JP4951646B2 - 端子台およびインバータケース - Google Patents

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Description

本発明は、端子台およびインバータケースに関するものである。
従来から、燃料電池自動車や電気自動車など、モータにより駆動するモータユニットを備えた車両が知られている。このようなモータユニットを備えた車両には、モータを駆動させるために電力を供給したり、モータからの回生電力を充電したりするためのインバータを備えたインバータユニットやバッテリが設けられている。
特許文献1では、三相モータとインバータユニットとの間の接続箇所に、相ごとにインバータに接続されるバスバーとモータに接続されるバスバーとの間を接続する導電部材および導電部材を封止する封止部材を有する端子台を設けている。
特開2007−166803号公報
ところで、特許文献1では、相ごとに端子台を設けて、それらを一体にしているため、端子台が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、小型化を図ることが可能な端子台およびインバータケースを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、三相交流モータ(例えば、実施形態におけるモータ3)とインバータとの間に設けられる端子台(例えば、実施形態における端子台55)であって、前記インバータと接続される第1端子(例えば、実施形態における端子57U,57V,57W)と、前記三相交流モータに接続される第2端子(例えば、実施形態における端子56U,56V,56W)と、を有する三相の導電部材(例えば、実施形態における導電部材58U,58V,58W)と、該三相の導電部材の外周縁を囲むように配される環状の磁性コア(例えば、実施形態における磁性コア60)と、前記三相の導電部材および前記磁性コアを覆う絶縁部材(例えば、実施形態における絶縁部材59)と、を備え、前記三相の導電部材および前記磁性コアを冷却可能な伝熱部材(例えば、実施形態におけるアルミカラー65)が設けられ、該伝熱部材は、前記磁性コアの外周縁を囲むように配される磁性コア冷却部(例えば、実施形態における磁性コア冷却部66)と、隣り合う前記三相の導電部材の間に配される導電部材冷却部(例えば、実施形態における導電部材冷却部67)と、前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部が連結される板状の連結部(例えば、実施形態における連結部68)と、を有し、前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部は、前記連結部から同一の方向に突出するように立設されており、前記端子台と、前記インバータが配されているインバータケース(例えば、実施形態におけるインバータケース9)とは、ボルト(例えば、実施形態におけるボルト72)により締結固定可能に構成されており、前記連結部には、前記ボルトを挿通可能な貫通孔(例えば、実施形態における貫通孔70)が形成された円筒形状の接続部(例えば、実施形態における接続部69)が立設するように配され、該接続部は、前記連結部を介して前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部が配された側の反対側に立設され、前記接続部における前記連結部側の軸方向端部(例えば、実施形態における下端部71)が、前記インバータケースと当接されて、前記伝熱部材の熱を前記インバータケースに伝熱可能に構成されていることを特徴としている。
請求項に記載した発明は、上述に記載の端子台が接続固定されているインバータケースであって、ケース本体(例えば、実施形態におけるケース本体40)に放熱部が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載した発明は、前記ケース本体の底面(例えば、実施形態における底部35)に、前記端子台が挿通して固定される貫通孔(例えば、実施形態における開口部36)が形成されており、該貫通孔の内周面と前記端子台の側面とが当接可能に構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、位相の異なる三相の導電部材を磁性コアにより全て一括して囲むとともに、全体を絶縁部材で覆うため、三相の導電部材から発生するノイズを効果的に除去できる。また、三相の導電部材のそれぞれの隙間には磁性コアが配置されないため、三相の導電部材を互いに近接配置することができ、端子台を小型化することができる。また、一つの磁性コアで三相の導電部材を囲むため、端子台を構成する部材数を減少でき、端子台の生産効率を向上することができるとともに、製造コストを低減することができる。
また、モータ駆動時に発熱する三相の導電部材および磁性コアの熱を伝熱部材で吸熱することができるため、端子台の耐熱性能を向上することができる。
また、磁性コアの外周縁に伝熱部材を配置したため、磁性コアから発せられる熱を効率よく吸熱し、磁性コアの温度上昇を効率的に抑制することができる。
さらに、三相の導電部材のそれぞれの周囲を囲むように伝熱部材を配置したため、三相の導電部材から発せられる熱を効率よく吸熱し、三相の導電部材の温度上昇を効率的に抑制することができる。
