JP3749084B2 - パック電池 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の円筒型電池とプリント基板をケースに収納しているパック電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
パック電池は、主として各種電気機器等の電源に使用されている。とくに、ラップトップパソコンや携帯電話等の携帯電子機器に用いられる場合、これらの機器の小型軽量化に伴って、パック電池についても小型軽量化が求められている。また、パック電池は、使用される機器と一体的に装着されるため、機器の形状に合わせた形状にする必要がある。さらに、機器の使用においては、長時間の連続使用や、安定した電源を確保するため、高出力や高容量のパック電池が求められる。このため、限られた形状やスペースの中で、効率よく電池を収納しなければならない。また、リチウムイオン電池を内蔵しているパック電池等においては、過充電や過放電から保護する保護回路を実装したプリント基板を収納している。したがって、このようなパック電池においては、電池を効率よく配置すると同時に、プリント基板を収納するスペースを確保することが大切である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
さらに、プリント基板を内蔵するパック電池は、外部の衝撃からプリント基板を保護することも大切である。プリント基板を収納するために、ケースの局部を突出させてなるパック電池は、突出部分が衝撃を受けやすいので、プリント基板の衝撃を有効に阻止することが難しい。このため、プリント基板を外部の衝撃から有効に保護するのが難しい。とくに、外形を小さくするために、できる限り薄く成形しているケースは、プリント基板を有効に保護するのがさらに難しくなる。
【0004】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、プリント基板を有効に保護しながら、ケース内に有効に円筒型電池を収納できるパック電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のパック電池は、複数本の円筒型電池2を同一水平面内に配列している第1ブロックB1と、同じ形状である複数本の円筒型電池2を同一水平面内に配列している第2ブロックB2とを隣接して同一水平面内に並べてケース1に収納している
【0006】
ただし、本明細書において、縦横の方向は、円筒型電池の直径方向を横方向とし、全長方向である軸方向を縦方向とする。したがって、横並びとは、複数の電池を横に隣接して平行に並べる状態を意味し、縦並びとは、複数の電池を縦に隣接して、すなわち、軸方向に延長して並べる状態を意味するものとする。
【0007】
本発明の請求項のパック電池は、第1ブロックB1に、N本の円筒型電池2を横並びに平行に並べてなる横列電池群2Aと、この横列電池群2Aの電池の電極側端部に接近し、かつ、横列電池群2Aの電池に対して直交する姿勢で配設してなるn本の直交電池2Bを配設している。また、第2ブロックB2に、M+n本の円筒型電池2を横に平行に並べて、かつ、端部に配列しているn本の電池を、第1ブロックB1の直交電池2Bに対して縦並びに並べて配設している。このパック電池は、第1ブロックB1の横列電池群2Aと直交電池2Bを、直交電池2Bの電極側端部が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように配設している。この段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に端部スペース4を設けており、この端部スペース4にプリント基板3を配設している。ただし、nは自然数である。
【0008】
さらに、本発明の請求項のパック電池は、第1ブロックB1の横列電池群2Aと第2ブロックB2の電池を、第2ブロックB2の電池が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に側部スペース5を設けると共に、第1ブロックB1の横列電池群2Aと直交電池2Bを、直交電池2Bの電極側端部が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって横列電池群2Aとケース1との間に端部スペース4を設けている。このパック電池は、側部スペース5と端部スペース4にプリント基板3を配設している。
【0009】
本発明のパック電池は、好ましくは、全長寸法が直径寸法の3倍よりも長くて4倍よりも短い円筒型電池2を使用する。このパック電池は、好ましくは、Nを3、Mを4とする。すなわち、第1ブロックB1の横列電池群2Aに3本、第2ブロックB2に4本の円筒型電池2を配設し、あるいは、第1ブロックB1に3本の横列電池群2Aとn本の直交電池2Bを、第2ブロックB2に4+n本の円筒型電池2を配設する。ただし、nは自然数である。
【0010】
さらに、本発明のパック電池は、好ましくは、nを1とする。すなわち、第1ブロックB1の横列電池群2Aの電池の電極側端部に配設する直交電池2Bを1本とし、第2ブロックB2の横に平行に並べる円筒型電池2をM+1本とする。
【0011】
さらに、本発明のパック電池は、好ましくは、直交電池2Bの電極と、第2ブロックB2の円筒型電池2の対向する電極を、U曲してなるリード12で接続する。
【0012】
さらに、本発明のパック電池は、好ましくは、第1ブロックB1と第2ブロックB2との間に位置して、ケース1に隔壁8を一体成形して設ける。このパック電池は、隔壁8で第1ブロックB1と第2ブロックB2の電池を区画整理して定位置に装着できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
【0014】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0015】
図1ないし図3に示すパック電池は、ケース1に複数本の円筒型電池2を収納している。円筒型電池2は、リチウムイオン二次電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等の二次電池である。円筒型電池2は、好ましくは、全長(Y)を直径(X)の3倍よりも長く、直径(X)の4倍よりも短くする電池、たとえば、単3あるいはサブCと呼ばれる外形の二次電池を使用する。ただ、円筒型電池は、このタイプ以外の電池、たとえば、全長を直径の2倍よりも長く3倍よりも短くする電池、あるいは、全長を直径の4倍よりも長く5倍よりも短くする電池を使用することもできる。
【0016】
ケース1は、円筒型電池2を、第1ブロックB1と第2ブロックB2に区画して収納している。第1ブロックB1と第2ブロックB2の円筒型電池2は、同一水平面内に隣接して並べられてケース1に収納される。
【0017】
第1ブロックB1は、横列電池群2Aと直交電池2Bからなる。横列電池群2Aは、3本の円筒型電池2を、両端の電極側端部を揃えて、横並びに平行に並べている。直交電池2Bは、横列電池群2Aの電池に直交して配設される。この直交電池2Bは、横列電池群2Aの電極側端部に接近して配設される。図のパック電池は、第1ブロックB1に1本の直交電池2Bを内蔵させているが、直交電池は2本以上とすることもできる。複数本の直交電池は、図1の鎖線で示すように、互いに横に並べて平行に配列される。
【0018】
さらに、第1ブロックB1は、電池とケース1との間に、プリント基板収納部を外側に突出させないでプリント基板3を収納する端部スペース4をケース1内に設けるために、横列電池群2Aと直交電池2Bを、直交電池2Bの電極側端部が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって横列電池群2Aとケース1との間に端部スペース4を設けている。図に示す円筒型電池2は全長(Y)が直径(X)の3倍よりも長いので、横列電池群2Aと直交電池2Bの対向縁において、寸法差(Y−3×X)が生じる。したがって、直交電池2Bの電極側端部を、図3において横列電池群2Aの下辺である各ブロックの対向縁と同一平面に並べて、直交電池2Bの電極側端部を横列電池群2Aから突出させて、段差を設けることができる。この端部スペース4にプリント基板3を配設している。
【0019】
第2ブロックB2は、5本の円筒型電池2を5列の横並びに平行に並べている。第2ブロックB2は、全ての円筒型電池2の電極側端部を揃えて平行に配設している。さらに、第2ブロックB2の電池は、図3において右端に配列している1本の電池を、第1ブロックB1の直交電池2Bに対して縦並びに直線上に並べている。第1ブロックB1の直交電池2Bは、横列電池群2Aに直交する姿勢で配列しているので、第2ブロックB2の電池は、横列電池群2Aの電池に対して直交して配設される。
【0020】
図のパック電池は、第2ブロックB2を5本の円筒型電池2としているが、第2ブロックは4+n(ただしnは自然数)本の電池を、図1の鎖線で示すように、横に並べて収納することもできる。
【0021】
さらに、図に示すパック電池は、第1ブロックB1と第2ブロックB2の電池を、第2ブロックB2の電池が横列電池群2Aから外側に突出して段差ができるように配設し、段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に、プリント基板3を収納する側部スペース5を設けている。図に示す円筒型電池2は全長(Y)が直径(X)の4倍よりも短いので、第1ブロックB1と第2ブロックB2との対向縁において、寸法差(4×X−Y)が生じる。したがって、図3に示すように、第1ブロックB1の直交電池2Bと、第2ブロックB2の右端に配設している円筒型電池2とを直線上に配列して、第2ブロックB2の電池を横列電池群2Aから突出させて段差を設けることができる。
【0022】
さらに、図2に示すパック電池は、第1ブロックB1の直交電池2Bと第2ブロックB2の円筒型電池2の対向する電極を、U曲してなるリード12で接続している。この図に示すパック電池は、第2ブロックB2に、6本の円筒型電池2を、図の鎖線で示すように6列の横並びに平行に並べて、これ等の電池の電極側端部をリード12で連結した後、鎖線で示す位置にある電池を180度折り返して直交電池2Bとしている。第2ブロックB2の左上の端部に配列している電池と直交電池2Bとを連結するリード12は、180度U曲されて、これ等の2本の電池を縦並びに直線上に並べる状態に連結している。このようにして配設される直交電池2Bは、リード12を介して第2ブロックB2に一体的に連結されるので、位置ずれを有効に防止してケース1内の所定の位置に配設できる。
【0023】
以上のパック電池は、図3の概略平面図に示すように、第1ブロックB1を4本の円筒型電池2として、第2ブロックB2を5本の円筒型電池2とする。このパック電池は、全体で9本の円筒型電池2を収納する。9本の電池は、全てを並列または直列に接続し、あるいは、3本を直列に接続したものを3列に並列に接続することもできる。
【0024】
は、その概略平面図に示すように、第1ブロックB1を3本の円筒型電池2として、第2ブロックB2を4本の円筒型電池2で構成するこのパック電池は、3本の円筒型電池2を横並びに平行に並べている横列電池群2Aを第1ブロックB1とし、4本の円筒型電池2を横並びに平行に並べて第2ブロックB2としている。第1ブロックB1の横列電池群2Aは、第2ブロックB2の電池に直交する姿勢で配設される。また、ケース1をプリント基板3の収納部で突出させることなくプリント基板3を収納するために、横列電池群2Aと第2ブロックB2の電池とは、第2ブロックB2の電池が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように配設している。図に示す円筒型電池2は全長(Y)が直径(X)の4倍よりも短いので、横列電池群2Aと第2ブロックB2の対向縁において、寸法差(4×X−Y)が生じる。この寸法差を利用して、第2ブロックB2の電池を横列電池群2Aから外側に突出させて配設し、この段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に側部スペース5を設けている。この側部スペース5にプリント基板3を配設している。
【0025】
図4の配列で円筒型電池2を収納するパック電池は、図示しないが、第2ブロックとして並べている円筒型電池の数を4本以上とすることもできる。このパック電池は、第2ブロックに並べる円筒型電池の本数をM本とすると、横列電池群と第2ブロックの対向縁において、寸法差(M×X−Y)が生じる。この寸法差を利用して、第2ブロックの電池を、横列電池群から外側に突出する段差ができるように配設して、この段差によって、横列電池群とケースとの間に側部スペースを設ける。
【0026】
さらに、図5に示すパック電池は、第1ブロックB1を5本の円筒型電池2として、第2ブロックB2を6本の円筒型電池2としている。この図に示す円筒型電池2は、全長(Y)を、直径(X)の4倍よりも長く、5倍よりも短くしている。第1ブロックB1は、4本の円筒形電池2を横並びに平行に配設している横列電池群2Aと、1本の直交電池2Bとからなる。第2ブロックB2は、6本の円筒形電池2を横並びに平行に配設すると共に、図において右端に配列している1本の電池を第1ブロックB1の直交電池2Bに対して縦並びに直線上に並べている。
【0027】
このパック電池は、横列電池群2Aと直交電池2Bの対向縁において、横列電池群2Aと直交電池2Bの寸法差(Y−4×X)によって、直交電池2Bの電極側端部が横列電池群2Aから外側に突出する段差ができるように第1ブロックB1の電池を配設している。この段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に端部スペース4を設けて、この端部スペース4にプリント基板3を配設している。さらに、図に示すパック電池は、第1ブロックB1と第2ブロックB2の対向縁において、横列電池群2Aと第2ブロックB2の電池の寸法差(5×X−Y)によって、第2ブロックB2の電池が横列電池群2Aから外側に突出して段差ができるように配設している。この段差によって、横列電池群2Aとケース1との間に、プリント基板3を収納する側部スペース5を設けている。
【0028】
以上のように、本発明のパック電池は、第1ブロックと第2ブロックに配列する電池の本数、および、横列電池群や直交電池の本数を種々に組み合わせながら、ケース内に端部スペースや側部スペースを設けて、プリント基板を理想的に配設できる。各ブロックに配列する電池の本数、および、横列電池群や直交電池の本数は、内蔵する円筒型電池の合計の本数や、円筒型電池の直径や全長、さらに、は、ケースの外形等の種々の条件に応じて最適な本数に決定される。
【0029】
ケース1は、プラスチックの成形品で、電池とプリント基板3を収納して簡単に組み立てできるように、第1ケース1Aと第2ケース1Bに分割している。第1ケース1Aと第2ケース1Bは、全体をほぼ方形状とし、プリント基板3を収納している部分を凹部とする箱形として、外周縁に沿って周壁6を一体成形して設けている。周壁6は、コネクター7の連結部分を除く全ての部分に設けている。周壁6は、先端縁を超音波溶着して確実に連結できるように、一方の周壁6の先端面に縦溝を設け、他方の周壁6の先端縁に、縦溝に嵌入できる凸条を設けている。この周壁6は、凸条を縦溝に嵌入する状態で、第1ケース1Aと第2ケース1Bの周壁6を正確な位置に連結して、確実に超音波溶着して強固に連結できる。
【0030】
第1ケース1Aは、内面に突出する隔壁8を一体成形して設けている。隔壁8は、図2の分解斜視図に示すように、電池とプリント基板3との間、第1ブロックB1と第2ブロックB2の間に配設している。プリント基板3と電池との間に設けている隔壁8は、電池から漏れた電解液でプリント基板3が腐食するのを防止する。第1ブロックB1と第2ブロックB2の間に設けている隔壁8は、第1ブロックB1と第2ブロックB2の電池を区画整理して定位置に装着する。
【0031】
さらに、第1ケース1Aは、コネクター7を外部に表出させる部分には周壁6を設けないで、電極装着部9としている。この電極装着部9にセットしたコネクター7を挟着するために、第2ケース1Bは、周壁6を突出させて押圧プレート10を一体成形して設けている。押圧プレート10は、下端縁でコネクター7を上から押圧して、定位置に装着している。
【0032】
コネクター7はプリント基板3に固定している。コネクター7をケース1の定位置に装着して、コネクター7を介してプリント基板3をケース1の定位置に配設している。コネクター7を第1ケース1Aの定位置に装着するために、コネクター7は両端に突出して位置決凸部を有する。第2ケース1Bは、この位置決凸部を定位置に嵌着する嵌着凹部を設けている。嵌着凹部に位置決凸部を案内して、コネクター7は第1ケース1Aの定位置に装着される。
【0033】
プリント基板3は、電池の保護回路を実現し、あるいは、電池の残容量を演算する素子である半導体素子等を固定している。図1と図2に示すパック電池は、側部スペース5と端部スペース4の両方にプリント基板3を配設している。側部スペース5と端部スペース4とに収納されるプリント基板3は、可撓性を有するリード片11で連結して、L字状に連結する状態でケース1に収納している。プリント基板3は、半導体素子は、たとえば、FET、トランジスター、LED、1チップマイコン、半導体メモリ等を実装して、電池の保護回路や残容量を演算する回路を実現している。
【0034】
【発明の効果】
本発明のパック電池は、プリント基板を有効に保護しながら、ケース内に有効に円筒型電池を収納できる特長がある。それは、本発明のパック電池が、複数本の円筒型電池を同一水平面内に配列している第1ブロックと第2ブロックとを隣接してケースに収納しており、これ等の円筒型電池を独特の配列でケース内に収納することにより、ケース内にプリント基板の収納スペースを設けて、ここにプリント基板を配設しているからである。
【0036】
発明の請求項のパック電池は、第1ブロックの横列電池群の電池の電極側端部に接近して、横列電池群の電池に対して直交する姿勢で直交電池を配設しており、第1ブロックの横列電池群と直交電池を、直交電池の電極側端部が横列電池群から外側に突出する段差ができるように配設している。このため、このパック電池は、この段差によって横列電池群とケースとの間に端部スペースを設けて、この端部スペースにプリント基板を配設して有効に保護できる。
【0037】
さらに、本発明の請求項のパック電池は、横列電池群とケースとの間に側部スペースと端部スペースとを設けているので、これ等のスペースに配設するプリント基板をより大きくして、しかも有効に保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のパック電池の分解斜視図
【図2】 図1に示すパック電池の第1ケースに電池とプリント基板を収納する状態を示
す分解斜視図
【図3】 図1に示すパック電池の電池の配列を示す平面図
【図4】 ック電池の電池の配列を示す平面図
【図5】 本発明の他の実施例のパック電池の電池の配列を示す平面図
【符号の説明】
1…ケース 1A…第1ケース 1B…第2ケース
2…円筒型電池 2A…横列電池群 2B…直交電池
3…プリント基板
4…端部スペース
5…側部スペース
6…周壁
7…コネクター
8…隔壁
9…電極装着部
10…押圧プレート
11…リード片
12…リード
B1…第1ブロック
B2…第2ブロック

Claims (7)

  1. 複数本の円筒型電池(2)を同一水平面内に配列している第1ブロック(B1)と、同じ形状である複数本の円筒型電池(2)を同一水平面内に配列している第2ブロック(B2)とを隣接して同一水平面内に並べてケース(1)に収納しており、第1ブロック(B1)は、N本の円筒型電池(2)横並びに平行に並べてなる横列電池群(2A)と、この横列電池群(2A)の電池の電極側端部に接近し、かつ、横列電池群(2A)の電池に対して直交する姿勢で配設してなるn本の直交電池(2B)を備え、第2ブロック(B2)は、M+n本の円筒型電池(2)を横に平行に並べており、かつ、端部に配列しているn本の電池は、第1ブロック(B1)の直交電池(2B)に対して縦並びに並べて配設しており、第1ブロック(B1)の横列電池群(2A)と直交電池(2B)とは、直交電池(2B)の電極側端部が横列電池群(2A)から外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって横列電池群(2A)とケース(1)との間に端部スペース(4)を設けており、この端部スペース(4)にプリント基板(3)を配設しているパック電池。
    ただし、nは自然数である。
  2. 複数本の円筒型電池(2)を同一水平面内に配列している第1ブロック(B1)と、同じ形状である複数本の円筒型電池(2)を同一水平面内に配列している第2ブロック(B2)とを隣接して同一水平面内に並べてケース(1)に収納しており、第1ブロック(B1)は、N本の円筒型電池(2)を横並びに平行に並べてなる横列電池群(2A)と、この横列電池群(2A)の電池の電極側端部に接近し、かつ、横列電池群(2A)の電池に対して直交する姿勢で配設してなるn本の直交電池(2B)を備え、第2ブロック(B2)は、M+n本の円筒型電池(2)を横に平行に並べており、かつ、端部に配列しているn本の電池は、第1ブロック(B1)の直交電池(2B)に対して縦並びに並べて配設しており、第1ブロック(B1)の横列電池群(2A)と第2ブロック(B2)の電池とは、第2ブロック(B2)の電池が横列電池群(2A)から外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって、横列電池群(2A)とケース(1)との間に側部スペース(5)を設けており、さらに、第1ブロック(B1)の横列電池群(2A)と直交電池(2B)とは、直交電池(2B)の電極側端部が横列電池群(2A)から外側に突出する段差ができるように配設して、段差によって横列電池群(2A)とケース(1)との間に端部スペース(4)を設けており、側部スペース(5)と端部スペース(4)にプリント基板(3)を配設しているパック電池。
    ただし、nは自然数である。
  3. 円筒型電池(2)の全長寸法が、直径寸法の3倍よりも長くて4倍よりも短い請求項1または2に記載のパック電池。
  4. Nが3で、Mが4である請求項に記載のパック電池。
  5. nが1である請求項またはに記載のパック電池。
  6. nが1で、直交電池(2B)の電極と、第2ブロック(B2)の円筒型電池(2)の対向する電極を、U曲してなるリード(12)で接続している請求項またはに記載のパック電池。
  7. 第1ブロック(B1)と第2ブロック(B2)との間に位置してケース(1)に隔壁(8)を一体成形して設けている請求項1または2に記載のパック電池。
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