JP5323471B2 - パック電池 - Google Patents
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Description
本発明は、パック電池に関し、特に素電池がケース内に収納されてなるパック電池に関する。
近年では、ノートブック型パーソナルコンピュータや電動工具、さらには電動アシスト自転車などの電源としてパック電池が用いられている。従来技術に係るパック電池について、図6および図7を用い説明する。
図6に示すように、パック電池は、外装体を構成する2つのケース部材910,920と、その内部空間に収納されたコアパック930とを有してなる。
図6に示すように、パック電池は、外装体を構成する2つのケース部材910,920と、その内部空間に収納されたコアパック930とを有してなる。
図7(a)に示すように、ケース部材910は、側壁910cとこれに並設された内リブ910hとを有し、側壁910cと内リブ910hとの間に形成される溝部910kに対して、ケース部材920の側壁920cの端辺が嵌入されることにより、2つのケース部材910,920が結合されている。
図6に戻って、コアパック930は、複数の素電池9311〜9316と、外部コネクタ937が取り付けられた基板936との組み合わせを以って構成されている。図7(b)に示すように、コアパック930は、ケース部材910,920に対して、殆ど隙間がない状態で収納されている。
特開2007−311301号公報
特開2008−140730号公報
図6に戻って、コアパック930は、複数の素電池9311〜9316と、外部コネクタ937が取り付けられた基板936との組み合わせを以って構成されている。図7(b)に示すように、コアパック930は、ケース部材910,920に対して、殆ど隙間がない状態で収納されている。
しかしながら、図7(b)に示すように、従来技術に係るパック電池においては、コアパック930における素電池の端面とケース部材920の側壁920cとの間に、ケース部材910の内リブ910hの厚みに相当する隙間が生じてしまう。より一層の小型化・高エネルギ密度化が求められている現状では、パック電池の構成中、充放電に寄与しないスペースなど部分を出来る限りなくすことが必要である。
本発明は、上記のような問題の解決を図るべくなされたものであって、2つのケース部材の組み合わせを以って構成される外装体を有するパック電池において、充放電に寄与しないスペースを減らして高エネルギ密度化を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ともに皿状をした2つのケース部材を有してなる箱状の外装体と、当該外装体の内部空間に収納された素電池とを有するパック電池において、次の構成を採用することとする。
本発明に係るパック電池では、2つのケース部材の内の一方は、その側壁に対して間隔をあけ、且つ、並設状態で内リブが形成されている。他方のケース部材は、その側壁の端辺が、上記一方のケース部材における側壁と内リブとの間に形成される溝部に嵌入されている。そして、本発明に係るパック電池では、上記一方のケース部材における内リブが、素電池の端面に相当する箇所が切欠かれた状態になっており、素電池は、その端部分が内リブの切欠かれた部分に侵入した状態にある、ことを特徴とする。
本発明に係るパック電池では、2つのケース部材の内の一方は、その側壁に対して間隔をあけ、且つ、並設状態で内リブが形成されている。他方のケース部材は、その側壁の端辺が、上記一方のケース部材における側壁と内リブとの間に形成される溝部に嵌入されている。そして、本発明に係るパック電池では、上記一方のケース部材における内リブが、素電池の端面に相当する箇所が切欠かれた状態になっており、素電池は、その端部分が内リブの切欠かれた部分に侵入した状態にある、ことを特徴とする。
上記のように、本発明に係るパック電池では、ケース部材の内リブにおいて、少なくとも素電池の端面に相当する箇所が切欠かれており、当該切欠かれた部分に素電池の端部分が侵入した状態となっている。このため、本発明に係るパック電池では、内リブの厚みに相当する分だけ、外装体内部における無駄なスペースをなくすることができ、パッケージのサイズを小型化、あるいは、素電池のサイズアップを図ることができる。
なお、本発明に係るパック電池では、上記切欠き部分を除き、上記一方のケース部材における側壁と内リブとの間に形成される溝部に対し、他方のケース部材の端辺が嵌入されているので、2つのケース部材同士の結合は強く維持される。
従って、本発明に係るパック電池では、2つのケース部材の組み合わせを以って構成される外装体を有しながら、充放電に寄与しないスペースが少なく、高いエネルギ密度を有する。
