JP4977226B2 - 巡回業務支援管理装置 - Google Patents

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本発明は、新聞販売店の従業員が新聞配達、あるいは新聞勧誘を行うべく担当地域を巡回する場合の巡回業務を支援及び管理するために使用される巡回業務支援管理装置に関するものである。
従来、上記のような巡回業務を支援及び管理するものとして、特許文献1に示すような個別訪問支援システム、方法及びプログラムや、特許文献2に示すような営業支援システムが提案されている。
特許文献1は、顧客から「出入り禁止」の通知を受けた場合に、該「出入り禁止」の顧客を再訪問するという無駄を省くために提案されたものである。
特許文献2は、営業社員の行動状態について十分な管理を行うために提案されたものである。
特開2005−78401号公報 特開2005−148930号公報
ところが従来の新聞販売店では、主たる業務である新聞配達あるいは新聞勧誘に係る巡回業務について従業員各個人の資質や能力に頼った運営が常態化しており、また例え上記従来のシステムを採用して巡回業務の管理を行ったとしても巡回業務の能率を高めるには管理のみでは足りず、特に新聞販売店では巡回業務の支援が難しいという問題があった。
すなわち、例えば巡回経路について、最短ルートが最も的確な経路となるわけではなく、例えば工事箇所、坂の上りや下り、引っ越しや旅行等を理由とした配送先の変更などを考慮しつつ最適な経路を選択するには、従業員各個人の知識や経験に頼らざるを得ない。従って、新人の従業員にはベテランの従業員が巡回に同行することで知識や経験を教える必要が生じるが、ベテランの従業員が新人の従業員に同行している間、他の従業員の負担が大きくなり、仕事の振り分けも煩雑となって、巡回業務の能率が低下してしまう。さらに引っ越し等による担当地域への人口の流入や担当地域からの人口の流出によって巡回先が頻繁に変わり、また巡回先で購読を断られた場合には一度勧誘を断られた顧客先への所定期間の訪問を禁止する法整備の後押しもあって該巡回先へしばらくの間は巡回することができなくなる。こうした巡回先に係る情報の変化や刷新に従業員全員を迅速に対応させることは従業員各個人の練度がそれぞれ異なることから非常に難しく、また従業員各個人の資質や能力に頼っているとは云え、やはり新聞販売店の経営者は従業員の行動状態を把握し、管理しなくてはならず、種々の事情を鑑みて業務の管理のみならず業務の支援も可能なシステムが求められていた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、新聞販売店において巡回業務の管理のみならず巡回業務の支援も行うことができる巡回業務支援管理装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の巡回業務支援管理装置の発明は、新聞販売店の従業員による新聞配達又は新聞勧誘に係る巡回業務を支援及び管理するための巡回業務支援管理装置であって、上記従業員が巡回業務時に所持することで所定時間おきにGPS信号を受信して記録する端末を有するとともに、記録情報として、上記従業員が新人であるかベテランであるかを記録した練度情報、及び上記従業員が新聞配達又は新聞勧誘の何れの業務に従事しているかを記録した従事情報を含む従業員記録情報と、上記端末に記録されたGPS信号を該端末から取得してなるGPS記録情報と、上記新聞販売店の受け持ちエリアの詳細地図を記録した地図記録情報と、巡回先の位置を記録した位置情報と巡回先への巡回の許可又は抑制を記録した特記情報とを含む巡回先記録情報と、が格納された格納部を有しており、判別手段によって上記従業員記録情報に基づいて従業員が新人又はベテランであることと、新聞配達又は新聞勧誘に従事していることと、を判別したうえで、該判別手段が上記従業員をベテランであると判別した場合には該巡回先記録情報から巡回を許可された巡回先の位置を抽出して詳細地図上に示した巡回先指示支援情報を出力し、該判別手段が上記従業員を新人でかつ新聞配達に従事していると判別した場合には該GPS記録情報からベテランの従業員の過去の巡回経路を抽出して詳細地図上に示した巡回経路指示支援情報を出力する、支援情報出力手段を備えているとともに、検出手段によって該巡回先記録情報及び該GPS記録情報に基づいて該巡回先の位置以外で上記従業員が所定時間以上移動を停止していたことが検出された場合には注意喚起管理情報を出力する、管理情報出力手段を備えていることを要旨とする。
