JP4936036B2 - カード発行装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気カード等のカードに対してデータを書き込んで発行するカード発行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、磁気カードは、個人的なデータを書き込んで使用するため、カード発行装置により固有のデータを書き込み、このデータを書き込んだカードを利用者に配付している。このようなカード発行装置では、カードを一枚ずつ搬送しながら順次固有のデータを書き込むが、フォトカプラ等の光学センサにより、カード通過枚数をカウントしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように光学センサによりカードの通過枚数をカウントする場合、搬送の不安定性や外的なノイズの影響により誤カウントが生じる可能性が常にある。このため、カードにデータを書き込まなかったり、カードに印刷されたデータと異なるデータを書き込んでしまうといった致命的な不具合が起こる恐れがあった。
【0004】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発行内容の誤書き込みを未然に防ぐことを可能としたカード発行装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のカード発行装置は、一定の搬送ピッチでカードを連続状態で搬送しながら固有のデータを書き込んで発行するカード発行装置において、複数のセンサをカードの長辺幅より短い間隔で書き込み工程の前の搬送路に沿って配置するとともに、搬送ピッチを決めてカードを搬送するようにしておき、一つのセンサ自身の入力信号と前後のセンサの入力信号を監視することにより、カードの搬送間隔が正常か否かを判断するように構成したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、具体例を挙げ、図面を参照しながら本発明について説明する。
【0007】
図1〜図3はカード発行装置の搬送ラインにおいてカード間隔の詰まりを検知する場合についての説明図であり、図1は正常な搬送状態での時間的な遷移を示している。
【0008】
図1において1はセンサA〜Eを取り付けたフレームであり、搬送路の一部に配置されている。そして、カード2は搬送路にあるこのフレームに沿って移動することで員数管理が行われる。ここで、カード2の長辺サイズaは84mmであり、センサA〜Eの間隔bは80mm、カード2の搬送ピッチpは168mmである。
【0009】
カード2が連続状態で正常に搬送されている場合、すなわちカード2の搬送間隔が正確に168mmであるとすると、図1の上段、中段、下段に示す順で各センサA〜Eの横をカード2が移動し、各センサA〜Eは表1に示すようにカード2を検知する。この表1(表2,3についても同様)において「ON」は当該センサがカード2を捉えている状態、「OFF」は当該センサがカード2を捉えていない状態を表している。
【0010】
【表1】
【0011】
次に、中央のセンサCに着目して、図2のように、上流のカード2との搬送ピッチが詰まった場合、例えば上流のカード2との間隔xが110mm程度まで詰まったとすると、図2の上段、中段、下段に示す順で各センサA〜Eの横をカード2が移動する。そして、各センサA〜Eは表2に示すようにカード2を検知し、下線部が正常な場合と逆になる
【0012】
【表2】
【0013】
さらに、中央のセンサCに着目して、図3のように、下流のカード2との搬送ピッチが詰まった場合、例えば下流のカード2との間隔yが110mm程度まで詰まったとすると、図3の上段、中段、下段に示す順で各センサA〜Eの横をカード2が移動する。そして、各センサA〜Eは表3に示すようにカード2を検知し、下線部が正常な場合と逆になる。
【0014】
【表3】
【0015】
このように、中央のセンサCに着目し、センサC自身の入力信号と前後のセンサ(センサA,B,D,E)の入力信号を監視してカードの搬送状況を把握することにより、異常な状況の発生が判別できる。この場合、下線部が正常な搬送状態と異常な搬送状態を識別する条件となる。そして、カードの搬送状態に異常があると判断すると、続く書き込み工程でカードに発行内容の誤書き込みを行わないように、カード発行装置を自動的に停止する。
【0016】
以上、一つの具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明したが、本発明によるカード発行装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0017】
【発明の効果】
本発明のカード発行装置は、一定の搬送ピッチでカードを連続状態で搬送しながら固有のデータを書き込んで発行するカード発行装置において、複数のセンサをカードの長辺幅より短い間隔で書き込み工程の前の搬送路に沿って配置するとともに、搬送ピッチを決めてカードを搬送するようにしておき、一つのセンサ自身の入力信号と前後のセンサの入力信号を監視することにより、カードの搬送間隔が正常か否かを判断するように構成したことを特徴としているので、異常がある場合に装置を自動的に停止することにより、発行内容の誤書き込みを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード発行装置の搬送ラインにおいてカード間隔の詰まりを検知する場合についての説明図であり、正常な搬送状態での時間的な遷移を示す図である。
【図2】カード発行装置の搬送ラインにおいてカード間隔の詰まりを検知する場合についての説明図であり、異常な搬送状態での時間的な遷移を示す図である。
【図3】カード発行装置の搬送ラインにおいてカード間隔の詰まりを検知する場合についての説明図であり、異常な搬送状態での時間的な遷移を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 カード
A〜E センサ
Claims (1)
- 一定の搬送ピッチでカードを連続状態で搬送しながら固有のデータを書き込んで発行するカード発行装置において、複数のセンサをカードの長辺幅より短い間隔で書き込み工程の前の搬送路に沿って配置するとともに、搬送ピッチを決めてカードを搬送するようにしておき、一つのセンサ自身の入力信号と前後のセンサの入力信号を監視することにより、カードの搬送間隔が正常か否かを判断するように構成したことを特徴とするカード発行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001223092A JP4936036B2 (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | カード発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001223092A JP4936036B2 (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | カード発行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003036467A JP2003036467A (ja) | 2003-02-07 |
JP4936036B2 true JP4936036B2 (ja) | 2012-05-23 |
Family
ID=19056478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001223092A Expired - Lifetime JP4936036B2 (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | カード発行装置 |
Country Status (1)
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-
2001
- 2001-07-24 JP JP2001223092A patent/JP4936036B2/ja not_active Expired - Lifetime
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