JP4952241B2 - 薬剤分包機におけるホッパー装置 - Google Patents

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Description

この発明は、散薬、錠剤等の薬剤の分包機におけるホッパー装置に関するものである。
散薬、錠剤等の薬剤は、患者に、その処方箋毎に、必要な薬剤を分包して渡されるのが通常であり、その薬剤分包機として、例えば、図6に示すように、錠剤カセット収納部A、手撒き錠剤収納部B、散薬分配用V枡部C、操作端末部D及び薬剤包装部(分包工程)E等からなるものがある(特許文献1 図2等参照)。
特開2005−272011号公報
この薬剤分包機は、処方箋に基づき、錠剤カセット収納部Aから所要の錠剤がホッパーHを介して錠剤ホッパー(図示せず、図1の符号10参照)に集められた後、集合ホッパー(図示せず、図1の符号30参照)を介してその錠剤を薬剤包装部Eに送り込んで包装したり、手撒き錠剤収納部Bにおいて、前記錠剤カセット収納部Aに無い錠剤又はその有無に関係なく錠剤を前記錠剤ホッパーに送り込み、さらに薬剤包装部Eに送り込んで包装したり、散薬分配用V枡部Cに所要量の散薬を投入し、その散薬を分割しながら集合ホッパーに送り込み、さらに薬剤包装部Eに送り込んで包装したりする(特許文献1、2〜4参照)。
特開平11−124116号公報 特開2000−85702号公報 特開平10−45113号公報
上記ホッパー、例えば、錠剤カセット収納部A及び手撒き錠剤収納部Bから所要の錠剤が集められる錠剤ホッパーは、本願に係る発明の一実施形態を示す図1を参照して説明すると、錠剤カセット収納部Aからの錠剤aを集める漏斗状のホッパーHの下方に設けられ、そのホッパー10の下方に送出し用シリンダ20を設け、前記ホッパー10内の錠剤aを前記シリンダ20内に落下させ、その落下した錠剤aを進退する送出し用ピストン21によりシリンダ20から送り出して集合ホッパー30に落下させた後、その集合ホッパー30から所要量(数)の錠剤aを薬剤包装部(分包工程)Eに送るようになっている。
このとき、上述のように、手撒き錠剤収納部Bにおいて、前記錠剤カセット収納部Aに無い錠剤又はその有無に関係なく錠剤aが手撒きされると、その錠剤が錠剤ホッパー10に送り込まれ、同様に、集合ホッパー30を介して薬剤包装部Eに送り込んで包装したり、散薬分配用V枡部Cに所要量の散薬を投入し、その散薬を分割しながら集合ホッパー30に送り込み、さらに薬剤包装部Eに送り込んで包装したりする。
このような薬剤分包機におけるホッパー10等において、そのホッパー10の内面はできるだけ滑性を有するようにできているが、薬剤(錠剤a)の性状、多湿気などの環境により、薬剤がホッパー10内面に付着する場合がある。付着すれば、その薬剤が包装されないこととなると共に、別の包装に紛れ込む恐れもある。
このため、従来から、その薬剤の付着を防止する手段として、ホッパーに振動を与える技術がある(特許文献5段落0050等参照)。
特開2005−263318号公報
しかし、従来のホッパーは、支持フレーム等に固定されており、プランジャー等の振動付与手段によっては、ホッパーに有効な振動が伝わらず、ホッパー内面に付着した薬剤を有効に剥がし得ない場合があった。
また、その振動付与手段として、プランジャー等を使用せずに、安価かつ耐久性のあるものが望まれている。低価額化の今日、その要望は益々高まっている。
この発明は、ホッパー内面に付着した薬剤を円滑に剥がすことを第1の課題とし、さらに、その手段を安価かつ耐久性のあるものとすることを第2の課題とする。
上記第1の課題を達成するために、この発明は、まず、ホッパーを上下方向に揺動自在とすることとしたのである。
ホッパーが揺動自在であれば、そのホッパーに対して揺動方向の力を与えれば、ホッパーは容易に揺動する。
つぎに、この発明は、ホッパーを単に揺動させただけでは、内面に付着する薬剤を円滑に剥がし得ないため、その揺動に加えて、ホッパーに衝撃を加えて振動させることとしたのである。
ホッパーに衝撃振動を与えれば、揺動自在であることから、その衝撃振動は、ホッパーが固定されている場合に比べて、ホッパーに円滑に伝わって、付着薬剤を円滑に剥がす(落下させる)。
