JP4937785B2 - インクジェットヘッドのクリーニング方法および機構並びに装置 - Google Patents

インクジェットヘッドのクリーニング方法および機構並びに装置 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット記録ヘッド(以下「インクジェットヘッド」という。)のクリーニング方法および機構並びに装置に関し、特に、インクジェットヘッドのノズル面およびその周辺に付着した汚れ、屑、ごみ等を除去するためのクリーニング方法および機構並びに装置に関する。
インクジェット記録装置において、高品質な記録品位を維持するためには、インクジェット記録ヘッドのインク吐出面に残るインクやゴミなどを除去する必要がある。
特許文献1には、ワイピングブレードをヘッドのインク吐出面に対向させ払拭動作を行うことによりクリーニングする方法において、クリーニングの性能を上げるためワイピングブレードの材質、角度、接触のさせ方等についての工夫が開示されている。
特許文献2には、吐出口に対して前記ブレードのクリーニングの回復操作方向の下流側にインク吸収用スリットを設け、前記ブレードによって掻き取ったインクを複数個の吐出口に平行にスリット状に設けられた吸引口を有したインク吸収用スリットによって前記インクを吸い取ることで性能を上げる方法などが開示されている。
特許文献3には、インクジェットヘッドをメンテナンスステーションへと移動させるヘッド移動手段と、その移動させたインクジェットヘッドのノズル及びその周辺を覆う容器被覆手段と、該容器被覆手段により覆ったノズル及びその周辺に洗浄液を吹き付けるスプレーノズルと、該スプレーノズルに洗浄液を送給する送給手段と、そのノズル及びその周辺に洗浄液を吹き付けた洗浄液を洗浄液タンクへと戻す回収手段と、洗浄済みのインクジェットヘッドのノズル及びその周辺をワイピングするワイピング手段と、インクジェットヘッドの洗浄済みのノズルからインクを試噴射させるフラッシング手段とを備えるクリーニング機構が開示されている。
特開2004−291364号公報 特開2004−42571号公報 特開2002−19132号公報
しかしながら、上記特許文献1および2に開示される手法では、インクジェットヘッドのノズル配置面に付着した汚れ、屑、ごみ等を完全に除去することができない場合があった。いずれもブレードを用いたクリーニング手法であるが、繊維屑やごみ等の塵埃は、インクの持つ粘着力のため、ブレードにより一ないし数回拭っただけでは、離脱できないほどに強固に付着している場合があるからである。
特に、インクが染み込んだ塵埃と共に乾燥してしまった場合には、除去能力の不十分さが顕著である。乾燥したインクにより、塵埃がノズルおよびその周辺に強固に離脱不可能に付着してしまうからであると推測される。
また、インクジェットヘッドのノズルおよびその周辺をブレード等の固体物により繰り返し擦る手法においては、ノズル或いはブレード等が早期に摩耗することにより、それらの塵埃等が発生するという課題もある。
本発明は、以上の技術的課題を解決し、インクの吐出性能を回復させノズル抜けが発生しない良好な塗布ができるインクジェットヘッドのクリーニング方法および機構並びに装置を提供することを目的とする。
発明者は、インクジェットヘッドのノズルおよびその周辺にブレード等の固体物を接触させないことを命題に、従来にない新たな技術思想を発明した。
すなわち、第1の発明は、インクジェットヘッドの洗浄領域を洗浄槽で覆い、洗浄槽内の洗浄液噴射ノズルから洗浄領域に洗浄液を噴射し、洗浄槽内のエアー噴射ノズルから洗浄領域にエアーを噴射するインクジェットヘッドのクリーニング方法であって、前記洗浄液噴射ノズルおよび/または前記エアー噴射ノズルを、洗浄槽内でインクジェットヘッドに向かって進退させながら洗浄液の噴射を行うことを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング方法である。
第2の発明は、第1の発明において、前記洗浄液噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させながら洗浄液の噴射を行うことを特徴とする。
