JP4943059B2 - 駐車券発券装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場の月極管理と時間貸し管理の双方に併用することを可能にした駐車場管理装置の技術分野に属するものであって、具体的には、斯る構成の駐車場管理装置に使用して好適な駐車券発券装置に関するものである。
都市近郊の鉄道駅周辺の駐車場などでは、朝の通勤時間帯に利用者が集中して入口渋滞が生じ、アイドリング中の排気ガスで近隣の環境を悪化させたり、渋滞の車列の間隙をぬって往来する歩行者や自転車にとっても非常に危険で煩わしい印象を与えている。
この問題を解消するために、例えば特許文献1に見られるように、駐車場入口で車両を検知したらすぐに駐車券を自動発行する手段が通常行われている。これにより、時間貸しの一般車両(以下一般車)の場合は、駐車券発行釦を押さなくとも駐車券がすぐに出てくるのでそれを取って入場することができる。また、月極契約をしている定期券を保持した車両(以下定期車)の場合は、駐車券が発行されていても定期券を定期券挿入口に挿入したり、最近では非接触ICカードの定期券をリーダーにかざすだけで、ゲートが開いて入場することができるように構成されている。
図13は、上記時間貸しの一般車と月極契約の定期車の双方を管理可能にした駐車場管理装置における入場処理のフローを示したものであって、ステップS101で駐車場の入場車路に設けた第1の車両センサーが車両を検知すると、ステップS102(券カット)、ステップS103(搬送モータ正転)、ステップS104(印字)、ステップS105(磁気データ書き込み)、ステップS106(搬送モータ停止)の駐車券発行処理が順次実行されて、ステップS107で当該駐車券を利用者が発券口から抜き取ると、ステップS108(ゲート開)、ステップS109(第2の車両センサー車両通過検知)、ステップS110(ゲート閉)、ステップS111(駐車券フィード)の入場処理が成されて、車両を駐車場に入場させることができる仕組みに成っている。
一方、上記のステップS107で駐車券を抜き取らずに、ステップS112でICカード(定期券)の使用が認識されると、ステップS113(ゲート開)、ステップS114(第2の車両センサー車両通過検知)、ステップS115(ゲート閉)の各入場処理が実行された後、ステップS116に進んで発券口に発行した駐車券の回収・廃棄処理を行う。また、上記のステップS112でICカードを使用せずに、ステップS117で第1の車両センサーによる車両検知がOFFになった場合(車両が入場せずにバックした場合)は、上記のステップS116に進んで駐車券の回収・廃棄処理が行われる仕組みに成っていて、1つの駐車場を一般車と定期車が併用できるように構成されている。
特開2005−227918号公報
しかし、上記のように構成した併用式の駐車場では、定期車の入場の際に、一旦発行された駐車券は定期券を認識してゲートを開放した時点で不要になるため、駐車券発券機の内部に引き込まれて回収箱に回収されることになる。従って、駐車場の係員は、日に何度かはこの回収箱に溜まった回収駐車券が中で溢れないようにゴミとして廃棄処分することが必要であり、作業が頗る煩雑であると共に、係員の作業が増えて人件費が高騰化する問題があった。
また、定期券で入場する利用者の車両が入場する度に、一旦発行した駐車券が不要となって廃棄することになるため、駐車券の必要枚数が増加して経費のコストアップに繋がる問題があり、更に、一旦入場しようとした車両がバックしてしまった場合や、もともと駐車する気の無い車両が切り返しのために入場車路に進入して車両センサーがONした場合にも、同様に駐車券が無駄に発行されてしまう問題があった。
加えて、この様に不要駐車券が頻繁に発生すると、それらを回収して保管するスペースが大きく必要になってくるが、駐車券発券機の内部は駐車券のストックを極力たくさん保持するためのスペースも必要であるため、機器全体が大型化し、機器のコストアップに繋がる問題もあった。
従って本発明の技術的課題は、一旦入場時刻を印字して発行し、その後、定期券の利用或いは入場回避等が原因で発券口から装置内部に回収した駐車券であっても、これを直ちに廃棄処理することなく、再度発行して再利用できるように工夫した駐車券発券装置を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る駐車券発券装置は、駐車場の入場車路に設けた車両センサーが進入車両を検知すると、入場時刻を記録した駐車券が発券口に発行され、この駐車券を発券口から抜き取ると、入場車路に設けた入口ゲートを開いて車両の入場を許可する駐車券発券装置であって、上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、内部時計が示す現在時刻を入場時刻として駐車券に印字及び記録して発行する駐車券作成・発行手段と、上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている入場時刻を経過するまでの間に、上