この発明の構成としては、薬剤の投入されるホッパーをその両側の軸でもって上下に揺動自在に支持フレームに設けるとともに、そのホッパーにそれを揺動させて衝撃振動を付与する手段を付設し、その揺動・衝撃振動手段は前記ホッパーを揺動させるとともに衝撃振動させ、その揺動・衝撃振動によってホッパー内面に付着する薬剤を剥離落下させる構成を採用することができる。
ここで、「軸」とは、棒状物のみならず、揺動支点となり得る種々の態様の軸、例えば、架空の軸をも意味し、その軸(点)でもって揺動すれば、その揺動は円滑である。
上記揺動・衝撃振動手段は、従来のプランジャーによる突き押しによる揺動衝撃などに加えて、後述及び周知の種々の構成を採用することができる。
ここで、上述のように、ホッパーを単に揺動させただけであれば、ホッパーは揺れるだけで、付着薬剤は剥がれ難いため、何らかの手段によって、ホッパーに衝撃振動を与える必要がある。例えば、プランジャーであれば、ホッパーの揺動範囲に、そのプランジャーの先端を位置させ、その先端にホッパーを当てれば、ホッパーに衝撃振動が与えられ、その作用を繰り返せば、ホッパーに、揺動及び衝撃振動を有効に与えることができる。
また、上記ホッパーを、常時、その一部が固定物、例えば、装置フレームに上方から接して静止した状態とし、プランジャー等の揺動・衝撃振動手段により、そのホッパーを上方に付勢することによって上下方向に揺動させれば、ホッパーは揺れ戻った際、前記一部が固定物(装置フレーム)に当り、その当接により衝撃振動を付与されることができる。この場合、揺動・衝撃振動手段は、ホッパーに対して揺動力を付与するだけで良い。その揺動・衝撃振動手段としては、上記ホッパーを上方に揺動する方向への、エアーの間欠的な吹き出し、電磁石による間欠的な吸引又は離反、回転カムの回転、又は直線移動カムの移動による前記上方に付勢する構成等を採用することができる(図5a〜同e参照)。
上記の錠剤カセット収納部Aから所要の錠剤が集められるホッパーにおいては、そのホッパーの下面に送出し用シリンダを設け、前記ホッパー内の薬剤を前記シリンダ内に落下させ、その落下した薬剤を前記ホッパー内を進退する送出し用ピストンによりシリンダから送り出して分包工程に落下させる薬剤分包機におけるホッパー装置において、そのホッパーとピストンのそれぞれの対向面に、対向面側の極が同一の磁石をそれぞれ設け、前記ピストンの移動によるその両磁石の反発・その解除によって前記揺動・衝撃振動手段をなした構成を採用することができる。
この構成であると、送出しピストンの進退に伴い、ホッパーとピストンの両磁石は接離を繰り返し、その対向する極が同一であることによって、接近時に反発してホッパーを上方に揺動させ、離反時、その反発力が弱まって(消えて)、ホッパーは下方に揺動する。その下方の揺動時、ホッパーはその一部が固定物に当接すれば、衝撃振動を受け、その衝撃振動によって、ホッパー内面に付着する薬剤は剥がれて落下する。
このとき、上記送出し用シリンダは、全長に亘り完全な筒状でなくても、ピストンが進退し得る形状を有するものであれば、どのような態様の物でも良い。例えば、ホッパーの下面部材がシリンダの上面部材を構成していたり、シリンダ周面が支障がない限りにおいて空間になっていたり、等と任意である。
この構成において、上記ホッパーとピストンの一方の磁石を一つとし、他方の磁石を複数とすると共に、その複数の磁石を前記送出しピストンの移動方向に並べて前記一方の磁石に対向する面の極を交互に異ならせた構成とすれば、磁石による接離がピストンの一ストロークにおいて数回行われるため、衝撃振動がより有効にホッパーに与えられて、付着薬剤がより円滑に剥離して落下する。
このとき、ホッパーとピストンの一方の磁石も複数として、その磁石をピストンの進行方向に向かって対向面の極を交互に異ならせて設けることもできる。その両者の磁石の数は任意であるが、極の配置は同じ、例えば、ピストンの進行方向に向かって、「−」、「+」、「−」等の同じとするとよい。
その送出し用シリンダとピストンの構成は、そのシリンダの上面に投入口、下面に送出口を形成し、前記投入口に前記ホッパーの投入口を望ませ、前記ピストンの上下面に貫通する透孔を前記シリンダの投入孔に望ませて前記ホッパー内の錠剤を両投入孔を介してその透孔に落下させ、さらに、その錠剤が落下した透孔を前記シリンダの送出口に望ませ、その送出口から透孔内の錠剤を分包工程に落下させる等を採用することができる。
この発明は、以上のように、ホッパーを上下方向に揺動自在とするとともに、そのホッパーに衝撃を加えて振動させるようにしたので、その衝撃振動がホッパーに円滑に伝わって、付着薬剤を円滑に剥がして落下させる。また、その構造も従来にないものであって、安価かつ耐久性のあるものとなる。
一実施の形態を図1〜図4fに示し、この実施形態は、上記の図6に示す薬剤分包機において、錠剤カセット収納部Aからの錠剤aを集める漏斗状のホッパーHの下方に設けられたホッパー装置に関するものである。このホッパー装置は、漏斗状のホッパーHからの錠剤aが押出ユニット(後記のシリンダ20及びピストン21等の構造参照)を介してホッパー10に送り込まれる。
そのホッパー10は、その中程上部両側に揺動軸11を有する。この揺動軸11は、装置フレーム(図示せず)に固定の支持アーム(フレーム)12に上方から嵌められており、この揺動軸11を介して支持アーム12にホッパー10は揺動自在に支持される。揺動軸11にはコロを設けてホッパー10の揺動を円滑にすることが好ましい。
このホッパー10には、錠剤カセット収納部Aから所要量(数)の錠剤aが漏斗状のホッパーHを介して送り込まれ、その下面開口(投入口)13から下方に落下する。そのとき、ホッパー10内の衝撃緩衝片14に錠剤aは衝突し、その衝突によって衝撃緩衝片14は揺動してその落下力を緩衝するため(図4aの衝撃緩衝片14の実線と鎖線状態参照)、錠剤aは飛び跳ねることなく、開口13から円滑かつ確実に落下する。
また、このホッパー10の後部下面には永久磁石15が横一列に設けられている。この列方向の磁石15の数は一つ、二つ、三つ・・等と任意である。
上記ホッパー10の下方には送出し用シリンダ20が設けられ、このシリンダ20の上面にはホッパー10の下面開口15に対応する開口(投入口)22が形成されており、この開口22から、ホッパー10からの錠剤aが送り込まれる。シリンダ20の前部(図4a左側)下面にも開口(送出口)23が形成されている。
また、シリンダ20の上面開口22の前後縁にはガイド16が設けられて、この両ガイド16の間にホッパー10の下面開口13の周縁部が嵌ることによってシリンダ20に対しホッパー10が位置決めされる。この位置決めにより、ホッパー10は、常時は、その一部が装置フレームに固定の送出し用シリンダ20(ガイド16)上面に当接することとなる(図4a参照)。
送出し用シリンダ20内には送出し用ピストン21がその軸方向(図4a左右方向)に進退自在に設けられている。このピストン21は前記シリンダ20の開口22に対応する上下に貫通する透孔24を有しており、この透孔24内に前記開口22からの錠剤aが送り込まれる(落下する)。
また、送出し用ピストン21の下面にラック25が設けられ、このラック25に噛み合うピニオン26がモータ等の適宜な手段などによって正逆転されると、ラック25が左右動(図1の矢印方向)して、そのラック25と共にピストン21も左右動する。
このとき、ピストン21の両側面のローラ29が装置フレームのレール(図示せず)上を転動して、そのピストン21を円滑かつ直線的に移動させる。
ピストン21の上面には3列に永久磁石27が埋設されている。この列方向の磁石27の数は任意であるが、上記ホッパー10の磁石15と同数(図1では2個)とするとともに、同一の間隔とする。列は、3列でも、一列、2列及び4列以上でも良い。
ホッパー10の磁石15とピストン21の磁石27は、待機状態(図4aに示すホッパー10から錠剤aを受取る状態)からピストン21が進行(図4aの左方向)する際、最初に対向する両磁石15、27の対向面(磁石15の下面、磁石27の上面)は極性が同一とされており、例えば、両磁石15、27の対向面がともに「+」とされて、ピストン21側の各磁石27はそのピストン21の進行方向に向かって、その上面の極性を順々に異ならせている。ホッパー10側に複数列の磁石15を設けた場合も、その磁石15の極性は同様に順々に異ならせる。
この実施形態は以上の構成であり、従来と同様に、処方箋に基づき、錠剤カセット収納部Aから所要の錠剤aがホッパーHを介してホッパー10に送り込まれて、ピストン21の透孔24内に収納される(図4a)。また、従来と同様に、手撒き錠剤収納部Bから、適宜に、錠剤カセット収納部Aに無い錠剤などがホッパー10に送り込まれる。このとき、図4aに示すように、錠剤aの性状、多湿気などの環境により、錠剤aがホッパー10内面に付着する場合がある。
