JP4943906B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に、筐体内部に熱源となる部品と、それによる温度上昇を避けて冷却が必要な部品とが混在する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、一般的に、トナー像を転写した用紙を熱で定着する熱定着装置を定着ケースで覆い、1つのユニットとして備えている(例えば、特許文献1の図9ないし図11参照)。また、この定着ユニットでは、画像形成装置本体に対して長手方向にスライドして着脱自在に設けられるものが知られている(例えば、特許文献2に記載の定着装置25参照)。
このような定着ユニットは、ユニット長手方向の装置本体奥側端に、装置本体と定着ユニットを接続する接続部を有している。接続部は、例えば、定着ユニットの駆動ギアや、定着ユニットへの送電等のためのコネクタであり、この接続部が、装置本体側接続部と接続可能となっている。
この接続部は面一ではなく複雑な構成となっていてケースを設けることができず、そのため定着ユニット奥側端では定着ユニットの内部が露出している。
また、定着ユニットは、スライドして装置本体に差し込まれたとき、装置本体奥側端が装置内部の構造体側板に対向する。定着ユニットは、構造体側板に対して位置決めするための位置決めピンを、ユニット奥側に有していて、位置決めピンが構造体側板に貫通してユニット位置が決められる。
また、定着ケースは部品によってばらつきがあり精度を必要とする位置決めには不向きであるという理由から、構造体側板には当接させないようにしているので間に隙間ができている。
さらに、画像形成装置は省スペースの要請から、ユニット同士を近接して設置せざるを得なくなっている。そのため定着ユニットにも近接して他のユニット等が設けられている。このとき他のユニット等は定着ユニットと同様に、構造体側板に対して位置決めされ、構造体側板に直接・間接的に設けられている。例えば、定着ユニットの上方は中間転写ベルトやトナーボトル、廃トナーパイプ等が設けられており、特に廃トナーパイプは構造体側板に直接載せられている。
特開2006−258998号公報 特開2005−91569号公報
しかしながら、上述の従来技術には、次に述べる問題が生じる可能性があった。
位置決めピンは構造体側板に貫通し接触しているから、定着ユニットの内部から熱が、位置決めピンへと、さらに構造体側板へと伝わり、構造体側板の他の個所へとさらに伝わっていく。そして構造体側板に直接載っている廃トナーパイプに届いてしまう。これに加えて、上記のように定着ユニットの開放側から上昇する熱が周辺の温度を高め、その結果パイプの中のトナーが凝固してパイプが詰まり、中間転写ベルトから廃トナーを輸送できなくなる。
上記のように定着ユニットの装置奥側端部が開放し、定着ユニットのケースと構造体側板の間に隙間があることによって、定着ユニット内部からの熱気が定着ユニット外部に放出される。熱は周囲に広がるが、特に上方に上る性質であるので、定着ユニット上方に向かう。そして上方にある中間転写ベルトに熱が届いてしまい、その結果中間転写ベルトが熱変形し、画像異常が発生する。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みて、定着ユニット等の高熱源ユニットの熱による他部材への悪影響を防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、筐体内の各ユニットを支持する構造体側板と、該構造体側板に支持されて取り付けられる高熱源ユニットと、低熱伝導率の材質により構成された防熱部材と、を有し、前記高熱源ユニットは、取り付けられた際に前記構造体側板と対向する側に少なくとも2つの位置決めピンを有し、前記防熱部材は、主基準孔と従基準孔の少なくとも2つを含む位置決め孔を有し、前記構造体側板は、前記位置決め孔と対応する箇所に嵌合孔を有し、前記位置決めピンは、前記位置決め孔と前記嵌合孔に挿通されて前記高熱源ユニットを前記構造体側板に位置決めし、前記主基準孔は、前記主基準孔に挿通される前記位置決めピンと前記主基準孔に対応する前記嵌合孔との間に、前記位置決めピンと前記嵌合孔とを直接接触しないようにする介在部を有し、前記従基準孔は、前記位置決めピンが前記従基準孔に対応する前記嵌合孔と前記従基準孔に挿通しても前記嵌合孔に直接接触しないように、前記嵌合孔よりも小径であることを特徴とする画像形成装置を提供する
