JP4967392B2 - リチウム二次電池用負極およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、サイクル特性に優れたリチウム二次電池用負極材料およびそれを用いたリチウム二次電池に関する。
携帯用通信機器などの小型電子・電気機器の需要は近年益々増加しており、それに使用される二次電池の生産量も伸長している。中でも、エネルギー密度の高いリチウム二次電池の生産量の伸長は顕著である。
小型電子・電気機器の用途が多様化し、さらに小型化が図られるにつれて、二次電池に対する一層の性能向上のニーズが高まっている。具体的には、放電容量の増大と寿命の延長がますます求められている。
現在市販されているリチウム二次電池は、正極にLiCoOなどのLi含有複合酸化物を用い、負極に黒鉛を用いている。しかし、黒鉛からなる負極材料では、LiCの組成までしかリチウムイオンを吸収できないため、リチウムイオンの吸収および放出の体積当たり容量は理論的に843mAh/cmが最大値である。この値は金属リチウムの理論容量の約1/3に過ぎない。
一方、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、Pb、As、Sb、Biといった金属元素あるいはそれらの合金は、リチウムイオンを可逆的に吸蔵および放出することができる元素として知られている。理論的な単位体積当たり容量は、例えばSiは9767mAh/cm、Geは8625mAh/cm、Snは6973mAh/cm、Alは6024mAh/cm、Sbは4410mAh/cm、Biは3745mAh/cm、Pbは4837mAh/cmであり、いずれも黒鉛などの炭素質材料の体積当たり容量より大きい。
しかし、これらの材料は、リチウムイオンの吸収・放出反応の際に生じる膨張・収縮が大きいために、集電体との電気的接合が保持できなくなり、容量が減少するという課題がある。
この課題に対して、集電体表面に錫、錫合金、アルミニウム又はアルミニウム合金などの活物質を含む第1の層と、その上にリチウム化合物形成能の低い金属を含む第2の層を交互に密着して形成することで、集電体からの活物質の剥離・脱落を抑制し、サイクル特性を向上させる手法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−139954号公報
しかしながら、特許文献1におけるリチウム化合物形成能の低い金属を含む第2の層はリチウムイオン伝導度が十分な大きさではないにも関わらず、0.02〜50μmと非常に厚いものとなっている。これを補うために、第1および第2の層に空孔を設けている。第2の層と空孔とは非発電要素であるため、活物質層の体積容量密度を減少させている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、リチウム伝導性を有する第2の層を導入することにより、従来よりも活物質層の体積容量密度が高いリチウム二次電池用負極およびそれを用いたリチウム二次電池を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のリチウム二次電池用負極は、集電体と、前記集電体上に形成された活物質層と、を有するリチウム二次電池用負極であって、前記活物質層は、リチウムと合金化する元素を含む第1の層と、金属を構成材料として含む第2の層とを少なくとも各々2層以上含み、前記リチウムと合金化する元素が珪素であり、前記金属がニッケルであり、前記第2の層の厚さが0.2nm以上であって0.8nm以下
であること、を特徴とする。
本構成によって、ニッケルを構成材料として含む第2の層がリチウム伝導性を発揮するため、従来は活物質層内に必要であった空孔を設けずに、活物質層内のリチウム伝導性が確保できるようになる。その結果、本発明のリチウム二次電池用負極を用いたリチウム二次電池の体積容量密度が向上する。
本発明のリチウム二次電池用負極によれば、ニッケルを構成材料とする第2の層の厚さを0.8nm以下とすることによって、第2の層にリチウム伝導機能を発揮させることが可能となり、結果として本発明のリチウム二次電池用負極を用いたリチウム二次電池の体積容量密度が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるリチウム二次電池用負極(以下、負極ともいう)の構造を示す概略断面図である。