従って、本発明に係るパック電池では、2つのケース部材の組み合わせを以って構成される外装体を有しながら、充放電に寄与しないスペースが少なく、高いエネルギ密度を有する。
本発明に係るパック電池では、次のようなバリエーションを採用することができる。
上記本発明に係るパック電池では、素電池の端部分が、ケース部材の内リブにおける切欠かれた部分を通り、素電池の端面が他方のケース部材の側壁に当接または近接している、という構成を採用することができる。なお、ここでいう“近接”とは、素電池の端面と上記他方のケース部材の側壁とが、0.45[mm]以下の隙間を以って配されている状態をいう。
上記本発明に係るパック電池では、素電池の端部分が、ケース部材の内リブにおける切欠かれた部分を通り、素電池の端面が他方のケース部材の側壁に当接または近接している、という構成を採用することができる。なお、ここでいう“近接”とは、素電池の端面と上記他方のケース部材の側壁とが、0.45[mm]以下の隙間を以って配されている状態をいう。
また、上記本発明に係るパック電池では、素電池が円筒形の外観形状を有するものであって、上記一方のケース部材における内リブにおける切欠部分の縁が、素電池の外周面に沿った円弧状となっている、という構成を採用することもできる。このような構成を採用する場合には、振動の付加などにより、素電池が外装体の内部で動き難くなる。
また、上記本発明に係るパック電池では、上記一方のケース部材における内リブと、上記他方のケース部材における側壁とにおいて、一方に爪部が形成され、他方に前記爪部と係合関係を有する窓部が形成されている、という構成を採用することができる。
また、上記本発明に係るパック電池では、上記一方のケース部材における内リブと、上記他方のケース部材における側壁とにおいて、一方に爪部が形成され、他方に前記爪部と係合関係を有する窓部が形成されている、という構成を採用することができる。
また、上記本発明に係るパック電池では、素電池の外面のうち、上記端面とは異なる部分に基板が取り付けられており、上記一方のケース部材における内リブが、基板に対応する箇所も切欠かれた状態になっている、という構成を採用することができる。このように、上記一方のケース部材の内リブにおいて、基板に対応する箇所も切欠くという構成にすれば、当該部分についても無駄なスペースをなくすことができ、より一層の小型化・高エネルギ密度化を図ることができる。
以下では、本発明を実施するための最良の形態について、一例を示して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態は、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、 本発明は、その本質的部分以外に何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
1.全体構成
実施の形態に係るパック電池1の全体構成について、図1および図2を用い説明する。図1は、パック電池1の外観構成を示す斜視図であり、図2は、内部構成を示す展開斜視図である。
1.全体構成
実施の形態に係るパック電池1の全体構成について、図1および図2を用い説明する。図1は、パック電池1の外観構成を示す斜視図であり、図2は、内部構成を示す展開斜視図である。
図1に示すように、パック電池1は、2つのケース部材10,20により構成される外装体を有する。2つのケース部材10,20は、ともに矩形の皿状をしており、開口部同士を向い合せて結合されている。ケース部材20におけるX軸方向左下部分には、外部コネクタ37が露出されている。
また、ケース部材10とケース部材20との境界部分からは、X軸方向右上に向けてタブシート33が延出されている。タブシート33は、装着機器からパック電池1を取り外す際などに用いられる。
また、ケース部材10とケース部材20との境界部分からは、X軸方向右上に向けてタブシート33が延出されている。タブシート33は、装着機器からパック電池1を取り外す際などに用いられる。
次に、図2に示すように、パック電池1は、ケース部材20の内方空間20aにコアパック30が収納され、ケース部材20の開口がケース部材10で塞がれることにより構成されている。コアパック30は、素電池群31と、当該素電池群31のX軸方向左側の端部に取り付けられているホルダ35および基板36と、素電池群31のZ軸方向上下に貼着されている粘着テープ32,34とを有してなる。
ホルダ35は、素電池群31と基板36との間に介挿されており、基板36のX軸方向左側主面には外部コネクタ37が接合されている。
Z軸方向上側に貼着されている粘着テープ32には、X軸方向右側に延出する状態で、タブシート33が取り付けられている。
2.素電池群31の構成
コアパック30の構成要素のうち、素電池群31の構成について、図3を用い説明する。図3は、素電池群31の構成を示す展開斜視図である。
Z軸方向上側に貼着されている粘着テープ32には、X軸方向右側に延出する状態で、タブシート33が取り付けられている。
2.素電池群31の構成
コアパック30の構成要素のうち、素電池群31の構成について、図3を用い説明する。図3は、素電池群31の構成を示す展開斜視図である。
図3に示すように、素電池群31には、6本の素電池311〜316が含まれている。素電池311〜316は、それぞれ円筒型の二次電池であって、ともに同一サイズである。このうち、素電池311と素電池314とは、互いの負極同士が対向するように配されており、互いの負極同士は、リード板317により接続されている。素電池311の正極にはリード板318が接続され、素電池314の正極にはリード板319が接続されている。そして、リード板318とリード板319とは、リード線324により接続されている。
素電池312と素電池313とは、ともにX軸方向左下側に負極がくるように配されており、負極同士がリード板326により接続されている。また、素電池312と素電池313とは、正極同士がリード板327で接続されており、当該リード板327は、素電池315と素電池316との負極同士を接続するのにも供されている。
素電池315と素電池316とは、正極同士がリード板328で接続されており、リード板328とリード板317とは、リード線330により接続されている。
素電池315と素電池316とは、正極同士がリード板328で接続されており、リード板328とリード板317とは、リード線330により接続されている。
ここで、リード板318およびリード板326は、X軸方向左向きに曲折された部分を有し、当該部分で基板36に接続されている。また、リード板317には、リード線323が接続され、リード板327には、リード線329が接続されている。リード線323,329は、中間電圧に関する信号を取り出すために信号線である。
各素電池311〜316とリード板317,318,319,326,327,328との間には、絶縁板320,321,325,331などが介挿されており、また、リード線324に対しては、絶縁板322が配されている。
各素電池311〜316とリード板317,318,319,326,327,328との間には、絶縁板320,321,325,331などが介挿されており、また、リード線324に対しては、絶縁板322が配されている。
以上のように、素電池群31では、6本の素電池311〜316が、2並3直で接続されている。
3.ケース部材10の構成
ケース部材10の構成について、図4を用い説明する。
図4に示すように、ケース部材10は、矩形状をした底壁10aと、その縁辺からZ軸方向に起立する4つの側壁10b,10c,10d,10eとを有し構成されている。また、Y軸方向両側の側壁10b,10dに対しては、その内側において対向する内リブ10f,10gが設けられている。なお、内リブ10f,10gには、複数の窓部10iが設けられている。この窓部10iは、ケース部材20の側壁20b,20dに設けられた爪部20i(図2を参照。)が掛止されることになる。
3.ケース部材10の構成
ケース部材10の構成について、図4を用い説明する。
図4に示すように、ケース部材10は、矩形状をした底壁10aと、その縁辺からZ軸方向に起立する4つの側壁10b,10c,10d,10eとを有し構成されている。また、Y軸方向両側の側壁10b,10dに対しては、その内側において対向する内リブ10f,10gが設けられている。なお、内リブ10f,10gには、複数の窓部10iが設けられている。この窓部10iは、ケース部材20の側壁20b,20dに設けられた爪部20i(図2を参照。)が掛止されることになる。
一方、ケース部材10におけるX軸方向右奥の側壁10cに対しては、その一部が切欠かれた(切欠き部10m)内リブ10hが設けられている。内リブ10hにも、上記内リブ10f,10gと同様、窓部10jが設けられている。この窓部10jについても、ケース部材20における側壁20cに設けられた爪部20j(図2を参照。)が掛止されることになる。なお、図2および図4では、図示を省略しているが、ケース部材10の側壁10eにも、その内側に窓部が設けられ、ケース部材20の側壁20eに対応する爪部が設けられている。
ケース部材10において、側壁10b,10c,10d,10eとそれぞれに対向する内リブ10f,10g,10h,10kとの間に形成される溝に対し、ケース部材20における各対応する側壁20b,20c,20d,20eの端辺が嵌入されることになる。そして、爪部20i,20jと窓部10i,10jとの掛止により、ケース部材10とケース部材20とが嵌合される。
4.ケース部材10とケース部材20との嵌合形態、およびコアパック30との関係
ケース部材10とケース部材20との結合形態の詳細と、コアパック30との関係について、図5を用い説明する。図5は、ケース部材10とケース部材20とが嵌合状態を示す模式図である。
図5(a)に示すように、パック電池1におけるケース部材20は、その側壁20cの端辺が、ケース部材10における側壁10c(図5(a)では、図示を省略。)とこれに対向する内リブ10hとの間に形成される溝部に嵌入される。このとき、ケース部材20の側壁20cに形成された爪部20jが、ケース部材10の内リブ10hに形成された窓部10jに対し掛止され、これにより容易にケース部材10とケース部材20とは外れない。
ケース部材10とケース部材20との結合形態の詳細と、コアパック30との関係について、図5を用い説明する。図5は、ケース部材10とケース部材20とが嵌合状態を示す模式図である。
図5(a)に示すように、パック電池1におけるケース部材20は、その側壁20cの端辺が、ケース部材10における側壁10c(図5(a)では、図示を省略。)とこれに対向する内リブ10hとの間に形成される溝部に嵌入される。このとき、ケース部材20の側壁20cに形成された爪部20jが、ケース部材10の内リブ10hに形成された窓部10jに対し掛止され、これにより容易にケース部材10とケース部材20とは外れない。
図5(a)に示すように、ケース部材10の内リブ10hは、コアパック30における素電池314〜316の各端面に対応する箇所が切欠かれている(当該切欠かれた箇所を、「切欠き部10m」と記載する)。切欠き部10mを臨む端辺の形状は、素電池314〜316の各外周面に沿った円弧状となっている。
図5(b)に示すように、ケース部材10の内リブ10における切欠き部10mには、素電池314の端部が侵入し、その端面がケース部材20の側壁20cに接触または近接している。なお、図3に示すように、素電池314の端面には、リード板319が接合されているので、実際には、リード板319が側壁20cに接触し、素電池314の端面は、側壁20cに近接することになる。
図5(b)に示すように、ケース部材10の内リブ10における切欠き部10mには、素電池314の端部が侵入し、その端面がケース部材20の側壁20cに接触または近接している。なお、図3に示すように、素電池314の端面には、リード板319が接合されているので、実際には、リード板319が側壁20cに接触し、素電池314の端面は、側壁20cに近接することになる。
なお、「近接」とは、側壁20cと素電池314の端面とが、0.45[mm]以下(望ましくは、0.3[mm]以下)の間隙をあけて配されている状態を示す。
次に、ケース部材10およびケース部材20と、素電池314を含むコアパック30との関係を、図5(b)における矢印の方向に見た模式図を図5(c)に示す。
図5(c)に示すように、本実施の形態に係るパック電池1では、ケース部材10における内リブ10hに切欠き部10m(図5(a)を参照。)を形成し、この部分にコアパック30の素電池314の端部を侵入させている。よって、パック電池1では、コアパック30の端部分とケース部材20の側壁20cとの間に、内リブ10hに相当する隙間があくことはない。
次に、ケース部材10およびケース部材20と、素電池314を含むコアパック30との関係を、図5(b)における矢印の方向に見た模式図を図5(c)に示す。
図5(c)に示すように、本実施の形態に係るパック電池1では、ケース部材10における内リブ10hに切欠き部10m(図5(a)を参照。)を形成し、この部分にコアパック30の素電池314の端部を侵入させている。よって、パック電池1では、コアパック30の端部分とケース部材20の側壁20cとの間に、内リブ10hに相当する隙間があくことはない。
従って、パック電池1では、図7(b)に示す従来技術に係るパック電池と比較して、内リブ10hの厚みに相当する分だけ(寸法tir)、小型化が図られている。
5.その他の事項
上記実施の形態では、基板36とケース部材10,20との関係については、触れていないが、ケース部材10における内リブ10kに対し、基板36に対応する箇所を切欠く構成を採用すれば、上記同様に、基板36が配される側においてもケース部材10,20の小型化を図ることができる。具体的には、内リブ10h,10kの肉厚が0.5〜0.6[mm]とするとき、図4のX軸方向両側で内リブ10h,10kの肉厚分の小型化を図るとすれば、合計で1.0〜1.2[mm]の小型化を図ることができる。
5.その他の事項
上記実施の形態では、基板36とケース部材10,20との関係については、触れていないが、ケース部材10における内リブ10kに対し、基板36に対応する箇所を切欠く構成を採用すれば、上記同様に、基板36が配される側においてもケース部材10,20の小型化を図ることができる。具体的には、内リブ10h,10kの肉厚が0.5〜0.6[mm]とするとき、図4のX軸方向両側で内リブ10h,10kの肉厚分の小型化を図るとすれば、合計で1.0〜1.2[mm]の小型化を図ることができる。
また、パック電池1のような構成を採用するにあたって、パッケージ全体の小型化を図る代わりに、内リブ10h,10kの肉厚分だけ、内蔵する素電池311〜316のサイズを大型化することもでき、この場合にはパック電池全体としての電池容量の増大を図ることができる。
上記実施の形態では、コアパック30に6本の素電池311〜316が含まれている構成を採用し、また、各素電池311〜316が円筒形の外観を有することとしたが、素電池の構成数および形状、更には電池種類について制限を受けるものではない。例えば、角形の外観を有する素電池を採用することや、素電池数を5本以下あるいは7本以上とすることもできるし、電池種類については、リチウムイオン二次電池の他、ニッケルカドミウム二次電池やニッケル水素二次電池などを適用することもできる。
上記実施の形態では、コアパック30に6本の素電池311〜316が含まれている構成を採用し、また、各素電池311〜316が円筒形の外観を有することとしたが、素電池の構成数および形状、更には電池種類について制限を受けるものではない。例えば、角形の外観を有する素電池を採用することや、素電池数を5本以下あるいは7本以上とすることもできるし、電池種類については、リチウムイオン二次電池の他、ニッケルカドミウム二次電池やニッケル水素二次電池などを適用することもできる。
また、ケース部材10およびケース部材20は、それぞれ浅皿状であって、直方形状の内部空間を有することとしたが、ケース部材の形状については適宜変更することができる。例えば、有底円筒形のケースを縦に2分割し、各々をケース部材とすることもできる。
本発明は、ノートブック型パーソナルコンピュータなどのモバイル機器に用いることができ、高いエネルギ密度を有するパック電池を実現するのに有用である。
1.パック電池
10,20.ケース部材
30.コアパック
31.素電池群
32,34.粘着テープ
33.タブシート
35.ホルダ
36.基板
37.外部コネクタ
311〜316.素電池
317,318,319,326,327,328.リード板
320,321,322,325,331.絶縁板
323,324,329,330.リード線
10,20.ケース部材
30.コアパック
31.素電池群
32,34.粘着テープ
33.タブシート
35.ホルダ
36.基板
37.外部コネクタ
311〜316.素電池
317,318,319,326,327,328.リード板
320,321,322,325,331.絶縁板
323,324,329,330.リード線
Claims (5)
- ともに皿状をした2つのケース部材からなる箱状の外装体と、当該外装体の内部空間に収納された素電池とを有するパック電池であって、
前記2つのケース部材の内の一方は、その側壁に対して間隔をあけ、且つ、並設状態で内リブが形成されており、
前記2つのケース部材のうちの他方は、その側壁の端辺が、前記一方のケース部材における前記側壁と前記内リブとの間に嵌入されており、
前記一方のケース部材における内リブは、前記素電池の端面に対応する箇所が切欠かれた状態になっており、
前記素電池は、その端部分が前記内リブの切欠かれた部分に侵入した状態にある
ことを特徴とするパック電池。 - 前記素電池は、前記端部分が前記内リブにおける前記切欠かれた部分を通り、前記端面が前記他方のケース部材の側壁に当接または近接している
ことを特徴とする請求項1に記載のパック電池。 - 前記素電池は、円筒形の外観形状を有し、
前記内リブにおける前記切欠かれた部分の縁は、前記素電池の外周面に沿った円弧状となっている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のパック電池。 - 前記一方のケース部材における前記内リブと、前記他方のケース部材における前記側壁とは、一方に爪部が形成され、他方に前記爪部と係合関係を有する窓部が形成されている
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のパック電池。 - 前記素電池には、その外面のうち、前記端面とは異なる部分に基板が取り付けられており、
前記内リブは、前記基板に対応する箇所も切欠かれた状態になっている
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のパック電池。
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