JP4941529B2 - 羽根車機構及び羽根車機構を用いた集積装置 - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1実施形態に係る羽根車機構Gの構成について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る羽根車機構の斜視図である。図2は、同実施形態に係る羽根車の分解斜視図である。
本実施形態に係る羽根車機構Gは、回転軸Ra2上に固定式羽根車10、第1の可動式羽根車20及び第2の可動式羽根車25を有している。固定式羽根車10は、第1の可動式羽根車20と第2の可動式羽根車25との間に位置している。固定式羽根車10は、ねじ等で回転軸Ra2に固定され、回転軸Ra2と一体に回転するようになっている。固定式羽根車10は、回転軸Ra2が貫通するリング部材L1を有し、リング部材L1の外周には約3分の1の範囲で複数枚の可撓性(弾力性)の羽根10a1、10a2、10a3が放射状をなすように植設されている。
次に、第1の可動式羽根車20及び第2の可動式羽根車25の動作について図3を参照しながら説明する。図3(a)、図3(b)、図3(c)は、第1の可動式羽根車20の側面図である。図3(d)、図3(e)、図3(f)は、第2の可動式羽根車25の側面図である。
次に、図4を参照しながら羽根車機構Gを設置した集積繰り出し装置100の構成及び動作について説明する。図4(a)は集積繰り出し装置100の繰り出しの状態を示し、図4(b)は集積繰り出し装置100の集積の状態を示している。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。
本実施形態に係る集積繰り出し装置100は、羽根車機構を用いて紙葉状の媒体を集積する集積装置の一例である。集積繰り出し装置100は、紙幣収納容器18を有している。紙幣収納容器18内の上方側にはステージ14が配設され、紙幣Pが搬送路15を通ってステージ14上に集積されるようになっている。ステージ14は昇降可能に設けられている。ビルストッパ16は、紙幣収納容器18に設けられた紙幣出入口と対向するように紙幣収納容器18の後部内面に設けられている。ビルストッパ16は、フィードローラ11及びリバースローラ12により紙幣収納容器18に送り込まれる紙幣Pを衝突させて止めるもので、図示しないスプリング等が設けられており、衝突した紙幣Pの運動エネルギーを吸収するようになっている。
次に、集積繰り出し装置100の動作について説明する。まず、図4(a)に示した紙幣Pの繰り出し時には、図1に示した回転軸Ra2に固定されている位置出し部材55の被検知部55aが位置検知センサ60で検知された位置で固定式羽根車10が停止され、固定式羽根車10の羽根10a1〜10a3、第1の可動式羽根車20の羽根20a1〜20a3及び第2の可動式羽根車25の羽根25a1〜25a3が回転軸Ra2の外周の約3分の1の範囲に位置して搬送路15に入り込まないように退避している。
本発明の第2実施形態に係る羽根車機構Gの基本的構成は第1実施形態に係る羽根車機構Gと同様である。つまり、第2実施形態に係る羽根車機構Gは、図6及び図7に示したように、固定式羽根車10、第1の可動式羽根車20及び第2の可動式羽根車25の軸方向の配置位置のみ異なっている。
以上に説明したように、本実施形態に係る羽根車機構Gによれば、固定式羽根車10を第1の可動式羽根車20及び第2の可動式羽根車25より中央側に配置した。これにより、U字や逆U字等にカールしたクセのある紙幣Pが放出されたときであっても、中央から外側へ順に紙幣Pを抑えることができる。このため、紙幣Pを水平に伸ばしながら叩き落とし引き寄せることができる。この結果、より安定した紙幣Pの集積が可能となる。
14 ステージ
15 搬送路
18 紙幣収納容器
10a1、10a2、10a3 羽根
20 第1の可動式羽根車
20a1、20a2、20a3 羽根
20b、20c 突起
25 第2の可動式羽根車
25a1、25a2、25a3 羽根
25b、25c 突起
35 ピン
40 スプリング
100 集積繰り出し装置
G 羽根車機構
P 紙幣
Ra2 回転軸
Claims (10)
- 紙葉状の媒体を集積する集積装置内の集積部の近傍に配置され、回転運動により前記媒体の集積を補助する羽根車機構であって、