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券を再び発券口に発行する駐車券再発行手段と、上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている入場時刻を経過した場合に、その駐車券を待機場所から廃棄場所に移送する廃棄手段と、を有することを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る駐車券発券装置は、前記駐車券に印字される入場時刻の最小単位が、一桁の分の単位であることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る駐車券発券装置は、上記(1)に記載の駐車券発券装置であって、上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、内部時計が示す現在時刻よりも所定分進めた先行時刻を入場時刻として駐車券に印字及び記録して発行する先行時刻駐車券作成・発行手段と、上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている先行入場時刻を経過するまでの間に、上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券を再び発券口に発行する駐車券再発行手段と、上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている先行入場時刻を経過した場合に、その駐車券を待機場所から廃棄場所に移送する駐車券廃棄手段と、上記内部時計の現在時刻を選択的に所定分進めることにより、前記の先行入場時刻を設定する先行入場時刻設定手段と、を有することを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る駐車券発券装置は、上記(1)に記載の駐車券発券装置であって、上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、駐車券の印字及び記録エリアに対して、少なくとも次回印字及び次回記録用の空きスペースを残した状態で、内部時計の現在時刻を入場時刻として印字及び記録して発行する追記式駐車券作成・発行手段と、上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、上記駐車券が待機している最中に上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券の空きスペースに内部時計が示す現在時刻を入場時刻として印字及び記録すると共に、駐車券に印字されている前回の入場時刻を抹消処理し、且つ、駐車券に記録されている前回の入場時刻を新しい入場時刻に上書き処理するか、又は、抹消処理して、前記発券口に再発行する駐車券再発行手段と、を有することを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る駐車券発券装置は、上記(4)に記載の駐車券発券装置において、駐車券に入庫時刻を印字及び記録するための空きスペースが残っていない場合に、駐車券の回収時に、当該駐車券を廃棄場所に移送する駐車券廃棄手段が具備されていることを特徴としている。
(6) また、本発明の請求項6に係る駐車券発券装置は、上記(4)に記載の駐車券発券装置において、前記駐車券の印字及び記録エリア、又は、次回印字及び次回記録用の空きスペースに印字及び記録される入場時刻が、内部時計が示す現在時刻よりも所定分進めた先行入場時刻であることを特徴としている。
(7) 更に、本発明の請求項7に係る駐車券発券装置は、上記(3)又は(6)に記載の駐車券発券装置において、前記車両センサーから車両検知信号が入力された場合に、前記内部時計が示す現在時刻に所定分先行する時刻を整数で表す分で設定すると共に、少なくとも毎時0分と毎時59分を示す時刻では先行分を0分(零分)とし、そこから分が進むか若しくは戻るにつれて、毎分若しくは数分毎に先行分を設定した先行分に近づけるよう徐々に先行値を変化させるよう構成したことを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、不要になった駐車券をすぐに廃棄せずに一旦保留し、同一分の時刻で次の入場車両が検出された場合には、その駐車券をそのまま再発行するため、回収駐車券の廃棄数を減少させることができる。
上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、上記(1)で駐車券に印字される入場時刻が1分の単位であるため、ラッシュ時には、先行する定期車入場若しくは前車のバックアウトと、後続車の入場が最大で1分以内であることが多く、再発券(再発行)される駐車券の確立を可成り高めることを可能にする。
上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、不要になった駐車券をすぐに廃棄せずに一旦保留し、設定した先行分までの時刻で次の車両が検出された場合には、その駐車券をそのまま再発行するため、設定によっては回収駐車券の廃棄数をかなり減少させることができる。
