JP4965495B2 - ねじを検査する方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明はねじを検査する方法と装置に関する。
従来より、ねじを検査する際には、作業員による目視検査が行われていた。作業員による目視検査には、作業員の作業負荷が高く、また作業員ごとに検査結果に個人差を生じるという問題があった。また雄ねじを検査する場合はともかく、雌ねじを検査する場合には、目視によって適切にねじの良否を検査することができなかった。
そこで、ねじの検査を自動化する技術が開発されている。特許文献1には、ねじの表面を撮像した画像データに基いてねじの良否を判定する技術が開示されている。
特開昭59−141008号公報
特許文献1の技術では、ねじの山部の欠陥と谷部の欠陥を区別することなく、欠陥の全体的な大きさに応じてねじの良否判定を行っている。従って、特許文献1の技術では、ねじの山部が健全でねじの谷部に欠陥が存在するような場合でも、そのねじは不良と判定されることになる。しかしながら、ねじの谷部に多少の欠陥が存在していても、ねじの荷重を受けるねじの山部が健全であれば、そのねじは問題なく使用できる場合が多い。逆に、ねじの谷部が健全であっても、ねじの山部に欠陥が存在していると、そのねじを使用することはできない。従って、ねじの山部の欠陥のみを抽出して、ねじの山部の欠陥の大きさに応じてねじの良否判定を行う技術が待望されている。
本発明は上記課題を解決する。本発明はねじの山部の欠陥のみを抽出してねじの良否を適切に判定することが可能な技術を提供する。
本発明はねじを検査する方法として具現化される。その方法は、ねじの表面の輝度分布を取得する工程と、ねじの軸心方向に沿った輝度分布の変曲点の位置を特定する工程と、特定された変曲点の位置に応じてマスクデータを輝度分布に位置合わせする工程と、位置合わせされたマスクデータを用いてねじの表面の輝度分布からねじの山部の輝度分布を抽出する工程と、ねじの山部の輝度分布に基いてねじの良否を判定する工程を備えている。
上記の方法では、ねじの表面の輝度分布から、マスクデータを用いて、ねじの山部の輝度分布を抽出する。一般に、ねじの表面の輝度分布においては、ねじの山部の輝度も、ねじの谷部の輝度も、ねじの斜面部の輝度よりも高くなるので、ねじの表面の輝度分布からねじの山部とねじの谷部を判別することは難しい。そこで上記の方法では、ねじの軸心方向に沿った輝度分布の変曲点の位置に着目して、ねじの山部と谷部を判別する。これによって、マスクデータの位置合わせを適切に行い、ねじの山部の輝度分布を正確に抽出することができる。抽出されたねじの山部の輝度分布に基づいて、ねじ山の欠落の有無を判別して、ねじの良否を判定することができる。
本発明はねじを検査する装置としても具現化することができる。その装置は、ねじの表面の輝度分布を取得する手段と、ねじの軸心方向に沿った輝度分布の変曲点の位置を特定する手段と、特定された変曲点の位置に応じてマスクデータを輝度分布に位置合わせする手段と、位置合わせされたマスクデータを用いてねじの表面の輝度分布からねじの山部の輝度分布を抽出する手段と、ねじの山部の輝度分布に基いてねじの良否を判定する手段を備えている。
本発明の装置と方法によれば、ねじの山部の欠陥のみを抽出してねじの良否を適切に判定することができる。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1)本発明の方法と装置は、ねじ穴の内面に形成された雌ねじを検査する。
図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るねじ検査システム100について説明する。図1に示すように、ねじ検査システム100は、計測装置102と、検査制御装置104を備えている。検査制御装置104は、制御装置110、入力装置112、出力装置114、記憶装置116、演算装置118を備える一般的な汎用のコンピュータ装置である。記憶装置116はプログラム記憶部120とデータ記憶部122を備えている。プログラム記憶部120には、ねじ検査システム100に後述する動作を実行させるためのプログラムが記憶されている。データ記憶部122にはねじ検査システム100が動作する際に必要とされるデータや、ねじ検査システム100の動作中に入力装置112や計測装置102から入力されるデータや、ねじ検査システム100が動作中に生成したデータが記憶される。制御装置110がプログラム記憶部120に記憶されたプログラムを順次読み出し、演算装置118を用いて種々の演算処理を実行していくことで、ねじ検査システム100は後述する動作を実現していく。なお図1では、計測装置102の構成要素について、検査制御装置104と信号の入出力関係を有しているもののみを示している。
図2は計測装置102の機械的な構成を示している。図2に示すように、計測装置102は、プローブ202と、プローブ202を支持するアーム204を備えている。プローブ202は筒状の部材であって、その先端に発光素子であるLED210と、受光素子であるCCD212を収容している。アーム204はアクチュエータ208によって駆動されて、プローブ202をねじ穴Hに挿入する。プローブ202がねじ穴Hに挿入された状態でLED210を発光させると、プローブ202の側方に光が照射されて、ねじ穴Hの内面で反射した光がCCD212によって受光される。アクチュエータ208、LED210、CCD212は、その動作が検査制御装置104によって制御される。CCD212は、受光した反射光の輝度を検出して検査制御装置104に出力する。
プローブ202はアーム204によって周方向に回転可能に支持されている。アーム204に搭載されたモータ206を駆動することで、プローブ202はアーム204に対して周方向に回転する。モータ206はその動作が検査制御装置104によって制御される。プローブ202を回転しながら、LED210による光の照射とCCD212による輝度検出を連続的に行うことによって、ねじ穴Hの内面の周方向の輝度分布を1ライン分取得することができる。
ねじ穴Hの内面の周方向の輝度分布が1ライン分取得されると、アクチュエータ208を駆動してプローブ202を上方向に1ライン分引き上げ、再度プローブ202を回転させながらLED210による光の照射とCCD212による輝度検出を行う。これを繰り返し行っていくことによって、ねじ穴Hの最深部から上方向に向けて順に周方向の輝度分布が取得されて、ねじ穴Hの内面全体の輝度分布を取得することができる。
検査制御装置104は、アクチュエータ208の制御履歴に基づいて、プローブ202の先端の挿入深さを算出することができる。またモータ206はエンコーダを内蔵しており、プローブ202の回転角度を検査制御装置104に出力する。検査制御装置104は、CCD212によって検出された輝度を、その時点でのプローブ202の先端の挿入深さと、プローブ202の回転角度に関連付けて、データ記憶部122に記憶していく。最終的に、データ記憶部122には、ねじ穴Hの内面全体の輝度分布が原画像データとして記憶される。
図3はねじ穴Hの内面に形成されているねじの形状と、それぞれの部位における反射光の輝度の関係を示している。ねじの山部302と谷部304はプローブ202からの入射光に対して垂直な平滑面となっているから、反射光の輝度が高い。また、一般的なねじの場合には、山部302の幅は谷部304の幅よりも広いため、山部302の反射光の輝度は谷部304の反射光の輝度に比べて高い。また、ねじの斜面部306はプローブ202からの入射光に対して傾斜しているため、山部302や谷部304に比べて反射光の輝度は低い。なお図3には示していないが、ねじの山部302や谷部304に欠陥が存在している場合、その部位は傾斜や凹凸を有することが多く、そこでの反射光の輝度は健全な山部302や谷部304における反射光の輝度よりも低くなる。
以下では図4を参照しながら、ねじ検査システム100によるねじ穴Hの内面に形成されたねじの検査処理について詳細に説明する。
ステップS402では、計測装置102によってねじ穴Hの内面全体を撮像し、ねじ穴Hの内面全体の輝度分布を示す原画像データを取得する。ステップS402の処理によって、ねじ穴Hの内面全体を撮像した原画像データがデータ記憶部122に記憶される。図5にステップS402で取得される原画像データ500を例示する。
図4のステップS404では、データ記憶部122に記憶されている原画像データに基いて、欠陥抽出処理を行う。この処理の詳細については後述する。ステップS404の処理によって、欠陥が存在する部位とそれ以外の部位を識別した欠陥画像データがデータ記憶部122に記憶される。
ステップS406では、データ記憶部122に記憶されている原画像データに基いて、ねじ山パターン抽出処理を行う。この処理の詳細については後述する。ステップS406の処理によって、ねじの山部のパターンを抽出したねじ山パターン画像データがデータ記憶部122に記憶される。
ステップS408では、ステップS404で生成された欠陥画像データと、ステップS406で生成されたねじ山パターン画像データに基いて、ねじ穴Hの良否判定を行う。この処理の詳細については後述する。
以下では図6を参照しながら、図4のステップS404で行う欠陥抽出処理について説明する。
ステップS602では、データ記憶部122から原画像データを読み出す。
ステップS604では、ステップS602で読み出した原画像データが表現する輝度分布について、移動平均処理を行う。図5に示すように、原画像データ500においては、ねじの山部が明るく、それに続く斜面部が暗く、それに続く谷部が明るく、それに続く斜面部が暗い、という繰り返しパターンが存在している。図6のステップS604で移動平均処理を行うことによって、上記のような明暗の繰り返しパターンが平準化される。この移動平均処理を行うと、ねじの山部や谷部に欠陥が存在しない健全な個所については、輝度の高い山部や谷部を含む平均値が算出されるので、やや明るい輝度となる。他方、ねじの山部や谷部に欠陥が存在する個所については、輝度の高い山部や谷部を含まない平均値が算出されるので、やや暗い輝度となる。
ステップS606では、ステップS604で移動平均処理を施した後の輝度分布について、二値化処理を行う。この二値化処理を行うことによって、山部や谷部に欠陥が存在しない健全部と、山部や谷部に欠陥が存在する欠陥部が鮮明に区別された輝度分布が得られる。
ステップS608では、ステップS606で二値化処理を施した後の輝度分布を、欠陥画像データとしてデータ記憶部122に記憶する。
図7に上記の欠陥抽出処理によって生成される欠陥画像データを例示する。図5の原画像データ500について、図6の欠陥抽出処理を行うことによって、図7のように山部や谷部に欠陥が存在しない健全部704と、山部や谷部に欠陥が存在する欠陥部702を識別した欠陥画像データ700が得られる。欠陥画像データ700においては、健全部704は明部として表現されており、欠陥部702は暗部として表現されている。
以下では図8を参照しながら、図4のステップS406で行われるねじ山パターン抽出処理について説明する。
ステップS802では、データ記憶部122から原画像データを読み出す。
ステップS804では、ステップS802で読み出した原画像データ、すなわちねじ穴Hの内面全体の輝度分布から、ねじの軸心方向(図5の原画像データ500における上下方向)に沿った1ライン分の輝度分布を抽出する。図9の(a)に、ステップS804で抽出される輝度分布を例示する。
ステップS806では、ステップS804で抽出された1ライン分の輝度分布について、変曲点の位置を特定する。変曲点の位置は、図9の(a)に示す1ライン分の輝度分布について二階微分値を計算し、その二階微分値が0となる点を求めることによって特定される。図9の(a)に示すように、1ライン分の輝度分布における変曲点Pの位置は、ねじの山部に対応する輝度のピークと、ねじの谷部に対応する輝度のピークを、それぞれ両側で挟むような位置に特定される。本実施例の検査制御装置104は、特定された変曲点の位置に応じて、図9の(b)に示す変曲点波形を生成する。この変曲点波形は、特定された変曲点で値が切換わる二値の波形であり、前後の変曲点の間にねじの山部や谷部に対応するピークが存在している範囲では「1」の値を取り、存在していない範囲では「0」の値を取る。
ステップS808では、ステップS806で特定された変曲点の位置に応じて、マスクデータの位置合わせを行う。本実施例では、図9の(c)に示す基準変曲点波形がデータ記憶部122に予め記憶されている。基準変曲点波形は、製造公差のない理想的なねじ形状の場合の輝度分布を予め取得しておき、その輝度分布における変曲点の位置から予め設定されている変曲点波形である。図9の(b)に示す変曲点波形と、図9の(c)に示す基準変曲点波形の差分の和を算出し、その和が最小となるオフセット量を算出して、マスクデータの位置合わせを行う。
図9の(d)は本実施例で扱うマスクデータを示している。マスクデータは、ねじの輝度分布からねじの山部のみの輝度分布を抽出するために用いられる二値データである。マスクデータが「1」の値を取る範囲は、製造公差のない理想的なねじ形状の場合に、ねじの山部を包含し、かつねじの谷部を含まないような範囲に設定されている。それ以外の範囲においては、マスクデータは「0」の値を取る。本実施例では、図9の(b)に示す変曲点波形と図9の(c)の基準変曲点波形の間のオフセット量に基いて、図9の(d)のマスクデータを図9の(a)の輝度分布に対して位置合わせする。
ステップS810では、ステップS804で抽出された1ライン分の輝度分布(図9の(a)に示す)に、ステップS808で位置合わせしたマスクデータ(図9の(d)に示す)を乗じることで、図9の(e)に示すねじの山部を抽出した1ライン分の輝度分布を取得する。
ステップS812では、ステップS802で読み出した原画像データにおいて、ねじの軸心方向に沿う全てのラインで上記の抽出処理が終了したか否かを判断する。未だ抽出処理を行っていないラインが存在する場合(ステップS812でNOの場合)、処理はステップS804へ戻り、未だ抽出処理を行っていないラインについてステップS804からステップS810までの処理を実行する。全てのラインについて抽出処理が終了した場合(ステップS812でYESの場合)、処理はステップS814へ進む。
ステップS814では、抽出されたねじ山パターンの補正を行う。ステップS814の時点では、ねじ穴Hの内面全体についてのねじ山パターンの抽出が既になされている。この抽出されたねじ山パターンにおいては、ねじ穴Hでねじの山部に欠落している部位があると、その部位が欠落したねじ山パターンが抽出されることになる。ステップS814では、抽出されたねじ山パターンを幅が一様な直線で近似することで、このようなねじ山パターンの欠落を補正する処理を行う。
ステップS816では、ステップS814で補正がなされたねじ山パターンを、ねじ山パターン画像データとしてデータ記憶部122に記憶する。
図10に上記のねじ山抽出処理によって得られるねじ山パターン画像データ1000を例示する。図5に示す原画像データについて、図8のねじ山パターン抽出処理を行うことによって、図10のようにねじの山部1002とそれ以外の部分1004を区別したねじ山パターン画像データ1000が得られる。ねじ山パターン画像データ1000では、実際のねじ穴Hにおけるねじの山部の幅や、ねじ山のピッチが正確に反映されている。このねじ山パターン画像データ1000を用いることで、ねじの公称の寸法からねじ山パターンを設定する場合に比べて、より現実に近いねじ山パターンを設定することができる。
以下では図11を参照しながら、図4のステップS408で行うねじ穴Hの良否判定処理について説明する。
ステップS1102では、データ記憶部122に記憶されている欠陥画像データを読み出す。
ステップS1104では、データ記憶部122に記憶されているねじ山パターン画像データを読み出す。
ステップS1106では、ステップS1102で読み出された欠陥画像データと、ステップS1104で読み出されたねじ山パターン画像データに基いて、ねじ山の欠落部分の面積を算出する。図12に示すように、欠陥画像データにおいて欠陥部として識別されている領域1202と、ねじ山パターン画像データにおいてねじの山部であると識別されている領域1204が重複する領域1206が、ねじ山の欠落部分と判断される。この重複する領域1206の面積を算出することによって、ねじ山の欠落部分の面積を取得することができる。
ステップS1108では、ステップS1104で読み出されたねじ山パターン画像データと、ステップS1106で算出されたねじ山の欠落部分の面積に基いて、ねじ山の健全部分の面積を算出する。ねじ山パターン画像データに表現されているねじ山は、ねじ穴Hについてねじ山の欠落が存在しないと仮定した場合の理想的なねじ山を表現している。従って、ねじ山パターン画像データにおいてねじの山部であると識別されている領域の全面積を算出し、そこからステップS1106で算出されたねじ山の欠落部分の面積を差し引くことで、ねじ山の健全部分の面積を算出することができる。
ステップS1110では、ステップS1106で算出されたねじ山の欠落部分の面積と、ステップS1108で算出されたねじ山の健全部分の面積に基づいて、ねじ穴Hの有効ねじ長を計算する。有効ねじ長は次式で計算される。
有効ねじ長=ねじ穴Hのねじ部の軸心方向長さ×ねじ山の健全部分の面積/(ねじ山の健全部分の面積+ねじ山の欠落部分の面積)
ステップS1112では、ステップS1010で計算された有効ねじ長を、ねじ穴Hに要求される必要ねじ長と比較する。必要ねじ長は、ねじ穴Hに適用される締結トルクに対して十分な強度が確保されるように規定されている。有効ねじ長が必要ねじ長以上の場合(ステップS1112でYESの場合)、ステップS1114でねじ穴Hは良好と判定される。有効ねじ長が必要ねじ長に満たない場合(ステップS1112でNOの場合)、ステップS1116でねじ穴Hは不良と判定される。ねじ穴Hについての良否判定の結果は、図1の出力装置114に出力される。
以上のように、本実施例のねじ検査システム100によれば、作業者による目視検査を行うことなく、ねじ穴Hの内面に形成されたねじの良否を適切に検査することができる。
なお上記の実施例において、図8のねじ山パターン抽出処理で生成されるねじ山パターン画像データから、ねじの山部の幅やねじ山のピッチを計測することもできる。ねじ山の欠落に着目した良否判定だけでなく、ねじの山部の加工精度と要求される公差に着目した良否判定を行うこともできる。
なお上記の実施例において、図8のねじ山パターン抽出処理におけるマスクデータを変更することで、ねじの山部のパターンを抽出する代わりに、ねじの谷部のパターンを抽出することもできる。ねじの谷部のパターンを抽出することで、ねじの谷部の幅を計測することが可能となる。ねじの谷部の加工精度と要求される公差に着目した良否判定を行うこともできる。
なお上記の実施例では、ねじ穴Hの内面に形成された雌ねじを検査する場合について説明したが、同様の原理に基づいて、雄ねじのねじ山を検査することも可能である。
なお上記の実施例では、欠陥画像データにおいて欠陥部と識別されている領域とねじ山パターン画像データにおいてねじの山部として識別されている領域が重複する領域を、ねじ山の欠落部分として識別する場合について説明した。これ以外にも、例えば図8のステップS814でねじ山パターンの補正を行うことなく、ステップS802からステップS812までの処理によって抽出されたねじ山パターンから、直接的にねじ山の欠落部分と健全部分を識別してもよい。
なお上記の実施例では、プローブ202の先端に設けられたLED210とCCD212によってねじ穴Hの内面の輝度分布を取得する場合について説明した。これ以外にも、例えば半導体レーザと光ファイバを組み合わせて用いるなど、他の光学系によってねじ穴Hの内面の輝度分布を取得してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
ねじ検査システム100の構成を示す図である。 計測装置102の機械的な構成を示す図である。 ねじの形状と反射輝度の関係を模式的に示す図である。 ねじ検査システム100によるねじ検査処理を説明するフローチャートである。 ねじ検査システム100が扱う原画像データ500を例示する図である。 ねじ検査システム100による欠陥抽出処理を説明するフローチャートである。 ねじ検査システム100が生成する欠陥画像データ700を例示する図である。 ねじ検査システム100によるねじ山パターン抽出処理を説明するフローチャートである。 ねじ検査システム100がねじ山パターンを抽出する様子を説明する図である。 ねじ検査システム100が生成するねじ山パターン画像データ1000を例示する図である。 ねじ検査システム100によるねじ穴Hの良否判定処理を説明するフローチャートである。 ねじ検査システム100がねじ山の欠落部分と健全部分を判別する様子を説明する図である。
符号の説明
100 検査システム
102 計測装置
104 検査制御装置
110 制御装置
112 入力装置
114 出力装置
116 記憶装置
118 演算装置
120 プログラム記憶部
122 データ記憶部
202 プローブ
204 アーム
206 モータ
208 アクチュエータ
210 LED
212 CCD
302 ねじの山部
304 ねじの谷部
306 ねじの斜面部
500 原画像データ
700 欠陥画像データ
702 欠陥部
704 健全部
1000 ねじ山パターン画像データ
1002 ねじの山部
1004 ねじの山部以外の部分
1202 欠陥部として識別される領域
1204 ねじの山部として識別される領域
1206 ねじ山の欠落部分として識別される領域

Claims (2)

  1. ねじを検査する方法であって、
    ねじの表面の輝度分布を取得する工程と、
    ねじの軸心方向に沿った輝度分布の変曲点の位置を特定する工程と、
    特定された変曲点の位置に応じてマスクデータを輝度分布に位置合わせする工程と、
    位置合わせされたマスクデータを用いてねじの表面の輝度分布からねじの山部の輝度分布を抽出する工程と、
    ねじの山部の輝度分布に基いてねじの良否を判定する工程を備える方法。
  2. ねじを検査する装置であって、
    ねじの表面の輝度分布を取得する手段と、
    ねじの軸心方向に沿った輝度分布の変曲点の位置を特定する手段と、
    特定された変曲点の位置に応じてマスクデータを輝度分布に位置合わせする手段と、
    位置合わせされたマスクデータを用いてねじの表面の輝度分布からねじの山部の輝度分布を抽出する手段と、
    ねじの山部の輝度分布に基いてねじの良否を判定する手段を備える装置。
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