JP4740018B2 - 固体撮像装置、カメラおよび信号処理方法 - Google Patents

固体撮像装置、カメラおよび信号処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置およびカメラに関する。
従来の固体撮像装置では、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する画素信号を得るために、カラーフィルタを通して所望の色の信号を得ている。固体撮像装置への入射光は、マイクロレンズ、カラーフィルタを介してフォトダイオードに入射する。カラーフィルタの配列は、例えばベイヤー配列などがある。
特許文献1には、高感度化および色分離特性を改良する固体撮像装置の従来技術が開示されている。
図25は、上記従来技術における撮像素子を示す平面図である。図26は図1のA−A'線断面図である。
図26において固体撮像装置は、半導体基板1の表面近傍に、赤色用フォトダイオード2、緑色用フォトダイオード3、青色用フォトダイオード4を有している。赤色用フォトダイオード2、緑色用フォトダイオード3、青色用フォトダイオード4は、例えばシリカガラス等からなる透明膜5で被覆されている。
透明膜5は、フォトダイオード2、3、4を覆う下面と反対側の上面が山型形状に形成されており、山型形状の上面のうち、同一方向に一定角度で傾斜する傾斜面にはフィルター6、7、8が形成され、フォトダイオード2〜4に対応した位置に配置されている。
フィルター6、7、8の傾斜角度は、フィルター6に上方より入射した光が図中右側の横方向に反射し、フィルター7又はフィルター8で反射してそれぞれフォトダイオード3又はフォトダイオード4に入射するように、可能な限り45゜に近いことが望ましい。
フィルター6は赤色光Rを透過し、緑色光G及び青色光Bを反射する特性を有している。またフィルター7は青色光Bを透過し、緑色光Gを反射する特性を有している。またフィルター8はすべての光を反射する特性を有している。
フィルター6及び7は、一般にダイクロックフィルターと呼ばれる多層膜から構成され、通常は3板式ビデオカメラ、電子スチルカメラのダイクロックプリズムの表面に形成されているものと同一の構成のものである。またフィルター8は、全反射膜、例えばアルミなどの金属薄膜などから構成されている。
フィルター6〜8は、透明膜5と比較して低屈折率の透明膜9で被覆されており、透明膜9は透明膜10で被覆されている。
透明膜10のフィルター6に対応する箇所には、凹レンズ11が設けられている。透明膜10は遮光膜35で被覆され、遮光膜35のフィルター6に対応する箇所には開口部36が設けられており、遮光膜35の開口部36及び凹レンズ11を通してフィルター6にのみ光が入射し、それ以外のフィルター7、8には遮光膜35によって不要な光が遮断されるようになっている。
遮光膜35及び凹レンズ11は透明膜12で被覆され、透明膜12のフィルター6に対応する箇所には、凸レンズ13が設けられている。したがって、赤、緑、青の3画素のフォトダイオード2〜4に対して1組の凸レンズ13及び凹レンズ11よりなる集光装置を有している。
入射光は、凸レンズ13と凹レンズ11とにより集光されて、平行光線として初段のフィルター6に入射する。
フィルター6に入射した光のうち赤色光Rは、フィルター6を透過して赤色用フォトダイオード2に入射する。フィルター6に入射した光のうち、緑色光Gと青色光Bは、フィルター6で反射され、右方向、具体的にはフィルター7側に反射される。
緑色光Gと青色光Bはフィルター7に入射するが、緑色光Gはフィルター7の表面で反射して、緑色用フォトダイオード3に入射する。また青色光Bは、フィルター7を透過してフィルター8に入射し、フィルター8で反射されて青色用フォトダイオード4に入射する。
このように従来技術における固体撮像装置は、入射光をフィルター6、7、8で反射、透過することにより色分離して赤緑青に分光し、各フォトダイオード2、3、4に振り分けている。これにより、フィルター内で特定の光を熱変換して残りの光のみを通過させるフィルター構成と比較して、入射光がフォトダイオードまで達成する率が高くなり、感度を向上させている。
特開2000−151933号公報
しかしながら、近年の固体撮像装置における画素セルの高密度化、微細化に伴って、さらに高感度化することが望まれている。例えば、上記従来技術では、入射光から原色を分離するため、原色を透過する際の損失とおよび反射による光の損失が生じる。例えば、図26では、青色光Bはフィルタ6で反射、フィルタ7を透過、フィルタ8で反射されることにより、損失が生じる。
本発明は、高解像度化および高感度化に適した固体撮像装置およびカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の固体撮像装置は、二次元状に配列されたフォトダイオードと、隣り合う2つのフォトダイオードに対して1つずつ設けられ、光を集める複数の集光手段と、前記集光手段に対応して設けられ、前記集光手段から入射される光を、所定範囲内の波長を有する第1の光と所定範囲外の波長を有する第2の光の2つに分離する複数の分離手段とを備え、各分離手段は、前記集光手段から入射される光から、第1の光および第2の光の一方を選択的に透過し他方を反射し、透過した光を1つのフォトダイオードに入射する光選択手段と、前記光選択手段によって反射された光を他の1つのダイオードに向けて反射する光反射手段とを備える。この構成によれば、入射光を2つの光に分離し、分離された2つの光をそれぞれフォトダイオードに入射するので、分離の過程で光の損失が少なくなり、高感度化することができる。具体的には、第1の光と第2の光の一方は光選択手段における1回の透過でフォトダイオードに入射され、他方の光は、光選択手段および光反射手段における2回の反射でフォトダイオード入射されるので、光を3つに分離する場合と比べて、透過および反射による光の損失が少なくなるので感度を向上させることができる。また、顔料や染料を含有する吸収型のカラーフィルタと比べて光の損失を低減することができる。また、フォトダイオード2に対して1つの集光手段が設けられるので、より多くの光量を各フォトダイオードに集めることができる。
ここで、前記光反射手段は可視光のみを反射する構成としてもよい。また、前記固体撮像装置はさらに、赤外光を除去する除去手段を備え、前記分離手段は、赤外光除去後の光から、所定範囲内の波長を有する光とそれ以外の光とを分離する構成としてもよい。この構成によれば、可視光以外の不要な光(例えば赤外線)を除去するので、可視光に対する感度を向上させて高画質化することができる。
ここで、前記複数の分離手段は、第1タイプの分離手段および第2タイプの分離手段を含み、第1タイプの分離手段における第1の光は赤緑青のうちの何れかの原色を示す第1原色光であり、第2の光は第1原色光の補色を示す第1補色光であり、第タイプの分離手段における第1の光は第1原色光とは異なる第2原色光であり、第2の光は第2原色光の補色を示す第2補色光であるように構成してもよい。ここで、前記第1原色光、第1補色光、第2原色光、第2補色光はそれぞれ、赤色光、シアン光、青色光、イエロー光であり、第1タイプの分離手段と第2タイプの分離手段はそれぞれ同一列または同一行に配列されるようにとしてもよい。この構成によれば、第1原色、第1の補色、第2の原色、第2の補色を利用するので、2組の原色と補色の組み合わせにより光の損失を最小限に抑えることができる。また、第1タイプおよび第2タイプの分離手段がそれぞれ同一行内又は同一列内に配列されるので、製造を容易にすることができる。
ここで、前記第1原色光、第1補色光、第2原色光、第2補色光はそれぞれ、赤色光、シアン光、緑色光、マゼンタ光であり、第1タイプの分離手段と第2タイプの分離手段はそれぞれ同一列または同一行に配列されるようにしてもよい。この構成によれば、青色光に対する光選択手段の透過特性(例えば半値幅)が他の色よりも劣る場合に、感度を向上させることができる。
ここで、前記固体撮像装置はさらに、フォトダイオードから得られる第1原色を示す信号、第1補色を示す信号、第2原色を示す信号および第2補色を示す信号を、赤色信号、緑色信号、青色信号に変換する変換手段を備える構成としてもよい。この構成によれば、この構成によれば、第1原色、第1の補色、第2の原色および第2の補色を、赤、緑、青の原色信号に変換するので、より感度の高い三原色信号を得ることができる。
ここで、前記集光手段に集光される光軸上に前記光選択手段および1つのダイオードが配置されるようにしてもよい。また、前記集光手段の中心は、隣接行または隣接列の隣り合う集光手段の中心とフォトダイオード1つ分ずれて配置されるようにしてもよい。この構成によれば、集光手段をずらして配置することにより集光による空間解像度を最大限にすることができる。
ここで、前記光選択手段は、屈折率の異なる2種類の光学膜を含む多層膜であり、前記光学膜の光学的膜厚は設定中心波長の4分の1に相当し、前記多層膜は、さらに、設定中心波長に応じたフォトニック構造の絶縁体層を含む構成としてもよい。この構成によれば、設定中心波長に対応する多層膜によるダイクロイックフィルタおよびダイクロイックミラーとしての光透過特性を、絶縁体層の光学的膜厚に応じて調整することができる。その結果、2種類の光選択手段の形成工程を共通化することができ、製造工数を削減することができる。
ここで、前記光選択手段は、屈折率の異なる2種類の光学膜を含む多層膜であり、前記光学膜の光学的膜厚は設定中心波長の4分の1に相当し、前記多層膜は、さらに、設定中心波長の4分の1以外の光学的膜厚を有する絶縁体層を含む構成としてもよい。この構成によれば、設定中心波長に対応する多層膜によるダイクロイックフィルタおよびダイクロイックミラーとしての光透過特性を、絶縁体層の光学的膜厚に応じて調整することができる。その結果、2種類の光選択手段の形成工程を共通化することができ、製造工数を削減することができる。
また、本発明のカメラは上記固体撮像装置と同様の構成を有する。
また、本発明の固体撮像装置の信号処理方法は上記の固体撮像装置の信号処理方法であって、4つのフォトダイオードから第1原色を示す信号、第1補色を示す信号、第2原色を示す信号、第2補色を示す信号を取得し、取得した4つの信号を赤色信号、緑色信号、青色信号に変換する。この構成によれば、第1原色、第1の補色、第2の原色および第2の補色を、赤、緑、青の原色信号に変換するので、より感度の高い三原色の信号を得ることができる。
本発明の固体撮像装置、カメラおよび信号処理方法によれば、高感度化することができ、微細加工に適しているので高解像度化を容易にすることができる。
(実施の形態1)
本実施の形態における固体撮像装置は、マイクロレンズから入射される光を、所定範囲内の波長を有する第1の光と所定範囲外の波長を有する第2の光の2つに分離し、第1の光を1つのフォトダイオードに、第2の光を他の1つのフォトダイオード入射するように構成される。また、マイクロレンズにから入射される光を分離には、さらに、所定範囲の波長に応じたフォトニック構造の絶縁体層(スペーサ層とも呼ぶ)を有する多層膜を用いている。これにより固体撮像装置の高感度化を図っている。
図1は、実施の形態1における固体撮像装置のフォトダイオードの色配列を示す上面図である。同図のように、固体撮像装置は、二次元上に配列された複数のフォトダイオードを備える。隣り合う2つのフォトダイオードには、上記の第1の光、第2の光がそれぞれ入射される。隣り合う2つのフォトダイオードには2種類のペアがある。1つは、青色光を受光するためのフォトダイオード102B、青色光の補色であるイエロー光を受光するためのフォトダイオード102Yeからなるペアである。もう1つは、赤色光を受光するためのフォトダイオード102R、赤色光の補色であるマゼンタ光を受光するためのフォトダイオード102Cyからなるペアである。
このように、複数のフォトダイオードは、赤緑青のうちの何れかの原色を示す第1原色光に対応するフォトダイオードと、第1原色光の補色を示す第1補色光に対応するフォトダイオードと、第1原色光とは異なる第2原色光に対応するフォトダイオードと、第2の光は第2原色光の補色を示す第2補色光に対応するフォトダイオードとの4種類のフォトダイオードを有する。
