JP4967740B2 - ガス器具監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータを経由した後のガス配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視するガス器具監視システムに関し、特に、警報装置からの警報情報に基づいて所定の処理モードを実行するガス器具監視システムに関するものである。
従来、この種の監視システムとしては、異常状態を検知する検知器と、前記検知器に接続された無線送信機と、無線受信機と、前記無線受信機に接続された端末機とからなり、前記検知器が異常を感知すると、警報信号が前記無線送信機から前記無線受信機に送られ、前記端末機でガスの遮断が行われる無線通信システムにおいて、前記無線受信機は間欠的にキャリアセンスを行い、キャリアを検知し、自己宛ての通信でない目的外通信有と判定される回数に基づく積算値が閾値を超えた場合には、前記端末機はガスの遮断を行うようにした無線通信システムが開示されている(特許文献1参照)。
また、火災又はガスの発生を検出して警報を出力する警報器を含み、ガス遮断機能を有するガスメータと連携する警報システムにおいて、前記ガスメータと第1の通信を行うセキュリティ制御装置と、前記警報器に接続され、前記セキュリティ制御装置と第2の通信を行うセキュリティ通信装置とを有し、前記警報器が、前記火災またはガスの発生に至る予備的状態を検出して、前記セキュリティ通信装置及び前記セキュリティ制御装置を介して前記ガスメータに起動信号を送信し、その後前記警報器が火災またはガス漏れの発生を検出して、前記セキュリティ通信装置及び前記セキュリティ制御装置を介して前記ガスメータにガス遮断信号を送信し、前記セキュリティ制御装置は、前記ガスメータからのガス遮断完了信号、あるいは前記警報器からのガス遮断信号に応答して、遠隔のセンタにガス遮断状態を通報するようにした警報システムが開示されている(特許文献2参照)。
特開平08−129688号公報 特開2001−33033号公報
しかしながら、上記特許文献には、警報器の警報信号を無線で送り、その無線信号を受信してガスメータの遮断機能によりガスの遮断を行う、という基本的な警報システムに関しては開示されているものの、両文献共、複数の警報器から送信される警報器信号を区別して、ガス遮断機能に関連するものと、そうでないものに区分けし、所定の処理モードを
実行すると共に、複数の通信チャンネルを介して異なる管理センタに通報するという、ガスメータを情報中継器として利用するという発想については一切の開示がない。
本願発明は上記課題を解決するもので、ガスメータを情報中継器として利用することで、各種警報器からの警報信号に対応した適切な処理を可能とし、通報システムの簡略化を図ったガス器具監視システムを提供するものである。
上記従来の課題を解決するために本発明のガス器具監視システムは、ガスメータと、前記ガスメータを経由した後の配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視する警報器と、からなるガス器具監視システムであって、前記警報器は、複数の警報器のそれぞれに対応されて付与された識別コードを異常検知時の作動信号に付加し、前記ガスメータに直接送信する警報器無線モジュールを備え、前記ガスメータは、ガス流量を計測する流量計測手段と、警備会社もしくはガス事業者と接続されるガス基地局と通信を行うときの広域通信周波数帯または屋内に設置された複数のガス警報器と通信を行うときの特定小電力通信周波数帯で情報の送受信を行うメータ無線モジュールと、通信周波数帯を前記広域通信周波数帯もしくは前記特定小電力通信周波数帯に切り替える通信切替手段と、異常時にガス流路を遮断するガス遮断弁と、前記警報器無線モジュールから送信される作動信号によりどの警報器が作動したかを判別する識別コード判別手段と、前記識別コード判別手段で判別された警報器作動信号に応じて所定の処理モードを実行する処理モード実行手段と、特定の警報器作動信号を判別したとき予め定めた所定の音声信号を生成し特定の相手先に対して緊急救助信号を発信する緊急音声情報発信手段と、を備えたものである。
上記発明によれば、電話回線以外の無線通信手段を用いて基地局との通信が可能な無線モジュールと、警報器からの警報器情報を受信可能な無線モジュールとを、ガスメータ内の計測機能及び遮断機能を有した制御回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメータを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局との通信をスムーズに行うことができ、ガスメータで取得した各種情報を基地局に迅速かつ的確に伝えることができ、また基地局からの指示に基づく各種処理を的確に実施することができる。
さらに、警報器からの作動信号を受け識別コードを付与して、警報器に内蔵させた警報器無線モジュールを用いて、ガスメータに内蔵のメータ無線モジュールとの間で直接通信することで、別途、通信装置を設ける必要がなく、構成の簡素化が図れるものである。
また、複数の警報器から送信される警報器作動信号を識別コードにより区別し、ガス遮断機能に関連する警報器情報の場合は制御回路を介して遮断弁を動作させ、その他警報情報に応じて予め定めた処理モードを実行し、例えば警報器情報に応じて通報先が異なる場合は通信チャンネルを選択し適切な相手先に情報を送信する、というように流量計測機能及び遮断機能を有するガスメータを情報中継器として利用することで、家庭内における保安機能の確保を合理的に行うことができるとともに、セキュリティシステムの普及を促進することができる。
さらに、特に定めた警報器作動信号、例えば火災報知器やCO警報器が作動した場合は、緊急事態の発生が想定され、そのような状況において需要家が消防署や警察署に対して適切な通報ができなくなる場合が考えられるため、そのような状況が想定される警報器作動信号を判別したときは、予め定めた音声信号を生成し、消防署や警察署など特定の相手先に音声を用いた緊急救助信号として発信するようにしたもので、一刻の猶予も許されない状況下における緊急救助信号を必要最小限の情報を音声信号として発信する機能を持たせたことで、通信機能を内蔵させたガスメータの情報中継器としての活用範囲を拡大する
ことができると共に、ほとんどの家庭に設置されたガスメータを用いた高度なセキュリティシステムの普及を促進することができる。
本発明のガス器具監視システムは、ガスメータを設置するだけで基地局および警報器との通信が電話回線を用いることなく可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局からの各種指令及びガスメータからの各種情報をスムーズに伝達することができるとともに、家庭内で発生する警報情報をリアルタイムにかつ確実に取得することができる。
また、警報器からの作動情報を受け識別コードを付与して、警報器に内蔵させた警報器無線モジュールを用いて、ガスメータに内蔵のメータ無線モジュールとの間で直接通信することで、別途、通信装置を設ける必要がなく、構成の簡素化が図れるものである。
また、複数の警報器から送信される警報器作動信号を識別コードにより区別し、ガス遮断機能に関連する警報器情報の場合は制御回路を介して遮断弁を動作させ、その他警報情報に応じて予め定めた処理モードを実行し、例えば警報器情報に応じて通報先が異なる場合は通信チャンネルを選択し適切な相手先に情報を送信する、というように流量計測機能及び遮断機能を有するガスメータを情報中継器として利用することで、家庭内における保安機能の確保を合理的に行うことができるとともに、セキュリティシステムの普及を促進することができる。
さらに、特に定めた警報器作動信号、例えば火災報知器やCO警報器が作動した場合は、緊急事態の発生が想定され、そのような状況において需要家が消防署や警察署に対して適切な通報ができなくなる場合が考えられるため、そのような状況が想定される警報器作動信号を判別したときは、予め定めた音声信号を生成し、消防署や警察署など特定の相手先に音声を用いた緊急救助信号として発信するようにしたもので、一刻の猶予も許されない状況下における緊急救助信号を必要最小限の情報を音声信号として発信する機能を持たせたことで、通信機能を内蔵させたガスメータの情報中継器としての活用範囲を拡大することができると共に、ほとんどの家庭に設置されたガスメータを用いた高度なセキュリティシステムの普及を促進することができる。
本発明は、ガスメータと、前記ガスメータを経由した後の配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視する警報器と、からなるガス器具監視システムであって、前記警報器は、複数の警報器のそれぞれに対応されて付与された識別コードを異常検知時の作動信号に付加し、前記ガスメータに直接送信する警報器無線モジュールを備え、前記ガスメータは、ガス流量を計測する流量計測手段と、警備会社もしくはガス事業者と接続されるガス基地局と通信を行うときの広域通信周波数帯または屋内に設置された複数のガス警報器
と通信を行うときの特定小電力通信周波数帯で情報の送受信を行うメータ無線モジュールと、通信周波数帯を前記広域通信周波数帯もしくは前記特定小電力通信周波数帯に切り替える通信切替手段と、異常時にガス流路を遮断するガス遮断弁と、前記警報器無線モジュールから送信される作動信号によりどの警報器が作動したかを判別する識別コード判別手段と、前記識別コード判別手段で判別された警報器作動信号に応じて所定の処理モードを実行する処理モード実行手段と、特定の警報器作動信号を判別したとき予め定めた所定の音声信号を生成し特定の相手先に対して緊急救助信号を発信する緊急音声情報発信手段と、を備えたことを特徴とするものである。
そして、電話回線以外の無線通信手段を用いて基地局との通信が可能な無線モジュールと、警報器からの警報器情報を受信可能な無線モジュールとを、ガスメータ内の計測機能及び遮断機能を有した制御回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメー
タを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局との通信をスムーズに行うことができ、ガスメータで取得した各種情報を基地局に迅速かつ的確に伝えることができ、また基地局からの指示に基づく各種処理を的確に実施することができる。
さらに、警報器からの作動信号を受け識別コードを付与して、警報器に内蔵させた警報器無線モジュールを用いて、ガスメータに内蔵のメータ無線モジュールとの間で直接通信することで、別途、通信装置を設ける必要がなく、構成の簡素化が図れるものである。
また、複数の警報器から送信される警報器作動信号を識別コードにより区別し、ガス遮断機能に関連する警報器情報の場合は制御回路を介して遮断弁を動作させ、その他警報情報に応じて予め定めた処理モードを実行し、例えば警報器情報に応じて通報先が異なる場合は通信チャンネルを選択し適切な相手先に情報を送信する、というように流量計測機能及び遮断機能を有するガスメータを情報中継器として利用することで、家庭内における保安機能の確保を合理的に行うことができるとともに、セキュリティシステムの普及を促進することができる。
さらに、特に定めた警報器作動信号、例えば火災報知器やCO警報器が作動した場合は、緊急事態の発生が想定され、そのような状況において需要家が消防署や警察署に対して適切な通報ができなくなる場合が考えられるため、そのような状況が想定される警報器作動信号を判別したときは、予め定めた音声信号を生成し、消防署や警察署など特定の相手先に音声を用いた緊急救助信号として発信するようにしたもので、一刻の猶予も許されない状況下における緊急救助信号を必要最小限の情報を音声信号として発信する機能を持たせたことで、通信機能を内蔵させたガスメータの情報中継器としての活用範囲を拡大することができると共に、ほとんどの家庭に設置されたガスメータを用いた高度なセキュリティシステムの普及を促進することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるガスメータと基地局及び需要家宅との通信形態の全体構成図、図2は同ガス器具監視システムにおける各種警報器との通信形態を示す図、図3は同ガス器具監視システムにおける警報器の内部構成図、図4は同ガス器具監視システムにおける警報器の構成ブロック図、図5は同ガス器具監視システムの制御回路の構成ブロック図、図6はガスメータの外観及び構成部品を示す図、図7は同ガスメータの内部構成図、図8は同ガスメータの制御回路基板の構成ブロック図である。
図1において、まずガスメータ2を経由した後の配管に接続される複数のガス器具及びガスメータ2が保有する通信機能について説明する。
各家庭のガス供給管1の入口部分にガスメータ2が設置され、このガスメータ2を経由した後のガス配管3から分岐して家庭で使用する種々のガス器具が設置された場所まで配管されガスが供給される。例えば、屋外にはガス給湯器4が設置され、このガス給湯器4で生成される湯が水配管を介して台所の給湯栓5、浴槽やシャワー装置が設置された風呂6、リビング等に設置された床暖房7に供給され、種々の使用形態を形成している。
また、屋内にあっては、台所に設置されたガステーブル8、リビングや寝室等に設置されたガスファンヒータ9にガスが供給され、必要に応じて適宜使用される。
そして、設置されたガス器具が使用されガスの消費が発生するとガスメータ2でその使用量が計測され、そのデータが所定期間毎に累積記憶されている。このガスメータ2に記憶されたデータはガス事業者15からの定期的なデータ要求指令に基づいて所定の情報処理を行った後、ガス料金やガス使用量あるいはガス事業者15が提供する割引サービス等の情報として需要家13及びガス事業者15に送信される。
この送信手段としては、図6に示すようにガスメータ2に内蔵された制御装置を構成する制御回路基板10に一体的に組み込まれた無線モジュール11を用いて行い、この無線モジュール11はコネクタ10dで着脱自在に制御回路基板10にオンボードされ、無線モジュール11を搭載せず通信機能を有しないガスメータと無線モジュール11を搭載した通信機能を有するガスメータを任意に選択できる構成とし、ガスメータ2の共通化を図り、通信機能の有無に関係なく使用できるようにしている。
また、無線モジュール11を着脱自在な構成とすることで、通信機能を有する場合であっても通信規格を取得した無線モジュールを搭載すれば、ガスメータ本体で通信機としての規格を取得する必要がなく、ガスメータを変更する場合等において規制を受けることなく比較的自由に変更が可能となる。
