JP4978587B2 - センサ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、センシング部と、このセンシング部と電気的に接続された回路とを備え、その回路が封止材によって封止されてなるセンサ装置およびその製造方法に関する。
従来、この種のセンサ装置の製造方法として、封止材による被覆領域の境界にゴム製の緩衝部材を組付け、その緩衝部材を型締め時に変形させ、センサチップと支持部材との間に形成された溝部を埋めることにより、射出成型時のモールド材が溝を通じてセンシング部の方へ漏れないようにした製造方法が提案されている(特許文献1)。
特開2007−33411号公報(第53段落、図1)。
しかし、前述した従来の方法では、緩衝部材自体が微小であるため、緩衝部材および緩衝部材を組付ける部分の寸法に対して高い精度が要求されるので、センサ装置の歩留まりを高め難いという問題がある。また、緩衝部材の組付けにも高い精度が要求されるため、製造効率の向上を図り難いという問題がある。
そこでこの発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、センサ装置の歩留まりを高めることのできるセンサ装置およびその製造方法を実現することを目的とする。また、センサ装置の製造効率を向上させることのできるセンサ装置およびその製造方法を実現することを目的とする。
(請求項1または請求項6に係る発明)
この発明は、上記の各目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(20a)と、前記基板の基板面に配置されたセンシング部(21)と、前記基板の基板面に配置されており、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子(22)と、前記端子の近傍に前記基板と離れて配置された回路(30)と、前記端子および回路を電気的に接続してなる導電部材(60)と、前記基板および回路が搭載された搭載部材(40)と、前記回路を封止してなる第1の封止材(90)と、を備えており、前記搭載部材には、前記基板の側面(20b)との間に隙間(43)を形成して前記基板が搭載された凹部(42)が備えられたセンサ装置(10)において、前記回路と、前記回路側に開口された前記隙間の開口部(43a)との間に、前記第1の封止材が前記開口部へ流入するのを阻止する壁(50)が配置されてなり、前記壁の上端と前記基板の表面との間に形成された隙間が、第2の封止材によって封止されてなるという技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明では、基板(20a)と、前記基板の基板面に配置されたセンシング部(21)と、前記基板の基板面に配置されており、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子(22)と、前記端子の近傍に前記基板と離れて配置された回路(30)と、前記端子および回路を電気的に接続してなる導電部材(60)と、前記基板および回路が搭載された搭載部材(40)と、前記回路を封止してなる第1の封止材(90)と、を備えており、前記搭載部材には、前記基板の側面(20b)との間に隙間(43)を形成して前記基板が搭載された凹部(42)が備えられたセンサ装置(10)の製造方法において、前記回路と、前記回路側に開口された前記隙間の開口部(43a)との間に、前記第1の封止材が前記開口部へ流入するのを阻止する壁(50)が配置され、前記基板および回路が搭載された前記搭載部材と、前記第1の封止材とを用意し、前記第1の封止材により前記回路を封止し、さらに第2の封止材を用意し、前記端子および導電部材の接続領域と、前記壁の上端と前記基板の表面との間に形成された隙間とが封止されるように前記第2の封止部材を配置する第1工程と、前記第1の封止材により、前記第2の封止材との間に隙間が形成されないように前記回路を封止する第2工程と、を有するという技術的手段を用いる。
請求項1または請求項6に係る発明によれば、回路(30)と、回路側に開口された隙間(43)の開口部(43a)との間に、第1の封止材(90)が開口部へ流入するのを阻止する壁(50)が配置されてなるため、第1の封止材が開口部を通じて隙間に流入するのを阻止することができる。
したがって、従来のように回路を封止する前に緩衝部材を組付ける必要がないため、センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、センサ装置の製造効率を向上させることができる。
(請求項2または請求項7に係る発明)
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のセンサ装置(10)において、前記回路は前記搭載部材に搭載された回路チップ(30)に設けられており、前記回路チップは前記第1の封止材(90)によって封止されており、前記壁(50)は、前記搭載部材(40)の底面(44a)から少なくとも前記回路チップの高さ以上に立設されてなるという技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載のセンサ装置(10)の製造方法において、前記回路は前記搭載部材に搭載された回路チップ(30)に設けられており、かつ、前記壁(50)は、前記搭載部材(40)の底面(44a)から少なくとも前記回路チップの高さ以上に立設されてなるという技術的手段を用いる。
壁(50)は、搭載部材(40)の底面(44a)から少なくとも回路チップ(30)の高さ以上に立設されてなるため、第1の封止材(90)によって回路チップを封止するときに第1の封止材が壁を超えるおそれがない。
(請求項1または請求項6に係る発明)
請求項1または請求項6に係る発明によれば、壁(50)の上端と基板(20a)の表面との間に形成された隙間(47)が、第2の封止材(80)によって封止されてなるため、第1の封止材(90)によって回路(30)を封止するときに第1の封止材が壁の上端を超えて基板の表面に流出するおそれがない。
請求項3または請求項8に係る発明)
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のセンサ装置(10)において、前記第2の封止材(80)の上端が前記壁(50)の上端よりも高いという技術的手段を用いる。
請求項8に記載の発明では、請求項6または請求項7に記載のセンサ装置(10)の製造方法において、前記第1工程では、前記第2の封止材(80)を、その上端が前記壁(50)の上端よりも高くなるように配置するという技術的手段を用いる。
第2の封止材(80)の上端が壁(50)の上端よりも高いため、第1の封止材(90)によって回路(30)を封止するときに第1の封止材が壁の上端を超えた場合であっても、第2の封止材によって阻止されるため、第1の封止材が壁の上端を超えて基板(20a)の表面に流出するおそれがない。
請求項4または請求項9に係る発明)
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンサ装置(10)において、前記基板(20a)の裏面が、接着剤(70)によって前記搭載部材(40)に接着されており、前記隙間(47)の下方(48)において前記第2の封止材(80)と前記接着剤とが接触していないという技術的手段を用いる。
請求項9に記載の発明では、請求項6〜8のいずれか1項のセンサ装置(10)の製造方法において、前記基板(20a)の裏面が、接着剤(70)によって前記搭載部材(40)に接着されており、前記第1工程では、前記隙間(47)が封止され、かつ、前記隙間の下方(48)において前記第2の封止材(80)と前記接着剤とが接触しないように前記第2の封止材を配置するという技術的手段を用いる。
隙間の下方において第2の封止材と接着剤とが接触していないため、線膨張率の異なる第2の封止材および接着剤が相互に応力を掛け合い、第2の封止材の界面または接着剤の界面に剥離やクラックが発生しないようにすることができる。
請求項5または請求項10に係る発明)
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサ装置(10)において、さらに、前記端子(22)および導電部材(60)の接続領域が、前記第2の封止材(80)によって封止されてなるという技術的手段を用いる。
請求項10に記載の発明では、請求項6〜9のいずれか1項に記載のセンサ装置(10)の製造方法において、前記第1工程では、前記第2の封止材(80)によって、さらに前記端子(22)および導電部材(60)の接続領域をも封止するという技術的手段を用いる。
壁(50)の上端と基板(20a)の表面との間に形成された隙間(47)に加えて、端子(22)および導電部材(60)の接続領域をも第2の封止材(80)によって封止することができるため、隙間および接続領域を個別に封止する手法よりも封止作業の効率を高めることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する発明の実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
〈第1実施形態〉
この発明の第1実施形態について図を参照して説明する。以下の各実施形態では、この発明に係るセンサ装置として熱式流量センサ装置を例に挙げて説明する。図1は、熱式流量センサ装置の概略説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は(a)のB−B矢視断面図である。図2は、図1に示す熱式流量センサ装置に備えられたセンサチップと搭載部材との配置関係を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図3は、図1に示す熱式流量センサ装置に封止材が配置された状態を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は封止部材近傍の拡大図、(d)は隙間の説明図である。
(主要構成)
最初に、この実施形態に係る熱式流量センサ装置の主要構成について図1を参照して説明する。なお、以下の説明では、図面右側を先端とし、図面左側を後端とする。
熱式流量センサ装置10は、気体の流量を検出するセンサチップ20と、このセンサチップ20と電気的に接続された回路チップ30と、センサチップ20および回路チップ30を収容する搭載部材40とを備える。熱式流量センサ装置10は、たとえば、車両に備えられたインテークマニホルド内に配置され、内燃機関のシリンダ内に取り込まれる空気の流量検出に用いられる。
センサチップ20の基板面には、センシング部21と、このセンシング部21などと電気的に接続された複数のパッド22とが配置されている。回路チップ30の表面には複数のパッド31が配置されている。センサチップ20のパッド22および回路チップ30のパッド31は、ボンディングワイヤ60によって電気的に接続されている。
搭載部材40は、センサチップ20が収容された第1の搭載部41と、回路チップ30が収容された第2の搭載部44とから構成される。第1の搭載部41には、センサチップ20を収容するための凹部42が形成されており、第2の搭載部44には、回路チップ30を収容するための凹部46が形成されている。凹部42の内壁とセンサチップ20の両側面との間には隙間43が形成されている。
第2の搭載部44の底部には、回路チップ30を搭載するための底面44aが形成されている。底面44aの周囲には、周壁45が立設されている。周壁45のうち、第1の搭載部41との境界には、周壁45の形成されていない切欠部45cが形成されている。この切欠部45cには、凹部42に収容されたセンサチップ20の後端が突出している。この実施形態では、第2の搭載部44は上面開口のケース状に形成されており、第1の搭載部41は第2の搭載部の先端から舌状に突出形成されている。
図1(c)に示すように、センサチップ20は、接着剤70によって凹部42の底面および底面44aに接着されており、回路チップ30は、接着剤70によって底面44aに接着されている。この実施形態では、センサチップ20の裏面のうち、略後ろ半分が接着剤70によって接着されており、その後ろ半分のうち、底面44aにはみ出した部分は、接着剤70によって底面44aに接着されている。
図2(a)に示すように、凹部42の内壁とセンサチップ20の両側面との間に形成された隙間43は、第2の搭載部44の凹部46に連通している。図2(b)に示すように、回路チップ30の側からセンサチップ20の後端を見ると、センサチップ20の両側壁20bと、周壁45の切欠部45cとの間には、隙間43の開口部43aがそれぞれ開口している。
回路チップ30と、回路チップ30の側に開口された隙間43の開口部43aとの間には、壁50が配置されている。この壁50が本発明の特徴であり、壁50は、低粘度の封止材90(図3)によって回路チップ30を封止するときに、その封止材90が開口部43aを通じて隙間43に流入しないようにするためのものである。
つまり、壁50は、封止材90が隙間43に流入しないように隙間43の開口部43aを閉塞するものである。
この実施形態では、壁50は、センサチップ20のうち、底面44aにはみ出した部分の周囲を囲むように配置されている。壁50は、センサチップ20の表面と略同じ高さに形成されているが、少なくとも隙間43の開口部43aを塞ぐ高さに形成すればよい。壁50は、直線部51と、この直線部51の両端から屈曲した屈曲部52,52とから構成される。このように壁50を配置することにより、第2の搭載部44の底面44aに配置された低粘度の封止材90が隙間43の開口部43aから流入しないようにすることができる。
直線部51は、センサチップ20の後端と回路チップ30の先端との境界を横切るように配置されており、各屈曲部52は周壁45aの内壁面45bにそれぞれ密着している。また、壁50は、第2の搭載部44と同じ材料によって第2の搭載部44と同時に一体成形される。なお、壁50は、隙間43の開口部43aを閉塞できるものであれば、図示の形状に限定されるものではなく、たとえば、屈曲部52を備えず、直線部51を延長し、相対向する周壁45の内壁と密着させた形状でも良い。
