JP6667147B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本開示は、燃料電池システムに関する。
近年、分散型発電装置で生成された電力と電気事業者の系統電源(商用電源)の電力とを組み合わせて電力消費を賄うように構成された分散型の電力供給システムが注目されている。また、分散型発電装置は、系統電源から自立した電源として運転させることができるため、災害発生時などにおいて系統電源が途絶えた場合の非常用電源として使用できる。
燃料電池は、自立運転が可能な分散型電源装置の1つとして有用である。ただし、燃料電池は、ポンプ、ブロワ、弁などの補機を動作させるための電力を起動時にも必要とする。したがって、燃料電池は、通常、系統電源から電力を得て起動する。しかし、この方法によれば、系統電源の停電時に燃料電池を起動させることができない。そこで、系統電源の停電時にも燃料電池を起動させることができるように、蓄電装置を備えた燃料電池システムが知られている。
例えば、特許文献1の燃料電池システムは、系統電源の停電時に燃料電池を起動及び自立運転させるための自立運転支援装置を備えている。自立運転支援装置は、蓄電装置を有し、燃料電池で生成された電力を蓄電装置に蓄えるように構成されている。系統電源の停電時において、蓄電装置から燃料電池の補機に電力が供給される。なお、特許文献2および特許文献3の燃料電池システムにおいても蓄電装置を備えている。
特開2008−22650号公報 特開2007−242528号公報 特許第5253690号公報
特許文献1に記載された燃料電池システムは、停電中でも燃料電池を起動できるという利点を有する。しかし、必ずしも高い確率で起こることが無い停電を想定して、非常用電源として機能する蓄電装置が必要となる。また、燃料電池で生成された電力を蓄電装置に蓄えるためには、専用のコンバータ、コントローラなどの付帯装置も必要である。このことは、システムの構成を複雑化し、システムのコストを上昇させる。
本開示は、商用電源が途絶えた場合にも燃料電池の運転を可能にし、かつ、燃料電池システムのコストの高騰を抑えることができる技術を提供する。
すなわち、本開示は、燃料電池と、商用電源からの電力供給によって燃料電池の運転に必要な動作を実行可能な補機と、商用電源の停電時に補機に電力を供給するための補助電力供給部と、を備えている。また、燃料電池及び商用電源から補助電力供給部への電力供給を禁止するように構成するとともに、燃料電池が運転を停止している状態で商用電源の停電が検出された場合に、補機への電力供給を商用電源から補助電力供給部へと切り替えるスイッチを備えている。
本開示の技術は、商用電源が途絶えた場合にも燃料電池の運転を可能するだけでなく、燃料電池システムのコストの高騰を抑制することも可能にする。
図1は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの構成図である。 図2は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの通常運転時の構成図である。 図3は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの燃料電池の運転停止時における構成図である。 図4は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの商用電源の停電時かつ燃料電池の起動時における構成図である。 図5は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの商用電源の停電時かつ燃料電池の起動後における構成図である。 図6Aは、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの制御部において実行される停電処理のフローチャートである。 図6Bは、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの制御部において実行される停止中停電処理のフローチャートである。 図7は、本開示の一実施形態にかかる燃料電池システムの分電盤における接続を示す回路図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム100は、燃料電池10、補機12、補助電力供給部20及びスイッチ30を備えている。燃料電池システム100は、さらに、給電ライン26及び発電電力ライン28を備えている。給電ライン26は、発電電力ライン28とは異なる回路線である。具体的には、給電ライン26は、商用電源と補機12とを接続して商用電源の電力を補機12に供給するための回路線である。発電電力ライン28は、燃料電池10で生成された電力を必要な場所(例えば、家庭内)に供給するために使用される回路線である。また、発電電力ライン28は、燃料電池システム100を商用電源と系統連系させるための回路線である。発電電力ライン28は、燃料電池10で生成された電力を商用電源に逆潮流させるとき(電気事業者に売電するとき)に使用されてもよい。本実施形態では、給電ライン26には100Vの交流電力(第1の電圧の交流電力)が流れる。燃料電池10の運転時において、発電電力ライン28には200Vの交流電力(第1の電圧よりも高い第2の電圧の交流電力)が流れる。商用電源の停電時において、発電電力ライン28の一部には100Vの交流電力が流れる。スイッチ30は、給電ライン26に設けられている。補助電力供給部20は、スイッチ30を介して給電ライン26に接続されている。このような構成によれば、発電電力ライン28の電圧にマッチしない電圧の電力を補助電力供給部20から給電ライン26に供給することが可能である。なお。本明細書において、交流電圧は実効値で表示されている。
燃料電池10は、燃料供給源から供給された燃料を消費して直流電力を生成する。燃料供給源の例としては、都市ガス設備、水素貯蔵設備などが挙げられる。燃料の例としては、炭化水素ガス、水素ガス、アルコールなどが挙げられる。
補機12は、燃料電池10の運転に必要な動作を実行する機器類である。補機12の例としては、ポンプ、ブロワ、弁、流量計、圧力計などが挙げられる。燃料電池10を起動させる必要があるとき、補機12は、商用電源または補助電力供給部20から電力供給によって燃料電池10の運転に必要な動作を実行する。燃料電池10の起動後、燃料電池10で生成された直流電力が補機12に供給される。なお、図1では、燃料電池10から補機12に電力を供給するための回路は省略されている。
スイッチ30は、燃料電池10及び商用電源から補助電力供給部20への電力供給を禁止するように構成された要素である。スイッチ30は、燃料電池10が運転を停止している状態で商用電源の停電が検出された場合に、補機12への電力供給を商用電源から補助電力供給部20へと切り替える。これにより、停電時にも燃料電池10を起動することが可能となる。
本実施形態において、スイッチ30は、複数のリレーで構成された組み合わせスイッチである。詳細には、スイッチ30は、リレー31及びリレー32を含む。リレー31は、給電ライン26において、商用電源の側に位置している。リレー32は、給電ライン26において、補機12の側に位置している。ただし、本明細書中で説明する電気的接続関係を達成できる限りにおいて、スイッチ30の構成は本実施形態のものに限定されない。本実施形態において、全てのリレー(例えばリレー31、32)は、有接点リレーであってもよいし、無接点リレーであってもよい。
補助電力供給部20は、商用電源の停電時に補機12に電力を供給するための要素である。本実施形態において、補助電力供給部20は、スイッチ30に電気的に接続された回路線20a及び回路線20aの端に設けられた端子20bを含む。詳細には、回路線20aは、リレー31に接続されている。端子20bは、典型的には、プラグである。端子20bに、電源23は着脱可能である。電源23は、100Vの交流電源でありうる。詳細には、電源23は、交流発電機、バッテリなどの非常用電源である。本実施形態によれば、一定の要件さえ満たせば、電源23として様々な電源を使用することができる。燃料電池システム100に電源23を常時接続しておく必要も無く、停電時にのみ電源23を準備すれば、燃料電池システム100を起動することが可能である。また、スイッチ30の働きにより、補助電力供給部20には、燃料電池10及び商用電源から補助電力供給部20に電力は供給されない。つまり、電源23は、燃料電池システム100及び商用電源のどちらとも連系しない。したがって、本実施形態によれば、電源23のコストを大幅に下げることができる。燃料電池システム100の制御部で電源23の制御を行う必要もない。電源23として100Vacの汎用の電源を使用できるし、電源23の出力電圧に厳格な公差も要求されない。これらのことは、燃料電池システム100の全体のコストを大幅に下げることにつながる。
本実施形態において、補助電力供給部20は、燃料電池システム100を構成するスイッチ30を介して給電ライン26に接続されている。言い換えれば、補助電力供給部20は、商用電源を経由することなく、補機12に直接的に電力を供給することができる。なお、補助電力供給部20に電源23が含まれていてもよい。電源23がバッテリの場合、燃料電池システム100の制御部16によって電源23の蓄電量を監視してもよい。
燃料電池システム100は、商用電源に接続され、商用電源と系統連系するように構成されている。本実施形態では、燃料電池システム100は、商用電源である第1系統電源44及び商用電源である第2系統電源46に接続されている。詳細には、給電ライン26が第1系統電源44に接続され、発電電力ライン28が第2系統電源46に接続されている。第1系統電源44は、100Vacの商用電源で構成されている。第2系統電源46は、200Vacの商用電源で構成されている。図7に示すように、第1系統電源44及び第2系統電源46は、例えば、分電盤50において、一般家庭に引き込まれた単相3線の電力線から構成されている。燃料電池10で電力が生成されているとき、燃料電池10の電力が発電電力ライン28及び分電盤50を経由して給電ライン26に供給される。燃料電池10が停止しているとき、第1系統電源44の電力が給電ライン26に供給される。補助電力供給部20に接続されるべき電源23として、200Vacの電源は必要なく、100Vacの交流電力を出力可能な電源を電源23として使用することができる。
燃料電池システム100は、電力だけでなく、湯を供給することもできるコジェネレーションシステムとして構成されていてもよい。この場合、燃料電池10の熱によって生成された湯が貯湯タンク(図示省略)に蓄えられる。貯湯タンクの湯は、蛇口、風呂、温水暖房設備などに供給される。
燃料電池システム100は、さらに、DC/ACコンバータ14、制御部16、及び、AC/DCコンバータ18を備えている。燃料電池10で生成された直流電力は、DC/ACコンバータ14において所定の電圧(例えば、200V又は100V)の交流電力に変換される。第1系統電源44又は補助電力供給部20から補機12に供給されるべき電力は、AC/DCコンバータ18において交流電力から所定の電圧(例えば、24V)の直流電力に変換される。制御部16は、燃料電池システム100が商用電源と系統連係するように、DC/ACコンバータ14を制御し、交流電力の位相の調整などを行う。また、制御部16は、燃料電池システム100の全体の制御を行う。
燃料電池システム100は、さらに、バックアップ熱源の一例であるバックアップボイラ22を備えている。バックアップボイラ22は、いわゆる瞬間湯沸かし器であり、燃料電池10と同じく都市ガス設備から燃料の供給を受ける。バックアップ熱源としては、バックアップボイラ22の他、抵抗加熱ヒータなども使用可能である。バックアップボイラ22で生成された湯が貯湯タンク(図示せず)に貯留されてもよいし、貯湯タンクの湯をバックアップボイラ22で加熱できるようになっていてもよい。
バックアップ熱源の一例であるバックアップボイラ22は、商用電源である第1系統電源44と補機12とを結ぶ給電ライン26から分岐する形で設けられている。詳細には、バックアップボイラ22への回路線は、スイッチ30とAC/DCコンバータ18との間において、給電ライン26から分岐している。バックアップボイラ22は、商用電源又は補助電力供給部20から電力の供給を受ける。したがって、バックアップ熱源の一例であるバックアップボイラ22は、商用電源の停電中及び燃料電池10の停止中にも水を加熱して湯を供給できる。
燃料電池システム100は、さらに、分岐ライン29、追加スイッチであるリレー33及び停電時専用コンセント24を備えている。分岐ライン29は、発電電力ライン28から分岐しているラインである。追加スイッチであるリレー33は、DC/ACコンバータ14と商用電源である第2系統電源46との間において、発電電力ライン28に設けられている。詳細には、リレー33は、発電電力ライン28と分岐ライン29との間の分岐位置に設けられている。停電時専用コンセント24は、分岐ライン29に接続されている。分岐ライン29及びリレー33は、商用電源の停電時において、燃料電池10で生成された電力を安全にバックアップボイラ22、停電時専用コンセント24などの電気需要に供給する役割を担う。また、停電時専用コンセント24によれば、商用電源の停電時にも様々な電気製品を家庭内で使用することが可能になる。
本実施形態において、分岐ライン29は、燃料電池10で生成された電力をバックアップ熱源であるバックアップボイラ22に供給する際にも使用される。分岐ライン29は、スイッチ30(詳細には、リレー32)に接続されており、スイッチ30を操作することによって、分岐ライン29とバックアップ熱源であるバックアップボイラ22との間の電気的接続をオン又はオフにすることができる。このような構成によれば、停電時にのみ停電時専用コンセント24に燃料電池10で生成された電力を供給することができる。停電時において、電源23の電力が停電時専用コンセント24で消費されることを回避できる。
燃料電池システム100は、さらに、リレー34とリレー35を備えている。リレー34は給電ライン26に設けられていて、リレー35は、発電電力ライン28に設けられている。詳細には、リレー34は、商用電源である第1系統電源44とスイッチ30との間において、給電ライン26に設けられている。リレー35は、商用電源である第2系統電源46とリレー33との間において、発電電力ライン28に設けられている。これらのリレー34、35によれば、商用電源が停電したときに、燃料電池システム100を商用電源から安全に切り離すことができる。また、商用電源が復旧したときに、燃料電池システム100を商用電源に安全に接続することができる。
燃料電池システム100は、さらに、検出器38、40、42を備えている。検出器38は、第1系統電源44の電圧を検出する役割を担う。検出器38は、リレー34よりも商用電源の近くにおいて、給電ライン26の上に設けられている。検出器40は、第2系統電源46の電圧を検出する役割を担う。検出器40は、リレー35よりも商用電源の近くにおいて、発電電力ライン28上に設けられている。検出器42は、補助電力供給部20の電圧を検出する役割を担う。検出器42は、補助電力供給部20(回路線20a)に設けられている。検出器38、40、42は、典型的には、電圧センサである。例えば、リレー34がオフ(オープン)の状態で検出器38によって100Vacの電圧が検出されたら、第1系統電源44が有効である。また、リレー35がオフの状態で検出器40によって200Vacの電圧が検出されたら、第2系統電源46が有効である。検出器42によれば、補助電力供給部20に電源23が接続されているかどうかを確かめることができる。検出器38、40、42の検出信号は制御部16に入力される。制御部16は、取得した検出信号に基づいて、リレー31〜35の制御を行う。
次に、燃料電池システム100の運転について図2〜図5とともに詳細に説明する。図2〜図5において、破線は、電力の供給経路を表している。
(通常運転時)
図2に示すように、燃料電池システム100の通常運転時には、DC/ACコンバータ14が商用電源である第2系統電源46に電気的に接続されるように、リレー33及びリレー35が制御される。これにより、発電電力ライン28を通じて200Vの交流電力が分電盤50(図7参照)に供給される。燃料電池10で生成された電力は、分電盤50を経由して家庭内の一般負荷に供給される。電力が余っている場合には、余った電力を商用電源に逆潮流させてもよいし、負荷調整器などで消費させてもよい。また、バックアップ熱源であるバックアップボイラ22が商用電源である第1系統電源44に接続されるように、スイッチ30(リレー31及びリレー32)及びリレー34が制御される。給電ライン26を通じて、100Vの交流電力がバックアップ熱源であるバックアップボイラ22に供給される。燃料電池10で生成された電力は、商用電源を経由してバックアップボイラ22にも供給されうる。なお、「通常運転」とは、商用電源が有効であり、かつ、燃料電池10が要求通りの電力(定格電力)を安定して生成しているときの運転を意味する。
なお、通常運転時において、補機12及び制御部16には燃料電池10で生成された直流電力が供給されている。そのため、AC/DCコンバータ18は、その機能を停止している。言い換えれば、AC/DCコンバータ18は、給電ライン26を通じて第1系統電源44から補機12に電力が供給されないように電流を遮断している。
(燃料電池の運転停止時)
図3に示すように、燃料電池10の運転停止時においては、AC/DCコンバータ18が商用電源である第1系統電源44に接続されるように、リレー31、32、34が制御される。これにより、給電ライン26を通じて100Vの交流電力がAC/DCコンバータ18に供給される。バックアップ熱源であるバックアップボイラ22にも100Vの交流電力が供給される。
(商用電源の停電時)
一般に、燃料電池は、スタックの急速な劣化を抑制するために定期的に休止を必要とする。また、貯湯タンクの湯が満水に達すると、燃料電池は運転を停止する。燃料電池の運転の1サイクルは、例えば、0〜22時間の運転期間(発電期間)と2〜24時間の停止期間とを含む。そのため、停止期間に商用電源の停電が起こる可能性はある。
制御部16は、検出器38、40から定期的に検出信号を取得する。制御部16は、取得した検出信号に基づき、商用電源が停電したかどうかを判断する。典型的には、検出器38、40によって検出された電圧がゼロに低下した場合、商用電源が停電したものと判断する。商用電源の停電を検出したのち、制御部16は、所定の停電処理を実行する。なお、燃料電池10、商用電源及び電源23のいずれからも電力の供給を受けることができないときのために、制御部16、スイッチ30などに電力が一時的に供給されるように、一次電池を備えたバックアップ回路(図示省略)が設けられている。
図6Aのフローチャートに示すように、まず、燃料電池10(FC:Fuel Cell)が停止中かどうかを判断する(ステップS1)。ステップS1で燃料電池10が停止中と判断したとき、図6Bに示す停止中停電処理を実行する(ステップS2)。
図6Bに示すように、まず、商用電源を燃料電池システム100から電気的に切断する(ステップST1)。具体的には、リレー34、35をオフ(オープン)にする。次に、補助電力供給部20から補機12及びバックアップボイラ22に電力を供給することが可能となるように、スイッチ30を制御する(ステップST2)。詳細には、リレー31を商用電源の側から補助電力供給部20の側へと切り替える。また、検出器42の検出信号を取得し、取得した検出信号に基づいて非常用の電源23が補助電力供給部20に接続されているかどうかを判断する(ステップST3)。具体的には、検出器42によって検出された電圧が所定の範囲内(例えば、101±20Vac)に収まっていれば、電源23が接続されているものと判断する。そして、例えば、制御部16に通信可能に接続されて家庭内に設置されたリモコン又はタッチパネルにメッセージを表示させることによって、燃料電池10の起動が可能であることを表示する(ステップST4)。併せて、湯の使用が可能であることを表示させてもよい。
図6Bの停止中停電処理を実行することによって、図4に示すように、補助電力供給部20から補機12及びバックアップボイラ22への電力供給が可能となる。ユーザによって燃料電池システム100を起動すべき旨の指示が燃料電池システム100に与えられた場合、補機12への電力供給が開始される。ただし、ステップST4において、補機12への電力供給を自動的に開始し、燃料電池10を自動的に起動させてもよい。また、ステップST2の処理とステップST3の処理とが入れ替わってもよい。電源23が燃料電池システム100に接続されている場合にのみ、ステップST2の処理を行ってもよい。
本実施形態によれば、商用電源の停電時かつ燃料電池10の起動前において、補機12への電力供給が商用電源から補助電力供給部20に切り替えられたとき、バックアップボイラ22にも補助電力供給部20から電力が供給される。一見すると、バックアップボイラ22に急いで給電する意味がないようにも思われる。しかし、燃料電池10の種類にもよるが、燃料電池10を起動して安定的に発電させるためには、30〜60分間の時間が必要な場合が多い。したがって、電源23の電力でバックアップボイラ22の運転を直ちに可能にすることは、停電時における燃料電池システム100の利便性及びユーザにとっての快適性を大幅に向上させる。例えば、貯湯タンクの湯切れが起きても、バックアップボイラ22で沸かした湯を蛇口、風呂、温水暖房設備などに供給することができる。
(商用電源の停電時かつ燃料電池の起動後)
図5に示すように、燃料電池10の起動後は、燃料電池10で生成された電力が補機12、バックアップ熱源であるバックアップボイラ22及び停電時専用コンセント24に供給される。すなわち、補助電力供給部20が補機12から電気的に切り離されるようにスイッチ30が操作され、燃料電池10で生成された電力が補機12、バックアップボイラ22及び停電時専用コンセント24に供給される。これにより、停電後も燃料電池10が自立運転を続けることが可能となる。制御部16は、例えば、燃料電池10からのフィードバック信号を取得することによって、燃料電池10が起動したかどうかを判断する。
また、スイッチ30が操作されることによって補助電力供給部20が補機12から電気的に切り離されたとき、バックアップボイラ22も補助電力供給部20から電気的に切り離され、燃料電池10で生成された電力がバックアップボイラ22にも供給される。具体的には、バックアップ熱源であるバックアップボイラ22が分岐ライン29に電気的に接続されるように、リレー32を操作する。また、スイッチ30が操作されることによってバックアップボイラ22が補助電力供給部20から電気的に切り離されたとき、発電電力ライン28とバックアップボイラ22とを電気的に接続するようにリレー33を操作する。さらに、燃料電池10で生成された直流電力が100Vの交流電力に変換されるように、DC/ACコンバータ14を制御する。このようにすれば、燃料電池10の起動後もバックアップボイラ22を使用し続けることが可能となる。燃料電池10の起動後にこのような切り替えを行うことによって、電源23の電力消費を最小限に抑えることができる。このことは、電源23がバッテリである場合に特に有効である。
また、上記のようにリレー33を操作すると、停電時専用コンセント24も発電電力ライン28に電気的に接続される。したがって、停電時専用コンセント24を介して、燃料電池10で生成された電力を家庭内に供給することができる。
一方、図6AのフローチャートのステップS3に示すように、燃料電池10の通常運転時に商用電源の停電が起こった場合、所定の運転中停電処理(ステップS4)を実行する。制御部16は、検出器38及び40から取得した検出信号に基づいて、燃料電池10の通常運転時に停電が起きたかどうかを判断することができる。通常運転時においては、燃料電池システム100から配電盤50(図7参照)に向けて電力が供給されており、給電ライン26及び発電電力ライン28には、燃料電池10で生成された電流が流れる。しかし、商用電源が停電すると、給電ライン26の電圧及び発電電力ライン28の電圧が瞬間的に変動する。つまり、燃料電池10が通常運転中、かつ、燃料電池システム100と商用電源との間で系統連系が行われているときに商用電源の停電が起こると、給電ライン26及び発電電力ライン28に過電流が流れ、給電ライン26の電圧及び発電電力ライン28の電圧の急激な変動を検出することができる。