集積装置内の回転軸に固定され、周方向に複数の可撓性の羽根を有する固定式羽根車と、
前記回転軸に回転可能に固定され、周方向に複数の可撓性の羽根を有する第1の可動式羽根車と、
前記回転軸に回転可能に固定され、周方向に複数の可撓性の羽根を有する第2の可動式羽根車と、
前記回転軸が第1の係合位置まで回転したとき前記回転軸と前記第1の可動式羽根車とを係合させることにより、前記第1の可動式羽根車を前記回転軸とともに回転させる第1の係合手段と、
前記回転軸が第2の係合位置まで回転したとき前記回転軸と前記第2の可動式羽根車とを係合させることにより、前記第2の可動式羽根車を前記回転軸とともに回転させる第2の係合手段と、を備える羽根車機構。 - 前記固定式羽根車の複数の羽根、前記第1の可動式羽根車の複数の羽根及び前記第2の可動式羽根車の複数の羽根は、それぞれ周方向の1/3の範囲内に設けられている請求項1に記載の羽根車機構。
- 前記第1の可動式羽根車の羽根は、前記回転軸が前記第1の係合位置まで回転する間に前記集積部に接触して撓むことにより、前記第1の可動式羽根車と前記回転軸との間に回転のずれを生じさせ、
前記第2の可動式羽根車の羽根は、前記回転軸が前記第2の係合位置まで回転する間に前記集積部に接触して撓むことにより、前記第2の可動式羽根車と前記回転軸との間に、前記第1の可動式羽根車と前記回転軸との間の回転のずれと異なる大きさの回転のずれを生じさせる請求項1又は請求項2に記載の羽根車機構。 - 前記第1の係合手段及び前記第2の係合手段により前記第1の可動式羽根車及び前記第2の可動式羽根車の回転を前記固定軸の回転に合わせたとき、前記固定式羽根車の羽根、前記第1の可動式羽根車の羽根及び前記第2の可動式羽根車の羽根が全周に亘って放射状に展開する請求項1〜3のいずれか一項に記載の羽根車機構。
- 前記第1の可動式羽根車の羽根及び前記第2の可動式羽根車の羽根は、前記集積部の昇降により該集積部と接触しなくなったとき自重により回転し、前記固定式羽根車の羽根と同じ周方向の1/3の範囲内に収納される請求項1〜4のいずれか一項に記載の羽根車機構。
- 前記第1の係合手段は、前記回転軸に設けられた第1の突起と前記第1の可動式羽根車に設けられた第1の突出部とを当接することにより前記回転軸と前記第1の可動式羽根車とを係合させ、
前記第2の係合手段は、前記回転軸に設けられた第2の突起と前記第2の可動式羽根車に設けられた第2の突出部とを当接することにより前記回転軸と前記第2の可動式羽根車とを係合させる請求項1〜5のいずれか一項に記載の羽根車機構。 - 前記回転軸の軸方向に対して中央側に前記固定式羽根車を配置し、端部側に前記第1の可動式羽根車及び前記第2の可動式羽根車を配置する請求項1〜6のいずれか一項に記載の羽根車機構。
- 前記第2の可動式羽根車は一番外側に配置されている請求項7に記載の羽根車機構。
- 前記第1の可動式羽根車及び前記第2の可動式羽根車を含むn個の可動式羽根車と、360°/(n+1)毎に存在する係合位置にて、前記回転軸と前記n個の可動式羽根車のいずれかを係合させるn個の係合手段とを備え、
前記n個の可動式羽根車に設けられた複数の羽根は、それぞれ周方向の1/(n+1)の範囲内に設けられている請求項1〜8のいずれか一項に記載の羽根車機構。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載された羽根車機構を用いて紙葉状の媒体を集積する集積装置であって、
前記集積装置は、投入口から投入された媒体を搬送する搬送路と、該搬送路を搬送された媒体を集積する集積部とを有し、
前記羽根車機構は、前記搬送路と前記集積部との間であって前記集積部の媒体出入口付近に配設され、
前記媒体を前記搬送路から前記集積部に集積する際、前記第1の可動式羽根車及び前記第2の可動式羽根車の回転運動によりそれぞれの羽根で前記媒体の後部を叩き、
前記媒体の集積終了後、前記第1の可動式羽根車の羽根及び前記第2の可動式羽根車の羽根が前記集積部の昇降により該集積部と接触しなくなったとき自重により回転し、前記固定式羽根車の羽根と同じ周方向の1/3の範囲内に収納される集積装置。
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