JP4959027B1 - 電流開閉器 - Google Patents

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Abstract

回動中心Pから半径方向に延在し自由端が回動軌跡Lを描くように往復動作するブレード型の可動接触子26と、可動接触子26と接離し可動接触子26の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材31と少なくとも通電部材31の周囲を覆う外枠45とを有する固定接触子20と、可動接触子26に設けられた可動アーク接触子1と、固定接触子20に設けられた固定アーク接触子2と、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するアーク4と交差する磁界を生成するよう固定接触子20または可動接触子26の内部に配置された永久磁石3a,3bと、を備える電流開閉器を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電流開閉器に関し、特に回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、可動接触子の回動範囲内で可動接触子と接離する固定接触子とを備えた電流開閉器に関するものである。
例えば特許文献1では、回動可能に軸支され自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、可動接触子が接触する通電部材を有する固定接触子とを備えた電流開閉器が開示されている。
また、特許文献2では、主固定電極の開放側に隣接して補助固定電極を配設し、主固定電極と接離可能なブレード型の可動電極には、投入時に主固定電極と接離する主接触部を設けるとともに、開放時に主接触部が主固定電極から離間した後に、補助固定電極から離間する補助接触部を設け、開放時において補助固定電極と補助接触部との間で発生するアークをそれと交差する方向の磁束により駆動消弧するように永久磁石を配設した開閉器の電極構造が開示されている。
特許第4536152号公報 特開昭52−84463号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の電極構造では、主固定電極に隣接しかつ主固定電極とは別部品として補助固定電極および永久磁石を配設しているので、部品点数が増加し、さらに開閉器全体の寸法が増大するという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アークを永久磁石で駆動して電流開閉性能を向上させるとともに寸法の縮小化も可能な電流開閉器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電流開閉器は、回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記固定接触子の内部に配置された永久磁石と、を備え、前記永久磁石は、少なくともその端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されるとともに、その着磁方向が前記可動接触子の回動面と略平行でかつ前記可動接触子の往復動作方向と略直交するように配置され、前記回動中心から見たときに、前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点よりも前記半径方向の外側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、アークを永久磁石で駆動し電流開閉性能を向上させるとともに寸法の縮小化も可能となる。
図1は、実施の形態1に係る電流開閉器の主母線に沿う面での断面図である。 図2は、実施の形態1に係る電流開閉器の絶縁操作軸に沿う面での断面図である。 図3は、可動接触子の回動面における固定接触子の断面図である。 図4は、図3の固定接触子の正面図である。 図5は、実施の形態1の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図6は、実施の形態2の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図7は、実施の形態3の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図8は、実施の形態4の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図9は、実施の形態5の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図10は、実施の形態6の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図11は、実施の形態7の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図12は、実施の形態8の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図13は、実施の形態9の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図14は、実施の形態10の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図である。 図15は、図14におけるH−H矢視図で、可動接触子の先端部を拡大して表した図である。
以下に、本発明に係る電流開閉器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る電流開閉器の主母線に沿う面での断面図である。図2は、電流開閉器の絶縁操作軸に沿う面での断面図である。タンク10は、他のタンクと連通する開口部を絶縁スペーサ12で仕切られて密閉された空間を形成している。この密閉された空間には例えば六フッ化硫黄ガスなどの絶縁ガスが充填されている。タンク10内には、水平方向に延びるように配置された三相の主母線11が収納されている。主母線11には、固定側支持導体21及び接続導体22を介して固定接触子20が各相に配設されている。また、タンク10内の別の位置には、接地用固定側支持導体25及び接続導体22を介して三つの接地用固定接触子23が配設されている。
タンク10内のさらに別の位置には、スペーサ接続導体29にて絶縁スペーサ12から支持された3本の可動側支持導体28がタンク10の中心部に向かって延びている。可動側支持導体28の先端部は、図2によく示されるように、それぞれスリットが形成されて二股状にされたスリット付き導体27とされている。このスリット付き導体27には、3本のスリット付き導体27を一括して貫通するように絶縁操作軸30が配設されている。絶縁操作軸30は隣り合う3本のスリット付き導体27を互いに電気的に絶縁した状態で回動自在に支持されている。
そして、この絶縁操作軸30に軸支されてブレード型(板状)の可動接触子26がそれぞれのスリット付き導体27に設けられている。この可動接触子26は、回動中心Pから半径方向に延在する概略細長板状を成し、絶縁操作軸30を回動中心として自由端26aが回動軌跡Lを描くように回動する。そして、先端の自由端26aを固定接触子20と接触させたり、接地用固定接触子23と接触させたりする。可動接触子26は、図1によく示されるように、スリットに収納された完全開路位置を中心として、図中矢印Qのように回動して、固定接触子20と接触する完全閉路位置と接地用固定接触子23と接触する接地位置との間を往復動作する。可動接触子26の回動範囲の一方端側に固定接触子20が配置され、回動範囲の他方端側に接地用固定接触子23が配置されている。そして、スリット付き導体27から固定接触子20に至る回転角度とスリット付き導体27から接地用固定接触子23に至る回転角度とが例えば同じ角度とされている。
固定接触子20及び接地用固定接触子23は、それぞれ可動接触子26が進入する開口部20aが形成された断面概略コの字(またはUの字)型を成し、この開口部20aは各々絶縁操作軸30方向に向けて配設されている。固定接触子20と接地用固定接触子23とは、概略同じ構造を成しており、以降、主に固定接触子20の構造に関して説明する。
図3は、可動接触子の自由端の回動軌跡を含む面における固定接触子の断面図である。図4は、図3の固定接触子の正面図であり、固定接触子を可動接触子の往復動作方向から見たときの図である。固定接触子20は、対を成し先端を開口部20aに向けて互いに略平行に対向して配置される例えば6対の通電部材31と、通電部材31の基部を傾動可能に支持する支持枠33と、通電部材31を先端部が互いに接近する方向に付勢する加圧部材としての板ばね43と、通電部材31、支持枠33及び板ばね43の周囲を覆いこれらを外部の電界から遮蔽する遮蔽部材としての外枠45とを備えている。
通電部材31は、可動接触子の回動面を挟んで互いに対向するようにハの字状に並べられ、さらにこのハの字状の一対が可動接触子26の回動軌跡L方向に所定の間隔を空けながら6対併設されている。そして、各々列を成す6対の通電部材31は、基部に穿孔された貫通孔を挿通する支持棒35により一括して支持されている。支持棒35は通電部材31の貫通孔に緩く嵌り締結部材37により支持枠33に締結されている。この構造により、通電部材31は傾動可能に支持され通電部材31の先端部の離間間隔(開き幅)が大小変化するようにされている。
外枠45は、例えば形状的な自由度が大きく電界の遮蔽に効果的な鋳物で作製され、固定接触子20の外殻を構成しており、通電部材31、支持枠33及び板ばね43の周囲を覆う概略箱状を成し、対を成し略平行に対向して配置された通電部材31の先端部間隙に対応する位置にブレード型の可動接触子26が進入する開口部20aが形成されている。ねじとワッシャーから成る抜け止め部材41は、2組が外枠45の開口部20aから挿入されて接続導体22の突出部22aに締結されている。また、開口部20aに面する先端対向縁部は、内側に断面略L字状に折り曲げられている、そして、外枠45は、係合部として形成された当該断面略L字状に折り曲げられた先端部45aを、被係合部である通電部材31の先端部に形成された切り欠き31bに係合させることにより、板ばね43の付勢力に打ち勝って、通電部材31の先端部の開き幅を所定の広さに保つ。
図3に良く示されるように、可動接触子26の自由端26aは、例えば可動接触子26の回動軌跡Lに沿った形状を成している。このような形状とすることにより、可動接触子26が電圧印加状態で回動する際の自由端26aの電界を回動範囲を増大させずに緩和することができる。
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図5は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のA−A矢視図である。なお、図5では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図5では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図5に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。なお、回動面は回動軌跡Lを含む面である。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図5では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば1対の永久磁石3a,3bが配置されている。詳細には、永久磁石3a,3bはいずれもその着磁方向が可動接触子26の回動面と略平行でかつ可動接触子26の往復動作方向と略直交するように配置されている。
また、永久磁石3a,3bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置されている。つまり、永久磁石3a,3bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石3a,3bは、開口部20aを挟んで互いに対向して配置されている。すなわち、永久磁石3a,3bは、回動面を挟んで両側に互いに対向して配置されている。
また、永久磁石3a,3bは、それぞれ例えば図示しないケースに収納され、各ケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石3a,3bは、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石3a,3bは、それぞれ固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。永久磁石3a,3bは、それぞれ例えば柱状である。
また、永久磁石3a,3bの着磁方向は例えば互いに逆向きである。すなわち、回動面を挟んで、例えば永久磁石3aのN極と永久磁石3bのS極とが対向し、かつ、永久磁石3aのS極と永久磁石3bのN極とが対向している。したがって、アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは永久磁石3a,3bの対向する方向であり、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図5(b))。
本実施の形態の動作について説明する。以下では、例えば開放動作について説明するが、投入動作についても同様である。閉路状態では、可動接触子26は通電部材31と接触しているが、開放時には、まず可動接触子26と通電部材31とが開離し、続いて可動アーク接触子1と固定アーク接触子2とが開離する。したがって、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生する。ところが、外枠45内に配置された永久磁石3a,3bの間の方向に発生する磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石3a,3bによりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石3a,3bを外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石3a,3bは、通電部材31と外枠45との間の内部空間を利用して効率的に配置することができる。
また、本実施の形態によれば、回動面を挟んで一対の永久磁石3a,3bを互いの異なる極性が対向するようにアーク4の近傍へ設けたので、アーク4の近傍でアーク4の延伸方向(往復動作方向)と直交する磁束密度Bを増大させることができ、アーク4の消弧がより促進される。
また、本実施の形態では、永久磁石3a,3bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置したので、可動接触子26の回動範囲を阻害することなく固定接触子20の構造を適正化している。
なお、固定アーク接触子2は、例えば通電部材31の先端部に設ける構成としたが、これに限定されず、例えば、通電部材31とは別に通電部材31に隣接する形で外枠45内に設ける構成も可能である。すなわち、固定アーク接触子2は、通電部材31または通電部材31の近傍に設けることができる。
実施の形態2.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図6は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のB−B矢視図である。なお、図6では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図6では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図6に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図6では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば1対の永久磁石5a,5bが配置されている。詳細には、永久磁石5a,5bはいずれもその着磁方向が可動接触子26の回動面と略平行でかつ可動接触子26の往復動作方向と略直交するように配置されている。
また、永久磁石5a,5bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置されている。つまり、永久磁石5a,5bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石5a,5bは、開口部20aを挟んで互いに対向して配置されている。すなわち、永久磁石5a,5bは、回動面を挟んで両側に互いに対向して配置されている。
また、永久磁石5a,5bは、それぞれ例えば図示しないケースに収納され、各ケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石5a,5bは、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石5a,5bは、それぞれ固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。永久磁石5a,5bは、それぞれ例えば柱状である。
また、永久磁石5b,5bの着磁方向は例えば互いに同一の向きである。すなわち、回動面を挟んで、例えば永久磁石5aのN極と永久磁石5bのN極とが対向し、かつ、永久磁石5aのS極と永久磁石5bのS極とが対向している。したがって、アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは永久磁石5a,5bの着磁方向と略平行であり、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図6(b))。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置された永久磁石5a,5bの磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。ここで、本実施の形態の場合、永久磁石5a,5bの同極性同士間の方向に発生する磁束密度Bは、互いの斥力の影響で小さいため、永久磁石5a,5bの位置を可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも回動中心から見て外側にずらして配置し、可動接触子26の延在方向の磁束密度Bとアークとを略直交させることで、、実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、固定アーク接触子2は、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図7は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のC−C矢視図である。なお、図7では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図7では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図7に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図7では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば1対の永久磁石6a,6bが配置されている。詳細には、永久磁石6a,6bはいずれもその着磁方向が可動接触子26の回動面と略直交するように配置されている。
また、永久磁石6a,6bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点と半径方向において例えば略同じ位置に配置されている。つまり、永久磁石6a,6bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置と半径方向に略同じ位置に配置されることとなる。
また、永久磁石6a,6bは、開口部20aを挟んで互いに対向して配置されている。すなわち、永久磁石6a,6bは、回動面を挟んで両側に互いに対向して配置されている。さらに、永久磁石6a,6bのそれぞれの着磁方向は例えば略同一直線上に位置している。
また、永久磁石6a,6bは、それぞれ例えば図示しないケースに収納され、各ケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石6a,6bは、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石6a,6bは、それぞれ固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。永久磁石6a,6bは、それぞれ例えば柱状である。
また、永久磁石6a,6bは互いに異なる極性が対向するように配置されている。すなわち、回動面を挟んで、例えば永久磁石6aのN極と永久磁石6bのS極とが対向している。したがって、アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは永久磁石6a,6bの着磁方向と略平行であり、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図7(b))。
本実施の形態の動作について説明する。以下では、例えば開放動作について説明するが、投入動作についても同様である。閉路状態では、可動接触子26は通電部材31と接触しているが、開放時には、まず可動接触子26と通電部材31とが開離し、続いて可動アーク接触子1と固定アーク接触子2とが開離する。したがって、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生する。ところが、外枠45内に配置された永久磁石6a,6bの間の方向に発生する磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石6a,6bによりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石6a,6bを外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石6a,6bは、通電部材31と外枠45との間の内部空間を利用して効率的に配置することができる。
また、本実施の形態によれば、回動面を挟んで一対の永久磁石6a,6bの互いの異なる極性が対向するようにアーク4の近傍へを設けたので、アーク4の近傍で、アーク4の延伸方向(往復動作方向)と直交する磁束密度Bを増大させることができ、アーク4の消弧がより促進される。なお、永久磁石6a,6bのいずれか1個を例えば回動面の片側に配置する構成も可能である。
なお、固定アーク接触子2は、例えば通電部材31の先端部に設ける構成としたが、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態4.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図8は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のD−D矢視図である。なお、図8では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図8では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図8に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図8では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば1対の永久磁石7a,7bが配置されている。詳細には、永久磁石7a,7bはいずれもその着磁方向が可動接触子26の回動面と略直交するように配置されている。
また、永久磁石7a,7bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の例えば外側に配置されている。つまり、永久磁石7a,7bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石7a,7bは、開口部20aを挟んで互いに対向して配置されている。すなわち、永久磁石7a,7bは、回動面を挟んで両側に互いに対向して配置されている。さらに、永久磁石6a,6bのそれぞれの着磁方向は例えば略同一直線上に位置している。
また、永久磁石7a,7bは、それぞれ例えば図示しないケースに収納され、各ケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石7a,7bは、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石7a,7bは、それぞれ固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。永久磁石7a,7bは、それぞれ例えば柱状である。
また、永久磁石7a,7bの着磁方向は例えば互いに向きである。すなわち、回動面を挟んで、例えば永久磁石7aのN極と永久磁石7bのN極とが対向している。したがって、アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは永久磁石7a,7bの着磁方向と略直交し、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図8(b))。
本実施の形態の動作は、実施の形態3と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置された永久磁石7a,7bの磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。ここで、本実施の形態の場合、永久磁石7a,7bの同極性同士間の方向に発生する磁束密度Bは、互いの斥力の影響で小さいため、永久磁石7a,7bの位置を可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも回動中心から見て外側にずらして配置し、可動接触子26の延在方向の磁束密度Bとアークとを略直交させることで、実施の形態3と同様の効果を奏する。
なお、永久磁石7a,7bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の例えば内側に配置することもできる。この場合、永久磁石7a,7bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の内側に配置され、永久磁石7a,7b間に発生する磁束密度Bのうち、図8(b)において下方に向かう磁束密度Bを利用してアーク4を駆動することとなる。
なお、固定アーク接触子2は、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態5.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図9は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のE−E矢視図である。なお、図9では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図9では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図9に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図9では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、永久磁石8が配置されている。詳細には、永久磁石8はその着磁方向が可動接触子26の回動面と略平行でかつ可動接触子26の往復動作方向と略直交するように配置されている。
また、永久磁石8は、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置されている。つまり、永久磁石8は、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石8は、略回動面に位置している(図9(b))。すなわち、永久磁石8は、開口部20aを挟んで互いに対向して配置された通電部材31に対して、その対向方向の略中央部に配置され、さらに、回動中心Pから見たときに、回動軌跡Lよりも半径方向の外側に位置している。
また、永久磁石8は、例えば図示しないケースに収納され、このケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石8は、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石8は、固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。永久磁石8は、例えば柱状である。
図9(b)に示すように、アーク4の発生位置では、永久磁石8の磁束密度Bの向きは永久磁石8の着磁方向と略平行であり、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置された永久磁石8の磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石8によりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石8を外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石8は、通電部材31と外枠45との間の内部空間を利用して効率的に配置することができる。
また、本実施の形態では、永久磁石8は、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置したので、アーク4の延伸方向(往復動作方向)と直交する磁束密度Bを増大させることができる。
なお、固定アーク接触子2は、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態6.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図10は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、図3に相当する構成図である。なお、図10では、図3と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図10では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3で示した構成要素の一部を省略している。
図10に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図10では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば柱状の永久磁石9が配置されている。詳細には、永久磁石9はその着磁方向が可動接触子26の往復動作方向と略平行に配置されている。
また、永久磁石9は、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の例えば外側に配置されている。つまり、永久磁石9は、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石9は、その着磁方向の例えば一端部が可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。図示例では、永久磁石9のN極側の一端部が可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。具体的には、永久磁石9は、例えば接続導体22の内部に配置されている。そして、永久磁石9のN極側の一端部が、回動中心Pから見たときに、固定アーク接触子2の半径方向の外側に配置されて、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。また、永久磁石9は、例えば略回動面に位置するよう配置することができる。
図10に示すように、アーク4の発生位置では、永久磁石9の磁束密度Bの向きは永久磁石8の着磁方向と略直交し、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置された永久磁石9の磁束密度Bがアーク4の延伸方向(往復動作方向)と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石9によりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石9を外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石9は、接続導体22の内部に配置することができる。
また、固定アーク接触子2は、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態7.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図11は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のF−F矢視図である。なお、図11では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図11では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図11に示すように、可動接触子26の先端部には同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図11では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、両端部にそれぞれ磁極性を有する略Uの字(または略コの字)形状の永久磁石15が配置されている。そして、永久磁石15は、回動面を挟んで略対称に配置されている(図11(b))。すなわち、永久磁石15の一方の端部のN極と他方の端部のS極とが、回動面を挟んで両側に互いに対向して対称に配置されている。
また、永久磁石15は、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の例えば外側に配置されている。つまり、永久磁石15は、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石15は、それぞれ例えば図示しないケースに収納され、各ケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石15は、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石15は、それぞれ固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。
アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは通電部材31の対向方向に略平行であり、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図11(b))。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置された永久磁石15の磁束密度Bがアーク4の延伸方向(往復動作方向)と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石15によりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石15を外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石15は、通電部材31と外枠45との間の内部空間を利用し、外枠45の開口部20aに沿うように自身の略Uの字(または略コの字)形状を効率的に配置することができる。なお、固定アーク接触子2は、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態8.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図12は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、(a)は図3に相当する構成図、(b)は(a)のG−G矢視図である。なお、図12では、図3および図4と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図12では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3および図4で示した構成要素の一部を省略している。
図12に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図12では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
さらに、外枠45の内側には、例えば1対の永久磁石16a,16bが配置されている。詳細には、永久磁石16a,16bはいずれもその着磁方向が可動接触子26の回動面と略平行でかつ可動接触子26の往復動作方向と略直交するように配置されている。
また、永久磁石16a,16bは、回動中心Pから見たときに、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点よりも半径方向の外側に配置されている。つまり、永久磁石16a,16bは、可動接触子26の開放時に可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間に発生したアーク4の位置よりも半径方向の略外側に配置されることとなる。
また、永久磁石16a,16bは、開口部20aを挟んで互いに対向して配置されている。すなわち、永久磁石16a,16bは、回動面を挟んで両側に互いに対向して配置されている。また、永久磁石16b,16bの着磁方向は例えば互いに逆向きである。すなわち、回動面を挟んで、例えば永久磁石16aのN極と永久磁石16bのS極とが対向し、かつ、永久磁石16aのS極と永久磁石16bのN極とが対向している。永久磁石16a,16bは、それぞれ例えば柱状である。
さらに、永久磁石16aのS極側の端部と永久磁石16bのN極側の端部とが、強磁性体からなる連結部17により互いに連結されている。連結部17は、例えば継鉄からなる。この連結部17により、永久磁石16a,16bは略コの字形状(または略Uの字形状)となり、永久磁石16a,16bと連結部17には略コの字形(または略Uの字形)の磁路が形成され、開口部20aにおける回動面と略直交する方向の磁束密度Bが増大する。
また、永久磁石16a,16b、連結部17は、例えば図示しないケースに収納され、このケースが外枠45の内側に取り付けられている。詳細には、永久磁石16a,16b、および連結部17は、例えば可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26側の外枠45の内側に取り付けられている。すなわち、永久磁石16a,16b、および連結部17は、固定アーク接触子2と外枠45との間に配置され、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されている。
アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは永久磁石16a,16bの着磁方向と略直交し、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図12(b))。
本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、外枠45内に配置され強磁性体からなる連結部17により互いに連結された永久磁石16a,16bの生成する磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、強磁性体からなる連結部17により互いに連結された永久磁石16a,16bによりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石16a,16bおよび連結部17を外枠45の内側、すなわち固定接触子20の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。特に、永久磁石16a,16bおよび連結部17は、通電部材31と外枠45との間の内部空間を利用し、外枠45の開口部20aに沿うように自身の略コの字形(または略Uの字形)形状を効率的に配置することができる。
また、本実施の形態によれば、一対の永久磁石16a,16bを互いの異なる極性が回動面を挟んで対向するようにアーク4の近傍へ設けたので、アーク4の近傍で、アーク4の延伸方向(往復動作方向)と直交する磁束密度Bを増大させることができる。さらに、本実施の形態によれば、永久磁石16a,16bを強磁性体の連結部17で連結したので、アーク4の近傍以外に分布する磁束密度Bを低減してアーク4の延伸方向(往復動作方向)と直交する磁束密度Bをさらに増大させることができ、アーク4の消弧がより促進される。
なお、固定アーク接触子2は、例えば通電部材31の先端部に設ける構成としたが、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態9.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図13は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、図3に相当する構成図である。なお、図13では、図3と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図13では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3で示した構成要素の一部を省略している。
図13に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図13では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
また、本実施の形態では、可動接触子26の内部に永久磁石18が配置されている。ここで、永久磁石18は、可動アーク接触子1の近傍に配置されており、よって、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されることとなる。
また、永久磁石18は、その着磁方向が例えば可動接触子26の延在方向(半径方向)と略平行に配置されている。永久磁石18は、例えば柱状である。
また、永久磁石18は、例えば可動接触子26に設けた収納用の穴に収納した後に、閉塞するなどして可動接触子26内に取り付けることができる。
アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図13)。
本実施の形態の動作について説明する。以下では、例えば開放動作について説明するが、投入動作についても同様である。閉路状態では、可動接触子26は通電部材31と接触しているが、開放時には、まず可動接触子26と通電部材31とが開離し、続いて可動アーク接触子1と固定アーク接触子2とが開離する。したがって、アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生する。ところが、可動接触子26内に配置された永久磁石18の磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石18によりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石18を可動接触子26の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。
なお、固定アーク接触子2は、例えば通電部材31の先端部に設ける構成としたが、通電部材31の近傍に設けることもできる。
実施の形態10.
本実施の形態に係る電流開閉器は、図3および図4の構成に加えて、さらに可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石を備えて構成される。
図14は、本実施の形態の電流開閉器における可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示した図であり、図3に相当する構成図である。また、図15は、図14におけるH−H矢視図で、可動接触子の先端部を拡大して表した図である。なお、図14、図15では、図3と同一の構成要素には同一の符号を付している。また、図14では、主に可動アーク接触子、固定アーク接触子、および永久磁石の配置構成を示すために、図3で示した構成要素の一部を省略している。
図14に示すように、可動接触子26の先端部には例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成された可動アーク接触子1が設けられている。ここで、可動アーク接触子1は、可動接触子26の往復動作方向において可動接触子26の固定接触子20側の先端部に設けられている。換言すれば、可動アーク接触子1は、開放時において可動接触子26が固定接触子20と最後まで接触する側の可動接触子26の先端部に設けられている。可動アーク接触子1は、回動面に平行な可動アーク接触子1の両面のそれぞれ一部と両面間の端面の一部を覆うように設けられている。
また、固定アーク接触子2は、同じく例えば銅−タングステン合金などの耐アーク材料から形成され、外枠45の内側、すなわち固定接触子20に設けられている。具体的には、固定アーク接触子2は、可動接触子26の往復動作方向において最も可動接触子26側に配置された1対の通電部材31の先端部に設けられている。図14では、可動接触子26の開放動作途中における配置構成を示しており、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間にアーク4が発生している様子を合わせて示している。
また、本実施の形態では、可動接触子26の内部に永久磁石19が配置されている。ここで、永久磁石19は、可動アーク接触子1の近傍に配置されており、よって、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との接離点の近傍に配置されることとなる。
また、永久磁石19は、その着磁方向が例えば可動接触子26の回動面と略直交するよう配置されている。永久磁石19は、例えば柱状である。
また、永久磁石19は、例えば可動接触子26に設けた収納用の穴に収納した後に、閉塞するなどして可動接触子26内に取り付けることができる。
アーク4の発生位置では、磁束密度Bの向きは、可動接触子26の往復動作方向と略平行なアーク4と略直交することとなる(図15)。
本実施の形態の動作は実施の形態9と同様である。アーク4は、可動アーク接触子1と固定アーク接触子2との間で発生するが、可動接触子26内に配置された永久磁石19の磁束密度Bがアーク4と略直交する方向に生じているため、アーク4は発生と同時に磁束密度Bにより、磁束密度Bとアーク4の延伸方向(往復動作方向)の双方に直交する方向にローレンツ力を受けて駆動され、消弧性の絶縁ガスにより効果的に冷却され消弧される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、永久磁石19によりアーク4をガス空間内で駆動させて速やかに消弧することができ、電流開閉性能が向上する。
さらに、本実施の形態によれば、永久磁石19を可動接触子26の内部に配置するようにしたので、固定接触子20の外部に設ける構成と比較して、電流開閉器全体の寸法の縮小化も可能となる。
なお、固定アーク接触子2は、例えば通電部材31の先端部に設ける構成としたが、通電部材31の近傍に設けることもできる。
なお、実施の形態1〜10では、永久磁石の磁束密度Bとアーク4とが略直交するよう永久磁石を配置するとしたが、磁束密度Bとアーク4とが略直交せずとも交差すればアーク4を駆動することができるので、同様に電流開閉性能を向上させる効果がある。ただし、直交する場合が最も効果的にアーク4を駆動することができる。
以上のように、本発明は、例えばガス絶縁開閉装置における電流開閉器として有用である。
1 可動アーク接触子
2 固定アーク接触子
3a,3b,5a,5b,6a,6b,7a,7b 永久磁石
4 アーク
8,9,15,16a,16b,18,19 永久磁石
10 タンク
11 主母線
12 絶縁スペーサ
17 連結部
20 固定接触子
20a 開口部
21 固定側支持導体
22 接続導体
22a 突出部
23 接地用固定接触子
25 接地用固定側支持導体
26 可動接触子
26a 自由端
27 スリット付き導体
28 可動側支持導体
29 スペーサ接続導体
30 絶縁操作軸(回転軸)
31 通電部材
33 支持枠
35 支持棒
37 締結部材
41 抜け止め部材
43 板ばね
45 外枠

Claims (17)

  1. 回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、
    前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と、少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、
    前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、
    前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、
    前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記固定接触子の内部に配置された永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、少なくともその端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されるとともに、その着磁方向が前記可動接触子の回動面と略平行でかつ前記可動接触子の往復動作方向と略直交するように配置され、前記回動中心から見たときに、前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点よりも前記半径方向の外側に配置されていること
    を特徴とする電流開閉器。
  2. 前記永久磁石は、前記可動接触子の略回動面に位置することを特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  3. 前記永久磁石は、前記可動接触子の回動面を挟んで両側にそれぞれ配置され、対を成していることを特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  4. 前記永久磁石の着磁方向は互いに逆向きであること
    を特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  5. 前記回動面を挟んで両側にそれぞれ配置された前記永久磁石は、強磁性体からなる連結部により互いに連結され、当該連結部とともに略Uの字形の磁路を形成することを特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  6. 前記永久磁石の着磁方向は互いに同じ向きであること
    を特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  7. 回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、
    前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と、少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、
    前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、
    前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、
    前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記固定接触子の内部に配置された永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、少なくともその端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されるとともに、その着磁方向が前記可動接触子の回動面と略直交するように配置され、前記回動中心から見たときに、前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点よりも前記半径方向の外側に配置されていること
    を特徴とする電流開閉器。
  8. 前記永久磁石は、前記可動接触子の回動面を挟んで両側にそれぞれ配置され、対を成していることを特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  9. 前記永久磁石の着磁方向は互いに逆向きであること
    を特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  10. 前記永久磁石の着磁方向は互いに同じ向きであること
    を特徴とする請求項に記載の電流開閉器。
  11. 回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、
    前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と、少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、
    前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、
    前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、
    前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記固定接触子の内部に配置された永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、少なくともその端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されるとともに、その着磁方向が前記可動接触子の往復動作方向と略平行で、かつ、少なくともその着磁方向の一端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されていることを特徴とする電流開閉器。
  12. 前記永久磁石は、前記回動中心から見たときに、前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点よりも前記半径方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の電流開閉器。
  13. 前記永久磁石は、前記可動接触子の略回動面に位置することを特徴とする請求項12に記載の電流開閉器。
  14. 回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、
    前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と、少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、
    前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、
    前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、
    前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記固定接触子の内部に配置された永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、少なくともその端部が前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点の近傍に配置されるとともに、両端部にそれぞれ磁極性を有する略Uの字形状であり、前記可動接触子の回動面を挟んで略対称に配置され、前記回動中心から見たときに、前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との接離点よりも前記半径方向の外側に配置されていること
    を特徴とする電流開閉器。
  15. 回動中心から半径方向に延在し自由端が回動軌跡を描くように往復動作するブレード型の可動接触子と、
    前記可動接触子と接離し前記可動接触子の回動面を挟んで両側に互いに略平行に対向して配置された通電部材と、少なくとも前記通電部材の周囲を覆い外部の電界から遮蔽するとともに前記可動接触子が進入可能な断面略U字型の開口部が設けられた遮蔽部材とを有する固定接触子と、
    前記可動接触子に設けられた可動アーク接触子と、
    前記固定接触子に設けられた固定アーク接触子と、
    前記可動接触子と前記固定接触子との接離時に前記可動アーク接触子と前記固定アーク接触子との間で発生するアークと交差する磁界を生成するよう前記可動接触子の内部に配置された永久磁石と、
    を備え、
    前記永久磁石は、前記可動アーク接触子の近傍に配置されていることを特徴とする電流開閉器。
  16. 前記永久磁石は、その着磁方向が前記可動接触子の延在方向に略平行であることを特徴とする請求項15に記載の電流開閉器。
  17. 前記永久磁石は、その着磁方向が前記可動接触子の回動面に略直交することを特徴とする請求項15に記載の電流開閉器。
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