第3の発明は、第1または2の発明において、前記エアー噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させながらエアーの噴射を行うことを特徴とする。
第4の発明は、第1ないしのいずれかの発明において、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設される複数の洗浄液噴射ノズルにより洗浄領域に洗浄液を噴射することを特徴とする。
の発明は、第1ないしのいずれかの発明において、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設される複数のエアー噴射ノズルにより洗浄領域にエアーを噴射することを特徴とする。
の発明は、第1ないしのいずれかの発明において、前記洗浄液噴射ノズルから、インクを溶解させる因子を具備した溶媒からなる洗浄液を噴射することを特徴とする。
の発明は、インクジェットヘッドの洗浄領域を覆う洗浄槽と、洗浄槽とインクジェットヘッドを当接ないし非当接させる洗浄部開閉手段と、洗浄領域に洗浄液を噴射する洗浄液噴射ノズルと、洗浄領域にエアーを噴射するエアー噴射ノズルと、洗浄液噴射ノズルに洗浄液を送給するための洗浄液送給手段と、エアー噴射ノズルにエアーを送給するためのエアー送給手段とを備えるインクジェットヘッドのクリーニング機構であって、前記洗浄液噴射ノズルおよび/または前記エアー噴射ノズルを、洗浄槽内でインクジェットヘッドに向かって前進および後退させるノズル移動手段を備えることを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング機構である。
の発明は、第の発明において、前記洗浄液噴射ノズルは、インクジェットヘッドの有するノズル孔と並列して配設される複数のノズル孔を有することを特徴とする。
第9の発明は、第7または8の発明において、前記洗浄液噴射ノズルを、両端に継手を設けた柱状部材により構成し、両端の継手から洗浄液を送出することを特徴とする。
10の発明は、第7ないし9のいずれかの発明において、前記洗浄液噴射ノズルは複数あり、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設されることを特徴とする。
11の発明は、第10の発明において、前記一の洗浄液噴射ノズルのノズル孔が、対向する他の洗浄液噴射ノズルのノズル孔とずれて配置されることを特徴とする。
12の発明は、第ないし11のいずれかの発明において、前記エアー噴射ノズルは、インクジェットヘッドの有するノズル孔と並列して配設される複数のノズル孔を有することを特徴とする。
第13の発明は、第7ないし12のいずれかの発明において、前記エアー噴射ノズルを、両端に継手を設けた柱状部材により構成し、両端の継手から洗浄液を送出することを特徴とする。
14の発明は、第ないし13のいずれかの発明において、前記エアー噴射ノズルは複数あり、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設されることを特徴とする。
15の発明は、第14の発明において、前記一のエアー噴射ノズルのノズル孔が、対向する他のエアー噴射ノズルのノズル孔とずれて配置されることを特徴とする。
16の発明は、第ないし15のいずれかの発明において、前記洗浄液噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させるノズル回動手段を備えることを特徴とする。
第17の発明は、第ないし16のいずれかの発明において、前記エアー噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させるノズル回動手段を備えることを特徴とする。
18の発明は、第ないし17のいずれかの発明において、洗浄槽内に溜まった廃液を回収する廃液回収手段を備えることを特徴とする。
19の発明は、第ないし18のいずれかの発明において、前記洗浄液給手段は、インクを溶解させる因子を具備した溶媒からなる洗浄液を給することを特徴とする。
20の発明は、第ないし19のいずれかの発明に係るインクジェットヘッドのクリーニング機構を有する装置である。
本発明によれば、ブレード等の固体物をインクジェットヘッドのノズルおよびその周辺に接触させることが無いので、摩耗塵を発生させることがなく、インクジェットヘッドをクリーニングすることが可能となる。
