JP4948036B2 - パック電池 - Google Patents
パック電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4948036B2 JP4948036B2 JP2006141747A JP2006141747A JP4948036B2 JP 4948036 B2 JP4948036 B2 JP 4948036B2 JP 2006141747 A JP2006141747 A JP 2006141747A JP 2006141747 A JP2006141747 A JP 2006141747A JP 4948036 B2 JP4948036 B2 JP 4948036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case member
- side wall
- protrusion
- case
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 4
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 3
- 230000009747 swallowing Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Description
当該パック電池の製造工程においては、一般にまずケースを構成する一方の部材に保護回路配設済みの基板や二次電池などを収納し、これら収納部品を内包するように当該一方の部材に他方の部材を張り合わせて、これら部材同士の接触箇所を超音波溶着やねじ止め等で締結して、パック電池を完成させる。
当該締結手段においては、量産性の観点から、簡素化が模索されており、その有力な候補として、一方の部材に爪状の突出部を設け、他方の部材に当該爪状突出部と嵌合する受部を設ける、いわゆる爪嵌合方式が挙げられる。
すなわち、これらいずれかの傾向が増大する場合、ケースを構成する部材同士の締結が解けやすくなる傾向となって、ケース内に収納された部品が飛び出す危険が大きくなって好ましくない。
したがって、本発明にかかるパック電池では、従来のパック電池と比べて、いわゆる爪嵌合手段を維持しながら、上記係合突出部が上記係合受部から抜けることを抑制することができるので、締結手段の簡素化を損なうことなく、ケース部材同士の締結が解けることを抑制することができる。
上記少なくとも一つにおいて、上記突出量に対応させて、上記係合突出部の上記突合せ方向での裾の長さが他の係合突出部のそれと異なるようにすると、上記突出量を係合突出部ごとに異ならせても、上記ケース部材の側壁に対して、上記係合突出部の頭頂からその裾に至るまでの傾斜面の角度を係合突出部ごとに同等の大きさに、かつゆるやかにすることができるので、上記ケース部材同士を締結する際に上記係合突出部と上記係合受部とを嵌合させることが容易になり、組み立て作業の効率を向上可能なパック電池を実現することができる。
上記目的を達成するには、上記突き合わせ方向に1組の係合突出部、係合受部を設けて、係合突出部の突出量を単純に大きくして、これに対応させて上記裾の長さを大きくすることも考えられる。しかしながら、単純に大きくすると寸法公差も大きくなる。すなわち、突出量を小さくすればするほど係合突出部およびこれに対応する係合受部では、寸法公差が小さくて済むので、位置決め機能を付与することができるが、反面、小さいために抜け防止機能を付与することができない。これに対して、突出量を大きくすればするほど係合突出部およびこれに対応する係合受部では、寸法公差が大きくなるので、位置決め機能を付与できないが、反面、大きいために抜け防止機能を付与することができる。したがって、上記突き合わせ方向に1組の係合突出部、係合受部を設けて、これに位置決め機能および抜け防止機能を与え、かつこれらを嵌合容易にするのは困難である。
具体的には、本願発明において、上記従来のパック電池における係合突出部の突出量と同等の突出量に設定された係合突出部、ならびにその突出量に対応してこれを飲み込む、すなわち当該突出部の突出量を掛かり代となるように設定された係合受部を、上記側面に配し、これより突出量の大きい係合突出部、ならびにその突出量に対応してこれを飲み込む、すなわち当該突出部の突出量を従来のものよりも大きしてこれを掛かり代として設定された係合受部を少なくとも一組当該側面に配して、かつ当該突出量の増分に対応させて上記裾の長さを大きくすることにより、上記従来のパック電池に比べて、位置決め精度を悪化させることなく、ケース部材同士の締結が解けることを抑制することができる。
ケース部材の側壁との間で対向する側面では、互いに嵌合する係合突出部、係合受部が第一組を成すようにして配し、上記他方のケース部材の側壁と上記一方のケース部材の上記壁部との間で対向する側面では、互いに嵌合する係合突出部、係合受部が第二組を成すようにして配したので、締結手段の簡素化を損なうことなく、ケース部材同士の締結が解けることを抑制することができる。
上記突出部の突出量を全て同じにすれば、加工精度を悪化させることなく、上記突出部を形成することができ、量産性の向上、歩留まり向上を図ることができ、好ましい。
上記突出部、受部をそれぞれ、上記側壁、側面に沿って凸状に設けると、さらに、上記突出部が上記受部から抜け難くなって、好ましい。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるパック電池の概略分解図であり、図2(a)は、本実施の形態におけるパック電池の概略斜視図であり、(b)は、(a)で示したA断面における概略拡大矢視図である。
