JP4940775B2 - テープラップ装置 - Google Patents

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本発明は、比較的非圧縮性の研磨材被覆テープと、該テープの研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物表面に接触させ押圧する一対の比較的剛性の凹面を有するシュー組立体を支持する開閉アームを有するテープラップ装置に関する。
従来の比較的非圧縮性の研磨材被覆テープと、該テープの研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物の軸表面に接触させ押圧する一対の比較的剛性の凹面を有するシュー組立体を支持する開閉アームを有し、該開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされたZ軸移動ユニットを有するテープラップ装置としては、例えば特許文献1に開示するものがある。これは特許文献1の図5、図7、段落〔0030〕に記載するように、比較的非圧縮性の研磨材被覆テープと、該テープの研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物の軸表面に接触させ押圧する一対の比較的剛性の凹面を有するシュー組立体を支持する開閉アームを有し、該開閉アームが被加工物の軸表面を把持する位置と、該被加工物の軸表面から退避した位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされたZ軸移動ユニットを有するものが開示されている。
特許第3558917号公報 図5、図7、〔0030〕
しかしながら、特許文献1の図5、図7に示すZ軸移動ユニットはシリンダで、該開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の2位置の間のみをZ軸方向に移動可能にされ、かつ図7に示すねじ装置で微調整位置決め可能にしたものである。クランクシャフトのような軸物の被加工物のテープラップ加工軸部は、軸心と同軸のジャーナル部と、ジャーナル部から偏心したピン部と、を含み、被加工物が異なると、ピン部のジャーナル部からの偏心量即ちピンストロークが通常異なるので、特許文献1のZ軸移動ユニットは、特定の1個の被加工物のピンストロークに合った前進位置専用の装置となり、被加工物が異なると、異なるその被加工物のピンストロークに合った前進位置専用のZ軸移動ユニットを必要とし、かつ微調整位置決めに時間がかかった。
本発明の課題は、クランクシャフトのような軸物の被加工物のテープラップ加工において、ピン部のジャーナル部からの偏心量即ちピンストロークが互いに異なる複数の被加工物を、1台のZ軸移動ユニットで各被加工物のピンストロークに合った前進位置でピン部を把持することができ、かつ微調整位置決め時間を要しないフイルムラップ装置を提供することにある。
このため本発明は、研磨材被覆テープと、該テープの研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物の軸表面に接触させ押圧する一対の凹面を有するシュー組立体を支持する開閉アームを有するテープラップ装置において、
該開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされた複数台のZ軸移動ユニットを有し、各該Z軸移動ユニットはそれぞれのZ軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第1のサーボモータにより、所望のピンストロークに合った前進位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にされ、各該Z軸移動ユニットは該被加工物の軸方向にX軸方向に移動可能にされたそれぞれ個別のX軸移動ユニットを有し、各該X軸移動ユニットはそれぞれのX軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第2のサーボモータにより、それぞれ個別にX軸方向の所望のストローク位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたことを特徴とするテープラップ装置を提供することによって上記した従来製品の課題を解決した。
かかる構成により、本発明のテープラップ装置は、開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされたZ軸移動ユニットを有し、各Z軸移動ユニットはそれぞれのZ軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第1のサーボモータにより、所望のピンストロークに合った前進位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたので、クランクシャフトのような軸物の被加工物のテープラップ加工軸部において、ピン部のジャーナル部からの偏心量即ちピンストロークが互いに異なる複数の被加工物を、1台のZ軸移動ユニットで各被加工物のピンストロークに合った前進位置でピン部を把持することができ、かつ微調整位置決め時間を要しないフイルムラップ装置を提供するものとなった。
さらに、該Z軸移動ユニットは複数台配置され、各該Z軸移動ユニットは被加工物の軸方向にX軸方向に移動可能にされた個別のX軸移動ユニットを有し、各該X軸移動ユニットはそれぞれのX軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第2のサーボモータにより、一のボールネジ装置を介して、個別に所望のストローク位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたことにより、ピン部又はジャーナル部の軸方向位置が互いに異なる多数の被加工物を同時に加工できるフイルムラップ装置を提供するものとなった。
