JP4400417B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末装置に関し、特に電子部品を搭載した基板を内部に有する携帯端末装置に関する。
図6は従来の携帯電話機を横から見た断面図である。図6に示した携帯電話機は折り畳み式の携帯電話機であって、上部筐体21と、下部筐体22と、ヒンジ部23と、下部筐体22内の電子部品を搭載した基板である携帯基板10と、上部筐体21内の電子部品を搭載した基板である携帯基板20とを有している。なお、携帯基板10には、IC(Integrated Circuit)11及び12、マイク13、コンデンサ16等が搭載されており、24は脱着可能な電池である。また、携帯基板20には、IC17、液晶表示装置18、抵抗19等が搭載されている。
図6に示すように、従来の携帯電話機は、下部筐体22と携帯基板10間、上部筐体21と携帯基板20間に少なからず隙間があり、水や空気が入りやすい形となっている。したがって、従来の携帯電話機は、水に浸った時点で故障し、メモリからユーザデータを取り出すことができなかった。従来からあらゆる防水対策が試みられており、例えば、特許文献1にはビニール製のケースに携帯電話機を入れて使用することが、特許文献2には携帯電話機筐体をゴム製の防水カバーにて覆うことが記載されている。
なお、特許文献3には、注文入力装置のヒンジ部に用いられるフレキシブル基板を防水被覆部で覆い外部からの浸水を防ぐことが記載されている。また、特許文献4には、電子部品実装回路基板の保護すべき部位に、保護シートにゴム系等のコーティング樹脂を含浸させた保護層を形成することが記載されている。
特開2002−142835号公報(第3〜5頁、第1〜10図) 特開2004−064139号公報(第4〜6頁、第1〜5図) 特開2004−022879号公報(第4〜7頁、第1〜3図) 特開平11−233921号公報(第8〜14頁、第1〜20図)
特許文献1では、携帯電話機の外部に防水ケースなどを用意して水を遮断する方法のため、携帯電話機自体のファッション性、アクセサリー性、利便性を損ない現在のニーズに合わないという問題がある。また、防水ケースを別途購入する必要があり、ユーザに経済的負担を強いる。
また、特許文献2では、携帯電話機筐体をゴム製の防水カバーにて覆うため、携帯電話機自体が重くなったり、形が制限されたりして、上述した携帯電話機に求められる現在のニーズを満たせなくなってしまう。
また、特許文献3では、注文入力装置のヒンジ部に水がかかったとしてもフレキシブル基板をこれから守ることができるが、注文入力装置が水に落ちた場合、水没してしまい容易にこれを発見することができなくなるという問題がある。
本発明の目的は、携帯端末装置のファッション性、アクセサリー性、利便性を損なうことなくユーザデータを保護することができる携帯端末装置を提供することである。
本発明による携帯端末装置は、電子部品を搭載した基板を内部に有する携帯端末装置であって、携帯端末装置筐体と前記基板との間に充填された防水性を有する浮力部材を含み、前記浮力部材は空気が充填された複数のビニールボールであることを特徴とする。
た、前記携帯端末装置において、少なくとも前記基板に搭載された回路部品を覆うように前記基板上に貼り付けられた防水シートを更に含むことを特徴とし、さらに、前記回路部品はメモリであることを特徴とする。
このように、本発明では、電子部品を搭載した基板を内部に有する携帯端末装置において、携帯端末装置筐体と電子部品を搭載した基板との隙間を埋めるように、この隙間に防水性を有する浮力部材が充填されている。
本発明によれば、電子部品を搭載した基板を内部に有する携帯端末装置において、携帯端末装置筐体と電子部品を搭載した基板との隙間を埋めるように、この隙間に防水性を有する浮力部材が充填されているので、携帯端末装置のファッション性、アクセサリー性、利便性を損なうことなく基板上のメモリ部品を水から守ることができ、ユーザデータを保護することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例による携帯電話機を横から見た断面図であり、図6と同等部分は同一符号にて示している。図1において、携帯基板10及び20は、IC11,12及び17等のLSI(Large Scale Integrated Circuit)、抵抗19、コンデンサ16、マイク13、液晶表示装置18などの携帯電話機の部品が搭載された基板である。なお、A1〜Anは空気が充填されたビニールボールであり、大きさや形が異なる複数の種類のビニールボールである。
図6において上述したように、下部筐体22と携帯基板10間、上部筐体21と携帯基板20間に少なからず隙間があって水や空気が入りやすい。そこで、本発明の第1の実施例では図1に示すように、空気ビニールボールA1〜Anが下部筐体22と携帯基板10間、上部筐体21と携帯基板20間の隙間を埋めるように注入されている。
本発明の第1の実施例による携帯電話機が水に浸ってしまった場合でも、防水性を有する空気ビニールボールA1〜Anが携帯電話機内部に充填されているので、携帯電話機内部へ水が浸入し難く、IC11,12及び17が水に浸ってしまうことを防止することができる。したがって、例えばIC11,12及び17がメモリLSIであってユーザデータを格納しているメモリであった場合、ユーザデータを保護することができるのである。
また、空気ビニールボールA1〜Anには空気が充填されており、空気ビニールボールA1〜Anは浮力部材ともなるので、本発明の第1の実施例による携帯電話機は水に浮くことができる。したがって、携帯電話機が水没してしまうことを防止することができるのである。
また、本実施例に使用するのはビニールのみであるので、コスト面への影響は軽微であり、さらに、携帯電話機内部にビニールボールを充填しているので、携帯電話機のファッション性、アクセサリー性、利便性を損なうおそれがない。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図2は本発明の第2の実施例による携帯電話機内部の基板と該基板に貼り付けられる防水シートを示す図である。
図2において、本発明の第2の実施例による携帯電話機内部の携帯基板10は、IC11,12等のLSI、抵抗14、コンデンサ15、マイク13などの携帯電話機の部品が搭載された基板であり、図1や図6に示した基板10と同等である。
防水シート1は、それが貼り付けられる携帯基板10表面とほぼ同等の面積を有し、防水シート1で塞いではならない部分に穴が開けられている。図2では、例示として防水シート1のマイク13に対応する部分にマイク用開口3が設けられている。なお、防水シート1で塞いではならない部分には他にも例えば、液晶表示装置、スピーカ、カメラ、外部I/F用コネクタ等があるが、ここでは図示を省略する。
防水シート2は、それが貼り付けられる携帯基板10裏面とほぼ同等の面積を有し、携帯基板10裏面をほぼ覆いつくすことができる。なお、携帯基板10裏面にも防水シート2で塞いではならない部分があるのであれば、それに対応する防水シート2の部分には開口が設けられる。また、携帯基板10裏面に図1や図6に示した脱着可能な電池24が配置される場合には、電池24を接続するための基板10上のコネクタ(図示せず)に対応する部分に開口が設けられる。
図3は図2の携帯基板10に防水シート1及び2を貼り付けた状態を示す図である。図3において、点線で示された防水シート1及び2は、例えば熱で溶かしつけることによって携帯基板10の表裏に貼り付けられている。防水シート1にはマイク用開口3が設けられているので、図3ではマイク13は防水シート1に覆われていない。
図4は図3の携帯基板10を内部に有する携帯電話機が水に浸ってしまった場合の故障箇所を示す図である。携帯電話機が水に浸ってしまうと、電池や液晶表示装置等の外部部分の装置は故障してしまうが、図4に示すように本発明の第2の実施例では、IC11,12等のLSIは防水シートに覆われているので水から守られる。なお、防水シート1の開口3に当たるマイク13部分や、携帯基板10の端の部分は水に浸ってしまうが、IC11及び12がメモリLSIで、ユーザデータを格納するメモリである場合、これを水から守ることができるので、ユーザデータを保護することができる。
このように、本発明の第2の実施例では、携帯基板10を防水シートで覆っているので、携帯電話機を水に落としても、ユーザデータを格納しているメモリLSIが水に濡れることを防止でき、ユーザデータを保護することができる。また、基板10を防水シートで覆うのみであるので、携帯電話機のファッション性、アクセサリー性、利便性を損なうおそれがない。