図1において、負極10は、電子伝導性を備えた集電体3と、集電体3上に形成された活物質層4と、を有する。活物質層4は、リチウムと合金化する元素を構成材料として含む第1の層1と、金属を構成材料として含む第2の層2とを含み、第1の層1と第2の層2とが少なくとも各々2層以上含み、交互に積層されたものである。第1の層1と第2の層2とは隙間なく互い密着して形成されていることが好ましい。
図2は、図1における第1の層1と第2の層2に共に孔があって、孔に他方の材料が入り組んだ状態を示している。この状態であっても、第2の層2による第1の層1の集電体3の面に平行な方向の膨張収縮を抑制する効果が期待できる。即ち、第1の層1と第2の層2は、図1にように必ずしも孔がない状態である必要はなく、孔があっても良い。
活物質層4において、実際にリチウムイオンを吸蔵・放出する負極活物質として作用するのは、第1の層1に含まれるリチウムと合金化する元素そのもの、あるいはリチウムと合金化する元素を含む酸化物などの化合物である。
第1の層1に含まれるリチウムと合金化する元素は、珪素、ゲルマニウムおよび錫からなる群より選ばれた少なくとも1つである。これらは、2種以上混在させた状態でも負極材料として用いることができる。また、第1の層1に含まれるリチウムと合金化する元素を含む酸化物も同様に、酸化物を2種以上混在させた状態でも負極材料として用いることができる。
第1の層1は前述した群より選ばれた1つのリチウムと合金化する元素のみからなる層であっても良いし、珪素酸化物およびゲルマニウム酸化物等の酸化物を構成材料として含み、リチウムイオン吸蔵性を有する他の材料を含む層であっても良い。また、第1の層1には、膨張抑制効果と電気抵抗低減効果を期待して、タングステン、ニッケル、コバルト、モリブデン、クロム、鉄等の遷移金属を含んでいても良い。含有形態は、混合、合金などが考えられるが、本発明の効果はいずれにおいても発揮される。さらに、それら遷移金属の含有率は必ずしも一定である必要はなく、例えば、集電体3の法線方向に関して段階的あるいは連続的に増減していても良い。
第2の層2に含まれる金属は、ニッケルである。ニッケルは、リチウムとの反応性が低く、かつ電子伝導性が高い材料である。第2の層2は金属のみからなる層であることが好ましいが、本発明の効果を損なわない範囲であれば、第2の層2にニッケル以外の材料を含んでいても良い。さらに、ニッケル以外の材料の含有率は必ずしも一定である必要はなく、例えば、集電体3の法線方向に関して段階的に、あるいは連続的に増減していても良い。
リチウム伝導性を発揮できる第2の層2の最大厚さは0.8nmである。0.8nmを超える厚さの場合、リチウムが第2の層2の内部を伝導できなくなり、負極活物質としての機能が失われる。
活物質層4は、第1の層1と、第2の層2とを交互に積層した構造とすることが好ましい。第1の層1はリチウムの吸蔵・放出に伴って膨張・収縮するのに対して、第2の層2は、第1の層1による膨張・収縮による形状変化のうち、層に平行な方向の変化を抑制する。この効果により、第1の層1が集電体3から剥離、脱落するのを防止することが出来る。
第2の層2による上記の効果を得るには、第1の層1と第2の層2は互いに密着しており、さらに、第2の層2そのものが機械的強度を有していることが好ましい。
このような第1の層1および第2の層2を形成する方法としては、蒸着、スパッタ、CVD、PVD、分子線エピタキシー等の成膜法が、材料固有の密度に対して90%程度の嵩密度を有する層を得られること、良好な層間密着性を得られることから、好適である。
また、図1では、集電体3に接している層は第1の層1となっているが、第2の層2が集電体1と接していても本発明の効果は発揮される。第1の層1に含まれるリチウムと合金化する元素と集電体3とが互いに反応して合金を形成する場合は、第2の層2が集電体3に接するようにする等、合金化を抑制する形態を構成する方が好ましい。
また、図1では、活物質層4の最表層が第1の層1となっているが、第2の層2が活物質層4の最表層であったとしても本発明の効果は発揮される。
なお、活物質層4を形成する第1の層1および第2の層2とは、図2に概略断面図を示すように、それぞれ部分的に欠落部5を持った状態であっても良い。この欠落部5は、スパッタリング、蒸着などの方法においては自然に生成し、図2のような構造になるが、CVDはこのような欠落部が発生しにくいため、図1に近い構造となる。この欠落部5は空孔ではなく、隣接する層の材料で充填される。欠落部5を集電体面に垂直な方向からみた形状は、特に制限がなく、線状、格子状、斑点状であっても良い。この構造とすることによって、活物質層4の垂直方向の電子伝導性とイオン伝導性が改善される。欠落部5は、マスキングによって意図的に作製することもできる。マスクとしては、メタルマスクやレジストマスク等が利用可能である。
