JP2010013221A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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正 佐藤
Riichi Kato
利一 加藤
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Abstract

【課題】紙葉類の修正量を向上させることができる紙葉類取扱装置を提供する。
【解決手段】フィードローラ5及びゲートローラ6等で紙葉類Pを1枚ずつ搬送する搬送路3と、この搬送路3から搬入した紙葉類Pを厚み方向に集積して収納する収納部4と、フィードローラ5及びゲートローラ6とともに搬送路3から収納部4に向かって紙葉類Pを送り出すとともに、収納部4に送り出した紙葉類Pに集積方向の力を付与する羽根車12A〜12Hと、収納部4における経路幅方向の両外側に設けられ、経路幅を紙葉類Pの集積方向に向かって次第に縮小させる傾斜面18を有する整列ガイド16A,16Bとを備えた紙葉類取扱装置において、整列用の羽根車12A,12Hは、整列ガイド16A,16Bに対応する経路幅方向外側位置に配置されており、整列ガイド16A,16Bは、整列用羽根車12A,12Hの羽根先端側が当接せずに回転を許容するように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙幣等の紙葉類を取り扱う紙葉類取扱装置に係わり、特に、1枚ずつ搬入した紙葉類を厚み方向に集積して収納する紙葉類取扱装置に関する。
例えば金融機関等で使用される現金自動取引装置(ATM)には、入金紙幣を収納し、出金時には出金紙幣として放出する紙幣収納放出庫が備えられている。ここで、外国紙幣においては、日本紙幣よりも金種の数が増えるだけでなく、金種によってサイズが大きく異なる場合が多い。そして、サイズが異なる紙幣を同一機で取り扱う場合は、大きい紙幣に対応して搬送路の幅寸法が大きくなり、小さい紙幣を収納・放出する紙幣収納放出庫の入出口も同様に大きくならざるを得ない。そのため、紙幣収納放出庫に取り込まれた小さい紙幣は経路幅方向外側に偏る可能性があり、紙幣を揃えて収納するためには何らかの修正手段が必要となる。
そこで、例えば、経路幅寸法を縮小させる側端案内面を有するスタックガイドと、さらに経路幅寸法を縮小させる斜面部を有する収納部側壁と、この収納部側壁の斜面部に当接して変形しながら回転するブラシローラとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の従来技術では、まず、例えば取り込まれた紙幣が経路幅方向外側に偏移している場合、紙幣の偏移部分がスタックガイドの側端案内面に沿って変形させられ、紙幣の復元力を利用して紙幣の偏移が修正される。さらに、例えばスタックガイドによる修正が不十分な場合、紙幣の偏移部分が収納部側壁の斜面部とブラシローラとの間に挟まれながら送られて、紙幣の偏移が修正される。すなわち、ブラシローラの摩擦力を利用して紙幣の偏移が修正されるようになっている。
特開2003−160271号公報
上記従来技術では、ブラシローラは収納部側壁の斜面部に当接して変形しながら回転するようになっており、紙幣の偏移部分が収納部側壁の斜面部とブラシローラとの間に挟まれながら送られて、紙幣の偏移が修正されるようになっている。しかしながら、このような方法では、紙幣を強制的に修正するものであることから、その修正量に限界があった。
本発明の目的は、紙葉類の修正量を向上させることができる紙葉類取扱装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、ローラ手段で紙葉類を1枚ずつ搬送する搬送路と、前記搬送路から搬入した紙葉類を厚み方向に集積して収納する収納部と、経路幅方向に並設され、前記搬送路から前記収納部に向かって紙葉類を送り出すとともに、前記収納部に送り出した紙葉類に集積方向の力を付与する複数の羽根車と、前記収納部における経路幅方向の両外側のうち少なくとも一方側に設けられ、経路幅を紙葉類の集積方向に向かって次第に縮小させる第1傾斜面を有する整列部材とを備えた紙葉類取扱装置において、前記複数の羽根車は、前記整列部材に対応する経路幅方向外側位置に配置された整列用の羽根車を含み、前記整列部材は、前記整列用羽根車の羽根先端側が当接せずに回転を許容するように設ける。
(2)上記(1)において、好ましくは、紙葉類の集積方向に向かって面幅が次第に小さくなるように前記整列用羽根車側の面縁が傾斜する。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記整列部材は、前記第1傾斜面に対して前記整列用羽根車側に連続するように形成された少なくとも1つの第2傾斜面を有する。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記複数の羽根車のうちの前記整列用羽根車は、他の羽根車と羽根位相が異なるように設ける。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記搬送路側を支点として揺動可能に設けられ、前記搬送路から前記収納部に紙葉類を案内する案内部材と、前記ローラ手段の回転軸と前記案内部材との間で機械的に接続され、前記ローラ手段の回転駆動に応じて前記案内部材を間欠的に揺動する揺動機構とを備える。
本発明によれば、紙葉類の修正量を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。本実施形態における紙葉類取扱装置は、例えば上述した紙幣収納放出庫等に適用されるものである。
図1は本実施形態における紙葉類取扱装置の構造を表す斜視図であり、図2は上面図であり、図3は側断面図である。
これら図1〜図3において、紙葉類取扱装置は、搬送ガイド1と搬送ガイド2(図3のみ図示)との間に形成されて紙葉類P(本実施形態では、ほぼ同サイズの紙葉類)を1枚ずつ搬送する搬送路3(図3のみ図示)と、紙葉類Pを厚み方向(図1及び図3中上下方向)に集積して収納する収納部4とを備えており、搬送路3から紙葉類Pを1枚ずつ搬入して収納部4に集積したり、収納部4に集積された紙葉類Pを搬送路3から1枚ずつ放出したりするようになっている。搬送路3には、紙葉類Pを1枚ずつ搬送するためのローラ手段として、フィードローラ5、ゲートローラ6、搬送ローラ7、及びピンチローラ8が設けられている。また、紙葉類Pを放出する場合に収納部4に集積された紙葉類Pを1枚ずつ繰り出すためのピックアップローラ9が設けられている。
フィードローラ5は、搬送ガイド2側(図1及び図3中上側)の回転軸10に設けられており、図示しない回転機の駆動によって回転するようになっている。例えば紙葉類Pを搬入する場合はフィードローラ5が搬入方向(図3中右回り)に回転し、例えば紙葉類Pを放出する場合はフィードローラ5が放出方向(図3中左回り)に回転する。ゲートローラ6は、フィードローラ5に対向するように搬送ガイド1側(図1及び図3中下側)の回転軸11に設けられており、搬入方向(図3中左回り)のみ回転可能としている。すなわち、紙葉類Pを放出する場合は、ゲートローラ6が放出方向(図3中右回り)に回転しないので、紙葉類Pの重送を防止するようになっている。搬送ローラ7及びピンチローラ8は、フィードローラ5に対向するように搬送ガイド1側に配置されて回転可能に設けられている。
回転軸11におけるゲートローラ6の両外側には、例えば8つの羽根車12A〜12H(これらの代表を羽根車12と称す)が設けられている。羽根車12は、例えば周方向に均等な間隔で配置された3つの羽根(可撓性のシート)を有しており、羽根先端の回転軌跡(図1及び図3中一点鎖線で図示)がゲートローラ6の外径寸法より大きくなっている。また、搬送路3から収納部4にかけては、紙葉類Pを案内するスタックガイド13が設けられている。スタックガイド13は、回転軸10を中心として揺動可能に設けられており、基端部に接続されたバネ14(後述の図8参照)の付勢力によって先端部が収納部4内の紙葉類Pに押し付けられている。そして、フィードローラ5及びゲートローラ6によって紙葉類Pを搬送路3から収納部4に向かって送り出す際に、羽根車12は紙葉類Pをスタックガイド13に押し付けながら送り出し、その後、紙葉類Pがフィードローラ5とゲートローラ6との狭持点から抜け出すと、羽根車12は紙葉類Pの後端部を叩き落とすようになっている(言い換えれば、紙葉類Pに集積方向の力を付与するようになっている)。なお、紙葉類Pを放出する場合は、羽根車12はゲートローラ6とともに放出方向に回転しないようになっている。
収納部4は、紙葉類Pを載置する押板(底板)15と、搬送ガイド1の一部である側壁1aと、経路幅方向の両外側に設けられた整列ガイド16A,16Bと、ストッパ17とで構成されている。なお、押板15は、図示しない駆動装置によって紙葉類Pの集積方向に可動可能となっている。
ここで、収納部4の収納空間は、紙葉類Pの収納状態を安定させるため、幅寸法L1(詳細には、整列ガイド16A,16B間の最内寸法)が紙葉類Pのサイズとほぼ同じになっている。一方、搬送路3は、サイズの大きな紙葉類も取り扱う外部の搬送路(図示せず)に対応して幅寸法L2が大きくなっている(L2>L1)。そのため、紙葉類Pが搬送路3の幅方向外側に偏って取り込まれる可能性があり、本実施形態では、整列ガイド16A,16B及び羽根車12(特に、整列ガイド16A,16Bに対応する経路幅方向外側位置に配置された整列用の羽根車12A,12H)が修正機能を有している。
図4は、整列ガイド16Aの構造を表す斜視図である。この図4及び前述の図1〜図3において、整列ガイド16Aは、経路幅(詳細には、整列ガイド16A,16B間で形成される経路幅)を紙葉類Pの集積方向(図4中上下方向)に向かって縮小させるために、傾斜角度α1(但し、α1<90°)で形成された傾斜面(平面)18を有している。また、整列ガイド16Aは、羽根車12Aの羽根先端側が当接しないように、すなわち羽根車12Aの回転空間を形成するように傾斜角度β1(但し、β1<90°)で形成された傾斜面(平面)19を有している。そして、傾斜面18と傾斜面19との間の稜線(言い換えれば、傾斜面18における羽根車12A側の面縁)20が傾斜し、紙葉類Pの集積方向に向かって傾斜面18の面幅(詳細には、図4中左下・右上方向における面幅)が次第に縮小するようになっている。なお、整列ガイド16Bは、整列ガイド16Aと対称的な構造であり、説明を省略する。
本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
図5及び図6は、本実施形態における紙葉類取扱装置の収納動作を説明するための斜視図であり、図5は紙葉類Pが搬送路3の幅方向中央に取り込まれた場合を示し、図6は紙葉類Pが搬送路3の幅方向外側に偏って取り込まれた場合を示す。なお、これら図5及び図6において、便宜上、ピックアップローラ9及びストッパ17の図示を省略している。
まず、図5及び前述の図3を参照しつつ、紙葉類Pが搬送路3の幅方向中央に取り込まれた場合について説明する。搬送路3の幅方向中央に取り込まれた紙葉類Pは、フィードローラ5と搬送ローラ7との間、フィードローラ5とピンチローラ8との間、及びフィードローラ5とゲートローラ6との間をその順序で通って、収納部4に送り出される。このとき、紙葉類Pは、羽根車12B〜12Gによってスタックガイド13に押し付けられつつ、収納部4に送り出される。そして、紙葉類Pがフィードローラ5とゲートローラ8との狭持点から抜け出すと、紙葉類Pの後端部が羽根車12B〜12Gによって叩き落とされ、紙葉類Pが収納部4に集積される。
次に、図6及び前述の図3を参照しつつ、紙葉類Pが搬送路3の幅方向外側に偏って取り込まれた場合について説明する。搬送路3の幅方向外側(図中左側)に偏って取り込まれた紙葉類Pは、フィードローラ5と搬送ローラ7との間、フィードローラ5とピンチローラ8との間、及びフィードローラ5とゲートローラ6との間をその順序で通って、収納部4に送り出される(図6(a)〜図6(c)参照)。このとき、紙葉類Pは、羽根車12A〜12Eによってスタックガイド13に押し付けられつつ、収納部4に送り出される。そして、図6(c)に示すように、紙葉類Pがフィードローラ5とゲートローラ6との狭持点から抜け出すと、紙葉類Pの後端部が羽根車12A〜12Eによって叩き落とされる。このとき、本実施形態では、羽根車12A,12Hの羽根位相と羽根車12B〜12Gの羽根位相とが互いに異なることから、紙葉類Pに対する羽根車12Aの作用と羽根車12B〜12Gの作用とが交互に行われる。そして、特に羽根車12Aの作用(加振作用)によって紙葉類Pが修正される(図6(d)参照)。このような羽根車12Aの作用による紙葉類Pの修正機能の詳細を、図7を用いて説明する。
図7は、図6(c)と同様、整列ガイド16Aの傾斜面18上に紙葉類Pが送り出されて、紙葉類Pがフィードローラ5とゲートローラ6との狭持点から抜け出した状態を表している。紙葉類Pの後端部は、整列ガイド16Aの傾斜面18から整列用羽根車12A側(図中右上側)に突出している。そして、整列用羽根車12Aは、整列ガイド16Aの傾斜面18から突出した紙葉類Pの後端部を叩き落とし、その作用によって紙葉類Pが整列ガイド16Aの傾斜面18に沿って移動する。このとき、紙葉類Pの移動に伴って紙葉類Pを支持する稜線20上の支点位置が移動し(支点位置a→b→c)、紙葉類Pの後端部の突出長さが徐々に大きくなる(突出長さS1→S2→S3)。すなわち、整列ガイド16Aの傾斜面18における紙葉類Pの支持がより不安定な状態に移行するので、紙葉類Pが修正されやすくなっている。そして、羽根車12Aの1枚の羽根の作用による紙葉類Pの修正量は小さくとも、複数枚の羽根の作用が繰り返し行われて紙葉類Pを徐々に修正することが可能である。
その後、図6(e)及び図6(f)で示すように、紙葉類Pの側端部が羽根車12Aより内側に移動すると、羽根車12B〜12Eの作用によって紙葉類Pが最終的な収納位置まで修正される。
以上のように本実施形態では、上述したような動作が繰り返し行われて、搬送路3に順次取り込まれた紙葉類Pを修正することができ、収納部4に安定した状態で集積することができる。これにより、紙葉類Pを放出する場合におけるピックアップローラ9の繰り出し性能を向上させることができ、信頼性を向上させることができる。また、本実施形態においては、例えば整列ガイド16Aの傾斜面18と羽根車12Aとの間又は整列ガイド16Bの傾斜面と羽根車12Aとの間で紙葉類Pを挟み込んで送り出す場合と比べて、強制的に紙葉類Pを修正するものではないから、修正量を向上させることができる。
また、本実施形態においては、整列用の羽根車12A,12Hの羽根位相と他の羽根車12B〜12Gの羽根位相とを互いに異ならせており、整列用羽根車12A又は12Hが紙葉類Pの後端部を叩き落とすときに他の羽根車12B〜12Gの羽根が作用しないことから、紙葉類Pの修正に対する抵抗力を低減することができる。また、例えば図8に示すように、スタックガイド13は羽根車12によって押し付けられた紙葉類Pの剛性によって揺動するので、紙葉類Pの修正しやすい状態が間欠的につくりだすことができる。これらの要因によっても、紙葉類Pの修正量を向上させることができる。
なお、上記一実施形態においては、スタックガイド13が紙葉類Pの剛性によって揺動される場合を例にとって説明したが、例えば、回転軸10の回転駆動に応じてスタックガイド13を間欠的に揺動する揺動機構を設けてもよい。すなわち、例えば図9に示すように、回転軸10の外周側に少なくとも1つの突起部10aを設け、スタックガイド13の基端部に突起部13aを設け、回転軸10の回転に伴ってスタックガイド13が間欠的に揺動するようにしてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、整列用の羽根車12A,12Hは、他の羽根車12B〜12Gの構造(詳細には、羽根の枚数や長さ)と同じにした場合を例にとって説明したが、これに限られず、異ならせてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、整列ガイド16A(及び16B)は、傾斜面18,19を有する構造を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、本発明の技術思想の範囲内にて様々な変形例が考えられる。
例えば図10に示す変形例では、整列ガイド16A’は、経路幅を紙葉類Pの集積方向に向かって縮小させるために、傾斜角度α1で形成された傾斜面(平面)21を有している。また、整列ガイド16A’は、羽根車12Aの羽根先端側が当接しないように、すなわち羽根車12Aの回転空間を形成するように傾斜角度β1で形成された傾斜面(平面)22を有し、さらに傾斜面21と傾斜面22との間に傾斜面(平面)23を有している。そして、傾斜面21と傾斜面23との間の稜線(言い換えれば、傾斜面21における羽根車12A側の面縁)24が傾斜し、紙葉類Pの集積方向に向かって傾斜面21の面幅(詳細には、図10中左下・右上方向における面幅)が次第に縮小するようになっている。
例えば図11に示す変形例では、整列ガイド16A”は、経路幅を紙葉類Pの集積方向に向かって縮小させるために傾斜面(曲面)25を有し、この傾斜面25は、経路進行方向(図11中左下方向)に向かって傾斜角度がα1からα2(但し、α2>α1)まで連続的に変化するように形成されている。また、整列ガイド16A”は、羽根車12Aの羽根先端側が当接しないように、すなわち羽根車12Aの回転空間を形成するように傾斜面(曲面)26を有し、この傾斜面26は、集積方向(図11中下方向)に向かって傾斜角度がβ1からβ2(但し、β2>β1)まで連続的に変化するように形成されている。そして、傾斜面25と傾斜面26との間の稜線(言い換えれば、傾斜面25における羽根車12A側の面縁)27が傾斜し、紙葉類Pの集積方向に向かって傾斜面26の面幅(詳細には、図11中左下・右上方向における面幅)が次第に縮小するようになっている。
このような変形例においても、上記一実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、以上においては、整列ガイドを経路幅方向両外側に設けた構成を例にとって説明したが、これに限られず、例えば整列ガイドを経路幅方向両外側のうちいずれか一方のみに設けた構成としてもよいことは言うまでもない。
本発明の一実施形態における紙葉類取扱装置の構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態における紙葉類取扱装置の構造を表す平面図である。 本発明の一実施形態における紙葉類取扱装置の構造を表す側断面図である。 本発明の一実施形態における整列ガイドの構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態における紙葉類取扱装置の収納動作を説明するための斜視図であり、紙葉類が搬送路の幅方向中央に取り込まれた場合を示す。 本発明の一実施形態における紙葉類取扱装置の収納動作を説明するための斜視図であり、紙葉類が搬送路の幅方向外側に偏って取り込まれた場合を示す。 本発明の一実施形態における整列ガイド及び整列用羽根車による修正機能を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態におけるスタックガイドの揺動を説明するための斜視図である。 本発明の第1変形例における紙葉類取扱装置の構造を表す側断面図である。 本発明の第2変形例における整列ガイドの構造を表す斜視図である。 本発明の第3変形例における整列ガイドの構造を表す斜視図である。
符号の説明
3 搬送路
4 収納部
5 フィードローラ(ローラ手段)
6 ゲートローラ(ローラ手段)
7 搬送ローラ(ローラ手段)
8 ピンチローラ(ローラ手段)
10 回転軸
10a 突起部(揺動機構)
12A,12H 整列用の羽根車
12B〜12G 他の羽根車
13 スタックガイド(案内部材)
13a 突起部(揺動機構)
16A,16B 整列ガイド(整列部材)
18 傾斜面(第1傾斜面)
19 傾斜面(第2傾斜面)
20 稜線
21 傾斜面(第1傾斜面)
22 傾斜面(第2傾斜面)
23 傾斜面(第2傾斜面)
24 稜線
25 傾斜面(第1傾斜面)
26 傾斜面(第2傾斜面)
27 稜線

Claims (5)

  1. ローラ手段で紙葉類を1枚ずつ搬送する搬送路と、前記搬送路から搬入した紙葉類を厚み方向に集積して収納する収納部と、経路幅方向に並設され、前記搬送路から前記収納部に向かって紙葉類を送り出すとともに、前記収納部に送り出した紙葉類に集積方向の力を付与する複数の羽根車と、前記収納部における経路幅方向の両外側のうち少なくとも一方側に設けられ、経路幅を紙葉類の集積方向に向かって次第に縮小させる第1傾斜面を有する整列部材とを備えた紙葉類取扱装置において、
    前記複数の羽根車は、前記整列部材に対応する経路幅方向外側位置に配置された整列用の羽根車を含み、
    前記整列部材は、前記整列用羽根車の羽根先端側が当接せずに回転を許容するように設けたことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類取扱装置において、前記整列部材の第1傾斜面は、紙葉類の集積方向に向かって面幅が次第に小さくなるように前記整列用羽根車側の面縁が傾斜したことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類取扱装置において、前記整列部材は、前記第1傾斜面に対して前記整列用羽根車側に連続するように形成された少なくとも1つの第2傾斜面を有することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の紙葉類取扱装置において、前記複数の羽根車のうちの前記整列用羽根車は、他の羽根車と羽根位相が異なるように設けたことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の紙葉類取扱装置において、前記搬送路側を支点として揺動可能に設けられ、前記搬送路から前記収納部に紙葉類を案内する案内部材と、前記ローラ手段の回転軸と前記案内部材との間で機械的に接続され、前記回転軸の回転駆動に応じて前記案内部材を間欠的に揺動する揺動機構とを備えたことを紙葉類取扱装置。
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