JP4972019B2 - 合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラス - Google Patents

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Description

本発明は、優れた接着性を有し、押出成形時におけるメヤニの発生や外観不良を抑制することができる合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスに関する。
乳白剤として炭酸カルシウムやシリカ等の無機微粒子を分散させた樹脂組成物から形成された合わせガラス用中間膜を、少なくとも2枚の透明なガラス板の間に挟んだ乳白色合わせガラスが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような乳白色合わせガラスは、光拡散機能を有するため、採光性とプライバシー性とが要求される用途で使用されている。
ところが、炭酸カルシウムやシリカ等の無機微粒子は、熱可塑性樹脂に分散しにくく凝集しやすいので、合わせガラス用中間膜に色むらが発生しやすいという問題があった。ガラス板と合わせガラス用中間膜との界面に無機微粒子が存在すると、ガラス板と合わせガラス用中間膜との接着性が低下し、界面に細かい気泡が発生するという問題もあった。
特許文献2には、鹸化度96モル%以上のポリビニルアルコールを炭素数1〜10のアルデヒドでアセタール化して得られたポリビニルアセタール樹脂(a)と、鹸化度96モル%未満のポリビニルアルコールを炭素数1〜10のアルデヒドでアセタール化して得られたポリビニルアセタール樹脂(b)と、可塑剤(c)とを含有する乳白色合わせガラス用中間膜が提案されている。
しかしながら、特許文献2に記載の合わせガラスは光拡散性がないため、プライバシーを保つために必要なヘイズ値を得ることが困難であった。したがって、プライバシーを保つために必要なヘイズ値を得るために、微細な無機微粒子をポリビニルアセタール樹脂に分散させた合わせガラス用中間膜を用いる必要があった。
プライバシーを保つために必要なヘイズ値を得るために、多量の無機微粒子をポリビニルアセタール樹脂に混合する必要がある。しかしながら、多量の無機微粒子を含有するポリビニルアセタール樹脂組成物を押出成形すると、押出成形機のダイリップに、大量の樹脂付着物(メヤニ)が発生するだけではなく、メヤニが合わせガラス用中間膜に付着するという問題があった。また、メヤニが、合わせガラス用中間膜の表面を筋状に傷つけ、外観不良を引き起こすという問題があった。
特公平2−56295号公報 特開平6−263489号公報
本発明は、上記現状に鑑み、優れた接着性を有し、押出成形時におけるメヤニの発生や外観不良を抑制することができる合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを提供することを目的とする。
本発明は、ポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子を含有する合わせガラス用中間膜であって、上記酸変性ポリオレフィンは、酸価が10mgKOH/g以上であり、かつ、上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対する上記酸変性ポリオレフィンの含有量が0.05〜10重量部である合わせガラス用中間膜である。
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、所定量のポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子を含有する合わせガラス用中間膜において、酸価が10mgKOH/g以上の酸変性ポリオレフィンを使用することによって、ガラスに対して、優れた接着性を有し、押出成形時におけるメヤニの発生や外観不良を抑制することができる合わせガラス用中間膜を得ることができるということを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明の合わせガラス用中間膜は、ポリビニルアセタール樹脂を含有する。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、ポリビニルアルコールをアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂であれば特に限定されない。なお、上記ポリビニルアセタール樹脂は、2種以上のポリビニルアセタール樹脂を併用してもよい。
上記ポリビニルアセタール樹脂のアセタール化度の好ましい下限は40モル%、好ましい上限は85モル%であり、より好ましい下限は60モル%、より好ましい上限は75モル%である。
上記ポリビニルアセタール樹脂はポリビニルブチラール樹脂であることが好ましい。上記ポリビニルブチラール樹脂の水酸基量の好ましい下限は15モル%、好ましい上限は35モル%である。
水酸基量が15モル%未満であると、合わせガラスの耐貫通性が低下することがある。水酸基量が35モル%を超えると、合わせガラス用中間膜が硬くなることがある。
上記ポリビニルアセタール樹脂は、例えば、ポリビニルアルコールをアルデヒドでアセタール化することにより得ることができる。
上記ポリビニルアルコールは、例えば、鹸化度80〜99.8モル%のポリビニルアルコールが挙げられる。
また、上記ポリビニルアルコールの重合度の好ましい下限は200、好ましい上限は3000である。上記重合度が200未満であると、合わせガラスの耐貫通性が低下することがある。上記重合度が3000を超えると、合わせガラス用中間膜の押出成形が困難となることがある。上記重合度のより好ましい下限は500、より好ましい上限は2000である。
