JP4965951B2 - 遊技媒体収納箱 - Google Patents

遊技媒体収納箱 Download PDF

Info

Publication number
JP4965951B2
JP4965951B2 JP2006262573A JP2006262573A JP4965951B2 JP 4965951 B2 JP4965951 B2 JP 4965951B2 JP 2006262573 A JP2006262573 A JP 2006262573A JP 2006262573 A JP2006262573 A JP 2006262573A JP 4965951 B2 JP4965951 B2 JP 4965951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
side connecting
connecting member
ball box
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006262573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008079790A (ja
Inventor
保 有賀
交 高谷
Original Assignee
シルバー電研株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シルバー電研株式会社 filed Critical シルバー電研株式会社
Priority to JP2006262573A priority Critical patent/JP4965951B2/ja
Publication of JP2008079790A publication Critical patent/JP2008079790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4965951B2 publication Critical patent/JP4965951B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技施設等においてパチンコ玉やメダル等の遊技媒体を収納するために使用する遊技媒体収納箱に関する。
従来、パチンコやパチスロ等の遊技施設においては、パチンコ玉やメダル等の勝ち玉類を遊技機から遊技媒体収納箱に移し換え、1箱の遊技媒体収納箱が満杯になると、他の遊技媒体収納箱を積み上げた状態にして、遊技客の足元付近や遊技席の傍の床上に置いておき、遊技を続行する。そして、遊技が終了した後、遊技媒体収納箱ごとに計数機へ運んで、勝ち玉類の計数を行うことになる。
ところで、遊技中に、遊技客が食事や用事等で一時的に離席した際、第三者が遊技媒体収納箱内の勝ち玉類を持ち去り、また勝ち玉類を遊技媒体収納箱ごと持ち去るという不正行為が生じていた。
このような不正行為を防止するために、特許文献1に記載のパチンコ球収納箱は、パチンコ球を収納する箱体の適宜箇所に防犯用錠の取付部が設けられた構成を有する。具体的には、箱体の把手部に設けられた孔に鎖が通され、この鎖を椅子や遊技島に固定することによって箱体の移動を防止するものである。ところが、このような防犯用錠の鎖は切断されるおそれがあり、また各収納箱に鎖を通したり、鎖を椅子や遊技島に固定する作業が、店員にとって煩わしいものになるという不都合があった。
特開2000−350853号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、作業者(店員)の簡単な施錠作業によって、パチンコ玉やメダル等の勝ち玉類を収納したや遊技媒体収納箱内の勝ち玉類を第三者が持ち去ることがないようにし、また積み上げた遊技媒体収納箱が転倒したり、積み上げた遊技媒体収納箱が崩れたりすることないようにした遊技媒体収納箱を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明の請求項1に記載した遊技媒体収納箱は、上面が開口し、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を収納する遊技媒体収納箱と、遊技媒体収納箱の上面に被着される蓋とから成り、遊技媒体収納箱及び蓋は、それぞれを連結するための連結部を設け、遊技媒体収納箱の玉箱側連結部には玉箱側連結部材を、蓋の蓋側連結部には蓋側連結部材を、それぞれ備え、玉箱側連結部材は、上方部側は被連結構造、下方部側は連結構造とし、蓋側連結部材は、上方部側は回動操作する施錠機構を有し、下方部側は連結構造とし、複数個の遊技媒体収納箱を積み上げ、最上段の遊技媒体収納箱に蓋を被せ、蓋側連結部と各玉箱側連結部とを合致させて、蓋側連結部材を下方へ押し込み回動施錠操作を行うと、蓋側連結部材が下降して下方部が最上段の玉箱側連結部内に挿入して結合され、最上段の玉箱側連結部材がその下段に連なる各遊技媒体収納箱の玉箱側連結部材を押し下げ玉箱側連結部に挿入して各玉箱側連結部が結合状態となって連結されると共に、蓋側連結部材と最上段の玉箱側連結部材とが、さらに最上段の玉箱側連結部材がその下段に連なる各遊技媒体収納箱の玉箱側連結部材とが嵌合した状態で施錠でき、複数個積み上げられた遊技媒体収納箱のすべての連結部を一度に結合状態にすることと、遊技媒体収納箱の上面を閉塞することを特徴とする。
本発明の遊技媒体収納箱によれば、蓋の施錠操作によって上下方向に回動移動する連結部材と、遊技媒体収納箱の開口縁に設けた連結部材との係合により、該遊技媒体収納箱の上面を閉塞することができるため、作業者(店員)の簡単な施錠作業によって、1個又は複数個積み上げられた遊技媒体収納箱のすべての連結部を一度に結合することができ、遊技媒体収納箱内の勝ち玉類の盗難を防止し、積み上げた玉箱が崩れたりすることを防止できる。
さらに、1個又は複数個積み上げられた遊技媒体収納箱の最上段の玉箱に蓋をした状態で台車に積載し、蓋に設けられた連結部に施錠を行うことで、1個又は複数個積み上げられた遊技媒体収納箱のすべての連結部を台車に対して一度に結合することができるため、遊技媒体収納箱内の勝ち玉類の盗難等を防止し、積み上げた遊技媒体収納箱の崩れ防止や、積み上げた玉箱の転倒防止、さらに台車によって移動中の玉箱が崩れたりすることも防止でき、安全且つ容易に移動することが可能となる。
従って、本発明によれば、1個又は複数個積み上げられた最上段の遊技媒体収納箱の蓋に設けられた連結部に施錠するだけで、積み上げたすべての遊技媒体収納箱を結合することができるため、作業者(店員)の施錠作業が簡単に行え、この施錠を行うことで、万一盗難にあっても蓋を外すことができないため、セキュリティー面でも有益となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明による遊技媒体収納箱は、図1〜図4又は図8に示すように、上面が開口し、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体Pを収納する遊技媒体収納箱(玉箱)2と、遊技媒体収納箱(玉箱)2の上面に被着される蓋3とから成り、蓋3の施錠操作によって上下方向に回動移動する連結部材(蓋側連結部材)6Aと、遊技媒体収納箱(玉箱)2の開口縁に設けた連結部材(玉箱側連結部材)6Bとの係合により、該遊技媒体収納箱(玉箱)2の上面を閉塞するようにしたものである。
以下、本発明による遊技媒体収納箱(以下、本実施例では「玉箱」という)2に蓋3を設けた構造を「蓋付き玉箱」と称し、本実施例ではこの蓋付き玉箱1について詳細に述べる。図1は1個の上面が開口した玉箱2を蓋3で閉じる構成を図示したものである。図2は上面が開口した玉箱2を蓋3で閉じた状況を示す斜視図である。蓋3は、図2に示すように上面が開口した玉箱2を閉塞する平板形状の蓋板9と該蓋板9の角部に設けられた連結部4Aとを有する。蓋板9の上面には夫々の蓋3を判別可能にした台番号や遊技店が記載された紙面9aが装着可能とされている。
この蓋3の連結部(以下、蓋3の連結部を「蓋側連結部」という)4Aの構造は、図3に示すように、蓋板9の角部に形成された円筒形状の外筒(以下、蓋3の外筒を「蓋側外筒」という)5Aを有し、この外筒5Aは上端に円形内孔5cを有する鍔部5d(図6(a)参照)が形成され、外筒5Aの内部には、その下方から、連結部材(以下、蓋3の連結部材を「蓋側連結部材」という)6Aとバネ部材7Aとキャップ8Aとが装着される構造とされている。
