JP4967380B2 - 燃料電池発電装置システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池発電装置システムの高調波歪低減に関するものである。
燃料電池発電システムは、発電が開始するには、水素生成器により水素を主成分とする燃料ガスである水素ガスを生成し、生成した水素ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う。このとき、実際に発電の燃料ガスとなるのに十分な水素リッチな状態のガスを生成するまでには、比較的長い時間(例えば1時間程度)を要する。その間、燃料電池発電装置システムは、原料ガスの流路を切替える弁や、冷却水を供給するポンプや、水素生成器の温度を水素の改質が十分に行われるまで上昇させるヒーターなどの制御が必要である。
そして、これらの弁や、ポンプや、ヒーターなどの駆動電源は、燃料電池スタックの発電が開始するまでは、電力会社から電気を購入し、スイッチングレギュレーターなどでAC/DC変換を行い、駆動用の電源を作って、各種弁や、ポンプや、基板の制御回路などを作動させている。
特開平9−133717号公報
しかし、前記従来の構成は、発電が開始するまでに用いられる、スイッチングレギュレーターなどは、整流回路の非線形性により、電力系統への環境問題である高調波電流の問題を引起す恐れがあるという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の燃料電池発電装置システムは、炭化水素系原料燃料と水から水素を主成分とする燃料ガスを生成する水素生成器と、前記水素生成器で得られた水素ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池スタックと、燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換するインバータと、起動、発電、停止の一連の動作を制御する制御手段と、商用電源から制御手段に供給する直流電源を作るAC/DCコンバータと、発電した燃料電池スタックの直流電源から制御手段に供給する直流電源を作るDC/DCコンバータと、前記制御手段に供給する電源を切替える電源切替え手段と、前記AC/DCコンバータの入力電源を切断する系統切断手段とを有し、前記燃料電池スタックが発電状態となると、前記系統切断手段は、前記AC/DCコンバータの入力電源を切断し前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離し、かつ、前記電源切替え
手段は、前記制御手段に供給する電源をAC/DCコンバータからDC/DCコンバータへ切替えるものである。
これによって本発明は、例えば、燃料電池発電装置システムなど、燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換するインバータを備えるシステムの場合、発電が開始されたらAC/DCコンバータの入力ラインを電力系統と切り離すので、AC/DCコンバータなどのスイッチング電源などの高調波歪の影響を無視することができる。
本発明の燃料電池発電装置システムは、例えば、燃料電池スタックの発電が開始すると、AC/DCコンバータの入力ラインを電力系統と切り離すので、AC/DCコンバータなどのスイッチング電源などの高調波歪の問題を切り離すことができ、インバータの高調波歪のみを抑制すればよい。よって燃料電池発電装置システムの高調波歪を大幅に低減することができる。
第1の発明は、炭化水素系原料燃料と水から水素を主成分とする燃料ガスを生成する水素生成器と、前記水素生成器で得られた水素ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池スタックと、燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換するインバータと、起動、発電、停止の一連の動作を制御する制御手段と、商用電源から制御手段に供給する直流電源を作るAC/DCコンバータと、発電した燃料電池スタックの直流電源から制御手段に供給する直流電源を作るDC/DCコンバータと、前記制御手段に供給する電源を切替える電源切替え手段と、前記AC/DCコンバータの入力電源を切断する系統切断手段とを有し、前記燃料電池スタックが発電状態となると、前記系統切断手段は、前記AC/DCコンバータの入力電源を切断し前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離し、かつ、前記電源切替え手段は、前記制御手段に供給する電源をAC/DCコンバータからDC/DCコンバータへ切替えることを特徴とする、燃料電池発電装置システムである。
上記構成、動作によると、前記燃料電池スタックが発電状態となったら、前記AC/DCコンバータの入力電源のラインをオフし、つまり系統側との接続を切断することで、系統側への高調波歪の要因となる、AC/DCコンバータを系統と切断することができるので、系統への高調波歪の低減を実現することが出来る。
の発明は、第1の発明おいて、系統切断手段は、インバータが燃料電池スタックの発電を検出し、前記インバータが燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換していることを制御手段が検出すると、前記制御手段が、検討切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする、燃料電池発電装置システムである。
上記構成、動作によると、前記燃料電池スタックが発電状態となったら、インバータが燃料電池スタックの発電を検出し、前記インバータが燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換したことを、前記制御手段が検出してから、AC/DCコンバータの入力電源を切断するので、燃料電池スタックが発電前にAC/DCコンバータの入力電源を切断することを防止することができるので、前記制御手段にAC/DCコンバータとDC/DCコンバータのどちらからも電源が供給されないという不具合を確実に防止しながら、かつ、発電後の電源高調波歪の低減を実現することができる。
の発明は、第1の発明おいて、系統切断手段は、制御手段が燃料電池スタックの発電を検出し、前記制御手段が、系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断
する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする燃料電池発電装置システムである。
上記構成、動作によると、前記燃料電池スタックが発電状態となったら、制御手段が燃料電池スタックの発電を検出し、前記制御手段がAC/DCコンバータの入力電源を切断するので、燃料電池スタックが発電前にAC/DCコンバータの入力電源を切断することを防止することができるので、前記制御手段にAC/DCコンバータとDC/DCコンバータのどちらからも電源が供給されないという不具合を確実に防止しながら、かつ、発電後の電源高調波歪の低減を実現することができる。
の発明は、第1の発明おいて、燃料電池スタックの発電電圧を計測する、スタック電圧検出手段を有し、系統切断手段は、前記スタック電圧検出手段が所定の電圧以上になったら、前記燃料電池スタックが発電したと判定し、前記スタック電圧検出手段が、系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする燃料電池発電装置システムである。
上記構成、動作によると、前記燃料電池スタックが発電状態となったら、スタック電圧検出手段が燃料電池スタックの発電を検出し、前記スタック電圧検出手段がAC/DCコンバータの入力電源を切断するので、燃料電池スタックが発電前にAC/DCコンバータの入力電源を切断することを防止することができるので、前記制御手段にAC/DCコンバータとDC/DCコンバータのどちらからも電源が供給されないという不具合を確実に防止しながら、かつ、発電後の電源高調波歪の低減を実現することができる。
また、マイコンなどを用いることなく、前記燃料電池スタックが発電状態となったら、前記スタック電圧検出手段がAC/DCコンバータの入力電源を切断することが可能であるので、シンプルな回路構成で、発電後の電源高調波歪の低減を実現することができる。
の発明は、第1から第のいずれか1つの発明において、AC/DCコンバータの出力電圧を計測する、電圧計測手段を有し、燃料電池スタックが発電し、系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号が出力された後も、前記電圧計測手段が前記AC/DCコンバータの出力電圧が所定の電圧以上であることを検出したときは、制御手段は前記燃料電池スタックの発電を停止することを特徴とする燃料電池発電装置システムである。
上記構成、動作によると、AC/DCコンバータの電圧を計測する電圧計測手段が、所定の電圧以上であると検知したときは、燃料電池スタックが発電開始後に、SWレギュレータの高調波歪の低減のため、AC/DCコンバータの入力を切断したにも関わらず、系統との切り離しができていないと判断することができる。よって、系統への高調波歪の影響を校了して、前記燃料電池スタックの発電を停止するように制御を行うことで、系統への高調波歪の影響を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池発電装置システムの構成図の例を示すものである。
図1において、燃料電池発電装置1は、柱上トランス14と、家庭内に設置されている
分電盤15を介して、系統13と接続されている。また、分電盤15と燃料電池発電装置1の間には、家庭内負荷16が接続されており、燃料電池発電装置1が発電していないときには、家庭内負荷15の電力は系統側から供給し、発電しているときには燃料電池発電装置1から前記家庭内負荷15の電力を供給し、不足分の電力は系統電力から供給している。
また、図1において、燃料電池発電装置1は、燃料電池発電装置1が漏電しているときに、電力の供給を遮断する漏電ブレーカー2と、燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて発電を行う燃料電池スタック5と、前記燃料電池スタック5が発電した直流電圧を交流電圧に変換するインバータ3と、前記燃料電池発電装置1の起動、発電、停止の一連の動作を制御する制御手段4と、原料(例えば天然ガスなど)を水蒸気改質し水素を主成分とする燃料ガスを生成する水素生成器6と、酸化剤ガスである空気を燃料電池スタック1に供給するためのブロア送風機7と、前記燃料電池発電装置1が発電する際に発生した熱を回収する廃熱回収手段8と、前記燃料電池スタックが発電していないときに、前記制御手段4や前記水素生成器6や送風機7などに、制御用電源や駆動用電源などを供給する、AC/DCコンバータ9と、前記燃料電池スタックが発電しているときに、前記制御手段4や前記水素生成器6や送風機7などに、制御用電源や駆動用電源などを供給する、DC/DCコンバータ10と、AC/DCコンバータ9と、DC/DCコンバータ10の出力を切替える電源切替え手段11と、AC/DCコンバータ9と系統側を切断する、系統切断手段12を有している。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図1から図4を用いて説明する。
図1から図4は、本発明の第1の実施の形態における燃料電池発電装置の構成図の例を示すものである。
まず、燃料電池発電装置1が発電していない場合の動作の例について説明する。
図1において、燃料電池発電装置1は、発電する前の起動中は、系統13から前記分電盤15を介して電力が供給されている。また、前記分電盤15の下流側にはエアコン、電気、冷蔵庫など家庭内負荷16が接続されており、前記燃料電池発電装置と同様に、系統側から電気が供給されている。
燃料電池発電装置1が発電可能状態となるまでには、水素生成器6により、都市ガスなどの原料を水蒸気改質し水素を主成分とする燃料ガスを生成する必要がある。この水蒸気改質を行い、発電可能な水素を生成するためには、水素生成器6の温度を約600〜700℃まで上昇させる必要がある。そのため、燃料電池発電装置の内部には、温度を上昇させるためのヒーターや、水素生成器6の温度を制御するファンや、原料ガスの流路を変える弁などを有しており、これらの機器を制御することで発電に利用する水素を生成している。
これらのヒーターやファンや弁を駆動させるための電源は、前記燃料電池発電装置1が発電していないときは、系統側から、系統切断手段12を介してAC/DCコンバータ9に入力され、前記AC/DCコンバータにより電源変換が行われ、それぞれのヒーターやファンや弁を駆動するのに必要な電源を生成している。
次に、燃料電池発電装置1が発電している場合の動作の例について説明する。
水素生成器6により、天然ガスなどの原料ガスから水素への改質が十分に進み、燃料電池の発電に必要な水素が生成されると、燃料電池発電装置1は発電可能状態となり、燃料
電池スタック5の発電が開始する。
燃料電池スタック5が発電状態となると、燃料電池スタック5で発電した直流電力はインバータにより交流電力に変換され、変換された電力は家庭内負荷16に使用される。燃料電池発電装置1でも同様に、今までは、天然ガスから水素を生成するためのヒーターやファンや弁の駆動電源を、系統側から供給して駆動用電源を生成していたが、燃料電池スタックが発電状態になったならば、燃料電池スタックで発電した電力を、これらのファンや弁の駆動電力として用いることができる。
発電している燃料電池スタック5の直流電源がDC/DCコンバータ10に入力され、DC/DCコンバータ10では、それぞれのヒーターやファンや弁を駆動するのに必要な電源を生成する。
また、燃料電池スタックが発電状態となったら、インバータは燃料電池スタック5が発電状態になったことを検出し、制御手段4に燃料電池スタックが発電状態になったことを報知する。例えば、インバータでは、燃料電池スタックからの入力電圧が、所定の電圧以上であったときに燃料電池スタックが発電状態であると判断する、入力電圧比較手段などを備えることで、燃料電池スタックが発電状態であるかどうかの判定を行うことができる。
そして、前記インバータ3から制御手段4に、燃料電池スタックが発電状態になったことを報知されると、制御手段4は、系統切断手段12(例えば、ライン切替え用のリレーなど)を制御し、系統13側とAC/DCコンバータ9の接続を切る。
但し、図1では、燃料電池スタック5が発電状態かどうかの判定する機能をインバータ3が有しているが、図2に示すように、燃料電池スタック5の出力電圧を、前記制御手段4が直接計測しても、燃料電池スタック5が発電状態になったら、系統切断手段12を制御し、系統13側とAC/DCコンバータ9の接続を切ることができる。よって、インバータ5に燃料電池スタック5が発電状態かどうかの判定する機能を有していない構成でも、その効果は変らない。
また、図3に示すように、燃料電池スタック5の出力電圧を計測する、比較器などのスタック電圧検出手段21を設けて、燃料電池スタック5の出力電圧が所定の電圧以上になったら、系統切断手段12の制御端子を直接制御しても、前記燃料電池スタック5が発電状態になったら、系統切断手段12を制御し、系統13側とAC/DCコンバータ9の接続を切ることができるのでその効果は変らない。
これらの手法により、燃料電池発電装置1が発電中に、前記AC/DCコンバータからの出力が遮断されても、燃料電池発電装置1の制御電源や、ヒーターやファンや弁などの駆動電源は、電源切替え手段11により、AC/DCコンバータ9の出力から、DC/DCコンバータ10の出力に切替えられ、前記DC/DCコンバータ10より供給されるので、発電前と同様に燃料電池発電装置1の運転を行うことができる。
スイッチング電源などは、整流回路の非線形性により、電力系統への環境問題である高調波電流の問題を引起す場合がある。日本では自主規制という形であるが、今後は一段と電流波形歪による高調波電流の規制は高まることが予測される。このため、市販のスイッチングレギュレーターの中には、高調波電流規制に対応した商品なども販売されている。
しかし、これらの高調波電流規制に対応した商品は、標準品に比べて価格が高価であり、かつ、部品の選定の際に、高調波電流規制対応品に限定される。
しかし、本発明の実施の形態1では、発電中には前記AC/DCコンバータ9と前記系統13の接続を切り離し、前記燃料電池スタック5からDC/DCコンバータ10により、燃料電池発電装置1の制御電源や、弁やファンの駆動電源を生成するので、前記AC/DCコンバータの高調波電流歪の影響を発電中は完全に無視することができ、かつ、発電前と同様に燃料電池発電装置1の運転を行うことができる。
よって、燃料電池発電装置1のような系統連系を行う商品において、前記AC/DCコンバータの高調波電流歪の影響を無視することができるので、燃料電池発電装置1の高調波電流歪も低減することができる。
また、前記AC/DCコンバータの部品選定の際に、高調波電流歪対応品に限定されることなく部品の選定が行えるので、前記AC/DCコンバータの標準品を使うことができるためコストを低減でき、かつ、システムにあったAC/DCコンバータの部品選定の幅を広げることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1に加えて、計測した発電電力、購入電力、家庭内負荷電力を制御リモコンなどの表示手段に表示する場合の実施例であり、その他の構成、動作は実施の形態1と同じである。
そこで以下では実施の形態2の構成、動作について、実施の形態1との相違点を中心に述べ、その他の構成、動作については実施の形態1と同じものとする。
図4は、AC/DCコンバータの出力を監視する機能を備える場合の、燃料電池発電装置の例である。
図4において、燃料電池発電装置1はAC/DCコンバータの出力電圧を監視する電圧計測手段31を有している。
第1の実施の形態と同様に、燃料電池スタックが発電する前は、燃料電池発電装置の制御電源やファンや弁の駆動電源は、AC/DCコンバータ9より供給され、発電が開始されると、AC/DCコンバータの高調波電流歪の影響を軽減するため、系統13とAC/DCコンバータの接続を切り離し、前記燃料電池スタック5の電源をDC/DCコンバータ10を介して、電源が供給される。
このとき、第2の実施の形態では、AC/DCコンバータの出力電圧を、前記電圧計測手段31で計測し、発電中もAC/DCコンバータの出力が、所定の電圧以上である場合は、前記AC/DCコンバータ9と系統13側とが切り離されていないと判断し、前記制御手段4により、インバータを停止させかつ、燃料電池スタックの発電を停止させる制御を行う。
これにより、発電中にも関わらず、AC/DCコンバータの出力が所定の値以上である場合は、AC/DCコンバータ9と系統13側とが切り離されていないと判断し、発電を停止させるので、発電中にAC/DCコンバータの電源高調波歪を系統側へ流出させてしまうことを確実に防止することが出来る。
本発明の燃料電池発電装置システムは、燃料電池発電装置システムを始め、エンジン発電装置システムや、太陽光発電装置システムの家庭内の発電装置全般について、装置の電
源高調波歪の低減に利用することが出来る。
実施の形態1における燃料電池発電装置システムのブロック構成図 実施の形態1におけるスタックの発電監視を制御手段が行う場合の燃料電池発電装置システムのブロック構成図 実施の形態1における、燃料電池発電装置内にスタック電圧検出手段を備える場合の燃料電池発電装置システムのブロック構成図 実施の形態2における燃料電池発電装置システムのブロック構成図
1 燃料電池発電装置
3 インバータ
4 制御手段
5 燃料電池スタック
6 水素生成器
7 送風機
8 廃熱回収手段
9 AC/DCコンバータ
10 DC/DCコンバータ
11 電源切替え手段
12 系統切断手段
13 電力系統
14 柱上トランス
15 分電盤
16 家庭内負荷

Claims (5)

  1. 炭化水素系原料燃料と水から水素を主成分とする燃料ガスを生成する水素生成器と、
    前記水素生成器で得られた水素ガスと酸化剤ガスとを反応させて発電を行う燃料電池スタックと、
    燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換するインバータと、
    起動、発電、停止の一連の動作を制御する制御手段と、
    商用電源から制御手段に供給する直流電源を作るAC/DCコンバータと、
    発電した燃料電池スタックの直流電源から制御手段に供給する直流電源を作るDC/DCコンバータと、
    前記制御手段に供給する電源を切替える電源切替え手段と、
    前記AC/DCコンバータの入力電源を切断する系統切断手段とを有し、
    前記燃料電池スタックが発電状態となると、前記系統切断手段は、前記AC/DCコンバータの入力電源を切断し前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離し、かつ、前記電源切替え手段は、前記制御手段に供給する電源をAC/DCコンバータからDC/DCコンバータへ切替えることを特徴とする燃料電池発電装置システム。
  2. 系統切断手段は、インバータが燃料電池スタックの発電を検出し、前記インバータが燃料電池スタックで発電した電気を交流に変換していることを制御手段が検出すると、前記制御手段が、系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする請求項に記載の燃料電池発電装置システム。
  3. 系統切断手段は、制御手段が燃料電池スタックの発電を検出し、前記制御手段が、系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする請求項に記載の燃料電池発電装置システム。
  4. 燃料電池スタックの発電電圧を計測するスタック電圧検出手段を有し、系統切断手段は前記スタック電圧検出手段が所定の電圧以上になると、前記燃料電池スタックが発電したと判定し、前記スタック電圧検出手段が系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を
    切断する制御信号を出力して、前記AC/DCコンバータと電力系統とを切り離すことを特徴とする請求項に記載の燃料電池発電装置システム。
  5. AC/DCコンバータの出力電圧を計測する電圧計測手段を有し、燃料電池スタックが発電し系統切断手段にAC/DCコンバータの入力電源を切断する制御信号が出力された後も、前記電圧計測手段が前記AC/DCコンバータの出力電圧が所定の電圧以上であることを検出したときは、制御手段は前記燃料電池スタックの発電を停止することを特徴とする請求項1〜いずれか1項に記載の燃料電池発電装置システム。
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