上記アルデヒドは特に限定されないが、一般には、炭素数が1〜10のアルデヒドが好適に用いられる。上記炭素数が1〜10のアルデヒドは特に限定されず、例えば、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バレルアルデヒド、2−エチルブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−オクチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、n−デシルアルデヒド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド等が挙げられる。なかでも、n−ブチルアルデヒド、n−ヘキシルアルデヒド、n−バレルアルデヒドが好ましく、n−ブチルアルデヒドがより好ましい。
これらのアルデヒドは単独で用いられてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
本発明の合わせガラス用中間膜は、酸変性ポリオレフィンを含有する。
上記酸変性ポリオレフィンは、酸価の下限が10mgKOH/gである。上記酸変性ポリオレフィンの酸価が10mgKOH/g未満であると、メヤニの発生を抑制する効果が充分ではない。上記酸変性ポリオレフィンの酸価の好ましい下限は15mgKOH/gである。また、上記酸変性ポリオレフィンの酸価の上限は特に限定されないが、60mgKOH/gであることが好ましい。上記酸変性ポリオレフィンの酸価の上限を60mgKOH/gとすることで、ガラス板との接着性に優れた合わせガラス用中間膜を得ることができる。
なお、本明細書において、上記酸変性ポリオレフィンの酸価は、酸変性ポリオレフィン1gを有機溶剤へ溶解させ、フェノールフタレインを指示薬として水酸化カリウムで滴定するとき、中和までに要する水酸化カリウムのmg数で示される(JIS K5902)。例えば、上記酸価は以下の方法で求めることができる。上記酸変性ポリオレフィン5gを、キシレンとジメチルホルムアミドとを含有する混合溶液(重量比1:1)50mLに溶解させる。次いで、指示薬としてフェノールフタレイン溶液が数滴添加された混合溶液に、1/10規定水酸化カリウム水溶液を滴下し、滴定を行う。混合溶液の色が無色から紫色に着色した点を中和点とし、1/10規定水酸化カリウム水溶液の滴定量と、上記酸変性ポリオレフィンの質量とから酸価(mgKOH/g)を計算する。
上記酸変性ポリオレフィンの重量平均分子量の好ましい下限は500、好ましい上限は5000である。上記酸変性ポリオレフィンの重量平均分子量が500未満であると、本発明の合わせガラス用中間膜とガラス板との接着力が充分に得られないことがある。上記酸変性ポリオレフィンの重量平均分子量が5000を超えると、メヤニの発生を抑制する効果が充分ではないことがある。上記酸変性ポリオレフィンの重量平均分子量のより好ましい下限は1000、より好ましい上限は4000であり、更に好ましい下限は1500、更に好ましい上限は3000である。
なお、上記酸変性ポリオレフィンの重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で求めた溶出曲線を、標準ポリスチレンに換算することで求めることができる。
上記酸変性ポリオレフィンは、酸で変性されたポリオレフィンであれば特に限定されず、例えば、マレイン酸、フマル酸、クロロマレイン酸、ハイミック酸、シトラコン酸、イタコン酸等で変性されたポリオレフィンが挙げられる。
本発明の合わせガラス用中間膜における上記酸変性ポリオレフィンの含有量の下限は、上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して0.05重量部、上限は10重量部である。上記酸変性ポリオレフィンの含有量が0.05重量部未満であると、本発明の合わせガラス用中間膜を押出成形した時に、大量のメヤニが発生する。上記酸変性ポリオレフィンの含有量が10重量部を超えると、合わせガラス用中間膜とガラス板との接着力が充分に得られない。上記酸変性ポリオレフィンの含有量の好ましい下限は0.1重量部、好ましい上限は5重量部であり、より好ましい下限は0.3重量部、より好ましい上限は3重量部である。
本発明の合わせガラス用中間膜は、可塑剤を含有する。
上記可塑剤は特に限定されず、例えば、有機エステル可塑剤、リン酸可塑剤等が挙げられる。上記有機エステル可塑剤は特に限定されず、一塩基性有機酸エステル、多塩基性有機酸エステル等が挙げられる。上記リン酸可塑剤は特に限定されず、有機リン酸可塑剤、有機亜リン酸可塑剤等が挙げられる。上記可塑剤は液状可塑剤であることが好ましい。
上記一塩基性有機酸エステルは特に限定されないが、例えば、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリプロピレングリコール等のグリコールと、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル酪酸、ヘプチル酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸(n−ノニル酸)、デシル酸等の一塩基性有機酸との反応によって得られたグリコールエステル化合物が挙げられる。なかでも、トリエチレングリコールジカプロン酸エステル、トリエチレングリコールジ−2−エチル酪酸エステル、トリエチレングリコールジ−n−オクチル酸エステル、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキシル酸エステル等のトリエチレングリコールジアルキル酸エステルが好適である。
上記多塩基性有機酸エステルは特に限定されないが、例えば、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸等の多塩基性有機酸と、炭素数4〜8の直鎖又は分岐構造を有するアルコールとのエステル化合物が挙げられる。なかでも、ジブチルセバシン酸エステル、ジオクチルアゼライン酸エステル、ジブチルカルビトールアジピン酸エステル等が好適である。
上記有機エステル可塑剤は特に限定されず、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジカプリレート、トリエチレングリコールジ−n−オクタノエート、トリエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、ジブチルセバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビトールアジペート、エチレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,3−プロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,4−プロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,4−ブチレングリコールジ−2−エチルブチレート、1,2−ブチレングリコールジ−2−エチレンブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、ジプロピレングリコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルペンタノエート、テトラエチレングリコールジ−2−エチルブチレート、ジエチレングリコールジカプリエート、テトラエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、テトラエチレングリコールジ−n−ヘプタノエート、トリエチレングリコールビス−2−エチルブチレート、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレングリコールジヘプタノエート、テトラエチレングリコールジヘプタノエート、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ヘキシルシクロヘキシル、アジピン酸ヘプチルとアジピン酸ノニルとの混合物、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ヘプチルノニル、セバシン酸ジブチル、油変性セバシン酸アルキド、リン酸可塑剤とアジピン酸エステルとの混合物、アジピン酸エステル等が挙げられる。
上記有機リン酸可塑剤は特に限定されず、例えば、トリブトキシエチルホスフェート、イソデシルフェニルホスフェート、トリイソプロピルホスフェート等が挙げられる。
上記可塑剤のなかでも、アジピン酸ジヘキシル(DHA)、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)、テトラエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(4GO)、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート(3GH)、テトラエチレングリコールジ−2−エチルブチレート(4GH)、テトラエチレングリコールジヘプタノエート(4G7)及びトリエチレングリコールジヘプタノエート(3G7)からなる群より選択される少なくとも1種は、接着力調整剤としてカルボン酸の金属塩を含有させることによって、合わせガラス用中間膜とガラスとの接着力の経時変化を防止することができる。
さらに、上記可塑剤は、加水分解を起こしにくいため、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチレート(3GH)、テトラエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(4GO)、アジピン酸ジヘキシル(DHA)であることが好ましく、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)であることがより好ましい。
本発明の合わせガラス用中間膜における上記可塑剤の含有量は特に限定されないが、上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して好ましい下限が20重量部、好ましい上限が75重量部である。上記可塑剤の含有量が20重量部未満であると、合わせガラス用中間膜の溶融粘度が高くなり、合わせガラス製造時に、充分に脱気ができないことがある。上記可塑剤の含有量が75重量部を超えると、合わせガラス用中間膜から可塑剤がブリードアウトすることがある。上記可塑剤の含有量のより好ましい下限は30重量部、より好ましい上限は60重量部である。
本発明の合わせガラス用中間膜は、無機微粒子を含有する。
上記無機微粒子は特に限定されないが、シリカ、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、カオリナイト(Al・2SiO・2HO)、ドロマイト(CaMg(CO)、珪酸カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、二酸化珪素、ガラスビーズ等が挙げられる。なかでも、上記無機微粒子は、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チタン、ドロマイト、水酸化マグネシウム、及び、水酸化カルシウムからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
上記無機微粒子の平均粒子径の好ましい下限は0.1μm、好ましい上限は100μmである。上記無機微粒子の平均粒子径が0.1μm未満であると、得られた合わせガラス用中間膜の可視光線透過率が充分に低下しないことがある。上記無機微粒子の平均粒子径が100μmを超えると、合わせガラス用中間膜の押出成形時にメヤニが発生することがある。上記無機微粒子の平均粒子径のより好ましい下限は0.1μm、より好ましい上限は20μmである。
上記無機微粒子の粒度分布は、d10が0.5〜1.0μmであることが好ましく、d50が1.5〜2.5μmであることが好ましく、d90が7.5〜8.5μmであることが好ましい。
なお、d10、d50及びd90は、レーザー回折散乱法により測定された粒度分布において、それぞれ粒子径が小さな粒子側から起算した累計10重量%、累計50重量%及び累計90重量%の平均粒子径を意味する。
なお、平均粒子径及び粒度分布は、マイクロトラック粒度分布測定装置(例えば、日機装社製「MicrotracFRA」)を使用して、レーザー回折散乱法により測定することができる。
本発明の合わせガラス用中間膜における無機微粒子の含有量は特に限定されないが、上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して好ましい下限が0.1重量部、好ましい上限が10重量部である。上記無機微粒子の含有量が0.1重量部未満であると、得られた合わせガラス用中間膜の可視光線透過率が充分に低下しないことがある。上記無機微粒子の含有量が10重量部を超えると、合わせガラス用中間膜の押出成形時にメヤニが発生することがある。上記無機微粒子の含有量のより好ましい下限は1重量部、より好ましい上限は5重量部である。
本発明の合わせガラス用中間膜は、接着力調整剤、遮光剤、顔料や染料等の各種着色剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、耐湿剤、紫外線吸収剤、熱線反射剤、熱線吸収剤等の添加剤を含有してもよい。
上記接着力調整剤は特に限定されず、例えば、カルボン酸の金属塩が挙げられる。上記金属塩は特に限定されず、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等の金属塩が挙げられる。上記カルボン酸は特に限定されず、例えば、オクチル酸、ヘキシル酸、酪酸、酢酸、蟻酸等が挙げられる。
本発明の合わせガラス用中間膜における上記金属塩の含有量は特に限定されないが、上記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対して好ましい下限が0.01重量部、好ましい上限が0.06重量部である。上記金属塩の含有量が0.01重量部未満であると、得られた合わせガラス用中間膜とガラス板との接着力を調整することができないことがある。上記金属塩の含有量が0.06重量部を超えると、得られた合わせガラス用中間膜が黄色に変化してしまうことがある。上記金属塩の含有量のより好ましい下限は0.02重量部、より好ましい上限は0.04重量部である。
上記遮光剤は特に限定されないが、例えば、カーボンブラック、赤色酸化鉄等が挙げられる。また、上記着色剤は顔料であることが好ましく、黒色顔料カーボンブラックと赤色顔料(C.I.Pigment red)と青色顔料(C.I.Pigment blue)と黄色顔料(C.I.Pigment yellow)とを含有する混合顔料等が挙げられる。
上記紫外線吸収剤は特に限定されず、例えば、マロン酸エステル化合物、シュウ酸アニリド化合物、ベンゾトリアゾール化合物、ベンゾフェノン化合物、トリアジン化合物、ベンゾエート化合物、ヒンダードアミン化合物等の紫外線吸収剤が挙げられる。なかでも、ベンゾトリアゾール化合物は、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2、2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール〕、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4、6−ジ−t−ペンチルフェノール等が挙げられる。
上記酸化防止剤は特に限定されず、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BHT)、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、2、6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2、2’−メチレンビス−(4−メチル−6−ブチルフェノール)、2、2’−メチレンビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4、4’−ブチリデン−ビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス−(2−メチル−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニルブタン、テトラキス−〔メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、1,3,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、ビス(3,3’−t−ブチルフェノール)ブチリックアッシド)グリコールエステル、t−ブチルヒドロキシトルエン、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等が挙げられる。
本発明の合わせガラス用中間膜は、単層であってもよいし、多層であってもよい。例えば、本発明の合わせガラス用中間膜は、遮音性を向上させるため、二層以上の樹脂層が積層された多層構造の合わせガラス用中間膜としてもよい。