また、洗浄液を用いるため、インクが乾燥した場合等においても、強力な洗浄力を発揮するクリーニングを実現することが可能となる。
本発明のクリーニング機構は、種々のインクジェット記録に用いることができるが、以下では、インクジェットプリンタ等のインクジェット塗布機を例に、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
最良の形態のクリーニング機構は、インクジェット塗布機において、インクジェットヘッド1のノズル10の洗浄時に洗浄液が周辺に飛散することを防止するために覆うことを目的とした洗浄槽24と、洗浄槽24とインクジェットヘッド1とを当接ないしは非当接させるための洗浄部開閉手段3と、ノズル10やその周辺(以下「洗浄領域」という場合がある。)に付着したインクやゴミ等を洗い取るために洗浄液12を噴射する洗浄液噴射ノズル21と、洗浄領域に残った洗浄液12を吹き飛ばし、乾燥させるエアー噴射ノズル22と、洗浄液噴射ノズル21に洗浄液を洗浄液タンクから強制送給するための洗浄液送給手段と、エアー噴射ノズル22にエアーを強制送給するためのエアー送給手段と、洗浄槽内24に溜まった廃液を廃液タンク内を負圧状態にすることでドレイン29から廃液タンク14へと回収する廃液回収手段を備えている。
好ましい態様の洗浄液12は、インクを溶解させる因子を具備した無色溶媒(例えば、インクを溶解させている主成分の溶媒)から構成される。
ところで、一般にインクジェットプリンタに使用されるインクは、染料系または顔料系に分類できる。染料とは、キャリア媒体により分子として分散または溶媒和する着色剤である。キャリア媒体は、室温で液体または固体である。通常用いられるキャリア媒体は水または水と有機共溶媒との混合物である。水を主成分とし、これに着色剤および目詰まり防止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。キャリア媒体として水が使用される場合、一般的にそのようなインクには耐水堅牢性が低いという欠点もある。
顔料とは、キャリア媒体に不溶であるが、小粒子の形態で分散または懸濁しており、しばしば凝集および沈澱しないように分散剤の使用により安定化されている着色剤である。そのような化合物は数多く知られており、例えば、有機顔料やカーボンブラック等の顔料を界面活性剤や分散剤を用いて微粒子化し、水等の媒体中に分散させることで着色剤として用いる顔料インクなどがある。
本発明のクリーニング機構は、染料系または顔料系にかかわらず、適用可能である。インクの粘度は、数十cps程度の低粘度のものが主流であるが、飛翔吐出できるものであれば、数百cps程度の中粘度以上のものにも適用可能である。
なお、本発明は、プリント基板における配線パターン印刷、微小部品への潤滑剤の塗布、屋外耐光性表示材料印刷、UV硬化インク印刷等に用いる機能性インクにも適用可能である。
洗浄槽24は、インクジェットヘッド1のノズル10およびその周辺を覆う大きさであり、インクジェットヘッド1の下方に位置するように構成される。洗浄槽24は、インクジェットヘッド1との密着および密封性を保つために弾性体23を具備している。洗浄槽24は、その内部に溜まった使用済の洗浄液(廃液15)を回収するためのドレイン29(開口管)も具備することが好ましい。なお、洗浄槽24は、洗浄槽以外の目的(例えば、負圧発生用キャップ)に使用してもよい。
廃液の回収を負圧で行う場合、インクジェットヘッド1のヘッド面10と洗浄槽24の密着性が重要である。洗浄槽24の当接部材の硬度を軟らかくすることで密着性は高まるが、一方で硬度を軟らかくしすぎると、負圧力に負けて当接部材に変形が生じ隙間が生じてしまう。
また、ヘッド面の傾きに追従できるような構造を設け、洗浄槽24の密着性および密封性を確実なものとすることが好ましい。洗浄槽24の当接部材を弾性体23で構成することで、密着性を向上させることができるが、高硬度の弾性体で構成した場合、ヘッド面と洗浄部2の傾きが大きいと隙間が生ずるという問題があるからである。
ヘッド面と当接する当接部材は硬質な弾性体で構成することで密着性を高め、ヘッド面の傾きに追従できるような自由度を持たせることで密封性を維持することが可能である。
