JP4939023B2 - 電子撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を連続撮像し、画像データを記録する電子撮像装置に関する。
従来の電子撮像装置は、一般に、電子撮像素子で光電変換された画像データを一時的に格納する第1のバッファメモリと、YUV変換処理や、WB演算処理等を施した後に、JPEG圧縮により画像圧縮された画像データファイルを格納するための第2のバッファメモリとを備える。
通常、このような第1のバッファメモリ及び第2のバッファメモリは、電子撮像装置を構成するシステム制御部上のRAMと呼ばれるメモリに割り当てられている。これらのバッファメモリのRAMに対する容量領域は、個々の電子撮像装置において有限である。そこで、連続撮影において、連続撮影コマ数を決定する連写性能を向上させるために、このRAMの絶対的な領域を拡大する技術として、着脱可能なメモリ増設機能を有した電子撮像装置が知られている。(下記特許文献1参照)。
また、ほとんどの電子撮像装置においては、第1のバッファメモリと第2のバッファメモリの領域設定は、連写性能のバランスを考慮した最適な容量に固定され、どのような撮影条件であっても一定の連写性能を提供している。(下記非特許文献1参照)。
特開平07−288761号公報 「EOS 10D 製品カタログ」第11頁、キヤノン株式会社、2003年
しかしながら、電子撮像装置に、バッファメモリを増設可能な接続部を設ける場合、機構的に複雑となり部品点数も増える。また、使用者にとっては、性能アップに伴い非常に高価なメモリを別途購入する必要があるため負担が大きい。また、一般的な電子撮像装置においては、撮影後の画像ファイルは、不揮発性メモリ媒体に記録されるが、この記録媒体の書き込み速度は、通常、バッファメモリとして使用されるRAMに比べて非常に低速である。
また、連写性能のバランスを考慮した最適なメモリ容量に固定される場合、低価格なコスト設定の電子撮像装置においては、RAMの絶対的な容量は少ない。そのため、コマ速を優先させたい撮影条件下では、第1のバッファメモリの容量の制約から、直ぐに連写コマ数の限界に達する。一方、コマ数を優先させたい撮影条件下では、第2のバッファメモリの容量の制約から、直ぐに記録画像ファイル数が限界に達し、早々に不揮発性メモリへの記録が開始される。いずれにしても、肝心なときにシャッターチャンスを逃すおそれがあり、著しい性能の低下を引き起こすおそれがあるという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複雑な操作を要することなくバッファメモリの適切な領域設定を行うことができ、メモリ増設等のコストアップを伴わないでバッファメモリの記憶容量を有効に利用することができる電子撮像装置及びその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の電子撮像装置は、被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段により出力された画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、一時記憶手段と、前記一時記憶手段の記憶領域に、前記撮像手段により出力され且つ前記画像処理手段により前記所定の処理が施される前の画像データが記憶される第1領域と前記画像処理手段により前記所定の処理が施された後の画像データが記憶される第2領域とを確保する割り当て手段と、撮影モードを設定する撮影モード設定手段と、連写モードを設定する連写モード設定手段と、ISO感度を設定するISO感度設定手段と、記録画素数を設定する記録画素数設定手段とを有し、前記割り当て手段は、前記撮影モード設定手段により前記第1領域のサイズが可変である撮影モードが設定された場合に、前記連写モード設定手段により設定された連写モードに応じて、前記一時記憶手段の前記第1領域のサイズ及び前記第2領域のサイズを決定し、前記ISO感度設定手段及び前記記録画素数設定手段によりISO感度及び記録画素数が設定された場合には、設定されたISO感度及び記録画素数に応じて、前記一時記憶手段の前記第2領域のサイズを決定することを特徴とする。
本発明によれば、複雑な操作を要することなくバッファメモリの適切な領域設定を行うことができ、メモリ増設等のコストアップを伴わないでバッファメモリの記憶容量を有効に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子撮像装置の構成を示すブロック図である。
この電子撮像装置100には、レンズユニット200及びストロボユニット300が接続可能である。レンズユニット200は、図示しない被写体の光学像を、レンズ210から絞り211、レンズマウント202及びレンズマウント102、並びにシャッター14を介して導き、撮像素子21上に結像させることが出来る。
電子撮像装置100において、システム制御部20(割り当て手段、操作子割り当て手段)は、電子撮像装置100全体を制御する。A/D変換部22は、撮像素子21のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する。A/D変換部22でA/D変換されたディジタル信号は、メモリ制御部24及びシステム制御部20により制御され、一時記憶手段としてのメモリ26に格納される。画像処理部23は、上記ディジタル信号のデータ或いはメモリ制御部24からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部23は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路も備えている。画像処理部23は、メモリ26に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ26に書き込むことも可能である。さらに、画像処理部23においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL(スルーザレンズ)方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
メモリ制御部24は、A/D変換部22、画像処理部23、液晶パネル表示部25及び外部着脱メモリ部27とメモリ26との間のデータの送受を制御する。メモリ制御部24の制御により、A/D変換部22のデータが画像処理部23、メモリ制御部24を介して、或いはA/D変換部22のデータが直接メモリ制御部24を介して、メモリ26に書き込まれる。
液晶パネル表示部25は、メモリ26に書き込まれた表示用の画像データを画像表示する。また、液晶パネル表示部25は、システム制御部20の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には、電子撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
メモリ26は、所定枚数の静止画像を格納するのに十分な記憶容量を備えており、撮影した静止画像を一時的に格納する。また、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影においては、後述する「バッファメモリの構成(図5参照)」のように、静止画像データを格納する領域が、バッファメモリ1(第1領域)とバッファメモリ2(第2領域)の2つに分割される。これにより大量の静止画像の高速書き込みをメモリ26に対して行うことが可能となっている。
例えば、図5(a)を例にとると、メモリ26の記憶領域は、表示用領域と、システム作業用領域と、バッファメモリ1、2とに分かれている。すなわち、まず、メモリ26はシステム制御部20の作業領域としても使用することが可能である。システム作業用領域は、システム制御部20が、プログラムを実行する上で必要な変数や、構造体、スタック等として必要なメモリ領域である。また、表示用領域は、液晶パネル表示部25に対して直前に撮影した画像の表示を行うために必要なメモリ領域である。本実施の形態では、表示用領域とシステム作業用領域のサイズは固定されており、バッファメモリ1、2のサイズが可変となっている。
バッファメモリ1は、A/D変換部22によるA/D変換直後の(画像処理部23による処理前の)画像データを格納するためのメモリ領域である。バッファメモリ2は、画像処理部23により処理された画像データを格納するためのメモリ領域である。上記、A/D変換部22からディジタル変換された撮像画像データは、画像処理等が施されていない、いわゆる未加工の画像データであるので、以下これを、特に「RAWデータ」とも称する。
図1に示す外部着脱メモリ部27は、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードといった、着脱可能で不揮発性のメモリカード等の記録媒体27aに対して画像ファイルの記録や読み出しを行う。不揮発性メモリ28は、記憶データを電気的に消去・記録可能であり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が採用される。不揮発性メモリ28には、撮影状態の情報や、電子撮像装置100を制御するプログラム等が格納される。
電源部29は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源部29は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部20の指示に基づいて、上記DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、上記記録媒体27aを含む各部へ供給する。
シャッター制御部11は、測光部12からの測光情報に基づいて、レンズ制御部203と連携しながら、シャッター14を制御する。測光部12は、AE(自動露出)処理を行う。測光部12には、レンズ210に入射した光線が、絞り211、レンズマウント202、102、及び不図示の測光用レンズを介して入射される。測光部12は、光学像として結像された画像の露出状態を測定することが出来る。また、測光部12は、ストロボユニット300と連携することによりEF(フラッシュ調光)処理機能も有する。
測距部13は、AF(オートフォーカス)処理を行う。すなわち、測距部13には、レンズ210に入射した光線が、絞り211、レンズマウント202、102、及び不図示の測距用ミラーを介して入射される。測距部13は、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することが出来る。電子撮像装置100は、測距部13及び測光部12を専用に備える構成であるため、測距部13及び測光部12を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行う構成となっている。
カメラ制御部10は、シャッター制御部11、測光部12、測距部13との通信により、カメラとしての一連の動作を制御する。カメラ制御部10はまた、レンズユニット200及びストロボユニット300を制御することも可能である。
要素40〜44は、システム制御部20の各種の動作指示を入力するための操作部群であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作部群の具体的な説明を行う。まず、MENUスイッチ40は、液晶パネル表示部25に各種項目の一覧表示を指示する。この表示内容としては、撮影に関する状態設定、記録媒体27aのフォーマット、時計の設定、現像パラメータ設定、及びユーザー機能設定(カスタム機能の設定)等がある。連写モードスイッチ41は、単写撮影→高速連写撮影→低速連写撮影→セルフタイマ撮影の切り替えを操作できる。モードダイアルスイッチ42は、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、バースト撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することが出来る。
レリーズスイッチ43は、レリーズボタンの操作途中(SW1)及び操作完了(SW2)でそれぞれONとなるスイッチである。操作途中状態(SW1の押下)では、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。操作完了(SW2の押下)では、露光、現像、記録等の一連の処理の動作開始を指示する。すなわち、まず、撮像素子21から読み出した信号をA/D変換部22、メモリ制御部24を介してメモリ26に画像データを書き込む露光処理を指示する。また、画像処理部23やメモリ制御部24での演算を用いた現像処理を指示する。さらに、メモリ26から画像データを読み出し、画像処理部23でさらに圧縮を行い、外部着脱メモリ部27に装着された記録媒体27aに画像データを書き込む記録処理を指示する。
操作部44は、個々には図示しないが、各種ボタンスイッチからなる。例えば、再生、セット、マクロ、マルチ画面再生、撮影条件表示再生、画面拡大表示、ページ送り、ページ戻り、フラッシュ設定、メニュー移動+(プラス)、メニュー移動−(マイナス)、再生画像移動+(プラス)、再生画像−(マイナス)、ホワイトバランス選択、撮影画質選択、露出補正、日付/時間設定等のスイッチや、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替え等のスイッチを有する。
操作部44はまた、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行スイッチ、液晶パネル表示部25のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチを有する。また、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチを有する。また、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体27aに記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチを有する。また、再生画像の中で不要な画像を消去する画像消去ボタンを有する。また、レリーズスイッチ半押ししたらオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードとレリーズスイッチ半押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定することが出来るAFモード設定スイッチ等を有する。
