JP4978200B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に用いられる定着装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、例えば、トナー像などが保持された記録材に対し加熱および加圧を行いこのトナー像を記録材に定着させる定着装置が設けられる場合がある。このような定着装置としては、例えば、互いに圧接して配置された2つの定着ロールと、この定着ロールに掛け渡される定着ベルトとから構成され、定着ロール同士の圧接部にトナー像を保持した記録材を挿通させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−133871号公報
ところで、定着ロールなどの定着部材により記録材を挿通させる圧接部を形成する場合、この定着部材は、圧接部における圧接力を支持するため厚肉とし剛性を確保した状態で形成される。また、定着が行われる際は、上記定着部材は、ヒータ等により加熱され所定の温度に調整される。
ところが、定着ロールなどの定着部材を厚肉に形成してしまうと熱容量が大きくなり、ヒータ等により加熱する際にその加熱時間が長くなる。この結果、電源を投入等してから定着が可能となるまでのウォームアップ時間が長くなってしまう。
そこで本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ウォームアップ時間を短縮可能な定着装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される定着装置は、回転可能に設けられた無端状のベルト状部材と、回転可能に設けられベルト状部材の内側に配置される筒状の第1の定着部材と、第1の定着部材の内側に配置される第2の定着部材と、ベルト状部材および第1の定着部材を介して第2の定着部材に回転可能な状態で圧接配置され、ベルト状部材との間に画像を保持した記録材を挿通させるニップ部を形成する第3の定着部材と、第1の定着部材の内周面又は第2の定着部材の外周面に配設される断熱部材と、を有する。
ここで、第1の定着部材を加熱する加熱手段を更に備えたことを特徴とすることができる。また、加熱手段は、電磁誘導加熱方式により第1の定着部材の加熱を行うことを特徴とすることができる。さらに、ニップ部を通過後第1の定着部材により張架されるベルト状部材は、第1の定着部材から離間し、加熱手段は、ベルト状部材が第1の定着部材から離間する箇所よりも第1の定着部材の回転方向下流側且つニップ部よりも第1の定着部材の回転方向上流側における第1の定着部材の加熱を行うことを特徴とすることができる。また、加熱手段は、ベルト状部材の内側に配置されたことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される定着装置は、回転可能に設けられた無端状のベルト状部材と、回転可能な状態でベルト状部材の内側に配置される定着部材と、ベルト状部材を介して定着部材に回転可能な状態で圧接配置され、ベルト状部材との間に画像を保持した記録材を挿通させるニップ部を形成する圧接部材と、定着部材の歪みを抑制する抑制部材と、を有する。
ここで、抑制部材は、少なくとも外表面に断熱部材を備え、筒状に形成された定着部材の内側から定着部材をベルト状部材を介して圧接部材に押圧することで定着部材の歪みを抑制することを特徴とすることができる。また、定着部材および圧接部材は、圧接部材が圧接配置された状態において圧接部材の方が定着部材よりも凹となるように構成されていることを特徴とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ウォームアップ時間を短縮可能な定着装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ウォームアップ時間を更に短縮することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば、第1の定着部材の加熱効率を上げることができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第1の定着部材の加熱効率を上げることができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、定着装置の小型化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ウォームアップ時間を短縮可能な定着装置を提供することができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、定着部材の歪みを安定的に抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ベルト状部材を安定的に回転させることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。同図に示す画像形成装置は、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置である。この画像形成装置には、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが備えられている。また、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)させる一次転写部10が備えられている。