そして、図8に示すように無線モジュール11は、基地局14と通信するために電話回線とは異なる、例えば200MHzや他の通信周波数帯を有し複数の通信チャンネルを有する広域通信無線モジュール11aと、需要家宅13内のテレビ12a、パソコンあるいは携帯電話12b等の特定の端末装置12、あるいは家庭内に設置され家庭内で発生する各種異常事態をセキュリティ情報として検出する複数の警報器と通信するために、例えば429MHz等の特定小電力無線通信周波数帯を有するエリア通信無線モジュール11bで構成し、流量信号やセンサ信号に基づいてガス使用量の算出あるいは地震、ガス漏れ等の異常検知を行う制御回路10aからのデータ、さらには基地局14を介してガス事業者15から送信される各種情報、さらには複数の警報器から送信される各種情報、を受信すると、その受信データに応じて、例えばガス料金、ガス使用量あるいは地震、ガス漏れ等の異常発生に伴うガス遮断弁の作動、さらにはセキュリティ情報に応じた各種処理等、需要家に報知すべき内容の場合はエリア通信無線モジュール11bを用いて需要家宅13内のテレビ12aあるいは携帯電話12b等の特定の端末装置12にデータを送信し、複数の警報器からセキュリティ情報が送信された場合はその情報を受信し制御回路10aに入力する。
そして、図9に示すように特定の端末装置12にもガスメータ2に内蔵してあるエリア通信無線モジュール11bと同一の通信周波数帯を有する無線モジュール11cを内蔵あるいは一体的に取り付けることで、ガスメータ2から送信されるデータを受信することができ、このデータをテレビ12aあるいは携帯電話12bの画面を通じて表示することで、ガスメータから直接需要家に対して情報の伝達を行うことができ、従来のように、ガスメータ2からガス事業者15にデータを送信し、ガス事業者15でデータ処理を行った情報、例えば料金通知等の葉書を郵送等で需要家に送付するという情報伝達方法を採用する必要がなくなるため、通知作業に要する工数を削減でき、かつ通知用葉書等の郵送費用の発生もなくなり、通知業務の合理化を実現することでガス料金の低減に寄与するものである。
また、ガスメータ2から特定の端末装置12に各種情報を送信した場合は、エリア通信無線モジュール11bから広域通信無線モジュール11aに報知完了信号を送り、広域通信無線モジュール11aはこの報知完了信号を基地局14に送信し、ガス事業者15に需要家への情報伝達が完了したことを通知する。なお、この場合、特定の端末装置12からの応答信号を受信して報知完了信号を送信することが好ましく、より確実に需要家への情
報伝達を行うことができ、合理的な情報伝達システムを構築することができる。
また、図2に示すように複数の警報器にも同様にガスメータ2に内蔵してあるエリア通信無線モジュール11bと同一の通信周波数帯を有する無線モジュール11dを内蔵あるいは一体的に取り付けることで、各種警報器からのセキュリティ情報をガスメータ2に内蔵のエリア通信無線モジュール11bに送信することができ、ガスメータ2の制御回路10aでセキュリティ情報に応じて予め定めた処理を実行することができ、ガスメータ2の遮断機能を用いて保安を確保しつつ、情報中継器として活用することができる。
ここで、特定の警報器、例えば火災報知器23やCO検知器24からのセキュリティ情報を受信し緊急事態の発生が想定されることを判別したときは、予め定めた音声信号を生成し、消防署や警察署など特定の相手先に音声を用いた緊急救助信号として発信するようにすれば、通信機能を内蔵させたガスメータの情報中継器としての活用範囲を拡大することができると共に、ほとんどの家庭に設置されたガスメータを用いた高度なセキュリティシステムの普及を促進することができる。
次に、ガスメータ2の基本機能である制御回路10aに内蔵されたガス流量を計測し所定の処理を行って流量情報として出力する流量計測処理手段について簡単に説明すると、ガスメータ2には図6、図7に示すように、ガス入口2aとガス出口2bを有し、その間のガス流路内に異常時にガスを遮断する遮断弁2cとガス流量を計測する一対の超音波センサ17が設けられ、その下流側にガス圧を検出する圧力センサ2dが配置されている。
また、超音波センサ17からの信号でガス流量を算出する制御回路10aを搭載した制御回路基板10がガスメータ2の表示部2eに液晶表示器10eを臨ますように配置され、さらに、制御回路10aを駆動させるための電池2fが収納されている。また、遮断弁2cが作動した後の復帰動作を手動で行う手段として復帰ボタン2gが配置されている。
そして、ガス流量を計測する流量計測部17と制御回路10aは、例えば図11に示すように、ガス流路に一対の超音波センサを配置し流路を流れる流量に応じて変化する伝搬時間を計測することで流量を測定するものがある。
以下、その構成を説明すると、超音波を送信または受信する第1送受信器17Aと受信または送信する第2送受信器17Bが流れ方向に配置され、制御回路10aを構成する切換手段を有する計測制御部18によって送受信の切り換えが可能になっており、ガス等の流体の流れ状態を検出している。この第1送受信器17Aと第2送受信器17Bの信号を処理して流量を計測するもので、具体的には、まず計測制御部18により第1送受信器17Aを駆動し、第2送受信器17Bに向け、すなわち上流から下流に超音波を送信する。そして第2送受信器17Bで受信した信号を計測制御部18に設けた増幅手段により増幅し、この増幅された信号は基準信号と比較され、基準信号以上の信号が検出された後、計測制御部18に設けた繰り返し手段により上記の送受信を所定の回数を繰り返し、それぞれの時間値を計測制御部18に設けたタイマカウンタのような計時手段で計測する。
