JP4939586B2 - オープンフェースヘルメット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の各種移動車両及びモーターボート等の船舶、更には、自転車等の移動機具に乗る際に、頭部及び顔面を保護するために被るオープンフェースヘルメットに関し、詳しくは、着用者の頬部を保護する頬パッドを着脱自在に備えたオープンフェースヘルメットに関する。
オープンフェースヘルメットは、着用者の頬部を保護するとともに、良好な被り心地とするための頬パッドを着脱自在に備えたものが知られている。
下記特許文献1に記載のものは、保形性及び緩衝性を有する緩衝部材とクッション部材とを重ね合わせたパッド本体を、外装部材と薄板状の取付けプレートで包被した頬パッドを有している。この特許文献1の頬パッドの取付け構造は、取付けプレートに突設された複数の係合突起を、帽体の左右側部の内側面に取り付けられたベースプレートに開孔された複数の係合孔に対して、左右方向から係脱することで頬パッドを着脱自在に取り付けるようになっている。
特開平09−170109号公報
特許文献1の従来技術によると、着用者の頬部を保護する頬パッドを着脱自在に備えたオープンフェースヘルメットとすることができる。
特許文献1の頬パッドの取付け構造は、頬パッドを取り付けるベース部材と帽体の左右側部の内側面との間に、ベース部材に設けられた係合孔に係合する、頬パッドに設けられた係合突起の突出空間を確保している。この取付け構造におけるベース部材は、頬パッドと平面形状が同形状であるため、突出空間がベース部材のほぼ全域にわたり確保されている。
しかしながら、特許文献1の頬パッドは、前述の突出空間により、クッション部材の厚みがある程度犠牲になってしまう。また、特許文献1の取付け構造は、頬パッドの着脱時に、複数の係合突起を夫々に対応する係合孔に対して係脱させなければならないため、頬パッドの着脱に手間取るようなことがあった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、ベース部材を不要として、クッション性と保形性を有する頬パッドを容易に着脱できるようにすること、ベース部材を不要とすることで、オープンフェースヘルメットの軽量化及びより有効な緩衝性能を備えること等、が本発明の目的である。
前記目的を達成するため、本発明によるオープンフェースヘルメットは、次の構成を少なくとも具備するものである。
オープンフェースヘルメットの最外層をなす帽体の頭部の内側面に衝撃吸収ライナーを配し、前記帽体の左右側部の内側面に、ヘルメット着用者の頬部を保持する頬パッドを着脱自在に具備したオープンフェースヘルメットにおいて、前記頬パッドは、保形性及び緩衝性を有する緩衝部材と、該緩衝部材に厚み方向で重ね合わせたクッション部材と、を備え、前記頬パッドに対面する前記帽体の前記左右側部の内側面の前方に、前記頬パッドを着脱自在に係止する係止部材が配置され、前記緩衝部材に前記係止部材に対して係脱自在に係合する係合片を有する係合体が固定され、前記係止部材は、前記帽体の縁部に対して該帽体の外側から内側にわたり跨ぐように嵌合係着された縁部材と前記帽体の縁部との間に挿入される挿入縁と、前記衝撃吸収ライナーの前端縁と対向するとともに、前記係合が前後方向に係脱する隙間と、を確保してなり、前記頬パッドが前記隙間に対する前記係合の係合と、前記衝撃吸収ライナーの前記前端縁に対する前記頬パッドの後端縁の対面接触とにより、前記帽体の前記左右側部の前記内側面に保持されていることを特徴とする。
このような特徴を有することで本発明は以下の効果を奏する。すなわち、頬パッドを、係止部材の隙間に対する係合体の係合と、衝撃吸収ライナーの前端縁に対する頬パッドの後端縁の対面接触とにより保持するようにしたので、ベース部材を不要として、クッション性と保形性を有する頬パッドを容易に着脱できる。ベース部材を不要とすることで、オープンフェースヘルメットの軽量化及びより有効な緩衝性能を備えることができる。