ステップS4の運転中停電処理には、例えば、次の処理が含まれる。まず、リレー34、35をオフにして燃料電池システム100を商用電源から切り離す。また、燃料電池10で生成された直流電力が100Vの交流電力に変換されるように、DC/ACコンバータ14の制御を変更する(通常時は200Vac)。分岐ライン29が発電電力ライン28に電気的に接続されるように追加スイッチであるリレー33を操作する。バックアップボイラ22に燃料電池10で生成された電力が供給されるように、スイッチ30(リレー32)を操作する。詳細には、バックアップボイラ22が分岐ライン29に電気的に接続されるように、リレー32を操作する。これにより、燃料電池システム100は、商用電源の停電時の運転への移行を完了する。燃料電池10で生成された電力がバックアップボイラ22及び停電時専用コンセント24に供給される。
また、図6Aのフローチャートに示すように、燃料電池10の停止中でも運転中でもない場合には、燃料電池10を起動している最中であるから、所定の起動中停電処理(ステップS5)を実行する。起動中停電処理として、起動中の燃料電池10を停止させる処理が挙げられる。なお、「起動中」の語句は、補機12の動作の開始から、燃料電池10が要求通りの電力(定格電力)を安定して生成できるようになるまでの期間を意味する。
次に、商用電源が復旧したときの処理を説明する。
制御部16は、検出器38、40から定期的に検出信号を取得する。制御部16は、取得した検出信号に基づき、商用電源の停電が解除されたどうかを判断する。典型的には、検出器38、40によって検出された電圧がそれぞれ100Vac及び200Vacに上昇した場合、商用電源の停電が解除されたものと判断する。
燃料電池10で生成された電力がバックアップボイラ22に供給されている最中に商用電源の停電が解除された場合には、スイッチ30がさらに操作されることによってバックアップボイラ22への電力供給が燃料電池10から商用電源へと切り替わる。具体的には、バックアップボイラ22が給電ライン26に接続されるように、リレー31及びリレー32を操作する。分岐ライン29が発電電力ライン28から切り離されるようにリレー33を操作する。そして、リレー34及びリレー35をオン(クローズ)にする。燃料電池10で生成された直流電力が200Vの交流電力に変換されるように、DC/ACコンバータ14の制御を変更する(停電時は100Vac)。このようにすれば、商用電源の復旧後、燃料電池システム100の通常運転にスムーズに移行することができる。
同様に、燃料電池10で生成された電力が停電時専用コンセント24に供給されている最中に商用電源の停電が解除された場合には、燃料電池10から停電時専用コンセント24への電力供給が遮断されるように、リレー33を操作する。具体的には、分岐ライン29が発電電力ライン28から切り離されるようにリレー33を操作する。これにより、停電時専用コンセント24が使用され続けることを防止できる。
以上説明したように、本開示の燃料電池システムは、燃料電池と、商用電源からの電力供給によって燃料電池の運転に必要な動作を実行可能な補機と、商用電源の停電時に補機に電力を供給するための補助電力供給部と、を備えている。また、燃料電池及び商用電源から補助電力供給部への電力供給を禁止するように構成されており、燃料電池が運転を停止している状態で商用電源の停電が検出された場合に、補機への電力供給を商用電源から補助電力供給部へと切り替えるスイッチと、を備えている。本開示によれば、商用電源が途絶えた場合にも燃料電池の運転を可能とするだけでなく、燃料電池システムのコストの高騰を抑制することも可能にする。
また、本開示の燃料電池システムは、商用電源と補機とを接続して商用電源の電力を補機に供給するための給電ラインを備え、スイッチは、給電ラインに設けられており、補助電力供給部は、スイッチを介して給電ラインに接続されている。また、商用電源と連系させるための発電電力ラインを備えている。本開示によれば、発電電力ラインの電圧にマッチしない電圧の電力を補助電力供給部から給電ラインに供給することが可能である。
また、本開示の燃料電池システムは、発電電力ラインが200Vacの商用電源に接続されるべき回路線であり、給電ラインが100Vacの商用電源に接続されるべき回路線である。補助電力供給部に接続されるべき電源として、200Vacの電源は必要なく、100Vacの交流電力を出力可能な電源を使用できる。
また、本開示の燃料電池システムは、補助電力供給部がスイッチに電気的に接続された回路線及び端子であるとともに、端子に電源を着脱可能に構成されている。本開示によれば、燃料電池システムの全体のコストを大幅に下げることができる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池の起動後、補助電力供給部が補機から電気的に切り離されるようにスイッチが操作され、燃料電池で生成された電力が補機に供給される。本開示によれば、停電後も燃料電池が自立運転を続けることが可能である。