本発明によれば、定着ユニット等の高熱源ユニットの熱による他部材への悪影響を防止できる画像形成装置の提供が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、本実施の形態の全体構成について、第1に画像形成装置の機構及びレイアウトを説明し、第2に画像形成装置内の定着ユニットの周囲のレイアウトを説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるタンデム型間接転写方式の画像形成装置(複写装置ともいう)の概略断面図である。図中100は複写装置本体、200は給紙テーブル、300はスキャナ、400は原稿自動搬送装置(ADF)である。複写装置本体100を給紙テーブル200上に載せ、複写装置本体100上にスキャナ300を取り付け、さらにその上にADF400を取り付けてある。
複写装置本体100には、中央に無端ベルト状の中間転写ベルト10(中間転写ベルト10を中心とする構成部品をまとめて中間転写ユニット10と呼ぶこともある)を設けて3つの支持ローラ14、15、16に掛け回し、図中時計回りに回転搬送可能としてある。なおこの例では、3つの支持ローラのうちの第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写ベルトクリーニング装置17が設けてある。
また、3つの支持ローラのうちの第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15の間に、中間転写ベルト10上に位置するように、中間転写ベルト10の搬送方向に沿ってイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム作像装置20を構成してある。このタンデム作像装置20の上方には、図示のように露光装置21が設けてある。
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム作像装置20の反対側には、2次転写装置22を備えている。2次転写装置22は、図示の例では、2つのローラ23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成してあり、中間転写ベルト10を介して第3の支持ローラ16に2次転写ベルト24を押し当てるように配置し、中間転写ベルト10上の画像を転写材であるシートに転写するようになっている。
2次転写装置22の横には、シート上の転写画像を定着する定着ユニット25が設けてある。定着ユニット25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成してある。上述した2次転写装置22は、画像転写後のシートをこの定着ユニット25へと搬送するシート搬送機能を備えている。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよいが、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
なお図示の例では、このような2次転写装置22及び定着ユニット25の下側に、上述したタンデム作像装置20と平行にして、シートの両面に画像を記録するためにシートを反転させるシート反転装置28を備えている。
このカラー電子写真装置を用いてコピーをとる際の動作を説明する。原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、または原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動させた後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走行させる。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、図示していないスタートスイッチを押すと、これも図示していない駆動モータで支持ローラ14、15、16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転させ、中間転写ベルト10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18で感光体40を回転させ、各感光体40上にそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
一方、図示していないスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。手差しトレイ51から給紙するときは、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転させ、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。
