JP2007152915A - 接合装置、部材の接合方法、及びインクジェットヘッド - Google Patents
接合装置、部材の接合方法、及びインクジェットヘッド Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置であって、定肉厚部材上に対して、接着剤を塗布して所望の膜厚の接着剤層を形成する接着剤塗布手段と、接着剤層が形成された定肉厚部材に対して、接着剤層を介して偏肉厚部材を加圧して接合する加圧接合手段と、を有し、接着剤塗布手段は、定肉厚部材上に対して、転写法にて接着剤を塗布して偏肉厚部材と同形状の接着剤層を形成する。
【選択図】図1
Description
また、天板のインク供給からインク吐出側に向けて各インク流路に所定の気体を噴射させつつ、エネルギー発生素子と天板との接合面に接着剤を塗布する工程と、オリフィスプレートを当該接合面の所定位置に位置決めし、貼り合わせする工程を備えたことを特徴とする「インクジェット記録ヘッドの製造方法,そのインクジェット記録ヘッド及び該インクジェット記録ヘッドを具備したインクジェット記録装置」がある(例えば特許文献2参照)。
また、流路板にノズル溝と逃げ溝が設けられている。流路板上に接着剤をスクリーン印刷法あるいは転写接合法で設ける。駆動板を流路板に接合する時、接着剤は逃げ溝へ流入するため、ノズル溝への接着剤のはみ出しは減少され、品質の安定と歩留りの向上が図れる「インクジェットヘッドの製作方法」がある(例えば特許文献3参照)。
図1に示すように、本実施例の接合装置は、アニロックスロールモータ(図示せず)により回転駆動されるアニロックスロール(第1のロール)56と、印刷ロールモータ(図示せず)により回転駆動される印刷ロール57(第2のロール)とを、それぞれ軸心を平行にするとともに、互いの周面を所定の間隔離間させて装置のフレーム(図示せず)に軸支して配置される。
図1において、アニロックスロール56の表面に接着剤54を塗布し、アニロックスロール56を回転させると、図3に示すように、アニロックスロール56周面に形成した溝内に、ドクターブレード(接着剤擦り込み手段)55でアニロックスロール56周面に塗布された接着剤72が、周面と同一面状として擦り込まれる。ドクターブレード55の方向は、溝の方向とが直角に交差しているためドクターブレード55の先端が溝内に入り込むことなく、図3に示すように溝の凹部内にのみ接着剤を残して残余をかきとることができる。
図7に示すように、PZT方式印字ヘッド1は、駆動ユニット3と、この駆動ユニット3に接合した液室ユニット2と、を備えている。
2 液室ユニット
3 駆動ユニット
11 ノズル板
12 流路板
13 振動板
14a 圧電素子駆動部
14b 圧電素子支柱部
15 基板
16 接着剤
17a,b,c,d 仮接合領域
18a,b,c,d 仮接合接着剤
21 ノズル板位置検出基準マーク
22a 流路板のノズル板用位置検出基準マーク
22b 流路板の振動板用位置検出基準マーク
23 振動板位置検出基準マーク
30 液室
40 ノズル孔
51 ステージ
52 定肉厚部材(例えばインクジェット構成部品の一つである流路板12)
53 凸版
54 接着剤
55 ブレード
56 アニロックスロール
57 印刷ロール
58 上ステージ
59 偏肉厚部材(例えばインクジェット構成部品の一つである振動板13)
60 ガイドレール
71 アニロックスロール表面の断面
72 接着剤
73 アニロックスロール表面の溝加工領域
74 アニロックスロールシャフト
75 印刷ロールシャフト
101 基板
102 壁材
103 天板
104 流路
105 オリフィス
107 吐出エネルギ−発生体
Claims (18)
- 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置であって、
前記定肉厚部材上に対して、接着剤を塗布して所望の膜厚の接着剤層を形成する接着剤塗布手段と、
前記接着剤層が形成された定肉厚部材に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧して接合する加圧接合手段と、
を有することを特徴とする接合装置。 - 前記接着剤塗布手段は、前記定肉厚部材上に対して、前記接着剤を塗布して前記偏肉厚部材と同形状の接着剤層を形成することを特徴とする請求項1記載の接合装置。
- 前記接着剤塗布手段は、前記接着剤を転写法で塗布することを特徴とする請求項1又は2記載の接合装置。
- 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置であって、
前記偏肉厚部材の形状と略同一形状の溝領域が周面に形成され、回転駆動する第1のロールと、
複数の凸部を周面に備え、前記第1のロールと同期して回転駆動する第2のロールとを、を有し、
前記第1のロールの周面に接着剤を塗布して回転することにより、前記接着剤を前記溝領域に擦り込み、
前記第1のロールに同期して前記第2のロールが回転することにより、前記複数の凸部が前記溝領域に擦り込まれた接着剤をかき取り、前記複数の凸部の隙間に前記接着剤を付着し、
前記複数の凸部の隙間に付着した接着剤を前記定肉厚部材の塗布面に付着して、膜厚均一な接着剤層を形成し、
前記接着剤層が形成された定肉厚部品に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧接合することを特徴とする接合装置。 - 前記溝領域は、前記偏肉厚部材の形状を測定した結果に基づいて、前記形状と略同一形状になるように、幅、形状、寸法及びピッチがあらかじめ加工されたものであることを特徴とする請求項4記載の接合装置。
- 前記複数の凸部は、前記溝領域の深さの寸法よりも微細であり、前記第2のロールの所定の周面に取り付けられる弾性部材の表面上に所定の密度で網目状に形成されることを特徴とする請求項4又は5記載の接合装置。
- 前記第1のロールの周面と同一面状に前記接着剤を前記溝領域に擦り込むための接着剤擦り込み手段をさらに有することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の接合装置。
- 前記偏肉厚部材は振動板であり、前記定肉厚部材は流路板であることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の接合装置。
- 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置で行われる、部材の接合方法であって、
前記定肉厚部材上に対して、接着剤を塗布して所望の膜厚の接着剤層を形成する接着剤塗布工程と、
前記接着剤層が形成された定肉厚部材に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧して接合する加圧接合工程と、
を有することを特徴とする部材の接合方法。 - 前記接着剤塗布工程は、前記定肉厚部材上に対して、前記接着剤を塗布して前記偏肉厚部材と同形状の接着剤層を形成することを特徴とする請求項9記載の部材の接合方法。
- 前記接着剤塗布工程は、前記接着剤を転写法で塗布することを特徴とする請求項9又は10記載の部材の接合方法。
- 偏肉厚部材と定肉厚部材とを接合する接合装置で行われる、部材の接合方法であって、
前記偏肉厚部材の形状と略同一形状の溝領域が周面に形成された第1のロールの周面に接着剤を塗布して回転することにより、前記接着剤を前記溝領域に擦り込み、
複数の凸部を周面に備えた第2のロールが前記第1のロールに同期して回転することにより、前記複数の凸部が前記溝領域に擦り込まれた接着剤をかき取り、前記複数の凸部の隙間に前記接着剤を付着し、
前記複数の凸部の隙間に付着した接着剤を前記定肉厚部材の塗布面に付着して、膜厚均一な接着剤層を形成し、
前記接着剤層が形成された定肉厚部品に対して、前記接着剤層を介して前記偏肉厚部材を加圧接合することを特徴とする部材の接合方法。 - 前記溝領域は、前記偏肉厚部材の形状を測定した結果に基づいて、前記形状と略同一形状になるように、幅、形状、寸法及びピッチがあらかじめ加工されたものであることを特徴とする請求項12記載の部材の接合方法。
- 前記複数の凸部は、前記溝領域の深さの寸法よりも微細であり、前記第2のロールの所定の周面に取り付けられる弾性部材の表面上に所定の密度で網目状に形成されることを特徴とする請求項12又は13記載の部材の接合方法。
- 前記第1のロールの周面と同一面状に前記接着剤を前記溝領域に擦り込むことを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
- 前記偏肉厚部材は振動板であり、前記定肉厚部材は流路板であることを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の接合装置、又は、請求項9から16のいずれか1項に記載の部材の接合方法を用いて作成されたことを特徴とするインクジェットヘッド。
- 前記インクジェットヘッドの吐出方式は、エッジシューター方式又はサイドシューター方式のいずれかであることを特徴とする請求項17記載のインクジェットヘッド。
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