JP4973384B2 - 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム - Google Patents
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Description
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、面積を演算する面積演算手段と、を備えることを特徴とする。
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、面積を演算する。
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算し、前記地図エリアにおける地図の縮尺値を参照して地表上の面積を演算する面積演算手段と、を備えることを特徴とする。
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、地図上の面積を算出する。そして、地図上の面積と、前記地図エリアにおける地図の縮尺値とに基づいて、前記軌跡により規定される閉領域に対応する地表上の面積を演算する。
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、面積を演算する面積演算手段、
として前記コンピュータを機能させる。
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算し、前記地図エリアにおける地図の縮尺値を参照して地表上の面積を演算する面積演算手段、として前記コンピュータを機能させる。
まず、専用ペーパー(媒体)20について説明する。専用ペーパー20は、用紙上にドットパターンが印刷され、さらにその上に地図などの図案や項目、文言、イラスト等が印刷されたものである。ドットパターンは、赤外線を吸収するカーボンを含んだインキにより印刷される。また、図案等は、赤外域に吸収性を持たないインキにより印刷される。ドットパターンと図案等とは用紙に対して同時に印刷してもよいし、どちらかを先に印刷してもよい。
続いて、ドットパターン(コード化パターン)について説明する。図4は、専用ペーパー20に印刷されたドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図4に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、専用ペーパー20上の位置座標が決定されるよう構成されている。
次に電子ペン10について説明する。図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16、圧力センサ18及びクロック22を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
次に、端末装置25について図7を参照して説明する。端末装置25は、ハードウェアとして、電子ペン10とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、スピーカ、ディスプレイ等で構成される、PCや携帯電話、或いは携帯端末である。図7は、端末装置25の機能ブロック図である。端末装置25は、電子ペン10から受信したX,Y座標データを含む記入情報250を用いて専用アプリケーションを実行することで所定の処理を行う。
Xminのとき、k=0、
Xmin+dxのとき、k=1、
Xmin+2dxのとき、k=2、
Xmin+3dxのとき、k=3、
……
Xmaxのとき、k=kmax、
として、kを、閉領域151内に存在する微小領域160の順位とする。
となるようなX座標aj、bjによって順位kにおける微小区間dxを定義すると、X座標ajからbj間の微小区間dx内にある閉領域151の面積Mjの一般式は、次式で表される。
次に、端末装置25にインストールされる専用アプリケーション(プログラム)55について図9を参照して説明する。図9は、専用アプリケーション55のモジュール構成を示す。専用アプリケーション55は、電子ペン10が専用ペーパー20をなぞった経路に関する記入情報250に基づいて所定の処理を実行するものであって、ダウンロード等により予め端末装置25にインストールされている。専用アプリケーション55は、専用ペーパー20に対応付けられており、電子ペン10による専用ペーパー20への記入により、端末装置25が記入情報250を受信することにより、専用アプリケーション55が動作する。
次に、本実施形態の電子ペン・システムにより行われる面積演算処理について図10及び図11を参照して説明する。図10は面積演算処理のフローチャートであり、図11は面積演算処理中の面積演算ステップのフローチャートである。
実施形態の電子ペン及び端末装置によれば、利用者が電子ペン10で地図表示エリア100をなぞると、電子ペン10は、なぞられた経路上の座標を所定間隔で演算し、当該座標を含む記入情報250を生成し、メモリ12に記憶する。そして、利用者が電子ペン10を送信エリア110に接触させると、電子ペン10は、当該記入情報250を端末装置25へまとめて送信する。
Claims (5)
- 媒体に印刷されたコード化パターンを所定時間ごとに読み取って演算された離散的な座標データを電子ペン又はスキャナから受信し、その座標データの軌跡によって規定される閉領域の面積を演算する端末装置であって、
座標データを受信するデータ通信手段と、
前記データ通信手段によって受信され、前記軌跡に沿って前記電子ペン又は前記スキャナによって演算された前記座標データに基づいて、前記軌跡により規定される閉領域を構成する線の補間関数ft(x)を求め、微小区間dxにおける補間関数をY座標の値が大きい関数から順にf 0 (x),f 1 (x),f 2 (x),…として、
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、面積を演算する面積演算手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - 地図エリアとコード化パターンが印刷された媒体の前記コード化パターンを所定時間ごとに読み取って演算された離散的な座標データを電子ペン又はスキャナから受信し、その座標データから前記地図エリア上の軌跡によって規定される閉領域の地表上の面積を演算する端末装置であって、
座標データを受信するデータ通信手段と、
前記データ通信手段によって受信され、前記軌跡に沿って前記電子ペン又は前記スキャナによって演算された前記座標データに基づいて、前記軌跡により規定される閉領域を構成する線の補間関数ft(x)を求め、微小区間dxにおける補間関数をY座標の値が大きい関数から順にf 0 (x),f 1 (x),f 2 (x),…として、
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算し、前記地図エリアにおける地図の縮尺値を参照して地表上の面積を演算する面積演算手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - さらに、前記面積演算手段によって演算された前記面積を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
- 媒体に印刷されたコード化パターンを所定時間ごとに読み取って演算された離散的な座標データを電子ペン又はスキャナから受信し、その座標データの軌跡から面積を演算するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
座標データを受信するデータ通信手段、
前記データ通信手段によって受信され、前記軌跡に沿って前記電子ペン又は前記スキャナによって演算された前記座標データに基づいて、前記軌跡により規定される閉領域を構成する線の補間関数ft(x)を求め、微小区間dxにおける補間関数をY座標の値が大きい関数から順にf 0 (x),f 1 (x),f 2 (x),…として、
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算して、面積を演算する面積演算手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 地図エリアとコード化パターンが印刷された媒体の前記コード化パターンを所定時間ごとに読み取って演算された離散的な座標データを電子ペン又はスキャナから受信し、その座標データから前記地図エリア上の筆跡によって示される経路に対応する地表上の距離を演算するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
座標データを受信するデータ通信手段、
前記データ通信手段によって受信され、前記軌跡に沿って前記電子ペン又は前記スキャナによって演算された前記座標データに基づいて、前記軌跡により規定される閉領域を構成する線の補間関数ft(x)を求め、微小区間dxにおける補間関数をY座標の値が大きい関数から順にf 0 (x),f 1 (x),f 2 (x),…として、
を、前記閉領域を構成する線のX座標が存在する範囲で積算し、前記地図エリアにおける地図の縮尺値を参照して地表上の面積を演算する面積演算手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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