JP4947258B2 - シリンジ用プランジャー - Google Patents

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Description

本発明は、シリンジ用プランジャーに関し、特に外れ防止機構を備えたプランジャーに関する。さらに詳細には、プランジャーロッドとガスケットの外れ防止機構を備えた、プレフィルドシリンジ用プランジャーに関する。
通常のシリンジの製造は、予めガスケットにプランジャーロッドを圧入して組み立ててからバレルに挿入している。これに対して予め薬液充填済みシリンジ、いわゆるプレフィルドシリンジが知られている。このプレフィルドシリンジは、外筒と、この外筒に挿入されるガスケットと、このガスケットに連結されたプランジャー(押し子)とを備え、外筒とガスケットとで囲まれる空間に薬液等が収納されている。
このプレフィルドシリンジの製造は、一般的には、バレルに薬液を充填した後、ガスケットを打栓して、次いで打栓されたガスケットにプランジャーロッドを結合させ一体化させるというように、ガスケットが打栓されたシリンジに対して、後工程としてプランジャーが組み立てられる方法が採用されており、その組立方式は、殆どがネジ嵌合である。この場合のネジ嵌合は、通常、例えばブチルゴムやエラストマー等のゴム弾性材料で形成されたガスケットのネジ穴(雌ネジ)と、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどの硬質プラスチックで形成されたプランジャーロッドのネジ山(雄ネジ)を螺合することにより行われている。
しかしながら、従来のプランジャーは、例えば、ネジ嵌合によりプランジャーロッドとガスケットと結合・一体化するものであって、ネジ嵌合の場合には、そのネジの寸法差や組立機の締め付けトルクの誤差などが原因で、ネジ嵌合が甘くなり、例えば運搬中などの車輌の振動によりネジが回転して外れてしまうことがあり、問題となっていた。
そこで、これまでにプレフィルドシリンジにおけるガスケットとプランジャーロッドの脱落を防止する方法が、種々提案されてきている(特許文献1〜特許文献5)。
特開2005−80957号公報 特開2004−215896号公報 特開平9−308689号公報 特開2000−140103号公報 国際公開WO01/97885号公報
これまで提案されてきている方法は、従来のネジ螺合によるプランジャーロッドとガスケットの脱落の防止を、プランジャーロッドとガスケットの回転防止により意図したものであるが、その脱落防止機構が複雑なものであり、簡便な方式でプランジャーロッドとガスケットの脱落を防止し得る方法の開発が望まれていた。
したがって、本発明は上記の現状に鑑み、製造中のプランジャーロッドとガスケットの脱落の防止、また運搬中の車輌の振動によるネジの外れが生じないシリンジ用のプランジャーを提供することを課題とする。
かかる課題を解決するために、本発明者は鋭意検討した結果、通常の雄ネジを設けたプランジャーロッドと、前記雄ネジと螺合する雌ネジを設けたガスケットからなるシリンジ用プランジャーにおいて、雄ネジ及び雌ネジの螺合によるガスケットとプランジャーロッドの結合・一体化において、その螺合が完了すると同時に、ガスケットとプランジャーロッドの結合を固定する簡便な機構を設けてやればよい点に着目した。
すなわち、ガスケットとプランジャーロッドの雄ネジ及び雌ネジによる螺合の結合の完了と同時に、その螺合を何らかの手段により固定する機構を設けてやれば、例えば、製造工程中においてプランジャーロッドとガスケットの脱落を防止することができ、また運搬中の車輌の振動によるネジの外れが生じないものであることを確認し、本発明を完成させるに至った。
したがって本発明は、その基本的な態様として以下の構成からなる発明である。すなわち、請求項1に記載の発明は、先端に雄ネジを設けたプランジャーロッドと、前記雄ネジと螺合する雌ネジを設けたガスケットからなるシリンジ用プランジャーにおいて、
ガスケットの奥底部に凸状部を設けると共に、プランジャーロッドの雄ネジ部天面の中央に前記凸状部を嵌合する嵌合部を設け、雄ネジ及び雌ネジの螺合の完了時に前記凸状部と前記嵌合部の嵌合も同時に終了し、かつその嵌合を固定する機構を設けたことを特徴とするシリンジ用プランジャーである。
より具体的な請求項2に記載の発明は、前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面長手方向に設けた突起部又は溝部と、ガスケットの奥底部に設けた凸状部長手方向に設けた突起部又は溝部との相互の係合により行われるシリンジ用プランジャーである。