本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態のフイルムラップ装置の概略平面図、図2は図1の右方向からみた1台のZ軸移動ユニット及びX軸移動ユニットを有する共用加工ユニットの概略要側面図である。クランクシャフトのような軸物の被加工物 2は、それぞれベース 7に配置された主軸台 8の主軸センタ 9と心押台16の心押センタ17との間に回転可能に支持され、主軸台 8のモータ18により回転される。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態のフイルムラップ装置は、比較的非圧縮性の研磨材被覆テープ 1(図2)と、テープ 1の研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物 2の軸表面 3に接触させ押圧する一対の比較的剛性の凹面 4、4を有するシュー組立体 5、5を支持する開閉アーム 6、6を有するテープラップ装置において、開閉アーム 6、6が被加工物 2の軸表面 3を把持する実線Aで示す前進位置Aと、該被加工物 2の軸表面 3から退避した1点鎖線で示す後退位置Rと、の間をZ軸方向に移動可能にされたZ軸移動ユニット 10、13を有し、各Z軸移動ユニット 10、13はZ軸移動ユニット本体 11、14に設けた第1のサーボモータ 12、15により、図示しない内蔵したボールネジ装置を介して、互いに異なる複数の被加工物を、1台のZ軸移動ユニットで所望のピンストロークに合った前進位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にした。
かかる構成により、本発明の実施形態のテープラップ装置は、開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされたZ軸移動ユニットを有し、各Z軸移動ユニットはZ軸移動ユニット本体に設けた第1のサーボモータにより、所望のピンストロークに合った前進位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたので、クランクシャフトのような軸物の被加工物のテープラップ加工軸部において、ピン部のジャーナル部からの偏心量即ちピンストロークが互いに異なる複数の被加工物を、1台のZ軸移動ユニットで各被加工物のピンストロークに合った前進位置でピン部を把持することができ、かつ微調整位置決め時間を要しないフイルムラップ装置を提供するものとなった。
テープラップ作業においては、シュー組立体 5、5を支持する開閉アーム 6、6が開いた状態で、被加工物 2の軸表面 3から退避した1点鎖線で示す後退位置Rから、各Z軸移動ユニット 10、13は開閉アーム 6、6が被加工物 2の軸表面 3を把持する実線Aで示す前進位置Aまで、第1のサーボモータ 12、15により被加工物 2の軸方向X軸方向と直交するZ軸方向に、移動されて、被加工物表面 3をつかむ前進位置まで前進し、次に主軸台 8の主軸センタ 9と心押台16の心押センタ17との間に回転可能に支持された被加工物 2の軸表面 3を把持しテープ 1の研磨材被覆面を軸表面 3に接触・押圧するよう開閉アーム 6、6を閉じ、被加工物 2の軸表面 3は主軸台 8のモータ18により回転され、偏心軸ピン又はジャーナルのミクロ仕上げが行われる。加工が終わると、開閉アーム 6、6が開かれ、各Z軸移動ユニット 10、13は第1のサーボモータ 12、15により1点鎖線で示す後退位置Rに戻り、同時にその間に、テープ 1が1回の加工分だけの所定の長さだけ、図示しないテープ供給ホルダから巻出し、図示しないテープ巻取ホルダに巻取られる。
本発明の実施形態のテープラップ装置では、Z軸移動ユニット 10、13は2台配置(3台以上でもよい)配置され、各該Z軸移動ユニット 10、13は被加工物 2の軸方向にX軸方向に移動可能にされた個別のX軸移動ユニット 22、23を有し、各該X軸移動ユニット 22、23はX軸移動ユニット本体 24、25に設けた第2のサーボモータ 20、21により、図示しない内蔵したボールネジ装置を介して、個別に所望のストローク位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたことにより、ピン部又はジャーナル部の軸方向位置が互いに異なる多数の被加工物を同時に加工できるフイルムラップ装置を提供するものとなった。
本発明の実施形態のフイルムラップ装置の概略平面図。 図1の右方向からみた1台のZ軸移動ユニット及びX軸移動ユニットを有する共用加工ユニットの概略要側面図。
符号の説明
1:研磨材被覆テープ、 2:クランクシャフトのような軸物の被加工物、 3:軸表面
4:比較的剛性の凹面、 5:シュー組立体、 6:開閉アームカセットツール取付面
10、13:Z軸移動ユニット、 11、14:Z軸移動ユニット本体
12、15:第1のサーボモータ、 22、23:X軸移動ユニット
24、25:X軸移動ユニット本体、20、21 :第2のサーボモータ
A:前進位置、R:後退位置

Claims (1)

  1. 研磨材被覆テープと、該テープの研磨材被覆面をクランクシャフトのような軸物の被加工物の軸表面に接触させ押圧する一対の凹面を有するシュー組立体を支持する開閉アームを有するテープラップ装置において、
    該開閉アームが被加工物の軸表面を把持する前進位置と、該被加工物の軸表面から退避した後退位置と、の間をZ軸方向に移動可能にされた複数台のZ軸移動ユニットを有し、各該Z軸移動ユニットはそれぞれのZ軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第1のサーボモータにより、所望のピンストロークに合った前進位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にされ、各該Z軸移動ユニットは該被加工物の軸方向にX軸方向に移動可能にされたそれぞれ個別のX軸移動ユニットを有し、各該X軸移動ユニットはそれぞれのX軸移動ユニット本体にそれぞれ設けた第2のサーボモータにより、一のボールネジ装置を介して、それぞれ個別にX軸方向の所望のストローク位置に位置決め可能にかつ微調整ストローク位置決め可能にしたことを特徴とするテープラップ装置。
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