画像転写後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着ユニット25へと送り込み、定着ユニット25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着させた後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転させて再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写ベルトクリーニング装置17で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム作像装置20による再度の画像形成に備える。ここで、レジストローラ49は一般的には接地させて使用することが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。
次に、上記画像形成装置の定着ユニット25の周辺の配置構成について説明する。図2は、定着ユニット25周辺の、画像形成装置を構成する要素の配置構成例を示す断面図である。また、図3ないし5は、画像形成装置の内部構成、特に定着ユニット25の周辺の配置構成を説明するために、装置を分解して前面から見た、装置前面図である。
図2において、画像形成装置を構成する要素の配置構成例を説明する。定着ユニット25に対して、装置前側には開閉カバー(図示しない)があり、また、装置奥側には装置本体の構造体側板70が配置される。定着ユニット25は、着脱可能に装置に取り付けられており、メンテナンスや取り替え時に開閉カバーを開けて装置前側に取り出される。
装置本体裏側の外側は外装側板69が設けられており、外装側板69と構造体側板70との間には、種々の電装基盤が設けられている。種々の電装基盤の具体的構成については、図6を用いて後述する。なお、図3ないし5は、画像形成装置から外装側板69を取り去った装置の、分解前面図である。
次に、廃トナーパイプ80の配置構成について説明する。図3には、構造体側板70に廃トナーパイプ80を取り付けた構成が示されている。また、図4には、図3の構成にさらに定着ユニット25を取り付けた構成が示されている。したがって、図3と図4を参照すると廃トナーパイプ80と定着ユニット25の位置関係がわかる。図2、図3及び図4に示すとおり、画像形成装置は、定着ユニット25の上方と定着ユニット25の右側に、廃トナーを送る廃トナーパイプ80を有している。廃トナーパイプ80は本体構造体側板70に直接位置決めされている。廃トナーを含むトナーは、温度が高いと固化してしまうため、摂氏45度以下に抑えることが理想とされている。
次に、中間転写ユニット10とタンデム作像装置20の配置構成について説明する。図2と図5に示すとおり、定着ユニット25の上方には中間転写ユニット10が覆い被さるように配置され、中間転写ユニット10の上方には4色のタンデム作像装置20が並んでいる。定着ユニット25の左側には用紙を排紙する排紙部57が設けられている(図1参照)。また、定着ユニット25、中間転写ベルト10、タンデム作像装置20はすべて、本体の構造体側板70に対して位置決めされ、かつ装置前面側に取り出し可能となっている。
次に、画像形成装置に取り付けられる種々の電装基盤について説明する。一度上述したが、外装側板69と構造体側板70との間には、例えば図2に示す現像高圧基盤81とコントロール基盤85等の、種々の電装基盤が設けられている。図6は、装置裏面から装置を見た分解斜視図である。図6において、画像形成装置は、現像高圧基盤81、FAX基盤82、画像処理基盤83、FAXコントローラ基盤84、コントロール基盤85、モータドライバ86及びドラムモータドライバ87を含んで構成される。これら種々の電装基盤は、CPU等の半導体や電子機器を含んでおり、過熱を避けることが要請される。したがって、高熱源となる定着ユニット25から、これら種々の電装基盤への熱の伝達を防止することができれば、画像形成装置の安定動作が得られる。
次に、冷却断熱機構90の配置構成について説明する。図2に示すとおり、定着ユニット25と中間転写ユニット10の間には、ヒートパイプ91,92とファン93,94を用いた冷却断熱機構90が配設される。より詳細には図7に示すとおり、ヒートパイプ91,92は、定着ユニットから上方に発散される熱を、装置の外側に近い部位に運び当該部位に配設されるファン93,94が図示しないダクト等により例えば図7の手前から奥に送風して、断熱又は外部に放熱する。
以上で定着ユニット25周辺の配置構成について説明した。次に、上記定着ユニット25内部の構成について説明する。図8は、定着ユニット25内部の構成例を示す断面図である。
定着ユニット25は、内部に加圧ローラ27、定着ローラ26a、加熱ローラ26bを有する。定着ローラ26aと加熱ローラ26bとはベルト体である定着ベルト26で連結されている。本発明を限定するものではないが、加圧ローラ27は下側に、定着ベルト26は、加圧ローラ27に対して上側に配置される。さらに、加熱ローラ26bと加圧ローラ27には発熱体26cが設けられており、加熱ローラ26bは定着ローラ26aに定着ベルト26で熱を送り、定着ローラ26aと加圧ローラ27のニップ部分でトナー像を載せたシートを加熱及び加圧して、シートにトナー像を定着させる。なお、発熱体26cとしては、特に限定するものではないが、ハロゲンヒータが好適である。また、図8に示すとおり、発熱体26cは構造上の要請から定着ユニット25内で偏って設けられる。
また、定着ユニット25は、外側にケーシングとして定着ケース25aを有している。定着ケース25aは、上記のローラ類等をひとまとまりにしてユニット化する。そして、定着ユニット25は、画像形成装置本体の前側から長手方向(ローラ軸方向)に差し込むように着脱自在となっている。この着脱動作によって、定着ユニット25の接続部(「接続部」については後述)、位置決め部材(後述する)、定着ケース25aが、それぞれ本体側の構造体側板70と嵌合ないし接触する。詳細については後述する。
以上で定着ユニット25内部の構成について説明した。次に、定着ユニット25を装置本体に取り付けたときに装置本体の内部奥側と向かい合う側(以下、「装置奥側端」とする)の構成について説明する。図9は、装置奥側端の構成を説明するための図である。
装置奥側端には、定着ユニット25内のローラ類を駆動させるギア等(本体側ギア75a、定着側ギア25d)を含む駆動装置75や、定着ユニット25と装置本体とを電気的に接続するためのコネクタ類(本体側コネクタ71g、定着側コネクタ25c)が設けられている。駆動装置75やコネクタ類などは本体側と接続されるため、以下、まとめて「接続部」と記載する。
定着ユニット25の接続部付近は、定着ケース25aでは包まず開放させている。したがって、定着ユニット25を取り外したとき接続部付近は定着ユニット25内部が外側から見える状態である。さらに、定着ユニット25は装置本体に位置決めするための位置決め部材を装置奥側端等に有している。位置決め部材としては位置決めピンや位置決め溝等を利用できるが、ピンを用いると熱の伝導を低く抑えられる効果が得られる。
次に、接続部付近の、本体側の構造体側板70について説明する。構造体側板70は、本体奥側部に垂直に設けられた板金製側板である。図9において、定着ユニット25と相対する側に構造体側板70が示されている。
構造体側板70には定着ユニット25の接続部と繋がり、駆動力を伝達するギア・モータ等の駆動装置75や電力を送る本体側コネクタ71gが設けられている。モータが好適である駆動装置75は構造体側板70の奥側面に、本体側ギア75aは構造体側板70の手前側面に、それぞれ設けられており、構造体側板70を貫通する軸で繋がっている。
また、構造体側板70には定着ユニット25の位置決め部部材である位置決めピン25bに対応した位置決め孔71a,71bが設けられている。そこで次に、定着ユニット25を装置本体に対して挿入する際の、定着ユニット25と構造体側板70との接続・位置決め関係について説明する。
定着ユニット25と構造体側板70は、ともにコネクタと駆動部のギアとを有している。定着側ギア25dと本体側ギア75aは、それぞれ軸方向に伸びる凹凸を有している。定着ユニット25を装置本体の前側から奥側へと差し込むとき、定着側ギア25dと本体側ギア75aの凹部と凸部とが滑り込んで互いに嵌り合う。
また、定着側コネクタ25cと本体側コネクタ71gは、向かい合う端部同士が接続される。定着側コネクタ25cと本体側コネクタ71gが接続されることにより、定着ユニット25の装置奥側端の接続部と装置本体側とが電気的に互いに接続される。なお、定着側コネクタ25cと本体側コネクタ71gが接続されている態様は図9に示されており、本体側コネクタ71gに接続されていない定着側コネクタ25cは図10に示されている。
また、定着ユニット25は装置奥側端に位置決めピン25bを有しているので、定着ユニット25が装置本体に差し込まれたときに、装置奥側で位置決めピン25bが本体側の構造体側板70に貫通し、これによって定着ユニット25が本体に対して位置決めされる。
定着ユニット25は装置本体に完全に挿入された際、定着ユニット25の定着ケース25aが構造体側板70に当たらないようになっていて、構造体側板70と定着ケース25aとの間には隙間を持たせている。また、位置決めピン25bと構造体側板70とは、両方とも金属で構成され、位置決めピン25bは構造体側板70に貫通して接触している。金属で構成することによって適度な剛性が得られる効果がある。また、隙間を設け、ピンで位置決めすることによって、熱の伝導を抑止する効果が得られる。
次に、構造体側板70に取り付ける防熱部材71について説明する。防熱部材71は、熱伝導率の低い材質で形成する。特に樹脂で形成することが好ましく、中でも、ABS(熱伝導率が低いので防熱に適する)、難燃グレード(燃えないので定着ユニット25近傍の設置に適する)が望ましい。
防熱部材71は、定着ユニット25が構造体側板70に接触することを防ぎ、定着ユニット25からの輻射熱を遮る接触防止部と、定着ユニット25に接して定着ユニット25を構造体側板70に支持する閉塞部71fとを有し、これら各部は一体成型する。なお、接触防止部は、防熱部材71から閉塞部71fや、後述するダクト71cを除いた部分を指す。
まず、防熱部材71の接触防止部について説明する。防熱部材71の接触防止部には定着ユニット25の位置決め孔71a,71bと、駆動装置75と、ダクト71cと、ダクトから熱気を逃す送風ファン76が設けられている。また、位置決め孔71a,71bの内径は金属ブッシュが設けられている。位置決め孔71a,71bには、位置決めピン25bがそれぞれ嵌入するが、この位置決めピン嵌合部のみを金属とすることにより、定着ユニット脱着時の摺動摩耗を防止することができる。
接触防止部は、構造体側板70と定着ユニット25の位置決めピン25bとの間に介在して、両者を接触させないようにして、位置決めピン25bからの熱が構造体側板70に伝わることを防ぎ、熱による他の部材への悪影響を防止できる。
具体的構成は、位置決め孔71aに例を示す構成と、位置決め孔71bに例を示す構成がある。位置決め孔71aの構成は、構造体側板70と防熱部材71の間に、位置決めピン25b挿入時に位置決めピン25bを囲繞する介在部71hが形成されるよう、防熱部材71を成型するものである。かかる構成によれば、構造体側板70と位置決めピン25bの両者が接触しないため、位置決めピン25bからの熱が構造体側板70へ伝導することを防ぐことができる。また、位置決め孔71bの構成は、構造体側板70の嵌合孔70aよりも防熱部材71の嵌合孔(位置決め孔(従基準穴)71b)のほうを小さくして、防熱部材71の嵌合孔(位置決め孔(従基準穴)71b)のみに位置決めピン25bを接触させるものであり、これによって熱の伝導を防止可能となる。
また、接触防止部は、定着ユニット25における3つのローラのうち、発熱量が多いローラに近い部位ほど、厚くする。この構成によれば、防熱の効果が一層高まる。
また、構造体側板70と防熱部材71の位置決め構成は、位置決め孔71aを主基準穴71a、位置決め孔71bを従基準穴71bとすることが望ましい。図11を参照して詳細に説明する。
防熱部材71には、定着ユニット25の位置決め孔である主基準穴71aと同心円となるボス形状71dがあり、構造体側板70に設けられた、そのボス形状71dと勘合する主基準穴71aによりお互いの位置決めを行っている。また、定着ユニット25の位置決め孔である主基準穴71aと従基準穴71bを結んだ直線の延長上にその直線と同一方向に向いた長穴である従基準穴71eが設けられていて、そこを従基準としている。同一直線上に従基準を設けているため、防熱部材71の熱膨張によって定着ユニット25の従基準穴71b及び防熱部材71の従基準穴71eの位置が変化しても、定着ユニット25と防熱部材71及び構造体側板70の傾斜角に変化は無く、主基準位置を中心にユニット位置に変化の無い構成となっている。
防熱部材71にはその他に数箇所の固定用穴を設けてもよい。しかしその場合、その穴はねじに対して穴径を大きく取り、従基準穴71eを含め段ねじで固定するとよい。この構成によれば、固定用穴と段ネジは、本体側板70に対してスラスト方向のみ固定するため、防熱部材71の熱膨張を吸収することができる。
以上に述べた接触防止部によって、位置決めピン25bや接続部から構造体側板70へと熱が伝わることを止めることができる。その結果定着ユニット25の熱が廃トナーパイプ80へと伝わらないようになり、廃トナーの固化やパイプの詰まりを防止することができる。
次に、防熱部材71の閉塞部71fについて説明する。防熱部材71は、閉塞部71fによって定着ケース25aと勘合形状となっている。したがって、定着ユニット25の放射・輻射熱を漏らさない構成となっている。より詳細には、閉塞部71fは、定着ユニット25の内部が開放している側で、定着ケース25aと構造体側板70との間で隙間がある部分に対して、この隙間をカバーするように設けられる。これにより、熱が隙間から漏出しないように定着ケース25a内に熱を閉じ込めることができる。その結果熱が定着ユニット25の周囲、特に、中間転写ユニット10に届くことを防ぎ、熱によるベルトの熱変形を防止できる。