オープンフェースヘルメットの全体構成図。 頬パッドの構成図であり、(a)はクッション部材側から見た斜視図、(b)は緩衝部材側から見た斜視図。 図1の(3)-(3)線断面図であり、(a)は頬パッドの取付け状態を示し、(b)は頬パッドの着脱状態を示す。 係止体と係止部材の斜視図。
本発明でいうオープンフェースヘルメットとは、着用者の頭部及び頬部を保護し、着用者の顔面の全てが露出するタイプのヘルメットであって、頭部のみを保護する半球タイプのヘルメットは含まない。また、例えば、特開平07−126908号公報に開示されているように、オープンフェースタイプの帽体の前面開放部を、この帽体の左右両側部を支点として回動するシールドで覆い、かつこのシールドの軸支部に、前面開放部を横切って帽体の左右両側に跨がる顎ガードが回動・係止自在に取り付けられたオープンフェース、フルフェース両用型のヘルメットを含む。
本発明でいう帽体とは、オープンフェースヘルメットの最外層を構成するものであり、例えば、強化繊維材(ガラス繊維、カーボン繊維等)に、熱硬化性樹脂材(エポキシ樹脂材、フェノール樹脂材等)を含浸させた強化繊維樹脂材(GFRP、CFRP等)又は、熱可塑性樹脂材(ポリカーボネート等)を用いて、オープンフェースヘルメット形状に成型したものである。
本発明でいう衝撃吸収ライナーとは、衝撃吸収性能を有する素材(例えば、発泡スチロール材)、若しくは、この素材と同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて、帽体の内側面の、SNELL(スネル記念財団)やJIS(日本工業規格)で定める頭部(頭頂部、前頭部、後頭部、側頭部)の保護範囲に対応する形状に成形したものである。
本発明でいう緩衝部材とは、通常のオープンフェースヘルメットにおいて帽体の内側に装着される衝撃吸収ライナーと同素材(例えば、発泡スチロール材)、若しくは、この素材と同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて、帽体の内側面における、頬部の保護範囲に対応する形状に成形したものである。
本発明でいうクッション部材とは、例えば、発泡ウレタン材、若しくは、これと同等の柔軟性を有する素材を用いて、着用者の頬部の全域、若しくは、一部に接触する形状に成型したものである。
本発明の係合体の形態として、例えば、緩衝部材に厚み方向で貫通する連結部の一端に連結され、連結部の他端に、係合体とで緩衝部材を挟持固定するように連結された保持体を有した形態を挙げることができる。
本発明の頬パッドの形態として、左右側部の内側面の全域と対面する形状とし、緩衝部材とクッション部材とにわたり貫通形成された顎紐通し孔を備えている形態を挙げることができる。
以下、本発明によるオープンフェースヘルメット(以下「ヘルメット」という)の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ヘルメットAの全体構成図である。ヘルメットAは、強化繊維樹脂材(GFRP、CFRP等)でオープンフェース型に成型された帽体1の頭部11の内側面に、発泡スチロール材、若しくは、この発泡スチロール材と同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて成型された衝撃吸収ライナー2と、衝撃吸収ライナー2の内側に配設されるウレタン材等でなる頭部パッド20(図3参照)と、帽体1の頬部に対応する左右両側部1L,1Rの内側面12に着脱自在に装着された頬パッド3L,3Rと、頬パッド3L、3Rを左右両側部1L、1Rに装着するための係止部材4L、4Rと、左右両側部1L、1Rに軸支された一対の顎紐5と、を具備している。
