JP4956102B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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本発明はスチルカメラやビデオカメラ、そしてデジタルスチルカメラ等に好適なズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関するものである。
最近、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置(カメラ)には、高機能であること、そしてカメラ全体がコンパクト(小型)であることが要望されている。そしてそれに伴い、これらのカメラに用いる光学系(撮像光学系)には、レンズ枚数が少なく、小型で、しかも高い光学性能を有するズームレンズであることが求められている。
この種のカメラには、レンズ最後部と撮像素子との間に、ローパスフィルターや色補正フィルターなどの各種の光学部材が配置される。この為、それに用いるズームレンズには、比較的バックフォーカスが長いことが要求される。
更に、カラー画像用の撮像素子を用いたカラーカメラの場合には、色のシェーディングを避けるため、像側がテレセントリックであることが要求されている。
バックフォーカスが長く、像側のテレセントリック特性の良いズームレンズとして、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、及び正の屈折力の第3レンズ群より成る3群ズームレンズが知られている(特許文献1、2)。
一方、レンズ内部での屈折率が一様でない材料より成る屈折率分布型レンズが知られている。
屈折率分布型レンズでは、レンズ境界面で光線が屈折する光学作用の他に、光線が屈折率分布媒質中を伝播するときに受ける光学作用が加わる。このため、屈折率が一様な材料より成る均質レンズと比べて収差補正の自由度が高いことが知られている(非特許文献1)。
このうち、光軸(レンズ中心)から垂直方向(レンズ周辺部)かけて材料の屈折率が分布する、所謂ラジアル型屈折率分布レンズは、ペッツバール和や色収差の補正も可能あることが知られている(非特許文献2、3)。
負メニスカス形状で正の屈折力をもつラジアル型屈折率分布レンズをレトロフォーカス型のズームレンズに用いることで、軸外収差を良好に補正し、光学系全体のコンパクト化を図ったズームレンズが知られている(特許文献3)。
また、光軸と垂直方向に屈折率とアッベ数が変化するような平板のラジアル型屈折率分布レンズを用いて色収差の補正を良好に行ったズームレンズが知られている(特許文献4)。
また、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より成り、第2レンズ群を1枚のラジアル型屈折率分布レンズで構成したズームレンズが知られている(特許文献5)。特許文献5では第2レンズ群を、凹形状でありレンズ全体で正の屈折力を持つラジアル型屈折率分布レンズを用いて、第2レンズ群内でのペッツバール和と色収差を補正し、光学系全体の構成レンズ枚数を削減
しつつ良好な光学性能を得ている。
特開2001−66503号公報 特開2001−281545号公報 特許第2836691号公報 特開平6−337347号公報 特開2004−240464号公報 J.Opt.Soc.Am.,60,1436(1970) Appl.Opt.,19,1081(1980) Appl.Opt.,21,993(1982)
近年、カメラのコンパクト化とそれに用いるズームレンズの高倍化を両立することが行われている。このための1つの方法として、非撮影時に各レンズ群の間隔を撮影状態と異なる間隔まで縮小し、カメラ本体からのレンズの突出量を少なくする所謂沈胴式がある。
ズームレンズを構成する各レンズ群のレンズ枚数が多いと、各レンズ群の光軸上の長さが長くなる(レンズ全長が長くなる)。この結果、非撮影時に各レンズ群を繰み込んでも所望の沈胴長が得られず、沈胴式を利用するのが難しくなってくる。
光学設計分野では、光学系を構成するレンズ面を非球面形状とすることによって、全体のレンズ枚数を削減する手法が多く取られている。
しかしながら非球面を用いた場合、単色での結像性能に関わる収差は補正できるものの、硝材選択が支配的となる色収差を補正することが困難となる。
特にズームレンズを構成する複数のレンズ群のうち、任意の1つのレンズ群を1枚のレンズで構成すると、そのレンズ群内では色収差を補正することができない。
以上のように、光学系全体のコンパクト化のために構成レンズ枚数を削減すると収差補正が不十分となるため、光学系のコンパクト化と高画質化を両立させる事は大変困難である。
特許文献3では、負メニスカス形状で正の屈折力を持つラジアル型屈折率分布レンズを用いることで光学系のコンパクト化を図っている。しかしながら、屈折率分布型レンズが球面のみで構成されているため、レンズ群を1枚で構成することが難しい。
特許文献4では、平板のラジアル型屈折率分布レンズを用いることで均質レンズの色収差を補正している。しかしながら屈折率分布型レンズが平板で構成されているため、この平面では単色収差の補正に用いられていないため補正効果が必ずしも十分でない。
特許文献5では、凹形状のラジアル型屈折率分布レンズを用いて正の屈折力をもつ第2レンズ群を1枚で構成している。
しかし、レンズ形状が与える負の屈折力が大きく、レンズ中心と有効径端(レンズ周辺部)での屈折率差が小さいため、収差補正に必要な屈折率分布媒質による屈折力を得るためにレンズ厚が厚くなる傾向があった。このため、沈胴式を用いるズームレンズでは沈胴長の短縮に不利となっている。