洗浄液噴射ノズル21およびエアー噴射ノズル22は、インクジェットヘッド1のノズル孔の配列に並列に設置される。これら噴射ノズルのノズル孔(噴射孔)は複数あり、且つインクジェットヘッド1のノズル孔の配列に並列に配置されていることが好ましい。最良の形態としては、洗浄液噴射ノズル21とエアー噴射ノズル22が、それぞれの噴射ノズルに形成されたノズル孔の半分のピッチだけズレて配置されることが開示される(図8a参照)。
また、最良の形態の洗浄液噴射ノズル21および/又はエアー噴射ノズル22は、インクジェットヘッド1の洗浄領域に均等(ムラなく)に噴射するための回転機構並びに各噴射ノズルを前進および後退させるための移動機構を具備する。移動機構は、洗浄部2がインクジェットヘッド1の下方に位置する構成の場合には、各噴射ノズルを洗浄槽24内で昇降させる公知の手段により構成することができる。
洗浄液送給手段は、圧力供給ポンプ16と第1の送給弁4aから構成され、第1の送給弁4aの開閉を行い洗浄液タンクに加圧することで、連通部材を介して前記洗浄液噴射ノズル21に洗浄液を強制送給する。
エアー送給手段は、圧力供給ポンプ16と第2の送給弁4bから構成され、第2の送給弁4bの開閉を行うことで、連通部材を介して前記エアー噴射ノズル22にエアーを強制送給する。
図1の構成例における一連の動作フローは次のとおりとなる。
(1)洗浄部開閉手段3によりインクジェットヘッド1を下降させ、インクジェットヘッド1と洗浄槽24とを密着させ、洗浄槽24により洗浄領域を覆う。
(2)送給弁4a「開」、送給弁4b「閉」、送給弁4c「閉」とし、圧力供給ポンプ16からエアーを供給すると、洗浄液タンク11が加圧状態となり、その中にある洗浄液12が連通部材9を介して洗浄液噴射ノズル21に供給され、洗浄液噴射ノズル21の孔からインクジェットヘッドの洗浄領域に洗浄液12が噴射される。図1の構成においては、洗浄液噴射ノズル21は、インクジェットヘッド1のノズル孔の配列に並列に複数の噴射孔や回転機能(回動機能)を具備しているので、洗浄領域に均等(ムラなく)に噴射することができる。
また、洗浄液12は、インクを溶解させる因子を具備した無色溶媒(インクを溶解させている主成分の溶媒)を用いているので、洗浄領域に付着したインクやゴミ等を洗い取ることができる。
なお、洗浄液噴射ノズル21の孔から、洗浄領域に噴射される時間(すなわち、送給弁4a「開」の保持時間)は、任意な時間設定が可能である。
(3)送給弁4a「閉」、送給弁4b「開」、送給弁4c「閉」とし、圧力供給ポンプ16からエアーをエアー噴射ノズル22に供給することで、エアー噴射ノズル22の孔から洗浄領域にエアーが噴射される。図1の構成においては、エアー噴射ノズル22もインクジェットヘッド1のノズル孔の配列に並列に複数の噴射孔や回転機能(回動機能)を具備しているので、洗浄領域に均等(ムラなく)に噴射することができ、洗浄領域に残った洗浄液を吹き飛ばし、且つ乾燥させることができる。
なお、エアー噴射ノズル22の孔から洗浄領域に噴射される時間(すなわち、送給弁4b「開」の保持時間)は、任意な時間設定が可能である。
(4)洗浄部開閉手段3によりインクジェットヘッド1を上昇させ、インクジェットヘッド1のノズル面10と洗浄槽24とを離脱させる。
(5)送給弁4a「閉」、送給弁4b「閉」、送給弁4c「開」とし、圧力供給ポンプ16からエアーを負圧発生手段5へ圧送することで、廃液タンク15の吸引動作が発生するため、廃液タンク15内が負圧状態となり、連通部材9を介して洗浄槽24のドレイン29から使用済の洗浄液の廃液を回収することができる。
以下では、本発明の詳細を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものではない。
本実施例のクリーニング機構は、インクジェットヘッド1に洗浄液12を噴射する機能とエアーを噴射する機能を有する洗浄部2を備える。
図1は、本実施例のクリーニング機構の全体概略構造説明図である。図1に示すように、洗浄部2は、洗浄液噴射ノズル21と、エアー噴射ノズル22と、弾性体23と、洗浄槽24とから構成される。
洗浄槽24は、インクジェットヘッド1のノズル10面の洗浄時に洗浄液12が周辺に飛散することを防止するための部品である。本実施例の洗浄槽24は、インクジェットヘッド1のノズル10およびその周辺(洗浄領域)をその下方から覆うように開口した箱型等の形状をしており、洗浄液12等の耐薬性を考慮した材質を使用する必要があり、例えばステンレス等を用いて構成される。
洗浄槽24には、インクジェットヘッド1のノズル10面との密着性を確保するための弾性体23が装着されている。弾性体23には、比較的硬度な材質を使用するのが好ましく、例えば、ショアA硬度40〜80度ぐらいがよい。
洗浄槽24は、洗浄槽内に溜まった使用済の液(廃液)を回収するためのドレイン29(開口管)を備えている。ドレイン29で使用する材質は、洗浄槽24同様に洗浄液12等の耐薬性を考慮したものを使用する必要があり、例えばステンレスやテフロン(登録商標)等を用いて構成される。
洗浄液12には、インクジェットヘッド1のノズル10面やその周辺に付着したインクを完全に洗い取るために、インクを溶解させている因子を具備した無色溶媒(インクを溶解させている主成分の溶媒)を用いている。
なお、洗浄槽24、弾性体23、およびドレイン29を構成する材質は、洗浄液12の成分によって変えることができる。
洗浄部開閉手段3は、洗浄槽24とインクジェットヘッド1と密着、又は離脱させるためにインクジェットヘッド1に装着される手段である。洗浄部開閉手段3は、昇降用として一般的に使用される手動型やボールねじ型やリニア型などの移動ステージを用いて構成することができ、例えば、移動ステージの製作メーカーには駿河精機社やTHK社製のものが開示される。
洗浄槽24内底部には、洗浄液噴射ノズル21とエアー噴射ノズル22が配設されている。前者は、洗浄槽24により覆われたインクジェットヘッド1のノズル10およびその周辺に洗浄液12を洗浄槽24内側から吹き付けるための手段であり、後者は、インクジェットヘッド1のノズル10およびその周辺に残った洗浄液12を洗浄槽24内側から吹き飛ばし、且つ乾燥されるための手段である。
洗浄液噴射ノズル21は、図2に示すように、中空の柱状部材25にノズル孔27が複数設けてあり、インクジェットヘッド1のノズル10の孔の配列方向と並列に長手方向に沿って配置されている。エアー噴射ノズル22も同様の構造である。
エアー噴射ノズル22と洗浄液噴射ノズル21の配置は、並列、且つ対向して配置されている。また、洗浄液噴射ノズル21のノズル孔27からの噴射方向は、インクジェットヘッド1のノズル10の斜め上端部に向け、且つノズル10の孔より少し外れたところに設定されている。エアー噴射ノズル22についても同様である。
本実施例の中空の柱状部材26のノズル孔28(柱状部材25のノズル孔27)の形状は、図5aに示すように突起形状であるが、これに限定されず、フラットな形状、すなわち、中空の柱状部材26又は25に単なる穴が開いているものでもよい(図5b参照)。
洗浄液噴射ノズル21は、図3に示すように、中空の柱状部材25と連結された回転体6bを装備し、柱状部材25を回転させることにより、インクジェットヘッド1のノズル10面およびその周辺を万遍なく洗浄することができる。ここで、回転体6bは、例えば一般的な回転モータと連結部品(カップリング)等を用いて構成できる。エアー噴射ノズル22についても同様に、回転体6aを有する。
また、洗浄液噴射ノズル21は、図4に示すように柱状部材25自体を昇降させることで前述同様にインクジェットヘッド1のノズル10面およびその周辺を万遍なく洗浄し、、ごみ等を吹き飛ばすことが可能である。この昇降手段としては、例えば、中空の柱状部材25の自重又は吊り下げた重り7により、洗浄液噴射ノズル21のノズル孔27から洗浄液12を噴射する際に、柱状部材25内にかかる高圧の脈動により柱状部材25を上下させることが可能である。他にも、一般的な移動ステージ、ベルト駆動等を用いて昇降手段を構成してもよい。エアー噴射ノズル22についても同様の構成を有する。
洗浄液噴射ノズル21には、洗浄液タンク11から洗浄液12を強制送給するための連通部材9が連結されている。連通部材9は、洗浄液タンク11に貯留された洗浄液12を洗浄液噴射ノズル21に送給するフレキシブルな送給パイプである。
洗浄液12の送給手段は、圧力供給ポンプ16と送給弁4aから構成され、送給弁4a「開」、送給弁4b「閉」、送給弁4c「閉」とし、圧力供給ポンプ16からエアーを供給することで洗浄液タンク11内が加圧状態となり、該タンク内の洗浄液が連通部材9を介して洗浄液噴射ノズル21に供給され、洗浄液噴射ノズルの孔27からインクジェットヘッド1の洗浄領域に噴射される。
また、エアー噴射ノズル22の送給手段は、圧力供給ポンプ16と送給弁4bから構成され、送給弁4a「閉」、送給弁4b「開」、送給弁4c「閉」とし、圧力供給ポンプ16からエアーをエアー噴射ノズル22に供給することで該エアー噴射ノズルの孔28からインクジェットヘッド1のノズル10面およびその周辺に噴射される。
上記洗浄方法を実施することにより洗浄槽24内に溜まった使用済み洗浄液(廃液)は、廃液回収手段により廃液タンク14に回収される。廃液回収手段は、洗浄槽24に装着されているドレイン(開口部)29と廃液を貯蔵するための廃液タンク14とを連通部材9で接続し、廃液タンク14と負圧発生手段5とをフレキシブルな送給パイプで接続することで構成されている。
負圧発生手段5は、圧力供給ポンプ16と送給弁4cを介して接続されている。使用済み洗浄液(廃液)15を廃液タンク14へ回収する際には、送給弁4a「閉」、送給弁4b「閉」、送給弁4c「開」とし、圧力供給ポンプ16からエアーを負圧発生手段5へ圧送することで廃液タンク14内が負圧状態とし、連通部材9を介してドレイン29から廃液15を吸引させることで、廃液15を回収している。
以上の構成を備える本実施例のクリーニング機構によれば、ブレード等の固体物をインクジェットヘッドの洗浄領域に接触させることが無いので、摩耗塵を発生させることがなく、しかも、洗浄液を噴射することにより、インクが乾燥した場合等においても強力な洗浄力をもってクリーニングを実施することが可能となる。
実施例2に係るクリーニング機構は、洗浄液噴射ノズル21およびエアー噴射ノズル22の配置の点で、実施例1に係るクリーニング機構と相違する。
実施例1に係るクリーニング機構においては、インクジェットヘッド1のノズル10およびその周辺に洗浄液12を洗浄槽24内側から吹き付ける洗浄液噴射ノズル21と、ノズル10およびその周辺に残った洗浄液12を、洗浄槽24の内側から吹き飛ばし、且つ乾燥させるエアー噴射ノズル22とを、それぞれ1つず備えていた。
本実施例においては、洗浄液噴射ノズル21とエアー噴射ノズル22とをそれぞれ少なくとも2個以上用いる点に特徴を有する。各噴射ノズルの配置は、図8bに示すように、エアー噴射ノズル22を上方に配置し、記洗浄液噴射ノズル21を下方に配置してもよいし、その逆であってもよい。
また、図7に示すように、2個の洗浄液噴射ノズル21は、インクジェットヘッド1のノズル10の孔の配列に並列に配置されている。エアー噴射ノズル22も同様の配置である。
なお、上方の2本をエアー噴射ノズル22とし、下方の2本を洗浄液噴射ノズル21としてもよいし、洗浄液噴射ノズル21とエアー噴射ノズル22を上下に配置した2組を対向させてもよい。
また、洗浄液噴射ノズル21とエアー噴射ノズル22の配置は、一例であるが図8に示すような対向上に配置された一方を、それぞれの該噴射ノズルに形成された該ノズル孔の半分のピッチだけずらして行ってもよい。
また、噴射ノズルの種類に関係なく、交互に半分のピッチだけずらして配置してもよい。
なお、本実施例では、継手8を洗浄液噴射ノズル22、エアー噴射ノズル21の片側だけに取付けているが、各噴射ノズルの両端に継手を取付け、両方向から液送することにより、各複数のノズルからの噴射をより均一にすることができる。
実施例3に係るクリーニング機構は、洗浄液噴射ノズル21およびエアー噴射ノズル22の形状の点で、実施例2に係るクリーニング機構と相違する。
実施例2では、図7に示すように、エアー噴射ノズル22、洗浄液噴射ノズル21の形状の一態様として、中空の柱状部材26、25をインクジェットヘッド1のノズル10の孔の配列方向と並列に長手方向に延びた長方形ものを説明した。
本実施例における各噴射ノズルの形状は、図9に示すように長方形ものをU字に曲げた形状、図10に示すような環状(リング状)である。
本実施例の様に中空の柱状部材25、25を、U字に曲げた形状部材又は環状(リング状)部材の態様においても、外側の部材と内側の部材をそれぞれの該噴射ノズルに形成された該ノズル孔の半分のピッチだけずらした配置としてもよいことは言うまでもない。
なお、これらの形状の噴射ノズルにおいても、継手8は、片側だけに取付ける態様に限定されず、各噴射ノズルの両端に取付け両方から液送することにより、各噴射ノズルからの噴射をより均一にすることができる。
本発明はインクジェットプリンタに限らず、精密噴霧・注入装置(コーティング装置含む)、精密塗布装置等種々のインクジェット記録に適用することができる。インクジェット式パターニング、例えば、有機ELディスプレイパネルや大型カラーパネルの印刷、産業用マーキング等用の塗布装置・描画装置・印刷装置への適用も可能である。
インクジェット記録方法についてもピエゾ式等の機械変換方式、抵抗発熱ジェット式等の気泡発生方式にかかわらず、適用することが可能である。
また、レンズ製造業界におけるレンズの着色工程での利用、大型印刷業界におけるポスターや建材加飾での利用も可能である。
実施例1に係るクリーニング機構の概略構成図である。 実施例1に係る洗浄部を示した概略構成図である。 実施例1に係る洗浄部の回転機構を説明する図面である。 実施例1に係る洗浄部の昇降機構を説明する図面である。 実施例1に柱状部材のノズル孔を説明する図面である。 実施例1に柱状部材のノズル孔の他の態様を説明する図面である。 実施例2に係るクリーニング機構の概略構成図である。 実施例2に係る洗浄部の回転機構を説明する図面である。 実施例2に係る噴射ノズルの配置を示した概略平面図である。 実施例2に係る噴射ノズルの配置を示した概略斜視図である。 実施例3に係る噴射ノズルの第一の形状例を示した図面である。 実施例3に係る噴射ノズルの第二の形状例を示した図面である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド
2 洗浄部
3 洗浄部開閉手段
4a、4b、4c 送給弁(バルブ)
5 負圧発生手段
6a、6b、6c、6d 回転体
7 重り
8 継手
9 連通部材
10 ノズル
11 洗浄液タンク
12 洗浄液
14 廃液タンク
15 廃液
16 圧力供給ポンプ
21 洗浄液噴射ノズル
22 エアー噴射ノズル
23 弾性体
24 洗浄槽
25、26 柱状部材
27、28 ノズル孔
29 ドレイン

Claims (20)

  1. インクジェットヘッドの洗浄領域を洗浄槽で覆い、洗浄槽内の洗浄液噴射ノズルから洗浄領域に洗浄液を噴射し、洗浄槽内のエアー噴射ノズルから洗浄領域にエアーを噴射するインクジェットヘッドのクリーニング方法であって、
    前記洗浄液噴射ノズルおよび/または前記エアー噴射ノズルを、洗浄槽内でインクジェットヘッドに向かって進退させながら洗浄液の噴射を行うことを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  2. 前記洗浄液噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させながら洗浄液の噴射を行うことを特徴とする請求項1のインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  3. 前記エアー噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させながらエアーの噴射を行うことを特徴とする請求項1または2のインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  4. インクジェットヘッドを挟んで対向して配設される複数の洗浄液噴射ノズルにより洗浄領域に洗浄液を噴射することを特徴とする請求項1ないしのいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  5. インクジェットヘッドを挟んで対向して配設される複数のエアー噴射ノズルにより洗浄領域にエアーを噴射することを特徴とする請求項1ないしのいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  6. 前記洗浄液噴射ノズルから、インクを溶解させる因子を具備した溶媒からなる洗浄液を噴射することを特徴とする請求項1ないしのいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング方法。
  7. インクジェットヘッドの洗浄領域を覆う洗浄槽と、
    洗浄槽とインクジェットヘッドを当接ないし非当接させる洗浄部開閉手段と、