図2は、固体撮像装置のマイクロレンズの配列を示す上面図である。同図のように複数のマイクロレンズ109は、フォトダイオードのペアに対応して設けられ、光を集める集光手段として機能する。マイクロレンズ109の形状は、同図のような、丸みのある菱形(丸みのある正方形)であるが、円、正方形であってもよい。マイクロレンズ109の光軸は、原色に対応するフォトダイオード102B、102Rの中心に一致するように配置される。つまり、各マイクロレンズ109の中心は、隣接行または隣接列の隣り合うマイクロレンズ109の中心とフォトダイオード1つ分(1ビット分)ずれて配置される。
図3は、図2中のA−A切断面における固体撮像装置の断面を示す図である。同図において固体撮像装置は、半導体基板101の表面近傍に、フォトダイオード102B、フォトダイオード102Yeを有している。フォトダイオード102B、フォトダイオード102Yeは、例えばシリカガラス等からなる透明膜103で被覆されている。
透明膜103は、フォトダイオード102B、102Yeを覆う下面と反対側の上面が山型形状に形成されており、山型形状の上面のうち、同一方向に一定角度で傾斜する傾斜面には光選択部104B、光反射部104Mが形成され、フォトダイオード102B、102Yeに対応した位置に配置されている。
光選択部104Bは、マイクロレンズ109から入射される光から、所定範囲内の波長の光として青色光の波長をもつ光を選択的に透過し、その補色であるイエロー光(つまり青色光以外の波長をもつ光)を選択的に反射する特性を有し、透過した青色光をフォトダイオード102Bに入射し、反射したイエロー光をフォトダイオード102Ye上方の光反射部104Mに向けるように傾斜している。光選択部104Bの傾斜角度は、上方からの入射光が図中右側の横方向に反射し、さらに光反射部104Mで反射してフォトダイオード102Yeに入射するように、可能な限り45゜に近いことが望ましい。
また、光選択部104Rは、マイクロレンズ109から入射される光から、赤色光の波長をもつ光を選択的に透過し、その補色であるシアン光(つまり赤色光以外の波長をもつ光)を選択的に反射する特性を有し、透過した赤色光をフォトダイオード102Rに入射し、反射したシアン光をフォトダイオード102Cy上方の光反射部104Mに向けるように傾斜している。
このように光選択部104B、104Rへの入射光が、光選択部104B、104Rにおいて反射するか透過するかは波長によって定まり、その波長の範囲は選択的に設定可能である。光選択部104Bは、一般に、電子スチルカメラや3板式ビデオカメラなどにおいてダイクロックプリズムの表面に形成されているものと同一の構成のダイクロイックフィルタと呼ばれる多層膜を利用することができるが、本実施の形態では、ダイクロイックフィルタの改良版であり、フォトニック構造の絶縁体層を含む多層膜により形成される。
光反射部104Mは、入射光を反射する特性を有し、全反射膜、例えばアルミなどの金属薄膜などから構成されている。
光選択部104Bおよび光反射部104Mは、透明膜103と比較して低屈折率の透明膜105で被覆されている。
透明膜105の光選択部104Bに対応する箇所には、凹レンズ106が設けられている。透明膜105は遮光膜107で被覆され、遮光膜107の光選択部104Bに対応する箇所には開口部が設けられており、開口部及び凹レンズ106を通して光選択部104Bに光が入射し、隣接する光反射部104Mや光選択部104Rには遮光膜107によって不要な光が遮断されるようになっている。
遮光膜107及び凹レンズ106は透明膜108で被覆され、透明膜108のフォトダイオード102Bに対応する箇所には、マイクロレンズ109(凸レンズ)が設けられている。したがって、ペアとなる2つの隣接するフォトダイオード102B、102Yeに対して1組のマイクロレンズ109及び凹レンズ106よりなる集光手段を有している。
入射光は、マイクロレンズ109と凹レンズ106とにより集光されて、平行光線として光選択部104Bに入射する。
光選択部104Bに入射した光のうち青色光Bは、光選択部104Bを透過して青色用のフォトダイオード102Bに入射する。光選択部104Bに入射した光のうち、青色の補色であるイエロー光Yeは、光選択部104Bで反射され、光反射部104Mに向けて反射される。
イエロー光Yeは、光反射部104Mによって反射され、フォトダイオード102Cyに入射される。
このように、マイクロレンズ109からの光は、光選択部104Bおよび光反射部104Mによって反射、透過することにより原色光と補色光とに色分離され、各フォトダイオード102B、102Cy振り分けられる。原色光は光選択部104における1回の透過でフォトダイオード102Bに入射され、補色光は、光選択部104および光反射部104Mにおける2回の反射でフォトダイオード102Yeに入射される。光を3つに分離する場合と比べて、透過および反射による光の損失が少なくなるので感度を向上させることができる。
図4は、隣り合う行における光選択部および光反射部の向きを示す模式図である。同図(a)は、青色用フォトダイオード102Bとイエロー用フォトダイオード102Yeとが交互に並ぶ行と、シアン用フォトダイオード102Cyとフォトダイオード102Rとが交互に並ぶ隣接行を示す上面図ある。同図(b)は、B−B線の断面を示す模式図である。同図(b)のフォトダイオード102Bとフォトダイオード102Ye(以下(B、Ye)と表記する。)とが交互に並ぶ行において光選択部104Bにおける青色光以外の波長をもつイエロー光を選択的に反射する反射面が同図右側向きであり、光反射部104Mの反射面が同図左側向きである。両者の反射面は対向し、同じ方向に(図では右下がり45度に)傾斜している。
同図(c)は、C−C線の断面を示す模式図である。同図(c)では、同図(b)と比べて光反射部104Mと光選択部104Rの並び順が逆なので、両者の反射面の向きと傾斜の向きが逆になっている。
