JP4941251B2 - 工具ホルダ - Google Patents

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本発明は、加工対象物を加工する工具を保持し、工作機械の主軸に装着される工具ホルダに関する。
従来の工作機械の主軸装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この主軸装置は、中空円筒状のハウジングと、ハウジング内に回転自在に保持される主軸とを有している。主軸には、回転軸に沿って貫通孔が形成されている。主軸の貫通孔先端側部分には、工具を保持する工具ホルダが着脱可能に装着されるようになっている。貫通孔内には、潤滑冷却用流体を供給する流体供給管が挿入されている。流体供給管内を流通する潤滑冷却用流体は、工具ホルダ及び工具に形成された軸孔を介して工具先端部に供給される。潤滑冷却用流体としては、粘性を有する微少量の切削油を高圧空気に混入して霧状にしたオイルミストが用いられる。
一般に、流体供給管は主軸と共に回転するようになっている。回転している流体供給管内を流動するオイルミストは、回転に伴って発生する遠心力の影響によって流動途中で流体供給管の内壁に付着してしまうことがある。これにより、流体供給管内でのオイルミストの流動量が減少し、工具先端部へのオイルミストの供給量が減少してしまうという問題が生じる。
特開2002−172539号公報
上記の問題は、流体供給管を主軸装置の非回転部分に固定することによって緩和され得る。流体供給管を主軸と共に回転させずに固定すれば、流体供給管内を流通するオイルミストは遠心力の影響を受けない。また、流体供給管の先端部を工具ホルダの軸孔内に挿入するようにすれば、工具ホルダの軸孔までは非回転の流体供給管を介して遠心力の影響を受けずにオイルミストを供給できる。これにより、工具先端部へのオイルミストの供給量を増加させることができると考えられる。
しかしながら、工具ホルダが主軸装置に対して着脱されることを考慮すると、流体供給管先端部の外壁面と工具ホルダ軸孔の内壁面との間にはある程度の隙間を設ける必要がある。したがって、流体供給管先端部から工具ホルダの軸孔内に流入したオイルミストはこの隙間から外部に漏れ出してしまうため、十分な量の潤滑冷却用流体を工具に供給できないという問題が生じる。
本発明の目的は、工具に対し十分な量の潤滑冷却用流体を供給できる工具ホルダを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、加工対象物を加工するための工具を保持する工具ホルダであって、回転駆動される主軸と、主軸の回転軸に沿って形成された貫通孔と、非回転部分に固定されて貫通孔に内挿され、潤滑冷却用の流体を工具に供給するための流体供給管とを備えた主軸装置の主軸に着脱可能に装着され、主軸に装着される装着部を一端側に備え、工具を保持する工具保持部を他端側に備えたホルダ本体と、ホルダ本体の回転軸に沿って一端側から他端側に貫通して形成され、流体供給管の先端部が内挿されて流体を工具に供給する軸孔と、軸孔の内部に流体供給管とほぼ同軸に設けられ、軸孔の内壁面に沿って回転軸方向に摺動可能であるとともに流体供給管の先端部に対し回転摺動可能に当接し、流体供給管から流出する流体を通過させる環状部材と、環状部材を流体供給管側に付勢する弾性部材とを有することを特徴としている。
これにより、潤滑冷却用流体は、非回転の流体供給管内を流通して遠心力の影響を受けずに工具ホルダまで供給されるとともに、流体供給管が環状部材に当接することにより流体供給管と工具ホルダとのつなぎ部分における外部への漏出も防止される。したがって、工具に対し十分な量の潤滑冷却用流体を供給できる。
請求項2に記載の発明は、環状部材が、流体供給管の先端部よりも硬度の低い材料で形成されていることを特徴としている。
これにより、環状部材を磨耗し易くすることによって、流体供給管の磨耗を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、環状部材が、流体供給管の内径とほぼ同一の内径を有していることを特徴としている。
