JP4978260B2 - リモコン装置、プロジェクタシステム、及びリモコン装置の制御方法 - Google Patents
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上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコン装置を操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、プロジェクタから光の投射を行わないように制御することができる。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコンを操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、光の投射を指示する信号をプロジェクタに送信しない。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコン装置を操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、プロジェクタから光の投射を行わないように制御することができる。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコン装置を操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、光の投射を指示する信号をプロジェクタに送信しない。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコン装置を操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、プロジェクタから光の投射を行わないように制御することができる。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
上記した位置情報により、リモコン装置がプロジェクタに対していずれの位置にあるのかを把握することができる。更に、リモコン装置を操作してプロジェクタの投射開始を指示するユーザの位置が、プロジェクタから光を投射したときに安全な位置にあるのか否かを把握することができる。その結果、安全でない位置にユーザがいる場合は、光の投射を指示する信号をプロジェクタに送信しない。これにより、ユーザが危険性のある投射光を直接目に受けてしまう安全上の問題に対処することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタシステムの実施形態について図面を参照して説明する。
最初に、本発明に係るプロジェクタシステムの概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るプロジェクタシステムの概略構成を示す図である。同図に示すように、プロジェクタシステム1は、プロジェクタ10と、リモコン装置としてのリモコン50とを含んで構成されている。プロジェクタ10は、画像信号に応じた光をスクリーン80に投射するフロント投写型のプロジェクタである。リモコン50は、プロジェクタ10を遠隔操作するための装置であり、ここではユーザ60により操作される。図1に示す2点鎖線は、プロジェクタ10から投射される光の範囲を示す。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ10の機能構成について説明する。
図2は、第1実施形態に係るプロジェクタの機能構成を示す図である。同図に示すように、プロジェクタ10は、通信部11、位置情報取得部12、投射判定部13及び投射制御部14を含んで構成される。
図3は、第1実施形態に係るリモコンの機能構成を示す図である。同図に示すように、リモコン50は、操作部51と通信部52とを含んで構成される。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ10とリモコン50との動作について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタとリモコンとの動作を示すフローチャートである。同図においてプロジェクタ10側のスタート時、プロジェクタ10は起動操作待ちの待機状態にある。即ち、プロジェクタ10に備えた光源15への電力供給が停止しており、プロジェクタ10から光を投射しない状態にある。
リモコン50が光路領域R1内にあって投射不可能な場合は、ステップS130に戻り、リモコン50からの投射指示信号を再度受信するまで待機する。他方、リモコン50が光路領域R1外にあって投射可能な場合は、次のステップS160へ進む。
上述したように、本実施形態に係るプロジェクタシステムでは、リモコン50において、ユーザ60から、プロジェクタ10の投射を指示する操作を受け付けたときに、プロジェクタ10に投射指示信号を送信する。そして、プロジェクタ10において、リモコン50からの投射指示信号を受信し、リモコン50の位置情報を取得する。その位置情報に基づいて、リモコン50がプロジェクタ10の光路領域R1内にある場合は、プロジェクタ10から投射することが不可能であると判定し、プロジェクタ10から光を投射する制御を行わない。
即ち、リモコン50を操作するユーザ60がプロジェクタ10の光路領域R1内に進入している場合は、投射を指示する操作に応じない。これにより、ユーザ60がリモコン50を操作したために、危険性のある投射光を直接目に受けてしまうのを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタシステムの実施形態について図面を参照して説明する。
第2実施形態に係るプロジェクタ10の機能構成について説明する。
図7は、第2実施形態に係るプロジェクタの機能構成を示す図である。同図に示すように、プロジェクタ10は、通信部11及び投射制御部14を含んで構成される。
図8は、第2実施形態に係るリモコンの機能構成を示す図である。同図に示すように、リモコン50は、操作部51、通信部52、位置情報取得部53及び投射判定部54を含んで構成される。
また、通信部52は、第1実施形態におけるプロジェクタ10の2つの検出部16,17と同様な機能を有する2つの検出部55,56を備えている。検出部55,56は、プロジェクタ10から送信された信号を受光するセンサである。また、検出部55,56は、相互に間隔をあけて異なった位置に配設されている。
投射判定部54において、プロジェクタ10からの光を投射可能と判定された場合は、通信部52からプロジェクタ10へ投射指示信号を送信する。他方、プロジェクタ10からの光を投射不可能と判定された場合は、投射指示信号を送信する処理を行わない。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ10とリモコン50との動作について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタとリモコンとの動作を示すフローチャートである。同図においてプロジェクタ10側のスタート時、プロジェクタ10は起動操作待ちの待機状態にある。即ち、プロジェクタ10に備えた光源15への電力供給が停止しており、プロジェクタ10から光を投射しない状態にある。
リモコン50が光路領域R1内にあって投射不可能な場合は、ステップS220に戻り、プロジェクタ10の投射を指示する操作を再度受け付けるまで待機する。他方、リモコン50が光路領域R1外にあって投射可能な場合は、次のステップS260へ進む。
