JP4968110B2 - 携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造 - Google Patents

携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造 Download PDF

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Description

この発明は携帯用電子機器に係わり、特に、その外部機器接続部の防水構造に関する。
従来から例えば特開2000−59873号公報に開示されているように、ケース内に僅かな塩分を含む雨水が入っても、プリント基板に電子部品が稠密に実装されている携帯用電子機器が不良となることを防止するために、ケースが防水構造となっているものがあった。
ところが、防水構造には細いループ状のゴム製パッキングが用いられているために、パッキングが不良品であったり、パッキングが正常位置に嵌め込まれていない場合には、防水性能が得られないことになる。このために、防水性能の検査が必要となる。
図3〜図6に防水性能の検査が可能な携帯用電子機器の例を示している。図4〜図6に示すように、上ケース20と下ケース21がパッキング3を挟んで締着または嵌着されてケースが形成される。このケース内には外部機器接続用のコネクタ8が実装されたプリント基板9が収容されている。
外部機器を接続するための穴は通常はゴム弾性のキャップ7で塞がれ防水機能が得られる。図4に外部機器を接続するための穴がキャップ7で塞がれた状態を示し、図5に外部機器接続用コード15がコネクタ16を介して接続される状態を示している。すなわち、キャップ7が外され、コネクタ16がケース内部のコネクタ8に差し込まれる。
図7により、この携帯用電子機器の防水性能検査を行う方法を説明する。図7に示すように、上ケース20の穴20aにホース23に取付けられたゴム弾性の差込み部材24が差し込まれる。そして、ホース23から空気をケース内に入れて気密性の検査を行うことにより防水性能が判定できる。
この検査用の穴20aは図4および図5に示すように、ゴム弾性の防水蓋6で塞がれており、防水蓋6が使用者により外されることはない。外部機器を接続するときはキャップ7が外される。この状態ではキャップ7で塞がれる穴から水がケース内部に入りプリント基板9が不良となる恐れがあった。
図8にキャップ7で塞がれる穴から水が入ってもプリント基板9が不良とならない構造の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造の従来の例を示す。図8に示す上ケースと下ケースは2はパッキング3を挟んで嵌着または締着される。下ケース2には板状凸部2aが形成されており、板状凸部2aの上方は蓋22で気密に塞がれており、外部機器接続用の穴がキャップ7で塞がれた状態ではコネクタ8を収容する気密空間が形成される。
この外部機器接続部の防水構造では、キャップ7が外されても水がプリント基板9を収容する空間に入り込むことはない。しかしながら、図4〜図6で説明した従来例と同様の気密検査を行っても板状凸部2aと蓋22で区画された空間に気圧が掛からないためにキャップ7で塞がれた部分の防水性能検査ができないという問題があった。
特開2000−59873号公報、段落0006〜段落0008、図1〜図3
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、外部機器接続部からプリント基板等を収容する空間に水が入り込むことがなく、しかも外部機器接続部の防水性能も容易に検査することが可能な携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を提供することにある。
この発明の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造は、防水構造のケース内部を外部機器接続部を収容する第1の空間と外部機器接続部以外の部材を収容する第2の空間とに第1の隔壁により水密に区画した携帯用電子機器において、前記第2の空間を外部と区画する第2の隔壁に通常は防水蓋で塞がれて水密に閉じられる気密検査ホース接続用穴を設け、前記第1の隔壁に防水性通気シートで塞がれた穴を設けたものである。
また、前記携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造において、前記外部機器接続部がコネクタで構成されており、前記コネクタに外部機器が接続されないときに前記コネクタに外部機器を接続するコードに設けられたコネクタを挿通させる穴がキャップで塞がれて前記第1の空間が防水状態となるとなるものである。
また、同携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造において、部機器が前記第1の空間に収容されて前記第1の空間を蓋で閉じた状態で前記第1の空間が防水状態となるものである。
この発明の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造によれば、外部機器接続部からプリント基板等を収容する空間に水が入り込むことがなく、しかも外部機器接続部の防水性能も容易に検査することが可能である。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1はこの発明の実施例1である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図である。図1に示す上ケース1と下ケースは2はパッキング3を挟んで嵌着または締着される。下ケース2には板状凸部2aが形成されており、板状凸部2aの上方は蓋4で塞がれている。蓋4に設けられた穴は防水性通気シート5で塞がれている。従来例と同様のキャップ7で外部機器接続用の穴がで塞がれた状態ではコネクタ8を収容する防水空間が形成される。
すなわち、コネクタ8を収容する第1の空間とプリント基板9を収容する第2の空間は防水性通気シート5により水密に区画されている。従ってキャップ7が外されてもプリント基板9を収容する空間に水が入ってプリント基板9が不良となることはない。
この例では、コネクタ8を収容する第1の空間とプリント基板を収容する第2の空間は防水性通気シート5を介して空気が流通するため、上ケース1の穴1aを塞ぐ防水蓋6を外して、従来例と同様に気密性の検査を行うことにより防水性能を判定することができる。このとき、キャップ7で外部機器接続用の穴が塞がれた状態での防水性能も判定できる。