本発明の合わせガラス用中間膜の厚さは特に限定されないが、好ましい下限が0.1mm、好ましい上限が3mmである。合わせガラス用中間膜の厚さが0.1mm未満であると、得られた合わせガラスの耐貫通性が低下することがある。合わせガラス用中間膜の厚さが3mmを超えると、得られた合わせガラスが重くなることがある。合わせガラス用中間膜の厚さのより好ましい下限は0.25mm、より好ましい上限は1.5mmである。
本発明の合わせガラス用中間膜を製造する方法は特に限定されず、例えば、上記酸変性ポリオレフィンと、上記可塑剤と、上記無機微粒子と、上記添加剤とを、上記ポリビニルアセタール樹脂に添加して混練し、合わせガラス用中間膜を押出成形する方法等が挙げられる。
なかでも、合わせガラス用中間膜の製造方法は、上記ポリビニルアセタール樹脂と、上記酸変性ポリオレフィンと、上記可塑剤と、上記無機微粒子とを含有するマスターバッチを押出成形する工程を有する合わせガラス用中間膜の製造方法であることが好ましい。
例えば、上記マスターバッチを製造する方法は特に限定されないが、ポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子等の原材料を所定温度まで加熱し、混練することにより得られた混練物を、ペレタイザーにて所望の大きさに切断し、ペレット形状にしてマスターバッチを製造する方法等が挙げられる。また、上記マスターバッチを製造する方法として、ポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子等の原材料をバッチ式の混練機で混練した後、造粒することによりペレット形状のマスターバッチを製造する方法が挙げられる。
本発明の合わせガラス用中間膜の製造方法では、ポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子を含有するマスターバッチを押出成形する工程を有することが好ましい。上記工程では、例えば、得られたマスターバッチを押出機でシート状に押出成形する。上記マスターバッチは、ポリビニルアセタール樹脂と、酸変性ポリオレフィンと、可塑剤と、無機微粒子とをすべて含有するマスターバッチのみで構成されていてもよい。また、上記マスターバッチは、ポリビニルアセタール樹脂と、酸変性ポリオレフィンと、可塑剤と、無機微粒子とをすべて含有するマスターバッチと、酸変性ポリオレフィンを含有しないマスターバッチとの混合物で構成されていてもよい。
上記工程における混練の方法は特に限定されず、例えば、押出機、プラストグラフ、ニーダー、バンバリーミキサー、カレンダーロール等を用いる方法が挙げられる。なかでも、連続的な生産に適することから、押出機を用いる方法が好適であり、二軸押出機を用いる方法がより好適である。
本発明の合わせガラス用中間膜を用いてなる合わせガラスもまた、本発明の1つである。
本発明の合わせガラスに用いられるガラス板は特に限定されず、一般に使用されている透明ガラス板を使用することができ、例えば、フロート板ガラス、熱線吸収ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、網入り板ガラス、線入り板ガラス等の無機ガラスが挙げられる。また、上記ガラス板はポリカーボネート板、ポリメチルメタクリレート板等の有機ガラス板であってもよい。これらのガラス板は、単独で用いられてもよいし、2種以上が併用されてもよい。なお、ガラス板の厚みは、用途によって適宜選択されればよく、特に限定されないが、一枚の厚さが1〜3mmのガラス板が好ましい。
本発明の合わせガラスの製造方法は特に限定されない。例えば、少なくとも2枚のガラス板の間に、本発明の合わせガラス用中間膜を挟み、これを押圧ロールに通して扱くか又はゴムバッグに入れて減圧吸引し、ガラス板と合わせガラス用中間膜との間に残留する空気を脱気しながら70〜110℃で予備接着して積層体とする。次いで、脱気された積層体をオートクレーブに入れるか又はプレスを行い、120〜150℃で、1〜1.5MPaの圧力で圧着することにより、合わせガラスを製造する方法等が挙げられる。
本発明によれば、優れた接着性を有し、押出成形時におけるメヤニの発生や外観不良を抑制することができる合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを提供することができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されない。
(実施例1)
無機微粒子として平均粒子径2μmの炭酸カルシウム3.2重量部と、酸変性ポリオレフィンとして酸変性ポリオレフィンワックス(三井化学社製「ハイワックス1105A」、酸価60mgKOH/g、重量平均分子量1500)1重量部とをドライブレンドし、混合物を得た。
得られた混合物と、ポリビニルブチラール樹脂100重量部と、可塑剤としてトリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート(3GO)40重量部とを混合し、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を、24時間連続して押出成型し、厚さ0.8mmの合わせガラス用中間膜を得た。
得られた合わせガラス用中間膜を、2枚の透明なガラス板(縦100cm×横100cm×厚み2.5mm)の間に挟み込み、積層体を得た。得られた積層体を押圧ロールに通して、ガラス板と合わせガラス用中間膜との間に残留する空気を脱気しながら110℃で予備接着し、脱気された積層体をオートクレーブ中で、135℃で、圧力1.2MPaの条件で20分間圧着を行い、合わせガラスを得た。
(実施例2)
酸変性ポリオレフィンとして酸変性ポリオレフィンワックス(三井化学社製「ハイワックス2203A」、酸価30mgKOH/g、重量平均分子量2700)1重量部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例3)
樹脂組成物に、接着力調整剤として2−エチルヘキシル酸マグネシウムをMg換算で75.5ppm添加したこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例4)
酸変性ポリオレフィンの含有量を0.1重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例5)
酸変性ポリオレフィンの含有量を0.3重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例6)
酸変性ポリオレフィンの含有量を3重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例7)
酸変性ポリオレフィンの含有量を5重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例8)
酸変性ポリオレフィンの含有量を10重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(実施例9)
酸変性ポリオレフィンとして酸変性ポリオレフィンワックス(三井化学社製「ハイワックス4202E」、酸価17mgKOH/g、重量平均分子量2600)1重量部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(比較例1)
酸変性ポリオレフィンを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(比較例2)
酸変性ポリオレフィンとしてダイヤカルナ30(三菱化学社製)0.5重量部と、カスターワックスA(日本油脂社製)0.5重量部とを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(比較例3)
酸変性ポリオレフィンの含有量を11重量部にしたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
(比較例4)
酸変性ポリオレフィンとして酸変性ポリオレフィンワックス(三井化学社製「ハイワックス220MP」、酸価1mgKOH/g、重量平均分子量2000)1重量部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを得た。
<評価>
実施例1〜9及び比較例1〜4で得られた合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスについて以下の評価を行った。結果を表3に示した。
(1)メヤニの観察
合わせガラス用中間膜の製膜時に、押出機のダイリップに付着したメヤニの大きさを目視にて観察した。メヤニの大きさとは、合わせガラス用中間膜の吐出面の垂直方向のメヤニ幅を意味する。メヤニの観察は、押出開始から2時間後、12時間後、及び24時間後に行った。大きさが3mmを超えたメヤニが確認されるまで観察した。メヤニの観察の評価は、以下の基準で行った。なお、押出速度は5kg/hrであった。
○:押出開始から24時間後のメヤニの大きさが1.0mm以下であった。
×:押出開始から24時間後のメヤニの大きさが1.0mmを超えていた。
(2)合わせガラス用中間膜の異物評価
得られた合わせガラス(縦100cm×横100cm)を目視で観察し、異物の個数を確認した。
(3)合わせガラス用中間膜のスジの有無
得られた合わせガラス(縦100cm×横100cm)を目視で観察し、スジの有無を確認した。合わせガラス用中間膜のスジの有無の評価は、以下の基準で行った。
○:合わせガラスを目視で観察しても、スジが確認されなかった。
×:合わせガラスを目視で観察すると、スジが確認された。
(4)接着力測定
得られた合わせガラス(縦100cm×横100cm)を、−18℃±0.6℃で16時間保管した。保管後の合わせガラスの中央部(縦15cm×横15cmの範囲)を、頭部が0.45kgのハンマーで打って、粉砕されたガラスの粒径が6mm以下になるまで粉砕した。合わせガラスの中央部(縦15cm×横15cmの範囲)を粉砕した後、合わせガラス用中間膜の露出度(面積%)を測定し、下記表1によりパンメル値を求めた。合わせガラス用中間膜の接着力測定の評価は、以下の基準で行った。なお、比較例2、及び、比較例3で得られた合わせガラスのパンメル値は0であり、合わせガラス用中間膜とガラス板とが容易に剥離するため、合わせガラスとして使用することはできなかった。
○:パンメル値が1以上であった。
×:パンメル値が0であった。
Figure 0004972019
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本発明によれば、優れた接着性を有し、押出成形時におけるメヤニの発生や外観不良を抑制することができる合わせガラス用中間膜、及び、合わせガラスを提供することができる。

Claims (2)

  1. ポリビニルアセタール樹脂、酸変性ポリオレフィン、可塑剤、及び、無機微粒子を含有する合わせガラス用中間膜であって、
    前記酸変性ポリオレフィンは、酸価が10mgKOH/g以上であり、かつ、
    前記ポリビニルアセタール樹脂100重量部に対する前記酸変性ポリオレフィンの含有量が0.05〜10重量部である
    ことを特徴とする合わせガラス用中間膜。
  2. 請求項1記載の合わせガラス用中間膜を用いてなることを特徴とする合わせガラス。
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