そして、伝熱部材とインバータケースとを接続することにより、伝熱部材に吸熱された熱をインバータケース側にさらに伝熱してインバータケースから放熱できるようになる。したがって、端子台に発生した熱を効率的に放熱することができる。
請求項に記載した発明によれば、インバータケースに放熱部を設けることにより、端子台に発生した熱を効率的に放熱することができる。
請求項に記載した発明によれば、インバータケースのケース本体に形成された貫通孔の内周面が端子台の側面と当接することにより、端子台から発生した熱が直接インバータケース側に伝熱され、インバータケースから放熱することができる。したがって、端子台に発生した熱をより効率的に放熱することができる。

本発明の実施形態における車両の概略側面図である。 本発明の実施形態におけるモータユニットの斜視図である。 本発明の実施形態におけるインバータケースのケース本体の部分斜視図である。 本発明の実施形態における端子台の斜視図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるアルミカラーの斜視図である。 本発明の実施形態における端子台をインバータケースに取り付ける状態を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、本実施形態では燃料電池車両の車両駆動用モータユニットを用いて説明する。また、各図においてRは右側、Frはフロント側を示す。
図1は燃料電池車両の前部を示すものであって、車体前部のモータルーム1内には車両駆動用のモータユニット2がモータ3の軸方向を車幅方向に向けて配置されている。モータユニット2のモータ3の駆動回路であるインバータユニット8には燃料電池(FC)が接続されている。
図2に示すように、モータユニット2は例えばアルミニウム製の部材であって複数のケース、つまりモータケース4、サイドケース5およびミッションケース6をモータ3の軸方向(車幅方向)で締結して組み立てられる分割構造のモータハウジング7と、モータハウジング7の上部に締結され、サイドケース5からミッションケース6とモータケース4との境界部分を跨ぐ位置に亘る範囲に設けられたインバータケース9と、を備えている。インバータケース9も例えばアルミニウム製の部材であり、内部にインバータユニット8を収容している。つまり、モータユニット2は、モータ3とインバータユニット8とが一体化されたものである。
具体的には、モータハウジング7はモータ3を周囲から覆う筒状のモータケース4を備え、モータケース4の左側の端部にはミッション10を内装するミッションケース6がモータケース4の周囲に設けた複数の取付座11,11…において車幅方向に挿通された固定ボルト12によって取り付けられている。ミッションケース6内には図示しない複数のギヤ、ディファレンシャルギヤなどが収容され、ミッションケース6は外側のアウタケース13と内側のインナケース14とに分割され連結ボルト15によって固定されている。
一方、モータケース4の右側の端部には周囲に複数の取付座16,16…が設けられ、これらの取付座16,16…において車幅方向内側に向かって挿通された固定ボルト17によってサイドケース5が取り付けられている。
ここで、サイドケース5内の上部に、インバータユニット8の右側の端部下側から下方に向かって延びる三相の通電ライン20U,20V,20Wの接続ターミナル21U,21V,21WがU相、V相、W相に対応して設けられている。この接続ターミナル21U,21V,21Wの上部は、通電ライン20U,20V,20Wを上部で受け入れる開口部22を備えた接続部23として構成され、この接続部23の側壁には蓋31で開閉可能に構成された通電ライン接続用作業孔25が形成されている。
接続部23は矩形に形成され開口部22の周囲にフランジ部26が形成され、フランジ部26の下側から4本の取付ボルト27が挿通されるようになっている。
サイドケース5には、接続部23よりもモータケース4寄りであって、前後に離れた位置にインバータケース9に対する固定座28,28が座面を上方向に向けて突出形成されている。この固定座28,28には、中空のノックピン29,29が各々装着されるとともに、固定座28にはノックピン29の中央部に対応する部位にネジ孔30が設けられている。
ミッションケース6のインナケース14の前側および後側には、前側取付座(不図示)および後側取付座33が形成されている。各取付座にはネジ孔34が形成されている。
インバータケース9は内部にインバータ、スイッチング素子、平滑コンデンサなどを備えたインバータユニット8が収容され、モータハウジング7の前後方向の幅内にほぼ収まる寸法に設定され、車体前部が潰れ変形してもモータハウジング7が前後方向でバリアとして機能し、インバータユニット8の潰れ変形が防止されるようになっている。
インバータケース9は、後部右側のコーナ部が切り欠かれた有底筒状のケース本体40と、ケース本体40の上面の開口を閉塞する蓋45とを備えている。図3に示すように、ケース本体40の底部35にはサイドケース5の開口部22に対応する位置に開口部36が形成され、開口部36の周囲の取付面37がサイドケース5のフランジ部26に面接触して確実にシールできるようになっている。なお、この面接触部分にシール材を介在することも可能である。また、取付面37の周囲には取付ボルト27のネジ孔(不図示)が設けられている。
このインバータケース9の開口部36から下側に向かってU相、V相、W相の通電ライン20U,20V,20Wが延びている。
インバータケース9のケース本体40の下部には、モータハウジング7のミッションケース6の前側取付座と後側取付座33に対応するケース本体40の各コーナ部分に取付部43が設けられている。また、モータハウジング7のサイドケース5の固定座28,28に対応して取付部44がノックピン29の受け入れ部(不図示)を有して設けられている。取付部43にはブラケット50の横壁52に螺合するボルト47が挿通されている、また、ブラケット50の縦壁51に固定ボルト53を挿通し、前側取付座と後側取付座33のネジ孔34に固定ボルト53を締め付け固定している。さらに、取付部44には固定座28のネジ孔30に螺合するボルト46が各々挿通されている。
よって、インバータケース9は、モータハウジング7の一端側であるサイドケース5に対してサイドケース5のフランジ部26がインバータケース9の開口部36の周囲の取付面37に水平方向を位置決めして取付ボルト27で締め付けられ、かつサイドケース5の固定座28のネジ孔30に対してノックピン29を介して水平方向および高さ方向で位置決めして、インバータケース9のケース本体40の取付部44に挿入されたボルト46で締め付けられている。
また、インバータケース9の他端側においては、ブラケット50を介してミッションケース6の前側取付座と後側取付座33にケース本体40の取付部43がボルト47と固定ボルト53により固定されることとなる。
ここで、インバータケース9とモータハウジング7との間に配設されている三相の通電ライン20U,20V,20Wの接続箇所について説明する。
図4に示すように、三相の通電ライン20U,20V,20Wのインバータケース9側の端部には端子台55が接続されている。
具体的には、通電ライン20U,20V,20Wにおけるインバータケース9側の一端部はインバータケース9に取り付けられる端子台55の端子56U,56V,56Wに接続されている。また、通電ライン20U,20V,20Wの他端部はモータハウジング7内の接続ターミナル21U,21V,21Wに接続される。また、端子台55の端子57U,57V,57Wには通電ライン22U,22V,22Wの一端部が接続され、通電ライン22U,22V,22Wの他端部はインバータケース9内のインバータ(不図示)に接続されている。
図5に示すように、端子56Uおよび端子57Uは端子台55に配されている導電部材58Uの両端に形成されており、同様に端子56Vおよび端子57Vは導電部材58Vの両端に形成され、端子56Wおよび端子57Wは導電部材58Wの両端に形成されている。
したがって、通電ライン20Uと22Uとは導電部材58Uを介して電気的に接続され、同様に通電ライン20Vと22Vとは導電部材58Vを介して電気的に接続され、通電ライン20Wと22Wとは導電部材58Wを介して電気的に接続されている。なお、導電部材58U,58V,58Wは、それぞれ端子台55の上下方向に沿って略平行に、かつ水平方向に略等間隔に配設されている。
端子台55は、導電部材58U,58V,58Wを覆うように樹脂などの絶縁部材59が設けられている。絶縁部材59は、インバータケース9の底部35に形成された開口部36に挿通される胴部61と、胴部61の上方に形成されインバータケース9の底部35に当接されるフランジ部62と、を備えている。胴部61およびフランジ部62はともに平面視略長円形状に形成されており、フランジ部62の平面視長径方向両端部には上下方向に貫通孔63が形成されている。なお、本実施形態では、胴部61の外周面が開口部36の内周面と当接するように構成されている。
また、端子台55の絶縁部材59内には、導電部材58U,58V,58Wの外周縁を囲むように平面視環状の磁性コア60が設けられている。磁性コア60は、例えばフェライトで形成された、平面視略長円形状の環状部材である。
さらに、端子台55の絶縁部材59内には、磁性コア60の外周縁および導電部材58U,58V,58Wの外周縁を囲むようにアルミカラー65が設けられている。図5、図6に示すように、アルミカラー65は、磁性コア60の外周縁を囲むように平面視長円形の円筒状に形成された磁性コア冷却部66と、導電部材58Uと58Vとの間および58Vと58Wとの間に形成された略直方体状の導電部材冷却部67と、平面視でフランジ部62と外形略同一形状に形成され、磁性コア冷却部66および導電部材冷却部67が連結される板状の連結部68と、連結部68における貫通孔63に対応した位置で貫通孔63の内周面に沿って立設された円筒状の接続部69と、を有している。なお、接続部69の貫通孔70には、端子台55とインバータケース9とを締結固定可能なボルト72(図7参照)が挿通される。
また、接続部69の下端部71はインバータケース9と当接しており、アルミカラー65の熱をインバータケース9側にスムーズに伝熱できるようになっている。
この端子台55は、導電部材58U,58V,58W、磁性コア60およびアルミカラー65を所望の位置に配置した状態で樹脂材料によりモールドして絶縁部材59を形成することにより製造することができる。
そして、図7に示すように、端子台55をインバータケース9に取り付ける際には、端子台55の貫通孔70にボルト72を挿通し、インバータケース9の底部35に形成されたネジ孔73に螺合して取り付ける。
本実施形態によれば、位相の異なる三相の導電部材58U,58V,58Wを磁性コア60により全て一括して囲むとともに、全体を絶縁部材59で覆うため、三相の導電部材58U,58V,58Wから発生するノイズを効果的に除去できる。また、三相の導電部材58U,58V,58Wのそれぞれの隙間には磁性コア60が配置されないため、三相の導電部材58U,58V,58Wを互いに近接配置することができ、端子台55を小型化することができる。また、一つの磁性コア60で三相の導電部材58U,58V,58Wを囲むため、端子台55を構成する部材数を減少でき、端子台55の生産効率を向上することができるとともに、製造コストを低減することができる。
また、モータ駆動時に発熱する三相の導電部材58U,58V,58Wおよび磁性コア60の熱をアルミカラー65で吸熱することができるため、端子台55の耐熱性能を向上することができる。
また、磁性コア60の外周縁にアルミカラー65の磁性コア冷却部66を配置したため、磁性コア60から発せられる熱を効率よく吸熱し、磁性コア60の温度上昇を効率的に抑制することができる。
また、三相の導電部材58U,58V,58Wのそれぞれの隙間にアルミカラー65の導電部材冷却部67を配置したため、三相の導電部材58U,58V,58Wから発せられる熱を効率よく吸熱し、三相の導電部材58U,58V,58Wの温度上昇を効率的に抑制することができる。
さらに、アルミカラー65とインバータケース9とを接続することにより、アルミカラー65に吸熱された熱をインバータケース9側にさらに伝熱してインバータケース9から放熱できるようになる。したがって、端子台55に発生した熱を効率的に放熱することができる。
そして、インバータケース9のケース本体40に形成された開口部36の内周面が端子台55の胴部61の外周面と当接することにより、端子台55から発生した熱が直接インバータケース9側に伝熱され、インバータケース9から放熱することができる。したがって、端子台55に発生した熱をより効率的に放熱することができる。
なお、インバータケース9に放熱フィンなどの放熱部を設けることにより、端子台55に発生した熱をより効率的に放熱することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や数値などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では端子台の胴部の側面とインバータケースの貫通孔の内周面とが当接するように構成したが、製造誤差などを考慮して、端子台の胴部の側面とインバータケースの貫通孔の内周面との間に若干の隙間を設けるようにし、その隙間に伝熱グリスを充填して伝熱できるように構成してもよい。
2…モータユニット(インバータ一体型モータ) 3…モータ(三相交流モータ) 9…インバータケース 35…底部(底面) 36…開口部(貫通孔) 40…ケース本体 55…端子台 56U,56V,56W…端子(第2端子) 57U,57V,57W…端子(第1端子) 58U,58V,58W…導電部材 59…絶縁部材 60…磁性コア 65…アルミカラー(伝熱部材)

Claims (3)

  1. 三相交流モータとインバータとの間に設けられる端子台であって、
    前記インバータと接続される第1端子と、前記三相交流モータに接続される第2端子と、を有する三相の導電部材と、
    該三相の導電部材の外周縁を囲むように配される環状の磁性コアと、
    前記三相の導電部材および前記磁性コアを覆う絶縁部材と、を備え
    前記三相の導電部材および前記磁性コアを冷却可能な伝熱部材が設けられ、
    該伝熱部材は、前記磁性コアの外周縁を囲むように配される磁性コア冷却部と、隣り合う前記三相の導電部材の間に配される導電部材冷却部と、前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部が連結される板状の連結部と、を有し、
    前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部は、前記連結部から同一の方向に突出するように立設されており、
    前記端子台と、前記インバータが配されているインバータケースとは、ボルトにより締結固定可能に構成されており、
    前記連結部には、前記ボルトを挿通可能な貫通孔が形成された円筒形状の接続部が立設するように配され、
    該接続部は、前記連結部を介して前記磁性コア冷却部および前記導電部材冷却部が配された側の反対側に立設され、
    前記接続部における前記連結部側の軸方向端部が、前記インバータケースと当接されて、前記伝熱部材の熱を前記インバータケースに伝熱可能に構成されていることを特徴とする端子台。
  2. 請求項1に記載の端子台が接続固定されているインバータケースであって、
    ケース本体に放熱部が設けられていることを特徴とするインバータケース。
  3. 前記ケース本体の底面に、前記端子台が挿通して固定される貫通孔が形成されており、該貫通孔の内周面と前記端子台の側面とが当接可能に構成されていることを特徴とする請求項に記載のインバータケース。
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