基板40には、図1で図示していない側の主面に、二次電池30とケース50外方との電気接続を可能にするコネクタ41と、図示していない保護回路等とが設けられており、不図示の保護回路を介して二次電池30とコネクタ41とが電気的に接続されている。
第1ケース部材10では、その開口部11から内底までの距離が第2ケース部材20のそれに比べて長く、すなわち底が深く、第1ケース部材10が収納物をすっぽり覆うように第2ケース部材20と互いに開口部11,21を対向させて突き合わされ、これらが互いに開口部11,21で嵌合し、締結されてパック電池1となる。当該嵌合構造については、後に詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態では、第2ケース部材20の内底面に、その側壁と並行する壁部25が設けられ、かつ当該壁部25においてその長手方向および短手方向に開口部26,27が設けられている。図1では表れていないが、第1ケース部材10の側壁端部14の内面において、上記開口部26,27に嵌合するようにその長手方向および短手方向に突出部16,17(図3参照)が設けられている。
図3(a)は、図2(b)のB領域を拡大した概略断面図であり、図3(b)は、図2(b)のB領域においてケース50の変形状態を想定したときの概略拡大断面図であり、図3(c)は、図2(b)のB領域の他のバリエーションを示す概略拡大断面図である。なお、説明の便宜上、図3の各拡大図では、二次電池30を省略している。
図3(a)に示すように、当該壁部25には、その短手方向に並ぶように2つの開口部26,27が設けられており、これら2つの開口部26,27を一組と見立てると、当該壁部25の長手方向に並べたように複数組が配されている(図1参照)。
嵌入された当該側壁端部14には、その内側面において、第1ケース部材10と第2ケース部材20とを互いに開口部11,21で突合せた方向、別言すると上記嵌入方向、具体的にはケース50の短手方向に並ぶように2つの突出部16,17が設けられており、これら2つの突出部16,17を一組と見立てると、ケース50の長手方向に並べたように複数組が配されている。
当該1組を構成する突出部16(17)と開口部26(27)との間では、当該突出部16(17)がほぼ完全に開口部26(27)に飲み込まれた状態となっており、突出部16(17)の突出量が開口部26(27)の掛かり代となっている。
本実施の形態では、ケース50の短手方向において、第1ケース部材10の突出部16,17の大きさが異なっており、当該突出部16,17の大きさに対応して第2ケース部材20の開口部26,27の大きさが異なっている。
本実施の形態では、上述したように、第1ケース部材10の突出部16,17それぞれの大きさがケース50の短手方向において異なっており、これに対応させて第2ケース部材20の開口部26,27それぞれの大きさもケース50の短手方向において異なっているため、具体的には当該側壁端部14の基側に配された突出部17が当該側壁端部14の先端側に配された突出部16に比べて側壁主面からの突出量が大きいので、図3(b)に示すように、上記変形態様を想定したとき、当該先端側の突出部16が第2ケース部材20の開口部26から抜けた場合でも、当該側壁端部14の基側の突出部17が第2ケース部材20の開口部27に確実に嵌合して、そこから抜けない状況を作り出すことができる。
図3(c)を用いて、以下、実施の形態1におけるパック電池の他のバリエーションを説明する。
当該バリエーションでは、第1ケース部材10の突出部16,17および第2ケース部材20の開口部26,27に特徴があり、その他の構成は、上述した構成と同様であるので、その他の構成についてはここでの説明を省略する。
具体的には、当該短手方向において、当該側壁端部14の基側に配された突出部17の当該突出量に比べて当該側壁端部14の先端側に配された突出部16のそれが大きく、かつ当該突出部17の裾の長さL17に比べて当該突出部16の裾の長さL16が大きく、そして当該壁部25の基側に設けられた開口部26の開口長さD26が当該壁部25の先端側に設けられた開口部27の開口長さD27に比べて大きい。
すなわち、当該バリエーションでは、ケース50の短手方向に切断された断面を想像するとき、第1ケース部材10、第2ケース部材20それぞれの底側の無限遠に存在することが想像可能な中心点を基準に、それぞれの長手方向に伸びる側壁が当該想像断面上を回転するようにさらに大きく変形しても、具体的には回転角がさらに大きくなるように変形しても、第1ケース部材10の側壁端部14の先端側に配された突出部16が第2ケース部材20の壁部25の基側に設けられた開口部26から抜けない状況を作り出すことができる。
本実施の形態におけるパック電池では、第1ケース部材10の長手方向に伸びる側壁の内主面に沿って、その短手方向に並ぶように2つの突出部16,17を設け、かつ当該側壁端部14の基側に配された突出部17の突出量を、当該側壁端部14の先端側に配された突出部16のそれより大きくなるように並設させたので、既述した変形態様を想定したとき、第1ケース部材10の側壁端部14の先端側に配された突出部16がそれまでに嵌合していた開口部26から抜けても、第1ケース部材10の側壁端部14の基側の突出部17が嵌合していた開口部27に確実に嵌合し、そこから抜け難くなる。
本実施の形態では、第1ケース部材10の側壁端部14の先端側に配された突出部16が位置決め機能を有しており、これとは別に第1ケース部材10の側壁端部14の基側に突出部17を、突出部16の突出量より大きくなるように設けたので、既述の変形態様を想定したとき、変形量が、具体的には変形角度が増大しても、突出部16を開口部26から抜け難くすることができ、第1ケース部材10と第2ケース部材20との締結が解けることをさらに抑制することができる。
