本構造を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るG用フォトニック結晶の一部分の外観を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るG用フォトニック結晶の分散面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るB用フォトニック結晶の分散面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るR用フォトニック結晶の分散面を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶の製造方法を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶の製造方法を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフォトニック結晶の製造方法を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るフォトニック結晶の分散面を示す図である。 本発明の実施の形態5に係る固体撮像装置の基本構造を示す図である。 従来の撮像システムの基本構成を示す図である。 従来の固体撮像装置の基本構造を示す図である。
符号の説明
1 入射光B成分
2 入射光G成分
3 入射光R成分
4 入射光
5 入射光G成分(入射角45°)
6 フォトニック結晶
7 マイクロレンズ
8 G用カラーフィルタ
9 遮光部
10 CCD
11 層内レンズ
12 平坦化層
13 フォトダイオード
14 半導体基板
16 複数の受光部を集積した基板
17 パッケージ
18、90 樹脂
19 垂直に入射する光
20 斜め入射光
21 被写体
22、23 光学レンズ
24 固体撮像装置
25 画像
26、626、726、826 真空中の分散面
27、627、727、827 真空中の波数ベクトル
28、628、728、828 波数ベクトルの接線成分を表す作図線
29 G用フォトニック結晶中の分散面R成分
30 G用フォトニック結晶中の分散面G成分
31 G用フォトニック結晶中の分散面B成分
32、93、201、632、732、832 R光
33、202、633、733、833 G光
34、92、203、634、734、834 B光
61 R用フォトニック結晶
62 G用フォトニック結晶
63 B用フォトニック結晶
91 TiO2
100、110 G用固体撮像装置
101、102、103、104、105 固体撮像装置
141 R用カラーフィルタ
142 G用カラーフィルタ
143 B用カラーフィルタ
151 R用受光部
152 G用受光部
153 B用受光部
250 平行光
604 RGB用フォトニック結晶
629 RGB用フォトニック結晶中の分散面R成分
630 RGB用フォトニック結晶中の分散面G成分
631 RGB用フォトニック結晶中の分散面B成分
729 B用フォトニック結晶中の分散面R成分
730 B用フォトニック結晶中の分散面G成分
731 B用フォトニック結晶中の分散面B成分
829 R用フォトニック結晶中の分散面R成分
830 R用フォトニック結晶中の分散面G成分
831 R用フォトニック結晶中の分散面B成分
900 SiOマトリックス
901 Si34微粒子
903 レジスト
904 Si34
905 SiO
906 SiO基板
907 SiO
908 微粒子含有水溶液

Claims (12)

  1. 画像を撮像する固体撮像装置であって、
    入射光の赤、緑および青色の成分に対して、それぞれ平坦な分散面を有することにより平行な出射光にする赤、緑および青色光用フォトニック結晶と、
    各前記フォトニック結晶のそれぞれの前記平坦な分散面で決定される出射光の進行方向上に設置され、各前記出射光をそれぞれ集光する各マイクロレンズと、
    各前記フォトニック結晶のそれぞれの前記平坦な分散面で決定される出射光の進行方向上に設置され、前記赤、緑および青色光のみをそれぞれ透過させる赤、緑および青色光用カラーフィルタと、
    各前記マイクロレンズと各前記カラーフィルタとを透過した各前記光を、それぞれ受光し、電荷に変換する赤、緑および青色光用受光素子と
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 各前記フォトニック結晶は、それぞれ正方晶構造を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記赤、緑および青色の周波数を、それぞれωr、ωgおよびωbとし、
    前記赤、緑および青色光用フォトニック結晶の等しい二辺の格子長を、それぞれar、agおよびab、またcを光速とするとき、
    すべてのi(=r、g、b)について、
    0.2<ωi×ai/2πc<1.0
    の関係を満たす
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 各前記フォトニック結晶は、前記格子長がすべて同一(すなわち、ar=ag=ab)であり、各前記光のすべてに対し平坦な分散面を有し、平行な出射光にする
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 各前記カラーフィルタは、
    屈折率がN1である第1の層と、
    前記第1の層の出射面に接触して設置され、屈折率がN2である第2の層とを備え、
    各前記フォトニック結晶の各前記分散面が平坦でない出射光の前記第2の層への界面入射角の最小値をαとするとき、
    前記N1、N2およびαは、
    1sin(α)>N2
    の関係を満たす
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 各前記フォトニック結晶は、前記固体撮像装置を納めるパッケージの窓に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 各前記フォトニック結晶は、各前記受光素子が形成されている半導体集積回路の表面にモノリシックに形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 各前記受光素子が形成されている半導体集積回路は、異なるダイ上に形成され、ハイブリッドに並べられている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 各前記受光素子が形成されている半導体集積回路は、同一のダイ上に形成され、モノリシックに並べられている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 固体撮像装置の製造方法であって、
    SiO層とSi34層とからなる多層膜を形成する工程と、
    前記多層膜上に円形のレジストを形成する工程と、
    前記SiO層と前記Si34層とからなる複数の円柱状の多層膜を形成する工程と、
    前記レジストを剥離する工程と、
    前記複数の円柱状の多層膜にSiOコート材料を塗布し過熱する工程と
    を含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  11. 固体撮像装置の製造方法であって、
    SiO層を堆積する工程と、
    前記SiO層上に円形のレジストを形成する工程と、
    前記SiO層にエアホールを形成する工程と、
    前記レジストを剥離する工程と、
    前記SiO層上にSi34層を堆積する工程と、
    前記Si34層を前記SiO層の表面の深さまで平坦にする工程と、
    マスクを合わせる工程と
    を含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  12. 固体撮像装置の製造方法であって、
    SiO層を堆積する工程と、
    前記SiO層上に円形のレジストを形成する工程と、
    前記SiO層にエアホールを形成する工程と、
    前記SiO層上にSi34微粒子を含む水溶液を滴下する工程と、
    加熱によって前記水溶液中の水を蒸発させる工程と、
    前記SiO層上の余分な前記Si34微粒子を取り除く工程と、
    マスクを合わせる工程と
    を含むことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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