JP4952187B2 - 静電荷現像用イエロートナー、静電荷現像用マゼンタトナー、静電荷現像用現像剤、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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即ち、本発明は、
<1> 結着樹脂、着色剤、離型剤、及びアルミニウム元素を含有し、前記アルミニウム元素の量がトナーを構成する全元素の0.03質量%以上0.08質量%以下であり、
前記結着樹脂の粒子を分散した樹脂粒子分散液、アルミニウム化合物存在下で合成して得られた前記着色剤を分散した着色剤分散液、及び前記離型剤を分散した離型剤分散液を混合し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩を添加して、凝集粒子を形成する凝集粒子形成工程と、該凝集粒子を加熱して、融合・合一する融合・合一工程と、を経て製造されたことを特徴とする静電荷現像用イエロートナーである。
<2> <1>に記載の静電荷現像剤用イエロートナーを含むことを特徴とする静電荷現像用現像剤である。
前記結着樹脂の粒子を分散した樹脂粒子分散液、アルミニウム化合物存在下で合成して得られた前記着色剤を分散した着色剤分散液、及び前記離型剤を分散した離型剤分散液を混合し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩を添加して、凝集粒子を形成する凝集粒子形成工程と、該凝集粒子を加熱して、融合・合一する融合・合一工程と、を経て製造されたことを特徴とする静電荷現像用マゼンタトナーである。
<4> <3>に記載の静電荷現像剤用マゼンタトナーを含むことを特徴とする静電荷現像用現像剤である。
本発明の静電荷現像用イエロートナー及び静電荷現像用マゼンタトナー(以下、併せて「本発明のトナー」という場合がある。)は、結着樹脂、着色剤、離型剤、及びアルミニウム元素を含有し、前記アルミニウム元素の量がトナーを構成する全元素の0.03質量%以上であることを特徴とする。
ただし、本発明のトナーは、前記アルミニウム元素の量がトナーを構成する全元素の0.03質量%以上0.08質量%以下であり、結着樹脂粒子を分散した樹脂粒子分散液、アルミニウム化合物存在下で合成して得られた着色剤を分散した着色剤分散液、及び離型剤を分散した離型剤分散液を混合し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩を添加して、凝集粒子を形成する凝集粒子形成工程と、該凝集粒子を加熱して、融合・合一する融合・合一工程と、を経て製造されたものが適用される。
これは水酸化アルミニウム等のアルミニウム化合物は、耐熱性に優れ且つ酸・アルカリにも溶解する性質がある。つまりアルミニウム化合物は、着色剤を合成する際に酸・アルカリ状態にも析出しないで着色剤粒子同士の界面に存在する。また、乾燥時の温度に対しても安定的に存在することが可能である。更に、トナー製造時において例えば乳化重合凝集法によりトナーを作製する場合であり、凝集剤にポリ塩化アルミニウムなどを使用した場合でも、着色剤粒子のみがアルミニウム元素を含有している為、樹脂や離型剤に比べ凝集性を緩和することができる。その結果、顔料粒子単独の凝集性を抑えつつ強固なトナーを作製できることができる。つまりトナー中にアルミニウム化合物を添加する、特にアルミニウム化合物を着色剤を合成する際に添加することにより、小径で且つ均一な着色剤とトナー製造時の着色剤分散均一性を保つ、という両方の効果を発揮することができる。
前記アルミニウム化合物としては、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化アルミニウム、アルミニウムアルコキシド等が挙げられ、小径で且つ均一な着色剤が得られる、トナー製造時の着色剤分散均一性を保つ、という両方の効果が顕著に発揮できる点で、水酸化アルミニウムが特に好ましい。
尚、本発明のトナーにおいて、前記アルミニウム元素の量は、トナーの内部に含有されているアルミニウム元素の量をいい、所謂外添されているアルミニウム元素は含まない。前記アルミニウム元素の量は、アルミニウム元素量測定:蛍光X線(LAB CENTER XRF−1500:島津製作所社製)を用いて測定することができる。具体的には試料200mgを直径13mmの圧縮成形機を使用しペレット上に圧縮加工して測定を行った。このときのNET強度をアルミニウム元素の検量線を使用し実際のアルミニウム元素の量とした。
本発明のトナーは、以下の着色剤をアルミニウム化合物存在下で合成して用いる。
本発明のトナーが静電荷現像剤用イエロートナー(以下、「本発明のイエロートナー」という場合がある。)の場合、用いられる着色剤としては、アゾ系顔料が好ましく、下記式(1)で表される化合物に代表されるC.I.Pigment Yellow 74、C.I.Pigment Yellow 1、2、3、5、6、49、65、73、75、97、98、111、116、130等のモノアゾ系顔料;下記式(2)で表される化合物に代表されるC.I.Pigment Yellow 154、C.I.Pigment Yellow 120、151、175、180、181、194等のベンズイミダゾロン系顔料;下記式(3)で表される化合物に代表されるC.I.Pigment Yellow 93、C.I.Pigment Yellow 94、95、128、166等のジスアゾ縮合系顔料;C.I.Pigment Yellow 12、13、14、17、55、63、81、83、87、90、106、113、114、121、124、126、127、136、152、170、171、172、174、176、188等のジスアゾ系顔料;等が挙げられる。
本発明のトナーに用いられる結着樹脂としては特に限定されず、公知の樹脂材料を用いることができる。例えば、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のビニル基を有するエステル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プロピレン、ブタジエンなどのポリオレフィン類;などの単量体などの重合体またはこれらを2種以上組み合せて得られる共重合体またはこれらの混合物を挙げることができ、さらにはエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂等、非ビニル縮合系樹脂、あるいはこれらと前記ビニル系樹脂との混合物やこれらの共存下でビニル系単量体を重合する際に得られるグラフト重合体等を挙げることができる。
本発明のトナーに用いられる離型剤としては、ASTMD3418−8に準拠して測定された主体極大ピークが50〜140℃の範囲内にある物質が好ましい。主体極大ピーク50℃未満であると定着時にオフセットを生じやすくなる場合がある。また、140℃を超えると定着温度が高くなり、画像表面の平滑性が不充分なため光沢性を損なう場合がある。主体極大ピークの測定には、例えばパーキンエルマー社製のDSC−7を用いることができる。この装置の検出部の温度補正はインジウムと亜鉛との融点を用い、熱量の補正にはインジウムの融解熱を用いる。サンプルは、アルミニウム製パンを用い、対照用に空パンをセットし、昇温速度10℃/minで測定を行う。
更に、離型剤の160℃における粘度η1と200℃における粘度η2との比(η2/η1)は、0.5〜0.7の範囲内が好ましい。η2/η1が0.5より小さいと低温度時のブリード量が少なくコールドオフセットを生じる場合がある。また、0.7より大きいと高温での定着の際のブリード量が多くなり、ワックスオフセットを生じることがあるばかりでなく、剥離の安定性に問題を生じる場合がある。
これらの離型剤は、水中にイオン性界面活性剤や高分子酸や高分子塩基などの高分子電解質とともに分散し、融点以上に加熱するとともに強い剪断をかけられるホモジナイザーや圧力吐出型分散機により粒子化し、粒子径が1μm以下の離型剤粒子を含む離型剤分散液を作製することができる。
第2の凝集粒子形成工程は、第1の凝集粒子形成工程で得られたコア凝集粒子の表面に、第2の樹脂粒子を含む樹脂粒子分散液を用いて、第2の樹脂粒子を付着させ、所望の厚みの被覆層(シェル層)を形成することにより、コア凝集粒子表面にシェル層が形成されたコア/シェル構造も持つ凝集粒子(コア/シェル凝集粒子)を得る。なお、この際用いる第2の樹脂粒子は、第1の樹脂粒子と同じであってもよく、異なったものであってもよい。
なお、洗浄工程は、帯電性の点から十分にイオン交換水による置換洗浄を施すことが好ましい。また、固液分離工程は、特に制限はないが、生産性の点から吸引濾過、加圧濾過等が好ましく用いられる。更に乾燥工程も特に方法に制限はないが、生産性の点から凍結乾燥、フラッシュジェット乾燥、流動乾燥、振動型流動乾燥等が好ましく用いられる。
本発明の静電荷現像用現像剤は、本発明のイエロートナー又は本発明のマゼンタトナーを含むこと以外は特に制限はなく、目的に応じて適宜の成分組成をとることができる。本発明の静電荷像現像剤は、本発明のトナーを、単独で用いると一成分系の静電荷像現像剤となり、また、キャリアと組み合わせて用いると二成分系の静電荷像現像剤となる。
[キャリア芯材]
キャリア芯材は、その体積電気抵抗(25℃)が1×107.5〜1×109.5Ω・cmであることが好ましい。この電気抵抗が1×107.5Ω・cm未満であると、繰り返し複写によって、現像剤中のトナー濃度が減少した際に、キャリアへ電荷が注入し、キャリア自体が現像されてしまう虞がある。一方、電気抵抗が1×109.5Ω・cmより大きくなると、ソリッド画像の非画像部との境界付近に現れるトナーが多く現像される現象(所謂エッジ)等の画質に悪影響を及ぼすことがある。
キャリア芯材は、上記条件を満足すれば、特に制限はないが例えば、鉄、鋼、ニッケル、コバルト等の磁性金属、これらとマンガン、クロム、希土類等との合金、及びフェライト、マグネタイト等の磁性酸化物等が挙げられる。これらの中でも芯材表面性、芯材抵抗の観点から好ましくはフェライト、特にマンガン、リチウム、ストロンチウム、マグネシウム等との合金が好ましく用いられる。