次に、切換手段を有する計測制御部18で第1送受信器17Aと第2送受信器17Bの送受信を切換えて、第2送受信器17Bから第1送受信器17A、すなわち下流から上流に向かって超音波信号を送信し、この送信を前述のように繰り返し、それぞれの時間値を計測する。そして、第1送受信器17Aと第2送受信器17Bとの超音波の伝搬時間差から流路16の大きさや流体の流れ状態を考慮して信号処理手段19で流量値を求める。求められた流量データは情報記憶手段10bで累積され、所定期間毎の累積データとして記憶される。
また、流量計測部17が配置された流路16内には異常時等にガスの流れを遮断する遮断弁2cが設けられ、信号処理手段19で求められる流量値が異常に多い場合や通常考えられる使用時間を超えて流量値が検出されるような場合に異常と判断して遮断弁2cを作動させてガス流路16を遮断する。
また、感震装置20から地震や衝撃信号、圧力センサ2dから異常なガス圧の信号が入力されると、制御回路10aを介して遮断弁2cを作動させてガス流路16を遮断すると共に、センタに通報する。
次に、ガスメータ2に内蔵した無線モジュール11を用いた情報伝達の一例を説明すると、まずガス事業者15からの検針指示が基地局14を介して広域通信周波数帯(例えば、200MHz)で送信された場合、ガスメータ2に内蔵してある広域通信無線モジュール11aが受信し、その検針指示情報が同一基板に搭載してある制御回路10aに送られる。制御回路10aには流量計測手段で計測された流量データが所定期間毎に累積され、その累積データ、あるいは料金データに変換した情報が情報記憶手段10bに記憶されており、ガス事業者15からの検針指示情報が入力されると制御回路10aは情報記憶手段10bの流量累積データ、あるいは料金データに変換した情報を通信切替手段10cを介してエリア通信無線モジュール11b及び広域通信無線モジュール11aに送り、広域通信無線モジュール11aは広域通信周波数帯(例えば、200MHz)で基地局14に送信し、基地局14から専用回線を用いてガス事業者15に検針情報が伝達される。
また、エリア通信無線モジュール11bは特定小電力無線通信周波数帯(例えば、429MHz)でテレビ12a等の特定の端末装置12に一体的に取り付けた無線モジュール11cに送信し、画面上に例えば、図10(a)に示すような料金情報や使用量を表示する。そして、特定端末装置12への送信が完了すると、上記した如く、報知完了信号をガス事業者15に送信し、需要家への情報伝達が完了したことを通知する。
また、地震や衝撃等で遮断弁2cが作動した場合において原因究明がなされ、ガス事業者15からの復帰指示が基地局14を介して広域通信周波数帯(例えば、200MHz)で送信された場合、ガスメータ2に内蔵してある広域通信無線モジュール11aが受信し、その復帰指示情報が同一基板に搭載してある制御回路10aに送られる。制御回路10aは復帰指示情報が入力されると、情報記憶手段10bに記憶されている復帰作業に関する情報を通信切替手段10cを介してエリア通信無線モジュール11bに送り、エリア通信無線モジュール11bは特定小電力無線通信周波数帯(例えば、429MHz)でテレビ12a等の表示端末装置12に一体的に取り付けた無線モジュール11cに送信し、画面上に例えば、図10(b)に示すような復帰作業の手順を表示する。そして、表示端末装置12への送信が完了すると、上記した如く、報知完了信号をガス事業者15に送信し、需要家への情報伝達が完了したことを通知する。
以上のように、制御回路10aには伝達する情報に応じて通信する相手先に対応して通信周波数帯の異なる無線モジュールを選択すべく通信切替手段10cを有しており、例えば、ガス事業者15からの検針指令の場合は、広域通信無線モジュール11aで受信した情報によりガス事業者15と特定端末装置12に情報記憶手段10bの記憶情報を伝達する必要があり、この場合は、例えば200MHzの通信周波数帯を有する広域通信無線モジュール11aと、例えば429MHzの特定小電力無線通信周波数帯を有するエリア通信無線モジュール11bを選択し、ガス事業者15からの復帰指示の場合は、表示端末装置12に情報記憶手段10bの記憶情報を伝達するだけでよく、この場合は、例えば429MHzの特定小電力無線通信周波数帯を有するエリア通信無線モジュール11bを選択すればよい。
