JP2005302560A - 雌端子金具 - Google Patents

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Abstract


【課題】 弾性接触片の増強を図る。
【解決手段】 雌端子金具20の本体部21は、底板22の両側縁から側板が立ち上げられ、左側板23の上縁から天板25が曲げ形成されるとともに、右側板の上縁に、弾性接触片30がその後端の連結部32を右側板に繋ぎ、残りを右側板から分離した分離部31として形成される。この弾性接触片30が右側板と繋がった折り目から天板25の裏側に曲げられることにより、天板25の後端側から前方を向いて突出し、その突出端側が弾性変位可能とされる。弾性接触片30の根元の連結部32は、天板25に密着している。天板25の後縁にはリテーナに係止する二次係止部60が設けられるが、弾性接触片30の後縁が、リテーナ係止面61よりも前方に退避して配される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、雌端子金具に関する。
雌端子金具は一般に、内部に弾性接触片を設けた略角筒状の本体部を有し、後部側に設けられたバレルによって電線の端末に固着されるようになっており、相手のタブ状の雄端子金具が前方から本体部内に挿入されると、弾性接触片と弾性的に接触し合うことで電気的な接続が取られるようになっている。ここで弾性接触片の形状や配設形態は種々のものが提案されているが、特に小型の端子金具では、接点を極力前方に持って来ることができるという理由等から、弾性接触片を本体部の後端側から前方に突出するように設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−133355公報
一方、端子金具が小型になると、本体部内に収められる弾性接触片の幅も小さく制限されるために、どうしても強度が不足勝ちとなり、接触圧が不足することにも繋がるため、弾性接触片の強度確保も重要な問題となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、弾性接触片が本体部の後端側から前方を向いて突出するように設けられたものにおいて、弾性接触片の増強を図るところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、前面に相手の雄端子金具が挿入される開口を有する略角筒状をなす本体部と、この本体部の底板から後方に延出した位置に設けられた電線接続部とが備えられた雌端子金具であって、前記本体部は、前記底板の両側縁から側板が立ち上げられ、一方の側板の上縁から天板が曲げ形成されているとともに、他方の側板の上縁には、弾性接触片がその後端部の一部を残して前記他方の側板から分離して形成され、この弾性接触片が前記他方の側板と繋がった部分から前記天板の裏側に曲げられることにより、前記天板の後端側から前方を向いて突出してその突出端側が弾性変位可能に配されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記弾性接触片の根元部分が前記天板に密着しているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、弾性接触片の根元部分の側縁には突部が張り出し形成されるともに、この突部は前記一方の側板に開設された差込口へ差込まれているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載のものにおいて、前記天板の後縁により、当該雌端子金具が収容されるハウジングに設けられたリテーナが当接して抜け止めするためのリテーナ当接部が形成されており、前記弾性接触片の後縁が、前記リテーナ当接部よりも前方に退避して設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
弾性接触片を天板の裏側においてその後部側から延出して設けた構造とした場合、例えば底板の後部側から設けた場合と比較すると、弾性接触片を左右の側板のいずれか一方から直接に形成することができ、すなわち幅広に形成できる。一方、弾性接触片の撓み変形を担保するには、根元部分に切り欠きを入れることは必須であるが、上記のように元々幅広であるから、切り欠きが入れられたとしても広い幅が確保される。すなわち弾性接触片の根元部分の増強を図ることができ、その結果、相手の雄端子金具との接触圧も十分に取ることができて、それだけ電気的接続の信頼性を高めることができる。
<請求項2の発明>
弾性接触片の根元部分の強度をさらに高めることができる。
<請求項3の発明>
弾性接触片の根元部分が支持されるため、弾性接触片の姿勢を安定させることができ、もって相手側端子金具との電気的接触信頼性を高めることができる。
<請求項4の発明>
ハウジングに装着された雌端子金具は、リテーナ当接部にリテーナが当てられることで抜け止めされる。ここで、弾性接触片の後縁がリテーナ当接部よりも前方に退避していることで、弾性接触片の後縁にリテーナが当たることが避けられ、弾性接触片に不必要な変形を与えることが防止される。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図11によって説明する。
本実施形態の雌端子金具20は、導電性に優れた金属板を図1の下側に示すような展開形状に切断したのち、複数の曲げ工程を経て、同図の上側や図2に示すように組み付けられており、大まかには、電線10の端末に固着される電線接続部70の前方に、相手の雄端子金具Mt(図11参照)が前方から挿入される角筒状をなす本体部21が設けられている。
この雌端子金具20は、後記するように、被覆電線10の端末に圧着されたのち、雌ハウジング15に収容されるようになっている。雌ハウジング15には、図9に示すように、前後方向に開口したキャビティ16が上下2段に分かれて並んで形成されており、各キャビティ16内に、雌端子金具20が上下反転させた姿勢で後方から挿入可能とされている。各キャビティ16の底壁には、雌端子金具20を一次係止するためのランス17が、先端を斜め上方に向けて突出させた姿勢で撓み変形可能に形成されている。また、雌ハウジング15の下面には、雌端子金具20を二次係止するためのリテーナ18が、仮係止位置から本係止位置に向けて押し込み可能に装着されている。
雌端子金具20の構造を詳細に説明する。本体部21の展開形状は図1に示すようであって、底板22の左右両側に側板が形成され、ただし左側では、左側板23がほぼ全長にわたって形成されているのに対して、右側では、右側板24のうちの後半部(以下、後右側板24B)のみが形成されている。左側板23の左側には天板25が形成され、この天板25のさらに左側の前半部分には、右側板24の前半部(以下、前右側板24A)が形成されている。後右側板24Bの右側には、詳しくは後記する弾性接触片30が形成されている。
本体部21は、同図の鎖線に示す折り目に従って、底板22の左右両側に左側板23と後右側板24Bを曲げ起こし、次に弾性接触片30を底板22と対向する姿勢に曲げたのちその上方を天板25で覆い、それに伴い天板25から曲げ降ろされた前右側板24Aを後右側板24Bと面一に配することで、前後両面が開口された角筒状に組み立てられる。
弾性接触片30は、展開形状では底板22よりやや短い長さで底板22と平行姿勢で形成されており、全長の約1/3に相当する後端部が、後右側板24Bのさらに後部側と連結され、残りは分離して形成されている。弾性接触片30の分離部31は、連結部32と後右側板24Bとの折り目33よりも少し右側(図1の下側)に引っ込むように幅狭に形成されている。また、連結部32の後縁は、天板25の後縁よりも少し前方に控えて形成されている。
この弾性接触片30は、折り目33で折り曲げられて天板25の下面に配され、図4に示すように、連結部32は天板25の後端部の下面に密着される。また、連結部32の側縁に突設された突部34が、左側板23と天板25とが突き合う角部に開口された差込口35に差し込まれる(図6参照)。
一方、分離部31は、前方の斜め下方に向けて延出されて、先端が斜め上向きに屈曲されており、上下方向の撓み変形可能となっている。弾性接触片30の分離部31が折り目33よりも少し引っ込んで形成されたのは、分離部31が、連結部32と後右側板24Bとが突き合う角部に繋がることを避けて、その円滑な撓み変形を担保するためである。この弾性接触片30の先端の屈曲部に、接点36が底面側に向けて叩き出して形成されている。
底板22の前端寄りの位置の内面には、上記した弾性接触片30の接点36との間で雄端子金具Mtを弾性的に挟持するための縦長の略台形をなす挟持部38が、叩き出されて形成されている。この挟持部38の側方における右側縁には突部39が形成されて上向きに曲げられ、前右側板24Aの下縁に形成された凹部40に嵌められている。
また、左側板23と前右側板24Aの前縁には短寸の突片42が形成され、両突片42が互いに突き合うように内方に曲げられることにより、相手の雄端子金具Mtが挿入される挿入口43の上側の口縁が形成されている。
天板25の上面の前縁寄りの位置には、上記したランス17に係止される一次係止部50が形成されている。この一次係止部50は展開形状では、天板25の前縁から前方に向けて延出形成されており、図4に示すように、天板25の前端部分の上面に重なるようにして後方に折り返されている。一次係止部50の先端側には支え部51が叩き出して形成されており、支え部51が天板25の上面との間で挟まれるようにして、一次係止部50が天板25から浮いた状態で設けられている。
この一次係止部50の先端面が、ランス係止面52となっている。また、このランス係止面52の特に下側の角では、面取りがされてテーパ面53が形成されている。
一方特筆すべきは、一次係止部50の折り返し部55の外面が半円形状に丸みが付された形状となっている。
一次係止部50の先端部の左右両側縁には、一対の抜け止め部56が形成されている。両抜け止め部56は、展開形状では側方に張り出したのち前方に屈曲された鈎形に形成され、一次係止部50が折り返された状態では下方に折り曲げられ、左側板23と前右側板24Aとの上部位置に形成された抜け止め孔57に、緊密に嵌められている。
また、天板25における両抜け止め孔57の間の位置には、過度撓み規制部59が内面側に叩き出して形成されている。この過度撓み規制部59は、上記した弾性接触片30の先端部の裏面に当たることで、過度に撓み変形することを規制することに機能する。
天板25の後縁には、リテーナ18に係止される二次係止部60が設けられている。この二次係止部60は、幅方向の中央部における所定長さ領域が上方に叩き出されることにより、前方が閉じて後方に開口した短寸の半円筒形に形成されており、この二次係止部60の半円形の後端面がリテーナ係止面61となっている。
これにより、図4に示すように、上記した弾性接触片30の連結部32の後縁よりも上方の領域において、リテーナ18の係止突部19に対する深い掛かり代が確保された状態となる。また、上記したように弾性接触片30の連結部32の後縁が、天板25の後縁よりも前方に控えて形成されていたことにより、連結部32の後縁がリテーナ係止面61よりも前方に退避した状態となる。
なお、左側板23の長さ方向のほぼ中央部における外面には、逆挿入防止用のスタビライザ63が叩き出して形成されている。
電線接続部70側は、展開形状では、本体部21の後縁から、底板22よりも幅広でかつ底板22から連続した中心線を持った帯状部71が延設され、途中にワイヤバレル72が、後端にインシュレーションバレル73がそれぞれ形成されている。この帯状部71は、上記した本体部21と同じ幅を有するような凹溝状に曲げ形成される。
これにより図2に示すように、本体部21の後方には、凹溝状の首部75が同一幅で続き、その後方にワイヤバレル72と、所定間隔を開けてインシュレーションバレル73とが、それぞれのバレル片72A,73Aの上端を開いた状態に形成されている。
ワイヤバレル72は、両バレル片72Aの上端が突き合って回曲するようにかしめられるハート型圧着であって、底面には芯線11の食い込み用の溝76が形成されている。一方のインシュレーションバレル73は、両バレル片73Aの上端が重なり合ってかしめられるラップ型圧着であって、図7に示すように、両バレル片73Aの上端の対向した面側が圧潰されて、薄肉部77が形成されている。
上記のように組み付けられた雌端子金具20は、被覆電線10の端末に固着される。具体的には、被覆電線10の端末は、皮剥きされて芯線11の端末が露出された状態とされ、電線接続部70に上方から挿入されて、図8に示すように、芯線11の露出された端末にワイヤバレル72がハート型にかしめ圧着され、一方、被覆12の端末にインシュレーションバレル73がラップ型でかしめ圧着される。特にインシュレーションバレル73側では、バレル片73Aの重なる部分が予め薄肉部77とされていることで、圧着された後の背の高さが低く留められる。
このように被覆電線10の端末に固着された雌端子金具20は、雌ハウジング15の対応するキャビティ16内に収容される。
雌ハウジング15には、図9に示すように、リテーナ18が仮係止位置に装着されている。この仮係止位置では、リテーナ18に設けられた係止突部19がキャビティ16の底壁側に退避している。この状態から、雌端子金具20が天板25を下に向けた上下逆さまの姿勢で、対応するキャビティ16内に後方から挿入される。
雌端子金具20が挿入されてその終盤に近付くと、図10の下段に示すように、雌端子金具20の本体部21における先端下面に位置した一次係止部50の折り返し部55が、ランス17の上り勾配の上面に当たり、さらに押し込まれると、同図の上段に示すように、ランス17を撓み変形させつつ一次係止部50が乗り越える。ここで、一次係止部50の折り返し部55には丸みが付されているから、ランス17に当たってそれを乗り越える際の抵抗が小さく、スムーズに押し込まれる。
一次係止部50がランス17を通過すると、図11に示すように、ランス17が復動してその先端が、一次係止部50のランス係止面52の後方に係止する。すべての雌端子金具20の挿入が終了したら、同図に示すように、リテーナ18を本係止位置に押し込む。そうすると、係止突部19がキャビティ16内に突入し、雌端子金具20の本体部21における後端下部に位置している二次係止部60のリテーナ係止面61の後方に係止し、すなわち二重に抜け止めする。
このように、雌ハウジング15に雌端子金具20が挿入されて二重係止されると、雌ハウジング15が相手の雄ハウジング(図示せず)と嵌合され、図11に示すように、その雄ハウジングに装着されたタブ状の雄端子金具Mtが、キャビティ16の前面の端子挿入口16Aから進入して、さらにその中に収容された雌端子金具20の本体部21内に前面の挿入口43から進入し、弾性接触片30を弾性変形せつつ挟持部38との間に割って入り、接点36が弾性的に雄端子金具Mtに当てられることで、雌雄の端子金具10,Mt間の電気的接続が取られる。
本実施形態によれば、以下のような利点を得ることができる。
弾性接触片がその後端部の一部を残して一の側板の側方に分離して形成され、繋がった部分で直角曲げされることにより、隣りの側板の内側において、その後部側から前方に延出して設けられる形態を取る場合において、本実施形態では特に、弾性接触片30が天板25の後部側から延出して設けられているから、強度的に優れたものとなる。
模式図である図12を利用し、本体部21(21X)の幅Wが同一であることを条件として、底板22の後部側から延出して設けた場合と比較すると、以下のようである。
この種の角筒状の本体部21(21X)を形成する場合、底板22と、その両側に側板23,24を立ち上げて設けることは必須である。なぜならばこの両側板23,24は、バレル72,73側に繋がる首部75の両側板と連なって形成されているため、仮に本体部21(21X)側の側板23,24がなくなると、首部75の側板がなくなるか、細いものとなって首部75の強度不足が否めず、除去することはできない。
そうすると、弾性接触片30Xを底板22の後部側から延出して設けた場合は、同図(B)に示すように、天板25の側縁から、内側板100を例えば右側板24の内側に降ろし、その内側板100の下縁から直角曲げした形態で弾性接触片30Xを形成する必要がある。弾性接触片30Xの分離部31Xを撓み変形させるためには、内側板100と弾性接触片30Xの連結部32Xとの角とは切り離す必要があるから、分離部31Xの根元側に切り欠きを入れるにしろ、幅を狭くするにしろ、根元部分の幅は、内側板100と左側板23との間隔よりも狭い幅wxにせざるを得ない。
それに対して本実施形態のように、弾性接触片30を天板25の後部側から延出して設けた場合は、同図(A)に示すように、右側板24の上縁から直接に直角曲げした形態で弾性接触片30を形成することができる。同様に、分離部31の撓み変形を担保するには、その根元側において、右側板24と弾性接触片30の連結部32との角とは切り離す必要があるが、そのような切り離しを施したとしてもなお、根元部分の幅は、右側板24と左側板23との間隔にほぼ匹敵する広い幅wを確保することができる。
端的には本実施形態では、本体部21の幅Wを一定とした場合に、弾性接触片30の根元部分の幅を広く確保することができて、その増強を図ることができる。その結果、相手の雄端子金具Mtとの接触圧も十分に取ることができて、それだけ電気的接続の信頼性を高めることができる。
また、弾性接触片30の根元部分である連結部32が、天板25の下面に密着して設けられているから、弾性接触片30の根元部分の強度をさらに高めることができる。
雌ハウジング15に装着された雌端子金具20は、二次係止部60のリテーナ当接面61にリテーナ18の係止突部19が当てられることで二重に抜け止めされるが、ここで弾性接触片30の連結部32の後縁が、リテーナ当接面61よりも前方に退避していることで、弾性接触片30の後縁にリテーナ18(係止突部19)が当たることが避けられ、弾性接触片30に不必要な変形を与えることが防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態とは逆に、天板を右側板に連ねて設け、弾性接触片を左側板から形成するようにしてもよい。
(2)電線の端末を固着する形式は、上記実施形態に例示したバレルによる圧着に限らず、圧接刃による圧接であってもよい。
本発明の一実施形態に係る雌端子金具の展開状態と組付状態とを示す平面図 雌端子金具の組付状態の斜視図 同側面図 本体部の縦断面図 雌端子金具の一部切欠斜視図 本体部の横断面図 インシュレーションバレルの断面図 雌端子金具を電線の端末に固着した状態の斜視図 雌端子金具を雌ハウジングに挿入する前の状態の縦断面図 挿入途中を示す縦断面図 挿入完了状態の縦断面図 (A)は、本実施形態に係る弾性接触片の根元部分の幅を説明する模式図、(B)は比較例の同図
符号の説明
15…雌ハウジング
16…キャビティ
18…リテーナ
19…係止突部
20…雌端子金具
21…本体部
22…底板
23…左側板
24B…後右側板
25…天板
30…弾性接触片
31…分離部
32…連結部
33…折り目
36…接点
43…挿入口(開口)
60…二次係止部(リテーナ当接部)
61…リテーナ係止面
70…電線接続部
Mt…雄端子金具

Claims (4)

  1. 前面に相手の雄端子金具が挿入される開口を有する略角筒状をなす本体部と、この本体部の底板から後方に延出した位置に設けられた電線接続部とが備えられた雌端子金具であって、
    前記本体部は、前記底板の両側縁から側板が立ち上げられ、一方の側板の上縁から天板が曲げ形成されているとともに、
    他方の側板の上縁には、弾性接触片がその後端部の一部を残して前記他方の側板から分離して形成され、この弾性接触片が前記他方の側板と繋がった部分から前記天板の裏側に曲げられることにより、前記天板の後端側から前方を向いて突出してその突出端側が弾性変位可能に配されていることを特徴とする雌端子金具。
  2. 前記弾性接触片の根元部分が前記天板に密着していることを特徴とする請求項1記載の雌端子金具。
  3. 前記弾性接触片の根元部分の側縁には突部が張り出し形成されるともに、この突部は前記一方の側板に開設された差込口へ差込まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の雌端子金具。
  4. 前記天板の後縁により、当該雌端子金具が収容されるハウジングに設けられたリテーナが当接して抜け止めするためのリテーナ当接部が形成されており、前記弾性接触片の後縁が、前記リテーナ当接部よりも前方に退避して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の雌端子金具。
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