また、操作部44における上記プラス、マイナスを指示するスイッチの各機能は、図示しない回転ダイアルスイッチや十字キーを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となっている。操作部44はまた、セットボタンスイッチ44aを備える。
電源スイッチ45は、電子撮像装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、電子撮像装置100に接続されたレンズユニット200、ストロボユニット300、リモコン(図示せず)、記録媒体27a等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
レンズユニット200は、交換レンズタイプのレンズユニットである。レンズユニット200において、レンズ制御部203は、レンズユニット200全体を制御する。レンズマウント202、102は、電子撮像装置100をレンズユニット200と接続するためのインターフェースである。コネクタ101、201は、カメラ制御部10により制御され、電子撮像装置100をレンズユニット200と電気的に接続する。
レンズ制御部203は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット200固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値等を保持する不揮発メモリの機能も備えている。また、レンズ制御部203は、絞り211を制御したり、撮影レンズ210のフォーカシングを制御したり、撮影レンズ210のズーミングを制御したりする機能も兼ね備えている。
ストロボユニット300は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。アクセサリシュー111、301は、電子撮像装置100をストロボユニット300と接続するためのインターフェースである。
図2及び図3は、本実施の形態における主ルーチンのフローチャートである。このフローチャートを用いて、電子撮像装置100の基本的な動作を説明する。
まず、ステップS101では、電池交換等の電源投入により、カメラ制御部10やシステム制御部20は、フラグや制御変数等を初期化する。また、外部着脱メモリ部27により記録媒体27aの装着が検出された場合は、記録媒体27a内のファイル情報の取得、割り込み処理の登録等の電子撮像装置100の各部において必要な所定の初期設定を行う。
次に、システム制御部20は、電源スイッチ45の設定位置を判断し、電源スイッチ45が電源ONになるまで、電源スイッチ45の監視を続ける(ステップS102)。そして、電源スイッチ45が電源ONに設定されたら、システム制御部20は、電源部29内のDC/DCコンバータの起動や、電池等により構成される不図示の電源の残容量や動作状況を監視する電源管理システムを起動させる(ステップS103)。
次に、システム制御部20は、電子撮像装置100を起動させる上で、電池残容量や電源部29により供給される電圧に問題があるか否かを判断し(ステップS104)、問題がある(NG)ならば、警告表示処理を行う(ステップS123)。例えば、システム制御部20内のメモリにエラー情報フラグを設定する。
一方、電池残容量や電圧に問題が無い(OK)ならば、ステップS105で、撮影条件設定処理を行う。すなわち、カメラ制御部10は、現在、電子撮像装置100に装着されているレンズユニット200、ストロボユニット300等を検出し、各アクセサリに関する情報の取得、初期設定を実行する。さらにカメラ制御部10は、システム制御部20からモードダイアル42の設定位置の情報や、不揮発性メモリ28に保存されている撮影モードに関する設定情報を取得する。そして、測光部12、測距部13、及び、検出された各アクセサリの設定情報から、適切な撮影条件の設定を行う。
次に、システム制御部20は、上記撮影条件設定処理により現在設定されている撮影モードと、連写モードの設定により、後述する「バッファメモリ管理テーブル」(図4(a)参照)を参照し、撮影時のメモリ26内のバッファメモリ1の領域、及びメモリ26内のバッファメモリ2の領域を確保する。それと同時に、バッファメモリ1、2のそれぞれの使用状況を数値化した変数の情報である「バッファメモリ管理情報」をクリア(未使用状態を意味する)する(ステップS106)。
ここで、バッファメモリ管理テーブルを説明する。図4(a)は、バッファメモリ管理テーブルを示す図である。
このバッファメモリ管理テーブルでは、モードダイアル42で選択された撮影モード(シャッター優先、絞り優先等)に対して、バッファメモリ1に格納可能なRAWデータの個数であるBUFF1_NUMが対応付けられている。一部の撮影モードにおいて、BUFF1_NUMの値が「0」となっているが、これは、これらの撮影モードでは、連続撮影における記憶可能な撮影コマ数が可変であることを示している。例えば、後述する連続撮影コマ数設定(図8参照)等により任意に変更され得る。これら、撮影コマ数が可変である撮影モードについては、上記バッファメモリ管理情報が初期化された直後は、BUFF1_NUMは、標準設定値である「4」に設定される。
図4(b)は、ISO(記録感度)と記録画素数とで定まるバッファメモリ2に最低限確保が必要なメモリサイズを規定する必要メモリサイズテーブルを示す図である。必要メモリサイズテーブルにおけるBUFF2_MINは、バッファメモリ1のサイズが任意に設定可能な状態、すなわち、BUFF1_NUMが可変である場合に、バッファメモリ2に最低限確保されるべき記憶容量(単位MB(メガバイト))である。
通常、電子撮像装置100においては、記録画素数(乃至記録画像サイズ)、JPEG圧縮効率や、ISOを任意に選択できるため、各々の設定値によりバッファメモリ2として最低限確保しなければならないメモリサイズは異なる。
例えば、図4(b)を参照すると、ISO=200/画像サイズ=(MIDDLE)/圧縮効率=(標準Normal)を選択している場合は、1.0MBのメモリサイズをバッファメモリ2として確保する必要がある。メモリ26全体のサイズから表示用領域及びシステム作業用領域のサイズを除いたものが、メモリ26に割り当てられた、撮影記録に使用可能なバッファメモリとしてのサイズである(図5参照)。そして、バッファメモリとしてのサイズから、図4(b)で規定されるバッファメモリ2の最低限必要なサイズを除いたサイズを、1個のRAWデータの標準サイズで分割した値から、バッファメモリ1に記憶可能な撮影コマ数の最大値(整数値)が決まる。
なお、本実施の形態では、JPEG圧縮の場合を用いて説明したが、これ以外の、例えば、TIFF、GIF等の他の圧縮形式の場合も同様である。また非圧縮の記録についても対応可能である。