なお、広域通信無線モジュール11aとエリア通信無線モジュール11bはそれぞれ別々に設けてもよく、共通の無線モジュールとし通信周波数帯を広域通信周波数帯と特定小電力無線通信周波数帯で切替えるようにしてもよいもので、前者の場合、通信切替手段10cは広域通信無線モジュール11aとエリア通信無線モジュール11bを選択する必要があり、同時通信が可能というメリットがある反面、設置スペース大やコスト高というデメリットを有している。後者の場合、通信切替手段10cは通信相手先に応じて通信周波数帯を切替える必要があり、設置スペース小やコスト安というメリットがある反面、同時通信ができず交互通信になるというデメリットを有している。
次に、以上のような通信機能を有するガスメータにおいて、家庭内に設置されている複数の警報器、例えば火災報知器23、CO検知器24、侵入検知器31、等が作動した場合の対応について説明する。
本実施の形態では、CO検知器24を例にとって説明するが、他の警報器においても同様に適用できるものである。
まず、図3にCO検知器24の概略内部構成を示す。COを検知するセンサ21が設けられ、このセンサ21からの検知信号を受けてCO検知器24が設置された環境におけるCO濃度が予め定めた基準値を超えたか否かを検知する異常検知回路31が内蔵されている。異常検知回路31が基準値を超えたと判断したとき報知手段30に警報信号を送って警告音を発して報知するようになっている。また、基準値は複数段に設定され、それぞれの基準値において比較判断され、異なる警報信号を出力し区別した警告音を発して報知するようになっている。
また、同時に異常検知回路31からの警報信号はCO検知器24に内蔵された警報器情報送信手段26にも送られ、この警報器情報送信手段26で所定の信号処理を行った後、警報器作動信号としてガスメータ2に直接送信するようになっている。
警報器情報送信手段26は、異常検知回路31からの警報信号を所定の処理を行って警報器作動信号として生成する警報器作動信号生成手段22と、ガスメータ2に内蔵のエリア通信無線モジュール11bと同一の通信周波数帯を有する警報器無線モジュール11dとを警報器無線モジュール基板29上に一体化して構成し、CO検知器24のケース内に収納している。
このように、本実施の形態におけるCO検知器24は、従来のCO濃度を検出する異常検知手段32に加え、異常検知信号を警報器作動信号に変換してガスメータ2に送信する警報器情報送信手段26を備えた構成としたものである。
次に、警報器情報送信手段26の詳細構成を図4の構成ブロック図を用いて説明する。
CO検知器24の適所に設けたセンサ21で雰囲気のCO濃度を検出し、その信号を異常検知回路31に送って異常の有無を判断する。「異常有」と判断した場合は報知手段30に警報信号を送ってブザー等により警告音を発して報知する。また、「異常有」の判断は複数段に設定された基準値に対応して行われ、それぞれの基準値で「異常有」と判断した場合、報知手段30に異なる警報信号を送ってブザー等により異なる形態の警告音を発して報知する。
以上の構成において従来の異常検知手段32を構成しており、本実施の形態ではさらに、異常検知回路31から出力された異常検知信号を受信する異常検知信号受信手段22aを設け、この異常検知信号がどの警報器から発せられたものかを識別する識別コードを設
定した識別コード変更手段27からの信号と共に、警報器作動信号変換手段22bで所定の警報器作動信号を生成する警報器作動信号生成手段22を備えている。この警報器作動信号生成手段22からの信号は、警報器無線モジュール11dの警報器作動信号判定手段11eに入力され正常な警報器作動信号であるか否かを判定する。この判定結果が正常な場合は警報器作動信号送信手段11fに信号を送り、警報器情報としてガスメータ2のエリア通信無線モジュール11bに送信する。この一連の動作により、どの警報器からのの警報作動信号であるかを明らかにしてガスメータ2に送信することができる。
なお、本実施の形態ではCO検知器24を例にとって説明したが、その他の警報器においても同様の検出が可能なことは言うまでもない。
次に、複数の警報器情報送信器26から送信される各種警報器情報に対応したガスメータ2の処理内容について具体的に説明する。
図5に示すように、CO検知器24内に設けた警報器情報送信手段26に内蔵の無線モジュール11dからガスメータ2に内蔵のエリア通信無線モジュール11bに識別コード付警報器情報が送信されると、制御回路10aに設けられた識別判別コード10fで警報器情報の種類が判別され、グループ選別手段10gで警報器情報の対応として、例えばガス遮断弁2cの遮断機能を伴う第1グループ10kに属する警報器情報か、それ以外の第2グループ10mに属する警報器情報かを選別する。
そして、各種警報器情報に対応した処理を予め設定してある警報処理モード設定手段10jからグループ選別手段10gで選別された警報器情報に対応する処理モードを選択して処理モード実行手段10hで処理を実行する。例えば、識別コード判別手段10fでCO検知器24や火災報知器23で検知した警報器情報と判別された場合は、グループ選別手段10gでガス遮断弁2cの遮断動作が必要であると判断して第1グループ10kに属する警報器情報として登録し、警報処理モード設定手段10jで定めたガス遮断弁2cの遮断動作とガス事業者15への通報処理を処理モード実行手段10hで実行する。