上記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、不要になった駐車券を一回目には廃棄せずに一旦保留し、次の車両が検出された場合には前回の時刻印字を抹消印字して、その時点の現在時刻を余白に印字して発行するため、予備の時刻印字エリア(余白)を例えば2回目用のみ確保するだけでも、回収駐車券の廃棄数を半分に減少させることができる。
上記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、繰り返しの再発行で、駐車券に入場時刻を印字及び記録するためのスペースが残っていない場合は、再利用不可の駐車券として廃棄処分されるが、その枚数が極めて少なくなることは明らかである。
上記(6)で述べた請求項6に係る手段によれば、不要になった駐車券を一回目には廃棄せずに一旦保留し、且つ、設定した先行時刻までに次の車両が検出された場合にはそのまま駐車券を再発行し、先行時刻を経過した後であっても前回の時刻印字を抹消印字してその時点の先行時刻を予備の時刻印字エリア(余白)に印字して発行し、その券が再度不要になっても先行時刻が経過するまでに次の車両が検出された場合にはそのまま駐車券を発行するため、回収駐車券の廃棄数を大幅に減少させることができる。
上記(7)で述べた請求項7に係る手段によれば、00分や59分などの時刻には先行分を0(ゼロ)として採用せず、そこから徐々に先行分を設定値に近づけるため、駐車料金の切り替わりに先行時刻の印字が影響することがなく、利用者に違和感を与えずに先行時刻を印字した運用をすることができる。
以上述べた次第で、本発明に係る駐車券発券装置によれば、駐車場入口で発行釦を押さなくても車両を検知するとすぐに駐車券を自動発行し、定期利用者が車両を入場させる場合は、一旦発行した駐車券を回収して再度発行できるように待機することで、駐車券の必要枚数が増加することがなく、経費のコストアップが避けられる経済性を発揮することができる。また、一旦発行した駐車券を回収して保管するスペースを大きく確保する必要がないため、機器全体を小型化して機器のコストダウンを図る経済性を備え、更に、回収駐車券の廃棄数が少なく係員の廃棄作業を頻繁に行う必要がないため、人件費が少なく抑えられる経済性も発揮できるものであって、駐車券を使用する一般車と定期券を利用する定期車が併用する駐車場に使用して、頗る好適なものである。
以下に、上述した本発明に係る駐車券発券装置の実施形態を図面と共に説明すると、図1は本発明が実施された駐車場入場車路のレイアウトを説明した平面図であって、図中、CRは車両、ENは駐車場(図示省略)への車両用の入場車路、3は当該入場車路ENに設けた入口ゲート4用のゲート開閉機、X1とX2は入口ゲート4を挟んでその外側と内側の車路に埋設した第1と第2の車両センサー、10は入場車路ENの一側に設置した本発明に係る駐車券発券装置(発券機)を示す。
上記の駐車券発券装置10は、外側の第1の車両センサーX1が入場する車両CRを検出すると、後述する発券口に駐車券P(図6,図8参照)を発行し、入場者(ドライバー等)がこの駐車券Pを発券口から抜き取ると、ゲート開閉機3に開信号を送って入口ゲート4を開いて車両CRの入場を可能にする。また、内側の第2の車両センサーX2が入場した車両CRの通過を検知すると、検知信号(閉信号)がゲート開閉機3に送られて、入口ゲート4を閉じるように構成されている。
図2は、上記駐車券発券装置10の実施例を示した斜視図であって、図中、10Aは前述した駐車券の発券口、16は各種のメッセージや時刻等を表示する表示器、18は音声ガイド用のスピーカー、20は係員呼び出し用のインターホン(押し釦)、22は定期券用の非接触ICカードリーダー、24は必要に応じて使用される駐車券発行釦、10Tは開閉自在に構成した横扉を示す。
図3は、上記駐車券発券装置10の内部構造を示した側断面図であって、図中、符号21で全体的に示したのは、前記第1の車両センサーX1が進入車両CRを検知すると、図8に示すように日付と入場時刻PA,PBを印字及び記録した駐車券Pを作成して、上記発券口10Aに発行することができる磁気カードリーダー/ライター装置であって、60は搬送用ガイド通路、30は搬送用モータ、31は搬送用モータ30の回転を駆動下ローラ32に伝える伝動ベルト、33,34,37は駆動下ローラ32の回転を連動下ローラ35,36,38に伝えるタイミングベルトを示す。
また図3において、39,40,41,42は、上記各下ローラ35,32,36,38の上面側に接して夫々連動回転される上ローラであって、上記搬送用ガイド通路60に送り込まれた単体にカット済みの駐車券Pは、上記搬送用モータ30によって連動回転されるこれ等上ローラ39,40,41,42と下ローラ35,32,36,38の間に挟み込まれた状態で、上記発券口10Aに向けて図面上左方向に発券搬送されたり、反対に図面上右方向に引き込み搬送される仕組みに成っている。
更に図3において、10Kは図6に示すように幅の狭い連結片PWを介して長手方向に連設した多数枚の未使用駐車券P…を、符号PYに示すように幾重にも折り重ねた状態で駐車券発券装置10の内部に収容する駐車券供給箱(ケース)、50はこの駐車券供給箱10K内に折り重ねた未使用駐車券Pを順次引き出しながら湾曲したガイド通路60Xを通して上記の搬送用ガイド通路60に向けてフィードすることができるフィードモータ、61は上記搬送用ガイド通路60と湾曲したガイド通路60Xの接続部(連設部)の部分、具体的には、搬送用ガイド通路60の根端部分に、搬送用ガイド通路60の軸線方向(図面では水平方向)に分岐形成した待機通路を示す。
また、43と44は上記搬送用ガイド通路60の根端部上側面に設けた印字リボンと印字ヘッド、45は上記搬送用ガイド通路60の中間部上面に設けた磁気ヘッドで、印字リボン43と印字ヘッド44から成る印字装置は、搬送用ガイド通路60内にフィードされた駐車券Pの印字欄PaとPb(図6参照)に、図8(1)に示すように日付PAと入場時刻PBを印字し、且つ、上記の磁気ヘッド45は、駐車券Pの磁気部PM(磁気ストライプ)に対して入場日付と時刻を磁気書き込みするように構成されている。
図4は、図3に示した磁気カードリーダー/ライター装置21の構成を更に詳しく説明したしたものであって、図4(A)図は駐車券Pの発行前と、待機時と、券フィード後の状態を示し、図4(B)図は駐車券Pの発行後と、券抜き取り待ち状態を示し、図4(C)図は駐車券Pの回収後と、待機時の状態を示したものである。
これ等の図面において、52と53は前記フィードモータ50によってベルト51を介して駆動回転されるフィード用駆動ローラと、この駆動ローラ52によって連動回転されるフィード用連動ローラを示し、また、54はカット位置センサ、55と56は図6のように巾の狭い連結部PWによって長手方向に連続する各駐車券Pを、当該連結部PWの部分で単体に切断する駆動刃と固定刃で、図示しないソレノイドにより駆動刃55が移動動作を行うように構成されている。62は前記搬送用ガイド通路60の発券口10A(先端口)の部分に設けた抜き取り検知センサ、63は前記分岐された待機通路61の部分に設けた回収位置センサ、PTは入場日付と時刻が印字及び記録されて発券口10Aに発行された印字及び記録済みの駐車券、PNは発券口10Aから抜き取られずに、待機通路61にフィードバックされた待機中の駐車券を示し、また、図3においてPXは前記ローラ38,42の回転によって待機通路61より廃棄箱10Xに廃棄された駐車券を示す。
図5は、上記本発明に係る駐車券発券装置10の電気的構成を説明したブロック図であって、図中、11は制御部の中心を構成するCPU、12は駐車券発券装置10を作動するために必要な各種プログラムや、入場時刻等のデータ類を格納するスペースを有するメモリー、14はこれ等CPU11とメモリー12の間にバス13を介して接続したインターフェイスであって、このインターフェイス14には、図示したように前述した第1と第2の車両センサーX1、X2と、ゲート開閉機3に加えて、I/O信号端子15、表示器16、前記請求項3に記載の先行時刻を設定するための設定器17、スピーカ18、係員呼び出し釦19、インターホン20が接続され、更に、前述した磁気カードリーダー/ライター21と非接触ICカードリーダー22に加えて、内部時計23と、駐車券発行釦24が接続されていて、夫々が前記メモリー12に格納されているプログラムに従って制御作動する仕組みに成っている。
更に図7は、前記駐車券Pに設けた磁気部PMのデータフォーマットを示し、また、図8は発券口10Aに発行される印字及び記録済みの駐車券PTに対する日付PAと入場時刻PBの印字例とその抹消例及び追記印字例を示したものであって、図8(1)図は前記請求項1に記載した通常入場時刻PB、又は、請求項3に記載した先行入場時刻PBの印字例を示し、図8(2)図は請求項4に記載されている空きスペースPcを残した状態で印字する入場時刻PBaの印字例を示し、図8(3)図は同じく請求項4に記載されている空きスペースPcに新しい入場時刻PHを追記し、前回の入場時刻PBaに抹消マークPZを印字した追記式による駐車券Pの印字例を示したものである。
以上の如く構成した駐車券発券装置10のメモリー12には、図3乃至図5に示した磁気カードリーダー/ライター21の作動を制御して、前記請求項1乃至7に記載した印字処理と磁気記録、及び、カード搬送を行うための各種プログラムが格納されている。
即ち、メモリー12には、前記請求項1及び2に記載した、上記第1の車両センサーX1が進入車両CRを検知した場合に、内部時計28が現在時刻を入場時刻PBとして駐車券Pに印字及び記録して発行する駐車券作成・発行手段と、上記発行された印字及び記録済みの駐車券PTが発券口10Aから抜き取られなかった場合に、この印字及び記録済みの駐車券PTを一旦待機場所としての待機通路61に回収して待機中の駐車券PNとする待機回収手段と、上記内部時計23の現在時刻が、上記待機中の駐車券PNに印字及び記録されている入場時刻PBを経過するまでの間に、上記の車両センサーX1が次の進入車両CRを検知した場合に、上記待機中の駐車券PNを再び発券口10Aに発行する駐車券再発行手段と、上記内部時計23の現在時刻が、上記待機中の駐車券PNに印字及び記録されている入場時刻を経過した場合に、その待機中の駐車券PNを待機通路61から廃棄場所としての廃棄箱10X内に移送して廃棄された駐車券PXとする廃棄手段と、を実現すると共に、前記駐車券Pに印字及び記録される入場時刻PBの最小単位が、一桁の分の単位であるようにするためのプログラムが具備されている。
更にメモリー12には、前記請求項3に記載されているプログラム、即ち、上記第1の車両センサーX1が進入車両CRを検知した場合に、内部時計23が示す現在時刻よりも所定分進めた先行時刻を入場時刻として駐車券Pに印字及び記録して発行する先行時刻駐車券作成・発行手段と、上記発行された印字及び記録済みの駐車券PTが発券口10Aから抜き取られなかった場合に、この印字及び記録済みの駐車券PTを一旦待機場所としての待機通路61に回収して待機中の駐車券PNとする待機回収手段と、上記内部時計23の現在時刻が、上記待機中の駐車券PNに印字及び記録されている先行入場時刻を経過するまでの間に、上記第1の車両センサーX1が次の進入車両CRを検知した場合に、上記待機中の駐車券PNを再び発券口10Aに発行する駐車券再発行手段と、上記内部時計23の現在時刻が、上記待機中の駐車券PNに印字及び記録されている先行入場時刻を経過した場合に、その待機中の駐車券PNを待機場所としての待機通路61から廃棄場所としての廃棄箱10Xに移送する駐車券廃棄手段と、上記内部時計23の現在時刻を前述した設定器17を用いて選択的に所定分進めることにより、前記の先行入場時刻を設定する先行入場時刻設定手段と、を実現するためのプログラムが具備されている。
加えて上記のメモリー12には、前記請求項4と5に記載されているプログラム、即ち、上記第1の車両センサーX1が進入車両CRを検知した場合に、駐車券Pの印字及び記録エリアに対して、少なくとも次回印字及び次回記録用の空きスペースPcを残した状態で、内部時計23の現在時刻を入場時刻として印字及び記録して発行する追記式駐車券作成・発行手段と、上記発行された印字及び記録済みの駐車券PTが発券口10Aから抜き取られなかった場合に、この印字及び記録済みの駐車券PTを一旦待機場所としての待機通路61に回収して待機中の駐車券PNとする待機回収手段と、上記待機中の駐車券PNが待機している最中に上記第1の車両センサーX1が次の進入車両CRを検知した場合に、上記の待機中の駐車券PNの空きスペースPcに内部時計23が示す現在時刻を新しい入場時刻PHとして印字及び記録すると共に、待機中の駐車券PNに印字されている前回の入場時刻PBaを抹消マークPZにて抹消処理し、且つ、待機中の駐車券PNに記録されている前回の入場時刻PBaを新しい入場時刻PHに上書き処理して、前記発券口10Aに再発行する駐車券再発行手段と、駐車券Pに入庫時刻を印字及び記録するための空きスペースPcが残っていない場合に、駐車券Pの回収時に、当該駐車券を廃棄場所としての廃棄箱10Xに移送する駐車券廃棄手段を実現するためのプログラムが具備されている。
更に加えて、上記のメモリー12には、前記請求項6と7に記載したプログラム、即ち、前記駐車券Pの印字及び記録エリアPb、又は、次回印字及び次回記録用の空きスペースPcに印字及び記録される入場時刻を、設定器17を用いて内部時計23が示す現在時刻よりも所定分進めた先行入場時刻とするプログラムと、設定器17を用いて前記内部時計23が示す現在時刻に所定分先行する時刻を整数で表す分で設定すると共に、前記第1の車両センサーX1から車両検知信号が入力されたタイミングが、少なくとも毎時0分と毎時59分を示す時刻では先行分を0分(零分)とし、そこから分が進むか若しくは戻るにつれて、毎分若しくは数分毎に先行分を設定した先行分に近づけるよう徐々に先行値を変化させるよう構成するためのプログラムが具備されている。
次に、図9乃至図12に記載したフローチャートに従って本発明の動作を説明すると、図9は前記請求項1に記載した本発明の入場処理を説明したフローチャート、図10は前記請求項3に係る発明の入場処理を説明したフローチャート、図11は前記請求項4に係る発明の入場処理を説明したフローチャート、図12は前記請求項6に係る発明の入場処理を説明したフローチャートであって、以下にその詳細を説明する。
上記図9の始めのステップS1で第1の車両センサーX1が進入車両CRを検知すると、ソレノイド(図示省略)がONして駆動刃55を作動し、連続する駐車券P…を一枚カットし、次いで、ステップS3に進んで搬送用モータ30が正転して駐車券Pを搬送する。次のステップS4では、この搬送中の駐車券Pに対して印字ヘッド44が券番号、日付PA、現在時刻PB(入場時刻)から成る入場データを印字し、次いで、磁気ヘッド45がこれ等入場データを駐車券Pの磁気部PMに書き込み、その後、ステップS6に進んで当該印字及び記録済みの駐車券PTを券抜き取り位置、即ち、発券口10Aに搬送して、抜き取り検知センサー62の検知後もそのまま所定量進んだ後、上記搬送用モータ30の搬送を停止し、印字及び記録済みの駐車券PTを図4(B)に示した券抜き取り待ちの状態にする。