これにより、流体供給管と環状部材とが当接する部分において流路断面積をほぼ一定にできるため、流路断面積の急激な変化による渦の発生を抑制でき、潤滑冷却用流体の流量を増加させることができる。
請求項4に記載の発明は、弾性部材が、軸孔の内壁面に沿って螺旋状に巻き回された圧縮コイルばねであり、圧縮コイルばねの内周側に設けられて環状部材に接続され、環状部材を通過した流体を流通させる筒状部材をさらに有することを特徴としている。
これにより、環状部材の下流側において流路断面積をほぼ一定にできるため、流路断面積の急激な変化による渦の発生を抑制でき、潤滑冷却用流体の流量を増加させることができる。
請求項5に記載の発明は、筒状部材が、環状部材の内径とほぼ同一の内径を有していることを特徴としている。
これにより、環状部材と筒状部材とが接続される部分において流路断面積をほぼ一定にできるため、流路断面積の急激な変化による渦の発生を抑制でき、潤滑冷却用流体の流量を増加させることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施形態の工具ホルダが装着された主軸装置の主軸先端近傍について回転軸を含む平面で切断した断面構成を模式的に示している。図1に示すように、工具ホルダ10が着脱可能に装着される主軸50は、主軸装置の中空円筒状のハウジング(図示せず)に対し回転自在に支持され、モータにより回転駆動されるようになっている。主軸50の回転軸は例えばほぼ水平である。主軸50には、回転軸に沿って貫通する貫通孔51が形成されている。
主軸50のうち貫通穴51の先端部近傍(図中左側)には、工具ホルダ10が装着されるホルダ装着穴52が形成されている。ホルダ装着穴52の内周面53は、主軸50先端側(図中左側)ほど径の大きいテーパ状に形成されている。ホルダ装着穴52の外側には、回転軸にほぼ垂直な環状の端面54が形成されている。
貫通孔51内には、ホルダ装着穴52への工具ホルダ10の着脱を操作するためのドローバ60が、回転軸に沿って設けられている。ドローバ60は、引張コイルばね63によって主軸50後端側(図中右側)に付勢されている。ドローバ60には、回転軸に沿って貫通する貫通孔66が形成されている。
ドローバ60の先端側には、ホルダ装着穴52に突出する円筒状のスリーブ61が取り付けられている。スリーブ61の外周面には、先端側ほど拡径された段差部62が形成されている。またスリーブ61の主軸50先端側には、後述するクーラントホース30との間をシールするゴム製のシール部68が設けられている。シール部68の主軸50後端側にはパッキン69が設けられている。
スリーブ61の外周側には、複数本のクランプ部材64が当該スリーブ61の外周面に対して摺動可能に設けられている。クランプ部材64の先端側には、外周側に突出した係止部65が形成されている。クランプ部材64がスリーブ61の外周面を摺動し、係止部65が段差部62に乗り上げると、後述する工具ホルダ10の被係止部24が係止部65により係止されるようになっている。一方、ドローバ60及びスリーブ61を引張コイルばね63の付勢力に抗して主軸50先端側に移動させると、段差部62に乗り上げていたクランプ部材64の係止部65は、スリーブ61の外周面を摺動しながら回転軸側に移動する。これにより、工具ホルダ10の被係止部24の係止部65による係止が解除されるようになっている。
ドローバ60の貫通孔66には、潤滑冷却用流体としてのオイルミストを工具に供給するための流体供給管80が内挿されている。流体供給管80は、例えばOリング等を介して主軸装置の非回転部分に固定されている。また流体供給管80は、オイレスベアリング67を介してスリーブ61に回転自在に支持されている。流体供給管80の主軸50先端側の先端部80aにおける先端面81(図2参照)は、回転軸にほぼ垂直に形成されている。また先端面81の外周側はC面取りされている。オイルミストは、主軸50後端側から流体供給管80内に導入され、流体供給管80内を先端部80a側に向かって流通するようになっている。