本発明の巡回業務支援管理装置は、新聞販売店の主たる業務である新聞配達あるいは新聞勧誘に係る巡回業務を支援及び管理するためのものであって、新人であるかベテランであるかという従業員の練度に応じた支援を行いつつ、従業員の行動状態を一律に管理することに特徴を有している。
すなわち、ベテランの従業員であれば経験等に基づいて巡回経路を組み立てることは負担にならず、あやふやな情報や記憶等に基づいて自ら巡回先を取捨選択することが負担になっているが、該巡回業務支援管理装置は、その格納部に従業員各個人がそれぞれ把握している巡回先の情報を統合した巡回先記録情報が格納されており、該巡回先記録情報に基づいて巡回先指示支援情報を出力し、巡回先を指示することにより、巡回先を取捨選択するという負担からベテランの従業員を解放することが出来るため、巡回業務の能率向上を図ることが出来るようになる。
一方、新人の従業員であって新聞配達の業務に従事しているものであれば、知識や経験が無いために巡回経路を組み立てることすら負担になるが、該巡回業務支援管理装置は、その格納部に従業員各個人の端末から取得したGPS情報を統合したGPS記録情報が格納されており、該GPS記録情報に基づいて巡回経路指示支援情報としてベテランの従業員の過去の巡回経路を出力することにより、知識や経験が無い状態で巡回経路を組み立てるという負担から新人の従業員を解放することが出来るとともに、特に新聞配達の業務であれば決まった巡回先に新聞を配達するから巡回経路を途中で変更する必要がほとんどなく、却って該ベテランの従業員の過去の巡回経路を繰り返し回ることで土地勘や経験を高めることが出来、さらに新人の従業員の教育に係る負担からベテランの従業員を解放することが出来るため、巡回業務の能率向上を図ることが出来るようになる。
さらに該巡回業務支援管理装置は、格納部に格納された該巡回先記録情報及び該GPS記録情報に基づき、注意喚起管理情報を出力することで巡回業務を管理するようになっており、該注意喚起管理情報が出力された場合には、巡回先記録情報とGPS記録情報とを照らし合わせることで、巡回業務中に従業員が長時間立ち止まっている、道に迷っている等の問題を迅速に把握し、いち早く解決策を講じることが出来るため、巡回業務の能率低下を抑制することが出来る。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の巡回業務支援管理装置の発明において、該支援情報出力手段は更に、該判別手段が上記従業員を新人でかつ新聞勧誘に係る業務に従事していると判別した場合には該GPS記録情報からベテランの従業員の過去の巡回順序を抽出して詳細地図上に示した巡回順路支援情報を出力することを要旨とする。
本発明において、新人の従業員が新聞勧誘に係る業務に従事している場合、上記新聞配達の業務と異なり、例えば飛び入りで新規の巡回先を巡回する、あるいは前回の巡回から長期間が経過している等のような種々の要因で巡回経路を変更することが頻繁にあるため、該巡回経路を指定してしまうと却って負担になるが、巡回順路支援情報を出力し、ベテランの従業員による過去の巡回順序を示すことで、該巡回順序を参考にして自ら効率のよい巡回順序を考えることが出来るようになり、更にこうした新人の従業員の教育に係る期間を短くすることが出来るため、巡回業務の能率向上を図ることが出来るようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の巡回業務支援管理装置の発明において、該従業員記録情報には更に、該従業員が使用する移動手段を記録した移動手段情報を含み、該移動手段に応じて巡回の範囲が予め設定されており、該支援情報出力手段は更に、判別手段によって該従業員の移動手段を判別したうえで、該巡回先指示支援情報及び該巡回経路指示支援情報を移動手段に応じた範囲に絞り込んで出力することを要旨とする。
本発明によれば、例えば移動手段が原動機付自転車や自動車であるにも係わらず新聞販売店のごく近隣を巡回先としている等のような、巡回先を従業員各個人に振り分ける際に起こり得る無駄の発生を抑制することで、従業員各個人を移動手段に応じた適正な地域に配することが出来る。
本発明によれば、新聞販売店において巡回業務の管理のみならず巡回業務の支援も行うことができる巡回業務支援管理装置を提供することができる。