さらに、本画像形成装置には、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部20が備えられている。また、中間転写ベルト15の内側には、中間転写ベルト15を内側から張架するとともに定速性に優れたモータ(図示せず)などにより回転駆動される駆動ロール31などの各種ロールが設けられている。さらに、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置60が設けられている。また、本画像形成装置には、画像形成を行う際の各種の設定をユーザから受け付けるコントロールパネル(不図示)と、各装置(各部)の動作を制御する制御部40が設けられている。さらに、本画像形成装置には、電源のオン・オフを行うためのメインスイッチ(不図示)と、ユーザにより押圧された場合に定着装置60を含む各部への給電を停止又は再開する節電モードボタン(不図示)とが設けられている。
本実施の形態において、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kには、次のような電子写真用デバイスが順次配設されている。まず、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、これらの感光体ドラム11を帯電する帯電器12が配設されている。また、感光体ドラム11上に静電潜像を書き込むレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)が配設されている。さらに、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14が設けられている。また、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16が設けられている。また、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17が設けられている。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟んで感光体ドラム11に対向して配置される一次転写ロール16を含んで構成されている。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール22と、バックアップロール25とを含んで構成される。二次転写ロール22は、中間転写ベルト15を挟んでバックアップロール25に圧接配置されている。
制御部40は、各装置(各部)の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)、プログラムが記録されるROM(Read Only Memory)、各種データを一時的に記憶しておくRAM(Random Access Memory)等を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。本実施形態における画像形成装置では、図示しない画像読取装置等から画像データが出力される。そして、この画像データは図示しない画像処理装置により所定の画像処理が施され、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13は、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの現像器14によって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
一方、中間転写ベルト15は、駆動ロール31などの各種ロールによって図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環駆動されている。感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部10において、中間転写ベルト15上に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成される。重畳されたトナー像が中間転写ベルト15の表面に形成された後、中間転写ベルト15は移動し、トナー像は二次転写部20に搬送される。二次転写部20では、二次転写ロール22が中間転写ベルト15を介してバックアップロール25に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送ロール52等により搬送された用紙Pは、二次転写部20において、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれる。
二次転写部20においては、二次転写ロール22とバックアップロール25との間に二次転写バイアスが印加され、両部材間には二次転写電界が形成されている。そして、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像は、この二次転写部20において、用紙P上に一括して静電転写される。その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール22によりこの二次転写ロール22の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト55へと搬送される。搬送ベルト55では、用紙Pを最適な搬送速度で定着装置60まで搬送する。定着装置60においては、トナー像が転写された用紙Pに対し、加熱および加圧が行われ、用紙P上にトナー像の定着がなされる。そして、定着が終了した用紙Pは、画像形成装置の外部に排出される。なお、本実施形態における画像形成装置は、節電モードボタン(不図示)が押圧され、又は、所定の入力が所定時間ない場合、定着装置60を含む各部への給電が停止される節電状態となる。そして、節電状態や、電源がオフ状態とされた場合、後述するヒータ616c(図2参照)等への給電も停止されるため、後述するアウターロール611(図2参照)等の各種部材の温度は、定着時における温度より低い状態となる。
次に、定着装置60について説明する。
図2は、本発明が適用される定着装置60の概略構成を示す側断面図である。この定着装置60は、定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して圧接して配置された加圧ロール62と、定着ベルトモジュール61および加圧ロール62を支持する支持部材としての支持筐体63とで主要部が構成されている。
定着ベルトモジュール61は、回転可能に設けられたアウターロール611と、同じく回転可能に設けられた定着ベルト610と、同じく回転可能な状態でアウターロール611の内側に配置されたインナーロール609とを備えている。また、定着ベルトモジュール61は、アウターロール611よりも定着ベルト610の回転方向下流側に、外側から定着ベルト610を張架するとともに外側から定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール613を備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、アウターロール611と加圧ロール62とが定着ベルト610を介して圧接する領域の下流側であってアウターロール611の近傍位置に、定着ベルト610を加圧ロール62に押圧する剥離パッド64を備えている。この結果、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域には、用紙上にトナー像の定着を行うニップ部Nが形成される。
また、定着ベルトモジュール61は、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架するアイドラロール615と、アウターロール611を回転駆動させるモータ等の駆動源(不図示)とを備えている。さらに、定着ベルトモジュール61は、外部加熱ロール613の内部に、外部加熱ロール613を加熱する加熱源としてのヒータ616cを備えている。また、定着ベルトモジュール61は、内側から定着ベルト610を張架するテンションロール612と、テンションロール612を定着ベルト610の外側方向に押圧する押圧部材65とを備えている。この押圧部材65は、コイルスプリング等により構成され、テンションロール612を上記のとおり定着ベルト610の外側に押圧することで定着ベルト610に所定の張力を付与する。また、定着ベルトモジュール61は、テンションロール612の内部に、このテンションロール612を加熱する加熱源としてのヒータ616bを備えている。
支持筐体63は、定着ベルト610が回転する方向と交差する方向(定着ベルト610の回転方向と略直交する方向、定着ベルト610の幅方向)であって、アウターロール611や外部加熱ロール613などの両側部近傍に配置されている。即ち、支持筐体63は、アウターロール611、インナーロール609、外部加熱ロール613などをその両端において支持している。
アウターロール611(第1の定着部材、定着部材)は、円筒状に形成されるとともに、上述のとおり支持筐体63によりその両端部が支持され、また、この支持筐体63に対して回転可能に配設されている。さらに、アウターロール611は、上述のとおりモータ等の駆動源から駆動力を受けるとともに、定着ベルト610の内側に配置され定着ベルト610を内側から張架する。また、アウターロール611は、弾性層が被覆されておらず、主体としてのアルミニウムの芯金(コアロール)と、この芯金の表面に耐熱性樹脂(フッ素樹脂)とを備え、所謂ハードロールとして構成されている。また、本実施形態においては、アウターロール611は、肉厚が1mmで形成され、従来の定着装置にて用いられてきたロール状部材よりも薄肉に形成されている。但し、肉厚を小さくしていくと、駆動源(不図示)からの駆動力を定着ベルト610に伝達する際や、定着ベルト610を張架する際に、変形や破壊などが生じるおそれがある。このため、本実施形態におけるアウターロール611は、このような不具合が生じない範囲内で薄肉化している。
インナーロール609(第2の定着部材、抑制部材)は、アウターロール611の内部に配置されるとともに、回転可能な状態でその両端部が支持筐体63により支持される構成となっている。また、インナーロール609は、その軸心がアウターロール611の軸心と一致した位置に配置されず、軸心が加圧ロール62側に偏った位置に配置されている。さらに、インナーロール609は、中実に形成された本体部609aと、この本体部609aの外周面を被覆する状態で形成された断熱層609b(断熱部材)とから構成されている。この結果、インナーロール609は、中空に形成されたアウターロール611よりも剛性が高い状態で形成され撓み(歪み)にくい状態となっている。