図2、図3に戻り、ステップS106の処理後は、ステップS107に進み、システム制御部20は、電子撮像装置100を起動させるに十分な電池残容量を判断し、問題がある(NG)ならばエラー情報フラグを設定し、警告表示処理を行う(ステップS123)。この警告表示処理においては、エラー情報フラグの内容を判断し、液晶パネル表示部25を用いて画像や音声による所定の警告表示を行う。そして、電源スイッチ45の設定位置が電源OFFになるまで、電源スイッチ45の監視を続ける(ステップS124)。そして、電源スイッチ45の設置位置が電源OFFと判断されると、ステップS121に進む。
一方、前記ステップS107で、電池残容量に問題が無い(OK)ならば、システム制御部20は、モードダイアル42の設定位置が変更されたかどうかを判断する(ステップS108)。そして、設定位置の変更があった場合は、カメラ制御部10へ現在の撮影条件を通知する。カメラ制御部10は、通知された撮影モード情報から、後述するサブルーチンである図6の「撮影条件設定処理」を実行した後に(ステップS109)、前記ステップS107に戻る。一方、モードダイアル42の設定位置に変更が無かった場合は、ステップS110に進む。
ステップS110では、システム制御部20は、レリーズスイッチ43(SW1)が押されたかどうかを判断する。そして、レリーズスイッチ43(SW1)が押されていた場合は、後述するサブルーチンである図11の「レリーズ処理」を実行し(ステップS111)、前記ステップS107に戻る。一方、レリーズスイッチ43(SW1)が押されていない場合は、ステップS112に進む。
ステップS112では、システム制御部20は、操作部44の再生スイッチが押されたかどうかを判断する。そして、押された場合は、外部着脱メモリ部27内の記録媒体27aから、記録された撮影画像を読み出し、メモリ26へ転送して、液晶表示パネル部25により該撮影画像の再生表示を行う(ステップS113)。また、ステップS113においては、操作部44により再生画像のページ送り/戻し、9画面同時表示(マルチ画面再生)、拡大表示、撮影条件表示(INFO再生)、撮影画像の消去等の処理も行われる。その後、前記ステップS107に戻る。一方、ステップS112で、再生スイッチが押されなかった場合は、ステップS114に進む。
ステップS114では、システム制御部20は、連写モードスイッチ41が押されたかどうかを判断し、連写モードスイッチ41が押された場合は、後述するサブルーチンである図7の「連写モード設定処理」を実行して(ステップS115)、前記ステップS107に戻る。一方、連写モードスイッチ41が押されなかった場合はステップS116に進む。
ステップS116では、システム制御部20は、操作部44における再生スイッチ以外の各種スイッチが押されたかどうかを判断し、各種スイッチが押された場合は、後述するサブルーチンである図8、図9の「操作部処理」を実行して(ステップS117)、前記ステップS107に戻る。一方、操作部44の各種スイッチが押されなかった場合は、ステップS118に進む。
ステップS118では、システム制御部20は、MENUスイッチ40が押されたかどうか判断し、押された場合は、メニューモードの処理を実行する(ステップS119)。このメニューモードの処理では、例えば、液晶パネル表示部25に、各種カメラ撮影の補助設定や記録媒体27aへのユーティリティ等の各種項目を表示させ、操作部44のさまざまなスイッチを用いて選択・実行を行う。その後、前記ステップS107に戻る。一方、MENUスイッチ40が押されていなかった場合はステップS120に進む。
ステップS120では、システム制御部20は、電源スイッチ45の設定位置を判断し、電源スイッチ45が電源ONに設定されている場合は、前記ステップS107に戻る。一方、電源スイッチ45が電源OFFに設定されている場合は、電子撮像装置100の終了処理を行うために、ステータス退避処理を行う(ステップS121)。すなわち、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、撮影モード等を、不揮発性メモリ28やシステム制御部20内のメモリ等に記録する。
次に、ステップS122では、液晶パネル表示部25、外部着脱メモリ部27等の電子撮像装置100の各部、及び、レンズユニット200、ストロボユニット300への、電源部29からの不要な電源を遮断し、動作状況を監視するシステムの終了処理を実行する。これで、一連の電子撮像装置100の終了処理は終わり、前記ステップS102に戻る。そして、ステップS102で、再び電源スイッチ45の設定値が電源ONとなるまで、監視を続ける。
図6は、図2、図3のステップS109で実行される撮影条件設定処理のフローチャートである。
まず、ステップS201では、システム制御部20は、モードダイアル42の設定位置の変化を検知し、その変化から、撮影モード変数MODE_VALUEを更新する。この撮影モード変数MODE_VALUEは、現在のモードダイアルの設定情報として管理するための値である。具体的には、モードダイアル42は、4ビットのデータエンコーダになっており、ステップS201では、システム制御部20は、ポーリング検知で、直前の状態と現在の状態の排他論理和を算出することで設定位置の変化の有無を検知する。そして、モードダイアル42のエンコードした値を、撮影モード変数MODE_VALUEに格納する。
次に、ステップS202〜S211において、システム制御部20は、MODE_VALUE値から現在の撮影モードを判断する。すなわち、システム制御部20は、現在の撮影モードが、シャッター優先(ステップS202)、絞り優先(ステップS203)、マニュアル露光(ステップS204)、プログラムAE(ステップS205)、全自動撮影(ステップS206)、ポートレート(ステップS207)、風景撮影(ステップS208)、スポーツ撮影(ステップS209)、夜景撮影(ステップS210)、バースト撮影(ステップS211)のいずれであるかを判断する。その後、「バッファメモリ管理テーブル」(図4(a)参照)を参照し(ステップS212)、上記判断した撮影モードに対応した設定情報を「バッファメモリ管理テーブル」から取得する。
例えば、現在の撮影モードが「シャッター優先」であれば、BUFF1_NUMの値「0」(撮影コマ数が可変)が取得され、「全自動撮影」であれば、BUFF1_NUMの値「4」が取得される。
次に、前記ステップS212で参照したテーブル情報(BUFF1_NUMの値)を元に、メモリ26に構成すべきバッファメモリ1、及びバッファメモリ2の領域を設定すると共にバッファメモリ管理情報を更新する(ステップS213)。次に、システム制御部20は、不揮発性メモリ28に保存されている撮影モードに関する設定情報(測光部12、測距部13及び、検出された各アクセサリの設定情報)をカメラ制御部10へ通知し、カメラ制御部10は、適切な撮影条件設定処理を行う(ステップS214)。次に、システム制御部20は、カメラ制御部10より撮影条件設定の完了通知を受け取った後に、液晶表示パネル部25に表示されている撮影モードの内容を変化させ(ステップS215)、本処理を終了する。
ここで、前記ステップS213における、バッファメモリ1、2の領域確保について図5を例に用いて説明する。図5(a)〜(c)は、メモリ26の領域設定状態を示す概念図である。