このため、図4aから同図eに示すように、ピストン21が左右に動く。すなわち、そのピストン21が図4aから同図bに示す左方に移行し、ホッパー10の磁石15にピストン21の最初の磁石27が対向すると、両磁石15、27は対向面の極性が同一のため反発し、その反発力により、同図bに示すように、ホッパー10は左回りに揺動する。
続いて、ピストン21がさらに左方に動くと、両磁石15、27は対向面の異なる極性のものとなって吸引し合い、その吸引により、ホッパー10は右回りに揺動してシリンダ20(ガイド16)上面に衝突して衝撃振動を受ける(同図c)。さらに、ピストン21が左方に動くと、両磁石15、27は対向面が同一の極性のものとなって反発し合い、その反発により、ホッパー10は左回りに揺動する(同図d)。
その後、ピストン21は右方への移動を行い、磁石15と磁石27の吸着・反発を経て図4a(図4e)の状態に戻り、その移動に伴いホッパー10は揺動・衝撃振動を受ける。
この作用がピストン21の左右動に伴い行われて、ホッパー10には衝撃振動が繰り返し与えられ、その衝撃振動により、ホッパー10内に付着する錠剤aは剥がれて確実に落下する。ピストン21の左右動の回数は、作業性(時間)を考慮して、実験、実作動等によって、付着錠剤aが確実に落下するように適宜に決定する。また、ピストン21の左右動は透孔24上面がホッパー10の開口13から外れない範囲において行うようにすることもできる。
ピストン21は、所要数の左右動を行った後、図4fに示すように、さらに左方に移動して(進行して)、透孔24をシリンダ20の開口23に臨ませて、その開口23から透孔24内の錠剤aを下方の集合ホッパー30に送り込む。このとき、ホッパー10内には付着錠剤aはなく、錠剤カセット収納部Aからの所要の全ての錠剤aが集合ホッパー30に送り込まれる。
その集合ホッパー30には、散薬分配用V枡部Cから所要量の散薬が分割されて投入されたりする。
このため、この集合ホッパー30からは、手撒き錠剤収納部Bからの錠剤a、錠剤カセット収納部Aからの錠剤a及び散薬分配用V枡部Cからの散薬が、処方箋に基づいて適宜に投入され、その集合(単体も含む)薬剤が薬剤包装部Eに送り込まれて包装されたり、それら(錠剤a、散薬)がそれぞれ個別に包装されたりする。
この実施形態において、ホッパー10側に左右方向に複数の磁石15を設け、ピストン21側に一列の磁石27を設けた構成とすることができる。また、この実施形態では、シリンダ20の上面に透孔28を設けて、ホッパー10側の磁石15がシリンダ20の上面に当ることを回避しているとともに、両磁石15、27の接近を容易にしてその磁力が円滑に作用するようにしたが、接近等の支障がない限りにおいて、必ずしも透孔28を設ける必要はない。
上記ホッパー10の揺動手段としては、上記実施形態以外の公知等の手段、例えば、図5aに示すように、空気吹き出しノズル41により、ホッパー10の突片40に間欠的に圧縮空気を吹付けてホッパー10を揺動させたり、同図bに示すように、プランジャー42により、突片40を上下に移動させてホッパー10を揺動させたり、同図cに示すように、電磁石43により、ホッパー10の永久磁石44と同一の極性の磁力線を生じさせて間欠的に離反させてホッパー10を揺動させたり、同図dに示すように、ホッパー10の突起45に接する直線移動カム46をプランジャー42によって進退させてホッパー10を揺動させたり、同図eに示すように、ホッパー10の突片40に接する円盤カム47の回転によりホッパー10を揺動させたりして、ホッパー10に揺動衝撃振動を与えることができる。同図cにおいては、電磁石43をホッパー10の反対側面側(図1において左側面)に設け、その電磁石43により、ホッパー10の磁性体を間欠的に吸引してホッパー10を揺動させることもできる。
これらの実施形態は、各図において、ホッパー10が揺動してシリンダ20に衝突することにより、ホッパー10に衝突振動を与えているが、例えば、ホッパーの揺動範囲内に、プランジャー等の先端を位置させ、プランジャー等の進退により、その先端にホッパーを当てて突き出すことによって、ホッパー10に揺動・衝撃振動が与えるようにすることもできる。すなわち、必ずしも、ホッパー10を固定物に衝突させる構成とする必要はない。