実施形態の巡回業務支援管理装置を示す概略構成図。 詳細地図を示す概略図。 拡大表示された詳細地図を示す概略図。 巡回経路指示支援情報又は巡回順路支援情報による詳細地図を示す概略図。 巡回先指示支援情報による詳細地図を示す概略図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、巡回業務支援管理装置10は、装置本体11と、該装置本体11に接続される格納部12、出力装置13及び端末14とを備えている。
該装置本体11は、例えば公知品のパーソナルコンピュータが用いられ、CPU、記憶部、及びRAMを有しており、バスを介して相互に接続されることにより、該CPUの管理の元で相互にデータのやりとりを行う。なおCPUは、巡回業務支援管理装置10全体の動作制御を司る中央演算処理装置である。記憶部は、例えばROM、HDD、SSD、CD−ROM、DVD−ROM等のような公知の記録媒体が用いられ、CPUに各種処理を実行させる為の所定のアプリケーションプログラムが記憶されている。RAMは、記憶部に格納されたアプリケーションプログラムをCPUが実行する際のワークメモリ、あるいは各種データの一時的な格納領域として必要に応じて使用されるメモリである。また特に図示しないが、該装置本体11には、例えばキーボード、マウス等の入力装置が設けられており、アプリケーションプログラムの起動、CPUによる各種処理の実行開始、データの入力などができるようになっている。
該格納部12は、上記記憶部で挙げたような記録媒体等が用いられ、該巡回業務支援管理装置10で必要とされる各種の記録情報が格納されることによってデータベースを構築している。なお該格納部12は、該装置本体11の記憶部内に設けられてもよく、あるいは該装置本体11にバスなどを介して接続されるHDDやUSBメモリ等のような外付けの記録媒体を用いてもよい。
該出力装置13は、例えば公知品の印刷機、ディスプレイ等が用いられ、CPUにて実行された各種処理の結果を表示させるべく、データの出力を行う。
端末14は、例えば公知の携帯電話、GPSレシーバ等が用いられ、GPS衛星15から送信されたGPS信号を受信するための受信機と該GPS信号を記録する記録部とを備えている。
上記格納部12及び端末14は、USB、LAN等といった公知の接続方法で上記装置本体11に接続可能とされており、装置本体11との接続時にはCPUの管理の元で各種データの読み出しやコピー等が行われる。
そして上記格納部12には、従業員記録情報、GPS記録情報、地図記録情報及び巡回先記録情報が格納されており、必要に応じて読み出され、各種処理に利用される、
上記従業員記録情報は、練度情報、従事情報及び移動手段情報を含む。
該練度情報は、新聞販売店に勤務する従業員が新人であるかベテランであるかを記録したものであり、勤続日数等に応じて従業員毎に設定される。該設定は、経営者等が任意で行ってもよく、また予め設定した日数等に応じて装置本体11のアプリケーションプログラムが自動で行ってもよい。
該従事情報は、新聞販売店に勤務する従業員が新聞配達又は新聞勧誘の何れの業務に従事しているかを記録したものであり、該練度情報と併せて従業員毎に設定される。該従業員は、新聞配達又は新聞勧誘の何れか一方のみに従事することに限らず、新聞配達及び新聞勧誘の双方に従事する場合もある。
該移動手段情報は、新聞販売店に勤務する従業員が、例えば徒歩、自転車、原動機付自転車、自動車などの何れの移動手段を用いて巡回を行うかを記録したものであり、該練度情報と併せて従業員毎に設定される。該設定は、従業員が所持する運転免許証や従業員の希望などに応じて経営者等が予め任意で行う。
さらに上記従業員記録情報は、成績情報を含む。
該成績情報は、巡回日、巡回件数及び所要時間からなる成績を従業員毎にそれぞれ記録したものである。また該成績において所要時間は、端末14に記録されたGPS信号から抽出して記録される。
上記GPS記録情報は、上記端末14に記録されたGPS信号を該端末14から取得してなるものである。
すなわち、上記端末14は巡回業務時に各従業員がそれぞれ所持しているものであり、該端末14は、所定時間おきにGPS信号を受信及び記録することにより、該端末14を所持していた従業員の巡回経路をGPS情報に基づいて記憶している。そして該端末14が上記装置本体11に接続された際には、該GPS情報に基づいた巡回経路の記憶が該端末14から読み出され、日付と併せて従業員毎に上記格納部に格納されることにより、データベースであるGPS記録情報が構築される。該GPS記録情報は、従業員と日付を指定することで該格納部から自由に読み出し可能とされている。