    洗浄領域に洗浄液を噴射する洗浄液噴射ノズルと、
    洗浄領域にエアーを噴射するエアー噴射ノズルと、
    洗浄液噴射ノズルに洗浄液を送給するための洗浄液送給手段と、
    エアー噴射ノズルにエアーを送給するためのエアー送給手段とを備えるインクジェットヘッドのクリーニング機構であって、
    前記洗浄液噴射ノズルおよび/または前記エアー噴射ノズルを、洗浄槽内でインクジェットヘッドに向かって前進および後退させるノズル移動手段を備えることを特徴とするインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  8. 前記洗浄液噴射ノズルは、インクジェットヘッドの有するノズル孔と並列して配設される複数のノズル孔を有することを特徴とする請求項のインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  9. 前記洗浄液噴射ノズルを、両端に継手を設けた柱状部材により構成し、両端の継手から洗浄液を送出することを特徴とする請求項7または8のインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  10. 前記洗浄液噴射ノズルは複数あり、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設されることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  11. 前記一の洗浄液噴射ノズルのノズル孔が、対向する他の洗浄液噴射ノズルのノズル孔とずれて配置されることを特徴とする請求項10のインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  12. 前記エアー噴射ノズルは、インクジェットヘッドの有するノズル孔と並列して配設される複数のノズル孔を有することを特徴とする請求項ないし11のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  13. 前記エアー噴射ノズルを、両端に継手を設けた柱状部材により構成し、両端の継手から洗浄液を送出することを特徴とする請求項7ないし12のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  14. 前記エアー噴射ノズルは複数あり、インクジェットヘッドを挟んで対向して配設されることを特徴とする請求項ないし13のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  15. 前記一のエアー噴射ノズルのノズル孔が、対向する他のエアー噴射ノズルのノズル孔とずれて配置されることを特徴とする請求項14のインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  16. 前記洗浄液噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させるノズル回動手段を備えることを特徴とする請求項ないし15のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  17. 前記エアー噴射ノズルのノズル孔を洗浄領域に向かって回動させるノズル回動手段を備えることを特徴とする請求項ないし16のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  18. 洗浄槽内に溜まった廃液を回収する廃液回収手段を備えることを特徴とする請求項ないし17のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  19. 前記洗浄液給手段は、インクを溶解させる因子を具備した溶媒からなる洗浄液を給することを特徴とする請求項ないし18のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構。
  20. 請求項ないし19のいずれかのインクジェットヘッドのクリーニング機構を有する装置。
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