また、この実施形態は、錠剤カセット収納部Aからの錠剤aを集める漏斗状のホッパーHの下方に設けられたホッパー装置に関するものであったが、集合ホッパー30などの薬剤分包機における他のホッパーにもこの発明を採用できることは勿論である。
一実施形態の要部斜視図 同実施形態の要部分解斜視図 図2の左方からの分解斜視図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 他の実施形態の要部概略図 他の実施形態の要部概略図 他の実施形態の要部概略図 他の実施形態の要部概略図 他の実施形態の要部概略図 薬剤分包機の一例の斜視図
符号の説明
10、H ホッパー
11 揺動軸
12支持アーム(支持フレーム)
13 ホッパーの下面開口(投入口)
15 ホッパー側磁石
20 送出し用シリンダ
21 送出し用ピストン
22 送出し用シリンダの上面開口(投入口)
23 送出し用シリンダの下面開口(送出口)
24 送出し用ピストンの透孔
25 ラック
26 ピニオン
27 送出し用ピストン側磁石
40、45 ホッパーの突片
41 圧縮空気吹き出しノズル
42 プランジャー
43 電磁石
44 磁性体
46 直線移動カム
47 回転カム
a 錠剤
A 錠剤カセット収納部
B 手撒き錠剤収納部
C 散薬分配用V枡部
D 操作端末部
E 薬剤包装部(分包工程)

Claims (6)

  1. 薬剤(a)の投入されるホッパー(10)をその両側の軸(11)でもって支持フレーム(12)に上下方向に揺動自在に設けるとともに、そのホッパー(10)にそれを揺動させて衝撃振動を付与する手段を付設し、その揺動・衝撃振動手段は前記ホッパー(10)を揺動させるとともに衝撃振動させ、その揺動・衝撃振動によってホッパー(10)内面に付着する薬剤(a)を剥離落下させる薬剤分包機におけるホッパー装置。
  2. 上記ホッパー(10)は、その一部が装置フレームに上方から接して静止した状態であり、上記揺動・衝撃振動手段により、上方に付勢されることによって上下方向に揺動し、前記一部が前記装置フレームに当ることによって衝撃振動を付与されることを特徴とする請求項1に記載の薬剤分包機におけるホッパー装置。
  3. 上記揺動・衝撃振動手段を、上記ホッパー(10)を上方に揺動する方向への、エアーの間欠的な吹き出し、電磁石(42)による間欠的な吸引又は離反、回転カム(47)の回転、又は直線移動カム(46)の移動による上記上方への付勢によって構成したことを特徴とする請求項2に記載の薬剤分包機におけるホッパー装置。
  4. 上記ホッパー(10)の下面に送出し用シリンダ(20)を設け、前記ホッパー(10)内の薬剤(a)を前記シリンダ(20)内に落下させ、その落下した薬剤(a)を前記ホッパー(10)内を進退する送出し用ピストン(21)によりシリンダ(20)から送出して分包工程(E)に落下させる請求項2に記載の薬剤分包機におけるホッパー装置であって、
    上記ホッパー(10)とピストン(21)のそれぞれの対向面に、対向面側の極が同一の磁石(15、27)をそれぞれ設け、前記ピストン(21)の移動によるその両磁石(15,27)の反発・その解除によって前記揺動・衝撃振動手段をなしたことを特徴とする薬剤分包機におけるホッパー装置。
  5. 上記ホッパー(10)とピストン(21)の一方の磁石(15)を一つとし、他方の磁石(27)を複数とすると共に、その複数の磁石(27)を前記ピストン(21)の移動方向に並べて前記一方の磁石(15)に対向する面の極を交互に異ならせたことを特徴とする請求項4に記載の薬剤分包機におけるホッパー装置。
  6. 上記シリンダ(20)の上面に投入口(22)、下面に送出口(23)を形成し、前記投入口(22)に前記ホッパー(10)の投入口(13)を望ませ、上記ピストン(21)の上下面に貫通する透孔(24)を前記シリンダ(20)の投入口(22)に望ませて前記ホッパー(10)内の錠剤(a)を両投入口(13、22)を介してその透孔(24)に落下させ、さらに、その錠剤(a)が落下した透孔(24)を前記シリンダ(20)の送出口(23)に望ませ、その送出口(23)から透孔(24)内の錠剤(a)を分包工程(E)に落下させることを特徴とする請求項4又は5に記載の薬剤分包機におけるホッパー装置。
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