上記地図記録情報は、新聞販売店の受け持ちエリアの詳細地図を記録したものである。より詳しくは図2に示すように、該詳細地図は、該受け持ちエリアを区分けしてなる複数の区画地図からなり、巡回業務の基点として新聞販売店が登録されている(図中に星印で示す)。例えば、詳細地図上で新聞販売店が存在するC3エリアを指定すると、図3に示すように、該C3エリアの区画地図が拡大されて表示される。
上記巡回先記録情報は、位置情報及び特記情報を含む。
該位置情報は、巡回先の位置を記録したものである。該巡回先は、新聞配達に係るものと、新聞勧誘に係るものとが存在する。該新聞配達に係る巡回先は、新聞購読の契約者であり、該契約者の住所を予め入力することで記録され、区画地図上に表示される(図5中に白丸印で示す)。該新聞勧誘に係る巡回先は、新聞購読の未契約者であり、新聞販売店の受け持ちエリア内で該契約者を除く全てが該当するが、従業員の能力や、経営者の判断、契約強化予定エリアなどに応じて巡回する予定の住所を予め入力したり、巡回予定のエリアを指定したり、拡大表示されたエリアの区画地図上で巡回予定の箇所を入力装置で指定したりすることで記憶される。具体例として巡回予定のエリアを指定する場合、図5中に白丸印で示された以外の箇所は全て新聞購読の未契約者であり、白丸印で示された以外の箇所全てが巡回予定先となる。また従業員が巡回中に新築の家屋や新たに引っ越してきた未契約者を発見する等した場合、該従業員が新聞販売店に帰った後に、該従業員あるいは経営者等がその情報を入力することで巡回先の位置情報の更新が行われる。
該特記情報は、巡回先への巡回の許可又は抑制を記録したものである。すなわち、新聞配達に係る巡回先においては、旅行等の理由により長期間留守にする場合は購読を断るため、従業員等がその情報を入手した場合、巡回の抑制を入力することで記録される。一方、新聞勧誘に係る巡回先においては、一度巡回して購読を断られた場合、巡回の抑制とその抑制に係る期間(例えば3ヶ月等)を入力することで記録される。
上記巡回業務支援管理装置10は、支援情報出力手段及び管理情報出力手段として、入力装置から所定の命令が入力された場合に、適宜アプリケーションプログラムを起動し、CPUによる各種処理を実行したうえで所定の支援情報又は管理情報を出力装置13に出力する機能を有している。
支援情報としては、巡回経路指示支援情報と、巡回先指示支援情報と、巡回順路支援情報と、がある。また管理情報としては、注意喚起管理情報とがある。
上記巡回経路指示支援情報については、該支援情報を出力するべく命令が為されると、巡回業務支援管理装置10は、まず格納部12から従業員記録情報を読み込み、判別手段であるCPU等によって従業員が新人でかつ新聞配達に係る業務に従事していることを判別する。次いで該巡回業務支援管理装置10は、該従業員の移動手段を判別し、例えば移動手段が徒歩であれば新聞販売店に近いエリアであるC3エリア(図2参照)、移動手段が原動機付自転車であれば新聞販売店から遠いH5エリア(図2参照)等のように担当エリアを割り振る。なお移動手段に応じた巡回先の範囲(例えば徒歩ならC3エリア、原動機付自転車ならH5エリア)は、新聞販売店からの距離に基づいて予め設定されており、地図記録情報等に記録されている。その後、該巡回業務支援管理装置10は、データベースである格納部12のGPS記録情報から、該担当エリアを担当したことがあるベテランの従業員の過去の巡回経路を抽出し、図4中に黒丸印で示すように、これを出力する。そして新人の従業員は、該巡回経路に従い、新聞配達に係る巡回を行う。
上記巡回先指示支援情報については、該支援情報を出力するべく命令が為されると、巡回業務支援管理装置10は、まず格納部12から従業員記録情報を読み込み、判別手段であるCPU等によって従業員がベテランであることを判別する。次いで該巡回業務支援管理装置10は、該従業員の移動手段を判別し、該移動手段に応じて上記したように担当エリアを割り振る。その後、該巡回業務支援管理装置10は、データベースである格納部12の巡回先記録情報から、図5に示すように、巡回を許可された巡回先の位置を抽出して詳細地図上に示す。そしてベテランの従業員は、巡回先として指示されたポイントに従い、新聞配達又は新聞勧誘に係る巡回を行う。
上記巡回順路支援情報については、該支援情報を出力するべく命令が為されると、巡回業務支援管理装置10は、まず格納部12から従業員記録情報を読み込み、判別手段であるCPU等によって従業員が新人でかつ新聞勧誘に係る業務に従事していることを判別する。次いで該巡回業務支援管理装置10は、該従業員の移動手段を判別し、該移動手段に応じて上記したように担当エリアを割り振る。その後、該巡回業務支援管理装置10は、データベースである格納部12のGPS記録情報から、該担当エリアを担当したことがあるベテランの従業員の過去の巡回順序を抽出し、図4中に1から5の数字で示すように、これを出力する。そして新人の従業員は、該巡回順序を参考にして、新聞勧誘に係る巡回を行う。
上記注意喚起管理情報については、従業員が新聞販売店に帰ってきた後、端末14から装置本体11にGPS情報を読み込むことによって出力される。すなわち、端末14からGPS情報を読み込んだ際、検出手段であるCPU等によって該GPS情報と、格納部12に格納された巡回先記録情報及びGPS記録情報が比較される。そして、該比較の結果、例えば公園、喫茶店、道路上などのような巡回先として指定された位置以外で該従業員が所定時間以上移動を停止していたことが検出された場合、注意喚起管理情報が出力される。
また上記管理情報については、該注意喚起管理情報の他、巡回先再検討管理情報が出力される場合がある。該巡回先再検討管理情報は、端末14からGPS情報を読み込んだ際、検出手段であるCPU等によって該GPS情報と、格納部12に格納された従業員記録情報の成績情報が比較される。該比較の結果、例えば該従業員が巡回に要した所要時間が短い、あるいは所要時間が長いことが検出された場合、巡回先再検討管理情報が出力される。そして、該巡回先再検討管理情報が出力された場合、所要時間が短いのであれば巡回先件数を増やす、また注意喚起管理情報も出力された場合、担当エリアを変更する等の処置が施される。
本発明の巡回業務支援管理装置によれば、新聞販売店において、従業員の練度及び従事する業務に応じて適切な支援あるいは管理を行うことが出来、該新聞販売店における新聞配達及び新聞勧誘に係る業務の能率を向上させることが出来るため、産業上の利用可能性がある。
10 巡回業務支援管理装置
11 装置本体
12 格納部
13 出力装置
14 端末

Claims (3)

  1. 新聞販売店の従業員による新聞配達又は新聞勧誘に係る巡回業務を支援及び管理するための巡回業務支援管理装置であって、
    上記従業員が巡回業務時に所持することで所定時間おきにGPS信号を受信して記録する端末を有するとともに、
    記録情報として、上記従業員が新人であるかベテランであるかを記録した練度情報、及び上記従業員が新聞配達又は新聞勧誘の何れの業務に従事しているかを記録した従事情報を含む従業員記録情報と、上記端末に記録されたGPS信号を該端末から取得してなるGPS記録情報と、上記新聞販売店の受け持ちエリアの詳細地図を記録した地図記録情報と、巡回先の位置を記録した位置情報と巡回先への巡回の許可又は抑制を記録した特記情報とを含む巡回先記録情報と、が格納された格納部を有しており、
    判別手段によって上記従業員記録情報に基づいて従業員が新人又はベテランであることと、新聞配達又は新聞勧誘に従事していることと、を判別したうえで、
    該判別手段が上記従業員をベテランであると判別した場合には該巡回先記録情報から巡回を許可された巡回先の位置を抽出して詳細地図上に示した巡回先指示支援情報を出力し、
    該判別手段が上記従業員を新人でかつ新聞配達に従事していると判別した場合には該GPS記録情報からベテランの従業員の過去の巡回経路を抽出して詳細地図上に示した巡回経路指示支援情報を出力する、
    支援情報出力手段を備えているとともに、
    検出手段によって該巡回先記録情報及び該GPS記録情報に基づいて該巡回先の位置以外で上記従業員が所定時間以上移動を停止していたことが検出された場合には注意喚起管理情報を出力する、管理情報出力手段を備えている
    ことを特徴とする巡回業務支援管理装置。
  2. 該支援情報出力手段は更に、
    該判別手段が上記従業員を新人でかつ新聞勧誘に係る業務に従事していると判別した場合には該GPS記録情報からベテランの従業員の過去の巡回順序を抽出して詳細地図上に示した巡回順路支援情報を出力する
    請求項1に記載の巡回業務支援管理装置。
  3. 該従業員記録情報には更に、該従業員が使用する移動手段を記録した移動手段情報を含み、
    該移動手段に応じて巡回の範囲が予め設定されており、
    該支援情報出力手段は更に、判別手段によって該従業員の移動手段を判別したうえで、該巡回先指示支援情報及び該巡回経路指示支援情報を移動手段に応じた範囲に絞り込んで出力する
    請求項1又は請求項2に記載の巡回業務支援管理装置。
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