JP4937037B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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本発明は、プラズマ処理装置に関する。
特許文献1によれば、剛性部材からなる筐体に一対の電極が収容されている。筐体にはネジ孔が形成され、このネジ孔にネジ部材が螺合されている。ネジ部材の先端部は、絶縁部材を介して電極の背面に当たり、電極を押圧している。
特開2004−111385号公報
プラズマ処理時には、電極が熱を持ち、内部に熱応力が発生する。一方、筐体が剛体であると、熱応力の逃げ場が無く、電極を覆う誘電体などが破損するおそれがある。
また、処理ガスが正規のガス路から漏れて構成部材間の隙間に入り込んだ場合、筐体がそれを閉じ込めるため、腐食性成分が構成部材間の隙間に長期間とどまり、構成部材を腐食させたり異常放電を誘起したりするおそれがある。さらに、メンテナンス等で装置を分解したとき、毒性成分が放出されるおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するために提案されたものであり、処理ガスを放電空間に通して被処理物に接触させるプラズマ処理装置において、
第1方向に並べられた複数の電極を含み、前記放電空間を形成する電極群と、
ガスの出入り自由な骨組み状をなし前記電極群を囲んで保持するフレームと、を備え、
前記フレームが、前記電極群の前記第1方向の外側において前記第1方向と交差する方向に延びるフレーム部材を含み、前記フレーム部材の少なくとも一箇所が支持系に連結されて変位が拘束される被拘束部となり、その他の箇所が前記第1方向へ弾性変位可能な変位可能部となっており、
前記フレーム部材の変位可能部と前記電極群との間には、これら変位可能部と電極群とを前記第1方向に沿って互いに離間する向きに押圧する押圧手段を設けたことを特徴とする。
これにより、フレーム部材の弾性力にて電極群を確実に保持することができる。プラズマ処理時に電極内に熱応力が発生した場合は、フレーム部材の弾性変形により、電極の熱膨張を許容でき、誘電体等の電極周辺の構成部材の損傷を防止することができる。また、漏洩ガスがフレームの内側に滞留しないようにでき、構成部材の腐食や異常放電を防止できるとともに、メンテナンス時の安全性を確保することができる。
前記フレーム部材において、長手方向の両端部がそれぞれ前記被拘束部となり、これら被拘束部の間の部分が前記変位可能部となっていることが好ましい。
これにより、フレーム部材の弾性力を確実に発揮させ、電極を確実に保持することができる。
前記押圧手段が、前記変位可能部に設けられたネジ部材を含むことが好ましい。
このネジ部材をねじ込んで電極に押し当てることにより、フレーム部材に弾性力を付与することができる。
前記ネジ部材が、前記フレーム部材に直接的に設けられているのに限られず、前記フレーム部材の変位可能部には押圧受け部材が設けられ、この押圧受け部材に前記ネジ部材が設けられていてもよい。押圧受け部材は、弾性を有していてもよく、前記フレーム部材の延び方向及び前記第1方向と交差する方向に延びていてもよく、その延び方向の端部が解放されて片持ち状になっていてもよく、この端部に前記ネジ部材が設けられていてもよい。
前記電極群及びフレームを収容するチャンバーと、このチャンバー内を排気する排気手段とを、更に備えることが好ましい。
これにより、電極群ひいてはフレームから外に漏洩したガスをチャンバー内に閉じ込めるとともに排気手段にて適切に排出することができる。
隣り合う電極の少なくとも一方の対向面には、固体誘電体が設けられるのが好ましい。
固体誘電体は、セラミックの板状ないしはケース状であってもよく、溶射膜であってもよい。
隣り合う電極の間には、両者の間隔を保持するスペーサが介在される。上記板状ないしはケース状のセラミックの端部に上記スペーサとなる凸部を形成してもよい。
本発明は、大気圧近傍下(ほぼ常圧)でのプラズマ処理に好適である。ここで、ほぼ常圧(大気圧近傍)とは、1.013×104〜50.663×104Paの範囲を言い、圧力調整の容易化や装置構成の簡易化を考慮すると、1.333×104〜10.664×104Paが好ましく、9.331×104〜10.397×104Paがより好ましい。
本発明によれば、フレーム部材の弾性力にて電極群を確実に保持することができる。プラズマ処理時に電極内に熱応力が発生した場合は、フレーム部材の弾性変形により、電極の熱膨張を許容でき、電極周辺の構成部材の損傷を防止することができる。また、漏洩ガスがフレームの内側に滞留するのを回避でき、電極等の腐食を防止できるとともに、メンテナンス時の安全性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図4に示すように、大気圧プラズマ処理装置Mは、チャンバー1と、このチャンバー1内に収容された処理ヘッド2とを備えている。チャンバー1は、塩化ビニールで構成されているが、これに限定されるものではない。チャンバー1から例えば塩化ビニール製の排気ダクト3aが延びている。排気ダクト3aにスクラバ3b、真空ポンプ3c等を含む排気手段3が接続されている。
チャンバー1には開閉部1aが設けられている。この開閉部1aを介して被処理物Wがチャンバー1内に出し入れされるようになっている。チャンバー1内に差し入れられた被処理物Wは、ステージやコンベア等の被処理物設置部4に載置され、処理ヘッド2の下方に位置されるようになっている。
処理ヘッド2と被処理物設置部4上の被処理物Wとは、左右に相対移動されるようになっている。処理ヘッド2が固定され、被処理物Wが移動されるようになっていてもよく、被処理物Wが位置固定され、処理ヘッド2が移動されるようになっていてもよい。
処理ヘッド2は、複数(図4では1つだけ図示)のプラズマ生成器11と、プラズマ生成器11の下側に設けられた噴射ノズル12とを有している。詳細な図示は省略するが、噴射ノズル12は、図4の紙面と直交する前後方向に延びている。複数のプラズマ生成器11が噴射ノズル12の長手方向に並べられている。
各プラズマ生成器11の上に供給ノズル10が設けられている。処理ガス源5からガス送出路5aが延び、各供給ノズル10に接続されている。
供給ノズル10は、処理ガスを左右方向に均一化し、下方のプラズマ生成器11に供給するようになっている。
プラズマ生成器11は、処理ガスをプラズマ化し、下方の噴射ノズル12へ導出するようになっている。
噴射ノズル12は、各プラズマ生成器11からの処理ガスを長手方向に均一化し、下方の被処理物Wへ噴射するようになっている。これにより、被処理物Wのプラズマ表面処理がなされる。
処理ガスは、処理目的に応じて適宜選択される。例えば、窒化膜のエッチングには、CHF等のハロゲン系ガスが用いられる。プラズマ生成器11でのプラズマ化によりHF等の反応性成分が生成されるようになっている。
各プラズマ生成器11の詳細構造を説明する。
図1〜図3に示すように、プラズマ生成器11は、電極群20と、この電極群20を囲んで保持するフレーム30とを備えている。図2及び図3に示すように、電極群20は、複数(例えば5つ)の電極21と、複数の誘電板22を有している。各電極21は、長手方向を左右に向け、幅方向を上下に向けた長方形の板状をなしている。電極21の大きさは、特に限定はないが、例えば高さ5cm、長さ10cm、厚さ25mmである。電極21の材質は、表面にアルマイト処理を施したアルミニウムであるが、これに限定されるものではなく、ステンレス等の他の金属を用いてもよい。
各電極21の内部には、冷却水を通す冷却路21aが形成されている。
複数の電極21は、前後(第1方向)に並べられている。1つ置きの電極21Hが電源(図示せず)に接続され、他の1つ置きの電極21Eが電気的に接地されている。これにより、隣り合う電極21H,21E間に電界が印加され、放電が生成されるようになっている。電極群20の両外側の電極21が、接地電極21Eとなるようにするのが好ましい。
必ずしもすべての隣り合う電極21,21間で放電が生成される必要はない。例えば、接地電極21E、電源電極21H、電源電極21H、接地電極21Eの順に並べられていてもよい。この場合、同極の電極21H,21H間では放電が立たない。
隣り合う電極21,21間に、2枚で一組になった誘電板22,22が互いに重ね合わされた状態で挟持されている。各誘電板22は、アルミナ(誘電体)のセラミックの板で構成され、長手方向を左右に向け、幅方向を上下に向けた長方形をなしている。誘電板22は、電極21より大きく、例えば高さ7cm、長さ13cmである。これら誘電板22が電極21間のスペーサの役目を果たしている。
図2に示すように、誘電板22は、電極21のための収容凹部22aを有して側面視で大略コ字状の断面をなしている。各電極21の上下の端面と誘電板22の収容凹部22aの上下の端部との間には、樹脂製の絶縁部材23が設けられている。
図3に示すように、隣り合う電極21,21間の2枚の誘電板22,22のうち少なくとも一方の重ね合わせ面には、放電空間形成凹部22bが形成されている。図2に示すように、放電空間形成凹部22bの上端部は、誘電板22の上端面に達し、放電空間形成凹部22bの下端部は、誘電板22の下端面に達している。この放電空間形成凹部22b内の電極21,21間に対応する部分が、放電空間11aになっている。
電極群20の上側にはガス導入通路部材41が配置され、下側にはガス導出通路部材42が配置されている。これら通路部材41,42は、金属剛体で構成され、長手方向を前後方向に向け幅方向を水平に向けた長方形をなしている。ガス導入通路部材41には、複数条(例えば4条)のスリット状のガス導入路41aが形成されている。ガス導出通路部材42には、複数条(例えば4条)のスリット状のガス導出路42aが形成されている。
放電空間11aの上端部が、ガス導入路41aを介して供給ノズル10の供給路10aに連なっている。
放電空間11aの下端部が、ガス導出路42aを介して噴射ノズル12の噴射路12aに連なっている。
フレーム30について説明する。
図1〜図3に示すように、フレーム30は、垂直な柱部材31と水平な梁部材32,33,34とを備え、骨組み状になっている。これらフレーム構成部材31〜34は、ステンレス等の金属製の角材で構成されている。フレーム構成部材31〜34の断面寸法は、特に限定がないが、例えば一辺10mmの正方形の断面をなし、各辺を構成する板の厚さは1mmである。
床梁部材32は、ガス導出通路部材42の上面の前側の縁と後側の縁とに左右に向けられて載置、固定されている。
柱部材31は、各床梁部材32の両端部に立設されている。4つの柱部材31の上端部間に一対の縦梁部材33,33と一対の横梁部材34,34が架け渡されている。
縦横4つの梁部材33,34は、平面視で互いに長方形に組まれ、電極群20を囲んでいる。これら梁部材33,34は、電極21の上下方向のほぼ中間の高さに位置されている。
一対の縦梁部材(フレーム部材)33,33は、それぞれ電極群20の前後(第1方向)の外側に配置され、電極群20の外側面に沿って左右(第1方向と交差する方向(第2方向))に延びている。各縦梁部材33の両端部は、柱部材31及び床梁部材32を介しガス導出通路部材42(支持系)に連結・固定され、支持系42に対し変位不能な被拘束部33aとなっている。図3の仮想線で誇張して示すように、縦梁部材33の中間部(被拘束部33aを除いた部分)は、前後(第1方向)に撓むように弾性変位可能になっており、変位可能部33bを構成している。
図1に示すように、各縦梁部材33の中間部(変位可能部33b)には、左右に離れて2つの押圧受け部材35が設けられている。押圧受け部材35は、柱部材31及び梁部材32,33,34と同様の金属製(例えばステンレス)の角材で構成されている。押圧受け部材35の中間部が縦梁部材33と直交して連結されている。押圧受け部材35の両端部は、縦梁部材33から上下方向(第1方向と交差する方向(第3方向))に片持ち状に延びている。押圧受け部材35は、前後(第1方向)に弾性変位可能であり、縦梁部材33の中間部と共に変位可能部33bを構成している。
押圧受け部材35の上下両端部には、ヘリサートからなる雌ネジ孔36が前後(第1方向)に貫通形成されている。この雌ネジ孔36に軸線を前後(第1方向)に向けたネジ部材51が螺合されている。電極群20の両外側面には添え板52が設けられている。この添え板52にネジ部材51の先端が突き当てられている。
ネジ部材51のネジ部と添え板52は、フレーム部材33の変位可能部33bと電極群20との間において、これら変位可能部33bと電極群20とを前記第1方向に沿って互いに離間する向きに押圧する押圧手段50を構成している。
一対の横梁部材(第2フレーム部材)34,34は、それぞれ長手方向を前後方向に向けて電極群20の左右の外側に配置されている。横梁部材34は、縦梁部材33より短い。左側の横梁部材34は、一対の縦梁部材33,33の左端部どうし間に架け渡され、これら縦梁部材33の左端部どうしを連結している。右側の横梁部材34は、一対の縦梁部材33,33の右端部どうし間に架け渡され、これら縦梁部材33の右端部どうしを連結している。
フレーム構成部材31〜35どうしの連結手段は、溶接であるが、これに限定されるものではなく、ボルトなどの他の連結手段を用いてもよい。
上記構成のプラズマ処理装置Mにおいて、ネジ部材51を締め込むと、添え板52が電極群20に前後から押し当てられる。これにより、電極群20を前後から挟み付け保持することができる。縦梁部材33の中間部及び押圧受け部材35は、ネジ部材51の締め込みにより前後外側へ弾性変位する。この弾性力によって電極群20を保持することができる。
横梁部材34は、強い引っ張り強度を発揮し、縦梁部材33の端部(被拘束部33a)の前後(第1方向)への変位を確実に阻止する。これによって、縦梁部材33が弾性力を確実に発揮することができ、電極群20を一層確実に保持することができる。
プラズマ処理に際し、電極21,21間に電界を印加して放電を生成すると、電極21が熱を持ち、内部に熱応力が発生する。この応力は、添え板52及びネジ部材51を介して押圧受け部材35に伝達され、更に縦梁部材33に伝達され、縦梁部材33の中間部及び押圧受け部材35が前後方向(第1方向)に弾性変位する。これにより、電極21を面外方向(第1方向)に膨張変形させることができ、内部応力が蓄積されるのを防止できる。この結果、誘電板22の破損を回避することができる。
フレーム30は骨組み状であるので、軽量であり、組み立ても容易であり、さらには低廉化を図ることができる。また、電極群20からHF等の処理ガスが漏れた場合、この漏洩ガスをフレーム30の外側のチャンバー1内にすみやかに拡散させることができ、プラズマ生成器11内に長期間滞留しないようにすることができる。チャンバー1内に拡散した漏洩ガスは、排気ダクト3aから吸引し、スクラバ3bで無害化して排出することができる。よって、処理ガス中に腐食性成分が含まれていても、電極21その他の部材が腐食するのを防止することができる。また、処理ガス中に毒性成分が含まれていても、メンテナンス作業の安全性を確保することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の改変をなすことができる。
例えば、押圧手段を、フレーム部材に設けるのに代えて、電極群に外側へ突出するように設け、フレーム部材に突き当ててもよい。
フレーム部材の被拘束部は、長手方向の両端に限られず、一端のみに配置されていてもよく、中間の一箇所のみに配置されていてもよく、中間部に2箇所配置されていてもよく、長手方向に離れて3箇所以上に配置されていてもよい。
フレーム部材は、角材(断面四角形状)に限られず、長手方向を前後(第1方向)に向け幅方向を上下に向けた平板状であってもよく、断面L字形状であってもよく、円筒状であってもよい。フレーム部材の材質は、金属に限られず、樹脂であってもよい。
フレーム部材は、第1方向と直交しているのに限られず、第1方向に対し斜めに交差していてもよい。
縦梁部材33の中間部が剛体であり、押圧受け部材35が「フレーム部材」を構成していてもよい。縦梁部材33の押圧受け部材35との接合部が被拘束部となり、そこから押圧受け部材35が片持ち状に延びる部分が変位可能部となっていてもよい。
フレーム30の左右の端部には、横梁部材34に代えて、ガス導出通路部材42から立ち上がる側壁を設け、この側壁にて縦梁部材33の端部(被拘束部33a)を支持してもよい。
排気ダクト3aにHF等の特定成分の検出器を設け、特定成分の排出濃度を監視することにしてもよい。
電極群20は、少なくとも2つ(一対)の電極21,21があればよい。
本発明は、エッチング、アッシング、成膜、洗浄、表面改質等の種々のプラズマ表面処理に適用可能である。
本発明は、例えば半導体基板の製造やフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造に利用可能である。
本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置の処理ヘッドの正面図である。 図1のII-II線に沿う、上記処理ヘッドの側面断面図である。 図1のIII-III線に沿う、上記処理ヘッドの平面断面図である。 上記プラズマ処理装置の概略構成を示す正面図である。
符号の説明
M プラズマ処理装置M
W 被処理物
1 チャンバー
2 処理ヘッド
3 排気手段
11 プラズマ生成器
11a 放電空間
20 電極群
21 電極
42 底板(支持系)
30 フレーム
33 縦梁部材(フレーム部材)
33a 被拘束部
33b 変位可能部
35 押圧受け部材
36 雌ネジ孔
42 底板(支持系)
50 押圧手段
51 ネジ部材
52 添え板

Claims (5)

  1. 処理ガスを放電空間に通して被処理物に接触させるプラズマ処理装置において、
    第1方向に並べられた複数の電極を含み、前記放電空間を形成する電極群と、
    ガスの出入り自由な骨組み状をなし前記電極群を囲んで保持するフレームと、を備え、
    前記フレームが、前記電極群の前記第1方向の外側において前記第1方向と交差する方向に延びるフレーム部材を含み、前記フレーム部材の少なくとも一箇所が支持系に連結されて変位が拘束される被拘束部となり、その他の箇所が前記第1方向へ弾性変位可能な変位可能部となっており、
    前記フレーム部材の変位可能部と前記電極群との間には、これら変位可能部と電極群とを前記第1方向に沿って互いに離間する向きに押圧する押圧手段を設けたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記フレーム部材において、長手方向の両端部がそれぞれ前記被拘束部となり、これら被拘束部の間の部分が前記変位可能部となっていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記押圧手段が、前記変位可能部に設けられたネジ部材を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記変位可能部には、弾性を有して前記フレーム部材の延び方向及び前記第1方向と交差する方向に片持ち状に延びる押圧受け部材が設けられ、この押圧受け部材の延び方向の端部に前記ネジ部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記電極群及びフレームを収容するチャンバーと、このチャンバー内を排気する排気手段とを、更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
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