これらの構成をより詳細に述べると、蓋側連結部材6Aは円柱形状に形成され、上記の蓋側外筒5Aの鍔部5dの内孔5cに挿通される外径を有し、蓋側連結部材6Aの略中間の高さの外周には円環形状のストッパ6cが突出形成されている。また、蓋側連結部材6Aの上部には施錠鍵10(図6(a)参照)が挿入される鍵溝6dが形成され、蓋側連結部材6Aの下部には後述する玉箱2側の連結部材6Bの上端に形成された十字形溝6g(図4参照)に嵌合する十字形突起6eが形成されている。さらに、蓋側連結部材6Aの下端部外周には上記の十字形突起6eのいずれかの対向2箇所に相当する部位に係合ピン6f、6fが突出形成されている。
また、バネ部材7Aは、図3に示すようにコイル形状を有し、蓋側連結部材6Aの外周に下方から装着して、図6(a)に示すように蓋側連結部材6Aのストッパ6cの下端で係止される。さらに、キャップ8Aは、図3に示すように、上記の蓋側外筒5Aの下端部に当接する鍔部8cと、該鍔部8cの内部に蓋側連結部材6Aの外周を挿通しうる内径の円形内孔8dと、該内孔8dに沿って立設された円形ガイド8eとから構成されている。この円形ガイド8eには蓋側連結部材6Aの外周にて対向する係合ピン6f、6fを縦方向に挿通可能に形成した2条のガイド溝8f、8fが形成されている。
上記の部材からなる蓋側連結部4Aを組み立てるには、図6(a)に示すように、蓋側連結部材6Aの下方からバネ部材7Aをストッパ6cで係止されるまで装着し、キャップ8Aの円形ガイド8eの2条のガイド溝8f、8fを蓋側連結部材6Aの各係合ピン6f、6fに沿って挿通すると共に、円形ガイド8eの外周にバネ部材7Aを嵌合した状態にしてバネ部材7Aの下端をキャップ8Aの鍔部8cで支持し、この状態の蓋側連結部材6Aの上部を蓋側外筒5Aの内孔5cに挿通し、蓋側外筒5Aの下端にキャップ8Aの鍔部8cを当てて接着剤又は螺合構造等により固定する。
一方、玉箱2は、図1又は図2に示すように、上記の蓋3によって閉塞される上面が開口した有底の箱形状をなし、その内部に、図1のように遊技媒体として例えば遊技媒体Pを収容することができ、箱形状の両側には取手11、11が形成され、対向する隅部2箇所には連結部(以下、玉箱2の連結部を「玉箱側連結部」という)4B、4Bが形成されている。これらの玉箱側連結部4B、4Bは同様の構成を有し、蓋3を閉める方向によって、いずれかの玉箱側連結部4Bが上記の蓋側連結部4Aに結合される。
以下、一方の玉箱側連結部4Bの構成について説明すると、図4に示すように、玉箱2の角部に形成された円筒形状の外筒(以下、玉箱2の外筒を「玉箱側外筒」という)5Bを有し、この玉箱側外筒5Bは玉箱2の深さに相当する高さを有する。また、玉箱側外筒5Bの内孔5cの内周には、図5に示すように、内周に沿って3条の円環形状突起12a、12b、12cと2条の円環形状溝13a、13bとが高さ方向に交互に形成されている。また、夫々の円環形状突起12a、12b、12cには対向位置に切開溝14a、14b、14cが形成され、夫々の切開溝14a、14b、14cに後述する連結部材6Bに設けられたピン形状6k、6jが挿通可能とされている。
この玉箱側外筒5Bの内部について、より詳細に述べると、図5に示すように、最上部の円環形状突起12aの対向位置に設けられた切開溝14a、14a(図示は一方のみが現われている)に対して約90度位相をずらして中間部の円環形状突起12bの切開溝14b、14b(図示は一方のみが現われている)が形成され、さらにこの中間部の円環形状突起12bの切開溝14b、14bに対して約90度位相をずらして最下部の円環形状突起12cの切開溝14c、14c(図示は一方のみが現われている)が形成されている。
上記のように形成された玉箱側外筒5Bの下方から、図4に示すように、連結部材(以下、玉箱2の連結部材を「玉箱側連結部材」という)6Bとバネ部材7Bとキャップ8Bとが装着される構造とされている。
これらの構成をより詳細に述べると、図4に示すように、玉箱側連結部材6Bは円柱形状に形成され、玉箱側外筒5Bの各円環形状突起12a、12b、12cの内部に挿通される外径を有し、玉箱側連結部材6Bの高さの略中間位置の外周には円環形状のストッパ6hが突出形成されている。また、玉箱側連結部材6Bの上部には蓋側連結部材6Aの下端部に形成された十字形突起6eを嵌合する十字形溝6gが形成されている。さらに、玉箱側連結部材6Bの下部には十字形突起6iが形成され、この十字形突起6iが下方に積み上げる玉箱2の玉箱側連結部材6Bの上部に形成された十字形溝6gに嵌合される。
また、玉箱側連結部材6Bの下端部外周には上記の十字形突起6iのいずれかの対向2箇所に相当する部位に係合ピン(以下、「下部係合ピン」という)6j、6jが突出形成されている。さらに、これらの下部係合ピン6j、6jに約90度位相をずらして、玉箱側連結部材6Bの上部付近の外周の対向2箇所には係合ピン(以下、この係合ピンを「上部係合ピン」という)6k、6kが突出形成されている。
バネ部材7Bは、図4に示すようにコイル形状を有し、玉箱側連結部材6Bの外周に下方から装着して、図6(a)に示すように玉箱側連結部材6Bのストッパ6hの下端で係止される。さらに、キャップ8Bは、図4に示すように、上記の玉箱側外筒5Bの下端部に当接する鍔部8cと、該鍔部8cの内部に玉箱側連結部材6Bの外周を挿通する内径を有する円形内孔8dと、該内孔8dに沿って立設された円形ガイド8eとから構成されている。この円形ガイド8eには玉箱側連結部材6Bの下部係合ピン6j、6jを縦方向に挿通可能にする2条のガイド溝8f、8fが形成されている。
上記のように構成された玉箱側連結部4Bを組み立てるには、図6(a)に示すように、玉箱側連結部材6Bの下方からバネ部材7Bをストッパ6hで係止されるまで装着し、キャップ8Bの円形ガイド8eに設けられた2条のガイド溝8f、8fを玉箱側連結部材6Bの下部係合ピン6j、6jに沿って挿通すると共に、円形ガイド8eの外周にバネ部材7Bを嵌合した状態にしてバネ部材7Bの下端をキャップ8Bの鍔部8cで支持する。
次いで、この状態の玉箱側連結部材6Bの上部を玉箱側外筒5Bの下方から内孔5cに挿通し、玉箱側連結部材6Bの上部係合ピン6k、6kを玉箱側外筒5bの最下部の円環形状突起12cの切開溝14c、14cに通過させて最下部の円環形状溝13b内に嵌合する。この状態で玉箱側連結部材6Bを約90度回動して、さらに玉箱側連結部材6Bを押し上げ、玉箱側連結部材6Bの上部係合ピン6k、6kを中間部の円環形状突起12bの切開溝14b、14bに通過させることによって、最上部の円環形状溝13aに嵌合して約90度回動した状態とする。そして、玉箱側外筒5Bの下端にキャップ8の鍔部8cを当てて接着剤又は螺合構造等により固定する。
図2は上記の構成による1個の玉箱2に蓋3を被せた状態にした斜視図であり、図8は複数(一例として3個)の玉箱2、2…を積み上げ、最下部の玉箱2を台車15に固定したものである。
台車15は、図7に示すように、その下部四方にキャスター16、16…が取り付けられている。この台車15は、一例として玉箱2を2列に積み上げることができる適宜の面積を有し、その上面には、2列分の玉箱2に対応する玉箱側連結部4B、4B…に相当する位置に連結部(以下、台車連結部を「台車側連結部」という)17、17…が形成されている。この台車側連結部17の内部構造は不図示であるが、図5に示す玉箱側外筒5Bの内孔5cに形成された円環形状突起12aと円環形状溝13aと同様の構造が形成されている。
また、この台車側連結部17の円環形状突起12aには対向位置に図5(a)に示すものと同様の一対の切開溝14a、14aが形成され、これらの切開溝14a、14aに最下部の玉箱2の連結部4Bに設けられた玉箱側連結部6Bの下部係合ピン6j、6jを上方から挿通して円環形状溝13a内に嵌合することが可能とされている。なお、台車15の上面端部付近には、図10に示すU字形アーム棒19の下端部を嵌合する取付け孔18、18が形成されている。
上記のように構成された1段の玉箱2に、図2に示すように蓋3を閉じて施錠状態にするには、玉箱2のいずれかの玉箱側連結部4Bに蓋側連結部4Aを合わせた状態にして蓋3を閉じると、玉箱側連結部材6Bの上部の十字形溝6gに蓋側連結部材6Aの下部の十字形突起6eが嵌合した状態となる(図6(a)参照)。この状態で、図6(b)に示すように、蓋側連結部材6Aの上部の鍵溝6dに施錠鍵10を挿入して押し込むと、蓋側連結部材6Aの各係合ピン6f、6fがキャップ8Aのガイド溝8f、8fに案内されながら玉箱側外筒5B内の最上の円環形状突起12aの切開溝14a、14aを通過して、その下方の円環形状溝13a内に収まる。この操作で玉箱側連結部材6Bの上部係合ピン6k、6kは中間の切開溝14b、14bを通過して最下部の円環形状溝13bに嵌合される。この状態から、図6(c)に示すように、施錠鍵10を回動すると、蓋側連結部材6Aの各係合ピン6f、6fが玉箱側外筒5B内の最上の円環形状溝13a内に嵌合され、蓋側連結部材6Aが玉箱側外筒5Bに結合された状態となる。