本発明は、全系の構成レンズ枚数が少なく、レンズ全長が短く且つ色収差を含む諸収差
を良好に補正した高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
この他本発明は、ラジアル型屈折率分布レンズを用いることで、構成レンズ枚数が少なくコンパクトでありながら諸収差が良好に補正されたズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、ズーミングに際し前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔及び前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔を変化させるズームレンズにおいて、
該第2レンズ群は、光軸に対し垂直方向に材料の屈折率が変化する屈折率分布型レンズから構成され、
軸から垂直方向の距離hにおける波長λでの屈折率Nλ(h)は、波長λにおけるh0乗、h2乗、h4乗・・・の係数をN00λ、N10λ、N20λ…とするとき、
Nλ(h)=N00λ+N10λ*h +N20λ*h +…
で表されるものであり、該係数N00λに相当するd線に対する値をN00dとし、該屈折率分布型レンズは、材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、該第2レンズ群の屈折をΦ2とするとき
−1.85<φ2s/Φ2 < 1
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、全系の構成レンズ枚数が少なく、レンズ全長が短く且つ色収差を含む諸収差を良好に補正した高い光学性能を有するズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図、図2、図3、図4はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。
実施例1は、ズーム比2.0、開口比2.80〜3.31程度のズームレンズである。
図5は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図6、図7、図8はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例2は、ズーム比2.0、開口比2.80〜3.36程度のズームレンズである。
図9は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図10、図11、図12はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例3は、ズーム比2.0、開口比2.80〜3.34程度のズームレンズである。
図13は本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図14、図15、図16はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例4は、ズーム比3.05、開口比2.83〜4.28程度のズームレンズである。
図17は本発明の実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図18、図19、図20はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例5は、ズーム比2.8、開口比2.95〜3.36程度のズームレンズである。
図21は本発明の実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図22、図23、図24はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例6は、ズーム比3.0、開口比2.80〜4.04程度のズームレンズである。
図25は本発明の実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図26、図27、図28はそれぞれ実施例7のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
実施例7は、ズーム比4.09、開口比2.92〜4.63程度のズームレンズである。
図29は本発明のズームレンズを備えるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。
各実施例のズームレンズは撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。各実施例のズームレンズをビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に被写体像を形成する。
各レンズ断面図において、左方が被写体(物体)側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群である。
SPは開口絞りであり、第2レンズ群L2の物体側に位置している。IPは像面である。
収差図において、d,g,Cは各々d線,g線,C線である。
ΔM、ΔSは各々メリディオナル像面、サジタル像面を表している。倍率色収差はg線とC線によって表している。FnoはFナンバー、ωは半画角である。
尚、各実施例において広角端と望遠端は変倍用のレンズ群(第2レンズ群L2と第3レンズ群L3)が機構上光軸上移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例のズームレンズは、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3
が、ズーミングに際し第1レンズ群と第2レンズ群の間隔、および第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が変化するように移動する。別の言い方をすれば、ズーミングに際して、第1レンズ群と第2レンズ群、及び第2レンズ群と第3レンズ群は互いに異なる軌跡で移動している。第1レンズ群と第3レンズ群も互いに異なる軌跡で移動していることが望ましい。
第2レンズ群L2は、光軸から垂直方向にかけて材料の屈折率が変化する屈折率分布を有する1枚の屈折率分布型レンズから構成されている。

このとき、光軸から垂直方向の距離hにおける波長λでの屈折率Nλ(h)は、波長λにおけるh0乗、h2乗、h4乗・・・係数をN00λ、N10λ、N20λ…として、次のように表されるものとしている。
Nλ(h)=N00λ+N10λ*h+N20λ*h+… (a)
(a)式の係数N00λに相当するd,g,C線に対する値を順にN00d,N00g,N00Cとする。また、(a)式の係数N10λに相当するd,g,C線に対する値を順にN10d,N10g,N10Cとする。このとき、屈折率分布型レンズにおいてアッベ数と等価なアッベ数V00g,V10gは次のように表される。
V00g = (N00d−1)/(N00g−N00C)
V10g = N10d/(N10g−N10C)
基準光線をd線として、ラジアル型屈折率分布レンズを材料が屈折率N00dの薄肉均質レンズと考えた場合の屈折力(面の屈折力)をφsとする。また、屈折率分布媒質の持つ屈折力(媒質の屈折力)をφm=−2*N10d*t(tはレンズ厚)とする。このとき、ラジアル型屈折率分布レンズのペッツバール項PTZと近軸軸上色収差PACは、薄肉近似の下で次のように表せる。
PTZ = φs/N00d + φm/N00
PAC ∝ (φs/V00g + φm/V10g)
また、ラジアル型屈折率分布レンズの全体の屈折力は次のように表される。
Φ = φs + φm
上式を見て解るように、ラジアル型屈折率分布レンズのペッツバール項PTZ、近軸軸上色収差PACは、面で生じる項と媒質で生じる項の和となっており、
面と媒質の項でそれぞれ分母が異なる。ゆえに、各実施例では屈折率分布型のレンズ全体として等しい屈折力を持つ場合であっても、面の屈折力と媒質の屈折力の比率を変えることにより、レンズのペッツバール項、近軸軸上色収差がコントロールできる。
例えば正の屈折力を持つラジアル型屈折率分布レンズの場合、媒質もつ屈折力の比率を大きくするとペッツバール項が均質レンズの場合よりも小さくできる。また、屈折率分布の2次の項N10を波長毎に制御することで、色収差をコントロールできる。
本実施例では、N10を波長毎に制御することで、ペッツバール和、色収差をコントロールしている。
(a)式の係数N00λに相当するd線に対する値をN00dとする。屈折率分布型レンズを材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2sとす
る。また、第2レンズ群L2の屈折率をΦ2とする。このとき各実施例において
−1.85<φ2s/Φ2 < 1 ‥‥‥(1)
なる条件を満足している。
ここで薄肉均質レンズの屈折力φとは物体側と像側の面の曲率半径を各々r1、r2、材料の屈折率をnとするとき
φ=(n−1)*((1/r1)−(1/r2))
で表されるものである。
条件式(1)は、ラジアル型屈折率分布レンズのペッツバール項を制限するための条件式である。上限を超えるとラジアル型屈折率分布レンズのペッツバール項が、均質レンズを用いた場合よりも大きな値を持つため好ましくない。
また、下限を超えると、ラジアル型屈折率分布レンズの面で与えられる負の屈折力がより大きくなる。このときペッツバール項は均質レンズの場合より小さくできるものの、レンズ全体として正の屈折力をたせるため、屈折率分布媒質で与える正の屈折力を大きくしなければならない。屈折率分布媒質の屈折力を大きくするためには、光軸とレンズ周辺での屈折率差(屈折率分布の大きさ)を大きくするか、レンズ厚を厚くする必要がある。
つまり、下限を超えるとラジアル型屈折率分布レンズの屈折率分布の大きさが大きくなる、若しくは屈折率分布型レンズのコンパクト化に不利となるため好ましくない。
第2レンズ群L2が有するラジアル型屈折率分布レンズは、条件式(1)を満たすようにするのが良い。これによれば、屈折率分布が大きくなり過ぎたり、屈折率分布型レンズのコンパクト化を損なったりすること無く、第2レンズ群L2のもつペッツバール項を小さくすることができる。このとき、負の屈折力を持つ第1レンズ群L1と正の屈折力を持つ第3レンズ群L3の間でペッツバール項をバランスすると、光学系全体のペッツバール和を小さくすることができる。
条件式(1)は以下の範囲とすることで、より第2レンズ群L2のペッツバール項を小さくすることができる。
−1.85 < φ2s/Φ2 < 0.5 ・・・(1a)
条件式(1a)は、さらに好ましくは以下の範囲とするのが良い。
−1.85 < φ2s/Φ2 < 0 ・・・(1b)
屈折率分布型レンズを材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、屈折率分布媒質によって生ずる屈折力をφ2mとする。このとき、各実施例において
−1.5<(φ2s/V00g+φ2m/V10g)/(Φ2/V00g)<1
‥‥‥(2)
なる条件を満足している。
条件式(2)は、ラジアル型屈折率分布レンズで生ずる色収差を制限するための条件式である。条件式(2)の上限又は下限の範囲を超えると、ラジアル型屈折率分布レンズで生じる色収差が大きくなり、光学系全体での色消しが困難となるため好ましくない。