なお、左側部1Lと右側部1R、頬パッド3Lと頬パッド3R、係止部材4Lと係止部材4Rは、左右対称形、かつ同構成であるので、以下では、右側部1R、頬パッド3R、係止部材4Rを用いて説明する。
帽体1の縁部13の全域には、この縁部13を保護する縁部材6が係着されている。縁部材6は、ゴム材又は軟質の合成樹脂材等を用いて、縁部13に対して帽体1の外側から内側にわたり跨ぐように嵌合係着可能な断面コ形(図3参照)、かつ縁部13の全域に係着可能な長さに成型されたものである。
図2(a)(b)は、頬パッド3Rの構成図である。頬パッド3Rは、衝撃吸収ライナー2と同素材を用いて成型した緩衝部材30と、頭部頬パッド20と同素材を用いて成型したクッション部材31とを備え、これら緩衝部材30とクッション部材31とが外装部材32により包被されている。
緩衝部材30は、平面形状を帽体1の右側部1Rの内側面12の形状に対応した形状として成型されている。緩衝部材30の右側部1R側の面には、係止部材4Rに係脱自在に係合する係合体7が埋設固定されている。この緩衝部材30には、顎紐5が挿通する顎紐通し孔33が形成されている。
クッション部材31は、平面形状を馬蹄形状として成型し、緩衝部材30の着用者側の面に対して、顎紐通し孔33を露出させるようにして重ね合わせて接着されている。
図3は、頬パッド3Rの右側部1Rの内側面12に対する着脱形態を示す構成図、図4は、係合体7及び係止部材4Rの形態を示す構成図である。
係合体7は、緩衝部材30に厚み方向で貫通する連結部70の帽体1側の端部に連結されており、係止部材4Rに対して係合される係合片71と、係合片71に連設され、連結部70に連結される固定片72とから構成されている。この固定片72は、緩衝部材30の帽体1側の面に接着されている。連結部70のクッション部材31側の端部には、保持体73が連結されており、この保持体73は、緩衝部材30のクッション部材31側の面に接着されている。すなわち、連結部70を緩衝部材30に貫通させるとともに、保持体73と固定片72とで緩衝部材30を挟持することにより、係合体7を緩衝部材30に固定するようになっている。
このような係合体7及び連結部70並びに保持体73は、緩衝部材30の衝撃吸収時において、容易に変形する程度の軟質の合成樹脂材を用いて一体成形されており、衝撃吸収時に係合体7及び連結部70並びに保持体73が変形することによって、着用者に対して影響を与えないようにすることができる。
係合体7及び連結部70並びに保持体73は、緩衝部材30の衝撃吸収時において、容易に変形する程度に薄肉化して一体成形したものでもよい(図示せず)。また、係合体7及び連結部70並びに保持体73を、比較的変形し難い材料を用いて成形する場合には、連結部70を、緩衝部材30の厚み方向に対して帽体1の前方側又は後方側に20°〜60°の角度に傾かせることにより、連結部70を衝撃吸収時に容易に変形するようにしてもよい(図示せず)。また、前述した容易に変形する程度の軟質の合成樹脂材、あるいは容易に変形する程度に薄肉化した合成樹脂材を用いた連結部70を前述した角度で傾かせて、素材による変形性能と角度による変形性能とを持たせるようにしてもよい(図示せず)。
係止部材4Rは、比較的硬質の合成樹脂材を用いて、右側部1Rの内側面12の前端から後方中途部までの側面形状に沿う形状に成形されている。係止部材4Rの後方側を除く縁部には、縁部材6と右側部1Rの内側面12との間に挿入される挿入縁40が形成されており、この挿入縁40を縁部材6に接着することで、係止部材4Rが右側部1Rの内側面12に保持されるようにしている。この係止部材4Rには、係合体7の係合片71が係脱自在に係合する隙間8が形成されている。
隙間8は、帽体1の後方に向けて、衝撃吸収ライナー2の前端縁21と対向するように形成されている。この隙間8の形状は、係合片71の断面形状とほぼ適合する形状である。このほぼ適合する形状とは、係合片71の係合状態において、隙間8の縁に係合片71の周囲がわずかに接触する形状であって、隙間8に係合している係合片71のガタツキが極めて少なく、しかも隙間8に対する係合片71の係脱がほぼ抵抗なく行える形状である。本発明における係合部8の形状は、前述の係合片71の断面形状とほぼ適合する形状に限られず、係合片71の係脱に多少の抵抗がある形状も含まれる。
本実施形態の係止部材4Rは、合成樹脂材を用いて、右側部1Rの内側面12の前端を含む前方側の一部に適合する形状に形成されているため、右側部の全域にわたる大きさとした前述の従来のベース部材に比べてヘルメットAの軽量化に有効である。また、頬パッド3Rを、右側部1Rの内側面12の係止部材4Rを除く部位に対して接触状態として装着することができるため、頬パッド3Rにおける右側部1Rの内側面12の係止部材4Rを除く部位に対面する部分を、少なくとも、右側部全域にわたる大きさとした前述の従来のベース部材の厚み分厚くすることができ、この厚くできる範囲中で、緩衝部材30を厚くすることによって、ヘルメットAの衝撃吸収性能をより良好にすることができる。
係止部材4Rの面積は、少なくとも、隙間8を確保でき、隙間8に係合する係合片71が挿入されるスペースを確保できる面積であればよいが、頬パッド3Rにおける緩衝部材30の厚みを厚くする範囲の拡大や、ヘルメットAの軽量化という点において、可能な限り小面積とすることが好ましい。係止部材4Rの形状は、本実施形態で例示した形状に限られず、右側部1Rの内側面12の前方端側に対面する部位がなく、挿入縁40を上下縁に設けた形状も含まれる(図示せず)。
係止部材4Rに対する頬パッド3Rの取付け形態は、図3(a)(b)に示すように係合体7の係合片71が全域にわたって隙間8に対して後方から前方に挿入状に係合され、この挿入状態において係合片71の根元が隙間8周りの縁に後方から接触するとともに、衝撃吸収ライナー2の前端縁21が頬パッド3Rの後端縁34に対して接触した状態となるようにしている。また、この取付け状態では、顎紐5が顎紐通し孔33に対して頬パッド3Rの右側部1R側から帽体1の内側に挿通されている。
本実施形態の頬パッド3Rの取付け形態では、隙間8に対する係合片71の後方からの適合挿入状の係合、及び頬パッド3Rの後端縁34の衝撃吸収ライナー2の前端縁21に対する対面接触により、頬パッド3Rの前後方向及び上下方向への移動が防止されている。すなわち、前後方向及び上下方向への移動の防止により、頬パッド3Rをガタツキなく取り付けることができるとともに、ヘルメットAの着用時及び脱帽時において頬パッド3Rが外れてしまうことを防ぐことができる。また、前端縁21に対する後端縁34の接触圧は、ヘルメット1を通常の状態で持ち歩くときに左右方向へずれない程度であるとともに、人為的な力を加えることにより左右方向へずらすことができる程度であって、通常の状態で持ち歩く場合に頬パッド3Rが外れることはない。
頬パッド3Rの取外し方法は、先ず、頬パッド3Rの後端縁34を帽体1の内側方向へずらし、後端縁34の衝撃吸収ライナー2の前端縁21に対する対面接触状態を解除する(図(b)参照)。このとき、係合片71の先端が右側部1Rの内側面12に接触してこの接触部分を支点とし、隙間8の頬パッド3R側の縁に対する係合片71の接触部分を作用点とする「てこ」の作用で隙間8を拡開する。すなわち、隙間8の拡開によるクリアランスにより、頬パッド3Rの後端縁34を帽体1の内側方向へずらすことができる。そして、頬パッド3Rを斜め後方へずらして隙間8から係合片71を引き抜くことによって頬パッド3Rを取り外すことができる。