図11を参照して、閉塞部71fの背面構成を説明する。閉塞部71fは、定着ユニット25の定着ケース25aの開放側において、ケースの4辺すべて(若しくは全周)とオーバーラップするように設けられる。この構成により、上下左右すべての方向での熱の漏出を防ぐことができる。
また、定着ユニット25は位置決めを位置決めピン25bのみで行っていて、定着ケース25aは構造体側板70に当たらないように構成されている(理由は課題参照)。このとき閉塞部71fを柔らかい部材で構成し、定着ユニット25の中に入りこんで定着ケース25aと密着するように構成すれば、定着ケース25aと閉塞部71fが接触、干渉しても位置決めピン25bでの位置決めに影響が及ばず、かつ熱の漏れを防止することが可能である。図12に、閉塞部71fを弾性のある部材で構成した構成例を示す。図12(a)に示す状態から定着ユニット25を図中矢印の方向に差し込み、(b)に示すとおり閉塞部71fと密着勘合させる。閉塞部71fが定着ケース25aの内側に入りこむ構成であれば、閉塞部71fに弾性を持たせて定着ケース25aに接触させるように設けてもよい。
なお、閉塞部71fは定着ユニット25の定着ケース25aを外側から覆うような構成であっても、定着ケース25aの内側に入って重なる構成であってもよい。
ところで、定着ユニット25と電装部との配置構成は図6を参照して一度説明した。同じく図6を参照して、次に、防熱部材71と電装部との関係について説明する。
電装部も熱を発生しており、その電装部が構造体側板70と外装側板69との間にあるために熱がこもりやすく、定着ユニット25から発生した熱が放散しにくい状況になっている。その状況で、端部の開放している定着ユニット25を作動させた場合、定着ユニット25の熱により電装部付近の温度も上昇し、電装部も熱の悪影響受ける恐れがある。そのため、防熱部材71で定着ユニット25の片面を覆い、電装部へ定着の熱が流れないようにしている。これにより電装部への悪影響防止の効果がある。特に定着ユニット25近くにあるドラムモータドライバ87とモータドライバ86への熱影響防止に効果がある。
ところで、定着ユニット25上方の冷却断熱機構90と定着ユニット25の配置構成は図7を参照して一度説明した。同じく図7を参照して、次に、冷却断熱機構90の中でも特にヒートパイプ91,92と、防熱部材71との関係について説明する。
本実施形態では防熱部材71によって、定着ユニット25の内部に熱をとどめようとするために、今度は定着ユニット25全体の温度が通常より上がる恐れがあり、そのため熱の出口が必要となる。そこで、図7に示したヒートパイプ91,92を併用することによって、定着ユニット25の熱を装置外に逃すことができる。これによって、内部での熱の伝達・漏れを防熱部材71で抑えるとともに、ヒートパイプ91,92によって装置内温度の上昇を防止可能である。他にも、防熱部材71からダクト71cを延ばし、送風ファン76で定着ユニット25内部に篭らせている熱を装置外まで直接排熱する構成でも、同様の効果がある。ダクト71cについては、図9及び図11で例示した。
次に、上記実施形態の効果を説明する。上記実施形態によれば、防熱部材を構造体側板と高熱源ユニットの間に介在させることにより、ユニット間の隙間が狭いレイアウトの画像形成装置においても、例えば定着ユニット等の高熱源ユニットから近接ユニットへ、構造体側板を通じて伝わる熱を効果的に遮断することができる。
また、上記実施形態によれば、さらに防熱部材が高熱源ユニットのケースの開放部を塞ぐ閉塞部を有することにより、高熱源ユニットから構造体側板への輻射熱を遮ることができる。また、高熱源ユニットの支持も同一部品で行うことができるため、高精度な位置決めに貢献することができる。
また、上記実施形態によれば、一体成型されたダクトを有することにより、熱を低コスト高効率に装置外へ排出することができ、装置内の温度上昇を低減できる。この構成はダクトの送風手段を有することにより一層効果が増す。
また、上記実施形態によれば、高熱源ユニットの主基準孔と同心円になる位置決めボスにより、防熱部材が熱膨張した場合でも影響を受けることがない。また、この構成は、従基準孔を主基準孔から従基準孔へ向かう同一線上に設けることにより、一層効果が増す。
