JP2017143712A - 送電装置及び受電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラにより撮影された画像に基づいて、送電装置上の異物検知と送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知との両方を実行可能な送電装置を提供する。
【解決手段】制御装置260は、光源230により照射された光が異物により遮られたか否かを赤外線カメラ210により撮影される画像から判定することにより、送電装置200上の異物の検知を行なう。制御装置260は、さらに、光源220から光が照射された状態で赤外線カメラ210により撮影される画像から送電装置200の周囲に存在する異物の検知を行なう。光源220は、送電装置200上の異物の検知が行なわれない時に光を照射する。
【選択図】図3

Description

この発明は、送電装置及び受電装置に関し、特に、送電装置と受電装置との間で非接触電力伝送を行なう送電装置及び受電装置に関する。
送電装置から受電装置に非接触で送電する非接触電力伝送システムが知られている(特許文献1〜6参照)。特開2013−192411号公報(特許文献1)に開示される非接触電力伝送システムにおいては、受電装置と送電装置との間に存在する異物が検知される。この非接触電力伝送システムは、受電装置と送電装置との間の空間を撮影可能なカメラを備える。この非接触電力伝送システムにおいては、カメラにより撮影された画像を用いることにより、受電装置と送電装置との間に存在する異物を検知することができる(特許文献1参照)。
特開2013−192411号公報 特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報
上記特許文献1に開示される非接触電力伝送システムのようにカメラにより受電装置と送電装置との間に存在する異物を検知する場合に、カメラを送電装置上に設け、送電装置の外周部分に設けられた光源を内側方向に発光させた時にカメラにより撮影される画像に基づいて異物検知を行なうことが考えられる。この場合に、送電装置の外周部分に設けられた光源から照射された光が異物により遮られたか否かにより送電装置上の異物検知を行なうことで、実際には異物が送電装置の外周よりも外側に存在するにも拘わらず送電装置上に存在すると誤検知する可能性を低減することができる。
また、カメラの周囲に設けられた光源を送電装置の外周方向に発光させた時にカメラにより撮影される画像に基づいて、送電装置の周囲に存在する異物(動物等)の侵入を検知することが考えられる。
しかしながら、送電装置の外周部分に設けられた光源と、カメラの周囲に設けられた光源とが同時に発光すると、順光と逆光とが同時に発生するため、カメラの露光調整が困難になる。したがって、送電装置上の異物検知と送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知とを両立することは難しい。このような問題は、カメラを受電装置上に設け、光源を受電装置の外周部分とカメラの周囲とに設けた場合にも生じ得る。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、カメラにより撮影された画像に基づいて、送電装置上の異物検知と送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知との両方を実行可能な送電装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、カメラにより撮影された画像に基づいて、受電装置の下方に存在する異物の検知と受電装置の周囲に存在する異物の侵入検知との両方を実行可能な受電装置を提供することである。
この発明のある局面に従う送電装置は、受電装置に非接触で送電する。送電装置は、カメラと、第1の光源と、第2の光源と、制御装置とを備える。カメラは、送電装置の中央部分に設けられ、周囲を撮影可能である。第1の光源は、送電装置の外周部分に設けられ、内側方向へ光を照射するように構成される。制御装置は、第1の光源により照射された光が異物により遮られたか否かをカメラにより撮影される画像から判定することにより、送電装置上の異物の検知を行なう。第2の光源は、カメラの周囲に設けられ、送電装置の外周方向へ光を照射するように構成される。制御装置は、さらに、第2の光源から光が照射された状態でカメラにより撮影される画像から送電装置の周囲に存在する異物の検知を行なう。第2の光源は、送電装置上の異物の検知が行なわれない時に光を照射する。