次いでステップS7に進んで、上記の印字及び記録済みの駐車券PTが発券口10Aから抜き取られたか否かが判定され、抜き取られるとステップS8に進んでゲート開閉機3が入口ゲート4を開いて、車両CRの入場を可能と成し、更に、ステップS9に進んで第2の車両センサーX2が入場する車両CRの通過を検知すると、ステップS10に進んで上記のゲート開閉機3が入口ゲート4を閉じ、次いで、ステップS11に進んで前記フィードモータ50が正転し、新たな駐車券Pをカット位置にフィードして処理を終える。
しかし、前記ステップS7で印字及び記録済みの駐車券PTが発券口10Aから抜き取られなかった場合には、ステップS12に進んで非接触ICカードリーダー22が正規な(使用可能な)定期券(ICカード)を読み取ったか否かが判定され、読取りOKの場合は、ゲート開(ステップS13)→第2の車両センサーX2による車両CRの検知(ステップS14)→ゲート閉(ステップS15)の各処理が実行された後、ステップS16で搬送用モータ30を逆転して、発券口10Aに発行された印字及び記録済みの駐車券PTを待機通路61に回収する。次いで、ステップS17に進んで内部時計23の時刻が待機中の駐車券PNに印字及び記録されている入場時刻PB、即ち、印字時間を経過したか否かが判定され、経過した場合(YESの場合)はステップS18に進んで上記の搬送用モータ30を逆転して、待機中の駐車券PNを廃棄箱10Xに排出する廃棄処理を行った後、前記のステップS11に進んで新たな駐車券Pをカット位置にフィードして処理を終える。
また、前記のステップS17で印字時間が経過していないうちに、ステップS19で第1の車両センサーX1が次の入場車両CRを検知した場合は、ステップS20に進んで搬送用モータ30を正転して待機中の駐車券PNが発券口10Aに向けて再発行され、その後、前記ステップS5以下の処理が繰り返される。
以上の操作手順で処理される請求項1に係る発明によれば、例えば図8(1)に記載の駐車券Pの様に8:50入場し「8:50」と印字して発行したが、定期券が読み込まれて回収した場合、その駐車券Pは同一分、即ち8:50のうちは何度でも発行できるが、時計が8:51を示した時点で<印字時間経過?>がYESとなるため、その駐車券Pは廃棄されて次の新しい駐車券がフィードされる。
この実施例では運用上の問題は全くないが、再発行される率がそれほど高くなく、先行する定期車の入場若しくは前車のバックアウトと後続車の入庫が最大1分以内で、さらに前車の発行タイミングが内部時計23の分が進んでから早めのタイミングで入場若しくはバックアウトされた場合に、再発行されることがある。
以下、図10、図11、図12に示した請求項3、4、6に係る各発明のフローチャートを説明するが、これ等のフローチャートは、いずれもその基本的な操作手順を上記図9に示した請求項1に係る発明の操作手順と略同一とするため、同一の部分はその説明を省略して、ここでは各発明の要部のみを説明することにする。
図10に示した請求項3に係る発明の操作手順を説明したフローチャートでは、例えば先行分N=3として、8:47に入場した際、駐車券PにはステップS25において図8(1)に示すように「8:50」と印字して発行する。その駐車券PはステップS38において<先行時刻経過?>がYESになるまでは何度でも発行できるが、時計が8:51を示した時点で<先行時刻経過?>がYESになると、ステップS39に進んでその券Pは廃棄され、ステップS32で次の新しい駐車券Pがフィードされる。
この実施例では、先行する定期車の入場若しくは前車のバックアウトと後続車の入庫が最悪でも3分以内であれば、一旦回収された駐車券、即ち、待機中の駐車券PNが再発行される。もともと朝のラッシュ時など入場が次々と来る場合に備えて駐車券Pの自動発行(第1の車両センサーX1の検知で駐車券を発行する)を行っているため、3分以内に次の車両が入場するケースがほとんどであり、仮に後続車が定期車であっても始めの発行から3分以内であれば何度回収した駐車券Pであっても再発行される。
上述した先行分の設定は、装置の設定器17によって選択可能となっているが、1分〜5分程度に運用するのが利用者の違和感を招かない程度の時刻印字であり好適であるといえる。
尚、本発明の実施例ではN分の先行時刻としたが、これは利用者にとって損を与えるものではなく、仮に8:47に入場したにも関わらず「8:50」と印字されていたからと言って、磁気データも同様に入場時刻を「8:50」で記録しており、この利用者が1時間以内だけ駐車しようとした場合でも8:47分〜9:49まで1時間以内の料金で駐車できるため、3分間得をすることになる。
また、これが駐車場の経営を圧迫する程度の得であるとも言えず、通常の一般車はそれほどぎりぎりの時間にばかり出場が集中するわけでもない。但し、N=10以上では利用者が違和感を感じたり、駐車場側が料金を損するケースが増えてくる可能性がある。
図11に示した請求項4に係る発明の操作手順を説明したフローチャートでは、仮に8:50に車両検知した場合に、ステップS46において図8(2)に示す様に符号PBaで示した入場時刻「8:50」をその右側に再度同様の印字が可能な予備の時刻印字エリアとして空きスペースPcを残して印字する。それが定期車であったり、券を抜き取らずにバックアウトした場合は、ステップS59で一旦駐車券Pを引き込んで待機し、次の車両検知があった場合は、ステップS65において図8の(3)示す様に符号PBaで示す「8:50」を二重棒線から成る抹消マークPZで抹消し、その右横に符号PHで示す様に新たにその時点の新しい入場時刻「8:55」を印字して発行する。印字と同様にステップS47で磁気データもその際の現在事項含んだ磁気データ全体を上書きするか、入場時刻部分だけを上書きしても良い。
もし、予備の時刻印字エリアとして空きスペースPcを1箇所のみ設定した場合で、2回連続して定期車若しくはバックアウトの場合にはその券は回収して廃棄されるが、連続しない場合には前車から同一日付であれば何時間経過しても駐車券Pの再利用が可能となる。日付をまたいだ場合にはその時点で保留している券は廃棄するように構成することも可能である。また、この実施例では印字を極力小さくすることで3回目、4回目の印字も可能となる。更に、この実施例においては二重棒線の抹消マークPZで抹消印字を行ったが、単に棒線であったり塗りつぶしやアスタリスク(*)パターンなどを上書きして抹消表示することも可能である。
次に、図12に示した請求項6に係る発明の操作手順を説明したフローチャートでは、前記図10に示した請求項3に係る発明と、前記図11に示した請求項4に係る発明の各手段を使用したものであって、この実施例によれば、一度目に先行時刻を印字して回収した場合に、先行時刻が経過したあとでも次の車両検知の際に予め確保した空きスペースPcに先行時刻を印字して発行する。
また、前述した請求項7の実施例に付いて説明すると、この実施例では、N分先行時刻印字し回収後の保留N分の機能を、時切換わり前後は段階的に設定を換える。即ち、駐車場の料金設定に特別な割引時間帯を設けている様な場合があり、例えば夜間駐車料金として午前0時〜5時59分までは割引料金が適応されるものとする。仮にN=3分の設定で一般車が4:00に入場し「4:03」と印字して発行したとする。この場合、利用者は印字時間が先行してることに気が付いた場合には1時間の駐車時間があるにも関わらず57分間しか駐車できないと解り損をした気分になりかねない。逆に午前0時まで場外で待機して午前0時に入場した場合なども、印字時刻がずれていると利用者に違和感を与えかねない。
従って本発明の請求項7に係る発明においては、時間帯で料金が変化する様な場合は、その切換タイミングを含んでN分の先行印字と保留は行わない。
具体的には、下記の表1に例示するように、全ての00分を挟んだ前後数分間で先行分を段階的に設定する。
Figure 0004943059
このようにすれば、00分や59分といった利用者が時間を気にするタイミングにはN分先行を行わず、徐々に先行分を増やしていくことで、時間帯別料金体系を持った駐車場であっても利用者に違和感を与えずに先行時刻を印字・記録する本発明の実施が可能となる。
なお、上記の実施例による先行分の可変手段は、当然請求項4の様な再印字する方式と組合せても同様の効果を発揮することは言うまでもない。
本発明に係る駐車券発券装置が実施された駐車場入場車路のレイアウトを説明した平面図。 本発明に係る駐車券発券装置の外観を示した斜視図。 本発明に係る駐車券発券装置の内部構造を説明した断面図。 本発明の要部である磁気カードリーダー/ライターの動作を説明した側面図。 本発明の電気的構成を説明したブロック図。 本発明で使用する駐車券のカット前及び印字前の状態を示す構成図。 本発明で使用する駐車券の磁気データフォーマットの要部を示した構成図。 本発明に係る駐車券発券装置によって発行される駐車券の印字例を示した構成図。 本発明の請求項1に係る発明における入場処理の動作を説明したフローチャート。 本発明の請求項3に係る発明における入場処理の動作を説明したフローチャート。 本発明の請求項4に係る発明における入場処理の動作を説明したフローチャート。 本発明の請求項6に係る発明における入場処理の動作を説明したフローチャート。 従来の駐車券発券装置における入場処理の動作を説明したフローチャート。
符号の説明
CR 車両
EN (駐車場の)入場車路
X1 第1の車両センサー
X2 第2の車両センサー
3 ゲート開閉機
4 入口ゲート
10 駐車券発券装置
10A 発券口
10K 駐車券供給箱
10X (駐車券の)廃券箱
21 磁気カードリーダー/ライター
22 非接触ICカードリーダー
23 時計(内部時計)
24 駐車券発行釦
30 搬送モータ
60 搬送用ガイド通路
61 待機通路
P 駐車券
Pa 日付印字部
Pb 入場時刻印字部
Pc 空きスペース
PA (印字された)日付
PB (印字された)入場時刻
PZ 抹消マーク
PH 新しい入場時刻
PF 駐車券磁気データフォーマット
PT 印字及び記録済みの駐車券
PN 待機中の駐車券
PX 廃棄された駐車券

Claims (7)

  1. 駐車場の入場車路に設けた車両センサーが進入車両を検知すると、入場時刻を記録した駐車券が発券口に発行され、この駐車券を発券口から抜き取ると、入場車路に設けた入口ゲートを開いて車両の入場を許可する駐車券発券装置であって、
    上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、内部時計が示す現在時刻を入場時刻として駐車券に印字及び記録して発行する駐車券作成・発行手段と、
    上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、
    上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている入場時刻を経過するまでの間に、上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券を再び発券口に発行する駐車券再発行手段と、
    上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている入場時刻を経過した場合に、その駐車券を待機場所から廃棄場所に移送する廃棄手段と、
    を有することを特徴とする駐車券発券装置。
  2. 前記駐車券に印字される入場時刻の最小単位が、一桁の分の単位であることを特徴とする請求項1に記載の駐車券発券装置。
  3. 駐車場の入場車路に設けた車両センサーが進入車両を検知すると、入場時刻を記録した駐車券が発券口に発行され、この駐車券を発券口から抜き取ると、入場車路に設けた入口ゲートを開いて車両の入場を許可する駐車券発券装置であって、
    上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、内部時計が示す現在時刻よりも所定分進めた先行時刻を入場時刻として駐車券に印字及び記録して発行する先行時刻駐車券作成・発行手段と、
    上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、
    上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている先行入場時刻を経過するまでの間に、上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券を再び発券口に発行する駐車券再発行手段と、
    上記内部時計の現在時刻が、上記待機中の駐車券に印字及び記録されている先行入場時刻を経過した場合に、その駐車券を待機場所から廃棄場所に移送する駐車券廃棄手段と、
    上記内部時計の現在時刻を選択的に所定分進めることにより、前記の先行入場時刻を設定する先行入場時刻設定手段と、
    を有することを特徴とする駐車券発券装置。
  4. 駐車場の入場車路に設けた車両センサーが進入車両を検知すると、入場時刻を記録した駐車券が発券口に発行され、この駐車券を発券口から抜き取ると、入場車路に設けた入口ゲートを開いて車両の入場を許可する駐車券発券装置であって、
    上記車両センサーが進入車両を検知した場合に、駐車券の印字及び記録エリアに対して、少なくとも次回印字及び次回記録用の空きスペースを残した状態で、内部時計の現在時刻を入場時刻として印字及び記録して発行する追記式駐車券作成・発行手段と、
    上記発行された駐車券が発券口から抜き取られなかった場合に、この駐車券を一旦待機場所に回収する待機回収手段と、
    上記駐車券が待機している最中に上記の車両センサーが次の進入車両を検知した場合に、上記待機中の駐車券の空きスペースに内部時計が示す現在時刻を入場時刻として印字及び記録すると共に、駐車券に印字されている前回の入場時刻を抹消処理し、且つ、駐車券に記録されている前回の入場時刻を新しい入場時刻に上書き処理するか、又は、抹消処理して、前記発券口に再発行する駐車券再発行手段と、
    を有することを特徴とする駐車券発券装置。
  5. 駐車券に入庫時刻を印字及び記録するための空きスペースが残っていない場合に、駐車券の回収時に、当該駐車券を廃棄場所に移送する駐車券廃棄手段が具備されていることを特徴とする請求項4に記載の駐車券発券装置。
  6. 前記駐車券の印字及び記録エリア、又は、次回印字及び次回記録用の空きスペースに印字及び記録される入場時刻が、内部時計が示す現在時刻よりも所定分進めた先行入場時刻であることを特徴とする請求項4に記載の駐車券発券装置。
  7. 前記車両センサーから車両検知信号が入力された場合に、前記内部時計が示す現在時刻に所定分先行する時刻を整数で表す分で設定すると共に、少なくとも毎時0分と毎時59分を示す時刻では先行分を0分(零分)とし、そこから分が進むか若しくは戻るにつれて、毎分若しくは数分毎に先行分を設定した先行分に近づけるよう徐々に先行値を変化させるよう構成したことを特徴とする請求項3又は6に記載の駐車券発券装置。
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