また、図8に示すように、複数の玉箱2、2…を積み上げて、最上段の玉箱2に蓋3を閉じた場合、図9(a)に示すように、蓋側連結部材6Aの下部の十字形突起6eが最上段の玉箱側連結部材6Bの上部の十字形溝6gに嵌合すると共に、各段の玉箱側連結部材6Bの十字形突起6eがその下段の玉箱側連結部材6Bの上部の十字形溝6gに嵌合した状態となる。この状態で、図9(b)に示すように、蓋側連結部材6Aの上部の鍵溝6dに施錠鍵10を挿入して押し込むと、上記の図6(b)で説明した通り、蓋側連結部材6Aの各係合ピン6f、6fがその下方の円環形状溝13a内に収まり、同時に、玉箱側連結部材6Bの上部係合ピン6k、6kは最下部の円環形状溝13bに収まる。
また、図9(b)に示すように、最上段の玉箱側連結部材6Bはその下方に連なる各玉箱側連結部材6B、6B…を押し下げ、各玉箱側連結部材6Bの下部係合ピン6i、6iがその下段の玉箱側外筒5Bの最上の円環形状溝13aに収納される。さらに、最下段の玉箱側連結部材6Bの十字形突起6iは最下段の玉箱側外筒5Bの下端部から突出し、図9(b)に不図示であるが、台車15の台車側連結部17に収まる。
この状態で、図9(c)に示すように、施錠鍵10を回動すると、図6(c)で示した通り、蓋側連結部材6Aの各係合ピン6f、6fは最上段の玉箱側外筒5B内の最上の円環形状溝13a内に嵌合され、蓋側連結部材6Aが玉箱側外筒5B内に結合された状態となる。さらに、最上段の玉箱側連結部材6Bはその下方に連なる夫々の玉箱側連結部材6B、6B…を一度に回動し、各玉箱側連結部材6Bの下部係合ピン6i、6iがその下段の玉箱側外筒5Bの最上の円環形状溝13aに嵌合され、各玉箱側連結部4B、4B…が結合状態となる。
なお、上記の説明では、図10に示すように、1個又は複数個積み上げた玉箱2の上面を閉塞した蓋3の蓋側連結部材6Aに対する施錠操作によって玉箱側連結部材6Bを台車15の台車側連結部17に結合する構成としてあるが、このような台車15だけではなく、台車側連結部17と同様の連結構造を不図示の置き板に形成し、この置き板を既存の台車15の上に載せるか、さらには台車側連結部17と同様の連結構造を不図示の床に設けることによって、この置き板や床に上記の蓋3の蓋側連結部材6Aに対する施錠操作によって1個又は複数個積み上げた玉箱2を固定する構成にしてもよい。
また、本発明の他の実施例として、上記のように玉箱2の上面の開口を蓋3で閉塞することなく、図11(b)に示すように、玉箱2の上面を開口したままの状態で複数個積み上げた複数の玉箱2、2…を台車15(その他、上記のように台車に搭載した置き板、床等の連結構造)に固定可能にする構造としてもよい。そのための構成として、図11(a)及び(b)に示すように、玉箱側連結部4Bに用いる玉箱側連結部材6B’の上部に上記の蓋側連結部4Aの上部に設けたものと同様の施錠溝6dを設けたものとし、その他の構成は上記の玉箱側連結部材6Bと同様の構成とする。そして、図11(b)に示すように、この施錠溝6dに施錠鍵10を差し込み、上記と同様の施錠操作を行うことにより、各玉箱2、2…と台車15との固定を行うようにしてもよい。
本発明の玉箱は、作業者(店員)の簡単な施錠作業によって、パチンコ玉やメダル等の勝ち玉類を収納した玉箱や玉箱内の勝ち玉類を第三者が持ち去ることがないようにし、また積み上げた玉箱が転倒したり、積み上げた玉箱が崩れたりすることないようにした遊技媒体収納箱として利用可能である。
本発明による1個の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋との分解斜視図である。 本発明による1個の遊技媒体収納箱(玉箱)に蓋を閉じて施錠した状態を示す斜視図である。 本発明による蓋の連結部の分解斜視図である。 本発明による遊技媒体収納箱(玉箱)の連結部の分解斜視図である。 本発明に係る玉箱側外筒内の断面斜視図である。 (a)〜(c)は、本発明による1個の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋との連結状態を示す断面斜視図であり、(a)は施錠前の状況、(b)は施錠鍵を押し込んだ状況、(c)は施錠鍵を回した状況を示す。 本発明による複数段の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋と台車とを結合する前の分解斜視図である。 本発明による複数段の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋と台車とを結合した斜視図である。 (a)〜(c)は、本発明による積み上げた複数段の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋との連結状態を示す断面斜視図であり、(a)は施錠前の状況、(b)は施錠鍵を押し込んだ状況、(c)は施錠鍵を回した状況を示す。 本発明による複数段の遊技媒体収納箱(玉箱)と蓋と台車とを結合すると共に台車にアーム棒を取り付けた分解斜視図である。 (a)は本発明の他の実施例の遊技媒体収納箱(玉箱)の玉箱側連結部材の正面図であり、(b)は本発明の他の実施例の遊技媒体収納箱(玉箱)と台車とを結合した斜視図である。
符号の説明
1 蓋付き玉箱
2 玉箱(遊技媒体収納箱)
3 蓋
4A 蓋側連結部
4B 玉箱側連結部
5A 蓋側外筒
5B 玉箱側外筒
5c 円形内孔
5d 鍔部
6A 蓋側連結部材
6B 玉箱側連結部材
6B’ 玉箱側連結部材
6c ストッパ
6d 鍵溝
6e 十字形突起
6f 係合ピン
6g 十字形溝
6h ストッパ
6i 十字形突起
6j 下部係合ピン
6k 上部係合ピン
7A バネ部材
7B バネ部材
8A キャップ
8B キャップ
8c 鍔部
8d 円形内孔
8e 円形ガイド
8f ガイド溝
9 蓋板
9a 紙面
10 施錠鍵
11 取手
12a、12b、12c 円環形状突起
13a、13b 円環形状溝
14a、14b、14c 切開溝
15 台車
16 キャスター
17 台車側連結部
18 取付け孔
19 アーム棒
P 遊技媒体

Claims (1)

  1. 上面が開口し、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を収納する遊技媒体収納箱と、
    遊技媒体収納箱の上面に被着される蓋とから成り、
    遊技媒体収納箱及び蓋は、それぞれを連結するための連結部を設け、
    遊技媒体収納箱の玉箱側連結部には玉箱側連結部材を、
    蓋の蓋側連結部には蓋側連結部材を、それぞれ備え、
    玉箱側連結部材は、
    上方部側は被連結構造、下方部側は連結構造とし、
    蓋側連結部材は、
    上方部側は回動操作する施錠機構を有し、下方部側は連結構造とし、
    複数個の遊技媒体収納箱を積み上げ、最上段の遊技媒体収納箱に蓋を被せ、蓋側連結部と各玉箱側連結部とを合致させて、蓋側連結部材を下方へ押し込み回動施錠操作を行うと、
    蓋側連結部材が下降して下方部が最上段の玉箱側連結部内に挿入して結合され、
    最上段の玉箱側連結部材がその下段に連なる各遊技媒体収納箱の玉箱側連結部材を押し下げ玉箱側連結部に挿入して各玉箱側連結部が結合状態となって連結されると共に、
    蓋側連結部材と最上段の玉箱側連結部材とが、さらに最上段の玉箱側連結部材がその下段に連なる各遊技媒体収納箱の玉箱側連結部材とが嵌合した状態で施錠でき、
    複数個積み上げられた遊技媒体収納箱のすべての連結部を一度に結合状態にすることと、遊技媒体収納箱の上面を閉塞することを可能にしたことを特徴とする遊技媒体収納箱。
JP2006262573A 2006-09-27 2006-09-27 遊技媒体収納箱 Expired - Fee Related JP4965951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262573A JP4965951B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 遊技媒体収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262573A JP4965951B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 遊技媒体収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008079790A JP2008079790A (ja) 2008-04-10