本発明に用いられるキャリアにおいて、前記キャリア芯材を被覆するキャリア被覆層を形成するための被覆樹脂としては、例えば、熱可塑性樹脂粒子、熱硬化性樹脂粒子等が挙げられる。これらの中でも、比較的硬度を上げることが容易な観点から熱硬化性樹脂が好ましく、トナーに負帯電性を付与する観点からは、N原子を含有する含窒素樹脂による樹脂粒子が好ましい。なお、これらの樹脂粒子は1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。樹脂粒子の平均粒径としては、0.1〜2μm程度が好ましく、より好ましくは0.2〜1μmである。前記樹脂粒子の平均粒径が0.1μm未満であると、被覆膜における樹脂粒子の分散性が悪くなることがあり、2μmを越えると被覆膜から樹脂粒子の脱落が生じ易くなる場合がある。
また、キャリア被覆層形成用液に用いる溶剤としては、被覆樹脂のみを溶解することが可能なものであれば、特に制限はなく、それ自体公知の溶剤の中から選択することができ、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類などが挙げられる。
次に、上述した本発明の静電荷現像用現像剤を用いた本発明の画像形成装置およびプロセスカートリッジについて説明する。
本発明のプロセスカートリッジは、像保持体表面に形成された静電潜像を本発明の静電荷現像用現像剤を用いて現像してトナー像を形成するための現像装置と、前記像保持体、前記像保持体表面を帯電させるための帯電装置、及び、前記像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング装置からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備えることを特徴とするもので、画像形成装置に脱着可能なものである。
また、本発明の画像形成装置は、像保持体と、前記像保持体表面を帯電させるための帯電装置と、帯電した前記像保持体表面に静電潜像を形成するための露光装置と、前記像保持体に形成された静電潜像を、本発明の静電荷現像用現像剤を用いて現像してトナー像を形成するための現像装置と、前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、前記像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング装置と、を備えることを特徴とし、現像装置、帯電装置、及びクリーニング装置を含む部分が、画像形成装置本体に対して脱着可能なカートリッジ構造(上述の本発明のプロセスカートリッジ)であってもよい。
尚、1次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部(制御手段)による制御によって、各1次転写ローラに印加する転写バイアスを可変する。
感光体1Yは、導電性の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電潜像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電潜像は、感光体1Yの走行に従って所定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電潜像が、現像装置4Yによって可視像(トナー像)化される。
こうして、第1ステーション10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2〜第4ステーション10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が同様に重ねられて多重転写される。尚、現像装置4M内には、既述の本発明のマゼンタトナーを含む本発明の静電荷現像用現像剤が収容されている。
<イエロー顔料作製>
(C.I.Pigment Yellow74顔料1の作製)
顔料の合成:原料成分である33.6部の2−メトキシ−4−ニトロアニリンを200部の4N塩酸水溶液中に加え、室温で2時間分散させた後、氷で0℃以下まで冷却する。次いでこれに48.3部の30%亜硝酸ナトリウム水溶液を加えてジアゾ化させた後、過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で分解し、ケイソウ土を加えて不溶物をろ過によって取り除き、澄んだ淡黄色のジアゾニウム塩溶液を得た。
一方、41.4部の2−メトキシアセトアセトアニライドを305部の2N苛性ソーダ水溶液に溶解させた後、冷却して320部の2N酢酸水溶液を加えて2−メトキシアセトアセトアニライドを析出させ、更に81.6部の酢酸ナトリウム・3水和物を加えて20℃に調整し、カップリング成分水溶液748部を得た。
C.I.Pigment Yellow74顔料1の作製において、水酸化アルミニウムを添加しないこと以外はC.I.Pigment Yellow74顔料1の作製と同様にしてC.I.Pigment Yellow74顔料2を得た。
C.I.Pigment Yellow74顔料1の作製において、水酸化アルミニウム添加量を3部に置き換えたこと以外はC.I.Pigment Yellow74顔料1の作製と同様にしてC.I.Pigment Yellow74顔料3を得た。
C.I.Pigment Yellow74顔料1の作製において、水酸化アルミニウムをポリ塩化アルミニウムに置き換えたこと以外はC.I.Pigment Yellow74顔料1の作製と同様にしてC.I.Pigment Yellow74顔料4を得た。
3,3’−ジクロロベンジジン45.5部と3,3’−ジメトキシベンジジン0.8部との混合物を公知の方法でテトラゾ化しテトラゾニウム塩溶液を調製する。またアセトアセトキシダイド55.8部、アセトアセトアニライド−p−スルホン酸1.5部及びアセトアセト−o−メトキシアニライド21.3部とからなる混合カップリング溶液を調製する。
前記混合カップリング溶液300部に、前記テトラゾニウム塩溶液250部、ロジン樹脂粉末10部及び水酸化アルミニウム(和光純薬工業(株)製)1部を、20℃で2時間かけて滴下した後、更に2時間以上攪拌してカップリング反応を完結させた。さらに得られたアゾ顔料のスラリーを90℃に昇温し、90℃で30分熟成すると黄色の顔料が得られた。これをろ過、水洗し、含水プレスケーキを得る。このプレスケーキを90℃で20時間乾燥し、120部のC.I.Pigment Yellow127顔料1を得た。
C.I.Pigment Yellow127顔料1の作製において、水酸化アルミニウムを添加しないこと以外はC.I.Pigment Yellow127顔料1の作製と同様にしてC.I.Pigment Yellow127顔料2を得た。
1−アミノ−4−4メチルベンゼン−2−2スルホン酸16.5部と水酸化ナトリウム3.2部と純水360部を加え溶液を調製する。この溶液に35%塩酸20部を加えて5℃になるまで冷却する。更に亜硝酸ソーダ5部、純水15部を加え5度のまま60分攪拌しジアゾ液を調製した。また純水500部にβオキシナフトエ酸15.0部、水酸化ナトリウム8部を加え更に純水800部を加えカップリング液を調製した。
前記ジアゾ液400部に、前記カップリング液360部、ロジン樹脂粉末10部及び水酸化アルミニウム(和光純薬工業(株)製)1部を、20℃で2時間かけて滴下した後、更に2時間以上攪拌してカップリング反応を完結させた。さらに得られたアゾ顔料のスラリーを90℃に昇温し、90℃で30分熟成すると黄色の顔料が得られた。これをろ過、水洗し、含水プレスケーキを得る。このプレスケーキを90℃で20時間乾燥し、96部のC.I.Pigment Red57−1顔料を得た。
C.I.Pigment Red57−1顔料1作製において水酸化アルミニウムを添加しないこと以外はC.I.Pigment Red57−1顔料1の作製と同様にしてC.I.Pigment Red57−1顔料2を得た。
(樹脂粒子分散液1の調製)
スチレン(和光純薬製):325部
nブチルアクリレート(和光純薬製):75部
βカルボキシエチルアクリレート(ローディア日華製):9部
1’10デカンジオールジアクリレート(新中村化学製):1.5部
ドデカンチオール(和光純薬製):2.7部
上記成分を混合溶解したものに、アニオン性界面活性剤ダウファックス(ダウケミカル社製)4部をイオン交換水550部に溶解した溶液を加えてフラスコ中で分散、乳化し10分間ゆっくりと攪拌・混合しながら、さらに、過硫酸アンモニウム6部を溶解したイオン交換水50部を投入した。次いで充分にフラスコ内の窒素置換を十分に行った後、フラスコ内の溶液を攪拌しながらオイルバスで70℃になるまで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続し、固形分量41%のアニオン性の樹脂粒子分散液1を得た。
樹脂粒子分散液1中の樹脂粒子は、中心粒径が196nm、ガラス転移温度が51.5℃、重量平均分子量Mwが32400であった。
スチレン(和光純薬製):280部
nブチルアクリレート(和光純薬製):120部
βカルボキシエチルアクリレート(ローディア日華製):9部
上記成分を混合溶解したものに、アニオン性界面活性剤ダウファックス(ダウケミカル社製)1.5部をイオン交換水550部に溶解した溶液をフラスコ中で分散、乳化し10分間ゆっくりと攪拌・混合しながら、さらに、過硫酸アンモニウム0.4部を溶解したイオン交換水50部を投入した。次いで充分にフラスコ内の窒素置換を十分に行った後、フラスコ内の溶液を攪拌しながらオイルバスで70℃になるまで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続し、固形分量42%のアニオン性の樹脂粒子分散液2を得た。
樹脂粒子分散液2中の樹脂粒子は中心粒径が150nm、ガラス転移温度が53.2℃、重量平均分子量Mwが38000、数平均分子量Mnが22000であった。
C.I.Pigment Yellow74顔料1:30部
アニオン界面活性剤(日本油脂(株)製:ニュ−レックスR):2部
イオン交換水:220部
上記成分を混合し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックス)により10分予備分散した後に、アルティマイザー(対抗衝突型湿式粉砕機:杉野マシン製)を用い圧力245Mpaで15分間分散処理を行い、着色剤粒子の中心粒径が180nmで固形分が22.0%の着色剤粒子分散液1を得た。
C.I.Pigment Yellow74顔料1をC.I.Pigment Yellow74顔料2に変えた以外は着色剤粒子分散液1の調製と同様にして、着色剤粒子中心粒径290nmの着色剤分散液2を調製した。
同様にC.I.Pigment Yellow74顔料1をC.I.Pigment Yellow74顔料3に変えた以外は着色剤粒子分散液1の調製と同様にして、着色剤粒子中心粒径150nmの着色剤分散液3を調製した。
同様にC.I.Pigment Yellow74顔料1をC.I.Pigment Yellow127顔料1に変えた以外は着色剤粒子分散液1の調製と同様にして、着色剤粒子中心粒径190nmの着色剤分散液5を調製した。
同様にC.I.Pigment Yellow74顔料1をC.I.Pigment Red57−1顔料1に変えた以外は着色剤粒子分散液1の調製と同様にして、着色剤粒子中心粒径175nmの着色剤分散液7を調製した。
同様にC.I.Pigment Yellow74顔料1をC.I.Pigment Red57−1顔料2に変えた以外は着色剤粒子分散液1の調製と同様にして、着色剤粒子中心粒径310nmの着色剤分散液8を調製した。
パラフィンワックス HNP9(融点75℃:日本精鑞製):45部
カチオン性界面活性剤Neogen RK(第一工業製薬):5部
イオン交換水:200部
上記成分を混合し100℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、離形剤粒子の中心粒径が196nm、固形分量が22.0%の離型剤粒子分散液1を得た。
樹脂粒子分散液1:106部
樹脂粒子分散液2:36部
着色剤粒子分散液1:30部
離型剤粒子分散液1:91部
上記成分を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50で十分に混合・分散した溶液を得た。
次いで、この溶液にポリ塩化アルミニウム0.4部を加えてコア凝集粒子を作製し、ウルトラタラックスを用いて分散操作を継続した。さらに加熱用オイルバスでフラスコ内の溶液を攪拌しながら49℃まで加熱し、49℃で60分保持した後、ここに樹脂粒子分散液1を緩やかに36部を追加し、コア/シェル凝集粒子を作製した。その後、0.5Mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えて溶液のpHを5.6にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した後、冷却し、着色剤濃度5%のイエロートナーを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子2に変えた以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.4μmのトナーBを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子3に変えた以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.0μmのトナーCを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子4に変えた以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.2μmのトナーDを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子5に変えた以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.6μmのトナーEを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子6に変えた以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.6μmのトナーFを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子7に変え、トナー中の顔料濃度が7%になるように調整した以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.4μmのトナーGを得た。
トナーAの作製において、着色剤粒子1を着色剤粒子8に変え、トナー中の顔料濃度が7%になるように調整した以外はトナー粒子Aの作製と同様にして、平均粒径6.0μmのトナーHを得た。
外添剤として酸化ケイ素(RY50:日本アエロジル社製)を1.5部をヘンシェルミキサーを用いてトナーA〜Hにそれぞれ添加し、それぞれ外添トナーA〜Hとした。
フェライト粒子(平均粒径50μm、体積電気抵抗108Ω・cm):100部
トルエン:14部
パーフルオロオクチルエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体
(共重合比40:60、Mw=5万):1.6部
カーボンブラック(VXC−72;キャボット社製):0.12部
架橋メラミン樹脂(数平均粒子径;0.3μm):0.3部
上記成分のうち、フェライト粒子を除く成分を10分間スターラーで分散し、被膜形成用液を調製した。この被膜形成用液とフェライト粒子とを真空脱気型ニーダーに入れ、60℃で30分間攪拌した後、減圧してトルエンを留去して、フェライト粒子表面に樹脂被膜を形成して、キャリアを製造した。
キャリア94部と外添トナーA6部とを5分間V型ブレンダーで混合し現像剤1を作製した。同様にキャリア94部と外添トナーB〜Hをそれぞれ6部を5分間V型ブレンダーで混合し現像剤2〜8をそれぞれ作製した。
得られた現像剤を用いて以下の評価を実施した。その結果を表1に示す。
(画像濃度の評価)
表1に現像剤を、DocuCentreColor400CP(富士ゼロックス社製)を用いて、トナー量を4.5g/m2に調整し、C2紙を使用し4×4cmの画像を作成した。画像濃度はXrite938(Xrite社製)を使用し測定した。
表1に現像剤を、DocuCentreColor400CP(富士ゼロックス社製)を用いて、トナー量を4.5g/m2、OHPを使用し4×4cmの画像を作成した。これを全自動ヘイズメーター(TC−HIII DP型、東京電色社製)を用いて全透過光に対する散乱光の割合をJIS K7105:81「プラスチックの光学的特性試験方法」に準拠して測定した。本発明ではヘイズが15%未満を◎、15%以上20%未満を○、20%以上30%未満を△、30%以上を×とした。
(2次色評価)
更に、重ね合わせの透明性評価(2次色評価)として、表2に記載の現像剤をDocuCentreColor400CP(富士ゼロックス社製)を用いて、イエローが最上面に来るようにイエロー、マゼンタの順にトナー量を4.5g/m2に調整し、C2紙を使用し4×4cmの画像を作成し、画像濃度を上記画像濃度の評価と同様にXrite938(Xrite社製)を使用して測定した。更に、重ね合わせの透明性評価として、L*を評価した。L*測定は画像濃度評価同様にXrite938(Xrite社製)で評価を行った。評価は画像濃度が1.4≦であるときのL*を測定しており、40以上を○、35以上40未満を△、30以上35未満を×とした。その結果を表2に示す。
2Y、2M、2C、2K 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K 感光体クリーニング装置
10Y、10M、10C、10K ステーション
20 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
24 支持ローラ
26 2次転写ローラ
28 定着装置
30 中間転写体クリーニング装置
P 記録紙
Claims (6)
- 結着樹脂、着色剤、離型剤、及びアルミニウム元素を含有し、前記アルミニウム元素の量がトナーを構成する全元素の0.03質量%以上0.08質量%以下であり、
前記結着樹脂の粒子を分散した樹脂粒子分散液、アルミニウム化合物存在下で合成して得られた前記着色剤を分散した着色剤分散液、及び前記離型剤を分散した離型剤分散液を混合し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩を添加して、凝集粒子を形成する凝集粒子形成工程と、該凝集粒子を加熱して、融合・合一する融合・合一工程と、を経て製造されたことを特徴とする静電荷現像用イエロートナー。 - 請求項1に記載の静電荷現像剤用イエロートナーを含むことを特徴とする静電荷現像用現像剤。
- 結着樹脂、着色剤、離型剤、及びアルミニウム元素を含有し、前記アルミニウム元素の量がトナーを構成する全元素の0.03質量%以上0.08質量%以下であり、
前記結着樹脂の粒子を分散した樹脂粒子分散液、アルミニウム化合物存在下で合成して得られた前記着色剤を分散した着色剤分散液、及び前記離型剤を分散した離型剤分散液を混合し、これにポリ塩化アルミニウムを含む1種以上の金属塩を添加して、凝集粒子を形成する凝集粒子形成工程と、該凝集粒子を加熱して、融合・合一する融合・合一工程と、を経て製造されたことを特徴とする静電荷現像用マゼンタトナー。 - 請求項3に記載の静電荷現像剤用マゼンタトナーを含むことを特徴とする静電荷現像用現像剤。
- 像保持体表面に形成された静電潜像を、請求項2又は4に記載の静電荷現像用現像剤を用いて現像してトナー像を形成するための現像装置と、
前記像保持体、前記像保持体表面を帯電させるための帯電装置、及び、前記像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング装置からなる群より選ばれる少なくとも一種と、
を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体表面を帯電させるための帯電装置と、
帯電した前記像保持体表面に静電潜像を形成するための露光装置と、
前記像保持体に形成された静電潜像を、請求項2又は4に記載の静電荷現像用現像剤を用いて現像してトナー像を形成するための現像装置と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、
前記像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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