図5A、図5Bは、光選択部104B、104Rのより詳細な構成を示す断面図である。図5Aのように、光選択部104Bは、二酸化チタン層501a、二酸化シリコン層501b、二酸化チタン層501c、絶縁体層501B、二酸化チタン層501e、二酸化シリコン層501f、二酸化チタン層501gを含む多層膜として構成されている。
つまり、酸化シリコン層(Si02)等の低屈折率を有する材料と、酸化チタン層(TiO2)や窒化シリコン層(Si3N4)等の高屈折率を有する材料とが交互に積層された誘電体多層膜であって、さらに絶縁体層501Bを含む構成となっている。各層は絶縁体層501Bを除いて何れも同一の光学的膜厚を有する。光学的膜厚とはその層の材料の屈折率nにその層の膜厚dを乗じた値ndをいう。絶縁体層501B以外の各層501a〜501gの光学的膜厚は、何れも波長λ(図5A、5Bでは赤色光の波長)の4分の1(λ/4)である。λ/4の光学的膜厚を有する各層に向けて設定されたλを設定中心波長と呼ぶ。
一方図5Bのように、光選択部104Rは、光選択部104Bと比較して、絶縁体層501Bの代わりに、λ/4の光学的膜厚を有する二酸化シリコン層501dを含む点が異なっている。光選択部104Rが絶縁体層501Bを含まないので、各層がλ/4の光学的膜厚を持つダイクロイックフィルタと同じ構成となるので、設定中心波長λに相当する波長の光(ここでは赤色光)を選択的に透過、それ以外の波長の光を反射することになる。それゆえ、図5Bに示した光選択部104Rは、赤色光を透過し、その補色であるシアン光を反射するダイクロイックフィルタおよびダイクロイックミラーとして機能する。なお、光選択部104B、104Rの光透過特性を後述する図13Aの下段に示す。
図5Aにおける絶縁体層501Bは、二酸化チタンと二酸化シリコンとが主面に沿って交互に配列されたフォトニック構造を有し、λ/4以外の波長を透過する特性を有する。光選択部104Bが絶縁体層501Bを含む点は、本実施の形態における特徴の1つである。すなわち、絶縁体層501Bの光学的膜厚に応じて、光選択部104Bを透過する光の波長範囲を調整することができる。言い換えれば、図5Aに示した光選択部104Bは、絶縁体層501Bを含むことによって各層が赤色光のλ/4の光学的膜厚を持つダイクロイックフィルタの透過波長をずらして、所望の波長範囲の光(つまり青色光)を選択的に透過し、その補色であるイエロー光を選択的に反射する特性を持たせることができる。
図5Bに示したように光選択部104Rはダイクロイックフィルタでよい。図5Aに示したように光選択部104Bは、光選択部104Rを構成する誘電体多層膜に絶縁体層を挿入し、絶縁体層の光学的膜厚により、透過光の波長を青色光に調整した構成となっている。その結果、光選択部104Bと光選択部104Rは、共通の層501a、501b、501c、501e、501f、501gを有するので、光選択部104Bと光選択部104Rの製造工程を共通化することができ、製造工数を削減することができる。
なお、各層がλ/4の誘電体多層膜中に絶縁体層を設けることによって、透過波長を設定中心波長からずらすように調整する技術については、国際公開公報WO2005/069376 A1号公報に記載されている。光選択部104B、光選択部104Rは、この公報に従って製造することができる。
図6A、6Bは、光反射部104Mの断面図である。図6Aに示す光反射部104Mは、アルミ層601aにより構成される。アルミ層601aにより、光選択部104Bまたは104Rから入射される光をフォトダイオード102Yeまたはフォトダイオード102Cyに向けて全反射する。図6Bに示す光反射部104Mは、可視光のみを全反射し、紫外光および赤外光を除去する除去手段として機能する。そのため、紫外光および赤外光を吸収する部材によって形成され、例えば多層膜601b〜601gとして形成される。
以上説明してきたように本実施の形態における固体撮像装置は、マイクロレンズ109から入射される光を、所定範囲内の波長を有する第1の原色光と所定範囲外の波長を有する第2の補色光の2つに分離し、第1の原色光を1つのフォトダイオードに、第2の補色光を他の1つのフォトダイオード入射するように構成される。マイクロレンズ109から入射される光を分離する手段として、所定範囲の波長に応じたフォトニック構造の絶縁体層を有する多層膜から構成された光選択部104Bおよび104Rを用いている。これにより固体撮像装置の高感度化を図るとともに、製造工程の共通化を図ることができ、製造コストを低減することができる。
次に、いくつかの変形例について説明する。
図7A、7Bは、光選択部104B、104Rの第1の変形例を示す断面図である。図7Aにおける光選択部104Bは、二酸化チタン層701a、二酸化シリコン層701b、二酸化チタン層701c、二酸化シリコン層701d、二酸化チタン層701e、二酸化シリコン層701f、二酸化チタン層701gを含む多層膜により構成されているダイクロイックフィルタである。その設定中心波長は、青色光である。図7Bにおける光選択部104Rは、図7Aの光選択部104Bと比較して、二酸化シリコン層701dの代わりにフォトニック構造の絶縁体層701Rを有する。絶縁体層701Rに光学的膜厚によって透過波長が赤色光をなるように調整してある。この構成によっても、光選択部104Bと光選択部104Rにおける層701a、701b、701c、701e、701f、701gは同じ光学的膜厚を有するので、両者で共通に製造することができ、製造工程の共通化を図り、製造コストを低減することができる。
