JP4954700B2 - 熱可塑性樹脂組成物、および、押出しフィルムまたはシート - Google Patents
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(A)ガラス転移温度110℃以上であること;
(B)密閉容器内で280℃において20分間保持した後、一方の開口部から溶融樹脂として排出した際に、発泡がないこと;
(C)厚さ100μmのフィルムにおけるb値が3.0以下であること;
を満足することを特徴とする、紫外線吸収能を有する熱可塑性アクリル系樹脂組成物である。
本発明におけるアクリル系熱可塑性樹脂は、主に、アクリル酸、メタクリル酸およびその誘導体を重合して得られる樹脂であり、本発明の効果を損なわない限り特に限定されず、公知のアクリル系熱可塑性樹脂を用いることが出来る。アクリル酸、メタクリル酸の誘導体の好ましい具体例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸クロロメチル、(メタ)アクリル酸2−クロロエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシヘキシルおよび(メタ)アクリル酸2,3,4,5−テトラヒドロキシペンチル、2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル、2−(ヒドロキシエチル)アクリル酸メチルなどが挙げられ、これらのうち1種を単独で含んでいてもよいし、2種以上併存してもよい。中でも、熱安定性に優れる点で(メタ)アクリル酸メチルが最も好ましい。
本発明における熱可塑性アクリル系樹脂は、紫外線吸収性単量体を重合して構築される重合体構造単位(繰り返し構造単位)を有していても構わない。紫外線吸収性単量体としては、紫外線吸収性を示す単量体であればいずれも使用し得るが、ベンゾトリアゾール誘導体、トリアジン誘導体、又は、ベンゾフェノン誘導体に重合性基を導入したものが好ましい。
UVA−3:
UVA−4:
本発明における熱可塑性アクリル系樹脂は、重量平均分子量が好ましくは1,000〜300,000、より好ましくは5,000〜250,000、更に好ましくは10,000〜200,000、特に好ましくは、50,000〜200,000である。
本発明における紫外線吸収剤としては、好ましくは、ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤である。ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤は、耐熱アクリル系樹脂、特に、ラクトン環構造を有するアクリル系樹脂との相溶性が良いため、フィルム成型時の発泡やブリードアウトなどの問題が起こりにくい。具体的には、2−p−メトキシフェニル(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2−α−ナフチル(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2−β−ナフチル(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2−p−フタルイミドフェニル(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−(1,4−フェニレン)ビス[4H−3,1−ベンゾオキサジノン4−オン]、2,2’−(4,4’−ジフェニレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、2,2’−(2,6−または1,5−ナフタレン)ビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)、1,3,5−トリ(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン−2−イル)が挙げられ、その中でも特に融点が高いことと吸収特性の点から、2,2’−(1,4−フェニレン)ビス[4H−3,1−ベンゾオキサジノン4−オン](日本サイテックインダストリーズ(株)製、商品名:サイアソーブUV−3638)が特に好ましい。
本発明にかかる熱可塑性樹脂組成物のガラス転移温度(Tg)は110℃以上である。好ましくは115℃以上、より好ましくは、120℃以上である。ここで、ガラス転移温度とは、ポリマー分子がミクロブラウン運動を始める温度であり、各種の測定方法があるが、本発明においては、示差走査熱熱量計(DSC)によって、JIS−K7121に準拠して、始点法で求めた温度と定義する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、透明性、耐熱性に優れるだけでなく、低着色性、機械的強度、成型加工性などの特性を備えるとともに、紫外線吸収能を有するので、押し出しフィルム又はシートとしても有用である。すなわち、本発明の熱可塑性樹脂組成物の好ましい実施形態としては、上記熱可塑性樹脂組成物からなる押し出しフィルム又はシートである。
本発明の熱可塑性樹脂組成物から押し出しフィルムを製造する方法は、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂組成物と、その他の熱可塑性樹脂やその他の添加剤などを、従来公知の混合方法にて混合し、予め熱可塑性樹脂組成物としてから、押し出しフィルムを製造する事ができる。この熱可塑性樹脂組成物の製造方法は、例えば、オムニミキサー等の混合機でプレブレンドした後、得られた混合物を押出混練する方法を採用することができる。この場合、押出混練に用いる混練機は、特に限定されるものではなく、例えば、単軸押出機、二軸押出機等の押出機や加圧ニーダー等、例えば、従来公知の混練機を用いることができる。
ガラス転移温度は示差走査熱量計(DSC−8230 (株)リガク社製)を用いて、窒素ガス雰囲気下、α−アルミナをリファレンスとしてJIS−K7121に準拠して、試料約10mgを常温から200℃まで昇温速度20℃/minで昇温して得られたDSC曲線から始点法で算出した。
樹脂ペレットを循環型熱風乾燥機により80℃で5時間乾燥した。280℃に調温したJIS−K7210に規定されるメルトインデクサーに、乾燥したペレット6gを投入し、20分間280℃で保持した。その後、荷重4.85kgで樹脂をストランド状に押出し、ピストンの下部標線からのストランド10cm分の発泡状態を目視で観察して発泡性を下記の基準で評価した。
発泡しない; ストランド10cm中に直径0.5mm以上の気泡が20個未満
(透過率)
厚さ100μm のフィルムを溶融押出し成形により作成し、分光光度計(島津製作所社製、装置名:UV−3100)を用いて380nmと500nmの透過率を測定した。
透過色のb値は、厚さ100μm のフィルムを溶融押出し成形により作成し色差計(日本電色工業社製、製品名:SE2000)を用いてJIS−K7105に準拠して測定した。
重合体の重量平均分子量は、GPC(東ソー社製GPCシステム)のポリスチレン換算により求めた。
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した30L反応釜に、40部のメタクリル酸メチル(MMA)、10部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、50部のトルエン、0.025部のアデカスタブ2112(旭電化工業(株)製)を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させ、還流したところで、開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アトフィナ吉富(株)製、商品名:ルパゾール570)を添加すると同時に、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、還流下(約105〜110℃)で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した30L反応釜に、41.5部のメタクリル酸メチル(MMA)、6部の2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、2.5部の2−〔2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロイルオキシ〕エチルフェニル〕−2H−ベンゾトリアゾール(大塚化学(株)製、商品名:RUVA-93)、50部のトルエン、0.025部のアデカスタブ2112(旭電化工業(株)製)、0.025部のn−ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させ、還流したところで、開始剤として0.05部のt−アミルパーオキシイソノナノエート(アトフィナ吉富(株)製、商品名:ルパゾール570)を添加すると同時に、0.10部のt−アミルパーオキシイソノナノエートを3時間かけて滴下しながら、還流下(約105〜110℃)で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
合成例1で得られた樹脂(A)のペレット100部に対して、ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤サイアソーブUV−3638(日本サイテックインダストリーズ(株)製) 7部をドライブレンドし、20mmφのスクリューを有する2軸押出し機を用いて、バレル温度250℃で溶融混練した。得られた樹脂組成物のペレットの物性を評価した。結果
また、更に、得られた樹脂組成物のペレットを270℃の押出温度でシリンダー径が20mmの単軸押出機を用い下記条件で押出成形し、100μmの厚みのフィルムを作製した。
〔実施例2〕
合成例2で得られた樹脂(B)のペレット100部に対して、ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤サイアソーブUV−3638(日本サイテックインダストリーズ(株)製) 3部をドライブレンドし、20mmφのスクリューを有する2軸押出し機を用いて、バレル温度250℃で溶融混練した。
また、更に、得られた樹脂組成物のペレットを260℃の押出温度でシリンダー径が20mmの単軸押出機を用い下記条件で押出成形し、100μmの厚みのフィルムを作製した。
[比較例1]
合成例1で得られた樹脂(A)について、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤アデカスタブLA−31(旭電化工業(株)製)をドライブレンドし、20mmφのスクリューを有する2軸押出し機を用いて、バレル温度250℃で溶融混練した。
また、更に、得られた樹脂組成物のペレットを270℃の押出温度でシリンダー径が20mmの単軸押出機を用い下記条件で押出成形し、100μmの厚みのフィルムを作製した。
Claims (3)
- アクリル系樹脂を主成分とし、該アクリル系樹脂に対して0.5〜20重量%の紫外線吸収剤を含む熱可塑性アクリル系樹脂組成物であって、
前記アクリル系樹脂が、(i)N−置換マレイミドの共重合体、または(ii)主鎖中にラクトン環構造、グルタル酸無水物構造、あるいはグルタルイミド構造を導入した樹脂であり、
前記紫外線吸収剤が、ベンゾオキサジノン系紫外線吸収剤であり、
下の条件:
(A)ガラス転移温度110℃以上であること;
(B)密閉容器内で280℃において20分間保持した後、一方の開口部から溶融樹脂として排出した際に、発泡がないこと;
(C)厚さ100μmのフィルムにおけるb値が3.0以下であること;
を満足することを特徴とする、紫外線吸収能を有する熱可塑性アクリル系樹脂組成物。 - 請求項1〜2のいずれか1項記載の紫外線吸収能を有する熱可塑性アクリル系樹脂組成物からなる押出しフィルムまたはシート。
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