この場合において、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面長手方向に突起部を設けた場合には、ガスケットの奥底部に設けた凸状部長手方向には溝部が設けられ、また、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面長手方向に溝部を設けた場合には、ガスケットの奥底部に設けた凸状部長手方向には突起部が設けられることとなる。
また別の具体的な請求項3に記載の発明は、前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、ガスケットの奥底部に設けた凸状部の端部周囲に設けた突起部と、雄ネジ部に設けた嵌合部内側上方のテーパー面との当接抵抗により行われるシリンジ用プランジャーである。
さらにまた別の具体的な請求項4に記載の発明は、前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、ガスケットの奥底部に設けた凸状部の周囲にプランジャーロッドの長手軸に関してネジ山の傾斜方向と逆方向に傾斜する突起部を設け、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面との当接抵抗により行われるシリンジ用プランジャーである。
本発明が提供するシリンジ用プランジャーは、ガスケットとプランジャーロッドにおける雄ネジ及び雌ネジによる螺合の完了と同時に、その螺合を固定する機構を設けたものであり、容易にプランジャーロッドとガスケットを結合・一体化させることができると共に、簡便な方法により、製造工程中においてプランジャーロッドとガスケットの脱落を防止することができる。
また、運搬中においても車輌等の振動によるネジの外れが生じないものである利点を有している。
また、本発明が提供するシリンジ用プランジャーは、そのガスケットとプランジャーロッドの螺合の固定を、ガスケットのシリンジ内での摺動性に影響を与えない、ガスケット内部で行うことから、製造されたプレフィルドシリンジの使用性(取り扱い性)に悪影響を与えることがないものである。
以下に、本発明の詳細について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明が提供するシリンジ用プランジャーの基本的な構成を示す部分縦断面図である。本発明のシリンジ用プランジャー1は、ガスケット10とプランジャーロッド20との螺合による結合で基本的に構成されており、その螺合は、プランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11と螺合により行われ、その雄ネジ21と雌ネジ11の螺合の完了時に、その嵌合が固定される機構を設けたものである。
図2に、その雄ネジ21と雌ネジ11の螺合を固定する本発明の一実施例を示す。すなわち、図2の(I)はガスケット10の要部拡大断面であり、(II)は、ガスケット10と螺号するプランジャーロッド20の要部拡大断面(一部分)である。
本実施例におけるプランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11との螺合の完了時にその螺合が固定される機構としては、ガスケット10の奥底部102に凸状部100を設け、該凸状部100の外周面長手方向に溝部101を設け、さらにプランジャーロッド20の雄ネジ部分の天面200に嵌合部201を設け、該嵌合部201の内周面203にはその長手方向に突起部202を設け、当該突起部202と、ガスケットの奥底部に設けた凸状部100の外周面長手方向に設けた溝部101との係合により行われる構成とされている。
すなわち、本実施例においては、プランジャーロッド20のガスケット10に対する螺合によりガスケット10とプランジャーロッド20が一体として結合されるが、プランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11との螺合の完了時に、プランジャーロッドの嵌合部201の内周面203における長手方向に設けた突起部202が、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100長手方向に設けた溝部101と同時に係合し、かかる係合により雄ネジ21と雌ネジ11の螺合が固定されることとなる。したがって、その係合の結果、プランジャーロッド20とガスケット10の脱落を防止することができることとなる。
なお、図3に図2の(II)に示したプランジャーロッドの天面図を示す。すなわち、プランジャーロッド20の嵌合部201の内周面203にはその長手方向に突起部202が、例えば対向して2個設けられており、この突起部202がガスケット10の奥底部に設けた凸状部100の長手方向に設けた2個の溝部101と、螺合の完了時に係合し、螺合が固定されることとなる。
この場合において、プランジャーロッドの嵌合部201の内周面203における長手方向に設ける突起部202の大きさ、形状及びその長さ、並びにガスケットの奥底部102に設けた凸状部100長手方向に設ける溝部101の大きさ、形状及びその長さは、両者が係合するのに充分なものであれば、特に限定されず、種々の変形が可能である。
本実施例においては、プランジャーロッドの嵌合部201の内周面203における長手方向に突起部202が、また、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100長手方向には溝部101が設けられ、その係合により雄ネジ21と雌ネジ11の螺合が固定されている。しかしながら、かかる具体例に限定されず、逆に、プランジャーロッドの嵌合部201の内周面203における長手方向に溝部を設け、それを係合するガスケットの奥底部102に設けた凸状部100長手方向には突起部を設け、その係合により雄ネジ21と雌ネジ11の螺合を固定するものであってもよいことはいうまでもない。
図4に、雄ネジ21と雌ネジ11の螺合の完了時に、その嵌合を固定する本発明の別の実施例を示す。すなわち、図4の(I)はガスケット10の要部拡大断面であり、(II)は、ガスケット10と螺号するプランジャーロッドの要部拡大断面(一部分)であり、(III)は(II)の天面図である。
なお、図中における符号は、図2及び図3と同一の意味を有する。
本実施例におけるプランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11と螺合の完了時にその螺合が固定される機構は、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100の先端部周囲に突起部103を設け、一方、プランジャーロッドの嵌合部201の内側上方にテーパー面204を設け、これらの突起部103とテーパー面204の当接抵抗により行われる構成からなる。
すなわち本実施例においては、プランジャーロッド20のガスケット10に対する螺合によりガスケット10とプランジャーロッド20が結合されるが、プランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11と螺合の完了時に、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100の先端部周囲の突起部103が、プランジャーロッドの嵌合部201の内側上方に設けたテーパー面204に対して当接し、その当接抵抗により、プランジャーロッドとガスケットの自由回転が阻害され、脱落を防止することができることとなる。
この場合においても、ガスケット10の奥底部102に設けた凸状部100の先端部周囲に設ける突起部103の大きさ及び形状、並びにプランジャーロッド20の嵌合部201の内側上方に設けるテーパー面204の形状及びテーパー面の長さ、角度等は、両者が当接し、プランジャーロッド20とガスケット10の自由回転を抵抗させるのに充分なものであれば、特に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
また図5に、雄ネジ21と雌ネジ11の螺合の完了時に、その嵌合を固定する本発明のさらに別の実施例を示す。すなわち、図5の(I)はガスケット10の要部拡大断面であり、(II)は、ガスケット10と螺号するプランジャーロッドの要部拡大断面(一部分)であり、(III)は(II)の天面図である。
なお、図中における符号は、図2及び図3と同一の意味を有する。
本実施例におけるプランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11と螺合の完了時にその螺合が固定される機構は、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100の周囲にプランジャーロッドの長手軸に関してネジ山の傾斜方向と逆方向に傾斜する突起部104を設け、プランジャーロッド20の嵌合部201の内周面との当接抵抗により行われる構成からなる。
すなわち本実施例においては、プランジャーロッド20のガスケット10に対する螺合によりガスケット10とプランジャーロッド20が結合されるが、プランジャーロッド20の先端に設けた雄ネジ21と、ガスケット10に設けた雌ネジ11と螺合の完了時に、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100の周囲の突起部104が、プランジャーロッドの嵌合部201の内周面に対して当接し、その当接抵抗によりプランジャーロッドとガスケットの脱落を防止することができることとなる。
この場合においては、ガスケットの奥底部102に設けた凸状部100の周囲に設けた突起部104は、例えば、プランジャーロッドの長手軸に関してネジ山の傾斜方向と逆方向に傾斜する突起部104として構成されるのがよい。すなわち、突起部104はプランジャーロッドの長手軸に関してネジ山の傾斜方向と逆方向に傾斜していることから、プランジャーロッド20とガスケット10の螺合の回転方向に抵抗し、その結果、プランジャーロッドとガスケットの脱落をより防止することができる。
なお、この場合においても、ガスケット10の奥底部102に設けた凸状部100の周囲に設ける突起部104の大きさ及び形状は、プランジャーロッド20の嵌合部201の内周面に対して当接し、プランジャーロッド20とガスケット10の回転を抵抗するのに充分なものであれば、特に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明におけるプランジャーロッド20の形成材料としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の硬質プラスチック材料が挙げられ、医療用用具として使用が許容され、従来からプランジャーロッドの形成材料として成型材料として使用されているものであれば、特に限定されない。
また、ガスケット10の形成材料としても、例えばブチルゴムやエラストマー等のゴム弾性材料であり、医療用用具として使用が許容され、従来からシリンジのガスケットの形成材料として成型材料として使用されているものであれば、特に限定されない。
本発明が提供するシリンジ用プランジャーは、先端に雄ネジを設けたプランジャーロッドと、前記雄ネジと螺合する雌ネジを設けたガスケットとの螺合により一体化されたシリンジ用プランジャーであり、そのプランジャーロッドとガスケットの脱落防止を、雄ネジ及び雌ネジの螺合の完了時にその嵌合を固定する機構を設けたものであり、この螺合の固定は、ガスケットの奥底部には設けた凸状部或いは嵌合部と、それに嵌合するプランジャーロッドの天面に設けた嵌合部或いは凸状部との嵌合による固定によりその目的を達成するものである限り、上記した各実施例に限定されるものではない。
かくして構成される本発明のシリンジ用プランジャーは、ガスケットとプランジャーロッドにおける雄ネジ及び雌ネジによる螺合の結合の完了と同時に、その螺合を固定する機構を設けたものであり、容易にプランジャーロッドとガスケットが結合することができると共に、製造工程中においてプランジャーロッドとガスケットの脱落を防止することができる。
また、運搬中においても車輌等の振動によるネジの外れが生じないものである点で、その効果は多大なものである。
本発明のシリンジ用プランジャーを示す図である。 本発明の一実施例を示す図である。 本発明の図2に示した実施例に基づく、プランジャーロッドの天面図である。 本発明の別の実施例を示す図である。 本発明の更に別の実施例を示す図である。
符号の説明
1 シリンジ用プランジャー
10 ガスケット
11 雌ネジ
20 プランジャーロッド
21 雄ネジ
100 凸状部
101 溝部
102 奥底部
103 突起部
104 突起部
105 嵌合部
200 雄ネジ部天面
201 嵌合部
202 突起部
203 内周面
204 テーパー面

Claims (4)

  1. 先端に雄ネジを設けたプランジャーロッドと、前記雄ネジと螺合する雌ネジを設けたガスケットからなるシリンジ用プランジャーにおいて、
    ガスケットの奥底部に凸状部を設けると共に、プランジャーロッドの雄ネジ部天面の中央に前記凸状部を嵌合する嵌合部を設け、雄ネジ及び雌ネジの螺合の完了時に前記凸状部と前記嵌合部の嵌合も同時に終了し、かつその嵌合を固定する機構を設けたことを特徴とするシリンジ用プランジャー。
  2. 前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面長手方向に設けた突起部又は溝部と、ガスケットの奥底部に設けた凸状部長手方向に設けた突起部又は溝部との相互の係合により行われるものである請求項1に記載のシリンジ用プランジャー。
  3. 前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、ガスケットの奥底部に設けた凸状部の端部周囲に設けた突起部と、雄ネジ部に設けた嵌合部内側上方のテーパー面との当接抵抗により行われるものである請求項1に記載のシリンジ用プランジャー。
  4. 前記凸状部と前記嵌合部の嵌合を固定する機構が、ガスケットの奥底部に設けた凸状部の周囲にプランジャーロッドの長手軸に関してネジ山の傾斜方向と逆方向に傾斜する突起部を設け、雄ネジ部に設けた嵌合部の内周面との当接抵抗により行われるものである請求項1に記載のシリンジ用プランジャー。
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