図5(a)は、標準設定値であるBUFF1_NUM=4が設定されている場合の領域設定状態を示している。例えば、撮影モードが全自動モードである場合や、連続撮影コマ数が任意に設定可能な撮影モード(シャッター優先、絞り優先、マニュアル、バースト撮影等のモード)においてBUFF1_NUMの初期値である「4」が設定された場合が該当する(図4(a)参照)。
図5(b)は、連続撮影コマ数の設定値としてBUFF1_NUM=6が設定されている場合の領域設定状態を示している。例えば、スポーツ撮影モードのような、高速連写性能が必要な場合や、マニュアルやシャッター優先等の撮影モードで且つ図7の「連写モード設定処理」で高速連写モード(連写H)が選択された場合等が該当する。
図5(c)は、連続撮影コマ数の設定値としてBUFF1_NUM=2が設定されている場合の領域設定状態を示している。例えば、風景撮影や、夜景撮影のような、高い連写性能が必要無い撮影モードや、マニュアルやシャッター優先等の撮影モードで且つ図7の「連写モード設定処理」で低速連写モード(連写L)や単写が選択された場合等が該当する。
図7は、図2、図3のステップS115で実行される連写モード設定処理のフローチャートである。
まず、システム制御部20は、連写モードスイッチ41が押されるたびに、『単写』→『連写H(高速)』→『連写L(低速)』→『セルフタイマ』→再び『単写』という順に遷移する連写モードを判断し、それに応じた撮影条件をカメラ制御部10に通知する(ステップS301)。
次に、システム制御部20は、「バッファメモリ管理テーブル」と、不揮発性メモリ28に保存されている撮影モードに関する設定情報とを参照する(ステップS302)。そして、システム制御部20は、前記ステップS302において参照した情報を元に、現在選択されている撮影モードと連写モードとに応じて、メモリ26内のバッファメモリ1及びバッファメモリ2の領域を確保する(図5(a)〜(c)参照)。それと同時に、バッファメモリ1、2のそれぞれの使用状況を数値化した変数の情報である「バッファメモリ管理情報」を更新する(ステップS303)。
例えば、撮影モードがポートレート等であって、BUFF1_NUMの値が「1」等に決まっているときは、連写モードにかかわりなく、そのBUFF1_NUMの値に応じたサイズがバッファメモリ1のサイズとして確保される(図5(a)の説明参照)。一方、撮影モードがシャッター優先等であって、BUFF1_NUMの値が可変であるときは、連写モードに応じて、BUFF1_NUMが定まる(図5(b)、(c)の説明参照)。
次に、システム制御部20は、現在選択されている連写モードを視認できるように、常時表示される液晶パネル表示部25への表示や、不図示のLCDパネルでのマークの点灯を行う(ステップS304)。その後、本処理を終了する。
図8、図9は、図2、図3のステップS117で実行される操作部処理のフローチャートである。
まず、システム制御部20は、操作部44における各種スイッチの単独、或いは複合的なボタンスイッチの操作から、設定指示の内容が、「連続撮影コマ数設定」、「ISO感度/記録画像設定」、「その他」のいずれであるかを判断する(ステップS401)。ここで、操作部44における各種スイッチには、カスタム機能設定(カスタムファンクション)により、「連続撮影コマ数設定」、「ISO感度/記録画像設定」へ移行させる機能(ショートカット機能)を任意に割り当てることができる。一例として、「連続撮影コマ数設定」の機能をセットボタンスイッチ44aに割り当てるカスタム機能設定の態様を、図10を用いて説明する。カスタム機能設定は、メニューモードの処理(図3のステップS119)において実行される。
図10(a)、(b)は、カスタム機能設定時に液晶パネル表示部25に表示される表示内容を示す図である。
システム制御部20は、MENUスイッチ40が押されたことを確認した後、液晶パネル表示部25に、現像パラメータ、記録媒体初期化、言語設定、カスタム機能設定等の項目リストを表示させる。カスタム機能設定を行う際には、ユーザは、項目リストの中から、操作部44の回転ダイアルや、十字キー等で、項目「C.Fn.カスタムファンクション」を選択する。さらに、カスタムファンクションの小項目の中から、回転ダイアルや、十字キーにより「15.撮影時のSETボタン機能」を選択する。すると、液晶パネル表示部25には、初期状態として、同図(a)に示すような画面が表示され、現在、操作部44のSETボタンには全く機能が割り当てられていないこと(「0:通常(なし)」)が示される。
この状態で、さらに、回転ダイアルや、十字キーの操作により、「0:通常(なし)」から「4:連続撮影コマ数の設定」に変更する(同図(b))。これにより、操作部44の中のセットボタンスイッチ44aは、撮影時に連続撮影コマ数設定モードへのショートカットとなり、連続撮影コマ数の設定変更が迅速に行えるようになる。
なお、カスタム機能設定では、「連続撮影コマ数設定」へのショートカット機能を割り当てる態様を例示したが、これに限られない。例えば、「ISO感度/記録画像設定」についても同様に適用できる。
また、カスタム機能設定では、セットボタンスイッチ44aに対してショートカット機能を割り当てることを例示したが、これに限られず、他のスイッチに割り当ててもよい。その場合、1つのスイッチに限られず、複数のスイッチの押下順序の組み合わせに対してショートカット機能を割り当てるようにしてもよい。
また、カスタム機能設定は、メニューモードの処理(図3のステップS119)において実行されるとしたが、これに限られない。例えば、特定のスイッチの複合的な組み合わせや所定の押下順序によってカスタム機能設定を可能に構成してもよい。その場合、例えば、「第1スイッチを連続3回押した後に、第2スイッチを押下」により、該第2スイッチに、ショートカット機能が割り付けられるようにしてもよい。
図8に戻り、前記ステップS401の判別の結果、設定指示の内容が、「連続撮影コマ数設定」である場合はステップS402以降の「連続撮影コマ数設定」の処理を実行し、「ISO感度/記録画像設定」である場合は図9のステップS410以降の「ISO感度/記録画像設定」の処理を実行する。また、「その他の設定指示」である場合は、その指示に応じた「その他の処理」を実行して(ステップS409)、本処理を終了する。
前記ステップS402では、液晶パネル表示部25(或いは不図示のLCDパネル)に、現在の連続撮影コマ数設定状態を表示する。次に、システム制御部20は、操作部44における連続撮影コマ数の増加減を表す回転ダイアルや十字キーの操作の有無を判別し(ステップS403)、操作があった場合は、ステップS404に進む。ステップS404では、上記回転ダイアルや十字キーの操作による連続撮影コマ数の増加減に従って、上記BUFF1_NUMの整数値を増加減させ、前記ステップS402に戻って、最新となった現在の連続撮影コマ数設定状態を液晶パネル表示部25に表示させる。
前記ステップS403で、連続撮影コマ数の増加減を表す操作がなかった場合は、操作部44の不図示の決定スイッチの押下の有無を判別する(ステップS405)。そして、決定スイッチの押下があった場合は、現在、液晶パネル表示部25に表示されているBUFF1_NUMの整数値をバッファメモリ管理情報に設定するべく、ステップS407に進む。すなわち、ステップS407では、システム制御部20は、新たに設定されたBUFF1_NUMの整数値に基づいて、メモリ26に構成されるバッファメモリ1、及びバッファメモリ2の領域を設定すると共に、「バッファメモリ管理情報」を更新する。
次に、システム制御部20は、「連続撮影コマ数設定処理」を終了するために所定の処理を実行する(ステップS408)。すなわち、液晶パネル表示部25に表示されている連続撮影コマ数設定画面を消去し、連続撮影コマ数設定における一連の処理に対してエラーの有無の確認を行い、カメラ制御部10へ撮影待機状態へ移行する命令を発行し、撮影準備が整ったら本処理を終了する。
前記ステップS405の判別の結果、決定スイッチの押下がない場合は、その他のスイッチの操作が行われたか否かを判別する(ステップS406)。そして、その他のスイッチの操作が行われた場合は、前記ステップS408に進む。一方、その他のスイッチの操作が行われない場合は、前記ステップS403に戻る。
図9のステップS410では、液晶パネル表示部25(或いは不図示のLCDパネル)に、現在のISO感度、記録画像設定の状態、そして設定状態に対して最適な連写撮影可能なコマ数を表示する。次に、システム制御部20は、操作部44におけるISO感度及び記録画像設定の変化を表す回転ダイアルや十字キーの操作の有無を判別し(ステップS411)、操作があった場合は、ステップS412に進む。
ステップS412では、まず、上記説明したように、必要メモリサイズテーブル(図4(b))を参照し、上記回転ダイアルや十字キーの操作によるISO感度及び記録画像の設定に対応する、バッファメモリ2の最低限必要なサイズ(BUFF2_MIN)を把握する。そして、メモリ26のバッファメモリとしてのサイズ(メモリ26全体のサイズから表示用領域及びシステム作業用領域のサイズを除いたサイズ)から、上記把握したBUFF2_MINを除いたサイズを、1個のRAWデータの標準サイズで分割する。これにより得た値(整数値)を、バッファメモリ1に記憶可能な撮影コマ数(BUFF1_NUM)とする。その後、前記ステップS410に戻って、最新となった現在のBUFF1_NUMを液晶パネル表示部25に表示させる。
前記ステップS411で、操作がなかった場合は、続くステップS413、S414で、前記ステップS405、S406と同様の処理を実行する。
前記ステップS413の判別の結果、決定スイッチの押下があった場合は、現在、液晶パネル表示部25に表示されているBUFF1_NUMの整数値をバッファメモリ管理情報に設定するべく、ステップS415に進む。すなわち、ステップS415では、システム制御部20は、新たに設定されたBUFF1_NUMの整数値に基づいて、メモリ26に構成されるバッファメモリ1、及びバッファメモリ2の領域を設定すると共に、「バッファメモリ管理情報」を更新する。
次に、システム制御部20は、「ISO感度/記録画像設定処理」を終了するために所定の処理を実行する(ステップS416)。すなわち、液晶パネル表示部25に表示されているISO感度/記録画像設定画面を消去し、ISO感度/記録画像設定における一連の処理に対してエラーの有無の確認を行い、カメラ制御部10へ撮影待機状態へ移行する命令を発行し、撮影準備が整ったら本処理を終了する。
なお、上記の説明においては、ISO感度/記録画像の設定のみにより、バッファメモリ1、及びバッファメモリ2のサイズを決定しているが、これらのみに限られない。例えば、コマ速、撮影モードまたはシャッター秒時とISO感度/記録画像との組み合わせによって、バッファメモリ1、2の配分を決定するようにしてもよい。
図11は、図2、図3のステップS111で実行されるレリーズ処理のフローチャートである。
まず、ステップS501では、測光・測距処理を行う。すなわち、カメラ制御部10は、測光部12を用いて、レンズ210、絞り211、レンズマウント202、102、不図示の測光用レンズを介して入射された光学像から露出状態を判断し、適正な絞り値(Av値)や、シャッター速度(Tv値)を決定する。また、撮影モードにより、必要に応じてストロボユニット300の充電や、発光量のパラメータ等をストロボ発光制御部302へ通知する。同様に、カメラ制御部10は、測距部13を用いて、レンズ210、絞り211、レンズマウント202、102、不図示の測距用ミラーを介して入射された光学像から合焦状態を判断し、AF(オートフォーカス)制御を実行する。
次に、ステップS502では、撮像素子21やA/D変換部22に通電し、パラメータ設定、クロック供給を行う。また、シャッター14を閉じた状態で、ダーク画像データの取得を行い、メモリ制御部24を介してメモリ26へ記録する。
次に、システム制御部20は、レリーズ処理に十分な電池容量が残っているか否かを判別する(ステップS503)。その判別の結果、十分な電池容量が残っていない場合(NG)は、図3の前記ステップS123に戻って、警告表示処理によりエラー情報フラグの設定を行う。一方、電池残容量に問題が無いならば(OK)、外部着脱メモリ部27に装着された記録媒体27aのファイル情報から、画像処理部23を介して生成された現像(JPEG圧縮等)後の画像データを記録するのに十分な空き容量が記録媒体27aに確保されている否かを判別する(ステップS504)。
その判別の結果、空き容量が不足している場合(NG)は、前記ステップS123に戻る。一方、空き容量に問題がない場合(OK)は、レリーズスイッチ43のSW2が押されているかどうかを判別する(ステップS505)。その判別の結果、レリーズスイッチ43のSW2が押されていない場合は、レリーズスイッチ43のSW1が押されているかどうかを判別する(ステップS506)。その判別の結果、レリーズスイッチ43のSW1が押されていない場合は、本処理を終了する。一方、レリーズスイッチ43のSW1が押されて続けている場合は、前記ステップS505に戻る。
一方、前記ステップS505で、レリーズスイッチ43のSW2が押された場合は、露光処理を行う(ステップS507)。この露光処理では、まず、カメラ制御部10が、レンズ制御部203に命令を発行し、前記ステップS501で取得したAv値の条件をもとに絞り211を制御する。さらに、システム制御部20が、撮像素子21に対して露光のために蓄積開始を実行する。さらに、カメラ制御部10は、撮像素子21に露光を行うためにシャッター制御部11に対して上記取得したTv値の条件をもとにシャッター14を制御させる。このとき、前記ステップS501においてストロボ発光制御部302にストロボ発光の指示が行われていた場合には、同時にストロボも発光させる。ステップS507においてはまた、メモリ制御部24によりA/D変換部22からディジタル変換された撮像画像データ(RAWデータ)を、メモリ26に構成されたバッファメモリ1の所定の領域に格納する。
次に、連写モードの設定値と、前記ステップS501で取得したTv値とから、高速連写可能かどうかを判別する(ステップS508)。その判別の結果、高速連写可能の場合は、ステップS512に進む一方、高速連写可能でない場合(低速連写)は、ステップS509に進む。