本実施の形態では、側壁端部14においてその先端側に配された突出部16がその基部側に配された突出部17と比べてその突出量が小さいので、側壁端部14を嵌入させる際に突出部16,17を開口部26,27に容易に嵌合させることができる。
(実施の形態2)
図4(a)は、本実施の形態において図2(b)のB領域を拡大した概略断面図であり、同図(b)は、本実施の形態において図2(b)のB領域でのケース50の変形状態を想定したときの概略拡大断面図である。
図4(b)に示すように、本実施の形態では、第1ケース部材10の長手方向に伸びる側壁において、その側壁端部14が第2ケース部材20の溝部24に嵌入する方向にずれるように、突出部16,18が、異なる主面に1つずつ設けられ、それぞれ正反対の方向に突出するように設けられて、当該嵌入方向に2つ並設されている。
上述したように、ケース50のさまざまな変形態様のうち上述した変形態様が最も頻繁に起こると考えられる。
すなわち、ちょうど図3(b)で示したように、第1ケース部材10の長手方向の側壁が第2ケース部材20の長手方向の側壁をケース50外方に向けて押すような変形がケース50において最も多発すると考えられる。
実施の形態2では、実施の形態1ならびにその他のバリエーションで示した、突出量の小さいほうの突出部16(17)、すなわち位置決め機能を有する突出部と同様の突出量となるように、2つの突出部16,18を設けているが、突出量はこれに限定されず、実施の形態1ならびにその他のバリエーションで示した、突出量の大きいほうの突出部17(16)と同等の突出量になるようにこれら2つの突出部16,18のそれを設定しても良く、また、実施の形態1ならびにその他のバリエーションで示したように、これら2つの突出部16,18に対して突出量の大小関係を付与しても良い。
《実施の形態2におけるパック電池1の効果》
本実施の形態では、第1ケース部材10の長手方向に伸びる側壁において、その側壁端部14が第2ケース部材20の溝部24に嵌入する方向にずれるように、突出部16,18を、異なる主面に1つずつ設け、それぞれ正反対の方向に突出するように設けて、当該嵌入方向に2つ並設したので、既述の変形態様を想定したとき、第1ケース部材10の側壁端部14のうち外側面に設けられ、その基側に配された突出部18が第2ケース部材20の側壁に設けられた開口部28に押圧されて、確実に嵌合する状態となるので、当該突出部18が当該開口部28から抜け難くなる。
本実施の形態では、第1ケース部材10の側壁端部14の先端側に配された突出部16とその基側に配された突出部18とを、同等の突出量で、具体的には、位置決め機能を発揮できる突出量で、設けているので、両者を同等の加工精度で作製することができ、実施の形態1に比べて、量産性を向上させ、歩留まりを向上させることができる。
図5は、実施の形態3において図2(b)のB領域を拡大した概略断面図である。
本実施の形態では、第1ケース部材10の突出部16,17,18および第2ケース部材20の開口部26,27,28に特徴があり、その他の構成は、上述した構成と同様であるので、その他の構成についてはここでの説明を省略する。
すなわち、本実施の形態では、第1ケース部材10の長手方向に伸びる側壁において、その両側面のそれぞれに突出部16,17,18が配設されている。
実施の形態3では、ケース50をその短手方向に切断した仮想断面を想定するとき、ケース50の長手方向に伸びる側壁の側壁端部14において、当該仮想断面上を通る当該側壁の仮想中心軸を基準に線対称の位置で、その内側主面の基側に配された突出部17と対応させてその外側主面に突出部18が設けられているが、当該配設位置に限定されず、当該側壁端部14の内側主面において先端側に配された突出部16と対応する外側主面に突出部18が配設されていても良い。
さらに、第1ケース部材10の側壁端部14の外側主面に突出部18のほかに突出部が設けられていても良い。
本実施の形態では、第1ケース部材10の長手方向に伸びる側壁において、その側壁端部14の内側主面のうち、先端側に配された突出部16の突出量に比べて、基側に配された突出部17のそれが大きくなるように配したので、既述の変形態様を想定したとき、突出部16がそれまで嵌合していた開口部26から抜けても、当該突出部17が開口部27から抜け難くすることができる。
したがって、本実施の形態では、従来のパック電池に比べて、いわゆる爪嵌合手段という簡易な締結手段を維持しながら、第1ケース部材10と第2ケース部材20との締結が解けることを抑制することができ、また、実施の形態1,2に比べて、その抑制効果を向上させることができる。
上記いずれの実施の形態においても、突出部16,17,18と嵌合する相手は、開口部26,27,28であったが、これに限定されず、嵌合できる限度に凹む、受部であっても良い。
上記いずれの実施の形態においても、第1のケース部材10側に突出部のみが配され、第2のケース部材側に開口部のみが配されていたが、これに限定されず、例えば、第1のケース部材10側に受部、突出部がそれぞれ設けられ、これらと嵌合関係を形成できるように第2ケース部材20側に受部、突出部をそれぞれ設けても良い。
上記実施の形態では、組を成す突出部、受部が2組あるいは3組の場合を一例にして説明したが、これに限定されず、3組以上配しても良い。
突出部の形状は、上記各実施の形態で示した形状に限定されず、位置決め機能、抜け防止機能を発揮できる限度において他の形状であっても良い。
10 第1ケース部材
11,21 ケース部材開口部
14 側壁端部
16,17,18 突出部
20 第2ケース部材
22 隔壁
23 第2の開口部
24 溝部
25 壁部
26,27,28 開口部
30 二次電池
40 基板
41 コネクタ
50 ケース
Claims (10)
- 2つのケース部材が互いに開口部を突き合わせることによって二次電池を内包してなるパック電池であって、
各ケース部材の側壁には、係合突出部と、当該係合突出部の突出量を掛かり代として当該係合突出部と嵌合する係合受部とが組を成して設けられ、当該突き合わせ方向に、前記組が複数並設されており、
並設された前記係合突出部のうち少なくとも一つの突出量が他のそれと異なることを特徴とするパック電池。 - 前記突出量に対応して、前記少なくとも一つの前記突合せ方向での裾の長さが前記他のそれと異なることを特徴とする請求項1に記載のパック電池。
- 2つのケース部材が互いに開口部を突き合わせることによって二次電池を内包してなるパック電池であって、
前記2つのケース部材のうち、一方のケース部材の内底面からは、その側壁と並行するように壁部が立設され、他方のケース部材の側壁先端が、前記一方のケース部材の側壁と前記壁部との間に嵌入しており、
前記他方のケース部材の側壁と前記一方のケース部材の側壁あるいは前記壁部の少なくとも一方との間で対向する側面には、係合突出部と、当該係合突出部の突出量を掛かり代として当該係合突出部と嵌合する係合受部とが組を成して設けられ、前記突き合わせ方向に、前記組が2組以上並設され、並設された前記係合突出部のうち少なくとも一つの突出量が他のそれと異なることを特徴とするパック電池。 - 前記並設された係合突出部のうちその突出量の最も大きい係合突出部が前記他方のケース部材の側壁先端側に設けられていることを特徴とする請求項1から3いず れかに記載のパック電池。
- 前記並設された係合突出部のうちその突出量のもっとも大きい係合突出部が前記他方のケース部材の側壁基側に設けられていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のパック電池。
- 前記係合突出部は、前記他方のケース部材の側壁にのみ配されており、かつ、前記側壁の側面のうちいずれか一方にのみ設けられていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のパック電池。
- 2つのケース部材が、互いに開口部を突き合わせることによって二次電池を内包してなるパック電池であって、
前記2つのケース部材のうち、一方のケース部材の内底面には、その側壁と並行するように壁部が設けられ、他方のケース部材の側壁先端が、前記一方のケース部材の側壁と前記壁部との間に嵌入しており、
前記一方のケース部材の側壁と前記他方のケース部材の側壁との間で対向する側面では、互いに嵌合する係合突出部、係合受部が第一組を成して配され、
前記他方のケース部材の側壁と前記一方のケース部材の前記壁部との間で対向する側面では、互いに嵌合する係合突出部、係合受部が第二組を成して配されていることを特徴とするパック電池。 - 前記第一組と前記第二組とは、当該嵌入方向にずれるように配されていることを特徴とする請求項7に記載のパック電池。
- 前記嵌入方向に並設されている係合突出部は、全てその突出量が同じであることを特徴とする請求項7または8に記載のパック電池。
- 前記係合突出部は、前記側面に沿って、かつ前記嵌入方向と垂直な方向に凸状に設けられ、前記係合突出部と嵌合可能に前記係合受部が前記側面に沿って溝状に設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のパック電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141747A JP4948036B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | パック電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006141747A JP4948036B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | パック電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007311301A JP2007311301A (ja) | 2007-11-29 |
JP4948036B2 true JP4948036B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=38843957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006141747A Expired - Fee Related JP4948036B2 (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | パック電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4948036B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5294697B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-09-18 | 三洋電機株式会社 | パック電池 |
JP5323471B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2013-10-23 | 三洋電機株式会社 | パック電池 |
JP5481982B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2014-04-23 | 日産自動車株式会社 | 電池モジュール |
JP5482828B2 (ja) * | 2012-06-21 | 2014-05-07 | 日産自動車株式会社 | 電池モジュール |
KR102084152B1 (ko) * | 2016-11-04 | 2020-03-03 | 주식회사 엘지화학 | 팩 커버의 스프링 백 저지를 위한 트레이 스토퍼를 구비한 배터리 팩 |
JP7137749B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2022-09-15 | カシオ計算機株式会社 | 音響機器及び電子楽器 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375950A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-06 | Fujitsu Ltd | Fbaデイスクのキヤツシユ制御方式 |
JPH11167906A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Kokusai Electric Co Ltd | 小型携帯電子機器の電池取付構造 |
JP2000294212A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Tookado:Kk | 電池パックの蓋組み合わせ構造 |
JP2001052667A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-23 | Tookado:Kk | 電池パックの蓋結合構造 |
JP2001057188A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-27 | Tookado:Kk | 電池パックの蓋の組み構造 |
JP2001076697A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-23 | Tookado:Kk | 電池パック蓋結合構造 |
JP3932934B2 (ja) * | 2002-03-05 | 2007-06-20 | ソニー株式会社 | 二次電池収納ケース |
JP4329366B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2009-09-09 | ソニー株式会社 | バッテリパック |
-
2006
- 2006-05-22 JP JP2006141747A patent/JP4948036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007311301A (ja) | 2007-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4948036B2 (ja) | パック電池 | |
JP4770691B2 (ja) | ケースの嵌合構造 | |
JP5396310B2 (ja) | コネクタ | |
EP1469561B1 (en) | Terminal | |
US10297940B2 (en) | Terminal | |
US5158391A (en) | Sealing structure of waterproof connector | |
JP2008282807A (ja) | 電気コンタクト | |
JP5747969B2 (ja) | 電気コネクタの嵌合構造 | |
US8092245B2 (en) | Electrical connector assembly | |
WO2012165635A1 (ja) | コネクタユニット | |
US20140141662A1 (en) | Terminal for waterproof connector | |
US20140169871A1 (en) | Connector | |
US20010010986A1 (en) | Connector connecting structure | |
US8202123B1 (en) | Connector | |
JP4184937B2 (ja) | レバー嵌合式コネクタ | |
JP6572418B2 (ja) | コネクタ固定具 | |
JP5116566B2 (ja) | 合体コネクタ | |
JP5804041B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP5769391B2 (ja) | 端子金具 | |
JP2011096500A (ja) | 多層式コネクタ | |
JP5749118B2 (ja) | コーナクッション | |
JP2007287615A (ja) | 端子金具 | |
JP2006019076A (ja) | 端子金具及びコネクタ | |
JP2005302560A (ja) | 雌端子金具 | |
JP7389405B2 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120306 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |