JP2002308508A - 紙葉類収納装置 - Google Patents
紙葉類収納装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで大容量の紙葉類収納装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 収納部２内に揺動可能に設けられて上方
に紙幣を受け入れて積載する空間を形成するステージ２
２と、このステージ２２を紙葉類収納部上方へ付勢する
コイルスプリング２３とを備え、ステージ２２上に積載
される紙幣の重さに応じてコイルスプリング２３の付勢
力に抗してステージ２２が下降するように構成した。ス
テージ２２上に紙幣が積載されると、積載された紙幣の
重さとコイルスプリング２３の付勢力との釣り合いでス
テージ２２の高さが機構的に制御され、積載された紙幣
の枚数に関係なく、最上面の紙幣の後端を羽根車９が押
さえることができ、安定した集積を行うことができる。
また、ステージ２２の下方移動は積載された紙葉類の重
さを利用したことで、低コストで大容量の紙葉類収納装
置を構成できる。
ることを目的とする。 【解決手段】 収納部２内に揺動可能に設けられて上方
に紙幣を受け入れて積載する空間を形成するステージ２
２と、このステージ２２を紙葉類収納部上方へ付勢する
コイルスプリング２３とを備え、ステージ２２上に積載
される紙幣の重さに応じてコイルスプリング２３の付勢
力に抗してステージ２２が下降するように構成した。ス
テージ２２上に紙幣が積載されると、積載された紙幣の
重さとコイルスプリング２３の付勢力との釣り合いでス
テージ２２の高さが機構的に制御され、積載された紙幣
の枚数に関係なく、最上面の紙幣の後端を羽根車９が押
さえることができ、安定した集積を行うことができる。
また、ステージ２２の下方移動は積載された紙葉類の重
さを利用したことで、低コストで大容量の紙葉類収納装
置を構成できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類収納装置に関
し、特に紙葉類が搬送される搬送路の一端に設けられて
搬送された紙葉類を搬入して積載収納する紙葉類収納装
置に関する。
し、特に紙葉類が搬送される搬送路の一端に設けられて
搬送された紙葉類を搬入して積載収納する紙葉類収納装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】紙葉類、例えば、紙幣の自動的な預け入
れ若しくは払い出しなどに利用される紙幣自動預金／支
払い機においては、紙幣を収納部に搬入する動作を行う
紙葉類収納装置が備えられている。ここで、従来の紙葉
類収納装置の構成例について説明する。
れ若しくは払い出しなどに利用される紙幣自動預金／支
払い機においては、紙幣を収納部に搬入する動作を行う
紙葉類収納装置が備えられている。ここで、従来の紙葉
類収納装置の構成例について説明する。
【０００３】図８は従来の紙葉類収納装置の側断面図、
図９は図８のａ-ａ矢視断面図、図１０は図８のｂ-ｂ矢
視断面図である。従来の紙葉類収納装置は、図８に示さ
れるように、紙幣Ｐが搬送される搬送路１０１と、この
搬送路１０１の一端部に設けられて搬入された紙幣Ｐを
収納する収納部１０２とで構成されている。
図９は図８のａ-ａ矢視断面図、図１０は図８のｂ-ｂ矢
視断面図である。従来の紙葉類収納装置は、図８に示さ
れるように、紙幣Ｐが搬送される搬送路１０１と、この
搬送路１０１の一端部に設けられて搬入された紙幣Ｐを
収納する収納部１０２とで構成されている。
【０００４】搬送路１０１は、互いに平行に相対する上
壁面部１０３と下壁面部１０４とから形成されている。
下壁面部１０４の下部には、両端部が筐体１０５に回転
可能に支持されてた回転軸１０６，１０７が設けられて
いる。回転軸１０６には、図９に示されるように、下壁
面部１０４に設けられた開口部から外周面部の一部がそ
れぞれ搬送路１０１内に露出するように２つの搬送ロー
ラ１０８が設けられている。また、回転軸１０７には、
下壁面部１０４に設けられた開口部から外周面部の一部
がそれぞれ搬送路１０１内に露出するように２つの羽根
車１０９および搬送ローラ１１０が設けられている。
壁面部１０３と下壁面部１０４とから形成されている。
下壁面部１０４の下部には、両端部が筐体１０５に回転
可能に支持されてた回転軸１０６，１０７が設けられて
いる。回転軸１０６には、図９に示されるように、下壁
面部１０４に設けられた開口部から外周面部の一部がそ
れぞれ搬送路１０１内に露出するように２つの搬送ロー
ラ１０８が設けられている。また、回転軸１０７には、
下壁面部１０４に設けられた開口部から外周面部の一部
がそれぞれ搬送路１０１内に露出するように２つの羽根
車１０９および搬送ローラ１１０が設けられている。
【０００５】羽根車１０９は、弾性材料からなる複数枚
の羽根１０９ａを心棒に等分放射状に配置した構成とな
っている。回転軸１０６において、筐体１０５から突出
する一端には、プーリ１１１が設けられている。プーリ
１１１は、図示が省略される駆動用モータによって駆動
され、図示が省略される制御部からの駆動信号に基づき
制御される。また、回転軸１０７も同様に、筐体１０５
から突出する一端にプーリ１１２が設けられ、このプー
リ１１２とプーリ１１１との間にはベルト１１３が巻き
掛けられている。これにより、搬送ローラ１０８、羽根
車１０９および搬送ローラ１１０は同期して回転する。
の羽根１０９ａを心棒に等分放射状に配置した構成とな
っている。回転軸１０６において、筐体１０５から突出
する一端には、プーリ１１１が設けられている。プーリ
１１１は、図示が省略される駆動用モータによって駆動
され、図示が省略される制御部からの駆動信号に基づき
制御される。また、回転軸１０７も同様に、筐体１０５
から突出する一端にプーリ１１２が設けられ、このプー
リ１１２とプーリ１１１との間にはベルト１１３が巻き
掛けられている。これにより、搬送ローラ１０８、羽根
車１０９および搬送ローラ１１０は同期して回転する。
【０００６】上壁面部１０３の上部には、両端部が筐体
１０５に回転可能に支持されてた回転軸１１４，１１５
が設けられている。回転軸１１４には、図１０に示され
るように、上壁面部１０３に設けられた開口部から外周
面部の一部がそれぞれ搬送路１０１内に露出するように
２つの搬送ローラ１１６が設けられている。また、回転
軸１１５には、上壁面部１０３に設けられた開口部から
外周面部の一部がそれぞれ搬送路１０１内に露出するよ
うに搬送ローラ１１７が設けられている。そして、搬送
ローラ１１６の外周面は、搬送ローラ１０８の外周面に
それぞれ当接し、搬送ローラ１１７の外周面は、搬送ロ
ーラ１１０の外周面に当接している。
１０５に回転可能に支持されてた回転軸１１４，１１５
が設けられている。回転軸１１４には、図１０に示され
るように、上壁面部１０３に設けられた開口部から外周
面部の一部がそれぞれ搬送路１０１内に露出するように
２つの搬送ローラ１１６が設けられている。また、回転
軸１１５には、上壁面部１０３に設けられた開口部から
外周面部の一部がそれぞれ搬送路１０１内に露出するよ
うに搬送ローラ１１７が設けられている。そして、搬送
ローラ１１６の外周面は、搬送ローラ１０８の外周面に
それぞれ当接し、搬送ローラ１１７の外周面は、搬送ロ
ーラ１１０の外周面に当接している。
【０００７】収納部１０２は、下壁面部１０４に連なっ
て下方に向けて屈曲される壁面部１１８と、上壁面部１
０３に連なって筐体１０５の上端部に平行に延びる壁面
部１１９と、筐体１０５の搬入方向前方に設けられた後
壁面部１２０と、下面部１２１とで構成されている。収
納部１０２の高さＬは、紙葉類収納装置における受け入
れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１と、搬送されてくる紙幣Ｐ
が進入するために必要な空間の高さＨ２との和（Ｌ＝Ｈ
１＋Ｈ２）に設定されている。
て下方に向けて屈曲される壁面部１１８と、上壁面部１
０３に連なって筐体１０５の上端部に平行に延びる壁面
部１１９と、筐体１０５の搬入方向前方に設けられた後
壁面部１２０と、下面部１２１とで構成されている。収
納部１０２の高さＬは、紙葉類収納装置における受け入
れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１と、搬送されてくる紙幣Ｐ
が進入するために必要な空間の高さＨ２との和（Ｌ＝Ｈ
１＋Ｈ２）に設定されている。
【０００８】このように構成された従来の紙葉類収納装
置において、紙幣の搬入動作について説明する。図１１
は搬送ローラによる紙幣搬入状態を示す紙葉類収納装置
の側断面図、図１２は紙幣が収納部内へ搬入された状態
を示す紙葉類収納装置の側断面図、図１３は搬入された
紙幣が収納部内で積載収納された状態を示す紙葉類収納
装置の側断面図である。
置において、紙幣の搬入動作について説明する。図１１
は搬送ローラによる紙幣搬入状態を示す紙葉類収納装置
の側断面図、図１２は紙幣が収納部内へ搬入された状態
を示す紙葉類収納装置の側断面図、図１３は搬入された
紙幣が収納部内で積載収納された状態を示す紙葉類収納
装置の側断面図である。
【０００９】搬送路１０１内に搬送された紙幣Ｐは、図
１１に示されるように、搬送ローラ１０８，１１０が回
転することによって、搬送ローラ１０８と搬送ローラ１
１６および搬送ローラ１１０と搬送ローラ１１７で挾持
されながら収納部１０２の方向へ搬送され、紙幣Ｐの先
端は収納部１０２内を進入する。
１１に示されるように、搬送ローラ１０８，１１０が回
転することによって、搬送ローラ１０８と搬送ローラ１
１６および搬送ローラ１１０と搬送ローラ１１７で挾持
されながら収納部１０２の方向へ搬送され、紙幣Ｐの先
端は収納部１０２内を進入する。
【００１０】紙幣Ｐがさらに収納部１０２の方向へ搬送
されていくと、図１２に示されるように、紙幣Ｐの後端
が搬送ローラ１１０，１１７の間から抜ける。すると、
紙幣Ｐは、落下し、すでに積載された紙幣Ｐ０（紙幣が
ない場合は収納部１０２の下面部１２１）の上方に集積
される。このとき、図１３に示されるように、紙幣Ｐの
後端が後続して搬入されてくる紙幣の妨げとならないよ
うに、紙幣Ｐの後端が羽根車１０９の羽根１０９ａによ
って下方に向かって叩き落とされる。
されていくと、図１２に示されるように、紙幣Ｐの後端
が搬送ローラ１１０，１１７の間から抜ける。すると、
紙幣Ｐは、落下し、すでに積載された紙幣Ｐ０（紙幣が
ない場合は収納部１０２の下面部１２１）の上方に集積
される。このとき、図１３に示されるように、紙幣Ｐの
後端が後続して搬入されてくる紙幣の妨げとならないよ
うに、紙幣Ｐの後端が羽根車１０９の羽根１０９ａによ
って下方に向かって叩き落とされる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙葉類収納装置においては、紙幣の収納枚数を増やそう
とした場合に次のような課題があった。これを図を用い
て説明する。
紙葉類収納装置においては、紙幣の収納枚数を増やそう
とした場合に次のような課題があった。これを図を用い
て説明する。
【００１２】図１４は収納枚数を増やしたときの状態を
示す紙葉類収納装置の側断面図、図１５は収納枚数可変
の機構を有する紙葉類収納装置の側断面図である。紙葉
類収納装置の受け入れ可能な紙幣枚数を増やす（大容量
化）ためには、収納部１０２の高さＬを大きくする必要
がある。しかし、収納部１０２の高さＬを単純に大きく
しただけでは、先に搬入された紙幣Ｐ０の状態によって
は、紙幣の搬入動作が正常に行われない場合がある。す
なわち、羽根車１０９の羽根１０９ａが紙幣を叩き込む
ことが可能な範囲を超えて収納部１０２の高さＬが下方
に大きくなると、図１４に示すように、羽根車１０９の
羽根１０９ａが積載された紙幣Ｐ０の後端を押さえるこ
とができないため、最上面の紙幣Ｐ０に折れ癖が付いて
いた場合には、紙幣Ｐ０の後端がめくり上がり、後続し
て搬入されてくる紙幣Ｐの収納の妨げとなる虞があると
いう問題点があった。
示す紙葉類収納装置の側断面図、図１５は収納枚数可変
の機構を有する紙葉類収納装置の側断面図である。紙葉
類収納装置の受け入れ可能な紙幣枚数を増やす（大容量
化）ためには、収納部１０２の高さＬを大きくする必要
がある。しかし、収納部１０２の高さＬを単純に大きく
しただけでは、先に搬入された紙幣Ｐ０の状態によって
は、紙幣の搬入動作が正常に行われない場合がある。す
なわち、羽根車１０９の羽根１０９ａが紙幣を叩き込む
ことが可能な範囲を超えて収納部１０２の高さＬが下方
に大きくなると、図１４に示すように、羽根車１０９の
羽根１０９ａが積載された紙幣Ｐ０の後端を押さえるこ
とができないため、最上面の紙幣Ｐ０に折れ癖が付いて
いた場合には、紙幣Ｐ０の後端がめくり上がり、後続し
て搬入されてくる紙幣Ｐの収納の妨げとなる虞があると
いう問題点があった。
【００１３】このような問題点に対して、羽根車１０９
の羽根１０９ａが常に積載された最上面の紙幣Ｐ０に当
たるようにするために、図１５に示すように、収納部１
０２内に紙幣を積載する昇降可能なステージ１２２と、
モータ等によるステージを上下させる駆動機構１２３と
を設けて、ステージ１２２上に積載された紙幣Ｐ０の枚
数に応じて、ステージ１２２を昇降駆動する方法が用い
られている。しかしながら、ステージを上下させるため
には、モータ等の駆動源や制御部などが必要であり、且
つ構造も複雑となるためコスト高になるという問題点が
あった。
の羽根１０９ａが常に積載された最上面の紙幣Ｐ０に当
たるようにするために、図１５に示すように、収納部１
０２内に紙幣を積載する昇降可能なステージ１２２と、
モータ等によるステージを上下させる駆動機構１２３と
を設けて、ステージ１２２上に積載された紙幣Ｐ０の枚
数に応じて、ステージ１２２を昇降駆動する方法が用い
られている。しかしながら、ステージを上下させるため
には、モータ等の駆動源や制御部などが必要であり、且
つ構造も複雑となるためコスト高になるという問題点が
あった。
【００１４】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、コストをかけずに受け入れ可能な紙幣枚数の
増やすことができる紙葉類収納装置を提供することを目
的とする。
のであり、コストをかけずに受け入れ可能な紙幣枚数の
増やすことができる紙葉類収納装置を提供することを目
的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、紙葉類が搬送される搬送路の一端に設け
られ供給される紙葉類を積み重ね収納する紙葉類収納部
と、前記搬送路の前記紙葉類収納部近傍に隣接して回転
可能に設けられて前記紙葉類の搬入方向後端を下方へ移
行せしめる弾性体から成るブレードを有する羽根車と、
前記搬送路内の前記紙葉類を前記紙葉類収納部に向けて