本体部609aは、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属により形成することができる。また、断熱層609bは、例えば、シリコンゴムなどのゴム部材により形成することができる。本実施形態においては、ゴム硬度50〜90度のシリコンゴムを、厚さ2〜10mmで本体部609aの周囲に形成することで断熱層609bを形成している。
定着ベルト610(ベルト状部材)は、フレキシブルなエンドレスベルト(無端状ベルト)であり、全体の肉厚が小さい状態で形成されている。このため熱容量が小さい状態となっている。この定着ベルト610は、3層構造で形成されており、ポリイミド等からなるベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層されたシリコンゴム等からなる弾性層と、弾性層を被覆するように形成されたフッ素系樹脂からなる表面層(離型層)とから構成されている。
剥離パッド64は、例えばSUSの金属や樹脂等で薄い板状に形成された部材であり、また、断面が略円弧形状の部材である。そして、剥離パッド64は、加圧ロール62とアウターロール611とが定着ベルト610を介して圧接する領域(「ロールニップ部N1」)の下流側近傍位置に配置されている。また、剥離パッド64は、定着ベルト610の裏面側に設けられ、定着ベルト610を介して加圧ロール62を所定の幅領域に亘って所定の荷重で均一に押圧するように設置されている。この結果、ニップ部N内には、ロールニップ部N1に連続して「剥離パッドニップ部N2」が形成される。
加圧ロール62(第3の定着部材、圧接部材)は、定着ベルトモジュール61に圧接状態で配置されている。また、加圧ロール62は、アルミニウム等からなる円柱状ロール621を基体としている。そして、基体側から、ゴム硬度20〜70度のシリコンゴムからなる厚さ10〜30mm程度の弾性層622と、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等からなる厚さ100μm程度の離型層623とが順に積層されてソフトロールを構成している。
なお、本実施形態においては、上述のとおり、加圧ロール62側に弾性層622を設けるとともにアウターロール611をハードロールとして構成し、加圧ロール62が定着ベルトモジュール61に対して圧接された際に、加圧ロール62側の方が大きく凹むような構成としている。ニップ部Nにおいて、アウターロール611や加圧ロール62が不均一に変形した場合、このニップ部Nを通過する定着ベルト610に波うちやしわが発生し定着ベルト610を安定して搬送できないおそれがある。そこで、本実施形態においては、アウターロール611をハードロールで構成することで定着ベルト610がニップ部Nにおいてアウターロール611に密着(沿う)するようにし、ニップ部Nにおいて高荷重のニップ圧が定着ベルト610に作用したとしても定着ベルト610に波打ちやしわが生じないようにしている。
また、本実施形態においては、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とは高い圧力で圧接しており、ニップ部Nに全体で2940N(300kgf)以上の圧力が加わった状態となっている。この状態においては、アウターロール611およびインナーロール609に対して加圧ロール62側から荷重が加わってくるが、本実施形態においては、この荷重をアウターロール611およびインナーロール609を介して支持筐体63により支持する構成としている。
次に、図2を用いて定着装置60の動作について説明する。
定着装置60にて定着が行われる際は、まず搬送ベルト55(図1参照)により、トナー像が保持された用紙Pがニップ部Nに導入される。このとき、アウターロール611は、駆動源(不図示)からの駆動力を受けて、矢印C方向に回転している。また、定着ベルト610は、アウターロール611が回転するのに伴い、アウターロール611に従動して矢印D方向に回転している。さらに、インナーロール609も、アウターロール611が回転するのに伴い、アウターロール611に従動して矢印E方向に回転している。また、加圧ロール62は、定着ベルト610の回転に従動して矢印F方向に回転している。また、定着が行われる際、ヒータ616b、616cに不図示の電源部から給電がなされ、テンションロール612、および外部加熱ロール613は、所定の温度に調整される。
この状態において、ニップ部N内に導入された用紙Pは、定着ベルト610および加圧ロール62により下流方向に搬送され、ロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を順次通過していく。そして、用紙Pは、このロールニップ部N1および剥離パッドニップ部N2を通過する過程において、定着ベルト610および加圧ロール62から加圧、および加熱作用を受ける。この結果、用紙Pに対しトナー像の定着が行われる。そして、剥離パッドニップ部N2を通過した定着ベルト610は、剥離パッド64の側面に倣って移動する。
これにより、定着ベルト610の進行方向は、アイドラロール615方向に屈曲するように急激に変化する。このため、ニップ部Nにおいて加圧および加熱作用を受けた用紙Pは、ニップ部Nを出た時点で定着ベルト610の進行方向の変化に追随できなくなる。この結果、用紙Pは自身の所謂「コシ」によって定着ベルト610から剥離される(セルフストリップ)。このようにして、ニップ部Nの出口部において、用紙Pに対する曲率分離が安定的に行なわれる。定着ベルト610から剥離された用紙Pは、その後、排紙ガイド(不図示)および排紙ロール(不図示)によって機外に排出されて、定着処理が完了する。
ところで、図2で示した定着装置において、インナーロール609を非配置とするとともに、アウターロール611の内部にヒータ等の加熱源を設ける構成とすることもできる。なおこの場合は、ニップ部Nにおけるニップ荷重を支持するために、アウターロール611の肉厚は、本実施形態におけるアウターロール611の肉厚よりも大きい状態で形成される。
このようにアウターロール611の肉厚を大きくした定着装置や、図2で示した本実施形態に係る定着装置は、定着ベルト610を薄肉に形成し熱容量を小さくすることで定着ベルト610を素早く加熱可能とするとともに、定着ベルト610が保有する熱エネルギーで用紙上のトナー像の定着を行うことを意図している。また、これらの定着装置における定着ベルト610は、上記のとおり熱容量が小さく形成されているために迅速に加熱することが可能であり、ドループを引き起こさずに高生産の定着を行うことが可能である。さらに、これらの定着装置は、用紙が自身の「コシ」により定着ベルト610から剥離される構成となっており、オイルレスで且つ剥離性能に優れたものとなっている。この結果、これらの定着装置は、高い信頼性を有するとともに高速定着を実現することが可能となる。
ところが、上記のとおりアウターロール611の肉厚を大きくすると、アウターロール611の熱容量は大きくなる。このため、アウターロール611の内部に配設された加熱源に給電を開始したとしても、アウターロール611は、上記のとおり熱容量が大きいためになかなか加熱されず、定着に適した所定温度に達するまで時間を要するようになる。一方で、定着ベルト610は、熱容量が小さいために、外部加熱ロール613等により迅速に加熱される。この結果、定着ベルト610の温度に対しアウターロール611の温度が低すぎる状態が発生する。このため、定着ベルト610を外部加熱ロール613等により加熱したとしても、定着ベルト610の熱は、アウターロール611と接触した際にアウターロール611に奪われてしまう。
この結果、ニップ部Nにおける定着ベルト610は、定着に適した所定温度よりも温度が低い状態となり、ニップ部Nにおける定着が困難となる。このため、アウターロール611が所定温度に達するのを待つ必要が生じ、電源の投入から定着が可能となるまでの時間(以下、「ウォームアップ時間」と称する)が長くなってしまうという不具合が発生する。例えば、上記インナーロール609を非配置とした例において、アウターロール611の肉厚が5〜10mm、直径が100mmの場合であって、トータルで3000〜3500Wの電力を定着装置に投入した場合、ウォームアップ時間は、600〜900秒となってしまう。また、このようにウォームアップ時間が長いと、消費電力も増大しエネルギーの利用効率の点からも好ましくないものとなる。
このような不具合に対し、アウターロール611の肉厚を小さくすればアウターロール611の熱容量を小さくすることが可能となり、アウターロール611を素早く加熱することが可能となる。この結果、ウォームアップ時間を短縮化することができる。しかしながら、この場合は、アウターロール611の剛性が低下し、ニップ荷重を支持した場合などに、アウターロール611に歪み(変形)や破壊が生じるおそれがある。
また、アウターロール611の肉厚を小さくするとともに、アウターロール611の内部に、このアウターロール611を支持する例えば金属製の支持部材を設ける構成とすることも考えられる。しかしながら、この場合、定着ベルト610からアウターロール611に伝わった熱は、支持部材にも伝わっていくため実質的に熱容量は小さくならず、ウォームアップ時間を短くすることは困難となる。
そこで、本実施形態においては、図2でも示したとおり、まず、定着ベルト610に接し定着ベルト610から熱を奪うアウターロール611の肉厚を小さくすることで熱容量を小さくし、アウターロール611が定着ベルト610によりすばやく加熱される構成としている。また、アウターロール611の肉厚を小さくすると剛性が不足し歪みが生じやすい状態となるが、本実施形態においては、アウターロール611の内側にインナーロール609を設け、主としてこのインナーロール609によりニップ部Nにおけるニップ荷重を支持する構成とし、アウターロール611の剛性不足を補うようにしている。但し、この場合は、上記のとおりアウターロール611の熱がこのインナーロール609にも伝わってしまうため、インナーロール609の表面に断熱層609bを設ける構成とし、インナーロール609の内部方向まで熱が伝わりにくい構成としている。なお、本実施形態における定着装置に、3000〜3500Wの電力を投入し、ウォームアップ時間を測定した結果、上記のインナーロール609が非配置の例に比べ、5割以上(300〜450秒)ウォームアップ時間を短縮することができた。
なお、本実施形態においては、インナーロール609の内部にヒータなどの加熱源が存在しない構成となっているが、適宜ヒータなどの加熱源を設けることもできる。また、本実施形態においては、アウターロール611の肉厚を1mmとしたが、1mm以下とすることも可能である。さらに、インナーロール609の本体部609aは、本実施形態においては、中実となっているが、中空とすることもできる。中空とすることで、インナーロール609全体の熱容量を小さくすることができる。なお、インナーロール609の本体部609aを中空とすると、強度が低下し、軸方向における中央部が大きく撓みやすくなり、ニップ部Nにおけるニップ圧も不均一となるおそれがある。このため、軸方向における中央部における外径が端部における外径よりも大きくなるような形状としておくことが望ましい。また、本実施形態においては、断熱層609bをインナーロール609の外周面に配置する構成としたが、断熱層609bをアウターロール611の内周面に配設する構成とすることもできる。
―第2の実施形態―
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態における定着装置60の概略構成を示す側断面図である。なお、第1の実施形態と同様の機能については、同様の符号を用いここではその説明を省略する。
第1の実施形態は、アウターロール611が定着ベルト610を介して外部加熱ロール613等により加熱されアウターロール611が間接的に加熱される構成であったのに対し、本実施形態は、アウターロール611が直接的に加熱される構成となっている。
より詳細に説明すると、本実施形態は、加熱手段の一例としてのコイル部617を用いアウターロール611を電磁誘導加熱(Induction Heating)方式により直接的に加熱する構成としている。
このコイル部617は、定着ベルト610の内側であって、アウターロール611の外周面近傍に設けられている。より具体的には、コイル部617は、ニップ部Nよりもアウターロール611の回転方向上流側に、且つ、詳細は後述するが定着ベルト610がアウターロール611から離間する離間位置よりもアウターロール611の回転方向下流側に設けられている。なお、本実施形態においては、後述する励磁コイルに交番電流を供給する励磁回路(不図示)も設けられている。
コイル部617は、励磁コイル(不図示)と、芯材としての磁性コア(不図示)と、励磁コイルおよび磁性コアを保持する保持部材(不図示)とから主要部が構成されている。
励磁コイルは、コイル(線輪)を構成させる導線(電線)として一本ずつがそれぞれ絶縁被覆された銅製の細線を複数本束ねたもの(束線)を用い、これを複数回巻くことにより形成されている。
磁性コアは、高透磁率の部材であり、例えばフェライトやパーマロイ等といったトランスのコアに用いられる材料を用いることができる。
保持部材は、絶縁性に優れ、耐熱性が良いものを用いることが好ましい。例えばフェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂などを用いることができる。
ところで、上述のとおり上記第1の実施形態においては、アウターロール611は直接的に加熱されず、外部加熱ロール613等により加熱された定着ベルト610により間接的に加熱される構成となっていた。このような構成であっても、上記のようにウォームアップ時間を短縮することが可能ではある。しかしながら、ユーザの利便性を向上させていくには、ウォームアップ時間をより短縮することが望ましくなってくる。そこで、本実施形態においては、上述のとおり、コイル部617を設けるとともに、このコイル部617を用いてアウターロール611を直接的に加熱する構成としている。
本実施形態における構成において、節電状態から復帰し、又は、電源がオン状態とされ、給電がなされると、コイル部617における励磁コイルは、励磁回路から供給される交番電流(高周波電流)によって交番磁束を発生する。発生した交番磁束は、コイル部617の対向位置におけるアウターロール611の芯金(コアロール)に作用し、この部分に渦電流を発生させる。そして、この渦電流は、芯金の固有抵抗により芯金にジュール熱を発生させる。この結果、給電の開始によりアウターロール611は迅速に温度上昇していく。このように本実施形態においては、アウターロール611が迅速に温度上昇するため、アウターロール611が熱を奪うことによる定着ベルト610の温度低下も抑制され、ニップ部Nにおける定着ベルト610の温度を定着に適した所定温度まで迅速にする加熱することができる。
ところで、本実施形態では、アウターロール611の内部にインナーロール609が設けられる構成となっている。このため、アウターロール611の内部にコイル部617等のアウターロール611を加熱するための部材を設けることは困難である。そこで、本実施形態においては、アウターロール611の外部にコイル部617を設ける構成としている。
また、アウターロール611を加熱するための加熱源として、ハロゲンヒータ等、輻射により加熱するものもあるが、このようなヒータは、ヒータ自身が熱容量を有しており加熱効率が良好ではない。さらに、輻射により加熱するヒータは、加熱が必要とされる箇所以外も加熱が行われるため、この点からも加熱効率が良好ではない。そこで、本実施形態においては、輻射によって加熱するものではなく、また、局部的に加熱が可能な電磁誘導加熱方式を用いる構成としている。
さらに、アウターロール611は、全ての場所において所定の温度を保っている必要はなく、定着ベルト610と接触するニップ部N近傍において所定の温度を有していればよい。そこで、本実施形態においては、アウターロール611が発熱する(加熱される)箇所を、ニップ部Nの上流側近傍に配置する構成としている。
本実施形態における定着装置に、3000〜3500Wの電力を投入し、ウォームアップ時間を測定した結果、図2で示した第1の実施形態における定着装置よりも、ウォームアップ時間をさらに1割以上(200〜350秒)短縮することができた。
アウターロール611は、様々な手法で加熱することが可能であり、例えば、発熱体をアウターロール611に接触した状態で設けることもできる。但し、このような場合、発熱体とアウターロール611とが摺動するため、アウターロール611が損傷したり、アウターロール611の回転抵抗が増したりする。このため、アウターロール611は、本実施形態における電磁誘導加熱方式のように非接触で加熱することが望ましい。
また、本実施形態においては電磁誘導加熱方式を用いているため、コイル部617は、図中破線で示すように、定着ベルト610およびアウターロール611の外側に配置することができる。上述の輻射を利用したヒータやアウターロール611と接触するタイプのヒータは、このような位置に配置すると、定着ベルト610が介在しているために、アウターロール611を効果的に加熱することが困難である。このため、輻射を利用したヒータや、接触型のヒータを用いてアウターロール611を加熱する場合、その配置位置が限定され配置の自由度が低下してしまう。
なお、定着ベルト610の外側にコイル部617を設ける場合、定着装置60がコイル部617の分だけ大きくなる。このため、定着装置60をコンパクトにするという観点からは、コイル部617を上記のとおり定着ベルト610の内側に配置することが望ましい。
また、本実施形態においては、ニップ部Nを通過した定着ベルト610は、アイドラドール615によりアウターロール611から一度離間された後、再度アウターロール611に張架される。そして、アウターロール611に張架された定着ベルト610は、外部加熱ロール613方向に移動し再びアウターロール611から離間される状態となる。コイル部617は、上述のとおり、図中破線で示す位置、即ち定着ベルト610がアウターロール611により張架されている領域にてアウターロール611を加熱することが可能である。しかしながら、この場合、アウターロール611の熱が定着ベルト610により奪われ加熱効率が低下する。このため、定着ベルト610がアウターロール611から離間する離間位置よりもアウターロール611の回転方向下流側にてこのアウターロール611を加熱する構成が望ましくなる。
本発明が適用される画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明が適用される定着装置の概略構成を示す側断面図である。 第2の実施形態における定着装置の概略構成を示す側断面図である。
符号の説明
62…加圧ロール、609…インナーロール、609b…断熱層、610…定着ベルト、
611…アウターロール、617…コイル部、N…ニップ部

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられた無端状のベルト状部材と、
    回転可能に設けられているとともにロール状且つ筒状に形成され、前記ベルト状部材の内側に配置される第1の定着部材と、
    前記第1の定着部材の内側に配置されるとともにロール状に形成され、外径が当該第1の定着部材の内周面の径よりも小さい第2の定着部材と、
    前記ベルト状部材および前記第1の定着部材を介して前記第2の定着部材に回転可能な状態で圧接配置され、当該ベルト状部材との間に画像を保持した記録材を挿通させるニップ部を形成する第3の定着部材と、
    前記第1の定着部材の内周面又は前記第2の定着部材の外周面に配設される断熱部材と、
    を含む定着装置。
  2. 前記第1の定着部材、前記第2の定着部材、および、前記第3の定着部材の各々は、予め定められた回転軸を中心に回転可能に設けられ、
    前記第2の定着部材は、前記第1の定着部材の回転軸と前記第3の定着部材の回転軸とを結ぶ直線上に当該第2の定着部材の回転軸が位置するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記第1の定着部材の内側には、前記第2の定着部材が1つ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載に定着装置。
  4. 前記第1の定着部材は、金属材料により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。
  5. 前記第1の定着部材を加熱する加熱手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  6. 前記加熱手段は、電磁誘導加熱方式により前記第1の定着部材の加熱を行うことを特徴とする請求項記載の定着装置。
  7. 前記ニップ部を通過後前記第1の定着部材により張架される前記ベルト状部材は、当該第1の定着部材から離間し、
    前記加熱手段は、前記ベルト状部材が前記第1の定着部材から離間する箇所よりも当該第1の定着部材の回転方向下流側且つ前記ニップ部よりも当該第1の定着部材の回転方向上流側における当該第1の定着部材の加熱を行うことを特徴とする請求項記載の定着装置。
  8. 前記加熱手段は、前記ベルト状部材の内側に配置されたことを特徴とする請求項記載の定着装置。
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