集電体3としては、銅、ニッケルの他にステンレスなど、リチウム二次電池用負極の集電体として公知な材料が使用可能である。集電体3の形状は、厚さ10〜20μm程度の箔が広く使われているが、技術的には数μmのものが製造可能であり、本発明においても適用可能である。
集電体3への第1の層1および第2の層2の形成は、スパッタリング、蒸着、CVD、分子線エピタキシー等の真空成膜技術で作製可能である。これらの方法で作製した層の場合、層自体の強度と層相互の密着性が確保されるため、好ましい。
(実施の形態2)
次に実施の形態1で説明した負極を用いて、リチウム二次電池を作製する方法を述べる。図4は本発明で用いた評価セルとしてのコイン型電池の概略断面図である。図4において、コイン型電池20は、正極22と、負極24と、これらの間に介在するセパレータ23とからなる電極群を有する。電極群にはリチウムイオン伝導性を有する電解質(図示せず)が含浸されている。また、正極22は正極端子を兼ねた正極ケース21と電気的に接続しており、負極24は負極端子を兼ねた封口板26と電気的に接続している。また、電池全体は、ガスケット25により密閉されている。
なお、本発明はリチウム二次電池の形態で制限を受けるものではなく、コイン型の他に、ボタン、シート、シリンダー、扁平、角形等の何れであっても適用可能である。リチウム二次電池の正極、電解質、セパレータ等は、現行のリチウム二次電池に使われているものが適用可能である。
正極22に含まれる正極活物質としては、リチウムを含有するTi、Mo、W、Nb、V、Mn、Fe、Cr、Ni、Co等の遷移金属の複合酸化物や複合硫化物等の1種もしくは2種以上が使用できる。その他、バナジウム酸化物、共役系ポリマー等の有機導電性材料、シェブレル相化合物等も正極活物質として使用できる。ただし、負極の容量評価を行う目的の電池を作製する場合は、金属リチウムを用いてもよい。
電解質としては、有機溶媒にリチウム塩を溶解させた非水電解液系、ポリマー電解質、無機固体電解質、ポリマー系と無機固体電解質の複合材等の何れも使用できる。非水電解液の溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート等の鎖状エステル類;γ―ブチルラクトン等のγ―ラクトン類;1,2―ジメトキシエタン、1,2―ジエトキシエタン、エトキシメトキシエタン等の鎖状エーテル類、テトラヒドロフラン類の環状エーテル類;アセトニトリル等のニトリル類;等の1種もしくは2種以上が使用できる。非水電解液の溶質(支持電解質)のリチウム塩の例は、LiAsF、LiBF、LiPF、LiAlCl、LiClO、LiCFSO、LiSbF、LiSCN、LiCl、LiCSO、LiN(CFSO、LiC(CFSO、LiCSO等のリチウム塩およびこれらの混合物である。
セパレータとしては、ポリプロピレンやポリエチレン等のポリオレフィンからなる多孔性ポリマーフィルムやガラスフィルター、不織布等の多孔性材が適宜使用できる。
次に、本発明を実施例に基づいて説明する。
(実施例1)
ターゲットを複数装着でき、かつ基板をターゲット間で移動させる機能、ガス成分と流量を変更する機能を有するスパッタ装置を使用した。ターゲットとして、リチウムと合金化する元素としての珪素ターゲットと金属の原料となるニッケルターゲットとの2種類を装着し、集電体としてのCu箔を前記の2ターゲット間を反復移動させることでCu箔上に第1の層である珪素と、第2の層であるニッケルとの交互積層負極を形成した。
第1の層1の珪素層形成条件は、ガス種がアルゴン、圧力が1Pa、進行波出力は400W、ターゲットサイズは80mmφである。このときの珪素の堆積速度は0.75nm/secであった。従ってシャッター開放時間は4秒とし、この4秒間のシャッター開放時間中に3nm厚の珪素層を形成した。
第2の層2のニッケル層形成条件は、ガス種がArガス、圧力が1.2Pa、進行波出力100W、ターゲットサイズは80mmφである。このときのニッケルの堆積速度は 0.26nm/secであった。第2の層2形成のためのシャッター開放時間と、これにより形成される厚さは、シャッター開放時間0.9秒、ニッケル層厚さ0.2nmであった。上記の各層形成条件にて各々250層の膜を交互にCu箔上に形成し、Cu箔上に活物質層を形成した。集電体であるCu箔と接する層は珪素層とした。
(実施例2)
第2の層2のニッケル層形成条件において、シャッター開放時間1.5秒、ニッケル層厚さ0.4nmとしたこと以外は実施例1と同様にしてCu箔上に活物質層を形成した。
(実施例3)
第2の層2のニッケル層形成条件において、シャッター開放時間3秒、ニッケル層厚さ0.8nmとしたこと以外は実施例1と同様にしてCu箔上に活物質層を形成した。
(比較例1)
第2の層2のニッケル層形成条件において、シャッター開放時間6秒、ニッケル層厚さ1.6nmとしたこと以外は実施例1と同様にしてCu箔上に活物質層を形成した。
(比較例2)
第2の層2のニッケル層形成条件において、シャッター開放時間0秒(即ち珪素層のみ形成)としたこと以外は実施例1と同様にしてCu箔上に活物質層を形成した。
なお、各実施例および比較例1においては、珪素層とニッケル層とを各々250層の膜を交互にCu箔上に形成し、集電体であるCu箔と接する層は珪素層とした。
(評価)
実施例1〜3および比較例1および2で得られた負極を直径11.3mmの円形で切り出し、金属リチウムを正極に用い、図4に示す評価セルを作製し、10サイクル後の単位体積当たり容量を測定した。ここで、10サイクル後の単位体積当たり容量とは、10サイクル目充電容量とリチウム吸蔵前の活物質層4の体積の商とする。
電解液はLiPF1モルをエチレンカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネートの混合溶媒1L(混合比:体積比3:5:2)に溶解させたものを用いた。
測定条件は、充電電流、放電電流ともに50μA、充電停止電圧1V、放電停止電圧0V、充電と放電の間の休止時間は10分、計測環境温度は25℃とした。
図5は20サイクル目までの活物質層の単位体積当たり放電容量(体積容量密度)の変化をグラフ化したものである。比較例1は、第一サイクルから容量が1μAh/cm以下であった。
20サイクル目の活物質層の単位体積当たり容量は、(実施例1)4362mAh/cm、(実施例2)4403mAh/cm、(実施例3)2507mAh/cm、に対し(比較例1)0.06μAh/cm、(比較例2)890mAh/cmであった。比較例1では、第2の層2が厚くなったことによって、第2の層2内をリチウムが伝導できなくなったことによると思われる。
また、比較例2では、形状変化を抑制するニッケル層がないために、珪素層がLi吸蔵放出する際に生じるそれ自体の変形によって、集電体のCu箔から剥離したために活物質として利用できなくなるという従来からあった問題が生じたために、容量が減少しているものと思われる。
本発明にかかるリチウム二次電池用負極およびそれを用いたリチウム二次電池は、サイクル特性が向上するので、リチウム二次電池として有用である。
本発明の実施の形態1におけるリチウム二次電池用負極の構造を示す概略断面図 本発明の実施の形態1におけるリチウム二次電池用負極の別の構造を示す概略断面図 従来の負極の構造を示す概略構造図 本発明の実施の形態2におけるリチウム二次電池の構造を示す概略断面図 本発明の実施例と比較例の充放電サイクル数と体積容量密度との関係を示すグラフ
符号の説明
1 第1の層
2 第2の層
3 集電体
4 活物質層
5 欠落部
10 負極
20 コイン型電池
21 正極ケース
22 正極
23 セパレータ
24 負極
25 ガスケット
26 封口板

Claims (3)

  1. 集電体と、前記集電体上に形成された活物質層と、を有するリチウム二次電池用負極であって、
    前記活物質層は、リチウムと合金化する元素を含む第1の層と、金属を構成材料として含む第2の層とを少なくとも各々2層以上含み、
    前記リチウムと合金化する元素が珪素であり、
    前記金属がニッケルであり、
    前記第2の層の厚さが0.2nm以上であって0.8nm以下であること、
    を特徴とするリチウム二次電池用負極。
  2. 前記活物質層は、前記第1の層と前記第2の層とが交互に密着して積層した層であること、
    を特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極。
  3. リチウムイオンを吸蔵・放出可能な正極と、
    請求項1から2のいずれかに記載のリチウム二次電池用負極と、
    前記正極と前記リチウム二次電池用負極との間に配置されたセパレータと、
    リチウムイオン伝導性を有する電解質と、
    を含むリチウム二次電池。
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