JP4970784B2 - 接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents
接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4970784B2 JP4970784B2 JP2005355453A JP2005355453A JP4970784B2 JP 4970784 B2 JP4970784 B2 JP 4970784B2 JP 2005355453 A JP2005355453 A JP 2005355453A JP 2005355453 A JP2005355453 A JP 2005355453A JP 4970784 B2 JP4970784 B2 JP 4970784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- joining
- thickness member
- roll
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
また、天板のインク供給からインク吐出側に向けて各インク流路に所定の気体を噴射させつつ、エネルギー発生素子と天板との接合面に接着剤を塗布する工程と、オリフィスプレートを当該接合面の所定位置に位置決めし、貼り合わせする工程を備えたことを特徴とする「インクジェット記録ヘッドの製造方法,そのインクジェット記録ヘッド及び該インクジェット記録ヘッドを具備したインクジェット記録装置」がある(例えば特許文献2参照)。
また、流路板にノズル溝と逃げ溝が設けられている。流路板上に接着剤をスクリーン印刷法あるいは転写接合法で設ける。駆動板を流路板に接合する時、接着剤は逃げ溝へ流入するため、ノズル溝への接着剤のはみ出しは減少され、品質の安定と歩留りの向上が図れる「インクジェットヘッドの製作方法」がある(例えば特許文献3参照)。
図1に示すように、本実施例の接合装置は、アニロックスロールモータ(図示せず)により回転駆動されるアニロックスロール(第1のロール)56と、印刷ロールモータ(図示せず)により回転駆動される印刷ロール57(第2のロール)とを、それぞれ軸心を平行にするとともに、互いの周面を所定の間隔離間させて装置のフレーム(図示せず)に軸支して配置される。
図1において、アニロックスロール56の表面に接着剤54を塗布し、アニロックスロール56を回転させると、図3に示すように、アニロックスロール56周面に形成した溝内に、ドクターブレード(接着剤擦り込み手段)55でアニロックスロール56周面に塗布された接着剤72が、周面と同一面状として擦り込まれる。ドクターブレード55の方向は、溝の方向とが直角に交差しているためドクターブレード55の先端が溝内に入り込むことなく、図3に示すように溝の凹部内にのみ接着剤を残して残余をかきとることができる。
図7に示すように、PZT方式印字ヘッド1は、駆動ユニット3と、この駆動ユニット3に接合した液室ユニット2と、を備えている。
2 液室ユニット
3 駆動ユニット
11 ノズル板
12 流路板
13 振動板
14a 圧電素子駆動部
14b 圧電素子支柱部
15 基板
16 接着剤
17a,b,c,d 仮接合領域
18a,b,c,d 仮接合接着剤
21 ノズル板位置検出基準マーク
22a 流路板のノズル板用位置検出基準マーク
22b 流路板の振動板用位置検出基準マーク
23 振動板位置検出基準マーク
30 液室
40 ノズル孔
51 ステージ
52 定肉厚部材(例えばインクジェット構成部品の一つである流路板12)
53 凸版
54 接着剤
55 ブレード
56 アニロックスロール
57 印刷ロール
58 上ステージ
59 偏肉厚部材(例えばインクジェット構成部品の一つである振動板13)
60 ガイドレール
71 アニロックスロール表面の断面
72 接着剤
73 アニロックスロール表面の溝加工領域
74 アニロックスロールシャフト
75 印刷ロールシャフト
101 基板
102 壁材
103 天板
104 流路
105 オリフィス
107 吐出エネルギ−発生体
Claims (12)
- 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置であって、
前記定肉厚部材上に対して、接着剤を塗布して接着剤層を形成する接着剤塗布手段と、
前記接着剤層が形成された定肉厚部材に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧して接合する加圧接合手段と、を有し、
前記接着剤塗布手段は、前記定肉厚部材における前記偏肉厚部材の厚肉部と接合する部分よりも前記偏肉厚部材の薄肉部と接合する部分に相対的に厚く、前記接着剤層を形成することを特徴とする接合装置。 - 前記接着剤塗布手段は、前記接着剤を転写法で塗布することを特徴とする請求項1記載の接合装置。
- 前記接着剤塗布手段は、
前記接着剤が擦り込まれる凹部が周面に形成され、回転駆動する第1のロールと、
前記凹部に擦り込まれた接着剤をかき取るための凸部が周面に形成され、前記第1のロールと同期して回転駆動する第2のロールとを、を有し、
前記凹部に前記接着剤が擦り込まれた前記第1のロールに同期して前記第2のロールが回転することにより、前記凸部が前記凹部に擦り込まれた接着剤をかき取り、かき取られた接着剤が前記定肉厚部材の前記偏肉厚部材との接合面に付着して、前記接着剤層を形成し、
前記凹部は、前記偏肉厚部材の前記定肉厚部材と接合する部分の凸形状を測定した結果に基づいて形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2記載の接合装置。 - 前記凸部は、前記第2のロールの所定の周面に取り付けられる弾性部材の表面上に所定の密度で網目状に形成されることを特徴とする請求項3記載の接合装置。
- 前記第1のロールの周面と同一面状に前記接着剤を前記凹部に擦り込むための接着剤擦り込み手段をさらに有することを特徴とする請求項3又は4記載の接合装置。
- 前記定肉厚部材は、インクジェットヘッドを構成する部材として、ノズルから吐出されるインクが通過する液室を形成する流路板であり、
前記偏肉厚部材は、インクジェットヘッドを構成する部材として、前記流路板と接合され、前記インクを吐出する際に前記液室に振動を伝える振動板であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の接合装置。 - 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置で行われる、部材の接合方法であって、
前記定肉厚部材上に対して、接着剤を塗布して接着剤層を形成する接着剤塗布工程と、
前記接着剤層が形成された定肉厚部材に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧して接合する加圧接合工程と、を有し、
前記接着剤塗布工程は、前記定肉厚部材における前記偏肉厚部材の厚肉部と接合する部分よりも前記偏肉厚部材の薄肉部と接合する部分に相対的に厚く、前記接着剤層を形成することを特徴とする部材の接合方法。 - 前記接着剤塗布工程は、前記接着剤を転写法で塗布することを特徴とする請求項7記載の部材の接合方法。
- 前記接着剤塗布工程は、
回転駆動する第1のロールの周面に前記偏肉厚部材の前記定肉厚部材と接合する部分の凸形状を測定した結果に基づいて形成された凹部に前記接着剤を擦り込み、
前記第1のロールと同期して回転駆動する第2のロールの周面に形成された凸部により前記凹部に擦り込まれた接着剤をかき取り、
かき取られた接着剤が前記定肉厚部材の前記偏肉厚部材との接合面に付着して、前記接着剤層を形成することを特徴とする請求項7又は8記載の部材の接合方法。 - 前記凸部は、前記第2のロールの所定の周面に取り付けられる弾性部材の表面上に所定の密度で網目状に形成されることを特徴とする請求項9記載の部材の接合方法。