図2(a)はこの発明の実施例2である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図、図2(b)は外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図である。図2(a)に示すように、上ケース1と下ケースは2はパッキング3を挟んで嵌着または締着される。下ケース2には板状凸部2aが形成されており、板状凸部2aの上方は蓋4で塞がれている。
蓋4に設けられた穴は防水性通気シート5で塞がれている。板状凸部2aと防水性通気シート5で穴が塞がれた蓋4とでソケット10を収容する空間は、防水性能を有する開閉蓋11で開閉される。
開閉蓋11が閉じられた状態では、図2(b)に示す外部記録媒体12を差し込むソケット10を収容する防水空間が形成される。図2(b)は外部記録媒体12が差し込まれた状態を示している。このときは、開閉蓋11は開かれている。
この例でもソケット10を収容する第1の空間とプリント基板9を収容する第2の空間は防水性通気シート5により水密に区画されている。従って開閉蓋11が開かれていてもプリント基板9を収容する空間に水が入ってプリント基板9が不良となることはない。
そして、ソケット10を収容する第1の空間とプリント基板9を収容する第2の空間は防水性通気シート5を介して空気が流通するため、上ケース1の穴1aを塞ぐ防水蓋6を外して、従来例と同様に気密性の検査を行うことにより防水性能を判定することができる。このとき、開閉蓋11が閉じられた状態での防水性能も判定できる。
図3(a)はこの発明の実施例3である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図、図3(b)は外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図である。図3(a)に示すように上ケース1と下ケースは2はパッキング3を挟んで嵌着または締着される。下ケース2には板状凸部2aが形成されており、板状凸部2aの上方は蓋4で塞がれている。
蓋4に設けられた穴は防水性通気シート5で塞がれている。板状凸部2aと防水性通気シート5で穴が塞がれた蓋4とで電池14収容する空間は、防水性能を有する断面L字形の開閉蓋13で開閉される。
開閉蓋13が閉じられた状態では、図3(a)およひ図3(b)で示す電池14を収容する防水空間が形成される。図3(a)は電池14が収容され開閉蓋13が閉じられた状態を示し、図3(b)は電池14が収容され開閉蓋13が開かれた状態を示している。
この例でも電池14を収容する第1の空間とプリント基板9を収容する第2の空間は防水性通気シート5により水密に区画されている。従って開閉蓋14が開かれていてもプリント基板9を収容する空間に水が入ってプリント基板9が不良となることはない。
そして、電池14を収容する第1の空間とプリント基板を収容する第2の空間は防水性通気シート5を介して空気が流通するため、上ケース1の穴1aを塞ぐ防水蓋6を外して、従来例と同様に気密性の検査を行うことにより防水性能を判定することができる。このとき、開閉蓋14が閉じられた状態での防水性能も判定できる。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、外部機器を接続するコネクタが差し込まれた状態で、コネクタを差し込む穴が防水構造となる場合にこの発明を適用すると、コネクタを差し込んだ状態での防水性能を簡単に検査することが可能となる。
この発明の実施例1である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図である。 図2(a)はこの発明の実施例2である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図、図2(b)は同外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図である。 図3(a)はこの発明の実施例3である携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造を示す断面図、図3(b)は同外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図である。 従来の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造の例を示す斜視図である。 同外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図である。 同外部機器接続部の防水構造を示す断面図である。 図7(a)は同外部機器接続部の防水構造の他の状態を示す斜視図、図7(a)は同状態を示す断面図である。 従来の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 上ケース、1a 穴
2 下ケース、2a 板状凸部
3 パッキング
4 蓋
5 防水性通気シート
6 防水蓋
7 キャップ
8 コネクタ
9 プリント基板
10 ソケット
11 開閉蓋
12 外部記録媒体
13 開閉蓋
14 電池
15 外部機器接続用コード
16 コネクタ
20 上ケース、20a 穴
21 下ケース
22 蓋
23 ホース
24 差込み部材

Claims (3)

  1. 防水構造のケース内部を外部機器接続部を収容する第1の空間と外部機器接続部以外の部材を収容する第2の空間とに第1の隔壁により水密に区画した携帯用電子機器において、前記第2の空間を外部と区画する第2の隔壁に通常は防水蓋で塞がれて水密に閉じられる気密検査ホース接続用穴を設け、前記第1の隔壁に防水性通気シートで塞がれた穴を設けたことを特徴とする携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造。
  2. 前記外部機器接続部がコネクタで構成されており、前記コネクタに外部機器が接続されないときに前記コネクタに外部機器を接続するコードに設けられたコネクタを挿通させる穴がキャップで塞がれて前記第1の空間が防水状態となる請求項1の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造。
  3. 部機器が前記第1の空間に収容されて前記第1の空間を蓋で閉じた状態で前記第1の空間が防水状態となる請求項1の携帯用電子機器の外部機器接続部の防水構造。
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