JP4937852B2 - 画像処理装置、画像処理プログラム及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像信号のノイズ(即ち変動成分)の低減に関わるもので、特に、画像を複数の成分に分離して処理する画像処理装置及び画像処理プログラム、並びにその画像処理装置を用いた撮像装置に関する。
特許文献1では、画像に含まれるノイズ量を推定し、推定したノイズ量に応じて、フィルタリングの周波数特性を制御して、画像に含まれるノイズを低減している。輝度ノイズ量をN、濃度値に変換した信号レベルをDとした場合に、N=abcDで関数化して、ノイズ量を推定している。ここで、a,b,cは定数項であり、静的に与えられる。
特開2001−157057号公報
上記特許文献1では、ノイズ量に基づいてフィルタリングの周波数特性を制御するが、このフィルタリングは、画像上の平坦部分もエッジ部分も区別することなく同等に処理する。このため、信号レベルからノイズ量が大と推定された領域にあるエッジ部は劣化することになる。即ち、原信号とノイズを区別した処理に対応することができず、原信号の保存性が悪いという課題がある。さらに、各色信号間に発生する色ノイズに関しては対応できない課題がある。
このように、従来の方法では、画像に含まれるノイズ量を推定し、ノイズ量に応じた周波数特性によりフィルタリングしていたため、ノイズ量が多いと推定された領域に存在するエッジは平滑化されてしまい、画質の劣化を招いていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な画像処理装置、画像処理プログラム、及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置の一態様は、
原画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
を具備することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の一態様は、
光学像を画像信号に変換する撮像手段と、
上記画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
を具備することを特徴とする。
また、本発明の画像処理プログラムの一態様は、
コンピュータを、
原画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な画像処理装置、画像処理プログラム、及び撮像装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
該撮像装置において、レンズ10を通して、固体撮像素子12で電気信号に変換された画像信号は、撮像信号処理部14に入力され、そこでCDS(Correlated Double Sampling)/差動サンプリング、アナログゲインの調整、等が行われる。その後、A/D変換部16でデジタル信号に変換され、デジタル信号処理部18で所定の階調に変換される。
このデジタル信号処理部18の出力は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置20に入力される。該画像処理装置20は、成分分離部22、ノイズ低減処理部24、エッジ情報取得部26、ノイズ低減処理パラメータ取得部28、及び成分合成処理部30を含む。
即ち、成分分離部22は、デジタル信号処理部18の出力信号である原画像信号を第1成分と第2成分に分離する。第1成分は、平坦成分(緩やかに変化する成分)とエッジ成分を含む原画像信号の骨格成分(幾何学的画像構造)であり、第2成分は、テクスチャの様な細かい構造成分とノイズを含む、原画像信号に対する第1成分の残差成分である。原画像信号がモノクロ信号であるので、原画像信号から分離される第1、第2成分とも輝度成分となる。
なお、ここでは、説明を簡単にするために、原画像信号を骨格成分である第1成分と残差成分である第2成分との2成分分離の例を示しているが、3成分以上に分離することも可能である。また、成分分離の方法の詳細については後述する。
ノイズ低減処理部24は、後述する所定の方法でノイズ(変動成分)を低減する。エッジ情報取得部26とノイズ低減処理パラメータ取得部28は、第1成分に含まれるエッジ情報に応じて、所定のノイズ低減処理パラメータを取得し、ノイズ低減処理部24に伝送する。ノイズ低減処理部24では、成分分離部22で得られた第2成分を入力信号とし、後述する所定のノイズ低減処理によって得られる、補正第2成分を出力とする。成分合成処理部30では、前述の第1成分と補正第2成分とを合成し、出力信号を得る。
この画像処理装置20の出力である成分合成処理部30の出力信号は、表示部32に伝送されると共に、圧縮回路34を介して記録メディア36に伝送される。
ここで、成分分離の手法としては、後述するように加算型分離の例が挙げられる。成分合成処理部30では、第1成分と第2成分の混合比を所定の比率で合成する。
上記の処理は、図示しないシステムコントローラの制御に従って、各処理部が動作することにより行われる。
次に、ノイズ低減処理の詳細を説明する。
図2は、上記エッジ情報取得部26、ノイズ低減処理パラメータ取得部28、及びノイズ低減処理部24の詳細構成を示す図である。ノイズ低減処理は、ノイズ低減処理部24におけるローパスフィルタ処理により行われる。この際、エッジ情報取得部26及びノイズ低減処理パラメータ取得部28により得られたエッジ方向に沿ってフィルタリングすることにより、画像の構造を表すエッジ成分を低減させることなく、ノイズ成分のみを効果的に低減する。
エッジ情報取得部26は、水平エッジ抽出部38、垂直エッジ抽出部40、エッジ方向判別部42、及びエッジ強度算出部44から構成される。また、ノイズ低減処理パラメータ取得部28は、フィルタ係数選択部46及び混合係数生成部48により構成され、ノイズ低減処理部24は、方向性フィルタリング処理部50、等方性フィルタリング処理部52、及び合成処理部54から構成されている。
ここで、水平エッジ抽出部38及び垂直エッジ抽出部40は、上記成分分離部22から得られた第1成分に対して、図3(A)及び(B)に示すフィルタを適用し、それぞれの出力の絶対値を算出して水平方向エッジ成分Eh及び垂直方向エッジ成分Evを出力する。図3(A)の出力が水平方向エッジ成分Ehに対応し、図3(B)の出力が垂直方向エッジ成分Evに対応する。
エッジ方向判別部42は、上記水平方向エッジ成分Eh及び垂直方向エッジ成分Evを入力として、下記の(1)式に基づいてエッジ方向を表すエッジ方向指標Dを算出する。
D=Eh−Ev (1)
また、エッジ強度算出部44は、上記水平方向エッジ成分Eh及び垂直方向エッジ成分Evを入力として、下記の(2)式に基づいてエッジ強度を表すエッジ強度指標Sを算出する。
Figure 0004937852
フィルタ係数選択部46は、上記エッジ方向判別部42で算出した上記エッジ方向指標Dに基づいて、図4(A)及び(B)に示すフィルタ係数からフィルタ係数を選択し、方向性フィルタリング処理部50に出力する。ここで、D>0のときは図4(A)に示すフィルタ係数を、そうでないときには図4(B)に示すフィルタ係数を出力する。
混合係数生成部48は、上記エッジ強度算出部44で算出した上記エッジ強度指標Sに基づいて、混合係数Wを生成する。この混合係数Wと上記エッジ強度指標Sとの関係を図5に示す。第1成分に含まれるエッジ成分の強度が小さい領域では、エッジ成分が大きくなるにつれて混合係数が大きくなり、エッジ成分の強度が大きい領域では、混合係数は一定の値となる。なお、図5においてαは、調整用パラメータであり、方向性フィルタの強度を調整するための値である。
方向性フィルタリング処理部50は、上記成分分離部22から得られた第2成分に対して、フィルタ係数選択部46から与えられたフィルタ係数によりフィルタ処理を行い、出力Ouを合成処理部54に出力する。
等方性フィルタリング処理部52は、上記成分分離部22から得られた第2成分に対して、図6に示したフィルタ係数によりフィルタ処理を行い、出力Oiを合成処理部54に出力する。
合成処理部54は、方向性フィルタリング処理部50の出力Ouと等方性フィルタリング処理部52の出力Oiとを、下記の(3)式に従って合成して、補正第2成分である出力Oを得る。
O=WOu+(1−W)Oi (3)
このように、エッジ成分の強度に応じて、エッジ方向に沿ってフィルタ処理することで、エッジ成分を保存しつつノイズ(変動成分)を低減した信号が得られる。
次に、成分分離と合成の詳細について説明する。
図7は、成分分離と合成の概念を示す図である。入力画像から、第1成分を抽出するとき、その基準として、平坦成分や構造要素が保持される処理を用いる。例えば、線形フィルタによる低域分離、メジアンフィルタ、モホロジフィルタによる適応的平滑化を行う。また、後述する有界変動関数による分離を利用する。
図7中の波形図aは、1次元で表した画像の原信号成分を示しており、ノイズを含んでいる。
図7中の波形図bは、成分分離部22によって得られた骨格成分である第1成分を示している。成分分離の方法の詳細については後述する。図7中の波形図cは、成分分離部22によって得られた残差成分としてのテクスチャ成分である第2成分を示している。ここでは、簡単の為に、原信号に対する、第1、第2成分の残差は0としている。
図7中の波形図dは、第2成分に対して、上述のフィルタ処理を行った結果である。
成分合成処理部30では、第1成分とノイズ低減処理部24で補正した第2成分とを所定の比率で合成する。図7中の波形図eは、これに対応するもので、波形図dの信号と波形図bの信号とを1:1で合成した結果を示している。なお、合成時の混合比は、任意に設定することができる。
カラー画像信号の場合、上述のフィルタ処理を第2成分の色成分毎に行う。
なお、本発明においては、成分分離の手法は、本第1実施形態のような方法に限定されることはなく、後述するように、様々な分離方法の何れも適用することができる。
次に、画像の成分分離とノイズ低減の詳細を説明する。
ここでは、加算型分離を例に説明する。
加算型分離では、画像信号Iが、以下の(4)式のように、第1成分Uと第2成分Vとの和として表される。
I=U+V (4)
以下では、有界変動関数とノルムを用いた分離方法を説明する。
第1成分Uが骨格成分、第2成分Vは残差である。これらの分離を行うために、以下の(5)式のようなABC変分モデル(Aujol-Aubert-Blanc-Feraud-Chambolle model)を用いる。なお、このABC変分モデルの詳細については、Jean-Francois Aujol, Guy Gilboa, Tony Chan & Stanley Osher, Structure-Texture Image Decomposition--Modeling, Algorithms, and Parameter Selection, International Journal of Computer Vision, Volume 67 , Issue 1 (April 2006) Pages: 111 - 136 Year of Publication: 2006に開示されている。
Figure 0004937852
ここで、最適解として求められる、第1成分Uの性質としては、不連続境界によって区分された複数の“滑らかな輝度変化の小部分領域”から構成された有界変動関数空間BV(Bounded Variation Function Space)とモデル化され、uのエネルギーは以下の(6)式のTV(Total Variation)ノルムJ(u)で定義される。
Figure 0004937852
一方、上記式(4)中のテクスチャ成分vの関数空間は、振動関数空間Gとモデル化される。振動関数空間Gは、振動母関数g,gによって以下の(7)式のように表現された関数の空間であり、そのエネルギーは以下の(8)式のGノルムとして定義される。
Figure 0004937852
画像Iの分離問題は、エネルギー汎関数(上記(5)式)を最小化する変分問題として定式化される。この変分問題は、ChambolleのProjection法によって解くことができる。なお、カラー画像の分離は、各原色成分を独立に処理することで行う。
入力信号として、原画像信号にガウス性雑音が加わった場合を想定する。本分離方法の特徴として、テクスチャ成分である第2成分Vは雑音の影響を受けているが、骨格画像である第1成分Uは雑音の影響をほとんど受けず、エッジを鈍らせることなく幾何学的画像構造が抽出されている。
そこで、骨格画像である第1成分Uから画像に含まれるエッジ情報を抽出し、得られたエッジ情報に応じて、テクスチャ成分である第2成分Vに雑音除去法を適用した後に、画像を復元する。骨格画像である第1成分Uから得られたエッジ情報は、ノイズの影響を受けていないため、画像の幾何学的構造を表すエッジを鈍らせることなく、画像平坦部のノイズ(変動成分)を効果的に低減することができる。
この他に、加算型分離方法の例としては、以下のような方法がある。
例1:第1成分Uを原画像信号Iに対する直交基底展開の低次の成分とし、第2成分Vを原画像信号Iに対する第1成分Uの残差とする方法
例2:第1成分Uを原画像信号Iにメジアンフィルタ処理した結果とし、第2成分Vを原画像信号Iに対する第1成分Uの残差とする方法
例3:第1成分Uを原画像信号Iに多値モホロジフィルタを掛けた結果とし、第2成分Vを原画像信号Iに対する第1成分Uの残差とする方法
例4:第1成分Uを原画像信号Iに縮小処理を施し、さらに拡大処理を施した結果とし、第2成分Vを原画像信号Iに対する第1成分Uの残差とする方法
例5:第1成分Uを原画像信号IにBilateral Filterを施した結果とし、第2成分Vを原画像信号Iに対する第1成分Uの残差とする方法
このような方法としても、上述のノイズ低減手法と同様に、第1成分Uのエッジ情報によって、第2成分Vのノイズ低減処理を行う方法が適用できる。
以上のように、本第1実施形態によれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出されたエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、エッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
従って、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な画像処理装置及び撮像装置を提供することができる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
本実施形態は、フルカラーに対応したものであり、よって、固体撮像素子12は、フルカラー対応の固体撮像素子である。また、本発明の第2実施形態に係る画像処理装置20は、成分分離部22、第1成分色分離部56、第2成分色分離部58、R信号ノイズ低減処理部60R、G信号ノイズ低減処理部60G、B信号ノイズ低減処理部60B、及び第2成分色合成部62より構成される。
ここで、第1成分色分離部56は、第1成分UをR,G,Bの三色の信号に分離する。第2成分色分離部58は、第2成分VをR,G,Bの三色の信号に分離する。
R,G,Bのそれぞれの信号に対応して、R信号ノイズ低減処理部60R、G信号ノイズ低減処理部60G、B信号ノイズ低減処理部60Bが設けられている。これらは、上記第1実施形態のエッジ情報取得部26、ノイズ低減処理パラメータ取得部28、ノイズ低減処理部24からなる構成の部分と同じものである(図8では、図面の簡略化のため、代表してR信号ノイズ低減処理部60Rのみ図示している)。即ち、例えばR信号ノイズ低減処理部60Rは、第1成分UのR信号からエッジ情報を取得し、それに基づいたノイズ低減パラメータによって、第2成分VのR信号に対してノイズ低減処理を行う。
第2成分色合成部62は、これらR,G,B信号ノイズ低減処理部60R,60G,60Bによってノイズ低減処理が施された、R,G,B各色の第2成分Vを合成して、補正第2成分として成分合成処理部30に出力する。
各色信号に対応したノイズ低減処理部60,62,64は、上述のノイズ低減処理を各色成分独立で行う。
その他は、上記第1実施形態で説明した通りである。
なお、フルカラー対応の固体撮像素子12に関しては、単板方式、複数板方式の何れでも良い。
以上のように、本第2実施形態によれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出された各色信号のエッジ情報に基づいて、色信号毎にノイズ低減処理が行われるため、色信号毎にエッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
本実施形態は、フルカラーに対応したものであり、よって、固体撮像素子12は、フルカラー対応の固体撮像素子である。また、本発明の第3実施形態に係る画像処理装置20は、第1成分輝度生成部64、第2成分輝度色差生成部66、Y信号ノイズ低減処理部60Y、Cb信号ノイズ低減処理部60Cb、Cr信号ノイズ低減処理部60Cr、及び第2成分色合成部62より構成される。
ここで、第1成分輝度生成部64は、第1成分UからY信号を生成する。第2成分輝度色差生成部66は、第2成分VをY,Cb,Crの三色の信号に分離する。
第2成分Vから生成したY,Cb,Crのそれぞれの信号に対応して、Y信号ノイズ低減処理部60Y、Cb信号ノイズ低減処理部60Cb、Cr信号ノイズ低減処理部60Crが設けられている。これらは、上述の第1実施形態のエッジ情報取得部26、ノイズ低減処理パラメータ取得部28、ノイズ低減処理部24からなる構成の部分と同じものである(図9では、図面の簡略化のため、代表してY信号ノイズ低減処理部60Yのみ図示している)。
本第3実施形態では、第1成分Uに含まれるエッジ情報を、第1成分UのY信号から抽出して、Y,Cb,Cr各色成分のノイズ低減処理に用いることに特徴がある。例えば、Cb信号ノイズ低減処理部60Cbは、第1成分UのY信号からエッジ情報を取得し、それに基づいたノイズ低減パラメータによって、第2成分VのCb信号に対してノイズ低減処理を行う。これは、視覚の特性上、輝度成分に含まれる幾何学的構造の方が、色差成分に含まれる幾何学的構造よりも、画質に及ぼす影響が大きいためである。なお、Y信号のエッジ情報のみが取得できれば良いので、図9に示すようにエッジ情報取得部26を各色信号毎に設けることなく、一つにすることもできる。
第2成分色合成部62は、これらY,Cb,Cr信号ノイズ低減処理部60Y,60Cb,60Crによってノイズ低減処理が施された、Y,Cb,Cr各色の第2成分Vを合成して、補正第2成分として成分合成処理部30に出力する。
第1成分輝度生成部64、第2成分輝度色差生成部66は、カラーの原画像信号Iを輝度信号Y及び色差信号Cb,Crへ以下の(9)式に従って変換する。
Figure 0004937852
その他は、上記第1実施形態で説明した通りである。
本実施形態においては、上述のように、A/D変換直後の信号から輝度信号を得るために、全色チャンネルを用いる他、その代替として、輝度信号を最も反映しているGチャンネルを補間した信号を用いても良い。また、色差信号Cb,Crの代替として、R−G、B−G信号を用いても良い。
なお、フルカラー対応の固体撮像素子12に関しては、単板方式、複数板方式の何れでも良い。
以上のように、本第3実施形態によれば、視覚の特性上画質に及ぼす影響が大きい輝度成分に含まれるエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
[第4実施形態]
図10は、本発明の第4実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
本第4実施形態では、上述の第1実施形態の構成に加えて、第2成分エッジ情報取得部68を設けたことを特徴とする。この第2成分エッジ情報取得部68の構成は、図11に示すように、上述した第1実施形態のエッジ情報取得部26の構成と同じである。
また、本実施形態においては、図11に示すように、ノイズ低減処理パラメータ取得部28に、エッジ強度判定部70とエッジ方向選択部72とが付加されている。
ここで、エッジ強度判定部70は、エッジ情報取得部26から出力されたエッジ強度指標S(以下、エッジ強度指標S1と記す)と第2成分エッジ情報取得部68から出力されたエッジ強度指標S(以下、エッジ強度指標S2と記す)とを比較し、大きい方の値を強度指標として、混合係数生成部48へ出力する。また、エッジ強度判定部70は、エッジ強度指標S1とエッジ強度指標S2の比較の結果、大きい方の値に対応する成分示す情報を選択信号として、エッジ方向選択部72へ出力する。そして、エッジ方向選択部72は、この選択信号に従って、エッジ情報取得部26からのエッジ強度指標S1と第2成分エッジ情報取得部68からのエッジ強度指標S2とを選択的にフィルタ係数選択部46に出力する。この結果、第1成分、第2成分それぞれから抽出したエッジ情報のうち、エッジ強度が強い方のエッジ情報が、ノイズ低減処理パラメータの生成に用いられることになる。
上述の第1実施形態に示した有界変動関数と振動関数に分離する方法では、第1成分Uとして画像の骨格を表す骨格成分と、第2成分Vとして画像に含まれるテクスチャを表すテクスチャ成分とに分離される。これに対して、本4実施形態では、第2成分Vに含まれるテクスチャ成分に起因するエッジ情報も考慮してノイズ低減処理パラメータを生成するので、より高精度なノイズ低減処理が行われる。
[第5実施形態]
図12は、本発明の第5実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
本実施形態では、上述の第1実施形態の構成に加えて、本発明の第5実施形態に係る画像処理装置20にノイズ/テクスチャ判別部74を設けたことを特徴とする。即ち、該ノイズ/テクスチャ判別部74により、第2成分に含まれるテクスチャとノイズを判別し、ノイズが支配的である領域に対して、ノイズ低減処理を強くかけることにより、高精度なノイズ低減処理を実現するものである。
図13に示すように、ノイズ/テクスチャ判別部74は、自己相関算出部76、相関値評価部78、領域分割部80とから構成される。また、本実施形態においては、ノイズ低減処理パラメータ取得部28は、指標判定部82と混合係数生成部48とから構成している。
ここで、領域分割部80は、エッジ強度算出部44から与えられたエッジ強度分布に基づいて、画像を複数の領域に分割する。自己相関算出部76は、この領域分割部80から与えられた分割領域毎に、第2成分Vの自己相関関数を算出する。相関値評価部78は、これら各分割領域毎に求められた自己相関関数に対して、ピーク検出処理を行い、対象とする分割領域内に含まれている周期的な信号の量を指標Pとして出力する。
この指標Pは、ノイズ低減処理パラメータ取得部28の指標判定部82に与えられる。指標判定部82は、エッジ情報取得部26から得られるエッジ強度を表すエッジ強度指標Sと上記ノイズ/テクスチャ判別部74から得られる周期的な信号の量を表す指標Pとを比較し、大きい方の値を新たなエッジ強度を表すエッジ強度指標Sとして混合係数生成部48に出力する。混合係数生成部48では、上述の第1実施形態と同様に、エッジ強度指標Sに基づいて、混合係数Wを生成する。
この混合係数Wは、ノイズ低減処理部24の合成処理部54に与えられる。合成処理部54は、成分分離部22で分離された第2成分VをOuとして、等方性フィルタリング処理部52の出力Oiを、上記(3)式に従って合成して出力Oを得え、それを補正第2成分として成分合成処理部30に出力する。
その他は、上記第1実施形態で説明した通りである。
上述の第1実施形態に示した有界変動関数と振動関数に分離する方法では、第1成分Uとして画像の骨格を表す骨格成分と、第2成分Vとして画像に含まれるテクスチャを表すテクスチャ成分とに分離される。これに対して、本第5実施形態では、第1成分Uからエッジ情報を抽出すると共に、第2成分Vからテクスチャ情報を抽出して、両者の情報に応じてノイズ低減処理量を制御しているので、画像に含まれるエッジとテクスチャを保存しつつ、画像に含まれるノイズ(変動成分)を効果的に低減することができる。
[第6実施形態]
図14は、本発明の第6実施形態に係る撮像装置に用いる本発明の第6実施形態に係る画像処理装置20の構成を示す図である。
本実施形態では、ノイズ低減処理パラメータ取得部28がフィルタ係数算出部84によって構成され、ノイズ低減処理部24がフィルタリング処理部86によって構成されている。
即ち、本実施形態は、方向性フィルタを形成するフィルタ係数が、フィルタ係数算出部84において、直接算出されることが特徴となっている。方向性フィルタの算出には、エッジ情報取得部26から得られた第1成分Uのエッジ情報が用いられる。
方向性フィルタは、図15に示すように、エッジに方向に沿って平滑化を行ってノイズ(変動成分)を低減する。図15に示すフィルタ係数の分布は、エッジを示す線に沿った位置にある画素に対する重み係数が大きくなっており、画素の位置がエッジから離れるにつれて、対応する画素に対する重み係数が小さくなっている。
フィルタ係数算出部84によって算出されたフィルタ係数は、ノイズ低減処理部24のフィルタリング処理部86に与えられる。フィルタリング処理部86は、上記成分分離部22から得られた第2成分Vに対して、フィルタ係数算出部84から与えられたフィルタ係数によりフィルタ処理を行い、出力Ouを補正第2成分として成分合成処理部30に出力する。
その他は、上記第1実施形態で説明した通りである。
なお、本実施形態におけるエッジ情報取得部26及びフィルタ係数算出部84の構成方法の例としては、井上光平,浦浜喜一:非等方バイラテラルフィルタによるエッジ保存縞模様強調.電子情報通信学会.信学技法,vol103,N206,89−94(2003.7).に示される非等方バイラテラルフィルタにおける重み係数の算出部分が挙げられる。
以上のように、本第6実施形態によれば、フィルタ係数を直接算出するので、構成が簡単になる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記第2又は第3実施形態を他の実施形態に適用しても良い。
また、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータがこのプログラムを実行することによって、上記機能を実現することも可能である。
図16は、上記第1実施形態に係る画像処理装置20の動作をコンピュータに行わせるための本発明の第1実施形態に係る画像処理プログラムのフローチャートを示す図である。図中、参考のため原画像信号Iを3成分に分離する場合の処理を破線で表しているが、ここでは2成分に分離する場合について説明する。
まず、原画像信号Iを第1成分Uと第2成分Vに分離する(ステップS10)。
次に、第1成分Uよりエッジ情報を取得する(ステップS12)。即ち、第1成分Uより水平方向エッジ成分Eh及び垂直方向エッジ成分Evを抽出し、それらエッジ成分を用いて、エッジ情報としてのエッジ方向を表すエッジ方向指標D及びエッジ強度を表すエッジ強度指標Sを算出する。
そして、その取得したエッジ情報を用いてノイズ低減処理パラメータを取得する(ステップS14)。即ち、上記算出したエッジ方向指標Dに基づいてフィルタ係数を算出し、また、上記算出したエッジ強度指標Sに基づいて混合係数Wを算出する。
その後、その取得したノイズ低減処理パラメータを用いて第2成分Vに対してノイズ低減処理を行う(ステップS16)。即ち、上記算出したフィルタ係数により第2成分Vに対してフィルタ処理を行う共に、所定のフィルタ係数により第2成分Vにフィルタ処理を行い、両フィルタ処理結果を上記算出した混合係数Wに基づいて混合することで、補正第2成分を得る。
そして、第1成分Uと補正第2成分を合成し、原画像信号Iに対してノイズ(変動成分)が低減された合成成分Iを得る。
なお、特に説明はしないが、上記第2乃至第6実施形態に関しても、同様にソフトウェアによって実現できることは言うまでもない。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 原画像信号を、骨格成分である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
を具備することを特徴とする画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。それらの実施形態において、成分分離部22が上記成分分離手段に、エッジ情報取得部26が上記エッジ情報取得手段に、ノイズ低減処理部24が上記変動成分低減手段に、ノイズ低減処理パラメータ取得部28が上記パラメータ取得手段に、成分合成処理部30が上記成分合成手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の画像処理装置によれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出されたエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、エッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供する。よって、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な画像処理装置を提供することができる。
(2) 上記変動成分低減手段は、フィルタリング手段を含み、
上記パラメータ取得手段は、上記第1成分のエッジ情報に基づき、上記フィルタリング手段の係数を変更することを特徴とする(1)に記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。それらの実施形態において、方向性フィルタリング処理部50、等方性フィルタリング処理部52、フィルタリング処理部86が上記フィルタリング手段に対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の画像処理装置によれば、エッジ成分の強度に応じて、エッジ成分を保存しつつノイズ(変動成分)を低減した信号が得られる。
(3) 上記フィルタリング手段は、方向性フィルタリング手段を含み、上記第1成分のエッジ情報に基づき、エッジ方向に沿った方向に平滑化することを特徴とする(2)に記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。それらの実施形態において、方向性フィルタリング処理部50が上記方向性フィルタリング手段に対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の画像処理装置によれば、エッジ成分の強度に応じて、エッジ方向に沿ってフィルタ処理され、エッジ成分を保存しつつノイズ(変動成分)を低減した信号が得られる。
(4) 上記エッジ情報取得手段は、少なくとも上記第2成分のエッジ情報を得る第2エッジ情報取得手段を更に含み、
上記パラメータ取得手段は、上記第1成分のエッジ情報と第2成分のエッジ情報とに基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第4及び第5実施形態が対応する。それらの実施形態において、第2成分エッジ情報取得部68、ノイズ/テクスチャ判別部74が上記第2エッジ情報取得手段に対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の画像処理装置によれば、第2成分に含まれるテクスチャ成分に起因するエッジ情報も考慮してノイズ低減処理パラメータを生成することによって、より高精度なノイズ低減処理が行われる。
(5) 上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報と上記第2エッジ情報取得手段で取得した上記第2成分のエッジ情報とに基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする(4)に記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第4及び第5実施形態が対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の画像処理装置によれば、ノイズ低減処理パラメータと同様に、第1成分のエッジ情報と第2成分のエッジ情報とを考慮して混合係数を生成することによって、第1成分と変動成分が低減された他の成分とを最適に合成できる。
(6) 上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報に基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1乃至第3実施形態が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の画像処理装置によれば、ノイズの影響を受けていない第1成分の強度に応じて、第1成分と変動成分が低減された他の成分とを合成できる。
(7) 上記エッジ情報取得手段は、少なくとも上記第2成分のエッジ情報を得る第2エッジ情報取得手段を更に含み、
上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報と上記第2エッジ情報取得手段で取得した上記第2成分のエッジ情報とに基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第4及び第5実施形態が対応する。それらの実施形態において、第2成分エッジ情報取得部68、ノイズ/テクスチャ判別部74が上記第2エッジ情報取得手段に対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の画像処理装置によれば、第2成分に含まれるテクスチャ成分に起因するエッジ情報も考慮して、第1成分と変動成分が低減された他の成分とを合成することで、最適な合成が行える。
(8) 上記原画像信号は、複数の色信号から構成され、
上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分の各色信号のエッジ情報を取得し、
上記変動成分低減手段は、少なくとも上記第2成分の各色信号の変動成分低減を行い、
上記パラメータ取得手段は、上記各色信号のエッジ情報に基づき、少なくとも上記第2成分の各色信号に対応する上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の画像処理装置によれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出された各色信号のエッジ情報に基づいて、色信号毎にノイズ低減処理が行われるため、色信号毎にエッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
(9) 上記原画像信号は、複数の色信号から構成され、
上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分の各色信号から輝度信号を生成する輝度信号生成手段を備え、上記輝度信号のエッジ情報を取得し、
上記パラメータ取得手段は、上記輝度信号のエッジ情報を用いて、少なくとも上記第2成分の各色信号に対応する上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第3実施形態が対応する。その実施形態において、第1成分輝度生成部64が上記輝度信号生成手段に対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の画像処理装置によれば、視覚の特性上画質に及ぼす影響が大きい輝度成分に含まれるエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
(10) 上記原画像信号は、モノクロ信号であり、
上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分のエッジ情報を、上記第1成分の輝度レベル情報に基づいて取得し、
上記パラメータ取得手段は、上記第1成分の輝度レベル情報で取得した輝度情報に基づきパラメータを取得し、
上記変動成分低減手段は、上記第2成分の輝度レベルに対して、変動成分低減を行うことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1、第4、第5及び第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の画像処理装置によれば、視覚の特性上画質に及ぼす影響が大きい輝度情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、高画質なノイズ低減処理を提供することができる。
(11) 上記成分分離手段は、上記原画像信号を上記第1成分と上記第2成分に加算型分離することを特徴とする(1)乃至(10)の何れかに記載の画像処理装置。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の画像処理装置に関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の画像処理装置によれば、分離及び合成が容易に行える。
(12) 光学像を画像信号に変換する撮像手段と、
上記画像信号を、骨格成分である第1成分と、上記画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
を具備することを特徴とする撮像装置。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。それらの実施形態において、レンズ10、固体撮像素子12、撮像信号処理部14、A/D変換部16、デジタル信号処理部18が上記撮像手段に、成分分離部22が上記成分分離手段に、エッジ情報取得部26が上記エッジ情報取得手段に、ノイズ低減処理部24が上記変動成分低減手段に、ノイズ低減処理パラメータ取得部28が上記パラメータ取得手段に、成分合成処理部30が上記成分合成手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(12)に記載の撮像装置によれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出されたエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、エッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供する。よって、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な撮像装置を提供することができる。
(13) コンピュータを、
原画像信号を、骨格成分である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段、
上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段、
上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段、
上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段、
上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段、
として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
(対応する実施形態)
この(13)に記載の画像処理プログラムに関する実施形態は、第1乃至第6実施形態が対応する。
(作用効果)
この(13)に記載の画像処理プログラムによれば、成分分離により得られた、緩やかに変動する成分とエッジ成分を含む第1成分から抽出されたエッジ情報に基づいて、ノイズ低減処理が行われるため、エッジ成分が保存された、高画質なノイズ低減処理を提供する。よって、画質を劣化させることなく、画像に含まれるノイズ(変動成分)を低減可能な画像処理装置をコンピュータによって実現する画像処理プログラム提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る撮像装置に用いる本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図3は、水平エッジ抽出部及び垂直エッジ抽出部が用いるフィルタを説明するための図である。 図4は、フィルタ係数選択部が出力するフィルタ係数を説明するための図である。 図5は、混合係数Wとエッジ強度指標Sとの関係を示す図である。 図6は、等方性フィルタリング処理部が使用するフィルタ係数を説明するための図である。 図7は、成分分離と合成の概念を説明するための図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 図10は、本発明の第4実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 図11は、第4実施形態に係る撮像装置に用いる本発明の第4実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図12は、本発明の第5実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 図13は、第5実施形態に係る撮像装置に用いる本発明の第5実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図14は、本発明の第6実施形態に係る撮像装置に用いる本発明の第6実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図15は、方向性フィルタを説明するための図である。 図16は、第1実施形態に係る画像処理装置の動作をコンピュータに行わせるための本発明の第1実施形態に係る画像処理プログラムのフローチャートを示す図である。
符号の説明
10…レンズ、 12…固体撮像素子、 14…撮像信号処理部、 16…A/D変換部、 18…デジタル信号処理部、 20…画像処理装置、 22…成分分離部、 24…ノイズ低減処理部、 26…エッジ情報取得部、 28…ノイズ低減処理パラメータ取得部、 30…成分合成処理部、 32…表示部、 34…圧縮回路、 36…記録メディア、 38…水平エッジ抽出部、 40…垂直エッジ抽出部、 42…エッジ方向判別部、 44…エッジ強度算出部、 46…フィルタ係数選択部、 48…混合係数生成部、 50…方向性フィルタリング処理部、 52…等方性フィルタリング処理部、 54…合成処理部、 56…第1成分色分離部、 58…第2成分色分離部、 60R…R信号ノイズ低減処理部、 60G…G信号ノイズ低減処理部、 60B…B信号ノイズ低減処理部、 60Y…Y信号ノイズ低減処理部、 60Cr…Cr信号ノイズ低減処理部、 60Cb…Cb信号ノイズ低減処理部、 62…第2成分色合成部、 64…第1成分輝度生成部、 66…第2成分輝度色差生成部、 68…第2成分エッジ情報取得部、 70…エッジ強度判定部、 72…エッジ方向選択部、 74…ノイズ/テクスチャ判別部、 76…自己相関算出部、 78…相関値評価部、 80…領域分割部、 82…指標判定部、 84…フィルタ係数算出部、 86…フィルタリング処理部。

Claims (12)

  1. 原画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
    上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
    上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
    上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記変動成分低減手段は、フィルタリング手段を含み、
    上記パラメータ取得手段は、上記第1成分のエッジ情報に基づき、上記フィルタリング手段の係数を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記フィルタリング手段は、方向性フィルタリング手段を含み、上記第1成分のエッジ情報に基づき、エッジ方向に沿った方向に平滑化することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記エッジ情報取得手段は、少なくとも上記第2成分のエッジ情報を得る第2エッジ情報取得手段を更に含み、
    上記パラメータ取得手段は、上記第1成分のエッジ情報と第2成分のエッジ情報とに基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報と上記第2エッジ情報取得手段で取得した上記第2成分のエッジ情報とに基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報に基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  7. 上記エッジ情報取得手段は、少なくとも上記第2成分のエッジ情報を得る第2エッジ情報取得手段を更に含み、
    上記成分合成手段は、上記エッジ情報取得手段で取得した上記第1成分のエッジ情報と上記第2エッジ情報取得手段で取得した上記第2成分のエッジ情報とに基づいて定まる混合係数を用いて合成を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像処理装置。
  8. 上記原画像信号は、複数の色信号から構成され、
    上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分の各色信号のエッジ情報を取得し、
    上記変動成分低減手段は、少なくとも上記第2成分の各色信号の変動成分低減を行い、
    上記パラメータ取得手段は、上記各色信号のエッジ情報に基づき、少なくとも上記第2成分の各色信号に対応する上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  9. 上記原画像信号は、複数の色信号から構成され、
    上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分の各色信号から輝度信号を生成する輝度信号生成手段を備え、上記輝度信号のエッジ情報を取得し、
    上記パラメータ取得手段は、上記輝度信号のエッジ情報を用いて、少なくとも上記第2成分の各色信号に対応する上記変動成分低減手段のパラメータを取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  10. 上記原画像信号は、モノクロ信号であり、
    上記エッジ情報取得手段は、上記第1成分のエッジ情報を、上記第1成分の輝度レベル情報に基づいて取得し、
    上記パラメータ取得手段は、上記第1成分の輝度レベル情報で取得した輝度情報に基づきパラメータを取得し、
    上記変動成分低減手段は、上記第2成分の輝度レベルに対して、変動成分低減を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  11. 光学像を画像信号に変換する撮像手段と、
    上記画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段と、
    上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段と、
    上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段と、
    上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  12. コンピュータを、
    原画像信号を、原画像信号にBilateral Filterを施した結果である第1成分と、上記原画像信号に対する上記第1成分の残差から得られる第2成分と、を含む複数の成分に分離する成分分離手段、
    上記複数の成分のうち、上記第1成分のエッジ情報を得るエッジ情報取得手段、
    上記複数の成分のうち、少なくとも上記第2成分の変動成分を低減する変動成分低減手段、
    上記エッジ情報取得手段によって得られた上記エッジ情報報に基づき、上記変動成分低減手段のパラメータを取得するパラメータ取得手段、
    上記第1成分と、上記変動成分低減手段により変動成分が低減された、上記第1成分以外の成分とを合成する成分合成手段、
    として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
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