図3(d)に示すように、壁50の上端とセンサチップ20の表面との間には隙間47が形成されており、図3(c)に示すように、隙間47は、高粘度の封止材80によって封止されている。また、高粘度の封止材80は、センサチップ20に配置されたパッド22とボンディングワイヤ60との接続領域をも封止している。
高粘度の封止材80は、その上端が壁50の上端よりも高くなるように配置されており、低粘度の封止材90が壁50の上端を超えて隙間47に流入しないようになっている。このため、封止材80は、低粘度の封止材90によって回路チップ30を封止する前に配置される。また、図3(c)に示すように、隙間47を封止する高粘度の封止材80と、接着剤70との間には、隙間48が形成されており、高粘度の封止材80と接着剤70とが接触しないようになっている。これにより、線膨張率の異なる高粘度の封止材80および接着剤70が相互に応力を掛け合い、高粘度の封止材80の界面または接着剤70の界面に剥離やクラックが発生しないようにすることができる。
この実施形態では、搭載部材40はPPS(Polyphenylene sulfide:ポリフェニレンスルファイド)、PBT(Polybutylene terephtalate:ポリブチレンテレフタレート)などの非導電性材料により形成されている。また、寸法安定性や耐水性・耐薬品性および電気絶縁性に優れているという理由から、低粘度の封止材90および高粘度の封止材80として、エポキシ樹脂を用いる。
また、エポキシ樹脂の粘度は、エポキシ樹脂に混合する反応性希釈剤の量によって調整する。なお、エポキシ樹脂以外の熱硬化性樹脂、あるいは、シリコーンゲルなどの非導電性材料を用いることもできる。さらに、接着剤70を形成する接着剤として、容量、寸法および形状の制御が容易であり、かつ、接着面への配置が容易であるなどの理由から、フィルム状の接着剤、たとえば、エポキシ樹脂製の非導電性フィルム(NCF(Non-Conductive Film))を用いる。
(センサチップの構成)
次に、センサチップ20の構成について図4を参照して説明する。図4は、センサチップ20の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A矢視断面図である。
センサチップ20は、半導体基板20aを用いて構成されており、薄肉の板状に形成されている。半導体基板20aの基板面の一端には、気体の流量を検出するセンシング部21が配置されており、他端には、センシング部21などと電気的に接続された複数のパッド22が配置されている。
センシング部21の裏面には、空洞部27が形成されており、その空洞部27の基板表面には、薄い絶縁膜から構成される薄肉部(メンブレン)23が形成されている。
この実施形態では、絶縁層および導電層などの形成および加工が容易であるなどの理由から、半導体基板30aとしてシリコン基板を用いる。また、形成が容易であるなどの理由から、空洞部35は、半導体基板30aの裏面をエッチングすることにより形成し、それにより、薄肉部23を形成する。
センサチップ20の薄肉部23には、気体流(図中F1で示す白抜き矢印)の上流側に対してヒータ21aが形成されており、下流側にはヒータ21bが形成されている。この薄肉部23および一対のヒータ21a,21bによってセンシング部21が構成されている。また、センサチップ20には、熱式流量センサ装置10が置かれた環境温度を測定するための測温抵抗24,24と、配線層25,26を構成する抵抗体とが形成されている。
薄肉部23は半導体基板20aに比べて非常に薄く形成されているため、薄肉部23の熱容量は低く抑えられ、薄肉部23では半導体基板20aとの熱的な絶縁が確保される。また、ヒータ21a,21bは、薄肉部23に形成されているため、センシング部21は、高感度に機能する。
この実施形態では、シリコン基板の表面上には、例えばシリコン窒化膜やシリコン酸化膜により構成された絶縁膜が形成されている。そして、その絶縁膜の表面に、シリコン層に不純物を熱拡散させたことによって形成された半導体層がパターニングされている。そして、その半導体層により、ヒータ21a,21bと、各測温抵抗24と、各配線層25,26を構成する抵抗体とが形成されている。
つまり、上記のように構成されたシリコン基板、絶縁膜および半導体層は、シリコン基板を支持基板、絶縁膜を埋め込み層(BOX層)、半導体層をSOI層とするSOI(silicon on insulator)基板を用いて構成されている。