搬送する搬送ローラと、前記紙葉類収納部内にて前記紙
葉類を積載する上下方向に移動可能なステージと、前記
ステージを前記紙葉類収納部上方へ付勢する付勢手段
と、初期状態において前記ステージ上に紙葉類を積載す
る空間を形成するように前記ステージを係止させるスト
ッパとを備える紙葉類収納装置において、前記ステージ
を、上に積載される前記紙葉類の重さに比例して前記付
勢手段の付勢力に抗して前記ストッパによって係止され
ている位置から下降するように構成したことを特徴とす
る紙葉類収納装置が提供される。
決するために、紙葉類が搬送される搬送路の一端に設け
られ供給される紙葉類を積み重ね収納する紙葉類収納部
と、前記搬送路の前記紙葉類収納部近傍に隣接して回転
可能に設けられて前記紙葉類の搬入方向後端を下方へ移
行せしめる弾性体から成るブレードを有する羽根車と、
前記搬送路内の前記紙葉類を前記紙葉類収納部に向けて
搬送する搬送ローラと、前記紙葉類収納部内にて前記紙
葉類を積載する上下方向に移動可能なステージと、前記
ステージを前記紙葉類収納部上方へ付勢する付勢手段
と、初期状態において前記ステージ上に紙葉類を積載す
る空間を形成するように前記ステージを係止させるスト
ッパとを備える紙葉類収納装置において、前記ステージ
を、上に積載される前記紙葉類の重さに比例して前記付
勢手段の付勢力に抗して前記ストッパによって係止され
ている位置から下降するように構成したことを特徴とす
る紙葉類収納装置が提供される。
【００１６】このような紙葉類収納装置によれば、ステ
ージ上に紙葉類が積載すると、積載された紙葉類の重さ
と付勢手段の付勢力との釣り合いでステージの高さが機
構的に制御される。これによって、ステージ上に積載さ
れた紙葉類が受け入れ可能な枚数に達するまで、羽根車
が、その積載された紙葉類の枚数に拘らず、最上面の紙
葉類の後端を押さえることができ、安定した集積を行う
ことができる。また、ステージの下方移動は積載された
紙葉類の重さを利用したことで、低コストで大容量の紙
葉類収納装置を提供することができる。
ージ上に紙葉類が積載すると、積載された紙葉類の重さ
と付勢手段の付勢力との釣り合いでステージの高さが機
構的に制御される。これによって、ステージ上に積載さ
れた紙葉類が受け入れ可能な枚数に達するまで、羽根車
が、その積載された紙葉類の枚数に拘らず、最上面の紙
葉類の後端を押さえることができ、安定した集積を行う
ことができる。また、ステージの下方移動は積載された
紙葉類の重さを利用したことで、低コストで大容量の紙
葉類収納装置を提供することができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図１は本発明の紙葉類収納
装置の側断面図、図２は図１のａ-ａ矢視断面図、図３
は図１のｂ-ｂ矢視断面図である。
を参照して詳細に説明する。図１は本発明の紙葉類収納
装置の側断面図、図２は図１のａ-ａ矢視断面図、図３
は図１のｂ-ｂ矢視断面図である。
【００１８】本発明の紙葉類収納装置は、図１に示され
るように、紙幣Ｐが搬送される搬送路１と、この搬送路
１の一端部に設けられて搬入された紙幣Ｐを収納する収
納部２とで構成されている。
るように、紙幣Ｐが搬送される搬送路１と、この搬送路
１の一端部に設けられて搬入された紙幣Ｐを収納する収
納部２とで構成されている。
【００１９】搬送路１は、互いに平行に相対する上壁面
部３と下壁面部４とから形成されている。下壁面部４の
下部には、両端部が筐体５に回転可能に支持されてた回
転軸６，７が設けられている。回転軸６には、図２に示
されるように、下壁面部４に設けられた開口部から外周
面部の一部がそれぞれ搬送路１内に露出するように２つ
の搬送ローラ８が設けられている。また、回転軸７に
は、下壁面部４に設けられた開口部から外周面部の一部
がそれぞれ搬送路１内に露出するように２つの羽根車９
および搬送ローラ１０が設けられている。
部３と下壁面部４とから形成されている。下壁面部４の
下部には、両端部が筐体５に回転可能に支持されてた回
転軸６，７が設けられている。回転軸６には、図２に示
されるように、下壁面部４に設けられた開口部から外周
面部の一部がそれぞれ搬送路１内に露出するように２つ
の搬送ローラ８が設けられている。また、回転軸７に
は、下壁面部４に設けられた開口部から外周面部の一部
がそれぞれ搬送路１内に露出するように２つの羽根車９
および搬送ローラ１０が設けられている。
【００２０】羽根車９は、弾性材料からなる複数枚の羽
根９ａを心棒に等分放射状に配置した構成となってい
る。回転軸６の筐体５から突出する一端には、プーリ１
１が設けられている。このプーリ１１は、図示が省略さ
れる駆動用モータによって駆動され、図示が省略される
制御部からの駆動信号に基づき制御される。また、回転
軸７も同様に、筐体５から突出する一端にプーリ１２が
設けられ、このプーリ１２とプーリ１１との間にはベル
ト１３が巻き掛けられている。これにより、搬送ローラ
８、羽根車９および搬送ローラ１０は同期して回転す
る。
根９ａを心棒に等分放射状に配置した構成となってい
る。回転軸６の筐体５から突出する一端には、プーリ１
１が設けられている。このプーリ１１は、図示が省略さ
れる駆動用モータによって駆動され、図示が省略される
制御部からの駆動信号に基づき制御される。また、回転
軸７も同様に、筐体５から突出する一端にプーリ１２が
設けられ、このプーリ１２とプーリ１１との間にはベル
ト１３が巻き掛けられている。これにより、搬送ローラ
８、羽根車９および搬送ローラ１０は同期して回転す
る。
【００２１】上壁面部３の上部には、両端部が筐体５に
回転可能に支持されてた回転軸１４，１５が設けられて
いる。回転軸１４には、図３に示されるように、上壁面
部３に設けられた開口部から外周面部の一部がそれぞれ
搬送路１内に露出するように２つの搬送ローラ１６が設
けられている。また、もう一方の回転軸１５には、上壁
面部３に設けられた開口部から外周面部の一部がそれぞ
れ搬送路１内に露出するように搬送ローラ１７が設けら
れている。そして、搬送ローラ１６の外周面は、搬送ロ
ーラ８の外周面にそれぞれ当接し、搬送ローラ１７の外
周面は、搬送ローラ１０の外周面に当接している。
回転可能に支持されてた回転軸１４，１５が設けられて
いる。回転軸１４には、図３に示されるように、上壁面
部３に設けられた開口部から外周面部の一部がそれぞれ
搬送路１内に露出するように２つの搬送ローラ１６が設
けられている。また、もう一方の回転軸１５には、上壁
面部３に設けられた開口部から外周面部の一部がそれぞ
れ搬送路１内に露出するように搬送ローラ１７が設けら
れている。そして、搬送ローラ１６の外周面は、搬送ロ
ーラ８の外周面にそれぞれ当接し、搬送ローラ１７の外
周面は、搬送ローラ１０の外周面に当接している。
【００２２】収納部２は、下壁面部４に連なって下方に
向けて屈曲された壁面部１８と、上壁面部３に連なって
筐体５の上端部に平行に延びる壁面部１９と、筐体５の
搬入方向前方に設けられた後壁面部２０と、下面部２１
と、収納部２内に紙葉類積層空間を形成するように設け
られたステージ２２とで構成されている。
向けて屈曲された壁面部１８と、上壁面部３に連なって
筐体５の上端部に平行に延びる壁面部１９と、筐体５の
搬入方向前方に設けられた後壁面部２０と、下面部２１
と、収納部２内に紙葉類積層空間を形成するように設け
られたステージ２２とで構成されている。
【００２３】ステージ２２は、搬入方向前方端が収納部
底面の筐体５に揺動自在に支持され、他端がコイルスプ
リング２３によって収納部２の上方へ付勢されている。
ステージ２２は、紙幣が積載されていないとき、羽根車
９の下方にあるストッパ２４によって係止され、図中に
おいて右上がりの姿勢となっている。この状態から、ス
テージ２２に紙幣が積載されると、紙幣の自重によりス
テージ２２の図中の右上がり部分が下降するようになっ
ている。
底面の筐体５に揺動自在に支持され、他端がコイルスプ
リング２３によって収納部２の上方へ付勢されている。
ステージ２２は、紙幣が積載されていないとき、羽根車
９の下方にあるストッパ２４によって係止され、図中に
おいて右上がりの姿勢となっている。この状態から、ス
テージ２２に紙幣が積載されると、紙幣の自重によりス
テージ２２の図中の右上がり部分が下降するようになっ
ている。
【００２４】コイルスプリング２３のばね定数は、ステ
ージ２２に受け入れ可能な枚数の紙幣が積載された際
に、ステージ２２が水平の姿勢となるような値としてい
る。図４は収納部の高さを説明した紙葉類収納装置の側
断面図である。
ージ２２に受け入れ可能な枚数の紙幣が積載された際
に、ステージ２２が水平の姿勢となるような値としてい
る。図４は収納部の高さを説明した紙葉類収納装置の側
断面図である。
【００２５】収納部２の高さＬは、紙葉類収納装置が受
け入れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１と、搬送されてくる紙
幣が進入するために必要な空間の高さＨ２との和（Ｌ＝
Ｈ１＋Ｈ２）となっている。ここで、図から明らかなよ
うに、受け入れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１を有する紙幣
積載可能空間は、羽根車９の羽根９ａが紙幣を叩き込む
ことが可能な範囲を超えて下方へ大きく形成されてお
り、収納部２は大容量化されている。
け入れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１と、搬送されてくる紙
幣が進入するために必要な空間の高さＨ２との和（Ｌ＝
Ｈ１＋Ｈ２）となっている。ここで、図から明らかなよ
うに、受け入れ可能な枚数の紙幣厚みＨ１を有する紙幣
積載可能空間は、羽根車９の羽根９ａが紙幣を叩き込む
ことが可能な範囲を超えて下方へ大きく形成されてお
り、収納部２は大容量化されている。
【００２６】次に、このように構成された紙葉類収納装
置において、紙幣が搬入されたときのステージ２２の動
作について説明する。図５は紙幣収納枚数が少ない状態
を示す紙葉類収納装置の側断面図、図６は紙幣の中間積
載状態を示す紙葉類収納装置の側断面図、図７は受け入
れ可能枚数の紙幣が積載された状態を示す紙葉類収納装
置の側断面図である。
置において、紙幣が搬入されたときのステージ２２の動
作について説明する。図５は紙幣収納枚数が少ない状態
を示す紙葉類収納装置の側断面図、図６は紙幣の中間積
載状態を示す紙葉類収納装置の側断面図、図７は受け入
れ可能枚数の紙幣が積載された状態を示す紙葉類収納装
置の側断面図である。
【００２７】まず、収納部２に紙幣がない状態または多
少の紙幣Ｐ０しか搬入されていないような状態では、図
５に示すように、ステージ２２は、コイルスプリング２
３によって上方へ付勢されているため、紙幣搬入方向後
端側が羽根車９に近い位置まで持ち上げられている。こ
のため、搬入されてきた紙幣Ｐが羽根車９を抜けると、
その後端は羽根車９の羽根９ａによって確実に下方に向
かって叩き落とされ、先に搬入された紙幣Ｐ０（紙幣が
ない場合はステージ２２）の上方に集積される。これに
より、後続して搬入される紙幣は、先に搬入された紙幣
Ｐ０によって妨げられることがない。
少の紙幣Ｐ０しか搬入されていないような状態では、図
５に示すように、ステージ２２は、コイルスプリング２
３によって上方へ付勢されているため、紙幣搬入方向後
端側が羽根車９に近い位置まで持ち上げられている。こ
のため、搬入されてきた紙幣Ｐが羽根車９を抜けると、
その後端は羽根車９の羽根９ａによって確実に下方に向
かって叩き落とされ、先に搬入された紙幣Ｐ０（紙幣が
ない場合はステージ２２）の上方に集積される。これに
より、後続して搬入される紙幣は、先に搬入された紙幣
Ｐ０によって妨げられることがない。
【００２８】紙幣Ｐの搬入が続いて、ステージ２２上に
搬入された紙幣Ｐ０が積層していくと、図６に示すよう
に、ステージ２２に積層される紙幣Ｐ０の重量が増加し
ていくため、その紙幣Ｐ０の重量によってステージ２２
の紙幣搬入方向後端側が降下していき、紙幣Ｐ０の重量
とコイルスプリング２３のばね力とが釣り合う位置で停
止する。このとき、積層された紙幣Ｐ０の最上部の高さ
は、搬送される紙幣Ｐが進入する空間の外、すなわち高
さＨ２で示す範囲よりも下に位置するため、積載された
紙幣Ｐ０の後端は、常に羽根車９の羽根９ａによって押
さえられる。
搬入された紙幣Ｐ０が積層していくと、図６に示すよう
に、ステージ２２に積層される紙幣Ｐ０の重量が増加し
ていくため、その紙幣Ｐ０の重量によってステージ２２
の紙幣搬入方向後端側が降下していき、紙幣Ｐ０の重量
とコイルスプリング２３のばね力とが釣り合う位置で停
止する。このとき、積層された紙幣Ｐ０の最上部の高さ
は、搬送される紙幣Ｐが進入する空間の外、すなわち高
さＨ２で示す範囲よりも下に位置するため、積載された
紙幣Ｐ０の後端は、常に羽根車９の羽根９ａによって押
さえられる。
【００２９】さらに紙幣Ｐの搬入が続いて、ステージ２
２上に紙幣Ｐ０が積層していくと、ステージ２２は、徐
々に降下していき、そして受け入れ可能な枚数の紙幣が
積載されると、図７に示すように、水平の姿勢となる。
２上に紙幣Ｐ０が積層していくと、ステージ２２は、徐
々に降下していき、そして受け入れ可能な枚数の紙幣が
積載されると、図７に示すように、水平の姿勢となる。
【００３０】この収納部２が空の状態から受け入れ可能
な枚数の収納状態となるまで、ステージ２２は、積層さ
れる紙幣Ｐ０の重量の増加に伴って徐々に降下していく
ことにより、常に収納部２の上部に搬送される紙幣Ｐが
進入する空間を保持しつつ、ステージ２２に積層された
紙幣Ｐ０の最上部は、羽根車９の羽根９ａが紙幣を叩き
込むことが可能な範囲に保持され、収納部２への安定し
た搬入紙幣の集積を行うことができる。
な枚数の収納状態となるまで、ステージ２２は、積層さ
れる紙幣Ｐ０の重量の増加に伴って徐々に降下していく
ことにより、常に収納部２の上部に搬送される紙幣Ｐが
進入する空間を保持しつつ、ステージ２２に積層された
紙幣Ｐ０の最上部は、羽根車９の羽根９ａが紙幣を叩き
込むことが可能な範囲に保持され、収納部２への安定し
た搬入紙幣の集積を行うことができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ステ
ージ上に積載された紙葉類の重さとステージを上方へ付
勢する手段の付勢力との釣り合いで、積載される紙葉類
の最上部の位置を羽根車が紙葉類を叩き込むことが可能
な範囲内に入れるよう機構的に制御する構成にした。こ
れにより、積層された紙葉類の最上面を羽根車によって
押さえるため、安定した集積を行うことができる。
ージ上に積載された紙葉類の重さとステージを上方へ付
勢する手段の付勢力との釣り合いで、積載される紙葉類
の最上部の位置を羽根車が紙葉類を叩き込むことが可能
な範囲内に入れるよう機構的に制御する構成にした。こ
れにより、積層された紙葉類の最上面を羽根車によって
押さえるため、安定した集積を行うことができる。
【００３２】また、ステージを上下させるための駆動源
や制御部を設ける必要がないため、低コストで大容量の
紙葉類収納装置を提供することができる。
や制御部を設ける必要がないため、低コストで大容量の
紙葉類収納装置を提供することができる。
【図１】本発明の紙葉類収納装置の側断面図である。
【図２】図１のａ-ａ矢視断面図である。
【図３】図１のｂ-ｂ矢視断面図である。
【図４】収納部の高さを説明した紙葉類収納装置の側断
面図である。
面図である。
【図５】紙幣収納枚数が少ない状態を示す紙葉類収納装
置の側断面図である。
置の側断面図である。
【図６】紙幣の中間積載状態を示す紙葉類収納装置の側
断面図である。
断面図である。
【図７】受け入れ可能枚数の紙幣が積載された状態を示
す紙葉類収納装置の側断面図である。
す紙葉類収納装置の側断面図である。
【図８】従来の紙葉類収納装置の側断面図である。
【図９】図８のａ-ａ矢視断面図である。
【図１０】図８のｂ-ｂ矢視断面図である。
【図１１】搬送ローラによる紙幣搬入状態を示す紙葉類
収納装置の側断面図である。
収納装置の側断面図である。
【図１２】紙幣が収納部内へ搬入された状態を示す紙葉
類収納装置の側断面図である。
類収納装置の側断面図である。
【図１３】搬入された紙幣が収納部内で積載収納された
状態を示す紙葉類収納装置の側断面図である。
状態を示す紙葉類収納装置の側断面図である。
【図１４】収納枚数を増やしたときの状態を示す紙葉類
収納装置の側断面図である。
収納装置の側断面図である。
【図１５】収納枚数可変の機構を有する紙葉類収納装置
の側断面図である。
の側断面図である。
【符号の説明】 １ 搬送路 ２ 収納部 ３ 上壁面部 ４ 下壁面部 ５ 筐体 ６，７ 回転軸 ８ 搬送ローラ ９ 羽根車 ９ａ 羽根 １０ 搬送ローラ １１，１２ プーリ １３ ベルト １４，１５ 回転軸 １６，１７ 搬送ローラ １８，１９ 壁面部 ２０ 後壁面部 ２１ 下面部 ２２ ステージ ２３ コイルスプリング ２４ ストッパ
フロントページの続き (72)発明者 中山 和哉 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 Ｆターム(参考） 3F049 AA02 CA02 DA11 DA12 LA08 LB04 3F054 AA03 AC06 BA02 BB03 BB05 BD02 BD07 BD10 DA13
Claims (3)
- 【請求項１】 紙葉類が搬送される搬送路の一端に設け
られ供給される紙葉類を積み重ね収納する紙葉類収納部
と、前記搬送路の前記紙葉類収納部近傍に隣接して回転
可能に設けられて前記紙葉類の搬入方向後端を下方へ移
行せしめる弾性体から成るブレードを有する羽根車と、
前記搬送路内の前記紙葉類を前記紙葉類収納部に向けて
搬送する搬送ローラと、前記紙葉類収納部内にて前記紙
葉類を積載する上下方向に移動可能なステージと、前記
ステージを前記紙葉類収納部上方へ付勢する付勢手段
と、初期状態において前記ステージ上に紙葉類を積載す
る空間を形成するように前記ステージを係止させるスト
ッパとを備える紙葉類収納装置において、 前記ステージを、上に積載される前記紙葉類の重さに比
例して前記付勢手段の付勢力に抗して前記ストッパによ
って係止されている位置から下降するように構成したこ
とを特徴とする紙葉類収納装置。 - 【請求項２】 前記ステージは、搬入方向前方端を前記
紙葉類収納部の底面に設けられた支持軸によって揺動自
在に支持されていることを特徴とする請求項１記載の紙
葉類収納装置。 - 【請求項３】 前記付勢手段は、前記ステージ上に積載
された前記紙葉類の最上面後端が前記紙葉類の枚数に拘
らず前記羽根車に設けられたブレードに接するようなば
ね定数に設定したことを特徴とする請求項１または２記
載の紙葉類収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001116195A JP2002308508A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 紙葉類収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001116195A JP2002308508A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 紙葉類収納装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002308508A true JP2002308508A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18966970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001116195A Pending JP2002308508A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | 紙葉類収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002308508A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110076003A (ko) * | 2009-12-29 | 2011-07-06 | 노틸러스효성 주식회사 | 리젝트박스의 지폐 스택구조 |
| JP2013144600A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Kyocera Document Solutions Inc | シート積載装置、後処理装置、画像形成装置 |
| WO2013170661A1 (zh) * | 2012-05-17 | 2013-11-21 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种纸张类聚积装置 |
| US8622385B2 (en) | 2012-04-18 | 2014-01-07 | Seiko Epson Corporation | Medium receiving device and recording device |
| JP2014154007A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体集積装置及び媒体処理装置 |
| JP2015205486A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | セイコーエプソン株式会社 | シート製造装置 |
| KR101901957B1 (ko) * | 2017-02-23 | 2018-11-07 | 서병진 | 휴대용 영수증 자동 수납기 |
| CN110116929A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-08-13 | 湖州太德汇印刷器材有限公司 | 一种感光性高分子材料ctp板材用胶印设备 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001116195A patent/JP2002308508A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110076003A (ko) * | 2009-12-29 | 2011-07-06 | 노틸러스효성 주식회사 | 리젝트박스의 지폐 스택구조 |
| KR101629015B1 (ko) | 2009-12-29 | 2016-06-09 | 노틸러스효성 주식회사 | 리젝트박스의 지폐 스택구조 |
| JP2013144600A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Kyocera Document Solutions Inc | シート積載装置、後処理装置、画像形成装置 |
| US8622385B2 (en) | 2012-04-18 | 2014-01-07 | Seiko Epson Corporation | Medium receiving device and recording device |
| WO2013170661A1 (zh) * | 2012-05-17 | 2013-11-21 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种纸张类聚积装置 |
| JP2014154007A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体集積装置及び媒体処理装置 |
| JP2015205486A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | セイコーエプソン株式会社 | シート製造装置 |
| KR101901957B1 (ko) * | 2017-02-23 | 2018-11-07 | 서병진 | 휴대용 영수증 자동 수납기 |
| CN110116929A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-08-13 | 湖州太德汇印刷器材有限公司 | 一种感光性高分子材料ctp板材用胶印设备 |
| CN110116929B (zh) * | 2019-05-21 | 2020-08-04 | 湖州太德汇印刷器材有限公司 | 一种感光性高分子材料ctp板材用胶印设备 |
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