ステップS509では、現像処理を実行する。まず、前記ステップS507でバッファメモリ1に格納された1枚以上のRAWデータが、メモリ制御部24のFIFO(ファーストインファーストアウト)により、画像処理部23に引き渡される。そして、CCD傷補正、ダーク演算、ホワイトバランス処理、画像サイズ補間、JPEG圧縮処理、クイックレビュー表示画像作成等の現像処理が実行される。そして、現像処理された画像データが、メモリ26に確保されたバッファメモリ2の所定の領域に格納される。また、これと並行して、上記生成されたクイックレビュー表示画像データは、メモリ26の表示用領域(図5参照)へ格納され、液晶パネル表示部25により撮影画像確認のためのクイックレビュー再生表示が行われる。
次に、バッファメモリ管理情報により、バッファメモリ2に十分な空き領域がなくなったか否かを判別する(ステップS510)。その判別の結果、十分な空き領域がなくなった場合は、ファイルの記録を実行する(ステップS511)。一方、十分な空き領域がある場合は、ステップS512に進む。前記ステップS511では、システム制御部20は、バッファメモリ2に格納された現像処理後の画像データを元に、外部着脱メモリ部27に装着された記録媒体27aに対して、ファイル情報管理テーブル、ファイル名を生成し、これら画像データ、ファイル管理テーブル、及びファイル名を、記録媒体27aの所定の領域へ記録する。
前記ステップS512では、バッファメモリ管理情報を更新する。すなわち、直前の処理(ステップS507、S509、S511)の処理後のバッファメモリ1、2の使用状況を表した変数の増減処理を行う。電子撮像装置100は、連写撮影を想定しているため、前記ステップS512の処理後は前記ステップS503に戻る。
図12(a)〜(c)は、連写撮影時におけるメモリ26のバッファメモリの格納状態を示す遷移図である。連写撮影時は、図11の処理では、レリーズスイッチ43のSW2が押しつづけられた場合が想定される。図12(a)〜(c)は、縦方向が時間軸を示し、それぞれ、メモリ26のバッファメモリ1、2の分割状態が図5(a)〜(c)に示すものである場合に対応している。
図12(a)に示すように、撮像動作が開始されると、まず、バッファメモリ1にRAWデータを順次格納していく(1、2、・・・)(図11のステップS507)。そして、バッファメモリ1が連続撮影コマ数の設定値(この例ではBUFF1_NUM=4)まで満たされると(時点t1)、バッファメモリ1に格納されたRAWデータ(1)に対して画像処理部23により所定の画像処理を行い、画像処理後の画像データをバッファメモリ2に格納する(1+)(図11のステップS509)。その後、バッファメモリ1のRAWデータ(1)は不要となるため、撮像動作を再開させ、バッファメモリ1のRAWデータ1の領域に上書きを行う(〈1〉)。これを繰り返すことで、バッファメモリ2には、画像処理後の画像データが順次格納されると共に(1+、2+、・・・)、バッファメモリ1には、新たなRAWデータが順次格納されていく(〈1〉、〈2〉、・・・)。
その後、バッファメモリ2の空き容量が、BUFF2_MIN値(図4(b)参照)以下となった場合(時点t2)は、撮像動作を一旦停止させ、記録媒体27aに対して、バッファメモリ2に格納されている画像データ(1+)の記録媒体27aへのファイル書き込みを行う(図11のステップS511)。その後、バッファメモリ2の画像データ(1+)の領域は不要となるため、撮像動作を再開させ、バッファメモリ2の画像データ(1+)の領域に、画像処理後の新たな画像データの上書きを行う(〈1〉+)(図11のステップS509)。これを繰り返すことで、記録媒体27aには、画像データが順次書き込まれ(1+、2+、・・・)、バッファメモリ2には、画像処理後の新たな画像データが順次格納され(〈1〉+、〈2〉+、・・・)、バッファメモリ1には、新たなRAWデータが順次格納されていく(〈〈1〉〉+、〈〈2〉〉+、・・・)。
図12(a)の例では、時点t1、t2が、それぞれバッファメモリ1、バッファメモリ2の格納状態が所定の容量を満たした時点である。すなわち、時点t1までは、安定した高速連写撮影が可能であり、時点t2になると、記録媒体27aへの書き込み開始により、撮影コマ間隔が大きくなる。
図12(b)、(c)では、それぞれ、BUFF1_NUM=6、2である場合を示しているが、画像データの記録の流れは図12(a)で説明したのと同様である。図12(b)の例は、高速連写に適しており、図12(c)の例は、撮影枚数を多くとりたい場合に適していると言える。
本実施の形態によれば、設定された撮影モードと連写モードとに応じて、メモリ26のバッファメモリ1、2の撮像画像格納のための容量が自動的に確保される。あるいは、ISO感度と記録画像(記録画素数)とに応じて、バッファメモリ1、2の撮像画像格納のための容量が自動的に確保される。よって、複雑な操作を要することなくバッファメモリの適切な領域設定を行って、メモリ増設等のコストアップを伴わないでバッファメモリの記憶容量を有効に利用することができる。これにより、肝心なときにシャッターチャンスを逃すおそれがなく、著しい性能の低下を引き起こすこともない。
しかも、ISO感度/記録画像に応じてバッファメモリ1、2の容量を決定する際には、バッファメモリ2の最低限必要なメモリサイズを先に確保するので、適切な記録ためのバッファメモリ2の容量を確実に確保した上で、バッファメモリ1に記憶可能な連続撮影コマ数を最大限に設定することができる。
本実施の形態ではまた、連続撮影コマ数設定(図8)の処理により、ユーザによる操作部44の操作で撮影コマ数を指定し、指定された撮影コマ数に応じて、バッファメモリ1、2の撮像画像格納のための容量が自動的に確保される。よって、撮影者の技量に応じて、複雑な操作を要することなくバッファメモリの適切な領域設定を行って、メモリ増設等のコストアップを伴わないでバッファメモリの記憶容量を有効に利用することができる。
また、カスタム機能設定(図10)では、「連続撮影コマ数設定」や「ISO/画素数設定」へのショートカット機能を任意のスイッチに割り当てられるようにしたので、ユーザは、それらの設定を行いたいとき、そのための設定モードに迅速に移行させることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、「レリーズ処理」が異なる。従って、図11に代えて図13を用いて本第2の実施の形態を説明する。その他の構成、処理は、第1の実施の形態と同様である。
図13は、第2の実施の形態において図2、図3のステップS111で実行されるレリーズ処理のフローチャートである。
まず、ステップS601〜S607では、図11のステップS501〜S507と同様の処理を実行する。
次に、ステップS608では、システム制御部20は、前記ステップS607でバッファメモリ1に格納された画像データ(RAWデータ)の数量を確認し、バッファメモリ1に新たに格納可能なRAWデータの数が、1個(1枚)以下であるか否かを判別する。その判別の結果、新たに格納可能なRAWデータの数が、バッファメモリ1に2枚以上確保されている場合は、ステップS609に進んで、次の撮影準備を行う。一方、新規に格納できるRAWデータの数が、1枚以下である場合は、ステップS614に進む。
ステップS609では、システム制御部20は、メモリ26に確保されたバッファメモリ2の空き容量から、RAWデータ1枚分の容量をバッファメモリ1用に確保(バッファメモリ1に付与)可能かどうかを判別する。その判別の結果、バッファメモリ2からバッファメモリ1用にRAWデータ1枚分の容量を確保可能である場合は、ステップS610に進む。一方、前記ステップS609の判別の結果、RAWデータ1枚分の容量が確保可能でない場合は、ステップS611に進む。
ステップS610では、システム制御部20は、バッファッメモリ2の残領域からRAWデータ1枚分の容量を削減すると同時に、その削減した分をバッファメモリ1に付与して、バッファメモリ1の容量をRAWデータ1枚分だけ増加させる。その後、ステップS614に進む。
ステップS611〜S614では、図11のステップS509〜S512と同様の処理を実行する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。しかし、それだけでなく、バッファッメモリ1の残領域が少なくなったら、バッファッメモリ2からバッファッメモリ1にRAWデータ1枚分の容量を移動させる。これにより、バッファッメモリ1に格納可能な連続撮影コマ数を動的に増加可能にして、連続撮影中に撮影コマ数を必要に応じて増やすことができる。
なお、本実施の形態において、バッファメモリ1の容量を増加させるのは、バッファメモリ1に格納可能なRAWデータの数が、1枚以下となったときとした。しかし、その枚数は、1枚に限られず、メモリ26の元の容量等に応じて設定すればよい。
なお、上記第1、第2の実施の形態において、電子撮像装置100は、レンズ交換ディジタルカメラを想定した構成となっているが、レンズ一体型のコンパクトディジタルカメラのような構成としてもよい。
また、記録媒体27aは、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等に限られず、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−RW等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていてもよい。また、外部着脱メモリ部27は、複数設けられていてもよい。さらに、電子撮像装置100に装着される記録媒体27aは、単数に限られず、複数であってもよい。
なお、カメラ制御部10、システム制御部20は、独立した回路構成としたが、システム制御部20がカメラ制御部10を兼ね備えた構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る電子撮像装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態における主ルーチンのフローチャートである。 本実施の形態における主ルーチンの図2の続きのフローチャートである。 バッファメモリ管理テーブルを示す図(図(a))、ISO(記録感度)と記録画素数とで定まるバッファメモリに最低限確保が必要なメモリサイズを規定する必要メモリサイズテーブルを示す図(図(b))である。 メモリの領域設定状態を示す概念図である。 図2、図3のステップS109で実行される撮影条件設定処理のフローチャートである。 同連写モード設定処理のフローチャートである。 図2、図3のステップS117で実行される操作部処理のフローチャートである。 同操作部処理の図8の続きのフローチャートである。 図5(a)〜(c)に対応してカスタム機能設定時に液晶パネル表示部に表示される表示内容を示す図である。 図2、図3のステップS111で実行されるレリーズ処理のフローチャートである。 連写撮影時におけるバッファメモリの格納状態を示す遷移図である。 本発明の第2の実施の形態において図2、図3のステップS111で実行されるレリーズ処理のフローチャートである。
符号の説明
20 システム制御部(割り当て手段、操作子割り当て手段)
21 撮像素子(撮像手段)
23 画像処理部(画像処理手段)
26 メモリ(一時記憶手段)
41 連写モードスイッチ(連写モード設定手段)
42 モードダイアルスイッチ(撮影モード設定手段)
44a セットボタンスイッチ(ISO/画素数モード設定手段、コマ数モード設定手段)

Claims (2)

  1. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段により出力された画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、
    一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段の記憶領域に、前記撮像手段により出力され且つ前記画像処理手段により前記所定の処理が施される前の画像データが記憶される第1領域と前記画像処理手段により前記所定の処理が施された後の画像データが記憶される第2領域とを確保する割り当て手段と、
    撮影モードを設定する撮影モード設定手段と、
    連写モードを設定する連写モード設定手段と、
    ISO感度を設定するISO感度設定手段と、
    記録画素数を設定する記録画素数設定手段とを有し、
    前記割り当て手段は、前記撮影モード設定手段により前記第1領域のサイズが可変である撮影モードが設定された場合に、前記連写モード設定手段により設定された連写モードに応じて、前記一時記憶手段の前記第1領域のサイズ及び前記第2領域のサイズを決定し、前記ISO感度設定手段及び前記記録画素数設定手段によりISO感度及び記録画素数が設定された場合には、設定されたISO感度及び記録画素数に応じて、前記一時記憶手段の前記第2領域のサイズを決定することを特徴とする電子撮像装置。
  2. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段により出力された画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、一時記憶手段と、前記一時記憶手段の記憶領域に、前記撮像手段により出力され且つ前記画像処理手段により前記所定の処理が施される前の画像データが記憶される第1領域と前記画像処理手段により前記所定の処理が施された後の画像データが記憶される第2領域とを確保する割り当て手段と、撮影モードを設定する撮影モード設定手段と、連写モードを設定する連写モード設定手段と、ISO感度を設定するISO感度設定手段と、記録画素数を設定する記録画素数設定手段とを有する電子撮像装置の制御方法であって、
    前記撮影モード設定手段により前記第1領域のサイズが可変である撮影モードが設定された場合に、前記連写モード設定手段により設定された連写モードに応じて、前記一時記憶手段の前記第1領域のサイズ及び前記第2領域のサイズを決定し、前記ISO感度設定手段及び前記記録画素数設定手段によりISO感度及び記録画素数が設定された場合には、設定されたISO感度及び記録画素数に応じて、前記一時記憶手段の前記第2領域のサイズを決定する決定工程を有することを特徴とする電子撮像装置の制御方法。
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