即ち、リモコン50を操作するユーザ60がプロジェクタ10の光路領域R1内に進入している場合は、投射を指示する操作に応じない。これにより、ユーザ60がリモコン50を操作したために、危険性のある投射光を直接目に受けてしまうのを防止することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係るプロジェクタシステムの実施形態について図面を参照して説明する。
これにより、ユーザ60が光路領域内に進入していても、実際には危険性のない位置である場合、ユーザ60は、リモコン50を操作してプロジェクタ10から光を投射することができる。また、リモコン50が所定の距離範囲内にあるか否かにより判定することから、リモコン50の位置情報を取得して投射可能か否かを判定する機構が、更に簡易な装置構成で且つコストを抑えて実現できる。
上記した実施形態では、リモコン50を操作するユーザ60がプロジェクタ10の光路領域R1内や距離範囲領域R2内に進入している場合は、投射を指示する操作に応じないようにしている。このとき、リモコン50による操作ではなく、例えば、プロジェクタ10を操作することにより、プロジェクタ10から光が投射されてしまう問題が考えられる。
このような問題に対処するために、プロジェクタ10からの光の投射は、リモコン50からの投射指示信号のみがトリガになるようにプロジェクタ10において制御しても良い。これにより、誤ってプロジェクタ10等が操作されることにより、ユーザ60が危険性のある投射光を直接目に受けてしまうのを更に確実に防止することができる。
上記した実施形態では、通信部に2つの検出部を備えて、各検出部が受光した信号の受光角度及び検出部間の距離を用いて演算し、プロジェクタ10に対してのリモコン50の位置情報を求めている。しかし、通信部に備える検出部は2つに限られず、3つ以上でも良い。この場合、3つ以上の各検出部において受光した信号の受光角度及び各検出部間の距離を用いて演算し、リモコン50の位置情報を求める。
また、リモコン50の位置情報を求める方法は、これらの複数の検出部を用いる方法に限られない。例えば、GPS衛星からの電波を受信して利用するGPS機構をプロジェクタ10及びリモコン50のそれぞれに備えて、これらのGPS機構を用いることにより、リモコン50の位置情報を求めても良いし、電波到達時間差方式や電波受信強度方式等の別の方法によって求めても良い。
Claims (11)
- 画像信号に応じた光を投射するプロジェクタを遠隔操作するためのリモコン装置であって、
前記プロジェクタと信号を送受信する通信部と、
前記プロジェクタから受信した信号に基づいて前記リモコン装置と前記プロジェクタとの相対位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記取得した位置情報に基づいて前記プロジェクタが光を投射することが可能であるか否かを判定する投射判定部と、を有し、
前記通信部は、前記投射判定部において前記プロジェクタが光を投射することが可能であると判定されたときに、光の投射を指示する信号を前記プロジェクタに送信することを特徴とするリモコン装置。 - 前記通信部は、前記プロジェクタからの信号を検出する少なくとも2つの検出部を備え、
前記検出部のそれぞれは異なった位置に配設され、
前記位置情報取得部は、前記検出部のそれぞれが検出した前記信号に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。 - 前記投射判定部は、前記リモコン装置が前記プロジェクタから投射される光の光路内にある場合に前記プロジェクタが光を投射することが不可能であると判定することを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン装置。
- 前記投射判定部は、前記リモコン装置が前記プロジェクタから所定の距離範囲内にある場合に前記プロジェクタが光を投射することが不可能であると判定することを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン装置。
- 画像信号に応じた光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタを遠隔操作するためのリモコン装置とを含んで構成されたプロジェクタシステムであって、
前記プロジェクタは、前記リモコン装置と信号を送受信する通信部と、
光の投射を制御する投射制御部と、を有し、
前記リモコン装置は、前記プロジェクタと信号を送受信する通信部と、
前記プロジェクタの通信部から受信した信号に基づいて前記リモコン装置と前記プロジェクタとの相対位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記取得した位置情報に基づいて前記プロジェクタが光を投射することが可能であるか否かを判定する投射判定部と、を有し、
前記リモコン装置の通信部は、前記投射判定部において前記プロジェクタが光を投射することが可能であると判定されたときに、光の投射を指示する信号を前記プロジェクタに送信し、前記プロジェクタの投射制御部は、前記リモコン装置の通信部から受信した前記光の投射を指示する信号に基づいて光の投射を制御することを特徴とするプロジェクタシステム。 - 前記プロジェクタは、前記リモコン装置からの信号のみをトリガにして前記画像信号に応じた光を投射することを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタシステム。
- 前記プロジェクタが待機状態のとき、前記プロジェクタの通信部はリモコン受付信号を常時送信することを特徴とする請求項5または6に記載のプロジェクタシステム。
- 前記リモコン装置の通信部は、前記プロジェクタからの信号を検出する少なくとも2つの検出部を備え、
前記検出部のそれぞれは異なった位置に配設され、
前記位置情報取得部は、前記検出部のそれぞれが検出した前記信号に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載のプロジェクタシステム。 - 前記投射判定部は、前記リモコン装置が前記プロジェクタから投射される光の光路内にある場合に前記プロジェクタが光を投射することが不可能であると判定することを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載のプロジェクタシステム。
- 前記投射判定部は、前記リモコン装置が前記プロジェクタから所定の距離範囲内にある場合に前記プロジェクタが光を投射することが不可能であると判定することを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載のプロジェクタシステム。
- 画像信号に応じた光を投射するプロジェクタを遠隔操作するためのリモコン装置における制御方法であって、
前記プロジェクタからの信号を受信する受信工程と、
前記受信した信号に基づいて前記リモコン装置と前記プロジェクタとの相対位置を示す位置情報を取得する位置情報取得工程と、
前記取得した位置情報に基づいて前記プロジェクタが光を投射することが可能であるか否かを判定する投射判定工程と、
前記投射判定工程において前記プロジェクタが光を投射することが可能であると判定されたときに、光の投射を指示する信号を前記プロジェクタに送信する送信工程と、を有することを特徴とするリモコン装置の制御方法。
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