図8A、8Bは、光選択部104B、104Rの第2の変形例を示す断面図である。図8Aにおける光選択部104Bは、二酸化チタン層801a、二酸化シリコン層801b、二酸化チタン層801c、絶縁体層801B、二酸化チタン層701e、二酸化シリコン層701f、二酸化チタン層701gを含む多層膜により構成されている。絶縁体層801Bを除く各層801a、801b、801c、701e、701f、701gは、青色光でも赤色光でもなく、例えば、緑色光を設定中心波長(光学的膜厚が緑色光のλ/4)とする。図8Bにおける光選択部104Rは、図8Aの光選択部104Bと比べて、絶縁体層801Bの代わりに絶縁体層801Rを有している。絶縁体層801Bは、光選択部104Bの透過光の波長を、緑色光から青色光にずらす光学的膜厚を有し、透過光の波長が青色光に調整されている。絶縁体層801Rは、光選択部104Bの透過光の波長を、緑色光から赤色光にずらす光学的膜厚を有し、透過光の波長が赤色光に調整されている。
この構成によっても、光選択部104Bと光選択部104Rにおける層801a、808b、801c、801e、801f、801gは同じ光学的膜厚を有するので、両者で共通に製造することができ、製造工程の共通化を図り、製造コストを低減することができる。しかも、光選択部104Bと光選択部104Rとは、ともに光学的膜厚は異なるが絶縁体層を有するので、光選択部104Bの膜厚と光選択部104Rの膜厚とを同じにすることができる。
なお、上記実施形態では、原色光と補色光との組について(B、Ye)と(R、Cy)との組について説明したが、(B、Ye)、(R、Cy)、(G、Mg)のうちの任意の2組を選択した構成としてもよい。
図9は、原色光と補色光との組となるフォトダイオードの色配列の第1の変形例を示す図である。同図において、隣接する2行のうち1つは、(G、Mg)に対応するフォトダイオード102G、フォトダイオード102Mgが交互に配列されている。もう1つの行は、(Cy、R)に対応するフォトダイオード102Cy、フォトダイオード102Rが交互に配列されている。
図10は、図9におけるマイクロレンズ109の配列および隣り合う行の断面を示す模式図である。図10(a)のように、マイクロレンズ109の中心は、原色に対応するフォトダイオード102G、102Rの中心に一致するように配列している。図10(b)、(c)のように、隣接する行では、光選択部104および光反射部104Mの傾斜角度が逆向きになっている。なお、光選択部104R、104G、104Bの透過特性が図13A下段のような場合に、図9の色配列は最も望ましい色配列である。なぜなら、図13Aにおいて青色光の半値幅が緑色光および赤色光の半値幅よりも狭いからである。つまり、青色光よりも透過特性のよい赤色光、緑色光を選択的に透過する光選択部104R、104Gを利用することによって、固体撮像装置をより高感度にすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、光選択部104中の絶縁体層がフォトニック構造により光学的膜厚を調整する代わりに、物理的な膜厚によって光学的膜厚を調整する例について説明する。
図11は、実施の形態2における固体撮像装置の断面図である。同図におけるフォトダイオードの配列は、図9に示したように(G、Mg)の行と(Cy、R)の行が交互に配列されているものとする。
図11は、図3に示した断面図と比較して、フォトダイオード102Ye、102Bの代わりにフォトダイオード102Mg、102Gを備える点と、光選択部104Bのかわりに光選択部904Gを備える点とが異なっている。以下同じ点は説明を省略して異なる点を中心に説明する。
フォトダイオード102Mg、102Gは、入射する光が異なるだけであり、物理的にはフォトダイオード102Ye、102Bなどのフォトダイオードと同じ構成である。
光選択部104Gは、絶縁体層がフォトニック構造を有していない点が、光選択部104と異なっている。
図12A、12Bは、光選択部904R、904Gのより詳細な断面図である。図12Aのように、光選択部904Rは、二酸化チタン層201a、二酸化シリコン層201b、二酸化チタン層201c、絶縁体層201R、二酸化チタン層201e、二酸化シリコン層201f、二酸化チタン層201gを含む多層膜として構成されている。絶縁体層501Rを除いて各層は何れも同一の光学的膜厚を有する。絶縁体層201R以外の各層201a〜201gの設定中心波長は緑色光の波長である。図12Aにおける絶縁体層201Rは、二酸化シリコンであり、緑色光のλ/4以外光学的膜厚を有する。この絶縁体層201Rの光学的膜厚に応じて、光選択部904Rを透過する光の波長範囲を調整することができる。言い換えれば、図12Aに示した光選択部904Rは、絶縁体層201Rを含むことによって各層が緑色光のλ/4の光学的膜厚を持つダイクロイックフィルタの透過波長をずらして、所望の波長範囲の光(つまり赤色光)を選択的に透過し、その補色であるシアン光を選択的に反射する特性を持たせることができる。
一方図12Bにおいて、光選択部904Gは、光選択部104Bと比較して、絶縁体層501Rの代わりに、λ/4の光学的膜厚を有する二酸化シリコン層201dを含む点が異なっている。光選択部904Gが絶縁体層201Rを含まないので、緑色光の波長を設定中心波長として各層がλ/4の光学的膜厚を持つダイクロイックフィルタと同じ構成となるので、設定中心波長λに相当する波長の光(ここでは緑色光)を透過することになる。それゆえ、図12Bに示した光選択部904Gは、緑色光を透過し、その補色であるマゼンタ光を反射するダイクロイックフィルタおよびダイクロイックミラーとして機能する。
次に、本実施の形態における光選択部904の分光特性について説明する。
図13Aは、光選択部904B、904G、904Rの分光特性を示す図である。同図の光選択部904Gは、図12Bに示した光選択部904Gを示す。絶縁体層(スペーサ層)の膜厚は0nmである。光選択部904Bは、図12Bに示した光選択部904Gの多層膜に対して、膜厚200nmの絶縁体層(スペーサ層)を追加した構成としている。光選択部904Rは、図12Bに示した光選択部904Gの多層膜に対して、膜厚50nmの絶縁体層(スペーサ層)を追加した構成としている。
なお、当該分光特性は特性マトリックス法を用いて求めたものである。また、分光特性を求めるに当たって、二醸化チタン(高屈折率材料)の屈折率を2.5、二酸化シリコン(低屈折率材料)の屈折率を1.45とし、絶縁体層(スペーサ層)の光学膜厚と物理膜厚のそれぞれを光選択部904Bでは200nmと80nm、光選択部904Rでは50nmと20nm、光選択部904Gでは0nmとした。
図13Aに示されるように、スペーサ層の膜厚を調整することによってスペーサ層を透過する光の波長を変化させることができる。
なお、上記二酸化チタンに代えて窒化シリコンや五酸化タンタル、二酸化ジルコニウム等を高屈折率材料に用いてもよい。また、二酸化シリコン以外の材料を低屈折率材料に用いてもよい。
次に、光選択部904の透過特性について説明する。
図13B(a)は、スペーサ層の有無に応じて異なる誘電体多層膜の透過特性を示す図である。なお、図13(a)に示される透過特性はフレネル計数を用いたマトリックス法を用いて求めたものであり、ペア数を10、設定披長を550nmとし、垂直入射光のみを求めた。各グラフの縦軸は透過率を表わし、横軸は誘電体多層膜に入射する光の波長を表わす。
窒化シリコンと二酸化シリコンからなる誘電体多層膜全体がλ/4の多層膜となっている場合には、図13B(a)に示されるように、前記設定波長を中心とする波長帯の光を反射する。なお、多層膜を構成する材料の屈折率差が大きいほど反射帯域幅が大きくなる。
一方、光学膜厚がλ/4とは異なるスペーサ層の上下にλ/4の多層膜がスベーサ層について対称となるように誘電体多層膜を形成した場合には、図13B(b)に示すように、λ/4多層膜の反射帯域のうち設定波長付近の光のみを透過させる光選択部904を得ることができる。
以上のように、スペーサ層の膜厚を変化させれば透過ピーク波長を変化させることができる。本実施の形態においてはかかる特性に着目して、誘電体多層膜を用いるので、光選択部904の厚みを入射光の波長程度(500nm程度)とすることができる。従って、固体撮像装置を小型化することができる。
また、図13A、13Bの特性は、実施の形態1におけるフォトニック構造の絶縁体層についても同様にあてはまる。なぜなら、フォトニック構造の絶縁体層の場合は、物理的な膜厚を調整する代わりに、フォトニック構造のピッチや配置によって屈折率を調整し、その結果光学的膜厚を調整するからである。
以上のように、光選択部904Rと光選択部904Gは、共通の層201a、201b、201c、201e、201f、201gを有するので、光選択部904Rと光選択部904Gの製造工程を共通化することができ、製造工数を削減することができる。
なお、各層がλ/4の誘電体多層膜中に絶縁体層を設け、その膜厚の調整によって、透過波長を設定中心波長からずらすように調整する技術については、国際公開公報WO2005/069376 A1号公報に記載されている。光選択部104B、光選択部104Rは、この公報に従って製造することができる。
続いて、いくつかの変形例について説明する。
図14は、原色光と補色光との組となるフォトダイオードの色配列についての第2の変形例を示す図である。同図において、隣接する2行のうち1つは、(B、Ye)をペアとして、フォトダイオード102B、フォトダイオード102Yeが交互に配列されている。もう1つの行は、(R、Cy)をペアとして、フォトダイオード102R、フォトダイオード102Cyが交互に配列される。ペアの位置が隣接行とは1フォトダイオード分(1画素分)ずれている。そのため、(R、Cy)の先頭のフォトダイオード102X(図中のX)は使用されない。
図15は、図14に対応するマイクロレンズ109の配列および隣り合う行の断面を示す模式図である。図15(a)のように、マイクロレンズ109の形状は丸みのある菱形(正方形)である。マイクロレンズ109の中心は、原色に対応するフォトダイオード102B、102Rの中心に一致するように配列している。図14のようにフォトダイオードのペアを隣接行とは1画素分(1フォトダイオード分)ずらすことにより、図15(b)、(c)のように、隣接する行では、光選択部104および光反射部104Mの傾斜角度が同じ向きにすることができ、製造の信頼性を向上させることができる。
図16は、固体撮像装置のフォトダイオードの色配列についての第3の変形例を示す図である。同図では、原色に対応するフォトダイオードが隣接行同士で同じ列に配置されている。隣接する2行のうち1つは、(Ye、B)をペアとして、フォトダイオード102Ye、フォトダイオード102Bが交互に配列されている。もう1つの行は、(Cy、R)をペアとして、フォトダイオード102Cy、フォトダイオード102Rが交互に配列される。原色に対応するフォトダイオードの列上に並んでいる。
図17は、図16に対応するマイクロレンズ109の配列および隣り合う行の断面を示す模式図である。図17(a)のように、マイクロレンズ109の形状はほぼ長方形である。マイクロレンズ109の中心は、原色に対応するフォトダイオード102B、102Rの中心に一致するように配列している。図16のようにフォトダイオードのペアのうち原色光に対応するフォトダイオードを同じ列上に配置することにより、図17(b)、(c)のように、隣接する行では、光選択部104および光反射部104Mの傾斜角度が同じ向きにすることができ、全ての光選択部104および全ての光反射部104Mの傾斜角度を揃えることが容易になる。
図18は、マイクロレンズの配列および隣り合う行の断面についての第4の変形例を示す模式図である。同図は、図16に示したフォトダイオードの色配列に対応する。ただし、図18(b)、(c)に示すように、フォトダイオードのペアの位置が隣接行とはフォトダイオード1つ分ずれている。つまり、フォトダイオード102Xは使用されない。この配列では、隣接する行では、光選択部104および光反射部104Mの傾斜角度が逆向きになる。
図19は、原色光と補色光との組となるフォトダイオードの色配列についての第5の変形例を示す図である。同図において、各行は、(B、Ye)(Cy、R)の2ペアが交互に並ぶ。隣接行には異なるペアが隣り合っている。
図20は、図19に対応するマイクロレンズおよび隣り合う行の断面を示す模式図である。図20(a)のようにマイクロレンズ109の中心は、原色用フォトダイオード102の中心とも補色用フォトダイオード102の中心とも一致しない。マイクロレンズ109は原色用フォトダイオード102に向けて集光するように形成する必要がある。図20(b)、(c)に示すように、隣接する行では、光選択部104および光反射部104Mの傾斜角度が逆向きになる。
図21は、原色光と補色光との組となるフォトダイオードの色配列についての第6の変形例を示す図である。同図において、隣接する2列のうち1列は、(R、Cy)ペアが並び、もう1列は、(Ye、B)ペアが並ぶ。
図22は、図21に対応するマイクロレンズおよび隣り合う行の断面を示す模式図である。図22(a)のようにマイクロレンズ109の中心は、原色用フォトダイオード102の中心とも補色用フォトダイオード102の中心に一致する。図20(b)は、O−O線上の列方向の断面を示す模式図であり、図20(c)は、P−P線上の列方向の断面を示す模式図である。このように、縦方向に隣接する2つのフォトダイオードをペアとしてもよい。
なお、上記各実施の形態では、光選択部104によって原色光を選択的に透過し、補色光を反射する構成を示したが、補色光を選択的に透過し、原色光を反射するように構成してもよい。この場合マイクロレンズ109の中心は補色光用のフォトダイオード102の中心に一致するように構成すればよい。また、ある行では原色光に対応するフォトダイオード102上にマイクロレンズ109を配置し、隣接行では補色光に対応するフォトダイオード102上にマイクロレンズ109を配置するようにしてもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態では、上記各実施の形態における固体撮像装置から得られる色信号を3原色の信号に変換する信号処理について説明する。
図23は、実施の形態3におけるカメラの構成を示すブロック図である。同図のように本実施の形態におけるカメラ401は、信号処理部410、固体撮像装置411、駆動部412、制御部414、メカニカルシャッター415、レンズ416、表示部420を備える。
信号処理部410は、色変換部413を備え、固体撮像装置411から出力される各フォトダイオードの信号を取得して色変換を行う。
固体撮像装置411は、上記実施の形態1または2の固体撮像装置であり、レンズ416、メカニカルシャッター415を介して撮像対象からの光が入射される。撮像結果として4つのフォトダイオード毎に、第1原色示す信号、第1補色を示す信号、第2原色を示す信号、第2補色を示す信号を順次信号処理部410に出力する。第1原色信号および第1補色信号は、(B信号、Ye信号)、(R信号、Cy信号)、(G信号、Mg信号)の1つである。第2原色信号および第2補色信号は、他の1つで表される。
駆動部412は、固体撮像装置411を駆動するための各種駆動信号を出力する。
制御部414は、カメラ401全体を制御する。
表示部420は、モニター表示や撮像した画像の表示を行う。
図24は、色変換部413の説明図である。色変換部413は、第1原色信号、第1補色信号、第2原色信号、第2補色信号を、赤色信号、緑色信号、青色信号に変換する。この色変換は、よく知られた演算により行うことができる。
なお、メカニカルシャッター415に紫外光および赤外光を除去する除去手段として機能するフィルタを備えてもよい。
また、上記各実施の形態において、固体撮像装置は、CCD(Charge Coupled Device)型であってもMOS(Metal Oxide Semiconductor)型であってもよい。
また、高屈折率材料として上記二酸化チタンに代えて窒化シリコンや五酸化タンタル、二酸化ジルコニウム等を用いてもよい。また、二酸化シリコン以外の材料を低屈折率材料に用いてもよい。
なお、光選択部の多層膜構造の層数は、上記実施の形態で示した層数に限らず何層であってもよい。各層の材料が上記二酸化チタン、二酸化シリコン、酸化マグネシウムに限定されないのは言うまでもなく、酸化タンタル(Ta2O5)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、一窒化珪素(SiN)、窒化珪素(Si3N5)、酸化アルミニウム(Al2O3)、フッ化マグネシウム(MgF2)、酸化ハーフニウム(HfO3)を用いてもよい。
本発明は、半導体基板上に形成された複数のフォトダイオードを有する固体撮像装置、その固体撮像装置を有するカメラに適しており、例えば、CCDイメージセンサ、MOSイメージセンサ、デジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話機、監視カメラ、ノートパソコンに内蔵のカメラ、情報処理機器に接続されるカメラユニット等に適している。
実施の形態1における固体撮像装置のフォトダイオードの色配列を示す図である。 固体撮像装置のマイクロレンズの配列を示す図である。 固体撮像装置の断面を示す図である。 隣り合う行の断面を示す模式図である。 青色光用の光選択部の断面図である。 赤色光用の光選択部の断面図である。 光反射部104Mの断面図である。 光反射部104Mの断面図である。 青色光用の光選択部の変形例における断面図である。 赤色光用の光選択部の変形例における断面図である。 青色光用の光選択部の他の変形例における断面図である。 赤色光用の光選択部の他の変形例における断面図である。 固体撮像装置のフォトダイオードの色配列(変形例1)を示す図である。 隣り合う行の断面を示す模式図である。 実施の形態2における固体撮像装置の断面図である。 光選択部の断面図である。 光選択部の断面図である。 光選択部の分光特性を示す図である。 絶縁体層の膜厚と分光特性を示す説明図である。 固体撮像装置のフォトダイオードの色配列(変形例2)を示す図である。 変形例2における隣り合う行の断面を示す模式図である。 固体撮像装置のフォトダイオードの色配列(変形例3)を示す図である。 変形例3における隣り合う行の断面を示す模式図である。 変形例4における隣り合う行の断面を示す模式図である。 固体撮像装置のフォトダイオードの色配列(変形例5)を示す図である。 変形例5における隣り合う行の断面を示す模式図である。 固体撮像装置のフォトダイオードの色配列(変形例6)を示す図である。 変形例6における隣り合う行の断面を示す模式図である。 実施の形態3におけるカメラの構成を示すブロック図である。 色変換部の説明図である。 従来技術における固体撮像装置のフォトダイオードの配列を示す図である。 従来技術における固体撮像装置の断面を示す図である。