また、本開示の燃料電池システムは、商用電源の停電中及び燃料電池の停止中にも水を加熱して湯を供給できるバックアップ熱源を備えている。さらに、バックアップ熱源は、商用電源の電力を補機に供給するための給電ラインから分岐する形で設けられており、補機への電力供給が商用電源から補助電力供給部に切り替えられたとき、バックアップ熱源にも補助電力供給部から電力が供給される。停電後にバックアップ熱源の運転を直ちに可能にすることは、停電時における燃料電池システムの利便性及びユーザにとっての快適性を大幅に向上させる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池の起動後、スイッチが操作されることによって補助電力供給部が補機から電気的に切り離されたとき、バックアップ熱源も補助電供給部から電気的に切り離され、燃料電池で生成された電力がバックアップ熱源にも供給される。本開示によれば、燃料電池の起動後、バックアップ熱源の運転を継続することが可能となる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池で生成された電力がバックアップ熱源に供給されている最中に商用電源の停電が解除された場合には、スイッチがさらに操作されることによってバックアップ熱源への電力供給が燃料電池から商用電源へと切り替えられる。本開示によれば、商用電源の復旧後、燃料電池システムの通常運転にスムーズに移行することができる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池システムを商用電源と連系させるための発電電力ラインから分岐しており、燃料電池で生成された電力をバックアップ熱源に供給するときに使用される分岐ラインと、発電電力ラインと分岐ラインとの間の分岐位置に設けられた追加スイッチと、を備えている。さらに、燃料電池の起動後、スイッチが操作されることによってバックアップ熱源が補助電供給部から電気的に切り離されたとき、発電電力ラインとバックアップ熱源とを電気的に接続するように追加スイッチが操作される。本開示によれば、燃料電池の起動後、バックアップボイラの運転を継続することが可能となる。
本開示の燃料電池システムは、停電時専用コンセントをさらに備え、商用電源の停電時には、燃料電池で生成された電力が停電時専用コンセントに供給される。本開示によれば、商用電源の停電時にも様々な電気製品を家庭内で使用することが可能になる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池システムを商用電源と連系させるための発電電力ラインと、発電電力ラインから分岐している分岐ラインと、分岐ラインに接続された停電時専用コンセントと、発電電力ラインと分岐ラインとの間の分岐位置に設けられた追加スイッチと、を備えている。また、商用電源の停電時には、燃料電池で生成された電力が停電時専用コンセントに供給されている。さらに、燃料電池で生成された電力が停電時専用コンセントに供給されている最中に商用電源の停電が解除された場合には、燃料電池から停電時専用コンセントへの電力供給が遮断されるように、追加スイッチが操作される。本開示によれば、商用電源の復旧後、停電時専用コンセントが使用され続けることを防止できる。
また、本開示の燃料電池システムは、燃料電池と、燃料電池システムを商用電源と連系させるための発電電力ラインと、商用電源からの電力供給によって燃料電池の運転に必要な動作を実行可能な補機と、商用電源と補機とを接続して商用電源の電力を補機に供給するための給電ラインと、を備えている。また、商用電源の停電時に補機に電力を供給するための補助電力供給部と、給電ライン上に設けられ、燃料電池が運転を停止している状態で商用電源の停電が検出された場合に、補機への電力供給を商用電源から補助電力供給部へと切り替えるスイッチと、を備えている。本開示によれば、商用電源が途絶えた場合にも燃料電池の運転が可能である。また、発電電力ラインの電圧にマッチしない電圧の電力を補助電力供給部から給電ラインに供給することが可能である。そのため、補助電力供給部に様々な電源を接続することも可能である。このことは、燃料電池システムのコストの高騰を抑制することにつながる。
本明細書に開示された技術は、商用電源と系統連系するシステムの停電対策に有用である。
10 燃料電池
12 補機
14 DC/ACコンバータ
18 AC/DCコンバータ
20 補助電力供給部
20a 回路線
20b 端子
22 バックアップボイラ(バックアップ熱源)
23 電源
24 停電時専用コンセント
26 給電ライン
28 発電電力ライン
29 分岐ライン
30 スイッチ
31,32,34,35 リレー
33 リレー(追加スイッチ)
44 第1系統電源(商用電源)
46 第2系統電源(商用電源)
100 燃料電池システム

Claims (11)

  1. 燃料電池と、
    商用電源からの電力供給によって前記燃料電池の運転に必要な動作を実行可能な補機と、
    前記商用電源の停電時に前記補機に電力を供給するための補助電力供給部と、