また、識別コード判別手段10fで侵入検知器31で検知した警報器情報と判別された場合は、グループ選別手段10gでガスメータ2の遮断機能を必要としない第2グループ10mに属する警報器情報として登録し、警報処理モード設定手段10jで定めた警備会社28への通報処理を処理モード実行手段10hで実行する。
そして、処理モード実行手段10hで実行される通報処理において、警報器情報に応じて通報先を変更しなければいけないような場合は通信チャンネル選択手段10iで必要な相手先の通信チャンネル、つまり通信周波数帯を選択して広域通信無線モジュール11aを用いて、例えばガス事業者15や警備会社28に対して通信する。
また、各種警報器から警報器情報が送信された場合、あるいは所定の処理モードが実行された場合に特定の端末装置12にもその警報器情報を送信し、テレビ12aや携帯電話12bの画面上に状況を表示することで、需要家に対して注意喚起を促すことができる。
さらに、本実施の形態においては、識別コード判別手段10fで識別される各種警報器作動信号のうち、特に定めた特定の警報器作動信号10nに属する警報器情報として登録し、この特定の警報器作動信号10n、例えば火災報知器23が識別された場合や、CO検知器24からの最大レベルの警報信号が識別された場合は、グループ選別手段10gによるグループ分けに対応した処理モードを実行すると共に、タイマ手段10pの作動を開始し所定時間を計時する。このタイマ手段10pが所定時間を計時している間、継続して特
定の警報器作動信号10nが識別された場合に緊急事態が発生していると判断する。
また、タイマ手段10pが所定時間を計時している間に特定の警報器作動信号10nの識別ができなくなった場合は需要家の対応で緊急事態が回避されたと判断する。
そして、緊急事態が発生していると判断した場合は、音声信号生成手段10qで特定の警報器作動信号10nに応じて予め定めた音声信号を生成し、例えば、火災発生やCO発生等の緊急事態を特定する音声信号、需要家宅の電話番号、住所等、必要最小限の情報を音声信号として生成し、広域通信無線モジュール11aにより消防署や警察署など特定の相手先35に音声を用いた緊急救助信号として発信する緊急音声情報発信手段34を構成している。
以上のように、本実施の形態によれば、電話回線以外の無線通信手段を用いて基地局との通信が可能な無線モジュールと、警報器からの警報器情報を受信可能な無線モジュールとを、ガスメータ内の計測機能及び遮断機能を有した制御回路基板に一体的に組み込んだ形態としているため、ガスメータを設置するだけで基地局と電話回線を用いることなく通信が可能となり、回線の混雑状況に影響を受けず基地局との通信をスムーズに行うことができ、ガスメータで取得した各種情報を基地局に迅速かつ的確に伝えることができ、また基地局からの指示に基づく各種処理を的確に実施することができる。
さらに、警報器からの作動信号を受け識別コードを付与して、警報器に内蔵させた警報器無線モジュールを用いて、ガスメータに内蔵のメータ無線モジュールとの間で直接通信することで、別途、通信装置を設ける必要がなく、構成の簡素化が図れるものである。
また、複数の警報器から送信される警報器作動信号を識別コードにより区別し、ガス遮断機能に関連する警報器情報の場合は制御回路を介して遮断弁を動作させ、その他警報情報に応じて予め定めた処理モードを実行し、例えば警報器情報に応じて通報先が異なる場合は通信チャンネルを選択し適切な相手先に情報を送信する、というように流量計測機能及び遮断機能を有するガスメータを情報中継器として利用することで、家庭内における保安機能の確保を合理的に行うことができるとともに、セキュリティシステムの普及を促進することができる。
さらに、特に定めた警報器作動信号、例えば火災報知器やCO警報器が作動した場合は、緊急事態の発生が想定され、そのような状況において需要家が消防署や警察署に対して適切な通報ができなくなる場合が考えられるため、そのような状況が想定される警報器作動信号を判別したときは、予め定めた音声信号を生成し、消防署や警察署など特定の相手先に音声を用いた緊急救助信号として発信するようにしたもので、一刻の猶予も許されない状況下における緊急救助信号を必要最小限の情報を音声信号として発信する機能を持たせたことで、通信機能を内蔵させたガスメータの情報中継器としての活用範囲を拡大することができると共に、ほとんどの家庭に設置されたガスメータを用いた高度なセキュリティシステムの普及を促進することができる。