符号の説明
101 半導体基板
102R、102G、102B フォトダイオード
102Ye、102Cy、102Mg フォトダイオード
103 透明膜103
104R、104G、104M 色選択部
104M 色反射部
105、108 透明膜
106 凹レンズ
107 遮光膜
109 マイクロレンズ
501a、501c、501e、501g 二酸化チタン層
501b、501d、501f 二酸化シリコン層
501G フォトニック層
601a アルミ層
701a、701c、701e、701g 二酸化チタン層
701b、701d、701f 二酸化シリコン層
701R フォトニック層
801a、801c、801e、801g 二酸化チタン層
801b、801f 二酸化シリコン層
801R、801B フォトニック層
904R、904G、904B 色選択部
401 カメラ
411 固体撮像装置
412 駆動部
410 信号処理部
413 色変換部
414 制御部
415 メカニカルシャッター
416 レンズ
420 表示部

Claims (12)

  1. 二次元状に配列されたフォトダイオードと、
    隣り合う2つのフォトダイオードに対して1つずつ設けられ、光を集める複数の集光手段と、
    前記集光手段に対応して設けられ、前記集光手段から入射される光を、所定範囲内の波長を有する第1の光と所定範囲外の波長を有する第2の光の2つに分離する複数の分離手段とを備え、
    各分離手段は、
    前記集光手段から入射される光から、第1の光および第2の光の一方を選択的に透過し他方を反射し、透過した光を1つのフォトダイオードに入射する光選択手段と、
    前記光選択手段によって反射された光を他の1つのダイオードに向けて反射する光反射手段と
    を備え
    前記複数の分離手段は、第1タイプの分離手段および第2タイプの分離手段を含み、
    第1タイプの分離手段における第1の光は赤緑青のうちの何れかの原色を示す第1原色光であり、第2の光は第1原色光の補色を示す第1補色光であり、
    第2タイプの分離手段における第1の光は第1原色光とは異なる第2原色光であり、第2の光は第2原色光の補色を示す第2補色光である
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記光反射手段は可視光のみを反射する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置はさらに、赤外光を除去する除去手段を備え、
    前記分離手段は、赤外光除去後の光から、所定範囲内の波長を有する光とそれ以外の光とを分離する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1原色光、第1補色光、第2原色光、第2補色光はそれぞれ、赤色光、シアン光、青色光、イエロー光であり、
    第1タイプの分離手段と第2タイプの分離手段はそれぞれ同一列または同一行に配列される
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1原色光、第1補色光、第2原色光、第2補色光はそれぞれ、赤色光、シアン光、緑色光、マゼンタ光であり、
    第1タイプの分離手段と第2タイプの分離手段はそれぞれ同一列または同一行に配列される
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  6. 前記固体撮像装置はさらに、
    フォトダイオードから得られる第1原色を示す信号、第1補色を示す信号、第2原色を示す信号および第2補色を示す信号を、赤色信号、緑色信号、青色信号に変換する変換手段を備える
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  7. 前記集光手段に集光される光軸上に前記光選択手段および1つのダイオードが配置される
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  8. 前記集光手段の中心は、隣接行または隣接列の隣り合う集光手段の中心とフォトダイオード1つ分ずれて配置される
    ことを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  9. 前記光選択手段は、屈折率の異なる2種類の光学膜を含む多層膜であり、
    前記光学膜の光学的膜厚は設定中心波長の4分の1に相当し、
    前記多層膜は、さらに、設定中心波長に応じたフォトニック構造の絶縁体層を含む
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の固体撮像装置。
  10. 前記光選択手段は、屈折率の異なる2種類の光学膜を含む多層膜であり、
    前記光学膜の光学的膜厚は設定中心波長の4分の1に相当し、
    前記多層膜は、さらに、設定中心波長の4分の1以外の光学的膜厚を有する絶縁体層を含む
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の固体撮像装置。
  11. 請求項1記載の固体撮像装置を備えることを特徴とするカメラ。
  12. 請求項記載の固体撮像装置の信号処理方法であって、
    4つのフォトダイオードから第1原色を示す信号、第1補色を示す信号、第2原色を示す信号、第2補色を示す信号を取得し、
    取得した4つの信号を赤色信号、緑色信号、青色信号に変換する
    ことを特徴とする信号処理方法。
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