本発明の一実施の形態であるタンデム型間接転写方式の画像形成装置の概略断面図である。 本実施形態の定着ユニット周辺の配置構成例を示すの断面図である。 本実施形態の画像形成装置の内部構成を説明するための装置前面図である。 本実施形態の画像形成装置の内部構成を説明するための装置前面図である。 本実施形態の画像形成装置の内部構成を説明するための装置前面図である。 本実施形態の画像形成装置の電装部を説明するための装置裏面から装置を見た分解斜視図である。 本実施形態の画像形成装置の冷却断熱機構を説明するための装置前面図である。 本実施形態の定着ユニット内部の構成例を示す断面図である。 本実施形態の定着ユニットと構造体側板との接続部付近を示す断面図である。 本実施形態の接続部付近について定着ユニット側のみを示す断面図である。 本実施形態の接続部付近を構造体側板側から示す裏面図である。 本実施形態の閉塞部の構成例を説明するための図である。
符号の説明
10 中間転写ベルト(中間転写ユニット)
20 タンデム作像装置
25 定着ユニット
25a 定着ケース
25b 位置決めピン
25c 定着側コネクタ
25d 定着側ギア
26 定着ベルト
26a 定着ローラ
26b 加熱ローラ
26c 発熱体
27 加圧ローラ
69 外装側板
70 構造体側板
70a 嵌合孔
71 防熱部材
71a 位置決め孔(主基準穴)
71b 位置決め孔(従基準穴)
71c ダクト
71d ボス形状
71e 従基準孔
71f 閉塞部
71g 本体側コネクタ
71h 介在部
75 駆動装置
75a 本体側ギア
76 送風ファン
80 廃トナーパイプ
81 現像高圧基盤
82 FAX基盤
83 画像処理基盤
84 FAXコントローラ基盤
85 コントロール基盤
86 モータドライバ
87 ドラムモータドライバ
90 冷却断熱機構
91,92 ヒートパイプ
93,94 ファン

Claims (8)

  1. 筐体内の各ユニットを支持する構造体側板と、
    該構造体側板に支持されて取り付けられる高熱源ユニットと、
    低熱伝導率の材質により構成された防熱部材と、を有し、
    前記高熱源ユニットは、取り付けられた際に前記構造体側板と対向する側に少なくとも2つの位置決めピンを有し、
    前記防熱部材は、主基準孔と従基準孔の少なくとも2つを含む位置決め孔を有し、
    前記構造体側板は、前記位置決め孔と対応する箇所に嵌合孔を有し、
    前記位置決めピンは、前記位置決め孔と前記嵌合孔に挿通されて前記高熱源ユニットを前記構造体側板に位置決めし、
    前記主基準孔は、前記主基準孔に挿通される前記位置決めピンと前記主基準孔に対応する前記嵌合孔との間に、前記位置決めピンと前記嵌合孔とを直接接触しないようにする介在部を有し、
    前記従基準孔は、前記位置決めピンが前記従基準孔に対応する前記嵌合孔と前記従基準孔に挿通しても前記嵌合孔に直接接触しないように、前記嵌合孔よりも小径であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記高熱源ユニットは、装置本体から長手方向に着脱可能となっており、前記構造体側板と対向する側を除いた面がケースに覆われており、
    前記防熱部材は、前記ケースと前記構造体側板との隙間を塞ぐ閉塞部を有し、
    前記閉塞部は、弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記防熱部材は、一体成型されたダクトを有し、該ダクトは、装置外に連通することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記ダクトは、内部に送風手段を有し、前記高熱源ユニットにより熱せられた空気を装置外へ排出することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記高熱源ユニットを駆動させる駆動ユニットを、前記構造体側板に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記位置決めピンは、前記介在部と前記構造体側板とに挿通孔を通して挿通し、
    前記介在部は前記主基準孔と同心円となるボス形状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記防熱部材と前記構造体側板の位置決めは、前記防熱部材の有する前記介在部に設けられた前記ボス形状の嵌合によって行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記防熱部材は、前記構造体側板にネジ締結によって固定され、ネジ穴の1つを前記高熱源ユニットの位置決め主基準孔から従基準孔に向かう同一直線上に設け、かつ該同一直線方向に向かって長い長穴として、位置決め従基準とし、当該ネジ穴を除くネジ穴を、規定のネジ穴径より大きくすることを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
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