頬パッド3Rの取付け方法は、前述の取り外し方法の逆動作で行うことができる。すなわち、頬パッド3Rを取り外すときのような斜めの姿勢にして、係合片71を隙間8に向けて斜め前方に移動させる(図3(b)参照)。そして、係合体7が隙間8に対して挿入状に係合した後、頬パッド3Rの後端縁34を右側部1R方向に押し込んで、衝撃吸収ライナー2の前端縁21に接触させることにより取り付けることができる。
本実施形態の係止部材4Rを用いたヘルメットAに対する頬パッド3Rの着脱方法では、頬パッド3Rの後端縁34を内側にずらす工程と、後方に移動させて隙間8から係合片71を抜き取る工程との2工程で頬パッド3Rを取り外し、係合片71を隙間8に挿し込む工程、頬パッド3Rの後方端を右側部1Rの内側面11方向に押し込む工程との2工程で頬パッド3Rを取り付ける方法であるため、頬パッド3Rを容易、かつ迅速に着脱することができる。
本実施形態による頬パッド3Rの取付け方法では、頬パッド3Rの着脱時の姿勢である後端縁34を帽体1の内側へずらした斜め姿勢の角度が小さいほど、隙間8に対する係合片71の係脱操作が行いやすい。そのため、隙間8の開孔位置を可能な限り前方として、頬パッド3Rの着脱時における斜めの姿勢の角度を小さくすることが好ましい。また、隙間8の開孔位置を前方にすることによって、係止部材4Rの面積を小さくすることができる。
以上のとおり、本実施形態によれば、保護機能及び保形性を備えた頬パッドの着脱を容易とし、しかも、軽量、かつより有効な緩衝性能を備えたヘルメットAを提供することができる。
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
A:ヘルメット(オープンフェースヘルメット) 1:帽体 2:衝撃吸収ライナー
1L:左側部 1R:右側部 3L:頬パッド 3R:頬パッド 4L:係止部材
4R:係止部材 5:顎紐 6:縁部材 7:係合体 71:係合片 8:隙間
11:頭部 12:内側面 13:縁部 21:前端縁 30:緩衝部材
31:クッション部材 32:顎紐通し孔 34:後端縁 70:連結部
73:保持体

Claims (3)

  1. オープンフェースヘルメットの最外層をなす帽体の頭部の内側面に衝撃吸収ライナーを配し、前記帽体の左右側部の内側面に、ヘルメット着用者の頬部を保持する頬パッドを着脱自在に具備したオープンフェースヘルメットにおいて、
    前記頬パッドは、保形性及び緩衝性を有する緩衝部材と、該緩衝部材に厚み方向で重ね合わせたクッション部材と、を備え、
    前記頬パッドに対面する前記帽体の前記左右側部の内側面の前方に、前記頬パッドを着脱自在に係止する係止部材が配置され、前記緩衝部材に前記係止部材に対して係脱自在に係合する係合片を有する係合体が固定され、
    前記係止部材は、前記帽体の縁部に対して該帽体の外側から内側にわたり跨ぐように嵌合係着された縁部材と前記帽体の縁部との間に挿入される挿入縁と、前記衝撃吸収ライナーの前端縁と対向するとともに、前記係合が前後方向に係脱する隙間と、を確保してなり、
    前記頬パッドが前記隙間に対する前記係合の係合と、前記衝撃吸収ライナーの前記前端縁に対する前記頬パッドの後端縁の対面接触とにより、前記帽体の前記左右側部の前記内側面に保持されていることを特徴とするオープンフェースヘルメット。
  2. 前記係合体は、前記緩衝部材に厚み方向で貫通する連結部の一端に連結され、該連結部の他端に、前記係合体とで前記緩衝部材を挟持固定するように連結された保持体を有することを特徴とする請求項1記載のオープンフェースヘルメット。
  3. 前記頬パッドは、前記左右側部内側の全域と対面する形状とし、前記緩衝部材と前記クッション部材とにわたり貫通形成された顎紐通し孔を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のオープンフェースヘルメット。
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