工具ホルダ10は、主軸50に装着されたときに、ホルダ装着穴52の内周面53及び端面54の双方に当接する2面拘束型(例えばHSKシャンク型)である。工具ホルダ10は、ホルダ本体11と、ホルダ本体11の回転軸に沿って貫通する軸孔12とを有している。軸孔12内には、主軸50側の流体供給管80から流入するオイルミストが流通するようになっている。
ホルダ本体11の一端側(図中右側)には、主軸50に装着するためのテーパ部(装着部)20が設けられている。テーパ部20は、ホルダ本体11から中空の筒状に突出して形成されている。テーパ部20の外周には、ホルダ本体11側ほど径の大きいテーパ状に形成されたテーパ面21が形成されている。工具ホルダ10が主軸50のホルダ装着穴52に挿入されると、テーパ面21はホルダ装着穴52の内周面53に当接するようになっている。テーパ部20の先端には、内周側に突出して部分的に厚肉に形成され、クランプ部材64の係止部65により係止可能な環状の被係止部24が形成されている。
テーパ部20内側の中空部25には、底面26から一端側(主軸50側)に向かって突出する筒状のクーラントホース30が形成されている。クーラントホース30の内周部には上述の軸孔12が形成されている。工具ホルダ10が主軸50に装着されたときには、クーラントホース30がスリーブ61内(シール部68及びパッキン69内)に嵌入されるとともに、流体供給管80の先端部80aがクーラントホース30内の軸孔12に挿入されるようになっている。
図2は、クーラントホース30及び流体供給管80の先端部80a近傍の断面構成を示している。図3は、工具ホルダ10を主軸50から取り外した状態でのクーラントホース30近傍の断面構成を示している。図2及び図3に示すように、クーラントホース30内の軸孔12は、流体供給管80の内径にほぼ等しい内径を有する小内径部12aと、小内径部12aよりもクーラントホース30先端側(主軸50側)に設けられ、小内径部12aの内径及び流体供給管80の外径よりも大きい内径を有する大内径部12bとを備えている。小内径部12a及び大内径部12bは、いずれも流体供給管80とほぼ同軸に形成されている。小内径部12aと大内径部12bとの境界には、回転軸にほぼ垂直であって大内径部12b側を向いた環状の段差面32が形成されている。
大内径部12bの先端近傍の内周面には、クーラントホース30に対して固定された例えば環状のストッパ31が設けられている。ストッパ31の内径は、流体供給管80の外径よりも大きくなっている。ストッパ31は、工具ホルダ10が主軸50に取り付けられた状態での流体供給管80の先端面81の位置よりも、クーラントホース30先端側に配置されている。
大内径部12b内であってストッパ31よりもクーラントホース30根元側(図2及び図3の左側)には、大内径部12bとほぼ同軸の環状部材40が配置されている。環状部材40は、平面状の表面40aが回転軸にほぼ垂直になるように配置されている。環状部材40は、大内径部12bの内径にほぼ等しい外径を有し、大内径部12bの内壁面に沿って回転軸方向に摺動可能になっている。また、環状部材40は流体供給管80とほぼ同軸であり、流体供給管80の内径にほぼ等しい内径を有している。工具ホルダ10が主軸50に装着された状態では、環状部材40の環状の表面40aが流体供給管80の先端面81全周に対し回転摺動可能に当接するようになっている(図2参照)。
環状部材40は、流体供給管80の先端部80a(先端面81)よりも硬度が低く耐摩耗性の低い材料で形成されている。例えば、流体供給管80の先端部80aがセラミック製である場合には環状部材40を樹脂製とする。これにより、環状部材40を意図的に磨耗させることによって、流体供給管80の磨耗を防止することができるようになっている。
環状部材40とクーラントホース30の段差面32との間には、回転軸とほぼ同軸な螺旋軸を有し、大内径部12bの内壁面に沿って螺旋状に巻き回された圧縮コイルばね(弾性部材)33が設けられている。圧縮コイルばね33は、ストッパ31に当接した環状部材40と段差面32との間隔よりも長い自由長さを有し、環状部材40をクーラントホース30先端側(流体供給管80側)に付勢するようになっている。工具ホルダ10が主軸50に装着された状態では、圧縮コイルばね33の付勢力によって環状部材40の表面40aが流体供給管80の先端面81に押し付けられるようになっている(図2参照)。
環状部材40のクーラントホース30根元側には、圧縮コイルばね33の内周側を回転軸に沿って円筒状に延伸する筒状部材41が接続されている。筒状部材41は、環状部材40及び流体供給管80の内径にほぼ等しい内径と、圧縮コイルばね33の内径より小さい外径とを有している。工具ホルダ10が主軸50から取り外された状態における筒状部材41とクーラントホース30の段差面32との間隔は、工具ホルダ10が主軸50に装着された状態における環状部材40の表面40aとストッパ31との間隔にほぼ等しいかそれより広くなっている。これにより、工具ホルダ10を主軸50に装着する際に、筒状部材41と段差面32との接触干渉が生じないようになっている。
図1に戻り、ホルダ本体11は、テーパ部20に隣接して設けられてテーパ部20よりも外径の大きいフランジ部22を有している。フランジ部22のうちテーパ面21に隣接する環状の端面23は、回転軸にほぼ垂直に形成されている。工具ホルダ10が主軸50のホルダ装着穴52に挿入されると、フランジ部22の端面23は主軸50の端面54に当接するようになっている。
ホルダ本体11の他端側(図中左側)には、加工対象物を加工するための切削工具14を保持する工具保持部13が設けられている。切削工具14には、工具保持部13に保持される後端部から先端部側に貫通する軸孔15が形成されている。切削工具14が工具保持部13に保持されると、切削工具14に形成された軸孔15と工具ホルダ10の軸孔12とが同軸に配置されて互いに連通する。これにより、工具ホルダ10の軸孔12から流出したオイルミストは、切削工具14の軸孔15内を先端側に流通するようになっている。
次に、本実施形態における工具ホルダ10及び主軸装置の作動について説明する。加工対象物を加工する際には、主軸50、工具ホルダ10及び切削工具14が回転する一方、流体供給管80は主軸装置の被回転部に固定されているため回転しない。このため、流体供給管80の後端部から導入されたオイルミストは、遠心力の影響を受けずに流体供給管80を先端部80a側に流通する。流体供給管80の先端部80aから流出したオイルミストは、工具ホルダ10の軸孔12内に設けられた環状部材40を通過し、筒状部材41内に流入する。ここで、流体供給管80の先端面81の全周は環状部材40に対し回転摺動しながら当接しているため、流体供給管80から流出したオイルミストのほぼ全量が環状部材40及び筒状部材41内に流入する。環状部材40及び筒状部材41に流入したオイルミストは、軸孔12(小内径部12a)及び切削工具14の軸孔15を介して切削工具14の先端側に供給され、切削工具14及び加工対象物の潤滑冷却が行われる。
このように、流体供給管80の後端側から導入されたオイルミストは、遠心力の影響を受けずに工具ホルダ10まで供給されるとともに、流体供給管80と工具ホルダ10とのつなぎ部分における外部への漏出も防止される。したがって本実施形態によれば、切削工具14の先端側に十分な量のオイルミストを供給できる。
また本実施形態では、環状部材40が流体供給管80の先端部80aよりも硬度や耐摩耗性が低い材料で形成されている。したがって、回転摺動する環状部材40と流体供給管80とにおいて、交換の容易な工具ホルダ10側の環状部材40を意図的に磨耗させることによって、主軸装置側の流体供給管80の磨耗を防止することができる。
さらに本実施形態では、環状部材40が圧縮コイルばね33により流体供給管80側に付勢されている。したがって、回転摺動により環状部材40の表面40aが磨耗したとしても、環状部材40は流体供給管80の先端面81から離れることなく当接し続ける。したがって、流体供給管80と工具ホルダ10とのつなぎ部分における外部への漏出を防止できる。
また本実施形態では、環状部材40が流体供給管80の内径とほぼ同一の内径を有している。したがって、環状部材40と流体供給管80とが当接する部分においてオイルミストの流路断面積をほぼ一定にできるため、流路断面積の急激な変化による渦の発生を抑制でき、オイルミストの流量を増加させることができる。
さらに本実施形態では、環状部材40の下流側であって圧縮コイルばね33の内周側に、筒状部材41が設けられている。したがって、環状部材40の下流側においてオイルミストの流路断面積をほぼ一定にできるため、オイルミストの流量を増加させることができる。
また本実施形態では、筒状部材41が環状部材40の内径とほぼ同一の内径を有している。したがって、環状部材40と筒状部材41とが接続される部分においてオイルミストの流路断面積をほぼ一定にできるため、オイルミストの流量を増加させることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、HSKシャンク型の工具ホルダを例に挙げたが、本発明はHSKシャンク型以外の2面拘束型の工具ホルダや、1面拘束型の工具ホルダ等にも適用可能である。
また上記実施形態では、環状部材40を流体供給管80側に付勢する弾性部材として圧縮コイルばね33を例に挙げたが、皿ばね等の他の弾性部材を用いることもできる。
さらに上記実施形態では、潤滑冷却用流体としてオイルミストを例に挙げたが、他の流体を用いることもできる。
第1実施形態の工具ホルダが装着された主軸装置の主軸先端近傍について回転軸を含む平面で切断した断面構成を模式的に示す断面図である。 クーラントホース及び流体供給管先端近傍の断面構成を模式的に示す断面図である。 工具ホルダを主軸から取り外した状態でのクーラントホース近傍の断面構成を模式的に示す断面図である。
符号の説明
10 工具ホルダ
11 ホルダ本体
12 軸孔
12a 小内径部
12b 大内径部
13 工具保持部
14 切削工具
15 軸孔
20 テーパ部(装着部)
22 フランジ部
30 クーラントホース
31 ストッパ
32 段差面
33 圧縮コイルばね(弾性部材)
40 環状部材
41 筒状部材
50 主軸
51 貫通孔
80 流体供給管
80a 先端部
81 先端面

Claims (5)

  1. 加工対象物を加工するための工具を保持する工具ホルダであって、
    回転駆動される主軸と、前記主軸の回転軸に沿って形成された貫通孔と、非回転部分に固定されて前記貫通孔に内挿され、潤滑冷却用の流体を前記工具に供給するための流体供給管とを備えた主軸装置の前記主軸に着脱可能に装着され、
    前記主軸に装着される装着部を一端側に備え、前記工具を保持する工具保持部を他端側に備えたホルダ本体と、
    前記ホルダ本体の回転軸に沿って前記一端側から前記他端側に貫通して形成され、前記流体供給管の先端部が内挿されて前記流体を前記工具に供給する軸孔と、
    前記軸孔の内部に前記流体供給管とほぼ同軸に設けられ、前記軸孔の内壁面に沿って回転軸方向に摺動可能であるとともに前記流体供給管の先端部に対し回転摺動可能に当接し、前記流体供給管から流出する前記流体を通過させる環状部材と、
    前記環状部材を前記流体供給管側に付勢する弾性部材とを有することを特徴とする工具ホルダ。
  2. 前記環状部材は、前記流体供給管の先端部よりも硬度の低い材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工具ホルダ。
  3. 前記環状部材は、前記流体供給管の内径とほぼ同一の内径を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の工具ホルダ。
  4. 前記弾性部材は、前記軸孔の内壁面に沿って螺旋状に巻き回された圧縮コイルばねであり、
    前記圧縮コイルばねの内周側に設けられて前記環状部材に接続され、前記環状部材を通過した前記流体を流通させる筒状部材をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  5. 前記筒状部材は、前記環状部材の内径とほぼ同一の内径を有していることを特徴とする請求項4に記載の工具ホルダ。
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