また、携帯基板10を防水シートで覆っているので、基板10に搭載された各部品にごみが付着することを防ぐことができる。さらに、携帯基板10を防水シートで覆っているので、内部の金属部品が酸素に触れ難くなり、内部金属の酸化を抑えることができる。
なお、本発明の第2の実施例では、マイク13などの防水シートで塞いではならない部分を除く携帯基板10全体を防水シートで覆うようにしているが、少なくとも携帯基板10上のメモリLSIが覆われるように防水シートを貼り付けるようにしてもよいことは勿論である。
上述したように、IC11及び12がメモリLSIで、ユーザデータを格納するメモリである場合、携帯電話機が水に浸ってしまうと、携帯電話機自体は正常に動作しないので、防水シートによりIC11及び12が水から守られていても、そのままではユーザデータを取り出すことができない。そこで、この場合には携帯基板10からIC11及び12を取り外し、デバッグボードによりユーザデータを取り出す必要がある。
図5はユーザデータを取り出すためのデバッグボードを示す図である。図5に示すように、デバッグボードは、メインボード100に、コネクタ107(USBやRS232Cなどのシリアルケーブルコネクタ)やコネクタ108(電源コネクタ)が取り付けられており、その上に、IC11用ソケット104を有するサブボード101と、IC12用のソケット105を有するサブボード102と、CPU106が搭載されたサブボード103とを備え、サブボード103には、コネクタ109(エミュレータ用コネクタ)が取り付けられており、外部からCPU106を操作し、IC11やIC12のメモリLSIにアクセスできるような構成となっている。
携帯基板10からIC11及び12を取り外し、BGA(Ball Grid Array)の場合はリボールし、図5に示すデバッグボードにて、CPU106からIC11又は12にアクセスし、ユーザデータを取り出すことになる。
なお、空気ビニールボールを携帯電話機内部に充填するようにした本発明の第1の実際例に、携帯基板に防水シートを貼り付ける第2の実施例を適用してもよい。すなわち、この場合、図1における携帯基板10及び20の各々が図2及び3に示したように防水シート1及び2が貼り付けられる基板となることになる。勿論、マイク13などの防水シートで塞いではならない部分を除く基板全体を防水シートで覆うのではなく、少なくとも基板10及び20上のメモリLSI(IC11,12及び17)が覆われるように防水シートを貼り付けるようにしてもよい。
このように、本発明の第1の実施例において、さらに第2の実施例のように携帯基板に防水シートを貼り付けることにより、その防水効果を高めることができる。
本発明の第1の実施例による携帯電話機を横から見た断面図である。 本発明の第2の実施例による携帯電話機内部の基板と該基板に貼り付けられる防水シートを示す図である。 図2の携帯基板に防水シートを貼り付けた状態を示す図である。 図3の携帯基板を内部に有する携帯電話機が水に浸ってしまった場合の故障箇所を示す図である。 ユーザデータを取り出すためのデバッグボードを示す図である。 従来の携帯電話機を横から見た断面図である。
符号の説明
1,2 防水シート
3 マイク用開口
10,20 携帯基板
11,12,17 IC
13 マイク
14,19 抵抗
15,16 コンデンサ
18 液晶表示装置
21,22 筐体
23 ヒンジ部
A1〜An 空気ビニールボール

Claims (3)

  1. 電子部品を搭載した基板を内部に有する携帯端末装置であって、
    携帯端末装置筐体と前記基板との間に充填された防水性を有する浮力部材を含み、
    前記浮力部材は空気が充填された複数のビニールボールであることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 少なくとも前記基板に搭載された回路部品を覆うように前記基板上に貼り付けられた防水シートを更に含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記回路部品はメモリであることを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
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