JP4965951B2 true JP4965951B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=39351242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262573A Expired - Fee Related JP4965951B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 遊技媒体収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4965951B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ610162A (en) * 2010-10-27 2014-12-24 Gaming Partners Internat Corp Rfid chip tray

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386809U (ja) * 1989-12-26 1991-09-03
JP2000350853A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Mashiro:Kk パチンコ球収納箱
JP3544194B2 (ja) * 2001-11-01 2004-07-21 タキゲン製造株式会社 引き違い戸用プッシュロック装置
JP2006034490A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Aruze Corp 遊技媒体収容箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008079790A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI624408B (zh) Box and method for manipulating the box
WO2010104060A1 (ja) 薬品トレイ搬送用カート
EP0552153A1 (en) CONTAINER.
JP3183757U (ja) 包装箱
JP2018512345A (ja) 容器アセンブリ
JP2010527310A (ja) 選択自在ロック付きケース
JP5996584B2 (ja) 運搬用台車
JP4965951B2 (ja) 遊技媒体収納箱
JP4965952B2 (ja) 遊技媒体収納箱
KR20090092093A (ko) 덮개의 개봉이 용이한 다용도 수납박스
JP4965956B2 (ja) 遊技媒体収納箱
JP4047587B2 (ja) 運搬用容器
KR102210759B1 (ko) 상자 운반용 조립체
JP3120313U (ja) 遊技用運搬台車
JP2003252336A (ja) 仕切付きコンテナ
KR102146548B1 (ko) 적층형 수납함
JP5215754B2 (ja) 折り畳み容器
JP3971647B2 (ja) 折り畳みコンテナ
JP2006034490A (ja) 遊技媒体収容箱
JP5912634B2 (ja) ボックスパレット
JP2002362554A (ja) パレット容器
KR200322234Y1 (ko) 수납상자
JP7259283B2 (ja) 組み立て式コンテナ
JP3129987U (ja) 遊技媒体収納箱運搬用台車及び遊技媒体収納箱
JP4575090B2 (ja) 折り畳み容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090915

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees