JP4963682B2 - 箱詰め機におけるフラップ折込装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボール紙や段ボールなどのシート状に折り畳まれたカートン素材を用いて箱詰めする箱詰め機において、側方に開口部を有するカートン素材を箱型に製函する際に、そのカートンのサイドフラップを折込むためのフラップ折込装置に関するものである。
例えば、折り畳まれたカートン素材を供給部から取り出し、両側方に開口部する角筒状態にしたカートンをコンベヤにより搬送する過程において、そのカートンの一側方の開口で延出するサイドフラップを折込み、また、カートンの他側方の開口から物品を押し込んで、他側方の開口で延出するサイドフラップを折込んで封止する箱詰め機において、サイドフラップを折込む各種装置が案出されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3など)。
これらの従来の装置に係る技術によれば、いずれも前記サイドフラップを折込む際に、カートンにおける物品収容部となる本体パネルとサイドフラップの接続部であり、折罫が付与された延出基部側、または、サイドフラップの延出端部側のいずれかに折込アームなどの折込部材を当接して折込むようにしている。
このように、サイドフラップの折込みに際して折込部材をサイドフラップの特定部位のみに当接して折込むものであるため、例えば、腰が強く折込み難いカートン素材などにあっては、その折込抵抗によってサイドフラップが折れ曲がったり変形したりして確実な折込みができなかったり、折罫の位置から外れた位置で折れ曲がるなどの問題が指摘されるばかりでなく、コンベヤに所定間隔毎に保持されて搬送されるカートンの折込み側とは反対側にカートンが押されて位置ずれするなどの各種の包装不良を招く要因となっていた。
特開平11−278411号公報 特開平8−230804号公報 特開2004−299729号公報
本発明は、前記した従来の問題点に鑑み、箱詰め機において、サイドフラップの折込みを確実且つ安定的になし得るフラップ折込装置を提供することを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜10)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる箱詰め機のフラップ折込装置は、側方に開口したカートン2をコンベヤ1で所定間隔毎に保持して搬送する際に、前記開口6において搬送方向上流側の側面パネル3cから延出するサイドフラップ7を折込むものであって、サイドフラップ7に当接してサイドフラップ7をカートン2の本体部3側に折込むよう回動する折込手段16,16を備えている。折込手段16,16は、サイドフラップ7の延出端部7a側に当接して折込みを開始する第1案内部26bを有する第1アーム21と、下記の第2アーム24とを備えている。第2アーム24は、第1アーム21と同じ回動中心20aで回動し、第1アーム21で所定量折込んだサイドフラップ7との当接位置を、そのサイドフラップ7の延出基部7b側から延出端部7a側に向けて移動し、該サイドフラップ7に折込む第2案内部28bを有している。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明にかかる折込手段16,16において、第1アーム21と第2アーム24とはばね32を介して連係され、第2アーム24に連結した駆動手段18で第2アーム24と第1アーム21とを一体的に回動するとともに、第1アーム21の回動停止後に第2アーム24をばね32の弾性力に抗して回動するよう構成している。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明においては、前記第1アーム21の回動停止後に前記第2アーム24でサイドフラップ7を折込む際に、サイドフラップ7を支持可能な第3案内部26dを第1アーム21に設けている。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項4の発明においては、前記折込手段16,16の搬送方向下流側に向けて搬送されるカートン2のサイドフラップ7の折込状態を維持して下流側の案内手段48に案内するよう第2アーム24を折込位置で一時停止するようにしている。
請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項5の発明において、前記折込手段16,16はコンベヤ1の両側方すなわちカートン2の搬送方向に対し交差するの両側にそれぞれ配設され、コンベヤ1の一側方に両折込手段16,16の駆動源としてのサーボモータ34を設け、該サーボモータ34の駆動力を両折込手段16,16に伝達するワイヤ41,42を含む連結機構35を備えている。
請求項1の発明では、サイドフラップ7の折込初期において第1アーム21の第1案内部26bがサイドフラップ7の延出端部7a側に当接して折込みを開始し、その折込終期において第2アーム24の第2案内部28bがサイドフラップ7の延出基部7b側から延出端部7a側に向けて当接しつつ折込み案内するので、サイドフラップ7の折込みが良好且つ確実に実施できる。
請求項2の発明では、第1アーム21と第2アーム24とをばね32を介して連係するだけの簡単な構成で個々のアーム21,24を同じ回動中心20aで適時に作動させることができる。
請求項3の発明では、第1アーム21の回動停止後に第2アーム24でサイドフラップ7の折込む際に第1アーム21の第3案内部26dによりサイドフラップ7を支持することで、サイドフラップ7に負荷がかかるのを防止してより安定した折込みが可能となる。
請求項4の発明では、カートン2を搬送方向下流側に搬送する際にサイドフラップ7を折込んだ第2アーム24の回動を一時停止するよう設定するだけの簡単な構成で、サイドフラップ7の折込状態を維持したまま案内手段48に案内してサイドフラップ7を良好に折込むことができる。
請求項5の発明では、コンべヤ1の一側方のみに駆動手段18を設けることで、清掃などのメンテナンス性が向上し、カートン2のサイズチェンジに伴うコンべヤ1の幅変更などの設定も簡単にできる。また、サーボモータ34の駆動力をワイヤ41,42により両折込手段16,16に伝達するので、例えば、カートン2のサイズが変更されてカートンコンベヤ1でカートン2を挟持する両支持部材4,5の間隔設定に対する操作を簡単に実施できるとともに、第1アーム21及び第2アーム24によるサイドフラップ7の折込み動作とのタイミング合わせを精度良く実施できる。
本発明の一実施形態にかかる箱詰め機のフラップ折込装置について例示し、以下図面を参照して説明する。
箱詰め機としてのカートナーにおいては、シート状に折り畳まれたカートンが、シート集積部(図示せず)から適宜取出機構によって、図1(a)(b)に示すカートンコンべヤ1に1つずつ供給され、図3に示すように角筒状に開口され物品12が供給される本体部3を構成する天面パネル3aと底面パネル3bと両側面パネル3cとのそれぞれを有するカートン2の本体部3が搬送方向の上流側と下流側とから支持部材4,5により保持されて所定間隔毎に搬送される。上流側支持部材4と下流側支持部材5との間隔はカートン2の本体部3の前後長さに応じて調節し得るようになっている。左右が開口状態のカートン2は、搬送方向に対し直交する左右両側方の開口6に、搬送方向の上流側の側面パネル3cから延出するサイドフラップ7と、搬送方向の下流側の側面パネル3cから延出するサイドフラップ8と、天面パネル3aから延出する天面フラップ9と、底面パネル3bから延出する底面フラップ10とがそれぞれ設けられる。
図1(a)に示すように、カートンコンべヤ1の一側方に並列に配設された物品供給コンべヤ11においては、間隔調節可能な仕切部材14a,14bで形成される区画部13が搬送方向に向けて所定間隔毎に設けられ、該区画部13にピロー包装品等などからなる物品12が支持されて搬送される。区画部13に支持された物品12は、物品供給位置Pでプッシャ15により押送されて、前記カートンコンべヤ1により開口状態で搬送される前記カートン2の一方の開口6からカートン2の本体部3内に収容されるように押し込まれる。
図1(a)に示すように、前記物品供給位置Pより下流側における前記カートンコンべヤ1の左右両側方にはそれぞれ搬送方向の上流側のサイドフラップ7を折込む第1の折込手段16,16が配設され、カートンコンべヤ1の一側方には両折込手段16,16を作動させる駆動手段18が配設されている。
前記両折込手段16,16においては、図2(a)及び図4(a)に示すように、軸受部材19に対し回動軸20が回動可能に支持され、回動軸20の上端部に対し取着部22を有する第1アーム21が回動し得るように支持されている。また、回動軸20の上端部に対し第2アーム24が回動軸20と一体的に回動し得るように取着されている。このように第1アーム21と第2アーム24とは同じ回動中心20aに設定されている。第1アーム21は、取着部22からカートン2の開口6側へ延設された支持腕部25と、その支持腕部25の先端部25a側から搬送方向下流側へ屈曲された押圧腕部26とを有している。また、押圧腕部26は、先端部26aから支持腕部25側へ延びる直線状の案内部26b(第1案内部)と、この直線状の案内部26bから屈曲部26cを介して支持腕部25の先端部25a側へ延びる案内部26d(第3案内部)とを有している。第2アーム24は、回動軸20からカートン2の開口6側へ延設された支持腕部27と、その支持腕部27の先端部側から搬送方向下流側へ屈曲された押圧腕部28とを有している。押圧腕部28は、先端部28aから支持腕部27側へ延びる円弧状の案内部28b(第2案内部)を有している。
第1アーム21の支持腕部25には下流側へ突出するコ字形状のストッパ29が取着され、ストッパ29内には支持ブロック30がピン30aにより回動可能に支持されている。第2アーム24の支持腕部27には連動軸31の頭端部側が軸部31aにより回動可能に支持されるとともに、連動軸31の尻端部側が支持ブロック30に対し軸線方向へ移動可能に挿通されている。連動軸31の外周には圧縮コイルばねである連動ばね32が巻装されてその一端側が連動軸31の頭端部側に係止されているとともにその他端側が支持ブロック30に係止されている。連動ばね32の弾性力により、第1アーム21の支持腕部25が第2アーム24の支持腕部27に対し所定回動角分離間した状態で支持される。また、第1アーム21の回動に伴いストッパ29が当接するねじ軸部を備えた規制部材33が配設され、第1アーム21の回動停止位置が調節し得るよう設定されている。
前記駆動手段18は、図2(a)(b)に示すように、駆動源としてのサーボモータ34と、そのサーボモータ34の駆動力を前記両折込手段16,16に伝達する連結機構35とを備えている。この連結機構35においては、サーボモータ34の駆動により回転するカム板36によって回動レバー37が支軸38を中心に所定角度範囲回動し得るように設けられ、回動レバー37の先端部に一対のワイヤ41,42の一端部が取着されている。また、両ワイヤ41,42の他端部が前記左右両折込手段16,16の回動軸20と一体的に回動する連動レバー43に対し連結されている。両折込手段16,16の回動軸20の下端部には回動軸20と一体的に回動する付勢レバー45が取着され、これらの付勢レバー45は引張コイルばねである付勢ばね46によってワイヤ41,42に対し張力を付与するよう構成されている。これらの構成によって、サーボモータ34が駆動すると、前記回動レバー37に取着されたローラ47がカム板36の周面を転動し、回動レバー37が所定角度範囲回動する。それにより回動レバー37が折込手段16,16から離間する方向に揺動すると、両ワイヤ41,42が引っ張られて両折込手段16,16の回動軸20が付勢ばね46の弾性力に抗して回動し、第2アーム24がカートン2の開口6から延出するサイドフラップ7に接近するよう回動する。また、回動レバー37が折込手段16,16に近接する方向に揺動すると、両ワイヤ41,42が連結された第2アーム24が付勢ばね46の弾性力によりカートン2の開口6から離間する方向へ回動する。
図1(a)(b)に示すように、カートンコンべヤ1の左右両側方には第1の折込手段16,16の第1,2アーム21,24でサイドフラップ7を折込んだ位置まで回動されたその先端部26a,28aに近接する下流側位置に、カートン2の搬送方向下流側のサイドフラップ8を折込む第2の折込手段48(案内手段)が配設されている。第2の折込手段48は、上流側へ向けて側方へ拡がる折曲案内面49を備え、カートンコンべヤ1に保持されて搬送されるカートン2の下流側のサイドフラップ8に当接して内側に折曲げるよう構成される。また、第1,2の折込手段16,48で折込んだサイドフラップ7,8の折込状態を維持するために下流側へ互いに平行に延びる保持案内板50を有している。
図1(a)(b)に示すように、カートンコンべヤ1の左右両側方で第2の折込手段48より下流側には、それぞれ天面フラップ9を折込む第3の折込手段51(案内手段)が配設されている。第3の折込手段51は、保持案内板50の下流側端部が下降傾斜するよう設定され、上流側端部が外側方に向けて拡がるとともに上流端から下降傾斜する案内縁を備え、下流側へ互いに平行に延びる入口案内板52と、その入口案内板52から下流側へ互いに平行に延びる保持案内板53とを有している。保持案内板50と入口案内板52とによる傾斜で形成される案内通路54によって天面フラップ9が案内されることで既に折込まれたサイドフラップ7,8の上方に天面フラップ9が折り重ねられる。
また、カートンコンべヤ1の左右両側方における第3の折込手段51より下流側には、それぞれ、保持案内板53の空所に対応して折込状態の天面フラップ9の外面の所定部位に糊を吐出するホットメルト添付手段などの糊付け手段55が配設されている。
また、カートンコンべヤ1の左右両側方における糊付け手段55より下流側には、それぞれ、底面フラップ10を折込む第4の折込手段56(案内手段)が配設されている。第4の折込手段56は、糊付け手段55の保持案内板53aの下流側端部と接続し上流側端部が外側方に向けて拡がるとともに下流側に向けて上昇傾斜する案内縁を備えた入口案内板57と、その入口案内板57から下流側へ互いに平行に延びる保持案内板58とを有している。
第3の折込手段51から第4の折込手段56の下流に亘りカートンコンべヤ1の上方には押えコンべヤ60が配設されている。
さて、前述したように物品12が押し込まれたカートン2はカートンコンべヤ1の間欠運転に伴って図4(a)に示すように第1の折込手段16,16による折込可能位置で停止する。その際、第2の折込手段48によって、下流側サイドフラップ8が折曲案内面49より下流位置まで搬送されて保持案内板50の内側に入り込んで図4(b)に示すように略90度折込まれる。
次に、図5に示すように、第1の折込手段16,16において回動軸20の回動によって第2アーム24が開口6へ向けて回動を開始すると、第1アーム21が連動ばね32により押されて一体的に回動し、押圧腕部26の先端部26aが上流側サイドフラップ7の延出端部7a側に当接して上流側サイドフラップ7が側面パネル3cとの接続部に付された折罫を境に本体部3側へ折り曲げられて傾斜する。
更に、図6に示すように、第1アーム21が第2アーム24とともに回動する際に、第1アーム21の押圧腕部26の案内部26bが上流側サイドフラップ7の延出端部7aから延出基部7b側への所定範囲に接触して上流側サイドフラップ7が本体部3側へ更に折り曲げられて傾斜する。
第1アーム21が第2アーム24とともに更に回動すると、第1アーム21の押圧腕部26の案内部26dが上流側サイドフラップ7の延出基部7b側に接触して上流側サイドフラップ7が本体部3側へ更に折り曲げられて傾斜する。その後、図7に示すように、ストッパ29が規制部材33に当接すると、第1アーム21の回動が停止して、第2アーム24のみが連動ばね32の弾性力に抗して回動し、第1アーム21の押圧腕部26の案内部26dにより上流側サイドフラップ7を支持した状態で、第2アーム24の押圧腕部28の先端部28aが上流側サイドフラップ7の延出基部7b側に当接する。
更に、第2アーム24のみが連動ばね32の弾性力に抗して回動すると、図8に示すように、第2アーム24の押圧腕部28の案内部28bが上流側サイドフラップ7を延出基部7b側から延出端部7aに向けて押し撫でることにより、図9(a)に示すように両サイドフラップ7,8は本体部3側に来て略90度折込まれる。
次に、図9(b)に示すように、第1アーム21及び第2アーム24の回動を停止させたままカートン2の搬送を開始すると、上流側サイドフラップ7は第2アーム24の案内部28bに支持されて下流側サイドフラップ8と同様に折込状態を維持したまま第2の折込手段48における保持案内板50の内側位置までに移動する。その後、回動軸20が初期位置に向けて回動することで、第1アーム21及び第2アーム24は図4(a)に示す待機状態に戻る。
次に、カートンコンベヤ1の下流側へ移動するのに伴いカートン2が第3の折込手段51を通過することで、天面フラップ9は、案内通路54で開口6側へ図10(a)に示すように折込まれ、上流側サイドフラップ7及び下流側サイドフラップ8に重合される。その重合状態が保持案内板53,53aにより保持されたまま、糊付け手段55により天面フラップ9の外面の所定部位に糊が吐出される。次に、カートン2が第4の折込手段56を通過することで、底面フラップ10は、案内面59で開口6側へ図10(b)に示すように折込まれ、カートン2が搬送される際に保持案内板58によりカートン2の左右両側方が押圧されて天面フラップ9に対し底面フラップ10が糊により接着され、カートン2の開口6は各フラップ7,8,9,10が折り畳まれて封止され、箱詰め品となって搬出される。
本実施形態では、まず、上流側サイドフラップ7に対する折込初期で、側面パネル3cとの接続部となる折罫が付された延出基部7bに対し距離のある延出端部7a側に第1アーム21の案内部26bが当接して折込みを開始するので、第1アーム21による回動モーメントが上流側サイドフラップ7に働き易くなり、折込初期で上流側サイドフラップ7に折込抵抗があっても、カートン2の本体部3に強い折曲力が作用することがなく、上流側サイドフラップ7を良好に折込むことができる。次に、上流側サイドフラップ7に対する折込終期では、前記第1アーム21により所定量折込まれてある程度折込み易くなった状態の上流側サイドフラップ7に対して第2アーム24の案内部28bが延出基部7b側が延出端部7a側に向けて順次押し撫でるように当接して折込むので、カートン2の本体部3に強い折曲力が作用することがなく、カートン2の本体部3に対する上流側サイドフラップ7の折込みを良好且つ確実に実施することができる。また、第2アーム24の案内部28bが上流側サイドフラップ7の折込みを開始する際に第1アーム21の案内部26dが上流側サイドフラップ7を支持するので、上流側サイドフラップ7に負荷がかかるのを防止してより安定した折込みが可能となる。さらに、カートン2を搬送方向下流側に搬送する際に第2アーム24の回動を一時停止するので、上流側サイドフラップ7の折込状態を維持したまま第2の折込手段48に案内して上流側サイドフラップ7を良好に折込むことができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ カートンコンベヤ1の搬送方向に直交する左右両側方の同一位置で第1の折込手段16,16を互いに並べて設けたが、第1の折込手段16,16をカートンコンベヤ1の搬送方向の上流側と下流側とに互いにずらした異なる位置に設けてもよい。例えば、−側方の開口6の各フラップ7,8,9,10を折込んで開口6を閉じた後に、他側方の開口6から物品12を供給してその開口6を閉じるように、各フラップ7,8,9,10を折込むようにする場合など、第1の折込手段16,16の配設位置を適宜変更できる。
・ 両側方に開口6を有するカートン2においてその開口6の各フラップ7,8,9,10を折込む横形のカートナ一に具体化したが、上下両側に開口を有するカートンにおいてその開口の各フラップを折込む縦形のカートナ一にも採用可能である。
・ シート状に折り畳まれたシートを角筒状に開口するカートン形態であるセットアップ式のカートナ一について例示したが、シートを半成形して側方から物品を供給するカートン形態であるラップアラウンド式のカートナ一など、各種カートナーや各種段ボールケーサーへの採用も可能である。
・ サーボモータ34の駆動力をワイヤ41,42により両折込手段16,16に伝達したが、その他の適宜動力伝達手段を採用してもよい。
・ その他、実施形態に採用した各種の構成に限らず種々の構成を採用可能である。
(a)は本実施形態にかかる箱詰め機のフラップ折込装置を示す一部切欠き平面図であり、(b)は同じく一部切欠き側面図である。 (a)は両折込手段及び駆動手段を示す一部切欠き斜視図であり、(b)は同じく駆動手段を示す一部切欠き斜視図である。 各フラップ折込み前のカートンを示す斜視図である。 (a)はカートンの搬送 停止時の下流側サイドフラップの折込状態を示す部分平面図であり、(b)はその折込状態のカートンを示す斜視図である。 カートンの搬送停止時における上流側サイドフラップの折込初期についての作用説明図である。 同じくその上流側サイドフラップの折込途中状態を示す作用説明図である。 同じくその上流側サイドフラップを折込む際の第2アームが当接して折込みを開始する折込途中状態を示す作用説明図である。 上流側サイドフラップを折込んだ折込状態を示す作用説明図である。 (a)は図8のサイドフラップ折込状態のカートンを示す斜視図であり、(b)はサイドフラップ折込後のカートン搬送初期状態を示す作用説明図である。 (a)は天面フラップを折込んだカートンを示す斜視図であり、(b)は箱詰封止後のカートンを示す斜視図である。
符号の説明
1…カートンコンベヤ、2…カートン、3…カートンの本体部、3c…本体部の側面パネル、6…カートンの開口、7…カートンの搬送方向上流側サイドフラップ、7a…上流側サイドフラップの延出端部、7b…上流側サイドフラップの延出基部、16…第1の折込手段、18…駆動手段、20a…アームの回動中心、21…第1アーム、24…第2アーム、26b…第1アームの第1案内部、26d…第1アームの第3案内部、28b…第2アームの第2案内部、32…連動ばね、34…駆動手段のサーボモータ、35…駆動手段の連結機構、41,42…連結機構のワイヤ、48…第2の折込手段(案内手段)。

Claims (5)

  1. 側方に開口したカートンをコンベヤで所定間隔毎に保持して搬送する際に、前記開口において搬送方向上流側の側面パネルから延出するサイドフラップを折込むフラップ折込装置であって、サイドフラップに当接してサイドフラップをカートンの本体部側に折込むよう回動する折込手段を備え、
    折込手段は、サイドフラップの延出端部側に当接して折込みを開始する第1案内部を有する第1アームと、
    第1アームと同じ回動中心で回動し、第1アームで所定量折込んだサイドフラップとの当接位置を、そのサイドフラップの延出基部側から延出端部側に向けて移動し、該サイドフラップに折込む第2案内部を有する第2アームと
    を備えたことを特徴とする箱詰め機におけるフラップ折込装置。
  2. 前記折込手段において第1アームと第2アームとはばねを介して連係され、第2アームに連結した駆動手段で第2アームと第1アームとを一体的に回動するとともに、第1アームの回動停止後に第2アームをばねの弾性力に抗して回動するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の箱詰め機におけるフラップ折込装置。
  3. 前記第1アームの回動停止後に前記第2アームでサイドフラップを折込む際に、サイドフラップを支持可能な第3案内部を第1アームに設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箱詰め機におけるフラップ折込装置。
  4. 前記折込手段の搬送方向下流側に向けて搬送されるカートンのサイドフラップの折込状態を維持して下流側の案内手段に案内するよう第2アームを折込位置で一時停止するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の箱詰め機におけるフラップ折込装置。
  5. 前記折込手段はコンベヤの両側方にそれぞれ配設され、コンベヤの一側方に両折込手段の駆動源としてのサーボモータを設け、該サーボモータの駆動力を両折込手段に伝達するワイヤを含む連結機構を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項に記載の箱詰め機におけるフラップ折込装置。
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