ここで、条件式(2)が正値を持つ場合は正の屈折力を持つ均質レンズと同じ方向に色収差が発生する。これに対して、負値を持つ場合、ラジアル型屈折率分布レンズは正の屈折力を持つにも関わらず通常の均質レンズと逆方向の色収差が生じる。
ゆえに、条件式(2)が負値を持つようなラジアル型屈折率分布レンズは均質レンズと異なった特性を示し、収差補正上有利となりうる。
第2レンズ群L2中の屈折率分布型レンズの中心厚をt2、ズームレンズの広角端における焦点距離をfwとする。このとき、各実施例において
0.1 < t2/fw < 1 ‥‥‥(3)
なる条件を満足している。
ラジアル型屈折率分布媒質で生ずる屈折力はレンズ厚に比例する。このため、レンズ厚が条件式(3)の下限を超えると、収差補正に必要な媒質の屈折力を得るための屈折率分布が大きくなり過ぎるため好ましくない。また、上限を超えると屈折率分布の大きさは小さくできるが、第2レンズ群L2の全長が均質レンズを複数枚用いた場合と変わらなくなり、ラジアル型屈折率分布レンズを用いて第2レンズ群L2の構成レンズ枚数を削減し全系のコンパクト化を図った効果が相殺されてしまう。
沈胴時のコンパクト化の観点から、条件式(3)は以下の範囲とすることがより好ましい。
0.1 < t2/fw < 0.7 ・・・(3a)
条件式(3a)は、さらに以下の範囲とすることがより好ましい。
0.1 < t2/fw < 0.5 ・・・(3b)
各実施例において、屈折率分布型レンズは、少なくとも1面が非球面形状である。
光軸からの高さhの位置での光軸方向の面の変位を、面頂点を基準としてxとする。非球面係数をB,C,D,Eとし、近軸曲率半径をr、円錐係数をkとする。このとき非球面形状は次のように表せる。
x=(h/r)/[1+{1−(1+k)*(h/r)1/2
+B*h + C*h + D*h + E*h10 ‥‥‥(b)
ここで、(a)式のラジアル型屈折率分布における4次以上の項(N20、N30…)は、近軸的には屈折力は持たずに、均質レンズにおける非球面と同等の効果を持つことが知られている。つまり、光軸からの高さhが高くなるに従い屈折力が弱くなるような非球面形状(B<0)と、ラジアル型屈折率分布レンズでN20>0となる屈折率分布は、等価なものと考えることができる。
まず、単色収差について考える。
(b)式の非球面係数Bと(a)式の屈折率分布の4次の項N20が等価であるならば、ラジアル型屈折率分布レンズの面に非球面を用いることで、屈折率分布の4次の項N20と非球面形状Bを相互に置き換えることができる。ラジアル型屈折率分布レンズを球面のみで構成する場合、光学系の構成レンズ枚数を削減するため複雑な非球面効果を屈折率分布媒質のみで与えようとすると、屈折率分布の4次以上の高次項が肥大化する。このとき、ラジアル型屈折率分布レンズの動径方向(レンズ周辺方向)の屈折率分布に高次項の影響によるうねりが現れ好ましくない。そこで、各実施例ではラジアル型屈折率分布レンズに非球面を用いて屈折率分布の高次の項を非球面形状に可能な限り置き換えることによって、屈折率分布に無駄な分布がつくのを防いでいる。
次に、色収差について考える。
均質レンズにおいて、非球面形状の面を用いて色収差を補正することは困難である。一方、ラジアル型屈折率分布レンズの場合、屈折率分布の4次以上の高次項を波長毎にコントロールすることで、波長毎に異なる非球面効果を与えることが可能となる。
各実施例では、屈折率分布の4次の項N20を波長毎にコントロールし、球面収差やコマ収差を各波長で補正している。
また各実施例では、単色収差はできるだけ非球面形状の面で補正し、色収差は屈折率分布を制御することによって補正するように、ラジアル型屈折率分布レンズを用いている。
尚、各実施例において諸収差のうち歪曲収差は、公知の電気的な収差補正方法を用いて補正してもよい。
各実施例は以上の様に各要素を設定する事により、特に、固体撮像素子を用いた撮影系に好適なズームレンズを得ている。
特に構成レンズ枚数が少なくコンパクトで、沈胴式のズームレンズに適した、ズーム比が2〜4倍程度の高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に各実施例の特徴について説明する。
各実施例のズーム方式は、次のとおりである。
実施例1〜3、実施例5のズームレンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3で構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が像側へ移動し、第2、第3レンズ群L2、L3が物体側に互いに異なった軌跡で移動している。第2、第3レンズ群L2、L3の移動により主な変倍を行い、第1レンズ群L1の移動により変倍に伴う像点の移動を補償している。
実施例4、実施例6〜7のズームレンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3で構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が像側に凸状の往復移動し、第2、第3レンズ群L2、L3が物体側に互いに異なった軌跡で移動している。第2、第3レンズ群L2、L3の移動により主な変倍を行い、第1レンズ群L1の移動により変倍に伴う像点の移動を補償している。
次に各実施例のレンズ構成について説明する。
尚、レンズ形状における凸形状、凹形状、正メニスカス形状、負メニスカス形状等は光軸近傍における形状である。
実施例1は、負の屈折力の第1レンズ群L1を物体側が凸面で負メニスカス形状の均質材料より成る均質レンズと物体側が凸面で正メニスカス形状の均質レンズで構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の負メニスカス形状で、光軸(レンズ中心)から垂直方向(レンズ周辺)に向かうほど材料の屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。
また、正の屈折力の第3レンズ群L3を像側が凸面で正メニスカス形状の1枚の均質レンズで構成している。
また実施例1は、第1レンズ群L1の物体側から数えた1枚目(以下「1枚目」という)のレンズの像側の面、第2レンズ群L2の物体側の面、第3レンズ群L3の像側の面をそれぞれ非球面形状としている。
実施例2は、負の屈折力の第1レンズ群L1を物体側が凸面で負メニスカス形状の均質レンズと物体側が凸面で正メニスカス形状の均質レンズで構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の正メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を像側が凸面で正メニスカス形状の1枚の均質レンズで構成している。
また実施例2は、第1レンズ群L11枚目レンズの像側の面、第2レンズ群L2の物体側の面、第3レンズ群L3の像側の面をそれぞれ非球面形状としている。
実施例3は、負の屈折力の第1レンズ群L1を物体側が凸面で負メニスカス形状の均質レンズと物体側が凸面で正メニスカス形状の均質レンズで構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の正メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を両凸形状の1枚の均質レンズで構成している。
また実施例3は、第1レンズ群L1の1枚目レンズの像側の面、第2レンズ群L2の物体側の面、第3レンズ群L3の像側の面をそれぞれ非球面形状としている。
実施例4は、負の屈折力の第1レンズ群L1を物体側が平面の平凹形状の均質レンズと物体側が凸面で正メニスカス形状の均質レンズで構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の負メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を両凸形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。
また実施例4は、第1レンズ群L1の1枚目レンズの像側の面、第2レンズ群L2の物体側の面、第3レンズ群L3の像側の面をそれぞれ非球面形状としている。
実施例5は、負の屈折力の第1レンズ群L1を両凹形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の負メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を両凸形状の1枚の均質レンズで構成している。
また実施例5は、第1レンズ群L1の像側の面、第2レンズ群L2の物体側の面、第3レンズ群L3の像側の面をそれぞれ非球面形状としている。
実施例6は、負の屈折力の第1レンズ群L1を両凹形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の負メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を像側が凸面の正メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。
また実施例6は、第1〜第3レンズ群L1〜L3の全ての面を非球面形状としている。
実施例7は、負の屈折力の第1レンズ群L1を両凹形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第2レンズ群L2を物体側が凸面の負メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が小さくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。また、正の屈折力の第3レンズ群L3を像側が凸面の正メニスカス形状で、光軸から垂直方向に向かうほど屈折率が大きくなる分布のラジアル型屈折率分布レンズ1枚で構成している。
また実施例7は、第1〜第3レンズ群L1〜L3の全ての面を非球面形状としている。
次に、本発明の実施例1〜7に対応する数値実施例1〜7を示す。
数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示す。riは第i番目のレンズ面(面)の曲率半径、diは第i面と第(i+1)面との間のレンズ肉厚および空気間隔、Ni、νiはそれぞれ第i番目の部材のd線に対する屈折率、アッベ数を示す。
また、kは円錐係数、B,C,D,Eは各々非球面係数である。非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき
x=(h/r)/[1+{1−(1+k)*(h/r)1/2
+B*h + C*h + D*h + E*h10
で表される。但しrは近軸曲率半径である。
又「e−0x」は「×10−x」を意味している。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
ラジアル型の屈折率分布表現式は、レンズの動径方向距離(光軸からの高さ)をhとし、係数をN00,N10,N20としたとき、高さhでの屈折率N(h)を
N(h)=N00+N10*h + N20*h
として表している。
各数値実施例では各係数N00,N10,N20をC,d,g線に対して各々示している。
GRINは屈折率分布型の材料であることを示している。
又、前述の各条件式と各実施例との関係を表−1、表−2に示す。
Figure 0004956102
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次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルカメラ(光学機器)の実施例を図29を用いて説明する。
図29において、20はデジタルカメラ本体、21は上述の実施例1〜7のズームレンズによって構成された撮影光学系である。22は撮影光学系21によって被写体像を受光するCCD等の撮像素子である。23は撮像素子22が受光した被写体像を記録する記録手段、24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。
このように本発明のズームレンズをデジタルカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
実施例1のレンズ断面図 実施例1の広角端における収差図 実施例1の中間のズーム位置における収差図 実施例1の望遠端における収差図 実施例2のレンズ断面図 実施例2の広角端における収差図 実施例2の中間のズーム位置における収差図 実施例2の望遠端における収差図 実施例3のレンズ断面図 実施例3の広角端における収差図 実施例3の中間のズーム位置における収差図 実施例3の望遠端における収差図 実施例4のレンズ断面図 実施例4の広角端における収差図 実施例4の中間のズーム位置における収差図 実施例4の望遠端における収差図 実施例5のレンズ断面図 実施例5の広角端における収差図 実施例5の中間のズーム位置における収差図 実施例5の望遠端における収差図 実施例6のレンズ断面図 実施例6の広角端における収差図 実施例6の中間のズーム位置における収差図 実施例6の望遠端における収差図 実施例7のレンズ断面図 実施例7の広角端における収差図 実施例7の中間のズーム位置における収差図 実施例7の望遠端における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
SP Fナンバー決定部材(開口絞り)
IP 像面
d d線
g g線
ΔS サジタル像面
ΔM メリディオナル像面

Claims (7)

  1. 物体側より像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、ズーミングに際し前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔及び前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔を変化させるズームレンズにおいて、
    該第2レンズ群は、光軸に対し垂直方向に材料の屈折率が変化する屈折率分布型レンズから構成され、
    軸から垂直方向の距離hにおける波長λでの屈折率Nλ(h)は、波長λにおけるh0乗、h2乗、h4乗・・・の係数をN00λ、N10λ、N20λ…とするとき、
    Nλ(h)=N00λ+N10λ*h +N20λ*h +…
    で表されるものであり、該係数N00λに相当するd線に対する値をN00dとし、該屈折率分布型レンズは、材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、該第2レンズ群の屈折をΦ2とするとき
    −1.85<φ2s/Φ2 < 1
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、前記第2レンズ群の屈折力をΦ2とするとき
    −1.85<φ2s/Φ2≦0.750
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、前記第2レンズ群の屈折力をΦ2とするとき
    −1.85<φ2s/Φ2 < 0.5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 前記屈折率分布型レンズは、前記係数N00λに相当するd,g,C線に対する値を順にN00d,N00g,N00C、
    該係数N10λに相当するd,g,C線に対する値を順にN10d,N10g,N10Cとし、
    これらの値に対する屈折率分布型レンズの材料のアッベ数V00g,V10gを
    V00g = (N00d−1)/(N00g−N00C)
    V10g = N10d/(N10g−N10C)
    とし、該屈折率分布型レンズを材料の屈折率がN00dの薄肉均質レンズであるとしたときの屈折力をφ2s、屈折率分布媒質によって生ずる屈折力をφ2mとするとき
    −1.5<(φ2s/V00g+φ2m/V10g)/(Φ2/V00g)<1
    なる条件を満足することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記屈折率分布型レンズの中心厚をt2、前記ズームレンズの広角端における焦点距離をfwとするとき、
    0.1 < t2/fw < 1
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記屈折率分布型レンズは、少なくとも1面が非球面形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有していることを特徴とする撮像装置。
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