さらに、上記の半導体層は、BPSG(Boron-doped Phospho-Silicate Glass)、などからなる絶縁膜によって覆われ、この絶縁膜の所定部位に形成されたコンタクトホールを通じて、アルミニウムなどで構成された各パッド22に電気的に接続されている。
また、上記の絶縁膜の表面において、シリコン基板のほぼ全域を覆うようにシリコン窒化膜が形成され、センサチップ20の表面が保護されている。このシリコン窒化膜における各パッド22と対応する部位には、開口部が形成されており、この開口部を通じて各パッド22に対してボンディングワイヤ60によるワイヤボンディングが行われることで、回路チップ30の各パッド31と電気的に接続されるようになっている。
(動作)
ヒータ21a,21bは、回路チップ30に内臓された図示しない制御回路によって駆動され、たとえば、測温抵抗24によって測定される環境温度よりも200℃高い温度となるように制御される。具体的には、制御回路からパッド22および配線層26を通じてヒータ21a,21bに電流が流される。これにより、所定の線幅で構成された各ヒータ21a,21bが加熱され、これに伴ってヒータ21a,21bの温度が上昇する。
このとき、気体の流れによって、ヒータ21a,21bの熱が奪われる。また、気体の流量によって熱の奪われ方に差が生じる。そこで、ヒータ21a,21bが常に一定の温度になるように、制御回路側で電流を調整する。このときの電流値の変化を信号として取込み、それに基づいて気体の流量を算出する。また、気体の流れる方向によって、2本のヒータ21a,21bで熱の奪われ方に差が生じる。つまり、下流側に比べて上流側の方が熱の奪われ方が激しく、より多くの電流が必要になってくる。この両者の差から、気体の流量と同時に、気体の流れの方向を検知することができる。
たとえば、図4においてF1で示す白抜き矢印の方向から気体が流れてくるとする。ここで、上述したように、ヒータ21a,21bのうちヒータ21aは多く熱を奪われるため、制御回路がヒータ21aの温度(抵抗値)を一定に保とうとヒータ21aへの通電量を大きくする。逆に、ヒータ21aの発熱によって暖められた気体がヒータ21bの上を通過するため放熱量が減るため、ヒータ21bへの通電量を小さくする。
従って、制御回路は、ヒータ21a,21bへの通電量に基づいて、気体の流量および流れの方向を検出することが可能となる。
(製造方法)
次に、上記構成の熱式流量センサ装置10の製造方法について図を参照して説明する。図5は、製造工程の流れを示す工程図である。
まず、センサチップ20、回路チップ30、搭載部材40、高粘度の封止材80および低粘度の封止材90を用意する(工程1)。続いて、第1の搭載部41に形成された凹部42の底面と、第2の搭載部44に形成された底面44aとに接着剤を配置して接着剤70を形成する(工程2)。この実施形態では、ICチップなどを回路基板上に配置する場合に用いる吸着コレットなどを用いてフィルム状接着剤を配置する。
続いて、図1に示すように、接着剤70の上にセンサチップ20および回路チップ30を配置する(工程3)。続いて、センサチップ20および回路チップ30の表面を押圧するとともに加熱し、各チップを通じて伝熱する熱によって接着剤70を硬化させ、センサチップ20および回路チップ30を接着する(工程4)。センサチップ20および回路チップ30は、熱伝導率の高いシリコン基板によって形成されているため、接着剤70は瞬時に硬化する。
センサチップ20および回路チップ30の押圧は、押圧装置(図示せず)によって行う。この押圧装置は、ヒータを内蔵した押圧部材を備える。押圧部材は、平坦な押圧面を下面に備えており、その押圧面は、接着剤70が接着し難い材質になっている。この実施形態では、金属または樹脂あるいはセラミックスなどの材料によって形成された部材の押圧面に対応する面をテフロンコーティング(テフロンは登録商標である)したものを押圧部材として用いる。また、テフロン製の押圧部材を用いても良い。
次に、ワイヤボンディングにより、センサチップ20の各パッド22と回路チップ30の各パッド31とをボンディングワイヤ60によって電気的に接続する(工程5)。なお、熱式流量センサ装置の接続対象によっては、センサチップ20を回路基板上の回路に直接接続する場合もある。この場合、超音波溶着法を用い、スタッドバンプによって各パッド22と回路とを電気的に接続することができる。
続いて、図3示すように、高粘度の封止材80によって、ボンディングワイヤ60とセンサチップ20の各パッド22との接続領域を封止するとともに、壁50の上端とセンサチップ20の表面との間に形成された隙間47を封止する(工程6)。続いて、低粘度の封止材90を第2の搭載部44に形成された凹部46に注入し、回路チップ30を封止する(工程7)。
このとき、凹部46に注入された低粘度の封止材90は、底面44aの全体に拡がるが、壁50が配置されているため、封止材90が開口部43a(図2)から漏れることがない。
したがって、封止材90が開口部43aを介して隙間43に流入し、センサチップ20の表面に流出することがない。また、高粘度の封止材80の上端が壁50の上端よりも高いため、低粘度の封止材90が壁50の上端を超えてセンサチップ20の表面に流出することもない。
(第1実施形態の効果)
以上のように、第1実施形態の熱式流量センサ装置10を実施すれば、従来のように回路チップを封止する前に緩衝部材を組付ける必要がないため、熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、熱式流量センサ装置の製造効率を向上させることができる。
(変更例)
(1)壁50は、センサチップ20または回路チップ30よりも低く形成してもよい。この構造の場合でも、高粘度の封止材80によって開口部43aおよび隙間47を封止することができるため、低粘度の封止材90が開口部43aまたは隙間47からセンサチップ20の方へ流出するおそれがない。
(2)壁50を少なくとも回路チップ30よりも高く形成することもできる。この構造によれば、低粘度の封止材90を配置してから高粘度の封止材80を配置する工程順序であっても、低粘度の封止材90が壁50を超えてセンサチップ20の表面に流出するおそれがない。
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。図6は、この実施形態に係る熱式流量センサ装置の縦断面図である。この実施形態に係る熱式流量センサ装置は、放熱部材の一部を壁に利用したことを特徴とする。
熱式流量センサ装置10は、センサチップ20および回路チップ30に発生した熱を放熱するための放熱部材100を備える。放熱部材100は、搭載部材40の裏面に接続されている。放熱部材100のうち、搭載部材40の裏面と接触している部分から突起部101が突出形成されている。その突起部101のうち、第2の搭載部44に形成された凹部46内に突出した部分が壁50に設定されている。壁50の形状は、第1実施形態と同じである。
以上のように、第2実施形態の熱式流量センサ装置10を実施すれば、従来のように回路チップを封止する前に緩衝部材を組付ける必要がないため、熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、熱式流量センサ装置の製造効率を向上させることができる。
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について図7を参照して説明する。図7は、この実施形態に係る熱式流量センサ装置の説明図であり、(a)は接着剤の説明図、(b)は接着剤によって形成された壁の説明図である。この実施形態に係る熱式流量センサ装置は、センサチップ20を接着する接着剤の一部を壁に利用したことを特徴とする。
センサチップ20は、フィルム状の接着剤70によって第1の搭載部41の凹部42に接着されている。接着剤70は、センサチップ20の後端の周囲からはみ出る大きさに形成されており、そのはみ出た部分は、接着剤70の第2の搭載部44の底面44aに達している。接着剤70のはみ出た部分は、相対向する折曲げ片72,72と、これら折曲げ片72に隣接する折曲げ片73とから構成される。
各折曲げ片は、それぞれ折曲げ線71から折曲げ可能に形成されており、各折曲げ片をそれぞれ折曲げ線71から折り曲げて垂直に立設させ、隣接する折曲げ片同士を接続すると、図7(b)に示すように、折曲げ片72,72,73により構成された壁50が形成される。
この実施形態では、接着剤70として、熱硬化速度が速く、かつ、絶縁の機能を有するなどの理由から、エポキシ樹脂製の非導電性フィルム(NCF(Non-Conductive Film))を用いる。この非導電性フィルムは、環境温度下において軟化状態にあるが、硬化温度に達すると硬化する性質の接着剤を接着面に有する。このため、完全に硬化する前のある程度剛性のある状態のときに各折曲げ片を折り曲げることが望ましい。
以上のように、第3実施形態の熱式流量センサ装置10を実施すれば、従来のように回路チップを封止する前に緩衝部材を組付ける必要がないため、熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、熱式流量センサ装置の製造効率を向上させることができる。
〈第4実施形態〉
次に、この発明の第4実施形態について図8を参照して説明する。図8は、この実施形態に係る熱式流量センサ装置の説明図であり、(a)はリードフレームの縦断面図、(b)は熱式流量センサ装置の縦断面図である。この実施形態に係る熱式流量センサ装置は、リードフレームの一部を壁に利用したことを特徴とする。
搭載部材40の底面にはリードフレーム200が配置されており、そのリードフレーム200の表面にセンサチップ20および回路チップ30が配置されている。リードフレーム200には、図7(a)に示した接着剤70の各折曲げ片72,73の外形に対応した切れ目が形成されており、リードフレーム200の裏面における折曲げ線71に対応した部位には切り込みが形成されている。
そして、図8(a)に示すように、リードフレーム200の切れ目Dと切り込みGとの間に形成された折曲げ片201を、切り込みGを起点にして矢印Eで示す方向へ折り曲げ、その折曲げ片201を起立させることによって壁50を形成する。壁50の形状は、図7(b)に示した壁50と同じである。
リードフレーム200は、搭載部材40から外部に導出されており、図示しないコネクタと電気的に接続される。そのコネクタは、図示しないコンピュータ(たとえば、車両に備えられた電子制御装置)と電気的に接続され、そのコンピュータにより、気体の流量などが演算され、その演算値に基づいて燃料の混合比などが制御される。
リードフレーム としては、通常の電子装置の分野で用いられるCuや42アロイなどからなるリードフレーム 材料を採用することができる。
以上のように、第4実施形態の熱式流量センサ装置10を実施すれば、従来のように回路チップを封止する前に緩衝部材を組付ける必要がないため、熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、熱式流量センサ装置の製造効率を向上させることができる。
〈他の実施形態〉
(1)壁50は、開口部43aを閉塞できれば良いため、図2(a)に示すように、屈曲部52,52をそれぞれ切欠部45cの壁面と面一にする必要はない。したがって、図2(a)に示す直線部51を延長形成して壁50をさらに縦長に形成し、開口部43aを余裕をもって囲むようにしても良い。
(2)また、壁50は前述の各実施形態において説明した各部材以外のものによって形成することもできる。たとえば、壁50を別部材で形成しておき、それを搭載部材40に取付ける方法でもよい。この場合、上述したように、壁50によって開口部43aを閉塞することができれば良いため、壁50を大きめに作成しておけば、搭載部材40に配置するときに高い位置決め精度は要求されない。
したがって、高い位置決め精度が要求される従来の方法よりも熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができるし、製造効率を向上させることができる。
(3)この発明は、熱式流量センサ装置の他、圧力センサ装置、温度センサ装置、湿度センサ装置、日射センサ装置、赤外線センサ装置など、封止材によって回路チップを封止する必要のあるセンサ装置に適用することができる。
熱式流量センサ装置の概略説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は(a)のB−B矢視断面図である。 図1に示す熱式流量センサ装置に備えられたセンサチップと搭載部材との配置関係を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 図1に示す熱式流量センサ装置に封止材が配置された状態を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、(c)は封止部材近傍の拡大図である。 センサチップ20の説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A矢視断面図である。 製造工程の流れを示す工程図である。 第2実施形態に係る熱式流量センサ装置の縦断面図である。 第3実施形態に係る熱式流量センサ装置の説明図であり、(a)は接着剤の説明図、(b)は接着剤によって形成された壁の説明図である。 第4実施形態に係る熱式流量センサ装置の説明図であり、(a)はリードフレームの縦断面図、(b)は熱式流量センサ装置の縦断面図である。
符号の説明
10・・熱式流量センサ装置(センサ装置)、20・・センサチップ、
22・・パッド(端子)、21・・センシング部、30・・回路チップ(回路)、
40・・搭載部材、42・・凹部、43・・隙間、43a・・開口部、50・・壁、
60・・ボンディングワイヤ(導電部材)、80・・封止材(第2の封止材)、
90・・封止材(第1の封止材)。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の基板面に配置されたセンシング部と、
    前記基板の基板面に配置されており、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子と、
    前記端子の近傍に前記基板と離れて配置された回路と、
    前記端子および回路を電気的に接続してなる導電部材と、
    前記基板および回路が搭載された搭載部材と、
    前記回路を封止してなる第1の封止材と、を備えており、
    前記搭載部材には、前記基板の側面との間に隙間を形成して前記基板が搭載された凹部が備えられたセンサ装置において、
    前記回路と、前記回路側に開口された前記隙間の開口部との間に、前記第1の封止材が前記開口部へ流入するのを阻止する壁が配置されてなり、
    前記壁の上端と前記基板の表面との間に形成された隙間が、第2の封止材によって封止されてなることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記回路は前記搭載部材に搭載された回路チップに設けられており、
    前記回路チップは前記第1の封止材によって封止されており、
    前記壁は、前記搭載部材の底面から少なくとも前記回路チップの高さ以上に立設されてなることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 前記第2の封止材の上端が前記壁の上端よりも高いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセンサ装置。
  4. 前記基板の裏面が、接着剤によって前記搭載部材に接着されており、
    前記隙間の下方において前記第2の封止材と前記接着剤とが接触していないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンサ装置。
  5. さらに、前記端子および導電部材の接続領域が、前記第2の封止材によって封止されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサ装置。
  6. 基板と、
    前記基板の基板面に配置されたセンシング部と、
    前記基板の基板面に配置されており、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子と、
    前記端子の近傍に前記基板と離れて配置された回路と、
    前記端子および回路を電気的に接続してなる導電部材と、
    前記基板および回路が搭載された搭載部材と、
    前記回路を封止してなる第1の封止材と、を備えており、
    前記搭載部材には、前記基板の側面との間に隙間を形成して前記基板が搭載された凹部が備えられたセンサ装置の製造方法において、
    前記回路と、前記回路側に開口された前記隙間の開口部との間に、前記第1の封止材が前記開口部へ流入するのを阻止する壁が配置され、前記基板および回路が搭載された前記搭載部材と、前記第1の封止材とを用意し、前記第1の封止材により前記回路を封止し、
    さらに第2の封止材を用意し、
    前記端子および導電部材の接続領域と、前記壁の上端と前記基板の表面との間に形成された隙間とが封止されるように前記第2の封止部材を配置する第1工程と、
    前記第1の封止材により、前記第2の封止材との間に隙間が形成されないように前記回路を封止する第2工程と、
    を有することを特徴とするセンサ装置の製造方法。
  7. 前記回路は前記搭載部材に搭載された回路チップに設けられており、かつ、前記壁は、前記搭載部材の底面から少なくとも前記回路チップの高さ以上に立設されてなることを特徴とする請求項6に記載のセンサ装置の製造方法。
  8. 前記第1工程では、前記第2の封止材を、その上端が前記壁の上端よりも高くなるように配置することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のセンサ装置の製造方法。
  9. 前記基板の裏面が、接着剤によって前記搭載部材に接着されており、
    前記第1工程では、前記隙間が封止され、かつ、前記隙間の下方において前記第2の封止材と前記接着剤とが接触しないように前記第2の封止材を配置することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のセンサ装置の製造方法。
  10. 前記第1工程では、前記第2の封止材によって、さらに前記端子および導電部材の接続領域をも封止することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のセンサ装置の製造方法。
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