    前記燃料電池及び前記商用電源から前記補助電力供給部への電力供給を禁止するように構成されており、前記燃料電池が運転を停止している状態で前記商用電源の停電が検出された場合に、前記補機への電力供給を前記商用電源から前記補助電力供給部へと切り替えるスイッチと、
    前記商用電源と前記補機とを接続して前記商用電源の電力を前記補機に供給するための給電ラインと、
    前記商用電源の停電中及び前記燃料電池の停止中にも水を加熱して湯を供給できるバックアップ熱源と、
    を備え、
    前記バックアップ熱源は、前記給電ラインから分岐する形で設けられており、
    前記補機への電力供給が前記商用電源から前記補助電力供給部に切り替えられたとき、前記バックアップ熱源にも前記補助電力供給部から電力が供給される、燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池システムを前記商用電源と連系させるための発電電力ラインをさらに備え、
    前記スイッチは、前記給電ラインに設けられており、
    前記補助電力供給部は、前記スイッチを介して前記給電ラインに接続されている、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記発電電力ラインは、200Vacの商用電源に接続されるべき回路線であり、
    前記給電ラインは、100Vacの商用電源に接続されるべき回路線である、請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記補助電力供給部は、前記スイッチに電気的に接続された回路線及び端子であり、
    前記端子に電源を着脱可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の起動後、前記補助電力供給部が前記補機から電気的に切り離されるように前記スイッチが操作され、前記燃料電池で生成された電力が前記補機に供給される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池の起動後、前記スイッチが操作されることによって前記補助電力供給部が前記補機から電気的に切り離されたとき、前記バックアップ熱源も前記補助電供給部から電気的に切り離され、前記燃料電池で生成された電力が前記バックアップ熱源にも供給される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃料電池で生成された電力が前記バックアップ熱源に供給されている最中に前記商用電源の停電が解除された場合には、前記スイッチがさらに操作されることによって前記バックアップ熱源への電力供給が前記燃料電池から前記商用電源へと切り替えられる、請求項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池システムを前記商用電源と連系させるための発電電力ラインと、
    前記発電電力ラインから分岐しており、前記燃料電池で生成された電力を前記バックアップ熱源に供給するときに使用される分岐ラインと、
    前記発電電力ラインと前記分岐ラインとの間の分岐位置に設けられた追加スイッチと、
    をさらに備え、
    前記燃料電池の起動後、前記スイッチが操作されることによって前記バックアップ熱源が前記補助電供給部から電気的に切り離されたとき、前記発電電力ラインと前記バックアップ熱源とを電気的に接続するように前記追加スイッチが操作される、請求項6又は7に記載の燃料電池システム。
  9. 停電時専用コンセントをさらに備え、
    前記商用電源の停電時には、前記燃料電池で生成された電力が前記停電時専用コンセントに供給される、請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  10. 前記燃料電池システムを前記商用電源と連系させるための発電電力ラインと、
    前記発電電力ラインから分岐している分岐ラインと、
    前記分岐ラインに接続された停電時専用コンセントと、
    前記発電電力ラインと前記分岐ラインとの間の分岐位置に設けられた追加スイッチと、
    をさらに備え、
    前記商用電源の停電時には、前記燃料電池で生成された電力が前記停電時専用コンセントに供給され、
    前記燃料電池で生成された電力が前記停電時専用コンセントに供給されている最中に前記商用電源の停電が解除された場合には、前記燃料電池から前記停電時専用コンセントへの電力供給が遮断されるように、前記追加スイッチが操作される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  11. 前記補助電力供給部は、前記燃料電池及び前記商用電源のいずれとも系統連系しない、請求項1〜10のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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