本発明のガス器具監視システムによれば、ガス流量の計測機能及び遮断機能を有するガスメータに警報器からの警報器作動信号を受信する無線モジュールを内蔵しているため、警報器情報に応じてガス遮断機能を作動させ安全性を確保するとともに、通信チャンネルを選択して必要な相手先に情報を送信する情報中継機能を有することになり、ガス以外の各種メータにも適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるガス器具監視システムの通信形態を示す構成図 同ガス器具監視システムにおける各種警報器との通信形態を示す図 同ガス器具監視システムにおける警報器の内部構成図 同ガス器具監視システムにおける警報器の構成ブロック図 ガス器具監視システムにおける制御回路の構成ブロック図 同ガス器具監視システムの外観及び構成部品を示す図 同ガス器具監視システムの内部構成図 同ガス器具監視システムの制御回路基板の構成ブロック図 同ガス器具監視システムと特定端末装置の通信形態を示す図 (a)同特定端末装置における料金情報表示形態を示す図(b)同特定端末装置における復帰情報表示形態を示す図 同ガス器具監視システムの制御ブロック図
2 ガスメータ
2c ガス遮断弁
10 制御回路基板
10a 制御回路
10b 情報記憶手段
10c 通信切替手段
10f 識別コード判別手段
10g グループ選別手段
10h 処理モード実行手段
10i 通信チャンネル選択手段
10j 警報処理モード設定手段
10p タイマ手段
10q 音声信号生成手段
11 無線モジュール
11a 広域通信無線モジュール
11b エリア通信無線モジュール
11d 警報器無線モジュール
11e 警報器作動信号判定手段
11f 警報器作動信号送信手段
12 特定端末装置
12a テレビ
12b 携帯電話
14 基地局
15 ガス事業者
17 流量計測手段(流量計測処理手段)
22 警報器作動信号生成手段
22a 異常検知信号受信手段
22b 警報器作動信号変換手段
23 火災報知器(警報器)
24 CO検知器(警報器)
26 警報器情報送信手段
27 識別コード変更手段
34 緊急音声情報発信手段
35 消防署、警察署(特定の相手先)

Claims (6)

  1. ガスメータと、前記ガスメータを経由した後の配管に接続される複数のガス器具の使用状況を監視する警報器と、からなるガス器具監視システムであって、
    前記警報器は、
    複数の警報器のそれぞれに対応されて付与された識別コードを異常検知信号に付加し、前記ガスメータに直接送信する警報器無線モジュールを備え、
    前記ガスメータは、
    ガス流量を計測する流量計測手段と、
    警備会社もしくはガス事業者と接続されるガス基地局と通信を行うときの広域通信周波数帯または屋内に設置された複数のガス警報器と通信を行うときの特定小電力通信周波数帯で情報の送受信を行うメータ無線モジュールと、
    通信周波数帯を前記広域通信周波数帯もしくは前記特定小電力通信周波数帯に切り替える通信切替手段と、
    異常時にガス流路を遮断するガス遮断弁と、
    前記警報器無線モジュールから送信される作動信号によりどの警報器が作動したかを判別する識別コード判別手段と、
    前記識別コード判別手段で判別された警報器作動信号に応じて所定の処理モードを実行する処理モード実行手段と、
    特定の警報器作動信号を判別したとき予め定めた所定の音声信号を生成し特定の相手先に対して緊急救助信号を発信する緊急音声情報発信手段と、
    を備えたガス器具監視システム。
  2. 前記特定小電力通信周波数帯は、前記広域通信周波数帯よりも大きい周波数帯であるとした請求項1記載のガス器具監視システム。
  3. 前記メータ無線モジュールはエリア通信無線モジュールを備え、
    前記エリア通信無線モジュールは前記特定小電力通信周波数帯を使用し、前記警報器との通信以外にテレビもしくはパソコンもしくは携帯電話との通信も可能とし、前記異常検知信号が発信されたときテレビとパソコンと携帯電話とのいずれか一つにも前記異常検知信号を警報器情報として送信するようにした請求項2記載のガス器具監視システム。
  4. 前記警報器は警報器情報送信手段を備え、
    前記警報器情報送信手段は、前記警報器の異常検知信号を所定の警報器作動信号に変換して前記警報器無線モジュールに出力する警報器作動信号変換手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載のガス器具監視システム。
  5. 前記警報器を特定するための固有の識別コードを設定または変更する識別コード変更手段を備え、
    前記識別コード変更手段は、前記異常検知信号に識別コードを付与して前記警報機無線モジュールに出力する請求項4記載のガス器具監視システム。
  6. 前記緊急音声情報発信手段は、前記識別コード判別手段で特定の警報器作動信号が送信されたことを判別したとき作動し所定時間を計時するタイマ手段を有し、
    前記メータ無線モジュールは、広域通信無線モジュールを備え、
    前記タイマ手段がカウントアップするまで警報器作動信号が継続して確認されたとき、前記緊急音声情報発信手段は前記所定の音声信号を生成し、前記広域通信無線モジュールにより特定の相手先に対して緊急救助信号を発信するようにした請求項2〜のいずれか1項記載のガス器具監視システム。
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