また、この発明の別の局面に従う受電装置は、送電装置から非接触で受電する。受電装置は、カメラと、第1の光源と、第2の光源と、制御装置とを備える。カメラは、受電装置の中央部分に設けられ、周囲を撮影可能である。第1の光源は、受電装置の外周部分に設けられ、内側方向へ光を照射するように構成される。制御装置は、第1の光源により照射された光が異物により遮られたか否かをカメラにより撮影される画像から判定することにより、受電装置の下方に存在する異物の検知を行なう。第2の光源は、カメラの周囲に設けられ、受電装置の外周方向へ光を照射するように構成される。制御装置は、さらに、第2の光源から光が照射された状態でカメラにより撮影される画像から受電装置の周囲に存在する異物の検知を行なう。第2の光源は、受電装置の下方に存在する異物の検知が行なわれない時に光を照射する。
これらの発明においては、第1及び第2の光源の発光タイミングが重ならない。したがって、第1及び第2の光源の各々の発光タイミングにおけるカメラの露光調整が容易である。その結果、これらの発明によれば、送電装置上又は受電装置の下の異物検知と送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知とを両立することができる。
この発明によれば、カメラにより撮影された画像に基づいて、送電装置上の異物検知と送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知との両方を実行可能な送電装置を提供することができる。
また、この発明によれば、カメラにより撮影された画像に基づいて、受電装置の下方に存在する異物の検知と受電装置の周囲に存在する異物の侵入検知との両方を実行可能な受電装置を提供することができる。
非接触電力伝送システムの概略構成図である。 送電装置の外観構成を示す斜視図である。 送電装置の異物検知に関連する構成を示す図である。 送電装置上に存在する異物を検知する仕組みを説明するための図である。 送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知の仕組みを説明するための図である。 送電装置上の異物検知、及び、送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知の処理手順を示すフローチャートである。 車両に赤外線カメラ及び光源が設けられる例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(非接触電力伝送システムの構成)
図1は、この実施の形態に従う送電装置が適用される非接触電力伝送システムの概略構成図である。図1を参照して、非接触電力伝送システム1は、車両10と送電装置200とを備える。車両10は、受電装置100を含む。受電装置100と送電装置200との間では、非接触電力伝送が行なわれる。
送電装置200は、送電コイル(不図示)を含む。送電装置200においては、系統電源等の交流電源300から供給される電力を基に所望の周波数(たとえば、数十〜数百kHz)の送電電力が生成される。送電装置200の送電コイルは、生成された送電電力を受けることにより磁界を形成し、形成された磁界を通じて受電装置100の受電コイル(不図示)に非接触で送電する。なお、送電コイルの巻き数は、Q値(たとえば、Q≧100)及び結合係数κが大きくなるように適宜設計される。
一方、車両10は、上述の受電装置100の他、たとえば、蓄電装置を含む。車両10においては、受電装置100により非接触で受電された電力が蓄電装置に蓄えられ、蓄電装置に蓄えられた電力に基づいて走行駆動力が生成される。
受電装置100は、受電コイルを含む。受電コイルは、送電装置200の送電コイルから非接触で受電する。受電装置100においては、受電コイルによって受電された交流電力が整流され、整流後の直流電力が蓄電装置に供給される。なお、受電コイルにおける導線の巻き数は、Q値(たとえば、Q≧100)及び結合係数κが大きくなるように適宜設計される。
また、車両10及び送電装置200の各々は、無線通信モジュール(不図示)を含む。送電装置200に対する車両10の駐車動作時(位置合わせ時)に車両10と送電装置200との間で無線通信が確立される。送電装置200に対する車両10の位置合わせを以下では、単に「位置合わせ」とも称する。また、送電装置200から受電装置100への送電は、車両10と送電装置200との間で無線通信が確立された状態で行なわれる。送電装置200から受電装置100への送電中は、受電装置100における受電状態等の非接触電力伝送に必要な情報が、無線通信を通じて、車両10と送電装置200との間でやり取りされる。
非接触電力伝送システム1においては、送電装置200上に存在する異物、及び、送電装置200の周囲に存在する異物(の侵入の恐れ)が検知される。たとえば、送電装置200上に異物が存在する場合に非接触電力伝送が行なわれると、異物の種類によっては、異物が高温になってしまう。非接触電力伝送システム1においては、送電装置200上に存在する異物、及び、送電装置200の周囲に存在する異物(の侵入の恐れ)を非接触電力伝送の開始前に検知することにより、このような事態を回避することができる。
(送電装置の構成)
図2は、送電装置200の外観構成を示す斜視図である。図2を参照して、送電装置200上面の中央部には、赤外線カメラ210が設けられている。赤外線カメラ210は、魚眼レンズを有し、赤外線カメラ210の周囲の赤外光を撮影することができる。赤外線カメラ210の周囲には、光源220が設けられる。光源220は、送電装置200の外周方向へ赤外光を照射する。送電装置200の外周部分には、光源230が設けられている。光源230は、送電装置200の内側方向に赤外光を照射する。光源220,230が設けられる目的については後程詳しく説明する。
図3は、送電装置200の異物検知に関連する構成を示す図である。図3を参照して、送電装置200は、赤外線カメラ210と、光源220,230と、制御IC240,250と、制御装置260とを含む。
制御IC240,250は、それぞれ光源230,220の点灯と消灯とを切り替えるための制御回路である。制御IC240,250は、制御装置260からの指令に従い、それぞれ光源230,220の点灯と消灯とを切り替える。
制御装置260は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及び内部メモリを含み、当該内部メモリに記憶された情報や各センサ(不図示)からの情報に基づいて送電装置200の各機器(赤外線カメラ210,制御IC240,250等)を制御する。
制御装置260の機能として、車両10の位置合わせ支援機能がある。位置合わせ支援機能とは、位置合わせ時に赤外線カメラ210により撮影された画像を車両10に送信する機能である。制御装置260は、車両10と送電装置200との無線通信が確立され、位置合わせが開始されたことを検知すると、赤外線カメラ210により撮影された画像の車両10への送信を開始する。車両10においては、受信された赤外線カメラ210の撮影画像に基づいて、位置合わせが完了したか否かが判定される。
また、制御装置260の主要な機能として、送電装置200上に存在する異物を検知する機能と、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入の恐れを検知する機能とがある。以下、各機能について順に説明する。
(送電装置上の異物検知機能)
図4は、送電装置200上に存在する異物を検知する仕組みを説明するための図である。なお、図4において、送電装置200上の異物検知に関係しない構成は省略されている。
図4を参照して、制御装置260は、送電装置200上の異物の有無を検知する時に、送電装置200の内側に赤外光を照射するように光源230を制御する。送電装置200上に異物が存在しない場合には、光源230から照射された赤外光は、異物に遮られずに赤外線カメラ210により撮影される。一方、送電装置200上に異物400が存在する場合には、光源230から照射された赤外光の一部は、異物400に遮られ、赤外線カメラ210により撮影されない。
制御装置260は、光源230から照射された赤外光の一部が遮られたか否かを、赤外線カメラ210により撮影された画像から判定する。そして、制御装置260は、光源230から照射された赤外光の一部が遮られた場合には、送電装置200上に異物が存在すると判定し、光源230から照射された赤外光の一部が遮られなかった場合には、送電装置200上に異物が存在しないと判定する。なお、送電装置200上の異物検知が行なわれない時は、光源230は発光しない。
(送電装置の周囲に存在する異物の侵入検知機能)
図5は、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知の仕組みを説明するための図である。図5において、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知に関係しない構成は省略されている。
図5を参照して、制御装置260は、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知をする時に、送電装置200の外周方向に赤外光を照射するように光源220を制御する。送電装置200の周囲に異物が存在しない場合には、光源220から照射された赤外光は反射せず赤外線カメラ210により撮影されない。一方、送電装置200の周囲に異物410が存在する場合には、光源220から照射された赤外光の一部は、異物410により反射し赤外線カメラ210により撮影される。
制御装置260は、赤外線カメラ210により撮影された画像から、送電装置200の周囲に異物が存在するか否かを判定する。この実施の形態に従う送電装置200においては、送電装置200の周囲に異物が存在する場合に異物の侵入を検知する。しかしながら、異物の侵入検知の判定基準はこれに限定されない。たとえば、送電装置200の周囲に異物が存在している場合に、該異物が送電装置200に近づいてきていることが赤外線カメラ210の撮影画像から判定されたときは異物の侵入を検知し、該異物が送電装置200に近づいてきていないときは異物の侵入を検知しないようにしてもよい。
(異物検知及び侵入検知のタイミング)
上記のような、送電装置200上の異物検知機能と、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知機能との両方を有する送電装置200において、仮に光源220と光源230とが同時に発光すると、赤外線カメラ210に対して順光と逆光とが同時に発生するため、赤外線カメラ210の露光調整が困難になる。
そこで、この実施の形態に従う送電装置200において、光源220は、送電装置200上の異物検知が行なわれない時に赤外光を送電装置200の外周方向に照射する。これにより、光源220の発光タイミングと、光源230の発光タイミングとが重ならない。その結果、光源220,230の各々の発光タイミングにおける赤外線カメラ210の露光調整が容易になる。よって、送電装置200によれば、送電装置200上の異物検知と、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知とを両立することができる。以下、送電装置200上の異物検知、及び、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知の具体的処理手順について説明する。
(異物検知及び侵入検知の処理手順)
図6は、送電装置200上の異物検知、及び、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、制御装置260により繰り返し実行される。
図6を参照して、制御装置260は、車両10と送電装置200との間で無線通信が確立されているか否かを判定する(ステップS10)。無線通信が確立されていないと判定されると(ステップS10においてNO)、送電装置200の近くに車両10が存在せず、異物検知等を行なう必要がないため、処理はリターンに移行する。
無線通信が確立されていると判定されると(ステップS10においてYES)、制御装置260は、送電装置200に対して車両10が駐車動作中(位置合わせ中)であるか否かを判定する(ステップS20)。たとえば、制御装置260は、車両10から無線通信を通じて送信される情報に基づいて、車両10が駐車動作中であるか否かを判定する。
車両10が駐車動作中であると判定されると(ステップS20においてYES)、制御装置260は、位置合わせのために、光源220が継続的に点灯するように制御IC250を制御する(ステップS30)。その後、制御装置260は、光源220が点灯した状態で赤外線カメラ210により撮影された画像を車両10に送信するための制御を実行する(ステップS40)。車両10においては、受信された撮影画像に基づいて、位置合わせが完了したか否かが判定される。
ステップS20において、車両10が駐車動作中でない(位置合わせが完了している)と判定されると(ステップS20においてNO)、制御装置260は、送電装置200上の異物の有無を検知する必要があるため、光源220が消灯した状態で、光源230が所定時間(たとえば、数ミリ秒)点灯(送電装置200の内側に向けて赤外光を照射)するように制御IC240,250を制御する(ステップS50)。その後、制御装置260は、光源230が点灯した状態で赤外線カメラ210により撮影された画像に基づいて、送電装置200上の異物の有無を検知する(ステップS60)。
送電装置200上の異物の有無が検知されると、制御装置260は、光源230が消灯した状態で、光源220が所定時間(たとえば、数ミリ秒)点灯(送電装置200の外周方向に赤外光を照射)するように制御IC240,250を制御する(ステップS70)。その後、制御装置260は、光源220が点灯した状態で赤外線カメラ210により撮影された画像に基づいて、送電装置200の周囲に存在する異物の侵入検知を行なう(ステップS80)。その後、処理はリターンに移行する。
以上のように、この実施の形態に従う送電装置200において、光源220は、送電装置200上の異物検知が行なわれない時に赤外光を送電装置200の外周方向に照射する。これにより、光源220の発光タイミングと、光源230の発光タイミングとが重ならない。その結果、光源220,230の各々の発光タイミングにおける赤外線カメラ210の露光調整が容易になる。
なお、上記実施の形態においては、赤外線カメラ210及び光源220,230が送電装置200に設けられた。しかしながら、赤外線カメラや光源は、たとえば、車両10に設けられてもよい。
図7は、車両10に赤外線カメラ及び光源が設けられる例を示す図である。図7を参照して、車両10には、受電装置100に代えて、受電装置100Aが設けられる。受電装置100Aは、異物検知に関連する構成として、赤外線カメラ210Aと、光源220A,230Aと、制御IC240A,250Aと、制御装置260Aとを備える。赤外線カメラ210A〜制御装置260Aは、それぞれ、赤外線カメラ210〜制御装置260に対応する。
制御装置260Aは、光源230Aにより照射された光が異物により遮られたか否かを赤外線カメラ210Aにより撮影された画像から判定することにより、受電装置100Aの下方に存在する異物の検知を行なう。制御装置260Aは、さらに、光源220Aから光が照射された状態で赤外線カメラ210Aにより撮影される画像から受電装置100Aの周囲に存在する異物の検知を行なう。
光源220Aは、受電装置100Aの下方に存在する異物の検知が行なわれない時に光を照射する。これにより、光源220A及び光源230Aの発光タイミングが重ならない。したがって、光源220A,230Aの各々の発光タイミングにおける赤外線カメラ210Aの露光調整が容易である。その結果、受電装置100Aによれば、受電装置100Aの下に存在する異物の検知と、受電装置100Aの周囲に存在する異物の侵入検知とを両立することができる。
また、上記実施の形態においては、赤外光を発する光源220,230と、赤外線カメラ210とが異物検知等に用いられた。しかしながら、必ずしも赤外光を用いる必要はない。たとえば、光源220,230の各々を可視光を発する光源に変更し、赤外線カメラ210を可視光を撮影する通常のカメラとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 非接触電力伝送システム、10 車両、100 受電装置、200 送電装置、210 赤外線カメラ、220,230 光源、240,250 制御IC、260 制御装置、300 交流電源。

Claims (2)

  1. 受電装置に非接触で送電する送電装置であって、
    前記送電装置の中央部分に設けられ、周囲を撮影可能なカメラと、
    前記送電装置の外周部分に設けられ、内側方向へ光を照射するように構成された第1の光源と、
    前記第1の光源により照射された光が異物により遮られたか否かを前記カメラにより撮影される画像から判定することにより、前記送電装置上の異物の検知を行なう制御装置と、
    前記カメラの周囲に設けられ、前記送電装置の外周方向へ光を照射するように構成された第2の光源とを備え、
    前記制御装置は、さらに、前記第2の光源から光が照射された状態で前記カメラにより撮影される画像から前記送電装置の周囲に存在する異物の検知を行ない、
    前記第2の光源は、前記送電装置上の異物の検知が行なわれない時に光を照射する、送電装置。
  2. 送電装置から非接触で受電する受電装置であって、
    前記受電装置の中央部分に設けられ、周囲を撮影可能なカメラと、
    前記受電装置の外周部分に設けられ、内側方向へ光を照射するように構成された第1の光源と、
    前記第1の光源により照射された光が異物により遮られたか否かを前記カメラにより撮影される画像から判定することにより、前記受電装置の下方に存在する異物の検知を行なう制御装置と、
    前記カメラの周囲に設けられ、前記受電装置の外周方向へ光を照射するように構成された第2の光源とを備え、
    前記制御装置は、さらに、前記第2の光源から光が照射された状態で前記カメラにより撮影される画像から前記受電装置の周囲に存在する異物の検知を行ない、
    前記第2の光源は、前記受電装置の下方に存在する異物の検知が行なわれない時に光を照射する、受電装置。
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