- 前記第1のロールの周面と同一面状に前記接着剤を前記凹部に擦り込むことを特徴とする請求項9又は10記載の部材の接合方法。
- インクジェットヘッドを構成する部材としての、ノズルから吐出されるインクが通過する液室を形成する流路板と、前記インクを吐出する際に前記液室に振動を伝える振動板とを、請求項7から11のいずれか1項に記載の部材の接合方法で接合することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355453A JP4970784B2 (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005355453A JP4970784B2 (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152915A JP2007152915A (ja) | 2007-06-21 |
JP2007152915A5 JP2007152915A5 (ja) | 2009-01-15 |
JP4970784B2 true JP4970784B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=38237852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005355453A Active JP4970784B2 (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4970784B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07145353A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-06-06 | Nitto Denko Corp | 接着材料 |
JP2001070853A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-21 | Toshiba Tec Corp | 塗布剤の塗布装置、これを用いた塗布剤の塗布方法およびこれら装置、塗布方法を用いたインクジェットヘッドの製造方法 |
JP2001225468A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-21 | Ricoh Co Ltd | 薄層接合部材、薄層部材の接合方法、液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの製造方法及びインクジェット記録装置 |
JP2002103632A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-09 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット記録装置 |
-
2005
- 2005-12-08 JP JP2005355453A patent/JP4970784B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007152915A (ja) | 2007-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007203483A (ja) | 液体流路部材および液体噴出装置 | |
CN101503026A (zh) | 液体喷射头以及液体喷射装置 | |
JP3056191B1 (ja) | インクジェット式プリンタ用ヘッドの駆動装置および方法 | |
US6328434B1 (en) | Inkjet head, its manufacturing method and recording device | |
JP4344116B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JPH0999557A (ja) | インクジェット式印字ヘッド | |
JP4970784B2 (ja) | 接合装置、部材の接合方法及びインクジェットヘッドの製造方法 | |
JP4466331B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 | |
US6527372B1 (en) | Method for optimizing driving input signal in an ink jet head using shape memory alloy | |
JP2004074428A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2002052723A (ja) | 液滴吐出ヘッド | |
JP2013031968A (ja) | 液体噴射ヘッドの制御方法、制御装置および液体噴射装置 | |
JP2004358872A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
KR20070078206A (ko) | 압전 액츄에이터를 채용한 잉크젯 프린트헤드의 구동방법 | |
JP2006192584A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP2010069800A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法およびインクジェットヘッド | |
JP2002103632A (ja) | 液滴吐出ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット記録装置 | |
JP2000108348A (ja) | インクジェット式記録ヘッド、及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2001225468A (ja) | 薄層接合部材、薄層部材の接合方法、液滴吐出ヘッド、液滴吐出ヘッドの製造方法及びインクジェット記録装置 | |
JPH11992A (ja) | インクジェットヘッド | |
JPH11334066A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 | |
JP4594674B2 (ja) | 微細部品の組立方法及び組立装置、インクジェットヘッドの組立方法及び組立装置、並びにインクジェットヘッド | |
JP5930167B2 (ja) | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 | |
JP2009226929A (ja) | 液体噴射ヘッドの駆動方法及び液体噴射装置 | |
JPH11207970A (ja) | プリンタ装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110711 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110802 |
|
AA91 | Notification of revocation by ex officio |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091 Effective date: 20110823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4970784 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |