JP3750447B2 - 紙葉類収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙葉類収納装置に関し、特に紙葉類が搬送される搬送路の一端に設けられる収納部に紙葉類を搬入するとともに、収納部内の紙葉類を搬出する紙葉類収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
紙葉類、たとえば、紙幣の自動的な預け入れもしくは払い出しなどに利用される紙幣自動預金/支払い機においては、預け入れの際に紙幣を選択的に収納部に搬入するとともに、払い出しの際には収納部から収納されている紙幣を搬出する動作を行う紙葉類収納装置が備えられている。ここで、従来の紙葉類収納装置の構成例について説明する。
【0003】
図13は従来の紙葉類収納装置の側断面図、図14は図13のa−a矢視断面図、図15は図13のb−b矢視断面図、図16は図13のc−c矢視断面図である。なお、図13は図15のd−d矢視断面図である。
【0004】
従来の紙葉類収納装置は、図13に示されるように、紙幣が搬送される搬送路1と、搬送路1の一端部に設けられて紙幣を収納する収納部2と、この収納部2内に下部に昇降可能に配置されて表面が互いに接触されて積み重ねられた状態の紙幣の最下部を支持するステージ3とで構成されている。
【0005】
搬送路1は、互いに平行に相対する上壁面部4と下壁面部5とから形成されている。下壁面部5は、図14に示されるように、紙幣搬入または搬出側に開口部6が設けられており、その開口部6には、両端部が筐体7に回動可能に支持されている回転軸8に設けられた搬送ローラ9が、その外周面部の一部をそれぞれ下壁面部5から露出するように配置されている。また、下壁面部5における開口部6が設けられる部分よりも下流側部分にも開口部10,11および12が設けられている。開口部10には、羽根車13および外周面が上壁面部4より上方に突出するように形成された搬送ローラ14が配置され、これら羽根車13および搬送ローラ14は、回転軸8に平行かつ筐体7に回動可能に支持された回転軸15に設けられている。中央の開口部11には、回転軸8に平行かつ両端部が下壁面部5に支持される軸16に設けられるゲートローラ17が配置されている。そして、開口部12には、羽根車18および外周面が上壁面部4より上方に突出するように形成された搬送ローラ19が配置され、これら羽根車18および搬送ローラ19は、回転軸8に平行かつ筐体7に回動可能に支持された回転軸20に設けられている。
【0006】
羽根車13,18は、弾性材料からなる複数枚の羽根13a,18aを心棒に等分放射状に配置した構成となっている。
ゲートローラ17の外周面は、図16に示されるように、後述する搬送ローラ21に当接されるとともに搬送ローラ21側に向けてコイルスプリング52により付勢されている。また、ゲートローラ17は、その軸16に嵌合する部分に図示が省略される一方向クラッチが内蔵されており、紙幣の搬入時には搬送ローラ21または紙幣に当接して従動回転し、収納部2内の紙幣の搬出時には回転が阻止される。
【0007】
上壁面部4においても、図15に示されるように、開口部22が設けられており、その開口部22には、両端部が筐体7に回動可能に支持される回転軸23に設けられた搬送ローラ24が配置されている。また、上壁面部4には、搬送ローラ24が配置されている部分より下流側部分には、回転軸8に平行かつ両端部が筐体7に回動可能に支持される回転軸25に設けられる搬送ローラ21、筐体7に回動可能に支持される回転軸26に設けられる搬送ローラ27、および筐体7に回動可能に支持される回転軸28に設けられる搬送ローラ29が、それぞれ外周部の一部を上壁面部4から露出するように配置されている。
【0008】
搬送ローラ21,27,29のそれぞれの外周部には、所定の円周角を有する摩擦部材21a,27a,29aが円周方向に沿って設けられている。これら摩擦部材21a,27a,29aは、紙幣を間欠的に搬送するために形成されるものである。
【0009】
上壁面部4における回転軸25において、筐体7から突出する両端部には、駆動プーリ30および従動プーリ31と、下壁面部5に設けられた回転軸15,20においてそれぞれ筐体7から突出する一端に設けられるギア32,33に噛み合うギア34,35とが設けられている。
【0010】
従動プーリ31には、図示が省略される駆動用モータとの間にベルトが巻きかけられ、図示が省略される制御部からの駆動信号に基き制御される。
回転軸26の筐体7から突出する両端部には、従動プーリ36と駆動プーリ37とが設けられている。従動プーリ36と駆動プーリ30との間には、ベルト38が巻き掛けられている。さらに、回転軸28の筐体7から突出する一端部には、従動プーリ39が設けられ、この従動プーリ39と駆動プーリ37との間には、ベルト40が巻き掛けられている。これにより、駆動用モータが駆動制御信号に基き作動状態とされるとき、駆動用モータによる回動力が従動プーリ31を介して回転軸25、駆動プーリ30、従動プーリ36、回転軸26、駆動プーリ37、従動プーリ39および回転軸28にそれぞれ伝達される。そして、回転軸25が回転されることにより、ギア34および32を介して、羽根車13および搬送ローラ14が回転され、ギア35および33を介して、羽根車18および搬送ローラ19が回転される。
【0011】
収納部2は、下壁面部5に連なって下方に向けて屈曲される壁面部と、上壁面部4に連なって筐体7の上端部に平行に伸びる壁面部と、筐体7の後方に設けられた後壁面部41とにより筐体7の下部に形成されている。
【0012】
収納部2内のステージ3は、図示が省略される昇降用モータにより制御部からの駆動信号に基き制御される。これにより、収納部2内の紙幣を搬出するときは、昇降用モータにより積み重ねられた紙幣とともにステージ3を上昇させ、紙幣の最上部を搬送ローラ27,29に当接させて搬出動作を行う。また、搬送されてくる紙幣を収納部2内に搬入するときは、昇降用モータによりステージ3を下降させ、ステージ3上に積み重ねられた紙幣の最上部(紙幣がない場合はステージ3の上面部)が所定の位置になるように制御して収容空間を形成後、搬入動作を行う。収納部2の上方には、搬入されステージ3上に積み重ねられた紙幣の上面部を押えるための押え部材42が、回転軸8に平行かつ両端部が筐体7に支持される軸43に回動自在に設けられている。
【0013】
このように構成された従来の紙葉類収納装置において、紙幣の搬入動作について説明する。
図17は従来の紙葉類収納装置の紙幣搬入動作を説明する図15のd−d矢視断面図、図18は従来の紙葉類収納装置の紙幣搬入動作を説明する図13のb−b矢視断面図、図19は流通紙幣の搬入時の状態を示す図であって、(A)は四つ折り状態の紙幣を示し、(B)はカール状態の紙幣を示している。
【0014】
図17および図18において、収納部2の方向へ搬送中の紙幣Pが搬送ローラ14,19を通過すると、紙幣Pはその幅方向両端を上方に湾曲させられて収納部2に搬入される。さらに、紙幣Pが羽根車13,18を抜けると、後続して搬入される紙幣の妨げとならないように紙幣Pの後端が羽根車によって下方に向かって叩き落とされ、先に搬入された紙幣Ps(紙幣がない場合はステージ3)の上方に集積される。
【0015】
ここで、紙幣Pは、搬送ローラ14,19を通過時に、その幅方向両端に付与された湾曲によって、鉛直方向に対する腰の強さ(剛性)が増すため、たとえば、紙質が劣化して腰が弱くなった紙幣や、図19の(A)に示すような折り癖が付いた紙幣P1や(B)に示すようなカール癖が付いた紙幣P2においても、収納部2への搬入中にその先端が垂れ下がることなく搬送路1の上方を直進する。これにより、搬入された紙幣Pが収納部2内で丸まることがなく、先に搬入された紙幣Psや後続の紙幣との衝突によるジャミングを防止していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の紙葉類収納装置においては、収納部2への搬入中に紙幣Pの先端が垂れ下がることなく搬送路1の上方を直進するよう構成したが、紙幣Pによっては、それが意図した通りの振る舞いをしない場合があり、紙幣Pが収納部2へ正常に集積できないという問題点があった。
【0017】
図20は従来の紙葉類収納装置の搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図15のd−d矢視断面図、図21は従来の紙葉類収納装置の搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図13のb−b矢視断面図、図22は従来の紙葉類収納装置のさらなる搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図15のd−d矢視断面図である。
【0018】
図20および図21に示すように、紙幣Pが搬入されてきて、その先端が押え部材42に接触すると、搬送ローラ14,19によって紙幣Pに付与された湾曲が、この押え部材42から受ける負荷によって復元してしまい、紙幣Pの鉛直方向に対する腰の強さ(剛性)が低減する。その結果、紙幣Pの先端は押え部材42の傾斜に沿って垂れ下がってしまうことがあった。さらに、搬送が進んで、紙幣Pの後端が搬送ローラ9,24を通過して紙幣Pの先端が押え部材42の下に潜り込むようになると、紙幣Pには押え部材42の重みが加わるようになり、紙幣Pは搬送ローラ14,19との接触点を中心にして図中時計回り方向に回転してしまい、図22に示すように、紙幣Pの先端が先に搬入された紙幣Psに衝突してしまうことがある。特に、この先に搬入された紙幣Psが図示のように折れ癖などを有する状態の悪い紙幣である場合には、ジャミングが発生し易く、正常に集積ができないことがあった。
【0019】
また、収納部2内の紙幣Pを搬出する際には、紙幣を湾曲させて腰を強くして搬出する必要はないので、搬送路1内に突出していて搬入の際に紙幣に湾曲を与えていた搬送ローラ14,19が紙幣搬送の抵抗となっており、ジャミング等の不具合を誘発するおそれがあった。
【0020】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、紙幣の搬入および集積動作を確実に行うことができ、紙幣搬出の際にジャミングが発生することのない紙葉類収納装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記問題を解決するために、紙葉類が搬送される搬送路の一端に設けられ供給される紙葉類を積層して収納する紙葉類収納部と、前記紙葉類を前記搬送路を介して前記紙葉類収納部へ搬送する搬送ローラと、前記搬送路の前記紙葉類収納部近傍に前記搬送ローラに隣接して設けられた前記紙葉類の搬入方向後端を下方へ移行せしめる弾性体から成るブレードを有する回動可能な羽根車と、前記紙葉類収納部の上方に揺動自在に支持されて収納された紙葉類の搬入方向先端近傍を下方へ押下する押え部材とを有する紙葉類収納装置において、前記羽根車と同一軸線上に設けられ外周面が凹字形状に形成された一対のオーバーラップローラと、前記オーバーラップローラに対して対向配置され前記オーバーラップローラの外周面の凹字形状の底部に押圧されていて前記オーバーラップローラと協働して前記紙葉類の曲げ剛性を高めるべく前記紙葉類を圧接しながら屈曲させる一対の押圧ローラと、前記オーバーラップローラおよび前記押圧ローラから前記紙葉類収納部までの紙葉類搬送区間の紙葉類搬送幅方向両側に配置され、対向面が前記オーバーラップローラおよび前記押圧ローラから前記紙葉類収納部に向かって前記搬送路の搬送幅を狭小させるように傾斜されていて前記紙葉類収納部へ搬送される前記紙葉類の搬送幅方向両端部分を上方に屈曲させる一対のガイド部材と、を備えたことを特徴とする紙葉類収納装置が提供される。
【0022】
このような紙葉類収納装置によれば、搬送路内に外周面が凹状に形成された一対のオーバーラップローラとそれに対向する位置に外周面がオーバーラップローラの外周面凹部の底部に当接するように押圧ローラとを設けるようにしたことにより、紙葉類搬入時に、紙葉類がオーバーラップローラと押圧ローラとの間を通過することにより、紙葉類に屈曲形状を付与することができる。オーバーラップローラと押圧ローラとにより、紙葉類が紙葉類収納部の後壁面部に到達するまでその屈曲形状を保持され、さらに、一対のガイド部材により、搬入される紙葉類に対して、その搬送幅方向両端部分を上方に屈曲させることができるので、安定した紙葉類の搬入・集積動作をすることができるようになる。
【0024】
さらに、本発明によれば、前記紙葉類収納部に積層される前記紙葉類を搬出するときに前記押圧ローラおよび前記一対のガイド部材を前記搬送路内から退避させる退避手段を備えるようにした。これにより、紙葉類搬出時に、搬送路から押圧ローラおよびガイド部材が退避されるため、紙葉類搬送抵抗が軽減され、ジャミングなどの不具合を未然に防止することができるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来の紙葉類収納装置での構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、特に特徴的な部分についてのみ説明する。
【0026】
図1は本発明の紙葉類収納装置の側断面図、図2は図1のa−a矢視断面図、図3は図1のb−b矢視断面図、図4は図1のc−c矢視断面図である。なお、図1は図3のd−d矢視断面を示している。
【0027】
搬送路1は、互いに平行に相対する上壁面部4と下壁面部5とから形成されている。下壁面部5に設けられる開口部6には、両端部が筐体7に回動可能に支持されている回転軸8に設けられた搬送ローラ9がその外周面部の一部をそれぞれ露出するように配置されている。
【0028】
また、下壁面部5における開口部6が設けられる部分よりも下流側部分に開口部10,11および12が設けられる。開口部10には、回転軸8に平行かつ筐体7に回動可能に支持される回転軸15に設けられる羽根車13と外周面が凹状に形成されたオーバーラップローラ44とが配置され、開口部11には、回転軸8に平行であって両端部が下壁面部5に支持される軸16に設けられたゲートローラ17が配置され、開口部12には、回転軸8に平行であって筐体7に回動可能に支持される回転軸20に設けられる羽根車18と外周面が凹状に形成されたオーバーラップローラ45とが配置されている。
【0029】
羽根車13,18は、弾性材料からなる複数枚の羽根13a,18aを心棒に等分放射状に配置した構成となっている。
上壁面部4では、回転軸23,25,26および28が両端部を筐体7に回動可能に支持されており、それぞれ搬送ローラ24,21,27および29がそれぞれ外周部の一部を上壁面部4から露出するように配置されている。搬送ローラ21,27,29のそれぞれの外周部には、所定の円周角を有する摩擦部材21a,27a,29aが円周方向に沿って設けられている。
【0030】
上壁面部4における回転軸25の筐体7から突出する両端部には、駆動プーリ30および従動プーリ31と、下壁面部5の回転軸15,20に設けられたギア32,33に噛み合うギア34,35とが設けられている。回転軸26の筐体7から突出する両端部には、従動プーリ36と駆動プーリ37とが設けられ、その従動プーリ36と駆動プーリ30との間にベルト38が巻き掛けられている。さらに、回転軸28の筐体7から突出する一端部には、従動プーリ39が設けられ、この従動プーリ39と駆動プーリ37との間にベルト40が巻き掛けられている。
【0031】
収納部2は、下壁面部5に連なって下方に向けて屈曲される壁面部と、上壁面部4に連なって筐体7の上端部に平行に伸びる壁面部と、筐体7の後方に設けられた後壁面部41とにより筐体7の下部に形成され、その中には、昇降可能に設けられたステージ3が配置されている。また、回転軸26と回転軸28との間には、ステージ3上に積み重ねられた紙幣の上面部を押えるための押え部材42を回動自在に保持した軸43が筐体7に支持されている。
【0032】
さらに、上壁面部4において、回転軸26にはアーム46,47が回転自在に支持され、アーム46,47の下端部には軸48,49に回転自在に設けられた押圧ローラ50,51が、その外周面の一部を上壁面部4の開口部22から露出するように設けられている。押圧ローラ50,51の外周面は、オーバーラップローラ44,45の外周面の凹部の底部に当接されるとともに、アーム46,47に設けられたコイルスプリング52によりそのオーバーラップローラ44,45の側に向けて付勢されている。
【0033】
アーム46,47のそれぞれ筐体7に対峙する側面には、対をなすL字状のガイド部材53,54が各々設けられている。このガイド部材53,54の側方の内壁面53a,54aは、収納部2への搬送方向に向かって傾斜するように形成され、オーバーラップローラ44,45と収納部2との間において、搬送路1の搬送幅(内壁面53aと内壁面54aとの間隔)が緩やかに狭くなるように構成している。特に、本実施の形態においては、搬送路1の搬送幅が内壁面53a,54aによって最も狭くなっている部分は、搬送路1と収納部2のとの境界近傍としている。
【0034】
アーム46,47の上方部に設けられた軸55は、連結板56を介してソレノイド57のプランジャ58に取り付けられ、アーム46,47に取り付けられた押圧ローラ50,51およびガイド部材53,54の搬送路1からの退避機構を構成している。
【0035】
次に、このように構成された本発明の紙葉類収納装置の実施例において、紙幣の搬入動作について説明する。
図5は収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図3のd−d矢視断面図、図6は収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図1のa−a矢視断面図、図7は収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図1のc−c矢視断面図である。
【0036】
搬入動作時においては、ソレノイド57は消勢状態にあり、したがって、アーム46,47はコイルスプリング52により、回転軸26を中心として図中反時計回り方向へ回転され、押圧ローラ50,51はオーバーラップローラ44,45の外周面の凹部の底部に圧接されている状態にあり、ガイド部材53,54は搬送路1内に位置している。
【0037】
まず、図5〜図7に示したように、収納部2の方向へ搬送中の紙幣Pがオーバーラップローラ44,45および押圧ローラ50,51の間を通過すると、オーバーラップローラ44,45の外周面両端の凸部において、紙幣Pはその幅方向の屈曲が与えられる。このとき、紙幣Pは圧接しながら屈曲させられ、かつ、複数条の屈曲が付くため、屈強な腰が付与される。さらに、紙幣Pが収納部2の方向へ進んでいくと、紙幣Pの両端部分はガイド部材53,54の内壁面53a,54aの傾斜に沿ってさらにすくい上げられ、両端部分が上方に屈曲支持された状態で収納部2の上方に進入する。
【0038】
図8は収納部への紙幣搬入の第2段階を示す図3のd−d矢視断面図、図9は収納部への紙幣搬入の第2段階を示す図1のa−a矢視断面図である。
さらに、図8および図9に示すように、紙幣Pの後端が搬送ローラ9と搬送ローラ24との間を通過した状態においては、紙幣Pはその先端近傍に押え部材42の重みを受けるが、紙幣Pはオーバーラップローラ44,45と押圧ローラ50,51とによって付与された屈曲形状をガイド部材53,54により安定に維持されており、かつ、紙幣Pは搬送方向に対してオーバーラップローラ44,45および押圧ローラ50,51ガイド部材53,54との2点間で支持されているため、紙幣Pが図中時計回り方向に回転するのを抑制される。これにより、紙幣Pの先端が収納部2の後壁面部41に到達する直前まで、紙幣Pはその先端を先に搬入された紙幣Psに衝突させることなく搬送姿勢を安定に保ったまま収納部2の上方に到達する。
【0039】
図10は収納部への紙幣搬入の第3段階を示す図3のd−d矢視断面図である。
最後に、図10に示すように、紙幣Pが羽根車13,18を抜けると、後続して搬入される紙幣の妨げとならないように紙幣Pの後端が羽根車13,18の羽根13a,18aにより下方に向かって叩き落とされ、先に搬入された紙幣Ps(紙幣が無い場合はステージ3)の上方に集積される。
【0040】
次に、収納部2から紙幣を搬出する動作について説明する。
図11は収納部からの紙幣搬出動作を示す図3のd−d矢視断面図、図12は収納部からの紙幣搬出動作を示す図1のc−c矢視断面図である。
【0041】
収納部2内の紙幣Pを搬出するときは、ソレノイド57は通電され、プランジャ58を吸引させる。これにより、プランジャ58は連結板56を図中右方向に引っ張り、図11および図12に示したように、アーム46,47はコイルスプリング52の付勢力に抗して回転軸26を中心に図中時計回り方向へ回転される。この結果、アーム46,47に取り付けられた押圧ローラ50,51およびガイド部材53,54は搬送路1内から退避させられる。
【0042】
この押圧ローラ50,51およびガイド部材53,54が搬送路1内から退避されることにより、図12に示すように搬送路1内には、紙幣Pの搬送時の抵抗となるものがなくなり、搬送時の抵抗によるジャミング発生を防止することができる。
【0043】
次に、図示が省略される昇降用モータにより、ステージ3を、この上に積み重ねられた紙幣Pとともに上昇させる。これにより、紙幣Pの最上部は搬送ローラ27,29に当接される。ここで、搬送ローラ27,29を図中時計回り方向に回転させることにより、最上部の紙幣Pが収納部2より送り出されていき、さらに、搬送ローラ21とゲートローラ17、そして搬送ローラ24と搬送ローラ9との間を通って搬送されることにより搬出動作が行われる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、本発明では、搬送路内に外周面が凹状に形成された一対のオーバーラップローラとそれに対向する位置に押圧ローラとを配置し、押圧ローラの外周面がオーバーラップローラ外周面凹部の底部に当接させる構成にした。これにより、搬入する紙幣に複数の屈曲を付与し、かつ、圧接しながら屈曲させるので、紙幣により屈強な腰(剛性)を付けることができ、搬入する紙幣の先端が収納部の後壁面部に到達する直前まで紙幣に付与された屈曲形状と搬送姿勢とを安定に保つことができる。
【0045】
また、搬入紙幣に屈曲を与え腰を付けるためのオーバーラップローラおよび押圧ローラと収納部との間の搬送路内に、紙幣の搬送幅方向両端部分を支持するための一対のガイド部材を設け、その一対のガイド部材はそれらの間の間隔が収納部に向かって緩やかに狭くなるように傾斜状に形成される構成にした。これにより、紙幣の搬送幅方向両端部分が支持されるため、紙幣に付与された屈曲形状と搬送姿勢とをさらに安定に保つことができる。しかも、紙幣は搬送方向に対しオーバーラップローラとガイド部材との2点間で支持されるので、押え部材の重みにより紙幣が回転してしまうことを抑制することができる。これにより、良好な紙幣の搬入・集積動作を実現することができる。
【0046】
さらに、押圧ローラとガイド部材とを搬送路内から退避させる機構を設けることにより、収納部内の紙幣搬出の際の紙幣搬送抵抗が軽減されるため、紙幣搬出時におけるジャミングなどの不具合を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類収納装置の側断面図である。
【図2】図1のa−a矢視断面図である。
【図3】図1のb−b矢視断面図である。
【図4】図1のc−c矢視断面図である。
【図5】収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図3のd−d矢視断面図である。
【図6】収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図1のa−a矢視断面図である。
【図7】収納部への紙幣搬入の第1段階を示す図1のc−c矢視断面図である。
【図8】収納部への紙幣搬入の第2段階を示す図3のd−d矢視断面図である。
【図9】収納部への紙幣搬入の第2段階を示す図1のa−a矢視断面図である。
【図10】収納部への紙幣搬入の第3段階を示す図3のd−d矢視断面図である。
【図11】収納部からの紙幣搬出動作を示す図3のd−d矢視断面図である。
【図12】収納部からの紙幣搬出動作を示す図1のc−c矢視断面図である。
【図13】従来の紙葉類収納装置の側断面図である。
【図14】図13のa−a矢視断面図である。
【図15】図13のb−b矢視断面図である。
【図16】図13のc−c矢視断面図である。
【図17】従来の紙葉類収納装置の紙幣搬入動作を説明する図15のd−d矢視断面図である。
【図18】従来の紙葉類収納装置の紙幣搬入動作を説明する図13のb−b矢視断面図である。
【図19】流通紙幣の搬入時の状態を示す図であって、(A)は四つ折り状態の紙幣を示し、(B)はカール状態の紙幣を示している。
【図20】従来の紙葉類収納装置の搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図15のd−d矢視断面図である。
【図21】従来の紙葉類収納装置の搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図13のb−b矢視断面図である。
【図22】従来の紙葉類収納装置のさらなる搬入時における紙幣の振る舞いを説明する図15のd−d矢視断面図である。
【符号の説明】
1 搬送路
2 収納部
3 ステージ
4 上壁面部
5 下壁面部
6 開口部
7 筐体
8 回転軸
9 搬送ローラ
10,11,12 開口部
13 羽根車
13a 羽根
14 搬送ローラ
15 回転軸
16 軸
17 ゲートローラ
18 羽根車
18a 羽根
19 搬送ローラ
20 回転軸
21 搬送ローラ
21a 摩擦部材
22 開口部
23 回転軸
24 搬送ローラ
25,26 回転軸
27 搬送ローラ
27a 摩擦部材
28 回転軸
29 搬送ローラ
29a 摩擦部材
30 駆動プーリ
31 従動プーリ
32,33,34,35 ギア
36 従動プーリ
37 駆動プーリ
38 ベルト
39 従動プーリ
40 ベルト
41 後壁面部
42 押え部材
43 軸
44,45 オーバーラップローラ
46,47 アーム
48,49 軸
50,51 押圧ローラ
52 コイルスプリング
53,54 ガイド部材
53a,54a 内壁面
55 軸
56 連結板
57 ソレノイド
58 プランジャ
P 紙幣
Ps 先に搬入された紙幣

Claims (2)

  1. 紙葉類が搬送される搬送路の一端に設けられ供給される紙葉類を積層して収納する紙葉類収納部と、前記紙葉類を前記搬送路を介して前記紙葉類収納部へ搬送する搬送ローラと、前記搬送路の前記紙葉類収納部近傍に前記搬送ローラに隣接して設けられた前記紙葉類の搬入方向後端を下方へ移行せしめる弾性体から成るブレードを有する回動可能な羽根車と、前記紙葉類収納部の上方に揺動自在に支持されて収納された紙葉類の搬入方向先端近傍を下方へ押下する押え部材とを有する紙葉類収納装置において、
    前記羽根車と同一軸線上に設けられ外周面が凹字形状に形成された一対のオーバーラップローラと、
    前記オーバーラップローラに対して対向配置され前記オーバーラップローラの外周面の凹字形状の底部に押圧されていて前記オーバーラップローラと協働して前記紙葉類の曲げ剛性を高めるべく前記紙葉類を圧接しながら屈曲させる一対の押圧ローラと、
    前記オーバーラップローラおよび前記押圧ローラから前記紙葉類収納部までの紙葉類搬送区間の紙葉類搬送幅方向両側に配置され、対向面が前記オーバーラップローラおよび前記押圧ローラから前記紙葉類収納部に向かって前記搬送路の搬送幅を狭小させるように傾斜されていて前記紙葉類収納部へ搬送される前記紙葉類の搬送幅方向両端部分を上方に屈曲させる一対のガイド部材と、
    を備えたことを特徴とする紙葉類収納装置。
  2. 前記紙葉類収納部に積層される前記紙葉類を搬出するときに前記押圧ローラおよび前記一対のガイド部材を前記搬送路内から退避させる退避手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
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